JPH0394170A - 電子式電力量計用時計装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的〕 （産業上の利用分野〉 本発明は、時間帯別に電力量を測定する電子式電力量計
において交流入力信号の周波数に基づいて計時動作を行
う電子式電力量計用時計装置に関する。

（従来の技術〉 第３図はこの種の従来の電子式電力量計用時計装置の回
路構成を示すブロック図である。同図に示す電子式電力
量計用時計装置は、交流入力電圧に比例した第１の電圧
信号Ｖ１を出力する補助変圧器１および交流入力電流に
比例した第２の電圧信号Ｖ２を出力する補助変流器３を
有する。補助変圧器１からの第１の電圧信号■１および
補助変流器３からの第２の電圧信号Ｖ２は電力乗算部５
に供給され、消費電力に比例した第３の電圧信号Ｖ３が
出力される。この第３の電圧信号■３は電圧一周波数変
換部７で電圧レベルに比例した周波数の計量パルスに変
換ざれ、計量パルス制御部９に供給される。

また、補助変圧器１からの第１の電圧信号Ｖ１は波形整
形部１３で正弦波電圧信号から同一周波数の方形波の第
４の電圧信号Ｖ４に整形され、１／５０分周部１５およ
び１／６０分周部１７に供給される。１／５０分周部１
５は第４の電圧信号■４を１７５０分周し、１／６０分
周部１７は第４の電圧信号Ｖ４を１／６０分周し、分周
ざれた各出ノノ信号をそれぞれ切替部１つに供給する。

切替部１つば、１／５０分周部１５からの分周山力信号
または１／６０分周部１７からの分周出力信号を選択し
て出力するように予め手動で切り替え接続されているが
、図示の例では１／５０分周部１５からの分周山力信号
を選択して時計用カウンタ２１に出力している。具体的
には、補助変圧器１に５０Ｈ７の交流入力電圧が入力ざ
れる場合には、切替部１９で１／５０分周部１５の出力
を選択するように予め切り替え接続しておき、これによ
り切替部１９から１目Ｚの基準計時信号を出力し、また
補助変圧器１に６　０　ｌ−１　ｚの交流入力電圧が入
ノ〕される場合には、切替部１９で１／６０分周部１７
の出力を選択するように予め切り替え接続しておき、こ
れにより切替部１つから１口２の基準計時信号を出力す
るようにしている。

切替部１９から出力される１口２の基準計時信号は時計
用ノＪウンタ２１に供給されて計数され、時計信号とし
て計量パルス制御部９に出力ざれる。

計量パルス制御部９は、時計用カウンタ２１からの時計
信号を受け、予め設定した時間帯に応じて前記計量パル
スを制御および計数し、この計数電力量を表示出力部１
１に供給し、表示するとともに、外部に出ノノする。

（発明が解決しようとする課題） 上述した従来の電子式電力量引用時計装備では、切替部
１９にａ５ける切り替え動作を補助変圧器１に入力され
る交流入力電圧の周波数に応じて予め手動で製造時に行
わな（ブればならず、煩雑であるとともに、一度設定し
た後は封印してしまうため、同一機能製品でも５０Ｈｚ
用の電子式電力量計用時計装置と６０口Ｚ用の電子式電
力量計用時計装置との２機種が存在することになるため
、製造および在庫管理が煩雑となるどいう問題がある。

本発明は、上記に絶みてなされたもので、その目的とす
るところは、計時用に使用する交流入力信号の周波数に
対応した切り替え動作を自動化して操作および管理の簡
略化を図った電子式電力量計用時計装置を提供すること
にある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本発明の電子式電力量計用時
計装置は、時間帯別に電力量を測定する電子式電力量計
において交流入力信号の周波数に基づいて計時動作を行
う電子式電力量計用時計装置であって、交流入力信号の
周期を測定する測定手段と、該測定手段で測定した周期
を所定の基準値と比較し、交流入力信号の周波数を判別
する判別手段と、該判別手段の判別出ノノ信号に基づい
て交流入力信号を分周して基準計時信号を発生する分周
手段と、該分周手段からの前記基準計時信号によって計
時動作を行う時計手段とを有することを要旨とする。

（作用） 本発明の電子式電力量計用時計装置では、交流入力信号
の周期を測定し、所定の基準値と比較して周波数を判別
し、この判別した周波数を分周した基準計時信号によっ
て計時動作を行っている。

（実施例） 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。

第１図は本発明の一実施例に係わる電子式電力量計用時
計装置の構成を示すブロック図である。

同図に示す電子式電力量計用時計装置は、前述した第３
図の電子式電力量計用時計装置において切替部１９を自
動切替部２３に変更するとともに、交流入力電圧の周波
数を判別する周波数判別部３３を追加した点が異なるの
みであり、同じ構成要素には同じ符号を付し、説明を省
略する。

周波数判別部３３は、一定周波数の基準パルスＰＣを発
生するパルス発生部２５と、該パルス発生部２５から出
力される基準パルスｐｃおよび前記波形整形部１３から
の第４の電圧信号Ｖ４の論理積を取り、論理積パルスＰ
ｂを出力する論理積回路２７と、該論理積回路２７から
の論理積パルスｐｂを計数するカウンタ２９と、該カウ
ンタ２９の計数値を所定の１１値と比較し、交流入力電
圧の周波数を判別して判別電圧信号Ｓを出力する判定部
３１とを有する。

また、自動切替部２３は１／５０分周部１５Ｊ５よび１
／６０分周部１７とともに分周部３５を構成ずるが、自
動切替部２３は前記判定部３１からの判別電圧信号Ｓに
よって１／５０分周部１５または１／６０分周部１７の
いずれかを選択し、この選択した分周部からの分周出力
信号を出ノ〕するように切り替え接続する。

以上のように構成される電子式電力量計用時計装置の作
用を第２図の波形図を参照して説明する。

第１図において、補助変圧器１に５　０　Ｈ　ｚまたは
６０Ｈｚの交流入力電圧が入力されると、補助変圧器１
からは該交流入力電圧に比例した正弦波の第１の電圧信
号Ｖ１が第２図（ａ）のように出力され、この第１の電
圧信号Ｖ１は波形整形部１３で第２図（ｂ）に示すよう
な方形波の第４の電圧信号Ｖ４に成形される。この第４
の電圧信号Ｖ４は１／２デューディの電圧信号であり、
その高レベルの継続時間は第１の電圧信号Ｖ１および第
４の電圧信号Ｖ４の周期の半分に相当し、周波数が高い
程短くなり、例えば、５　０　ｌ−１　ｚの場合にはＩ
Ｑｍｓであり、６０口Ｚの場合には約８．３ｍｓである
。

波形整形部１３からの第４の電圧信号Ｖ４は、論理積回
路２７の一方の入力に供給ざれ、論理積回路２７の他方
の入力に供給されているパルス発生部２５からの第２図
（Ｃ）に示す基準パルスｐｃをゲートし、論理積回路２
７から第２図（ｄ）に示すような論理積パルスＰｂが出
力される。この論理積パルスＰｂば、第４の電圧信号Ｖ
４の高レベルの期間、すなわち交流入力電圧の半周期の
間出力され、カウンタ２９によって計数される。

このカウンタ２９の計数値は、交流入力電圧が５０日２
の場合のものをｍとし、６０口２の場合のものをｎとし
、更に５　０　１−１　ｚと６０Ｈｚの間の所定の周波
数のもの、すなわち所定の基準値を「とすると、ｍ＞ｒ
＞ｎなる関係が或立する。この所定の基準値「は前記判
定部３１に予め設定されて−７− ８一 おり、判定部３１はカウンタ２９からの計数値を該基準
値「と比較し、カウンタ２９の計数値が基準値「より大
きい場合には、交流入力電圧を５０口２と判別し、計数
値が基準値ｒより小さい場合には、６　０　ｌ−１　ｚ
と判別し、この判別した結果の第２図（ｅ）に示すよう
な判別電圧信号Ｓを分周部３５の自動切替部２３に供給
する。

分周部３５は、波形整形部１３からの第４の電圧信号Ｖ
４を１／５０分周部１５および１／６０分周部１７で分
周し、自動切替部２３に供給するが、自動切替部２３は
周波数判別部３３の判定部３１からの判別電圧信号Ｓに
基づいて１／５０分周部１５または１／６０分周部１７
からの１口２の分周出力信号を選択し、基準計時信号と
して時．計用カウンタ２１に供給する。すなわち、周波
数判別部３３における判別の結果、交流入力電圧の周波
数が５０ＨＺと判別され、この判別電圧信号Ｓが自動切
替部２３に供給された場合には、自動切替部２３は１／
５０分周部１５からの分周出力信号を選択し、また周波
数判別部３３が６０Ｈｚと判別し、この判別電圧信号Ｓ
が自動切替部２３に供給された場合には、自動切替部２
３は１／６０分周部１７からの分周出力信号を選択し、
時計用カウンタ２１に供給する。

時計用カウンタ２１は自動切替部２３を介して供給され
る１目Ｚの基準計時信号を計数し、時計信号を前記計量
パルス制御部９に供給する。計量パルス制御部９は、時
計用カウンタ２１からの時計信号を受け、予め設定した
時間帯に応じて前記計量パルスを制御および計数し、こ
の計数した電力量を表示出力部１１に供給し、表示する
とともに、外部に出力する。

なお、上述した周波数判別部３３における周波数判別は
交流入ノ〕電圧が供給された初期の数サイクルで行うが
、この初期の数サイクルにおける交流入力電圧のサイク
ル数を別途引数し、この計数値を周波数判別部３３で判
別した周波数で除算し、これにより該初期の数サイクル
における時間を算出し、この算出した時間を時計用カウ
ンタ２１に別途加算することにより初期の数ザイクルに
おける誤差を補正することもできる。

また、本発明は、上記実施例に限定ざれるものでなく、
本発明の主旨を逸脱しない範囲で変更し得るものである
。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、交流入力信号の
周期を測定し、所定の基準値と比較して周波数を判別し
、この判別した周波数を分周した基準計時信号によって
計時動作を行っているので、従来のような手動切り替え
動作が不要となり、操作が簡略化ざれるとともに、５０
ＨＺおよび６０口Ｚの両方に共通な１１種でよいため、
製造および在庫管理が簡単となり効率化を図ることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係わる電子式電力量計用時
計装置の構成を示すブロック図、第２図は第１図の電子
式電力量計用時計装置の要部の動作波形を示す波形図、
第３図は従来の電子式電力量計用時計装置の構成を示す
ブロック図である。 １・・・補助変圧器 ３・・・補助変流器 ９・・・計量パルス制御部 １１・・・表示出力部 １３・・・波形整形部 １５・・・１／５０分周部 １７・・・１／６０分周部 ２１・・・時計用カウンタ ２３・・・自動切替部 ２５・・・パルス発生部 ２７・・・論理積回路 ２９・・・ノＪウンタ ３１・・・判定部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 時間帯別に電力量を測定する電子式電力量計において交
   流入力信号の周波数に基づいて計時動作を行う電子式電
   力量計用時計装置であって、交流入力信号の周期を測定
   する測定手段と、該測定手段で測定した周期を所定の基
   準値と比較し、交流入力信号の周波数を判別する判別手
   段と、該判別手段の判別出力信号に基づいて交流入力信
   号を分周して基準計時信号を発生する分周手段と、該分
   周手段からの前記基準計時信号によつて計時動作を行う
   時計手段とを有することを特徴とする電子式電力量計用
   時計装置。