JPH0394381A - 図形処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はＣＡＤなどに用いられる図形処理方式に関する
。

〔従来の技術〕

ＣＡＤシステムなどに用いられる図形処理において、一
群の図形に対し移動・回転などの座標変換を施した場合
、他の一群の図形に対して同様の座標変換を行ったり、
行った座標変換の逆変換を行うことが多い。

従来のこの種の図形処理方式は、操作者によるデータ入
力手段と、入力されたデータにより図形要素データを生
或する図形要素生戒手段と、入力されたデータにより図
形要素データを座標変換する図形要素変換手段と、生成
・座標変換された図形要素データを表示する表示手段と
、上記の各手段の動作を制御する動作制御手段を有し、
一群の図形に対し移動・回転などの座標変換を施した場
合、他の一群の図形に対して同様の座標変換を行うとき
は、初めの操作と同一の操作を行う必要があった。また
、他の一群の図形に対して行った座標変換の逆変換を行
うときは、逆変換となるような座標変換の操作を考えて
操作する必要があった。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の図形処理方式は、操作者が同一の操作を
行ったり、逆変換となるような座標変換の操作を考えて
操作していたため、操作が煩雑になったり操作ミスが発
生するという欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

第１の本発明の図形処理方式は、操作者により入力され
たデータにより図形要素データを生成する図形要素生成
手段と、前記入力されたデータにより図形要素データの
移動・回転・拡大・縮小などの座標変換を行う図形要素
変換手段と、生成・座標変換された図形要素データを表
示する表示手段と、前記座標変換に用いた座標変換行列
を記千Ｃする座標変換記憶手段と、上記の各手段の動作
を制御しかつ前記座標変換の方法を示す特定データの入
力を認識して前記図形要素変換手段を制御する動作制御
手段を有することを特徴とする。

第２の本発明の図形処理方式は、入力されたデータによ
り生成・表示された図形要素データの移動・回転・拡大
・縮小などの座標変換を行う図形要素変換手段と、前記
座標変換に用いた座標変換行列を記憶する座標変換記憶
手段とを有し、前記図形要素変換手段は、前記座標変換
の方法を示す特定データとして、直前の座標変換と同一
又は逆変換であることを示すものが入力されると、前記
座標変換記憶手段に記憶されている当該座標変換行列を
読出して、同一又は逆変換の座標変換を行うことを特徴
とする。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照しながら説明する。

〔構成〕

本発明は、第１図に示すように、データ入力千段１−１
と、図形要素生戒手段１−２と、図形要素変換手段１−
３と、表示手段１−４と、座標変換記憶手段１−５と、
動作制御手段１−６とから構成される。

〔各部の機能〕

データ入力手段１−１は、タブレット，スタイラスベン
，マウス，ダイヤルなどの位置指示装置およびキーボー
ド，ファンクションキーなどの文字，コード入力装置か
ら構成され、入力データを動作制御手段１−６に送る。

図形要素生成用の入力データは、図形要素の生成に必要
な数値データなどから戒っている。また、図形要素変換
用のデータは、座標変換の対象となる図形要素の識別子
と、移動，回転などの座標変換の方法を示す数値データ
または特定データから或っている。座標変換の方法を示
す特定データは、直前の座標変換と同一であることを示
す第１の特定データと、直前の座標変換後の逆変換であ
ることを示す第２の特定データから成っている。

動作制御手段１−６は、データ入力手段１−１図形要素
生成手段１−２，図形要素変換千段１−３，表示手段１
−４および座標変換記憶手段１５の動作を制御する。ま
た、動作制御手段１−６は、データ入力手段１−１から
送られた入力データ列を、図形要素生成用のデータであ
れば図形要素生成手段１−２へ、図形要素変換用のデー
タであれば図形要素変換手段１−３へ送る。このとき、
座標変換は方法を示す数値データを、座標変換行列とし
て整理して送る。

図形要素生或手段１−２は、動作制御手段１６から送ら
れた図形要素生或用の入力データを受け取り、図形要素
を生成して表示手段１−４に表示する。

図形要素変換千段１−３は、動作制御手段１６から送ら
れた図形要素変換用の入力データを受け取り、変換の対
象となる図形要素の識別子により認識した図形要素を座
標変換して表示手段１４に表示する。動作制御手段１−
６から送られた図形要素変換用の入力データが、座標変
換行列であるときは、座標変換の対象となる図形要素に
対して、入力された座標変換行列により座標変換を行う
。同時に、座標変換行列を、座標変換記憶手段１−５に
送り、記憶させる。

動作制御千段１−６から送られた図形要素変換用の入力
データが、座標変換の方法を示す第１の特定データであ
るときは、直前の座標変換と同一であることを認識し、
座標変換記憶手段１−５から、記憶されている直前の座
標変換行列を読み出し、座標変換の対象となる図形要素
に対して座標変換を行う。

動作制御手段１−６から送られた図形要素変換用の入力
データが、座標変換の方法を示す第２の特定データであ
るときは、直前の座標変換の逆変換であることを認識し
、座標変換記憶手段１−５から、記憶されいる直前の座
標変換行列を読み出して逆行列を計算し、座標変換の対
象となる図形要素に対して座標変換を行う。

座標変換記憶手段１−５は、図形要素変換手段１−３か
ら送られた座標変換行列を記憶し、座標変換記憶手段１
−５の指示により記憶した座標変換行列を送る。

表示手段１−４は、図形要素生戒手段１−２により生成
された図形要素、および図形要素変換手段１−３により
座標変換された図形要素を表示する。

〔動作〕

まず、図形要素を生或するときの動作について述べる。

操作者が、データ入力手段１−１により図形要素を生成
するためのデータを入力すると、入力されたデータは動
作制御手段１−６に送られる。動作制御手段１−６は、
データ入力千段１−１から送られた入力データ列が図形
要素生成用のデータであるため図形要素生成手段１−２
へ送る。

図形要素生成千段１−２は、動作制御手段ｌ−６から送
られた図形要素生成用の入力データを受け取り、図形要
素を生成して表示手段１−４に表示する。上記の動作を
繰り返して行うことにより図形を作成していく。

次に、図形要素を移動したり回転するなどの座標変換を
行うときの動作について述べる。

操作者が、データ入力手段１−１より、図形要素を移動
・回転などの座標変換を行うためのデータを入力すると
、入力されたデータは動作制御手段１−６に送られる。

動作制御手段１−６は、データ入力千段１−１から送ら
れた入力データ列が図形要素変換用のデータであるため
図形要素変換千段１−３へ送る。

図形要素変換手段１−３は、動作制御手段１−６から送
られた図形要素変換用の入力データが、座標変換の対象
となる図形要素の識別子と、座標変換の方法を示す座標
変換行列であるため、座標変換の対象となる図形要素の
識別子により認識した図形要素に対して、入力された座
標変換行列により座標変換を行い、結果を表示手段１−
４に送り表示する。同時に、この座標変換行列を座標変
換記憶手段１−５に送り記憶させる。

このとき、他の図形要素に対して上記の同一の座標変換
を行うときの動作について述べる。

操作者が、データ入力手段１−１により図形要素を座標
変換するためのデータを入力すると、入力されたデータ
は動作制御手段１−６に送られる。動作制御手段１−６
は、データ入力手段ｌ一１から送られた入力データ列が
図形要素変換用のデータであるため図形要素変換手段１
−３へ送る。

図形要素変換手段１−３は、動作制御手段１−６から送
られた図形要素変換用の入力データが、座標変換の対象
となる図形要素の識別子と、座標変換の方法を示す第１
の特定データであるため、直前の座標変換と同一の座標
変換を行うことを認識し、座標変換記憶手段１−５がら
、記憶されている直前の座標変換行列を読み出す。座標
変換の対象となる図形要素の識別子により＃２識した図
形要素に対して、座標変換記憶手段１−５から読み出し
た座標変換行列により座標変換を行い、結果を表示千段
１−４に送り表示する。

また、他の図形要素に対して上記の逆変換を行うときの
動作について述べる。

操作者が、データ入力千段１−１により図形要素を座標
変換するためのデータを入力すると、入力されたデータ
は動作制御手段１−６に送られる。動作制御手段１−６
は、データ入力手段１一１から送られた入力データ列が
図形要素変換用のデータであるため図形要素変換手段１
−３へ送る。

図形要素変換千段１−３は、動作制御手段１−６から送
られた図形要素変換用の入力データが、座標変換の対象
となる図形要素の識別子と、座標変換の方法を示す第２
の特定データであるため、直前の座標変換の逆変換を行
うことを認識し、座標変換記憶千段１−５から記憶され
ている直前の座標変換行列を読み出す。座標変換の対象
となる図形要素の識別子により認識した図形要素に対し
て、座標変換記憶千段１−５から読み出した座標変換行
列の逆行列を計算し、これにより座標変換を行い結果を
表示千段１−４に送り表示する。

〔発明の効果〕

以上、説明したように、本発明の図形処理方式は、図形
要素を座標変換したときに座標変換行列を記憶しておく
ことにより、直前の座標変換と同一または直前の座標変
換の逆変換を行う場合、同一の座標変換・逆変換である
ことを示す特定データのみを入力するため操作者が同一
の操作を行ったり、逆変換となるような座標変換の操作
を考えて操作する必要がなく、操作が簡略になり、操作
ミスもなくなるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構戊図である。 １−１・・・データ入力手段、１−２・・・図形要素生
戒手段、１−３・・・図形要素変換手段、１−４・・・
表示手段、１−５・・・座標変換記憶手段、１−６・・
・動作制御手段。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）操作者により入力されたデータにより図形要素デ
   ータを生成する図形要素生成手段と、前記入力されたデ
   ータにより図形要素データの移動・回転・拡大・縮小な
   どの座標変換を行う図形要素変換手段と、生成・座標変
   換された図形要素データを表示する表示手段と、前記座
   標変換に用いた座標変換行列を記憶する座標変換記憶手
   段と、上記の各手段の動作を制御しかつ前記座標変換の
   方法を示す特定データの入力を認識して前記図形要素変
   換手段を制御する動作制御手段を有することを特徴とす
   る図形処理方式。
2. （２）入力されたデータにより生成・表示された図形要
   素データの移動・回転・拡大・縮小などの座標変換を行
   う図形要素変換手段と、前記座標変換に用いた座標変換
   行列を記憶する座標変換記憶手段とを有し、 前記図形要素変換手段は、前記座標変換の方法を示す特
   定データとして、直前の座標変換と同一又は逆変換であ
   ることを示すものが入力されると、前記座標変換記憶手
   段に記憶されている当該座標変換行列を読出して、同一
   又は逆変換の座標変換を行うことを特徴とする図形処理
   方式。