JPH0666848A - 積算計 - Google Patents

積算計

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JPH0666848A
JPH0666848A JP4219186A JP21918692A JPH0666848A JP H0666848 A JPH0666848 A JP H0666848A JP 4219186 A JP4219186 A JP 4219186A JP 21918692 A JP21918692 A JP 21918692A JP H0666848 A JPH0666848 A JP H0666848A
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JP
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JP4219186A
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Inventor
Hirotada Higashihama
弘忠 東浜
Junichi Matsuda
純一 松田
Yoichi Aoyama
洋一 青山
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のように入力の極性および位相を考慮す
る必要がなく、容易に電力量を管理な積算計を提供す
る。 【構成】 電路32に流れる電流を検出するCT1から
出力される交流電流1aを入力とし、電流−電圧変換器
2,実効値演算回路3およびV/F変換器4による信号
処理により電路32に流れる電流に比例した周波数を有
するパルス4aを作成し、このパルス4aを分周器5に
より所定の分周比で分周することで、電路32における
所定の電流積算値の増加に対応したパルス5a,5bを
得る。そして、表示カウンタ6によりパルス数を計数す
ることで電流積算値を求めて電力量として表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、負荷に供給される電
力量を管理するための積算計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、負荷に供給される電力量を管理す
るための積算計として、電力積算計が用いられている。
この電力積算計を図4を参照しながら説明する。図4は
従来の積算計の構成を示すブロック図である。図4にお
いて、21は変流器(以下「CT」という。)、22は
電流−電圧変換器、23は掛算器、24は平均値算出
器、25は電圧−周波数変換器(以下「V/F変換器」
という。)、26は分周器、27は表示カウンタ、28
は外部パルス出力回路、29は電源トランス、30は電
源回路、31は交流電源、32は電路、33は負荷、2
00は積算計である。
【0003】図4に示すように、積算計200は、電流
−電圧変換器22と、掛算器23と、平均値算出器24
と、V/F変換器25と、分周器26と、表示カウンタ
27と、外部パルス出力回路28とからなる。この積算
計200には、交流電源31および負荷33間の電路3
2に介挿させた変流器21から出力される交流電流I
と、電路32に印加される交流電圧Vとが入力される。
【0004】また、積算計200には、電路32に電源
トランス29を介して接続された電源回路30により電
力が供給される。このように構成された従来の積算計の
動作について説明する。CT21により、電路32に流
れる交流電流Iが検出され、電流−電圧変換器22に入
力される。電流−電圧変換器22では、入力された交流
電流Iを交流電圧22aに変換し、掛算器23に出力す
る。また、掛算器23には負荷33に印加される交流電
圧Vも入力される。
【0005】掛算器23では、電流−電圧変換器22か
らの交流電圧22aと、電路32からの交流電圧Vとが
掛け算され、この掛け算した交流電圧23aを平均値算
出器24に出力する。平均値算出器24では、掛算器2
3からの交流電圧23aの平均値を算出して直流電圧2
4aをV/F変換器25に出力する。この平均値算出器
24の出力である直流電圧24aの値は、負荷33に供
給される電力に応じた値となる。
【0006】V/F変換器25では、平均値算出器24
からの直流電圧24aに比例した周波数を有するパルス
25aを分周器26に出力する。分周器26では、V/
F変換器25から出力されたパルス25aを所定の分周
比で分周することにより所定の電力積算値の増加に対応
したパルス26a,26bを表示カウンタ27および外
部パルス出力回路28に出力する。
【0007】そして、表示カウンタ27により、分周器
26からのパルス26aのパルス数が計数され、この計
数値を電力量として表示される。また、外部パルス出力
回路28により、分周器26からのパルス26bのデュ
ーティ比およびパルス幅を整形して外部に出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された従来の積算計200では、CT21から
の交流電流Iと、電路32からの交流電圧Vとを入力と
しているため、正確に電力量を計測するには、上記の交
流電流Iと交流電圧Vの極性を考慮し、正しく配線を行
うことが必要であった。
【0009】また、電力量の計測には力率が重要な要素
となるが、CT21により交流電流Iを電流−電圧変換
器22に入力する際、または電流−電圧変換器22にお
ける交流電流Iから交流電圧22aへの変換の際に、電
流と電圧に位相のずれが生じると力率が変動し、正確に
電力量を測定することができないという問題があった。
【0010】さらに、従来の積算計では、電子電力量計
として使用する場合には、規格に合わせると、構造面お
よび機能面の点から高価となる問題があった。この発明
の目的は、上記問題点に鑑み、従来のように入力の極性
および位相を考慮する必要がなく、容易に電力量を管理
することができる積算計を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の積算計
は、電路に流れる電流を検出する変流器から出力された
交流電流を交流電圧に変換する電流−電圧変換器と、こ
の電流−電圧変換器から出力された交流電圧の実効値を
算出して直流電圧を出力する実効値演算回路と、この実
効値演算回路から出力された直流電圧に応じた周波数を
有するパルスを出力する電圧−周波数変換器と、この電
圧−周波数変換器から出力されたパルスを分周する分周
器と、この分周器から出力されたパルスを計数しこの計
数結果を表示する表示カウンタとを備えたものである。
【0012】請求項2記載の積算計は、請求項1記載の
積算計において、実効値演算回路の出力が比較器の基準
レベルを超えたときにアラーム信号を出力するようにし
たものである。請求項3記載の積算計は、請求項2記載
の積算計において、アラーム信号に基づいて発光ダイオ
ードを点灯させるものである。
【0013】請求項4記載の積算計は、請求項2または
3記載の積算計において、基準レベルを可変としたもの
である。
【0014】
【作用】この発明の構成によれば、電路に流れる電流を
検出する変流器から出力される交流電流を入力とし、電
流−電圧変換器,実効値演算回路,電圧−周波数変換器
および分周器による信号処理により電路における電流積
算値の増加に対応したパルスを作成し、表示カウンタに
よりパルス数を計数することで電流積算値を求め、電力
量として表示する。このように、電路に流れる交流電流
のみを入力とし、電路における電流積算値を求めて電力
量とするため、従来のように入力の極性および位相を考
慮する必要がなく、容易に電力量を管理することができ
る。
【0015】さらに、請求項2記載の構成によれば、請
求項1記載の構成において、実効値演算回路の出力が比
較器の基準レベルを超えたときにアラーム信号を出力す
るようにしたことにより、電路に流れる過電流を検出す
ることができる。また、請求項3記載の構成によれば、
請求項2記載の構成において、アラーム信号に基づいて
発光ダイオードを点灯させることにより、容易に電路の
過電流を検出して認識することができる。
【0016】また、請求項4記載の構成によれば、請求
項2または3記載の構成において、基準レベルを可変と
したことにより、アラーム信号の出力基準を適宜設定す
ることができる。
【0017】
【実施例】
〔第1の実施例〕図1はこの発明の第1の実施例の積算
計の構成を示すブロック図である。図1において、1は
変流器(以下「CT」という。)、2は電流−電圧変換
器、3は実効値演算回路、4は電圧−周波数変換器(以
下「V/F変換器」という。)、5は分周器、6は表示
カウンタ、7は外部パルス出力回路、8は電源トラン
ス、9は電源回路、31は交流電源、32は電路、33
は負荷、100は積算計である。
【0018】図1に示すように、積算計100は、電流
−電圧変換器2と、実効値演算回路3と、V/F変換器
4と、分周器5と、表示カウンタ6と、外部パルス出力
回路7とからなる。電流−電圧変換器2は、電路32に
流れる電流を検出するCT1から出力された交流電流1
aを交流電圧2aに変換するものである。
【0019】実効値演算回路3は、電流−電圧変換器2
から出力された交流電圧2aの実効値を算出して直流電
圧3aに変換するものである。V/F変換器4は、実効
値演算回路3から出力された直流電圧3aに応じた周波
数を有するパルス4aに変換するものである。分周器5
は、V/F変換器4から出力されたパルス4aを所定の
分周比に分周するものである。
【0020】表示カウンタ6は、分周器5から出力され
たパルス5aを計数しこの計数結果を表示するものであ
る。外部パルス出力回路7は、ゲートICからなる論理
回路により構成したものであり、分周器5から出力され
たパルス5bのデューティ比とパルス幅を整形して外部
に出力するものである。
【0021】また、電源トランス8の1次側を電路32
に接続し、2次側を電源回路9の入力端子に接続してあ
る。電源回路9は、電源トランス8により降圧された2
次電圧を整流して直流電圧を積算計100に出力するも
のであり、この電源回路9は積算計100を動作させる
ための電力を供給する。このように構成した第1の実施
例の積算計の動作を説明する。
【0022】CT1により電路32に流れる電流を検出
し、この検出電流となる交流電流1aを電流−電圧変換
器2に出力する。電流−電圧変換器2では、CT1から
出力された交流電流1aを交流電圧2aに変換して実効
値演算回路3に出力する。実効値演算回路3では、電流
−電圧変換器2から出力された交流電圧2aの実効値を
算出して直流電圧3aをV/F変換器4に出力する。
【0023】V/F変換器4では、実効値演算回路3か
ら出力された直流電圧3aに比例した周波数を有するパ
ルス4aを分周器5に出力する。分周器5では、V/F
変換器4から出力されたパルス4aを分周することによ
り、パルス4aを所定の電流積算値の増加に対応したパ
ルス5a,5bに変換し、表示カウンク6および外部パ
ルス出力回路7に出力する。
【0024】そして、表示カウンタ6により、分周器5
から出力されたパルス5aのパルス数を計数し、この計
数値、すなわち電流積算値を電力量として表示する。ま
た、外部パルス出力回路7は、分周器5から出力された
パルス5bのデューティ比とパルス幅を整形して外部に
出力する。このように第1の実施例によれば、電路32
に流れる電流を検出するCT1から出力される交流電流
1aを入力とし、電流−電圧変換器2,実効値演算回路
3およびV/F変換器4による信号処理により電路32
に流れる電流に比例した周波数を有するパルス4aを作
成し、このパルス4aを分周器5により所定の分周比で
分周することで、電路32における所定の電流積算値の
増加に対応したパルス5a,5bを得る。そして、表示
カウンタ6によりパルス数を計数することで電流積算値
を求めて電力量として表示する。したがって、電路32
に流れる交流電流1aのみを入力とし、電流積算値、す
なわち電路32における電流時間積を求めて電力量とす
るため、従来のように入力の極性および位相を考慮する
必要がなく、容易に電力量を管理することができる。
【0025】〔第2の実施例〕図2はこの発明の第2の
実施例の積算計の構成を示すブロック図である。図2に
おいて、10は比較器となるコンパレータである。な
お、図1と同符号の部分は同様の部分を示す。図2に示
すように、この第2の実施例が上述の第1の実施例と異
なる点は、コンパレータ10を設けた点である。
【0026】コンパレータ10の一方の入力端子には、
実効値演算回路3から出力する直流電圧3aを入力し、
他方の入力端子10aには、基準レベルとなる基準電圧
を入力してある。このように構成した第2の実施例の動
作を説明する。第1の実施例と同様に、CT1から出力
した交流電流1aに対して、電流−電圧変換器2,実効
値演算回路3,V/F変換器4および分周器5により、
信号処理を行って所定の電流積算値の増加に対応したパ
ルス5a,5bを作成し、表示カウンタ6により、パル
ス5aのパルス数を計数することで電流積算値を求めて
電力量として表示する。この際、実効値演算回路3は、
電流−電圧変換器2から出力した交流電圧2aの実効値
である直流電圧3aをV/F変換器4とともにコンパレ
ータ10にも出力する。
【0027】コンパレータ10は、入力された直流電圧
3aと、基準レベルとなる基準電圧とを比較する。そし
て、直流電圧3aが基準電圧を超えたときにはアラーム
信号10bを出力する。ここで、電路32に過電流(定
格を超えた電流)が流れたとすると、これに応答して実
効値変換回路3から出力される直流電圧3aが上昇す
る。したがって、直流電圧3aが基準電圧を超えること
により、コンパレータ10がアラーム信号10bを出力
する。これにより、電路32に流れる過電流を検出する
ことができる。
【0028】このように第2の実施例によれば、実効値
演算回路3から出力される直流電圧3aの大きさは、電
路32に流れる電流の大きさに対応している。したがっ
て、実効値演算回路3から出力される直流電圧3aをコ
ンパレータ10に入力し、基準電圧と比較することで、
電路32に流れる過電流を検出することができる。 〔第3の実施例〕図3はこの発明の第3の実施例の積算
計の構成を示すブロック図である。
【0029】図3において、11は可変抵抗、12は発
光ダイオード(以下「LED」という。)、13は制御
用トランジスタである。なお、図2と同符号の部分は同
様の部分を示す。図3に示すように、この第3の実施例
が上述の第2の実施例と異なる点は、可変抵抗11,L
ED12および制御用トランジスタ13を設けた点であ
る。
【0030】コンパレータ10の一方の入力端子には、
実効値演算回路3から出力する直流電圧3aを入力し、
他方の入力端子には、電源および可変抵抗11からなる
直列回路の出力に接続してある。また、コンパレータ1
0の出力端子は、制御用トランジスタ13のベースに接
続し、この制御用トランジスタ13のコレクタにはLE
D12を接続し、エミッタを接地してある。
【0031】このように構成した第3の実施例の積算計
の動作を説明する。第1の実施例と同様に、CT1から
出力した交流電流1aを入力とし、電流−電圧変換器
2,実効値演算回路3,V/F変換器4および分周器5
により、信号処理を行って所定の電流積算値の増加に対
応したパルス5a,5bを作成し、表示カウンタ6によ
り、パルス5aのパルス数を計数することで電流積算値
を求めて電力量として表示する。この際、実効値演算回
路3は、電流−電圧変換器2から出力した交流電圧2a
の実効値である直流電圧3aをV/F変換器4とともに
コンパレータ10にも出力する。
【0032】コンパレータ10は、実効値変換回路3か
ら出力される直流電圧3aと、基準レベルとなる基準電
圧とを比較し、直流電圧3aが基準電圧を超えたときに
はアラーム信号10bを出力する。このアラーム信号1
0bは正電位の信号であり、これにより、アラーム信号
10bが出力されると制御用トランジスタ13がオン状
態となり、LED12が点灯する。
【0033】したがって、電路32に過電流が流れ、こ
れに応答して実効値変換回路3から出力される直流電圧
3aが上昇した場合、直流電圧3aが基準電圧を超える
ことで、コンパレータ10によりアラーム信号10bが
出力され、これによりLED12が点灯する。これによ
り、電路32に過電流が流れたことを容易に認識するこ
とができる。なお、電路32の電流が減少して実効値変
換回路3から出力される直流電圧3aがコンパレータ1
0の基準電圧よりも小さくなった場合には、制御用トラ
ンジスタ13がオフ状態となることでLED12は消灯
する。
【0034】また、可変抵抗11によりコンパレータ1
0に入力する基準電圧が可変となる。これにより、アラ
ーム信号10bの出力基準を自由に設定することができ
る。すなわち、コンパレータ10の基準電圧として大き
な値を設定すれば、電路32に流れる電流の多少の増加
では、アラーム信号10bが出力されることがなく、L
ED12の点灯による警報に対する信頼性を高めること
ができる。
【0035】このように第3の実施例によれば、コンパ
レータ10から出力されるアラーム信号10bによりL
ED12を駆動するようにしたことにより、実効値変換
回路3から出力される直流電圧3aが基準電圧を超えた
ときにLED12を点灯させることで、容易に電路32
の過電流を検出して認識することができる。また、可変
抵抗11によりコンパレータ10に入力する基準電圧を
可変としたことにより、アラーム信号10bの出力基準
を自由に設定することができ、LED12の点灯による
警報に対する信頼性を高めることができる。
【0036】以上のように第1,第2および第3の実施
例によれば、電路32に流れる電流を検出するCT1か
ら出力される交流電流1aを入力とし、電流−電圧変換
器2,実効値演算回路3,V/F変換器4および分周器
5による信号処理により電路32における電流積算値の
増加に対応したパルス5a,5bを作成し、表示カウン
タ6によりパルス数を計数することで電流積算値を求
め、電力量として表示する。このように、電路32に流
れる交流電流1aのみを入力とし、電流積算値、すなわ
ち電路32における電流時間積を求めて電力量とするた
め、従来のように入力の極性および位相を考慮する必要
がなく、容易に電力量を管理することができる。
【0037】さらに、第2の実施例によれば、実効値演
算回路3から出力される直流電圧3aをコンパレータ1
0に入力し、基準電圧と比較することで、電路32に流
れる過電流を検出することができる。また、第3の実施
例によれば、コンパレータ10から出力されるアラーム
信号10bによりLED12を駆動するようにしたこと
により、実効値変換回路3から出力される直流電圧3a
が基準電圧を超えたときにLED12を点灯させること
で、容易に電路32の過電流を検出して認識することが
できる。また、可変抵抗11によりコンパレータ10に
入力する基準電圧を可変としたことにより、アラーム信
号10bの出力基準を適宜設定することができ、電路3
2に流れる過電流検出に対する信頼性を高めることがで
きる。
【0038】なお、第1,第2および第3の実施例で
は、電源回路9により積算計100に電力を供給した
が、これに限らず、制御用の他の電源(図示せず)によ
り給電しても良い。また、第2の実施例では、比較器と
してコンパレータ10を用いたが、これ限らず、リレー
(図示せず)を用い、このリレーの接点出力をアラーム
信号としても良い。
【0039】また、第3の実施例では、アラーム信号1
0bによりLED12を駆動するようにしたが、これに
限らず、ブザーを駆動しても良い。
【0040】
【発明の効果】この発明の積算計によれば、電路に流れ
る電流を検出する変流器から出力される交流電流のみを
入力とし、電流−電圧変換器,実効値演算回路,電圧−
周波数変換器および分周器による信号処理により電路に
おける電流積算値の増加に対応したパルスを作成し、表
示カウンタによりパルス数を計数することで電流積算値
を求めて電力量として表示したため、従来のように入力
の極性および位相を考慮する必要がなく、容易に電力量
を管理することができる。
【0041】さらに、請求項2記載の積算計によれば、
請求項1記載の積算計において、実効値演算回路の出力
が比較器の基準レベルを超えたときにアラーム信号を出
力するようにしたことにより、電路に流れる過電流を検
出することができる。また、請求項3記載の積算計によ
れば、請求項2記載の積算計において、アラーム信号に
基づいて発光ダイオードを点灯させることにより、容易
に電路の過電流を検出して認識することができる。
【0042】また、請求項4記載の積算計によれば、請
求項2または3記載の積算計において、基準レベルを可
変としたことにより、アラーム信号の出力基準を適宜設
定することができ、電路に流れる過電流検出に対する信
頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の積算計の構成を示す
ブロック図である。
【図2】この発明の第2の実施例の積算計の構成を示す
ブロック図である。
【図3】この発明の第3の実施例の積算計の構成を示す
ブロック図である。
【図4】従来の積算計の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 CT(変流器) 1a 交流電流 2 電流−電圧変換器 2a 交流電圧 3 実効値演算回路 3a 直流電圧 4 V/F変換器(電圧−周波数変換器) 4a パルス 5 分周器 5a パルス 6 表示カウンタ 10 コンパレータ(比較器) 10b アラーム信号 12 LED(発光ダイオード) 32 電路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電路に流れる電流を検出する変流器から
    出力された交流電流を交流電圧に変換する電流−電圧変
    換器と、 この電流−電圧変換器から出力された交流電圧の実効値
    を算出して直流電圧を出力する実効値演算回路と、 この実効値演算回路から出力された直流電圧に応じた周
    波数を有するパルスを出力する電圧−周波数変換器と、 この電圧−周波数変換器から出力されたパルスを分周す
    る分周器と、 この分周器から出力されたパルスを計数しこの計数結果
    を表示する表示カウンタとを備えた積算計。
  2. 【請求項2】 実効値演算回路の出力が比較器の基準レ
    ベルを超えたときにアラーム信号を出力するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の積算計。
  3. 【請求項3】 アラーム信号に基づいて発光ダイオード
    を点灯させることを特徴とする請求項2記載の積算計。
  4. 【請求項4】 基準レベルを可変としたことを特徴とす
    る請求項2または3記載の積算計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002118949A (ja) * 2000-10-11 2002-04-19 Nitto Electric Works Ltd 電流検出装置
JP2013015380A (ja) * 2011-07-01 2013-01-24 Phoenix:Kk 電力消費状態表示装置

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