JPH0394855A - 超音波振動式燃料噴射弁 - Google Patents

超音波振動式燃料噴射弁

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JPH0394855A
JPH0394855A JP22741089A JP22741089A JPH0394855A JP H0394855 A JPH0394855 A JP H0394855A JP 22741089 A JP22741089 A JP 22741089A JP 22741089 A JP22741089 A JP 22741089A JP H0394855 A JPH0394855 A JP H0394855A
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fuel
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fuel injection
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利治 野木
Takashige Oyama
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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    • F02M69/04Injectors peculiar thereto
    • F02M69/041Injectors peculiar thereto having vibrating means for atomizing the fuel, e.g. with sonic or ultrasonic vibrations
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 L産業上の利用分野〕 本}ろ明は、内燃機関の超音波振動式燃料噴射弁に係り
、特に、白動車用ガソリンエンジンに好適r.r3j1
音波振動式燃料噴射弁に関する。
〔従来の技術〕 自動車用ガソリンエンジンにお(づる混合気の供給には
、従来から気化器が広(使用さ21、℃いるが、近年、
燃料噴射弁を用いた吸気管内への燃料噴射による混合気
供給方式のユ゛ンジンが広く使用されるようになってき
た。
しかして、このような燃料噴射方式の燃料供給システム
では、その噴躬された燃料の霧化が問題であり、そのた
め、最近、燃料噴射ノズルをM1音波振動させることに
より燃料の霧化を図るようにした、いわゆる超音波振動
式燃料噴剖Jrに゛)いての提案が多く見られるように
なり、その例どして特開昭56−47653号公報の開
示を挙げることが出来る4, ところで、この従来の技術では、ノズルにヌ・11″る
燃料供給用の管路が、このノズルを超蒔波振動させるた
めのホーンに、その振動方向とはほぼ直角な方向に延び
て設け}゛〕れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
」二記従来扶術は、燃刺噴躬弁ωエンジンへの実装につ
いて充分な配慮がされておらず、組付に大きなスペース
を必嬰としたり、騒音の低減やメンテナンスフリー化の
点で問題があった。
本発明は、小^゛Jで付14機器が最小限で済み、エン
ジンへ、の実装が容易で充分な燃料霧化が得られるよ・
)にし,た超音波振動式燃料噴射弁の提供を目的ど4″
′る。
「課題を解決するための手段〕 −[二記L1的は、燃料噴射ノズルを超11波振動させ
る?li歪素子を肉厚短円筒状に形成し、これを超音波
振動用のホーンの、ノズルとは反対側の後端面部に圧接
さぜ、ノズルに燃料を供給する管状の部材を、このff
il累子の中心孔を通してJ二記ホーンの中心軸に沿一
)で直線上に設け、且つ、この管状の部材を上記ホーン
に現れれる超音波振動の節の位[δに一致させて、この
ホーンの後端面に取付けることにより達成される。
[作用] ノズルに燃料を供給する管状の部拐が噴射弁ω1lIl
I1方向に延びているので、燃料配管が容易になり、且
つ、この8Eは、ホーン振動の節が現われる位置で、こ
のホーンに取付けC〕れているので、超汗波振動に対し
てフリーになり、配管が超音波振動により加熱したり、
ホーンの振動を拘束したリケることがなく、エンジンへ
の実装が容易である。
〔実施例〕
以ド、本発明による超音波振動式燃料噴射弁について、
図示の実施例により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例で、図において、lは超音波
ホーン、2は電歪素子、3はスベー・サ、4は反劃部材
、5は管状ねじ部材、6は燃料供給管、7は球弁、8は
スプリングである。なお、この実施例による超音波振動
式燃料噴射弁全体を100で表わす。
超音波ホーン1は燃料噴射弁の本体を構成するもので、
第2図に示ずように、ジュラルミン等の適当なアルミ合
金などで作られ、取付用のフランジ1a、燃料ノズル+
− b、振動面〕C、六座部1d、燃料通路1e、ねじ
部1r、1gなどが形成されている。
電歪素7−2はチタン酸ジルコニウム磁器などの所定電
歪特性を有する材料で、中心にかなり大きな径の員通孔
を有する肉厚の短い円筒状に作られ、管状ねじ部材5に
貢通孔を挿通した状態でスベーサ3を介して、反射部材
4によりホーン1の後端面に圧接されている。このとき
、環状をした反射部材4は、その内面に雌ねじを有し、
管状ねじ部材5の外周面に形成されている雄わじにねじ
込むことにより、ta素子2を、ホーン】の後端簡に圧
接した状態で、管状ねじ部祠5に取付けた状態が得られ
るよー)になっており、さらに、このとき、・1′?状
ねじ部材5は、ホーン1のねじ部1fに、その先端の雄
ねじ部をねじ込むことにまり、このホーン1に取付けて
ある。また、スベーサ3は反射部材4により電歪素f−
2を締め付けたとき、この電歪素子2が破壊するのを防
止する@きをする。
なお、ホーン]と管状ねじ部拐5どは一体成形されてい
るものとして勧良い。また、図では、電歪ffi子2が
積層構造を有するように描かれているが、これは外観だ
けであり、実際には一体形成されているのが通例である
ホーン1の燃料通路1−《〕に対する燃料供給用・管状
部材を構成している燃料供給管6は、このホーン1のね
じ部1gに系合する雄ねし部を有し、これにより、図示
のように、その先端が燃料通路1e内に所定の長さだけ
入り込んだ状態でホーン1に取付けられるようになって
いる。そして、このとき、ねじ部1gは、ホーン1のフ
ランジ]aが形成されている位置に一致するようにして
設けられており、この結果、燃料供:f@管6のホーン
1に対する取付け位置は、このフランジ】aと同じ位置
となるように作られている。また、燃料通路le内に挿
入されているスプリング8の後端を、この燃料供給管6
が押し、これによりスプリング8が所定量だけ押し縮め
られるようにし、球弁7が所定の押圧力で弁座部1dに
押しつけられ、燃料通路1eを閉じ、ノズル1bが閉塞
されるようにする。
第3図は、以上のように構成された本開明の−実施例に
よる超音波振動式燃料噴射弁100の使用態様の一例を
示したもので、図において、]0はエンジンの吸気管で
、これの開LJ部〕Oaに燃料噴射ブ↑100のホーン
H7)先端を挿入させ、フランジlaに設け゛Cある取
付穴に取イ4ねじ11を挿入し、これを吸気管10に設
けてあるねじ穴にねじ込み、0リングなどのパッキン1
2を介して燃料噴射弁100が取{iけられている。
一方、13は燃料ホースで、これは燃料供給管6の後端
に差し込み、ホースバンド14で緊締して固定きれてい
る。
従一)で、この実施例によれば、燃料供給管6が、燃料
噴射弁100の軸方向に沿ってそのまま直線状に延長さ
れているため、燃料ホース13の取伺けが容易になり、
且″〕、横方向に突起する部分が無いので取付けスペー
スが少なくて済む。
ここで、周知のように、吸気管内燃料噴躬方式の内燃機
関では、ガソリンなどの燃料は、燃料ボンブにより数k
g/cd、例えば2,1k名/一の圧力に加圧されて燃
料ホース]3に供給されている。
一方、この燃料噴射弁1.00の電歪素子2には、図示
してない電子制御装置から、エンジンの回転に伴って所
定のタイミング毎に、第4図に示すように、数10ki
{Z,例えば30kHzの交流電圧からなる噴射信号が
供給されている。
これも周知のように、電歪素子2に電圧が印加されると
応力が発生し,この結果、ホーンlに変位が現われる。
従って、第4図に示すよ゜)な交流電圧からなる噴射信
号が印加されると、ホーン1に軸方向の振動が発生し、
このとき、ホーン〕の共振周波数が噴躬信号の周波数に
一致すると、燃料ノズル1bが開口している振動面1e
に大きな振幅の振動を発生させることが出来る。
例えば、電歪素子2として、30枚の積層構造からなる
ものを用い、これに電圧が:30Vで、周波数が上記し
たように3 0 k I−hの場合、ホーン1の振動面
】Cに振幅が50〜100μmの振動を発生させること
が出来た。なお、電歪素子2を2枚の積層構造とした場
合には、同じ程度の振幅を得るためには200V程度の
電圧が必要になる。
このようにして、ホーン1が振動させられる乙このホー
ンの内部に友)る球弁7がスプリング8による押圧力に
抗しで弁座部1dから浮き上がり、この結果、燃料ノズ
ル11)から燃料が噴射され、このとき、振動面]. 
C l.c発牛している振動{,より微粒化が行なわれ
、允分な霧化が得られることになる。ぞして、このとき
の燃料供給最は、第4図に示すイM ”’lの輻(継続
時間)’ll’pにより制御するこどができる。丁なオ
)も、第4図で、期間1′アをエンジンの回転周期に対
応しで変化させ、こび)期間T7&!M号輻]”■)の
比、いわゆるデュー・テイを制御する.:之二により燃
料供給敬を制御するようにな一)゜Cいる。
ここで、第1図に戻り、この実施例゛(・は、■−.糺
したよ・うに、ホーン1の後端に管状ねじ8ll材5が
、没けられ゛乙おり、これに電歪素−f2が、その貫通
孔を抑通した状態でスベーサ3を介して、反射部材4に
よりホーン1の後端面に圧接された状態で取付けられC
いる。
従一)で、この実施例によれば、電歪素子2にj、リホ
ーン】に発生する振動の状態を、第EJ図に示すような
モードにすることが川来る.、 この第5図において、(a)は燃料噴躬JPi O (
:lを・表わし、14図(b)は、この燃料噴躬弁10
0の軸上に現われる振動σ)振幅を表わしている、゛范
歪素子2に発生した応力は、反射部キ1−i 4 .!
′ホーン上の後端面に伝達され、ホーンエに変位を発生
させる。そして、この変位はホーンILを伍搬して拡大
され、第5図(l))に示すように、ホーン1の先端に
ある振動肉1. aで最大になる。−・方、このときフ
ランジ1aが存在する位置には娠動の節、つ永り振輻が
ほとんごゼロになる点が現われること(..:なる。
ところで、第1図、第2図で説明したように、この実施
例では、燃料供給管6はホ・ン1のソフンジ】ζ1と同
じ位置に取付けてある。
従って、この実施例によれば、電歪素子2によりホーン
1を振動させたときにあ、ホーン1の振動は撚料供給管
6にはほとんど伝達されず、このため、燃料供給管6の
後端に燃料ホース]3をホースバンド14で緊締して固
定しても、ホ ン】山振動が抑托されることが無く、少
ない駆動電力で燃料の霧化を充分に得ることが出来、他
方、燃料ホース13にホーン1からω振動が伝搬して、
この燃料ホースを劣化させたり、発熱さ+!.t−りす
る虞れ+ノ無く、高い信頼性を容易に得るこヒが出来る
また、この実施例では、フランジ1 aの位置がホーシ
目に現われる振動の節の位置に一致しているため、この
フランジ1aにより燃料噴射ブヤ100を吸気管10に
取付けても、これによりホーン1の振動が抑J=されて
しまうことも無い。
第6図は本発明の他の−実施例で、この実施例は第1図
の実施例における管状ねじ部材5を省絡し7、第6図(
a)に示すように、電歪素子2の貫通孔を燃料供給管6
に直接挿通した状態でスベーサ3を介して、反射SIX
 vJ4によりホーン】の後端面に圧接するようにして
取付けたものである。反射部材4は燃料供給管6の外周
面に形成してある雄ねじに嵌合してねじ止めされ、これ
により電歪素子2をホーン1の後端に圧接するようにな
っていしかして、この実施例では、この燃料供給管6の
長さを、ホーン1に対する取付位置から所定の長さにな
るようにしてあり、これにより、第6図(b)に示すよ
うに、ホーン1のフランジlaの位置で現看)れた掘動
の節が、この燃料供給管6の後端部でも現われるよ・)
にしたものである。つまり、この実施例では、燃料供給
管6の長さを適当に選択し、これにより第6図(b)に
示す振動モードが現われるように構成したものである。
この第6図の実施例によれば、電歪素子2によりホーン
1が振動したとき、この振動がそのまま燃料供給管6に
伝えられるが、しかして、その後端部では振動の振輻が
ゼロになっているため、これに第3図に示すようにして
燃料ホース】3を連結しても、ホーン1の振動が抑圧さ
れたり、燃料ホース」3にまで振動が仏搬したりするこ
とが無《、従って、この実施例によっても、大振幅の噴
射信号を用いることなく充分な燃料の霧化か得られると
共に、部材の発熱や劣化が充分に抑えられ、高い信頼性
を得ることが出来る。
なお、この実施例で、燃料供給管6の振動の節が現オ)
t′Iる位置までの長さ、1まり振動がゼロになる位置
まごの長さは、第6図(1))に示すように、フランジ
1aσ)位置からλ/2の点になる。
ここで、λは次のようにして定まる。
λ=C/「 ?:噴射信号の周波数 e:ホーン1内での音速 従って、ホーン1の相質を、例えばAQtし、その共振
周波数が30kl{zであったとすれば、c=5XLO
’ari/s λ=1 6■■■ となるので、 λ/ 2 = 8 an が得i′)れ、従って、燃料供給省6ω長さはフランジ
1+1山位置から8amになるようにし、こび)点て燃
料ホース13を連結寸るようにすれば良い。
次に第7図も本発明の−・実施例で、図において、4.
・lは反射部材4ε一体形成きれた円筒部1ある。
一方、第8図はホーン]の詳細を示したもので・、燃料
供給管6がねじ止めされるねじ85】κに加え.て段差
部1 bが形成され℃れり、この段差1!i51hに,
第7図に示すよう1こ円筒i154a(D先端部4F冫
を嵌台きせ、圧入することにより反射部材4がホーン1
に取付けられ、且一)、電歪素子2がホーン1の後端面
に押圧された状態で保持されるよ)(Jしたものである
この第7図の実施例によれば、第1図の実施例と同様な
効宋が得られるJ−.、反射部材4をホーン1の段差部
1hに圧人寸るだけで電歪素了゜−2の取付トづが得ら
れるので、組)″tが界易も、二なり、且て)、組立て
た後では、円筒部4aにより電歪素子2が環れれた状態
になるので、この電歪素子2の保訝が可能になるヒ共に
、燃料噴射時に電歪素7−2から発生1る振動音をしや
へいし、騒音を抑えるここが出来る。
第9図も本発明の〜・′J.施例で、この実施例が第1
図の実施例こ異なる点は、反則部材4にフランジ部4G
が形成してあり、このフランジ部4Cを複数本のボルト
15によむ}ホーンlのフランジ1aiこ取付けるよ・
)にし、これ屹より電渭素−f−2をホーン上の後錫而
に圧接した状態で組立られるようにしだ点どけであり、
その他の点では同15゛(・ある、なお6ボルト15の
本数+!3本以Lあれば良い この実施例によれば、電歪素子2.の取イ4に−′.弔
1管構造を必要としないので、構成が簡単になり,且つ
、組立も容易になるどいう効果がある。
第10図も本発明の−実施例で、全体的な構成は第6閏
の実施例εほば同じであるが、反!}1部材4が比穀的
肉厚円柱状に作られ、その中心に、後端に開放した円筒
ブく状の窄所4dが形成しである点が異なり、さらに、
この実施例では、燃料供給管6の長さは第6図の実施例
の場合に比して.知く作られている点でも異な,ってい
る。
そし,で、この反射部材・1は,燃料供給管6の外周面
に形成されている雄ねじに嵌合された雌ねじ部材(ナッ
ト)として機能し、スベーサ3を介して?t歪素子・2
をホーン1の後端部に圧接した状態で組立される。
この実施例によれば、反射部材4に空所4dが形成され
ているため、この反射部材4の振動が燃料供給管0に伝
れるのが抑えられ、この結果、燃料供給管6に伝えられ
てしまう振動のかなりσ)部分が抑えられ、実用辷充分
な振動抑制効果を簡単な構成により得ることが出東る。
第11図も本発明の−・実施例で、図1、おいて、6a
はホーン1内に設けられた燃料通路で、燃料供給管6に
連通しており、6bは更にこの燃料通路6aに連通した
燃料戻し管であり、その他の点は第1図の実施例と同じ
である。従って、この実施例は第1図の実施例の改良形
こ考えれば良い。
そして、この第11図の燃料噴射弁110は、第12図
に示すように、燃料ボンブ16と燃r=レギュレータ1
7に連結され、燃料供給管6には燃料タンク】8から燃
料ボンブ16で加圧された燃料が供給され、これから燃
料通路6aを通って燃料戻し,管6bに溢れた撚料は燃
FF.レギュレータ17を介して燃料タンク18に戻さ
れるので、結局、ホーン1内での燃料の圧力は、燃圧レ
ギュレータ17による圧力調整作用により、所定の一定
饋、例えば上記したように、2.1 kz/cdの一定
の圧力に保持されることになる6なお,この燃料圧力は
一例に過ぎず、本発明は任意の燃料圧力のもヒで実施し
て良IIXこヒはいうまでもない。
この第11図の実施例によれば、第1図の実施例と同様
な効果に加えて、常時、所定の量の燃料を燃料供給管6
内に流しておくことが出来るから、燃料供給通路内に気
泡が発生しても、それを燃料タンク18に戻すことがで
き、燃料供給量の制御が正確になり、且つ、このときの
燃料の流れにより電歪素子2の冷却作用が得られるので
、安定した動作を容易に保つことが出来る。
第13図も本発明の一実施例で、この実施例は、第1図
の実施例による燃料噴射弁において、その燃料供給管6
の中に、第14図にその詳細を示すように,更に第2の
管路6Cを同心状に設けたものである。そして、この内
側の管路6Cを燃料ボンブに連結して加圧された燃料を
供給し、燃料供l@管6を燃圧レギュレータに連結する
ことにより、余分な燃料を戻すようにしてやれば、第】
l図、第12図で説明した実施例と同様な効果を得るこ
とが出来る上、この実施例によれば、燃料噴射弁の横方
向に燃料戻り管が無いから、実装態様も含めて充分に省
スペース化を図ることが出来る。
第15図も本発明の一実施例で、この実施例は、第1図
の実施例における管状ねじ部材5を燃料の戻り通路部拐
こして利用したもので、この管状ねじ部材5を延長させ
、その後端部5aを戻し燃料管路6dに連結するヒ共に
、燃料供給管6の途中に開D6eを設けたものである。
この実施例においては、燃料ボンブて加圧されて燃料供
給管6に供給された燃料のうちの余分の燃料は、開「1
6eを通って管状ねじ部材5内に溢れ、その後端部5a
を通って戻し燃料管路6dに流れ込むようになり、従っ
て、この実施例によれば、この管状ねじ部材5内を通過
する燃料により電歪素子2が冷却されるため、エンジン
の温度が上昇しても常に電歪素子2の温度は適正な範囲
に保たれ、エンジンの高回転、高負荷状態でも精度良く
燃料供給量を制御することができると共に、燃料中での
気泡の発生も効果的に抑えることが出来る。
なお、この実施例では、戻し燃料管路6dにホーン】の
振動が伝えられてしまうが、第15図の構成から明らか
なように、この戻し燃料管路6dは管状ねじ部材5の後
端部5aで支持されているだけなので、これの存在によ
りホーン1の振動が阻害されることはほとんど無く、充
分な燃料の霧化を得るここが出来る。
また、この実施例では、ホーン1の外周に溝を設け、こ
こに○リングなどのパッキン】2を保持させ,吸気管の
開口部での気密性を保つように構成してある。
ところで、以上の実施例では、例えば第3図に示すよう
に、燃料ホース】3を燃料供給管6に連結して燃料を供
給し、他方、燃料噴射弁の取付けには別途、取付用のね
じなどを用いるようになっているが、本発明による燃料
噴射弁の取イ・」けには第16図に示すような方法を用
いるようにしても良い。
すなわち、この第■6図において、燃料噴射弁lOOは
エンジンの吸気管】Oの開口部1. 0 aにホーン1
の先端を挿入した形にされ、その燃料供給管6の後端部
に燃料供給管路部材20を系合させることにより保持さ
れるようになっている。
この燃料供給管路部材20は、図示してない所定の部拐
により吸気管]Oに着脱可能に取句けられ、燃料噴射弁
100を所定の位置まで吸気管10に押し付けた状態に
保持し、このときの気密性の保持はパッキン]2により
与えられるようになっている。
一方、燃料供給管6と燃料供vi管路部材20との連結
は、固定部材19とパッキン21とにより気密性を保っ
て与えられるようになっており、その詳細を第17図に
より説明すると、燃料供給管6の後端には膨大部6fと
鍔部6g、6 bとが形成されており、これにより第1
6図に示すようにして燃料供給管6と燃料供給管路部材
20との気密性を保った嵌合が与えられ、固定部材19
により燃料噴射弁]..O Oが取付けられるようにな
っている。
−1一記した本発明の実施例によれば、電歪素f−2に
よりホーンlに大きな振動がなえられていても、燃料似
給管6の後端部にはほとんど振動が現われないから、こ
の第16図に示すようにして燃料噴射弁を取付けても、
ホーン]の振動が阻害されることはなく、充分な燃料σ
)n化を得ることが出来る。
「発明の効果〕 本発明によれば、燃料供給部材を振動させないようにす
ると共に、この燃料供給部材の延長方向を燃料噴射プf
の中心軸と一致させたので、コンパクトに構成でき、燃
料供給路中での流動損失が少なく、また、余分な燃料の
溢流が可能に構成することが帛來るので、燃料中での気
泡の発生が防止でき、七つ、電歪素子の冷却が得られる
ので、常に正確な燃料供給量制御を得るこヒが出来る。
また、燃料供給部材が振動しないので、燃料供給系統で
の燃料ホース、パッキンなどの発熱や劣化が抑えられ、
高いイ=頼性を容易に得ることができ、且つ、駆動電力
の低減が図れるなどの効果を充分に得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による超音波振動式燃料噴射弁の第一の
実施例を示す断面図、第2図はホーンの詳細を示す断面
図、第3図はエンジンへの取付状態の〜実施例を示す説
明図、第4図は噴躬信号の波形図、第5図は本発明の第
二の実施例を示す説明図、第6図は本発明の簗三の実施
例を示す説明図、第7図は本発明の第四の実施例を示す
説明図、第8図はホーンの断面図,第9図は本発明の第
五の実施例を示す断面図、第10図は本発明の第六の実
施例を示1″断面図、第11図は本発明の第七の実施例
を示す断面図、第12図は燃料供給系の説明図、第13
図は本発明の第八の実施例を示す断面図、第14図はそ
の一部拡大断面図、第15図は本発明の第九の実施例を
示す断面図、第16図はエンジンへの取付状態の他の一
実施例を示す説明図、第17図はその〜部拡犬説明図で
ある。 1・・・・・ホーン、2・・・・・電歪素子、3・・・
・・・スベーサ、4  反射部材、5・・・・・管状ね
じ部材、6・・燃料供給管、7・・・・・・球弁、8・
・・・・・スプリング。 第 1 図 1:ホーン 3:スN−サ′ 5 : つこ『、尤友〉tスヒ゛邪15(7:孫午 2:電歪t} 4=反M釘君 6:左さオ叶1共,給管 8:スフ゜リノグ 第 2図 ー3・ 第 3 図 10 第 4 図 令 第6図 第 5 図 第 7 図 4b 第 8 図 第 9 図 15 F) 第10図 第13図 10 3 第11図 6b 6o )19 10 第12図 働 第15図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、燃料噴射ノズルを形成する超音波ホーンと、このホ
    ーンの中心を貫通してホーンの先端部に開口するノズル
    に連通した燃料通路と、この燃料通路内に設置した球弁
    と、上記ホーンを超音波励振する電歪素子とを備え、こ
    の電歪素子による超音波励振により燃料の噴射と噴射燃
    料の霧化とが行なわれる方式の超音波振動式燃料噴射弁
    において、上記燃料通路に連通する燃料供給用管状部材
    の上記ホーンに対する接続位置を、上記電歪素子から上
    記ホーンに伝播する超音波波動によって、該ホーン上に
    現われる振動の節の位置に一致させたことを特徴とする
    超音波振動式燃料噴射弁。 2、請求項1の発明において、上記燃料供給用管状部材
    が上記ホーンの中心軸に沿って直線状に延長されている
    ことを特徴とする超音波振動式燃料噴射弁。 3、請求項2の発明において、上記ホーンの後端部が、
    上記燃料供給用管状部材の外側に同心円状をなして直線
    状に延びる管状の部材として形成され、この管状の部材
    に、肉厚短円筒状に作られた上記電歪素子が、その中心
    孔を挿通した状態で上記ホーンの後端面に圧接するよう
    に取り付けられていることを特徴とする超音波振動式燃
    料噴射弁。 4、請求項2の発明において、上記ホーンの後端部が、
    上記燃料供給用管状部材の外側に同心円状をなして直線
    状に延びる円筒状の部材として形成され、この円筒状の
    部材の内側に、肉厚短円筒状に作られた上記電歪素子が
    、その中心孔が上記燃料供給用管状部材を緩やかに挿通
    した状態で上記ホーンの後端面に圧接するように取り付
    けられていることを特徴とする超音波振動式燃料噴射弁
    。 5、請求項2の発明において、上記電歪素子が肉厚短円
    筒状に作られ、この電歪素子が、上記燃料供給用管状部
    材に、その中心孔を挿通した状態で上記ホーンの後端面
    に圧接するように直接取り付けられていることを特徴と
    する超音波振動式燃料噴射弁。 6、請求項2の発明において、上記電歪素子が肉厚短円
    筒状に作られ、この電歪素子の中心孔が上記燃料供給用
    管状部材を緩やかに挿通した状態で、上記ホーンの後端
    面に圧接するように、ねじにより直接取り付けられてい
    ることを特徴とする超音波振動式燃料噴射弁。 7、請求項2の発明において、上記燃料供給用管状部材
    が二重管で構成され、上記ノズルへの燃料の供給通路と
    、該ノズルからの余剰燃料のリターン通路とが形成され
    ていることを特徴とする超音波振動式燃料噴射弁。
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