JPS5838172Y2 - セイドウソウチ - Google Patents
セイドウソウチInfo
- Publication number
- JPS5838172Y2 JPS5838172Y2 JP1975112841U JP11284175U JPS5838172Y2 JP S5838172 Y2 JPS5838172 Y2 JP S5838172Y2 JP 1975112841 U JP1975112841 U JP 1975112841U JP 11284175 U JP11284175 U JP 11284175U JP S5838172 Y2 JPS5838172 Y2 JP S5838172Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- braking
- switch
- arms
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は特にエスカレータ・エレベータおよびオートロ
ードなどの駆動装置に使用される制動装置に関する。
ードなどの駆動装置に使用される制動装置に関する。
エスカレータなどを運転する駆動装置には運転を停止し
た場合に人身に傷害を与えないように静かに停止する制
動装置が使用されている。
た場合に人身に傷害を与えないように静かに停止する制
動装置が使用されている。
制動装置の制動トルクは一般に駆動電動機の出力の約す
に設定している。
に設定している。
従って制動装置に何らかの故障があってブレーキが開放
されてなくても電動機は駆動できる。
されてなくても電動機は駆動できる。
電動機のブレーキが開放されない状態でエスカレータや
オートロードなどが連続運転されると、ブレーキシュー
に摩擦熱が発生して発火し遂には火災を起したり、電動
機を焼損するなどの事故を発生するに至る。
オートロードなどが連続運転されると、ブレーキシュー
に摩擦熱が発生して発火し遂には火災を起したり、電動
機を焼損するなどの事故を発生するに至る。
これらの事故を防止するためブレーキが開放しているこ
とをスイッチで確認してから電動機を運転することが行
なわれている。
とをスイッチで確認してから電動機を運転することが行
なわれている。
制動装置は一般に制動輪の円筒部を両側からブレーキシ
ューで制動し、ブレーキシューは電磁石で吸引される制
動レバーで開放されるものが使用され、ブレーキの開放
確認のスイッチは両側の制動レバーの動作を確認するた
めに2個使用されている。
ューで制動し、ブレーキシューは電磁石で吸引される制
動レバーで開放されるものが使用され、ブレーキの開放
確認のスイッチは両側の制動レバーの動作を確認するた
めに2個使用されている。
これは制動レバーの何れか一方のみでは動作を完全に確
認できないためである。
認できないためである。
また、スイッチは電磁石のプランジャに取り付けても動
作は同一である。
作は同一である。
しかし上記のごとくブレーキの開放確認のスイッチは2
個必要であるため スイッチ動作点の調整や配線作業の
作業性が悪く、また保守にも多くの時間が必要であるな
どの欠点があった。
個必要であるため スイッチ動作点の調整や配線作業の
作業性が悪く、また保守にも多くの時間が必要であるな
どの欠点があった。
本考案はブレーキの開放確認のスイッチを1個だけ使用
して、しかもブレーキの開放状態を完全に確認できるよ
うにした制動装置を提供することを目的とする。
して、しかもブレーキの開放状態を完全に確認できるよ
うにした制動装置を提供することを目的とする。
以下本考案を図面に示す実施例について説明する。
第1図において1は電動機に直結された制動輪、2は制
動輪1の円筒部を両側からはさんで制動を行うブレーキ
シュー、3はブレーキシュー2を装着しビン4に回動自
在に枢着された制動アーム、5は制動アーム3のブレー
キシュー2のビン4に対する反対側に設置した電磁石で
あって電磁石5が励磁されると制動アーム3の一端を吸
引してブレーキシュー2を制動輪から開放する。
動輪1の円筒部を両側からはさんで制動を行うブレーキ
シュー、3はブレーキシュー2を装着しビン4に回動自
在に枢着された制動アーム、5は制動アーム3のブレー
キシュー2のビン4に対する反対側に設置した電磁石で
あって電磁石5が励磁されると制動アーム3の一端を吸
引してブレーキシュー2を制動輪から開放する。
6は制動アーム3のブレーキシュー2側の端部に設けた
孔に挿入されたロッド、1は一方の制動アーム3の外方
に突出したロッド6に挿着し制動アーム3を制動輪1に
押圧する方向に付勢するばね、8はばね7を調整するナ
ツト、8aは他の一方の制動アーム8aの外方に突出し
たロッド6のナツトである。
孔に挿入されたロッド、1は一方の制動アーム3の外方
に突出したロッド6に挿着し制動アーム3を制動輪1に
押圧する方向に付勢するばね、8はばね7を調整するナ
ツト、8aは他の一方の制動アーム8aの外方に突出し
たロッド6のナツトである。
9は制動アーム3の端部に取着したスイッチ、10はば
ね7とナツト8との間に取着したばね受け、11はばね
受げ10の一端に螺着した押しボルトであって制動アー
ム3,3aが外部方向に動(と押しボルト11がスイッ
チ9のレバー9aを押してスイッチ9の接点を閉路する
。
ね7とナツト8との間に取着したばね受け、11はばね
受げ10の一端に螺着した押しボルトであって制動アー
ム3,3aが外部方向に動(と押しボルト11がスイッ
チ9のレバー9aを押してスイッチ9の接点を閉路する
。
そして上記スイッチを作動させるように対向的に設けた
操作片を上記他の制動アームに連動するように設ける。
操作片を上記他の制動アームに連動するように設ける。
そして二つめ制動アーム3,3aを対向する方向に押圧
するブレーキ用ばね7をスイッチ9を取着した制動アー
ム3の外側に取付けると共にロッド6を挿入して上記ば
ねTを作用させる。
するブレーキ用ばね7をスイッチ9を取着した制動アー
ム3の外側に取付けると共にロッド6を挿入して上記ば
ねTを作用させる。
そこで電磁石5が励磁されると制動アーム3゜3aの一
端が吸引されて制動アーム3は時計方向に制動アーム3
aは反時計方向に回動してブレーキシュー2が制動輪1
を開放する。
端が吸引されて制動アーム3は時計方向に制動アーム3
aは反時計方向に回動してブレーキシュー2が制動輪1
を開放する。
するとスイッチ9は右方向へ押しボルト11は左方向へ
動いてスイッチ9のレバー9aを押しスイッチ9の接点
が閉路する。
動いてスイッチ9のレバー9aを押しスイッチ9の接点
が閉路する。
すなわちブレーキシュー2が制動輪1を開放したことを
スイッチ9の接点で確認できる。
スイッチ9の接点で確認できる。
上記二つの制動アーム3,3aが電磁石の動作により同
時に、かつ正常に作動したとき、スイッチ9が働くよう
に設定する。
時に、かつ正常に作動したとき、スイッチ9が働くよう
に設定する。
したがって制動アーム3,3aの双方、若しくは片方が
作動しない場合には、スイッチ9は動作しないように設
定する。
作動しない場合には、スイッチ9は動作しないように設
定する。
すなわち、スイッチ9が二つの制動アーム3゜3aで動
作し、いずれか一方が不動作の場合に動作しない設定は
、例えば、ばね1の動作ストロークを二つの制動アーム
3,3aが正常に働いたときを100%とすると、その
約60%に圧縮した時に接点が閉路するように設定する
と、両側のブレーキシュー2が制動輪1を開放したこと
を確認できる。
作し、いずれか一方が不動作の場合に動作しない設定は
、例えば、ばね1の動作ストロークを二つの制動アーム
3,3aが正常に働いたときを100%とすると、その
約60%に圧縮した時に接点が閉路するように設定する
と、両側のブレーキシュー2が制動輪1を開放したこと
を確認できる。
すなわち片側のブレーキシューが作動しなげれば、上記
制動アームのストロークは半分の50%になってしまい
、スイッチ9は動作せず、制動装置に異常があることが
確認でき、制動輪1にブレーキシュー2が接触させたま
ま制動輪側を起動させて制動装置や電動機などを焼損さ
せることはなくなる。
制動アームのストロークは半分の50%になってしまい
、スイッチ9は動作せず、制動装置に異常があることが
確認でき、制動輪1にブレーキシュー2が接触させたま
ま制動輪側を起動させて制動装置や電動機などを焼損さ
せることはなくなる。
第2図は他の実施例であって、第1図と同一部品は同一
符号としたので説明は省略する。
符号としたので説明は省略する。
スイッチ9に対向し、操作片をなす押しボルト13をロ
ッド6の制動レバー3,3aの中間部に固着したアーム
12に取着したもので作用は第1図と同じである。
ッド6の制動レバー3,3aの中間部に固着したアーム
12に取着したもので作用は第1図と同じである。
これは機種によって制動が異なるためばね1の圧縮量に
影響されない位置に取付けたものである。
影響されない位置に取付けたものである。
以上の説明のごとく本考案によれば、ブレーキの開放さ
れたことを両側の制動レバーが動作した時にのみスイッ
チの接点を閉路するようにしたのでブレーキ開放が1個
のスイッチで確認ができ、配線作業、調整作業や保守が
容易になり安価な制動装置を提供できる。
れたことを両側の制動レバーが動作した時にのみスイッ
チの接点を閉路するようにしたのでブレーキ開放が1個
のスイッチで確認ができ、配線作業、調整作業や保守が
容易になり安価な制動装置を提供できる。
上記ではスイッチの取付個所を制動レバーに、スイッチ
を作動する押しボルトなどの操作片をロッドに設けたが
、スイッチをロッドに、押しボルトなどの操作片を制動
レバーに設けても良い。
を作動する押しボルトなどの操作片をロッドに設けたが
、スイッチをロッドに、押しボルトなどの操作片を制動
レバーに設けても良い。
またスイッチおよび押しボルトなどの操作片を対向する
制動レバーに設けても良い。
制動レバーに設けても良い。
第1図は本考案の制動装置の一実施例を示す正面図、第
2図は他の実施例を示す正面図である。 1・・・・・・制動輪、2・・・・・・ブレーキシュー
、3・・・・・・制動アーム 5・・・・・・電磁石、
9・・・・・・スイッチ、11.13・・・・・・押し
ボルト。
2図は他の実施例を示す正面図である。 1・・・・・・制動輪、2・・・・・・ブレーキシュー
、3・・・・・・制動アーム 5・・・・・・電磁石、
9・・・・・・スイッチ、11.13・・・・・・押し
ボルト。
Claims (1)
- 製動輪と、この制動輪の円筒部を両側から挾むように配
したブレーキシューを備えた二つの制動アームと、上記
それぞれの制動アームQ途中部に設けた回動支点となる
ピンと、上記制動アームの=端部間に連動するように設
けた電磁石、及び他端側に渡したロッドと、上記ロッド
の端部に前記二つの制動アームのブレーキシューを制動
輪に押圧するよ5[作用させるばねとを備え、上記制動
アームのいずれか一方に制動装置の開放を確認するスイ
ッチを装着すると共に、かつ上記スイッチの動作条件を
、二つの制動アームのストロークでブレーキ開放したと
き上記スイッチが作動、片側の制動アームのみのストロ
ークでブレーキ開放したときは上記スイッチが不作動と
するストロークをなす作動片を前記能の制動アームもし
くはロッドに取着構成したことを特徴とする制動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975112841U JPS5838172Y2 (ja) | 1975-08-15 | 1975-08-15 | セイドウソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975112841U JPS5838172Y2 (ja) | 1975-08-15 | 1975-08-15 | セイドウソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5226091U JPS5226091U (ja) | 1977-02-23 |
JPS5838172Y2 true JPS5838172Y2 (ja) | 1983-08-29 |
Family
ID=28593960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975112841U Expired JPS5838172Y2 (ja) | 1975-08-15 | 1975-08-15 | セイドウソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5838172Y2 (ja) |
-
1975
- 1975-08-15 JP JP1975112841U patent/JPS5838172Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5226091U (ja) | 1977-02-23 |
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