JPH03249374A

JPH03249374A - 燃料噴射装置

Info

Publication number: JPH03249374A
Application number: JP5027690A
Authority: JP
Inventors: Motonaga Akagi; 赤木　基修; Naofumi Fujie; 直文藤江; Kazuo Miyasato; 宮里　和夫; Yukihiro Kajita; 梶田　幸裕; Hirotane Sugiura; 裕胤杉浦; Miyuki Horikawa; 堀川　みゆき
Original assignee: Aisin Seiki Co Ltd
Current assignee: Aisin Corp
Priority date: 1990-02-28
Filing date: 1990-02-28
Publication date: 1991-11-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は、燃料噴射装置に関するものであり、例えばエ
ンジンの燃料噴射装置に用いられる。

（従来の技術）従来よりエンジンの燃料噴射装置には様々なものがあり
、例えば電子制御燃料噴射装置では、燃料噴射孔を有す
るボデー内部に燃料室が形成され、この燃料室内には燃
料が外部から供給されている。

また、燃料噴射孔はソレノイド手段によって制御される
バルブにより開閉され、このソレノイド手段には外部に
配置されるＥ　ＣＵ　（Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃ　Ｃｏｎ
ｔｒｏｌ　ＩＪｎｉｔ）からの電気信号を受けて駆動さ
れるものである。

このような従来技術の例として、例えば特公昭５６−４
２７３９号公報に開示されたものがある。

（発明が解決しようとする課題）しかし、上述の従来の燃料噴射装置では、ソレノイド手
段の軸方向長さが大きく、また、燃料噴射孔を開閉する
バルブも燃料噴射装置の軸方向に移動するものであるた
め、必然的に燃料噴射装置本体の軸方向長さが大きくな
ってしまう。

また、バルブが軸方向に移動するものであるためやソレ
ノイド手段を使用しているために、バルブ開閉の応答性
の向上には限界があった。

更に、噴射燃料の霧化性能が他の燃料供給手段のキャブ
レタ等に比べて劣っており、燃焼効率があまり良くない
という不具合を有している。

そこで、本発明ではバルブ開閉の応答性を向上し、且つ
噴射燃料を高霧化することを、その技術的課題とする。

〔発明の構成〕

（課Ｂを解決するための手段）前述した本発明の技術的課題を解決するために講した本
発明の技術的手段は、燃料噴射装置を、ハウジングと、
ハウジング内部に形成される燃料室と、燃料室とハウジ
ング外部とを連通ずる燃料入口及び噴射孔と、噴射孔を
開閉しハウジング内部に収容されるバルブと、バルブを
噴射孔を閉じる方向に付勢するスプリングと、バルブを
開方向に付勢する駆動手段とを有し、駆動手段は、ハウ
ジングに外周部が固設され一端がバルブに係合するホー
ンと、ホーンの他端に係合する圧電素子とから成るよう
にしたことである。

（作用）上述した本発明の技術的手段によれば、バルブを開方向
に付勢する駆動手段が微小振動を行う部材（圧電素子・
ホーン）で構成されているので、バルブ開閉の応答性が
向上すると共に、この微小振動により噴射燃料を高霧化
できる。

（実施例）以下、本発明の技術的手段を具体化した実施例について
添付図面に基づいて説明する。

燃料噴射装置１０のハウジング１１は、その内部に燃料
室１２を有している。燃料室Ｉ２とハウジング１１の外
部とは燃料人口１３及び噴射孔１４により連通している
。但し、燃料室１２と噴射孔１４との間には燃料通路１
５が形成されている。

ここで、燃料人口１３は燃料通路１６を介して高圧燃料
源１７と連通している。一方、噴射孔１４は図示しない
エンジンの吸気管や燃焼室に開口している。

燃料室１２には噴射孔１４を開閉するバルブ１８が収容
されており、このバルブ１８は、バルブ１８のフランジ
部１８ａと燃料室１２０段付部１２ａとの間に配設され
たスプリング１９により、噴射孔１４を閉じる方向に付
勢している。但し、バルブ１８は燃料室１２の上端に形
成されたストッパ２１により図示上方向への移動量が規
制されている。また、フランジ部１８ａの外周面と燃料
室１２の内周面との間にはシール部材２０が配設されて
いる。

さて、ハウジング１１の燃料室１２上方には、バルブ１
８を開方向に付勢する駆動手段２１が配設されている。

駆動手段２１を構成するホーン２２はその外周部の一部
がハウジング１１にポルト２２によす固設されている。

また、ホーン２２は図示下方に凸状部２２ａを有し、凸
状部２２ａの端部はバルブ１８の図示上端と係合してい
る。また、ホーン２２の図示上方はネジ部２２ｂを有し
ており、このネジ部２２ｂに係合するナツト２３により
駆動手段２１を構成する圧電素子２４．２５が、ホーン
２２の図示上端とナツト２３との間に挟持される。

従って、駆動手段２１はいわゆるランジュバン型振動子
として構成される。

ここで、圧電素子２４．２５は図示しない電気配線を介
して図示しない制御回路と電気的に接続されている。

また、ハウジング１１の図示上端にはカバー２６が係合
している。

以上の構成を有する燃料噴射装置１０の作動について以
下に説明する。

本発明実施例の燃料噴射装置は例えば自動車エンジンの
燃料噴射装置として作用し、エンジンが始動されると、
高圧燃料源１７から燃料室１２に高圧燃料（例えば１０
０ｋｇ／ｃｍ２程度）が供給される。

燃料噴射時期以外においては、圧電素子２４２５に何ら
電気エネルギが供給されておらず、スプリング１９の付
勢力は燃料圧力よりも高いので、燃料室１２内の燃料は
噴射されない。

ここで、燃料噴射時期になると、制御回路から圧電素子
２４．２５に交流電圧が印加され、圧電素子２４．２５
は微小振動（超音波振動）を起こす。この微小振動はホ
ーン２１を伝達する際に凸状部２２ａの作用により拡大
され、バルブ１８に伝達する。

従って、バルブ１８も微小振動をするために、噴射孔１
４がある周波数で開閉され、噴射孔開時に燃料がエンジ
ンの吸気管や燃焼室に噴射される。

このとき同時に、噴射燃料はバルブの振動により高霧化
されるものである。

この後、燃料噴射時期が終了すると、制御回路からの圧
電素子２４．２５への交流電圧印加が停止され、ホーン
２２の振動が停止するので、燃料噴射も停止する。

［発明の効果］以上に示した様に本発明では、バルブを開方向に付勢す
る駆動手段が微小振動を行う部材（圧電素子・ホーン）
で構成されているので、バルブ開閉の応答性が向上する
と共に、この微小振動により噴射燃料を高霧化できる。

従って、本発明による燃料噴射装置を組付けられたエン
ジンの燃焼効率がアップして、エンジンの性能向上が図
られる。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明実施例の燃料噴射装置の一部断面図を示
す。ｌＯ・・・燃料噴射装置、１１・・・ハウジング、１２・・・燃料室、１３・・・燃料入口、１４・・・噴射孔、１８・・・バルブ、１９・・・スプリング、２１・・・駆動手段、２２・　・　・ホーン、２４．２５・・・圧電素子。

Claims

【特許請求の範囲】

ハウジングと、該ハウジング内部に形成される燃料室と
、該燃料室と前記ハウジング外部とを連通する燃料入口
及び噴射孔と、該噴射孔を開閉し前記ハウジング内部に
収容されるバルブと、該バルブを前記噴射孔を閉じる方
向に付勢するスプリングと、前記バルブを開方向に付勢
する駆動手段とを有し、該駆動手段は、前記ハウジング
に外周部が固設され一端が前記バルブに係合するホーン
と、該ホーンの他端に係合する圧電素子とから成る燃料
噴射装置。