JPH0393859A - コラーゲンゾルの製造方法 - Google Patents

コラーゲンゾルの製造方法

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JPH0393859A
JPH0393859A JP22912889A JP22912889A JPH0393859A JP H0393859 A JPH0393859 A JP H0393859A JP 22912889 A JP22912889 A JP 22912889A JP 22912889 A JP22912889 A JP 22912889A JP H0393859 A JPH0393859 A JP H0393859A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は新規なコラーゲンゾルの製造方法に関する。さ
らに詳しくは紙、シート、フイルム等の表面の改質に有
用な材料として使用するに適したコラーゲンゾルの製造
方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、紙、シート、フイルムは高級化志向に伴い、表面
に天然皮革のような外観、感触、吸湿性、透湿性等を持
つことが要求されている。これらの要求に応えるべくコ
ラーゲンゾルが、これを紙、シート、フイルム等に塗工
することにより天然皮革様の性質を付与する材料として
、壁紙、室内装飾祠料等の用途に広く用いられている。
コラーゲンゾルは、精製されたコラーグン繊維の微粉砕
膨潤分改物であり、従来から、豚、牛等の皮のようなコ
ラーゲンを多量に含む動物組織を、アルカリ処理、酵素
等による精製処理し、酸によりpllを4以下にして可
溶化することにより製造されていた。この従来の方法は
、例えば、特公昭37−14426号公報、特公昭46
−15033号公報に記載の方法のように、精製処理と
して、夾雑物を除くためプロテアーゼ系の酵素を作用さ
せるか、または、塩類、アルカリ、酸等の薬剤を作用さ
せることが特徴となっていた。しかし、この方法では、
夾雑物の除去とコラーゲン自体の分解の制御のバランス
がよくないので、コラーゲン自休の分解を抑えようとす
れば、夾雑物の除去が充分になされず、特に脂肪分が残
存して、着色の原因どなったり、夾雑物の除去を充分に
しようとすれば、コラーゲン自体が分解ざれてゼラチン
の副生が増加して、特に紙等に使用する塗工剤に供する
には不適当である等の問題があった。
このため、この欠点を改良すべく、特公昭53−155
44号公報には、精製処理において有機溶剤処理、塩類
、アルカリおよび有機、無桟の酸を用いた化学的処理を
施し、湿式粗粉砕後、機械的に微粉砕する方法が提案さ
れている。しかしこれは、動物組織中に存在していた上
記夾雑物は除去されるが、精製処理が複雑であり、処理
に長時間を要し、また、架橋処理が全くなされていない
ために、安定性に乏しく、塗工剤としては、耐熱性およ
び耐水性が低い等の問題点が生じて、実用に供するには
充分とはいい難いものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、本発明の目的は、前記従来技術の問題点を改良
するものであって、白色で耐熱性が高く、紙、シート、
フィルム等の表面に塗工した時に、天然皮革に近い性質
を付与することのできるコラーゲンゾルの製造方法を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、種々検討した結果、豚、牛等
の皮のようなコラーゲンを多aに含む動物組織を従来の
方法でアルカリ処理、水洗処理をして得られる粗製コラ
ーゲンを、酵素としてパバイン、パンクレアチ゜ン、助
剤としてL−グルタミン酸、L一酒石酸水素カリウム及
び非イオン性界面活性剤等からなる酵素処理液にて精製
して浸酸し、湿式粉砕して精製コラーゲン繊維のゲル状
分散物となし、次いで、サッ力ロース、ほう駁塩により
架橋処理をして前述のような脂肪分、多糖類、夾雑タン
パク質が除かれた精製コラーゲン繊維ゾルを製造するこ
とができ、しかも得られた精製コラーゲン!aNゾルは
、紙、シート、フィルム等の表面塗工用途に好適に使用
することができることを突止めた。
従って、本発明においては、前記コラーゲンゾルを得る
ため、動物組織を従来より知られているアルカリ処理、
水洗後に、酵,素を用いてなされる精製処理において、
この動物組織中に内在する脂肪、ムコ多糖類及びコラー
ゲン以外のタンパク質等の夾雑物を効率よくかつ完全に
近い状態で除去し、次いで、架橋処理においては着色性
のない架橋剤を使用ずることが必要であるとの観点に立
ち、その手段として、精製処理において、酵素としてパ
バイン、パンクレアチンを用い、助剤として、特に、従
来使用されているし−酒石酸水素カリウム、非イオン性
界面活性剤と共に、L−グルタミン酸を併用することを
特徴とし、これにより、精製処理の効率を著しく高めて
、従来の方法では必要であった脱アルカリ処理を省くこ
とを可能にし、次いで、架橋処理を施し、これにおいて
、サッカロースおよびほう酸塩を使用することを特徴と
する。
さらに、本発明につき詳細に説明する。本発明は、例え
ば動物の皮のようなコラーゲンを多量に含む動物組織を
、精製、湿式微粉砕、架橋の各処理を順次になすことに
よるコラーゲンゾルの製造方法であり、この動物組織は
、牛、馬、豚、羊等のκn乳動物をはじめとするあらゆ
る脊椎動物の皮、牡、骨等のコラーゲンを多壇に含む組
織を指す。精製処理は、酵素としてパバイン及びパンク
レアチンを用いて、動物組織中のコラーゲン以外の夾雑
物である脂肪、ムコ多糖類及びタンパク質をコラーゲン
から分離する時に、助剤としてし−グルタミン酸、[一
酒石酸水素カリウム、非イオン性界面活性剤を用いて、
酵素の働きを促進し、コラーゲンから分離された夾雑物
を組織の反応系外に排出するものであり、湿式微粉砕処
理は、精製処理されたコラーゲン塊状物を次いでなされ
る架橋処理を容易にし、これを細繊維状とするため、該
塊状物を微粉砕してコラーゲンlli紺の膨潤水分散物
とするものであり、架橋処理は、膨潤水分改物をゾル状
とするために、水中に分散されたコラーゲン膨潤繊維を
、サッカロースを用いて包接し、生或するコラーグンゾ
ルの副熱性を向上するために、架橋剤として、ほう園塩
を用いてコラーグン繊維間を架橋して相互に結びつける
ものである。
精製処理における各酵素の動物組織の乾最100重量部
に対する使用量は、動物組織中のコラーゲン以外の夾雑
物である脂肪、ムコ多糖類及びタンパク質それぞれが、
効率よく除去されるように、パバインは0.2〜0.6
重量部が、パンクレアチンは01〜0.2fflfm部
が好ましく、それぞれの酵素の少なくとも一種の使用a
がこれらより少なければ、各夾雑物の除去のバランスが
崩れて、その酵素に対応した夾雑物の残存儀が多くなり
、またこれらの使用量を上記より多くしても、効果の向
上が少ない上、コラーゲン繊維自体の分解を来たすので
好ましくない。また、パパイン、パンクレアヂンと共に
、他の酵素を併用することも可能であり、特にバチルス
菌糸プロテアーゼを併用したときは、バパインの使用量
を減じることができる。し−グルタミン酸は、特に、夾
雉物が酵素によりコラーゲン分子から分解される反応を
速めるため、0.2〜1,0重量部が使用ざれ、し一酒
石酸水素カリウムは、コラーゲン繊維の水による膨潤を
促して酵素の繊維への浸入を容易にするため、0.2〜
1.2重量部が使用され、非イオン性界面活性剤は、コ
ラーゲン分子から分離された夾雑物のうち特にタンパク
質及び脂肪を可溶化して水中に溶出するため、0.3〜
3.Offi1部が使用されるのが好ましい。この非イ
オン性界面活性剤としては、水によく溶解し、タンパク
質、脂肪を可溶化する目的から口LBの高いボリエチレ
ングリコールのアルキルフエニルエーテルが好ましく、
具体的には、例えば、トリトン X−100(キシダ化
学製)が挙げられる。また、コンドロイチン@酸ナl−
リウムを少笠( 0.004重fQ部以下)使用すると
、繊維が平均的に解されて酵素の作用が一層高まるので
、ざらに好ましい。水酸化テトラメチルアンモニウム等
の第四級アンモニウム水酸化物を併用すれば、酵素やU
)J剤のコラーゲン繊雑への浸透性を高めて、さらに好
ましいこれらの具体例としては、上記の他に、塩化トラ
イメチルアンモニウム(トリメチルアンモニウム)、コ
リン、塩化コリン、水酸化または塩化2−ヒドロキシ−
3−プロビルトリメチルアンモニウム、塩化ジアリルメ
チルアンモニウムの重合体または共重合体等が挙げられ
る。処理液のpHは、処理に使用される酵素全てが十分
に働くように、8〜10とすることが好ましく、pH調
整剤は、調整が容易であることから重炭酸ナトリウムが
好適である。
湿式微粉砕は、精製されたコラーゲン繊糾の塊状物が粉
砕され易くするため、pl1を2〜4に調整し、製紙用
叩w?機等を用いてなされる。pl+の調整剤は、一般
には、調整が容易な有機酸が好適であり、無臭である乳
酸が選ばれる。また、この粉砕時の濃度は、コラーゲン
のゼラチン化が生じないように0.3〜0.8重量%と
することが好ましい。
架橋処理におけるサッカロース、ほう酸塩の原動物組織
の乾1 100重量部に対する使用量は、サッカロース
はこの架橋処理の結果生じるコラーゲンゾルの粘度を使
用する上で適当にする目的から5重里部以上とすること
が好ましく、20重遺部を越えて使用されると、コラー
ゲンゾルの粘度を適当にする効果が殆んどなく、むしろ
塗工後の乾燥性や耐水性を低下させるので好ましくない
。ほう酸塩は着色の原因とならないで、コラーゲン繊維
をイオン結合により架橋して耐熱性を向上し、かつ、コ
ラーゲン繊維の架橋度を繊維の析出が生じない程度に調
整する目的から、0.8〜2.5重量部とするのが好ま
しい。
〔作用〕
本発明のコラーゲンゾルは、紙、シー1−、フィルム等
の表面に革様の性質を付与する塗工剤として使用するこ
とができ、感触がよく、印刷性が優れ、白色度が高く、
耐熱性も唖れ、また、特に、副光性に優れ、長期の使用
における黄変が殆/υど認められない紙、シートまたは
フィルムが得られる。
(発明の効果) 本発明によれば、従来技術の問題点が改良されて、白色
で耐熱性が高く、紙、シー1−、フィルム等の表面に塗
工した時に、天然皮革に近い性質を付与することのでき
るコラーゲンゾルが提供される。
(実施例) 以下、実施例により、本発明を具体的に説明する。
実施例 1 1)コラーゲンゾルの製造 A.精製処理 石灰によるアルカリ処理後水洗された牛の床皮500f
fi i部(乾4は100重量部、以下、重瓜部は部と
省略する)を、重炭酸ナトリウムによりpHを8.1に
調整された下記の処理液に漬け、 パパイン           0.60部パンクレア
ヂン         0. 15部し−グルタミン酸
        0.35部コンドロイチン硫酸ナトリ
ウム 0. 003部し−酒石酸水素カリウム    
 0,35部1ヘリトン X−100       0
.50部水                    
 5000部家庭用洗濯機内にて室温下で12時間がき
混ぜて夾雑物を除去し、水洗後、乳酸により浸酸してp
Hを3.2に調整し、精製コラーゲン組織を得た。
B.湿式微粉砕処理 八にて得られたコラーゲン組織を肉挽礪を用いてミンチ
状とし、これを、原床皮の乾墨の重IiJ度が0.66
%となるように水で希釈し、ざらに乳酸にてt)Hを3
.2に調整して、製紙用叩解機を用いて湿式粉砕した。
C.架橋処理 湿式微粉砕処理後、製紙用叩解機内で下記の架橋剤を順
次加えて、 ザッカロース         10部ほう酸ナ{〜リ
ウム       o.35部架In処理をしてコラー
ゲンゾルを得た。
2)紙への塗工 1)で得られたコラーゲンゾルを坪1100y/尻の上
質紙表面にワイヤーバーを用いて、コラーゲンの乾燥着
量が109/yrjになるように塗工し、乾燥後シボ加
工して革様紙を得た。
この革様紙を、第1表に挙げた項目について試験して第
1表に示す結果を得た。
実施例 2 1)コラーゲンゾルの製造 八精製処理 石灰によりアルカリ処理後水洗された牛の床皮500重
量部(乾星は100重吊部、以下、ffl I一部は部
と省略する)を、水酸化テ1−ラメチルアンモニウム0
.05部および重炭酸ナ1ヘリウムによりpl1を9.
0に調整された下記の処理液に漬け、 パパイン           0.55部パンクレア
チン         0.15部[一グルタミン酸 
       0.30部コンドロイチンrJt Mナ
トリウム  0. 002部L一酒石酸水素力リウム 
   0.30部トリトン X−100       
0.50部水                   
  5000部家庭用洗濯機内にて室温下で12時間か
き混ぜて夾雑物を除去し、水洗後、乳酸により浸酸して
p++を3.2に調整し、精製コラーゲンI織を得た。
B,湿式微粉砕処理 八にて得られたコラーゲン組織を肉挽{幾を用いてミン
チ状とし、これを、原床皮の乾量の重量濃度が0.80
%となるように水で希釈し、さらに乳酸にてDI1を2
.8に調整して、製紙用叩Vfl機を用いて湿式微わ)
伜した。
C,架橋処理 湿式微粉砕処理後、製紙用叩解f尺内で下記の栗橋剤を
順次加えて、 →ナッ力ロース          18部ほう酸ナl
〜リウム         2.5部架橋処理をしてコ
ラーゲンゾルを{qた。
2)プラスチックシートへの塗]二 1)で得られたコラーゲンゾルを坪1200 9/尻の
ポリ塩化ビニルシ一トの表面にワイヤーバーを用いて、
コラーゲンの乾燥着呈が10’J / rriになるよ
うに塗工し、乾燥後シボ加工して革様シ一トを得た。
この革様シー1〜を、第1表に挙げた項目について試験
して第1表に示す結果を得た。
比較例 1 (精製処理が従来法による)A.¥i製処
理 石灰によるアルカ1ノ処理後、通常の方法で脱灰して水
洗された牛の床皮500重呈部(乾量は100重量部、
以下、重畠部は部と省略する)を、重炭酸ナ1−リウム
によりpHを8.1に調整された下記の処理液に潰け、 パバイン           0.60部パンクレア
チン         0. 15部L一酒石酸水素ノ
Jリウム    035部トリ1〜ン X−100  
     0.50部水              
          5000部家庭用洗濯機内にて室
温下で12時間かぎ混ぜて夾雑物を除去し、水洗後、乳
酸により浸酸してpHを3.2に調整し、精製コラーゲ
ン組織を得た。
8.湿式微粉砕処理 八にて得られたコラーゲン組織を肉挽槻を用いてミンチ
状とし、これを、原床皮の乾量の重量濃度が0.66%
となるように水で希釈し、さらに7L酸にてpHを32
に調整して、製紙用叩解機を用いて湿式m粉砕した。
C。架橋処理 湿式微粉砕処理後、製紙用叩解機内で下記の架橋剤を順
次加えて、 4ナッ力ロース          10部ほう酸ナ1
〜リウム       035部架橋処理をしてコラー
ゲンゾルを得た。
2)紙への塗工 1)で得られたコラーゲンゾルを坪r3  10J7/
′rILの上質紙表面にワイヤーバーを用いて、コラー
ゲンの乾燥着飢が109/尻になるように塗工し、乾燥
後シボ加工して革様紙を得た。
この革様紙を、第1表に挙げた項目について試験して第
1表に示す結果を得た。
比較例 2 (栗橋処理をしないもの)1)コラーゲン
ゾルの製造 A.精製処理 石灰によるアルカリ処理後、水洗された牛の床皮500
重里部〈乾鍛は100重沼部、以下、重量部は部と省略
する)を、重炭酸ナトリウムによりpHを8.1に調整
された下記の処理液に漬け、 パパイン           0.60部パンクレア
チン         0.15部L−グルタミン酸 
       0.35部コンドロイヂン硫醒ナ1・リ
ウム 0. 003部「一酒石酸水素カリウム    
0.35部トリトン X  100       G.
50部水                     
  5000部家庭用洗濯機内にて室温下で12時間か
き混ぜて夾雑物を除去し、水洗後、乳酸により浸酸して
pHを3.2に調整し、精製コラーゲン組織を得た。
B,湿式微粉砕処理 Aにて得られたコラーゲン組織を肉挽機を用いてミンチ
状とし、これを、原床皮の乾星の重桓濃度が0.66%
となるように水で希釈し、さらに乳酸にてpl{を3.
2に調整して、製紙用叩VN機を用いて湿式微粉砕し、
これをもってコラーゲンゾルとした。
2)プラスチックシー1〜への塗工 1)で得られたコラーゲンゾルを坪1 2007/mの
ポリ塩化ビニルシ一トの表面にワイヤ一バーを用いて、
コラーグンの乾燥着量が10!7/ボになるJ:うに塗
工し、乾燥後シボ加工して革様シ一トを得た。
この革様シー1・を、第1表に挙げIこ項目について試
験して第1表に示す結果を1qた。
第1表の結果から、本発明の製造方法により1qられる
コラーゲンゾルは、従来の″A)Δ方法により得られる
コラーゲンゾルと比較して、着色および臭気がなく、耐
熱性の高い紙および不織布を提供できることが示ざれ、
本発明が有用であることがわかる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルカリ処理されたコラーゲンを含有する動物組
    織を、酵素としてパパイン及びパンクレアチンからなり
    、助剤としてL−グルタミン酸、L−酒石酸水素カリウ
    ム、及び非イオン性界面活性剤を含む酵素処理液を用い
    て精製処理して、浸酸、湿式微粉砕し、次いで、サッカ
    ロース、ほう酸塩を含む架橋処理剤を加えて処理をする
    ことを特徴とするコラーゲンゾルの製造方法。
  2. (2)動物組織の乾量100重量部に対し、酵素処理液
    が、酵素として パパイン0.2〜0.6重量部 パンクレアチン0.1〜0.2重量部 助剤として L−グルタミン酸0.2〜1.0重量部 L−酒石酸水素カリウム0.2〜1.2重重部非イオン
    性界面活性剤0.3〜3.0重量部コンドロイチン硫酸
    ナトリウム 0〜0.004重量部 第四級アンモニウム水酸化物または塩 0〜10重量部 からなり、架橋処理剤が、 サッカロース5〜20重量部 ほう酸塩0.8〜2.5重量部 からなる請求項1記載のコラーゲンゾルの製造方法。
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JP2012100639A (ja) * 2010-11-09 2012-05-31 Kai:Kk 酵素処理液を使用する洗浄、塗布および抗菌処理方法
CN116286749A (zh) * 2023-03-15 2023-06-23 广东海洋大学 一种溶解剂及其应用

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