JPH039490Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH039490Y2 JPH039490Y2 JP11034084U JP11034084U JPH039490Y2 JP H039490 Y2 JPH039490 Y2 JP H039490Y2 JP 11034084 U JP11034084 U JP 11034084U JP 11034084 U JP11034084 U JP 11034084U JP H039490 Y2 JPH039490 Y2 JP H039490Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- pedal
- brake pedal
- emergency
- force
- Prior art date
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- Expired
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- 230000036316 preload Effects 0.000 claims description 8
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(関連産業分野)
この考案はブレーキの操作量を一度油圧又は電
気信号に変えてブレーキまで伝達しているブレー
キに関するものである。
気信号に変えてブレーキまで伝達しているブレー
キに関するものである。
(従来技術)
従来のブレーキ装置は油圧バルブのステイツク
や断線や配管の破損時に、非常ブレーキをかける
手段をもうけていないため、きわめて危険であつ
た。又油圧ウインチの様に、クラツチを入れると
油圧のブレーキ力が働くようにしたものでも、ブ
レーキがきかないのに気づいてからのち手でクラ
ツチを瞬時に操作する必要があり実用上は相当に
困難であつた。
や断線や配管の破損時に、非常ブレーキをかける
手段をもうけていないため、きわめて危険であつ
た。又油圧ウインチの様に、クラツチを入れると
油圧のブレーキ力が働くようにしたものでも、ブ
レーキがきかないのに気づいてからのち手でクラ
ツチを瞬時に操作する必要があり実用上は相当に
困難であつた。
(解決しようとする問題)
本考案はブレーキの操作量を一度油圧又は電気
信号に変えてブレーキまで伝達する型式のブレー
キに於て油圧又は電気等の信号伝達ラインの切断
や、油圧バルブ、電気検出器等の故障時にも非常
ブレーキをかけることができるようにしようとす
るものである。
信号に変えてブレーキまで伝達する型式のブレー
キに於て油圧又は電気等の信号伝達ラインの切断
や、油圧バルブ、電気検出器等の故障時にも非常
ブレーキをかけることができるようにしようとす
るものである。
(問題を解決するための手段)
ブレーキペダル又はレバー(以下ブレーキペダ
ルという)全体を機体に対して少くとも1自由度
を残して固定し、これに通常の操作力を加えても
ブレーキペダル全体と機体の相対運動は起さない
が、通常以上の操作力を加えるとブレーキペダル
全体と機体の相対運動を起こすようにし、このと
きの運動を検出する事により非常ブレーキ回路が
別回路で作動する様にした事を特徴とするもので
ある。
ルという)全体を機体に対して少くとも1自由度
を残して固定し、これに通常の操作力を加えても
ブレーキペダル全体と機体の相対運動は起さない
が、通常以上の操作力を加えるとブレーキペダル
全体と機体の相対運動を起こすようにし、このと
きの運動を検出する事により非常ブレーキ回路が
別回路で作動する様にした事を特徴とするもので
ある。
(考案の実施例)
第1図に於て、1はブレーキペダル、2はブレ
ーキ操作量の検出器である。3は戻しばねで、中
間支持部4とブレーキブレーキペダル1との間に
装着されている。5は中間支持部4と機体6との
間に設けた予圧ばねである。予圧ばね5のばね力
は通常の踏力よりは大であるが、非常時の踏力よ
りは小となつている。7は機体6上に設けたリミ
ツトスイツチである。
ーキ操作量の検出器である。3は戻しばねで、中
間支持部4とブレーキブレーキペダル1との間に
装着されている。5は中間支持部4と機体6との
間に設けた予圧ばねである。予圧ばね5のばね力
は通常の踏力よりは大であるが、非常時の踏力よ
りは小となつている。7は機体6上に設けたリミ
ツトスイツチである。
(作用)
ペダル1を踏むと、検出器2がその踏力による
ペダルの移動量を検出器2により検出し、油圧又
は電気信号でブレーキに伝達する。ペダル1を離
すと、戻しばね3によつてペダル1は元の位置に
復帰する。
ペダルの移動量を検出器2により検出し、油圧又
は電気信号でブレーキに伝達する。ペダル1を離
すと、戻しばね3によつてペダル1は元の位置に
復帰する。
通常のブレーキ操作では、踏力が予圧ばね5の
予圧力を超えることはなく、中間支持部4は見掛
上機体6に固定されている。
予圧力を超えることはなく、中間支持部4は見掛
上機体6に固定されている。
検出器2がステツクし、途中で動かなくなつた
り、断線、配管破損等の信号系が切れてブレーキ
が作動しなくなつたとすると、運転者はあわてて
ブレーキを力一杯踏む。この時の踏力以下に予圧
ばね5の予圧を調整しておき、非常時は中間支持
部が機体6に対し相対運動可能となる。この相対
運動をリミツトスイツチ7で検出し、非常用ブレ
ーキ回路を作動させる。
り、断線、配管破損等の信号系が切れてブレーキ
が作動しなくなつたとすると、運転者はあわてて
ブレーキを力一杯踏む。この時の踏力以下に予圧
ばね5の予圧を調整しておき、非常時は中間支持
部が機体6に対し相対運動可能となる。この相対
運動をリミツトスイツチ7で検出し、非常用ブレ
ーキ回路を作動させる。
第2図は踏力と検出系の出力との関係を示し、
aは検出器2の出力グラフ、bはリミツトスイツ
チ7の出力グラフである。グラフから明らかな如
く、通常のブレーキ使用範囲(図のc)では検出
器の出力は踏力に比例して増大する。しかし通常
時の踏力を超える(図のd)検出器に代つてリミ
ツトスイツチ7による出力が瞬時に発生し、非常
用ブレーキ回路の作動出力が発生することがわか
る。
aは検出器2の出力グラフ、bはリミツトスイツ
チ7の出力グラフである。グラフから明らかな如
く、通常のブレーキ使用範囲(図のc)では検出
器の出力は踏力に比例して増大する。しかし通常
時の踏力を超える(図のd)検出器に代つてリミ
ツトスイツチ7による出力が瞬時に発生し、非常
用ブレーキ回路の作動出力が発生することがわか
る。
(効果)
ブレーキペダルを機体に対し少くとも1自由度
を残して取付け、通常の操作時には、ブレーキペ
ダルは機体に対し相対運動を起さないようになつ
ていて、ブレーキ異常時に通常操作力以上の力を
付与すると機体に対し相対運動を生じ、この運動
を検出して非常ブレーキ回路が作動しようとする
ようにしたので、油圧又は電気系統が異常を来し
ても、機械的に大きな操作力を加えるだけで非常
ブレーキが効き、きわめて安全である。
を残して取付け、通常の操作時には、ブレーキペ
ダルは機体に対し相対運動を起さないようになつ
ていて、ブレーキ異常時に通常操作力以上の力を
付与すると機体に対し相対運動を生じ、この運動
を検出して非常ブレーキ回路が作動しようとする
ようにしたので、油圧又は電気系統が異常を来し
ても、機械的に大きな操作力を加えるだけで非常
ブレーキが効き、きわめて安全である。
構成的にも簡単な構成であるから確実な作動が
確保され、安全装置として理想的である。
確保され、安全装置として理想的である。
第1図は本考案に係るブレーキ装置の実施例を
示す。第2図は踏力とブレーキ力の関係を示すグ
ラフである。 図において;1……ブレーキペダル、2……検
出器、3……戻しばね、4……中間支持部、5…
…予圧ばね、6……機体、7……リミツトスイツ
チ。
示す。第2図は踏力とブレーキ力の関係を示すグ
ラフである。 図において;1……ブレーキペダル、2……検
出器、3……戻しばね、4……中間支持部、5…
…予圧ばね、6……機体、7……リミツトスイツ
チ。
Claims (1)
- ブレーキペダル1を中間支持部4に対し戻しば
ね3を介して取付け、前記中間支持部4をさらに
機体6に対し通常の踏力より大で、非常時の踏力
より小さいばね力を有する予圧ばね5を介して支
持し、ブレーキペダル1の通常操作によるブレー
キペダルの移動量と非常時の操作による中間支持
部4の移動量を夫々検出可能としたことを特徴と
するブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11034084U JPS6125261U (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | ブレ−キ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11034084U JPS6125261U (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | ブレ−キ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6125261U JPS6125261U (ja) | 1986-02-14 |
JPH039490Y2 true JPH039490Y2 (ja) | 1991-03-08 |
Family
ID=30669469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11034084U Granted JPS6125261U (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | ブレ−キ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6125261U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2592630Y2 (ja) * | 1992-03-30 | 1999-03-24 | 小松メック株式会社 | 移動式クレーンの非常ブレーキ装置 |
JP4609637B2 (ja) * | 2004-01-28 | 2011-01-12 | 株式会社デンソー | ペダル踏力検出装置 |
-
1984
- 1984-07-23 JP JP11034084U patent/JPS6125261U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6125261U (ja) | 1986-02-14 |
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