JPH039451A - ネットワークシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数のホストおよび複数のワークステーショ
ンをネットワーク（通信網）で接続した分散型のネット
ワークシステムに関する。

従来の技術 従来のこの種のシステムは、第３図に示すように、複数
のホス）４０．　４０’および複数のワークステーショ
ン（ＷＳ）　２０’を相互に接続する通信ネットワーク
１０と、このネットワーク■０を管理するセンターホス
トＩとを有するとともに、各ワークステーション２０′
がそれぞれ、主制御部をなすＣＰＵ　（中央処理装置）
１と、ＷＳ内部Ｉ／Ｆ（インターフェイス）部２と、ネ
ットワークＩ／Ｆ部３と、作業用メモリー４と、上記ネ
ットワーク１０によって通信を行なうのに必要な通信シ
ステム情報を記憶するメモリー５と、内部バス６とを有
し、次のような手順で通信を行なっていた。

すなわち、第４図に示すように、各ワークステ−ショ７
２０°はそれぞれ、通信開始に際して、まず、ネットワ
ーク１０を介してセンターホスト加を呼び出す（Ｓｌ）
。呼び出しによってセンターホスト３０との通信が正常
に確保されたならば（Ｓ２−ＹＥＳ）　、このセンター
ホストＩから、上記ネットワーク１０によって通信を行
なうのに必要な通信システム情報をロードして自己のメ
モリー５にセーブする（Ｓ３）。この後、センターホス
）３０との通信を打ち切シ、メモリー５にセーブした通
信システム情報によって、本来の目的とする端末（ホス
ト）をアクセスして通信を行なう（Ｓ４）。

通信システム情報は、ネットワークシステム内の各端末
ごとに割シ当てられたアドレス情報などによって編成さ
れる。アドレス情報は任意の端末を選択的にアクセスす
るために使われる。

以上のように、ワークステーションは、通信を開始する
度にセンターホス）３０から最新の通信システム情報を
ロードすることによって、目的の通信端末を確実にアク
セスすることができる。また、システム全体としては、
ホストの増設などによって通信システム情報に変更があ
っても、個々のワークステーション２０′がその変更さ
れた通信システム情報を通信開始の度にロードすること
によって、その変更への追従が自動的に行なわれるため
、システム構成の柔軟性が高いという利点がある（たと
えば、特開昭６３−８２０３９号公報参照）。

発明が解決しようとする課題 しかし、かかる構成によれば、（１）システムの信頼性
を維持することが難しい、（２）システムの規模が大き
くなるにしたがって、ネットワークの利用効率が悪くな
シ、オーバヘッド（一種の過負荷状態）が起きやすくな
る、という問題があった。

上述の問題は以下の理由で生じる。

すなわち、第１に、各ワークステーションはそれぞれ、
センターホストをアクセスして通信システム情報をロー
ドしなければ通信を行なうことができないため、センタ
ーシステムのダウンがただちにシステム全体のダウンに
なってしまう。このことが、システムの信頼性維持を困
難にする原因の一つとなっていた。

第２に、システム内のいずれかのワークステーションが
通信を開始する度に、センターホストからワークステー
ションへ通信システム情報の伝送が行なわれるため、シ
ステムの規模が大きくなって伝送すべき通信システム情
報の量が多くなるにしたがって、その通信システム情報
を伝送するためのネットワーク占有時間の割合が多くな
って、ネットワークを本来の通信のために利用できる時
間が減ってしまう。このことが、ネットワークの利用効
率を悪くシ、システムのオーバヘッドを起こしやすくす
る原因となっていた。

上述した問題を回避する手段としては、通信を行なうの
に必要な通信システム情報をセンターホストに集中させ
ずに、ワークステーション側に置くことが考えられる。

しかし、上記通信システム情報をワークステーション側
に置いてしまうと、通信システム情報の管理が困難にな
って、ホストの増設や交換などのシステム変更が簡単に
行なえなくなる。つまシ、システム構成の柔軟性が低下
してしまう、という別の問題が生じる。

本発明は、上述の課題に鑑みてなされたもので、システ
ム構成の柔軟性を損なうことなく、システムの信頼性を
確保しやすくシ、かつネットワークの利用効率を高めて
オーバーヘッドを起きにくくすることができるネットワ
ークシステムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は上述の課題を解決するため、ワークステーショ
ン側において、ネットワークによって通信を行なうのに
必要な通信システム情報およびそのシステム情報のバー
ジョンを不揮発性のメモリーに記憶させるようにし、通
信開始に際して上記不揮発性メモリーに記憶されている
バージョンが現行の通信システム情報のバージョンと一
致しているか否かを上記センターホストに問い合わせ、
この問い合わせによって両バージョンが一致していない
ことが判明した場合にだけ、センターホストから新たな
通信システム情報をロードして、その新だな通信システ
ム情報のバージョンとともに、上記不揮発性メモリーに
記憶させる、という構成を備えたものである。

作用 本発明は、上述の構成によって、ワークステーション側
は、センターホストがダウンした場合にも、ネットワー
クによって通信を行なうのに必要な通信システム情報を
不揮発性メモリーによって保有し続けることができると
ともに、センターホスト側の通信システム情報に変更が
ない限り、センターホストから通信システム情報をロー
ドしなくテモよく、センターホスト側の通信システム情
報に変更があった場合でも、その変更後の最初に行なう
通信の開始時にだけセンターホストから通信システム情
報をロードすることによって、最新の通信システム情報
による通信を行なうことができるようになるため、シス
テム構成の柔軟性を損なうことなく、システムの信頼性
を確保しやすくし、かつネットワークの利用効率を高め
てオーバーヘッドを起きにくくすることが可能となる。

実施例 第１図は本発明の一実施例によるネットツークシ８テム
の概略構成を示すものであって、１０はＬＡＮ　（ロー
カル・エリア・ネットワー、り）あるいはＷＡＮ　（ワ
イド・エリア・ネットワーク）などの通信ネットワーク
、美はワークステーション（ＷＳ）、３０はネットワー
ク１０を管理するセンターホス）、４０．　４０’はそ
れぞれ所定の機能をもったホストである。

各ワークステーション側はそれぞれ、主制御部をなすＣ
ＰＵ　（中央処理装置）１、ＷＳ内部工／Ｆ（インター
フェイス）部２、ネットワークＩ／Ｆ部３、作業用メモ
リー４、内部バス５、不揮発性メモリー７、バージョン
照会部８などによって構成される。

不揮発性メモリー７は、たとえば電池で電源バックアッ
プされたＳＲＡＭなどによって構成され、ネットワーク
１０によって通信を行なうのに必要な通信システム情報
およびそのシステム情報のツク−ジョン（番号）を記憶
する。

バージョン照会部８は、通信を行なうのに先立って、不
揮発性メモリー７に記憶されているバージョンが現行の
通信システム情報のバージョンと一致するか否かをセン
ターホスト（９）に問い合わせる。

ＣＰＵＩは、マイクロ回路化された汎用情報処理装置い
わゆるマイクロコンピュータを用いて構成され、ワーク
ステーション側の通常制御を行なうほかに、上記バージ
ョン照会部８によってノ（−ジョンが一致していないこ
とが判明した場合にだけ、上記センターホスト３０から
新たな通信システム情報をロードし、このロードした新
たな通信システム情報を、その新たな通信システム情報
の）；−ジョンとともに、上記不揮発性メモリー７に記
憶させる制御を行なう。

なお、バージョン照会部８は、ＣＰＵＩ内にソフトウェ
ア的に組み込むことができる。

以上のように構成されたネットワークシステムについて
、以下その動作を説明する。

第２図は、第１図に示したネットワークシステムの要部
における概略動作をフローチャートでボしたものであっ
て、ワークステーション側は、通信開始に際して、まず
、ネットワーク１０を介してセンターホス）３０を呼び
出す（Ｓｌ）。

呼び出しによってセンターホスト（９）との通信が正常
に確保されたならば（Ｓ２−ＹＥＳ）、このセンターホ
スト３０から現行の通信システム情報のバージョン（番
号）Ｖｎをロードする（Ｓ３）。

ロードされたバージョンＶｎは、不揮発性メモリー７に
記憶されているバージョンＶｍと一致しているか否かの
照合にかけられる（Ｓ４，８５）。

上記照合の結果、両バージョンＶｎ（！：Ｖｍが一致し
ていたならば（Ｓ５−ＹＥＳ）、センターホスト３０と
の通信をただちに打ち切り、上記不揮発性メモリー７に
記憶されている通信システム情報によって、目的のホス
ト端末との通信を行なう。

一方、上記照合の結果、両バージョンＶｎとＶｍが一致
していないことが判明したならば（Ｓ５−ＮＯ）、この
場合にだけ、センターホス）３０から通信システム情報
をロードし、このロードした新たな通信システム情報を
、その新たな通信システム情報のバージョンとともに、
不揮発性メモリー７に記憶させる（８５１，８５２）。

そして、この新たに記憶された通信システム情報によっ
て、目的のホスト端末との通信を行なう（Ｓ６）。

以上のような動作によって、ワークステーション加ハ、
センターホスト（９）がダウンした場合にも、ネットワ
ーク１０によって通信を行なうのに必要な通信システム
情報を不揮発性メモリー７によって保有し続けることが
できる。これによシ、システムの信頼性が確保しやすく
なる。

また、ワークステーション側は、センターホスト（９）
側の通信システム情報に変更がない限シ、比較的情報量
の多い通信システム情報をセンターホストＩからロード
しなくてもよく、１バイトあるいは２バイト程度のきわ
めて僅かの情報量で記述されるバージョン（番号）だけ
をセンターホスト３０とやシとシするだけでよい。

センターホスト３０側の通信システム情報に変更があっ
た場合でも、ワークステーション側は、その変更後の最
初に行なう通信の開始時にだけ、センターホス１−３０
から通信システム情報をロードすることによって、最新
の通信システム情報による通信を行なうことができるよ
うになる。

これによシ、ワークステーション側とセンターホスト３
０間の通信量を大幅に減らすことができるため、システ
ム構成の柔軟性を損なうことなく、ネットワーク１０の
利用効率を高めてオーバーヘッドを起きにくくすること
ができる。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、ワークステ
ーション側において、ネットワークによって通信を行な
うのに必要な通信システム情報およびそのシステム情報
のバージョンを不揮発性のメモリーに記憶させるように
し、通信開始に際して上記不揮発性メモリーに記憶され
ているバージョンが現行の通信システム情報のバージョ
ンと一致しているか否かを上記センターホストに問い合
わせ、この問い合わせによって両バージョンが一致して
いないことが判明した場合にだけ、センターホストから
新たな通信システム情報をロードして、その新たな通信
システム情報のバージョンとともに、上記不揮発性メモ
リーに記憶させることによって、ワークステーション側
は、センターホストがダウンした場合にも、ネットワー
クによって通信を行なうのに必要な通信システム情報を
不揮発性メモリーによって保有し続けることができると
ともに、センターホスト側の通信システム情報に変更が
ない限シ、センターホストから通信システム情報をロー
ドしなくてもよく、センターホスト側の通信システム情
報に変更があった場合でも、その変更後の最初に行なう
通信の開始時にだけセンターホストから通信システム情
報をロードすることによって、最新の通信システム情報
による通信を行なうことができるようになるため、シス
テム構成の柔軟性を損なうことなく、システムの信頼性
を確保しやすくし、かつネットワークの利用効率を高め
てオーバーヘッドを起きにくくすることができる、とい
５効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるネットワークシステム
の概略構成図、第２図は同システムの要部における概略
動作を示すフローチャート、第３図は従来のネットワー
クシステムの概略構成図、第４図は同システムの要部に
おける概略動作を示すフローチャートである。 １０・・・ネットワーク（通信網）、加・・・ワークス
テーション（ＷＳ）、（９）・・・センターホスト、４
０．４０’・・・ホスト、１・・・ＣＰＵ　（中央処理
装置）、２・・・ＷＳ内部Ｉ／Ｆ（インターフェイス）
部、３・・・ネットワークＩ／Ｆ部、４・・・作業用メ
モリー　７・・・不揮発性メモリー　８・・・バージョ
ン照会部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数のホストおよび複数のワークステーションを相互に
   接続するネットワークと、このネットワークを管理する
   センターホストを有する分散型のネットワークシステム
   であって、上記ネットワークに接続されるワークステー
   ションはそれぞれ、上記ネットワークによって通信を行
   なうのに必要な通信システム情報およびそのシステム情
   報のバージヨンを記憶する不揮発性のメモリーと、通信
   開始に際して上記不揮発性メモリーに記憶されているバ
   ージョンが現行の通信システム情報のバージョンと一致
   しているか否かを上記センターホストに問い合わせる照
   会手段と、上記問い合わせによつてバージヨンが一致し
   ていないことが判明した場合にだけ上記センターホスト
   から新たな通信システム情報をロードして上記不揮発性
   メモリーに新たなバージョンとともに記憶させる制御手
   段とを備えたネットワークシステム。