JPH0393109A - 感圧導電性エラストマー - Google Patents

感圧導電性エラストマー

Info

Publication number
JPH0393109A
JPH0393109A JP22904489A JP22904489A JPH0393109A JP H0393109 A JPH0393109 A JP H0393109A JP 22904489 A JP22904489 A JP 22904489A JP 22904489 A JP22904489 A JP 22904489A JP H0393109 A JPH0393109 A JP H0393109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive
pressure
elastomer
foamed
resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22904489A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0779006B2 (ja
Inventor
Teruo Okamoto
岡本 照男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
INABA RUBBER KK
Original Assignee
INABA RUBBER KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by INABA RUBBER KK filed Critical INABA RUBBER KK
Priority to JP22904489A priority Critical patent/JPH0779006B2/ja
Publication of JPH0393109A publication Critical patent/JPH0393109A/ja
Publication of JPH0779006B2 publication Critical patent/JPH0779006B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感圧導電性エラストマーに関し、詳しくは、無
加圧.無変形状態では高抵抗を示し、加圧変形するにし
たがってその圧力変形の大きさに応じ抵抗が変化しその
範囲が広く直線性が良好な感圧導電性エラストマーに関
するものである.〔従来の技術〕 従来、感圧導電性エラストマーの材料としては、非導電
性エラストマーの天然ゴム、クロロブレンゴム,SBR
,NBR,EPDM, シリコーンゴム等の合戒ゴムや
、ゴム状弾性を示す熱可塑性エラストマーヘ、導電性金
属粒子.金属繊維,炭素繊維,導電性カーボンブランク
.#!I鉛粒子.半導体粒子等が、混合、分散されて使
用されている.また、発泡状感圧抵抗体としては、特公
昭60−722号及び特公昭60−723号公報に示さ
れるように、シランカップリング剤で表面処理した導電
性金属粒子と液状シリコーンゴムに、発泡剤として熔解
度パラメータ9.8以上の有機化合物、n−プロビルア
ルコール.n−プチルアルコール,等を用いたもの、N
−ニトロソ基を有する有機発泡剤を用いたものがある. 導電性粒子として、特公昭56−9187号及び特公昭
56−54019号公報に示される角を落した礫状の人
造黒鉛粒子を用いたものもある. これらの組成物は、シート状その他の形状に威形され、
圧力センサー,触覚センサー等の感圧素子として使用さ
れている. 非導電性エラストマーについては、耐熱,耐寒性.絶縁
性.非汚染性,低圧縮永久歪等の点から文ラブルタイプ
のシリコーンゴムあるいは液状シリコーンゴムが多く使
用されている. 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記した従来の感圧導電性エラストマーは、次の難点が
あった.すなわち、導電性付与剤として、導電性金属粒
子、金属繊維、を用いたものは、酸化により特性が経時
変化しやすく、電気信号のチ中ソタリング現象やノイズ
が発生するため誤動作の原因となる難点があった。炭素
繊維の場合は、実用的配合とした場合には、圧力一抵抗
変化の直線性に難点があると共に感度が低下するという
難点がある. また、導電性カーボンプランクを用いたものは、粒子径
がlO〜40mμと極めて小さいため、加圧変形時の抵
抗変化が小さく、感度が悪い難点があった.導電性カー
ボンプラックの造粒物を用いた場合は、抵抗変化は大き
くなるが加圧変形時に粒子の破壊が生じやすく耐久性,
安定性に欠けるという難点がある。
黒鉛粒子を用いたものは、天然黒鉛の場合、粒子形状が
不均一であるため安定した特性が得られにくい難点があ
る.このため粉砕や摩砕等の操作をして角のとれた丸み
のある人造黒鉛粒子を用い特性の安定化,耐久性の向上
,ノイズの減少をはかったものであるが、所望の粒子を
得るための操作が難かしく煩雑でありその収率も小さい
という難点がある。
半導体粒子を用いたものは、抵抗値が高くなって抵抗の
変化率が少くなるという難点がある.また、感圧特性の
感度を上げるための発泡剤として、有機化合物のn−プ
ロビルアルコール.n一ブチルアルコール等を用いた場
合には、揮発性であるため非導電性エラストマーや導電
粒子との混合作業架橋時の作業性に難点があり、ニトロ
ソ基を有する有機発泡剤を用いたものは、所望の発泡体
を得る発泡条件の設定が難かしく、発泡セルを均一にし
て加圧変形時の特性のバラツキを少くすることが難かし
い難点があった. 更に又、非導電性エラストマーについては、他の合威ゴ
ムや熱可塑性エラストマーに比べ引裂強度が低く、とく
に数十から数百ミクロンの導電性粒子を実用レベルまで
配合した場合には、引裂強度が低下し実用的でない。ま
た、見かけ上の硬度も上昇し感度が低下する難点があっ
た.また、くり返し圧縮荷重を加えて使用した場合には
、導電性粒子,繊維同志の接触によるゴム材料への負荷
が大きくなり耐久性が低下して、圧力−抵抗変化特性が
不安定になる難点がある。これは粒子.繊維が大きくな
るほど顕著であるという問題点がある. 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、上記従来技術の難点に鑑みて鋭意研究した結
果なされたものであり、その手段とするところは、発泡
セル径が50乃至350μ一の非導電性発泡エラストマ
ー中に粒子径が1乃至15μmの導電性ガラス状微小球
状炭素粒子が分散されているところにあり、又、前記非
導電性発泡エラストマーが、液状シリコーンゴムとシリ
コーンヮニス、シリコーン生ゴム又はこれらを主成分と
するシリコーン粘着剤とから或ること、及び前記導電性
ガラス状微小球状炭素粒子が、独立した真球状で表面へ
液状シリコーンゴムの硬化触媒をコーティング処理した
ところにある. 〔実施例〕 非導電性発泡エラストマーは、従来のものを用いる他に
、次のものを用いるとより効果的である.すなわち、そ
の材料である縮奇型一液常温硬化シリコーンゴムとシリ
コーンワニス、詳しくは、シラノール基を含有したポリ
シロキサンでトルエン,キシレン等の有機溶剤で希釈し
たものと、平均分子量が150,000からsoo. 
oooの直鎖状ポリシロキサンから或るシリコーン生ゴ
ムかあるいはシリコーンワニスとシリコーン生ゴム.充
填剤,可塑剤等を主威分とするシリコーン粘着剤の混合
物の中に分解させ縮合硬化反応,脱水素反応をおこさせ
て、アルコール.オキシム,アセトン,水素等の反応ガ
スを発生させ常温で発泡硬化させたものである. この時、発泡セルは、導電性ガラス状微小球状炭素粒子
の形状、寸法、配合量と、液状シリコーンゴム,シリコ
ーンワニス.シリコーン生ゴムあるいはシリコーン粘着
剤の混合物の粘度と、生ずる反応ガス圧と硬化速度のバ
ランスで決定するが、本発明はこのうちの粘度に着目し
、シリコーンワニス,シリコーン生ゴムあるいはシリコ
ーン粘着剤を配合することにより、未硬化時の粘度を調
整して微細で均一な発泡セルを得たものである。このシ
リコーンゴム,シリコーンワニス.シリコーン生ゴムの
割合を調整し、硬化後のエラストマーの弾性を向上させ
、圧力一抵抗変化のヒステリシスを改善することができ
る.しかし、シリコーン粘着剤を使用する場合は、シリ
コーンワニス、シリコーン生ゴムは必らずしも必要とし
ない.これにより高感度で安定した感圧導電性エラスト
マーが得られ、くり返し圧縮荷重での耐久性もシリコー
ンワニス.シリコーン生ゴムあるいはシリコーン粘着剤
を配合することでエラストマーの引裂強度が向上し液状
シリコーンゴム単体の場合より改善することができる. 前記した縮台型一液常温硬化シリコーンゴムとしては、
両末端シラノールオイルにオルガノトリメトキシシラン
架橋剤と、アルキルチタネート触媒から成るアルコール
型、両末端シラノールオイルにブタノオキシムシラン架
橋剤と有機スズアシレート触媒から威るオキシム型、両
末端シラノールオイルにプロベノキシシラン架橋剤とレ
ドソクス触媒,アξン助触媒から或るアセントン型など
が知られているが、本発明においては、硬化速度,発泡
性等の面からオキシム型もしくは、アルコール型が好ま
しい.その他に酢酸型もあるが腐食性や臭気の面で好ま
しくない. 発泡セルの寸法としては、独立または連続発泡体で50
乃至350μ園が好まし<、50μ一以下の場合には圧
力一抵抗変化が少< 、350μ麟以上の場合には強度
が低下するため実用的でない.この発泡セルの寸法の範
囲は、従来の非導電性発泡エラストマーを使用する時も
同じである.非導電性エラストマーの液状シリコーンゴ
ムとしては、全組威物の25乃至35容量%が好まし<
、25%以下は弾性が低下し圧力一抵抗変化のヒステリ
シスが悪くなり、35%以上の場合には引裂強度が低下
するため実用的でない.シリコーンフェスとしては、全
組威物の5乃至12容量%が好ましく、5%以下の場合
は発泡セルが不均一になり、引裂強度も低下し耐久性が
悪くなり、12%以上の場合には、弾性が低下し圧力一
抵抗化のヒステリシスが悪くなる.シリコーン生ゴムと
しては全組威物の5乃至8容量%が好ましく、5%以下
の場合には弾性,引裂強度が低く、8%以上の場合には
、発泡セルが小さくなり実用的でない。
また、シリコーンフェス,シリコーン生ゴムの代わりに
シリコーン粘着剤を使用する場合は、全組威物のlO乃
至20容量%が好まし<、10%以下の場合には発泡セ
ルが不均一になり引裂強度も低下し、20%以上の場合
は弾性が低下して圧力一抵抗変化のヒステリシスが悪く
なる.発泡硬化温度としては、IO乃至30℃が好まし
<、10℃以下の場合には硬化時間が長くなり、30℃
以上の場合には発泡セルが大きくなる.湿度としては、
25%以上が好まし<、25%以下の場合には硬化時間
が長くなる。
また、二次キュアーについては、150乃至200℃の
温度で30分乃至1時間程度行うことにより圧縮永久歪
が少なくなって特性が安定する.次に、導電性粒子とし
て高い耐熱性,導電性,耐食性をもち高い強度と硬度を
もつ導電性ガラス状微小球状炭素粒子(独立していて真
球に近いもの)は、フェノール樹脂,フラン樹脂の微小
球状粒子を真空中で800から1 . 000℃に加熱
処理して得るものである.球状炭素微粒子として、スチ
レン,塩化ビニル.塩化ビニリデン等の微小球を空気流
中で300℃まで加熱し、次いで不活性ガス中で1 ,
 000℃まで加熱焼成したメソカーボンマイクロビー
ズが知られているが、これは独立した粒子が得られにく
く、双子や連結した状態のものが混入し、感圧導電性エ
ラストマーに配合した場合、圧力一抵抗変化特性が、独
立した状態の球状粒子に比べて連続的でなく発泡性がよ
くない難点がある。この微小球状粒子へ縮台型、詳しく
は、多管能性メチル水素ポリシロキサンを含有する脱ア
ルコール,脱オキシム.脱アセトン型一液常温硬化シリ
コーンゴムの有機触媒、詳しくは、アルキルチタネート
,有機スズアシレート,レドツクス,アミン,ペンゾイ
ルバーオキサイド等を表面へ微量コーティングしたもの
を用いることにより、導電粒子の近傍での架橋密度の上
昇を促進し、粒子の脱落を防止すると共に、微細で均一
な発泡セルをもつ発泡体の形戒を助威する作用をも兼ね
備える。
導電性ガラス状微小球状炭素粒子の粒径としては、1μ
一以下の場合は粒子の製造が困難であると共に抵抗の変
化が少なくなる。また、15μ一以上は抵抗の変化が荒
くなるため、1μ讃ないし15μmが好ましい. 配合割合としては、全組成物45乃至65容量%が好ま
し<、45%以下の場合には抵抗値が高くなり、65%
以上の場合には伸び、弾性が低下するため実用的でない
. 次に、本発明の具体的実施例を述べるが、本発明はこの
具体的実施例のみに限定されるものではない. 〔具体的実施例1〕粒子径1〜6μ一のガラス状微小球
状炭素粒子(大和田カーボン工業製,ガラスポンーp,
 cp−2.4) 55重量部220gに有機触媒の有
機スズアシレート(信越化学工業製CAT−PS−1.
トルエン60%含有)lccとトルエン80ccを添加
攪拌混合し乾燥して有機スズアシレート,コーティング
,ガラス状微小球状炭素粒子を得た。
次に、脱オキシム縮合型一液常温硬化シリコーンゴム(
信越化学工業製KE−441) 30重量部120gと
シラノール基含有シリコーン粘着剤(信越化学工業製1
[R−101−10, }ルエン,キシレン40%含有
〉25重量部100gと硬化剤(信越化学工業製C−1
) O.1gを混合機にて2分間混合した後有機スズア
シレートをコーティングしたガラス状微小球状炭素粒子
を加え5分間混合し20c1l×5cll×2.0fi
のポリエチレン製のモールドにこの混合物を移し、シー
ト状に戒形して温度25℃、湿度60〜70%で24時
間放置し、発泡,硬化させた後、150℃の温度で30
分間二次キュアーした。
この様にして得た試料を切断して断面を調べた結果、7
0乃至250μ讃の径の独立した発泡セルが形威されて
いた。
また、加圧力と抵抗の変化を第1図に示す条件で測定し
た。第1図(a)は、この測定回路を示し、Eは直流定
電圧電源、Rは標準抵抗器、Pは加圧速度(5fi/分
)、■は電圧変化、Cは試料(5 w x5 +n x
2.Ot)である。また、第1図(b)は、具体的測定
装置を示し、Aは加圧試験機、Bは小型荷重変換器、D
は動歪測定器、Fはアナライジングレコーダ、G,G”
は測定電極(金メッキ、銅貼りプリント基板で、20鵡
X20wm X 1.6t)である。
測定は、測定電極G′の上に試料Cを置き、更にこの電
極G′の下に加圧力を測定するための小型荷重変換器B
を設置して、試料Cの上方から測定電極Gで加圧速度P
で加圧し、この時の電圧Vより抵抗値を算出し、動歪測
定器Dより加圧力を出力した。
この測定結果を第2図のグラフに実施例1として示した
. なお、比較のため、有機スズアシレートをガラス状微小
球状炭素粒子へコーティングしないで配合して製作した
結果、発泡セルがコーティングしたものより不均一であ
った. 〔具体的実施例2〕粒子径1〜12μ一のガラス状微小
球状炭素粒子(大和田カーボン工業製,ガラスボンーP
, GP−5) 57重量部228gに有機触媒として
アルキルチタネート(日本曹達製, A−1 ”) 0
.2gとトルエン100ccを添加攪拌混合し乾燥して
アルキルチタネート,コーティング,ガラス状微小球状
炭素粒子を得た. 次に、脱アルコール縮合型一液常温硬化シリコーンゴム
(信越化学工業製, KB−41 ) 28重量部11
2gとシリコーン粘着剤(信越化学工業製. KR−1
20,トルエン40%含有)25重量部100gと硬化
剤(信越化学工業製, C−1 ) 0.1gを混合機
にて2分間混合した後、アルキルチタネートをコーティ
ングしたガラス状微小球状炭素粒子を加え、更に5分間
混合し、15QIX10011X 1,5mのポリプロ
ピレン製のモールドにこの混合物を移してシート状に威
形して、温度20℃、湿度60〜70%で24時間放置
し発泡硬化させた後、150℃で30分間二次キエアー
した. この様にして“得た試料を切断し、断面を観察した結果
、100〜350μmの径で独立及び連続した発泡セル
が形威されていた.また、加圧力と抵抗の変化を具体的
実施例1の場合と同様の方法で測定した結果を第2図の
グラフに実施例2として示した. また、具体的実施例l及び具体的実施例2の比較例とし
て、シリコーン粘着剤を配合しないで液状シリコーンゴ
ムとガラス状微小球状炭素粒子の感圧導電性ゴムのみの
場合の初回目の実験データを第2図のグラフに比較例と
して示す.更に、これら具体的実施例1、具体的実施例
2及び比較例の加圧力と抵抗値の変化を数値で表1に示
す. 第3図に示すグラフは、具体的実施例1及び比較例の試
料の耐久性の実験結果を示し、それぞれの試料を、lk
g/一の荷重で1秒間ON、3秒間OFFの繰り返しを
lO万回行い、このlO万回目の加圧力と抵抗値との変
化を前記した初回目のグラフと共に表示したものである
鳴1〕 〔発明の効果〕 導電性粒子として、フェノール樹脂,フラン樹脂などの
熱硬化性樹脂の微小球を、真空中で加熱処理した独立し
た真球に近い導電性ガラス状微小球状炭素粒子を用いる
ことにより、高温において酸化,変質が少なく化学的に
安定で抵抗の変化もほとんどなく、また、強度的にも圧
縮強さで、2.000gkg/一と強く、硬度もシツア
ー硬度110と硬いため繰り返し圧縮荷重での粒子の損
傷もほとんどない。このことにより、感圧導電性エラス
トマーの安定した特性が得られる.また、粒子の形状が
独立した真球状であるため、電気的な導通が単純化され
、圧力一抵抗変化曲線がなめらかになり、ノイズの発達
,チャフタリング現象がなくなる。
また、表面へ硬化触媒を微量コーティングして配合する
ことにより、発泡セルの微細化,均一化に役立ち、圧力
一抵抗変化特性の安定したバラッキの少ないものが得ら
れる. 従来の液状シリコーンゴムだけの場合と比較し、シリコ
ーンワニス,シリコーン生ゴムあるいはシリコーン粘着
剤を配合することにより、導電性粒子とのなじみを改善
し、硬化前の粘性を調整し、縮合反応による発泡ガス圧
は、硬化速度と粘度のバランスを取ることにより微細で
均一な発泡セルを低温で容易に形或することが可能とな
り、耐久性が良く、圧力一抵抗変化の範囲が広く、直線
性が良好な発泡状感圧導電性エラストマーを提供するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は測定装置を示し、第1図(a)は測定回路図、
第1図(b)は具体的測定装置、第2図は具体的実施例
1と具体的実施例2及び比較例の初回目の抵抗値と加圧
力の関係を示すグラフ、第3図は具体的実施例1と比較
例との初回目及びlO万同目の抵抗値と加圧力の関係を
示すグラフである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発泡セル径が50乃至350μmの非導電性発泡
    エラストマー中に粒子径が1乃至15μmの導電性ガラ
    ス状微小球状炭素粒子が分散されていることを特徴とす
    る感圧導電性エラストマー。
  2. (2)非導電性発泡エラストマーが、液状シリコーンゴ
    ムとシリコーンワニス、シリコーン生ゴム又はこれらを
    主成分とするシリコーン粘着剤とから成ることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の感圧導電性エラストマ
    ー。
  3. (3)導電性ガラス状微小球状炭素粒子が、独立した真
    球状で表面へ液状シリコーンゴムの硬化触媒をコーティ
    ング処理したことを特徴とする特許請求の範囲第1項ま
    たは、第2項記載の感圧導電性エラストマー。
JP22904489A 1989-09-04 1989-09-04 感圧導電性エラストマー Expired - Fee Related JPH0779006B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22904489A JPH0779006B2 (ja) 1989-09-04 1989-09-04 感圧導電性エラストマー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22904489A JPH0779006B2 (ja) 1989-09-04 1989-09-04 感圧導電性エラストマー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0393109A true JPH0393109A (ja) 1991-04-18
JPH0779006B2 JPH0779006B2 (ja) 1995-08-23

Family

ID=16885864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22904489A Expired - Fee Related JPH0779006B2 (ja) 1989-09-04 1989-09-04 感圧導電性エラストマー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0779006B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7563393B2 (en) 2006-09-15 2009-07-21 Tokai Rubber Industries, Ltd. Crosslinked elastomer body for sensor, and production method therefor
JP2018077191A (ja) * 2016-11-11 2018-05-17 北川工業株式会社 感圧センサー

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5568206B2 (ja) * 2006-09-15 2014-08-06 東海ゴム工業株式会社 変形センサ
JP5302501B2 (ja) * 2006-10-25 2013-10-02 東海ゴム工業株式会社 車両の外装部材変形センサ
JP5420819B2 (ja) * 2006-10-25 2014-02-19 東海ゴム工業株式会社 衝撃センサ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7563393B2 (en) 2006-09-15 2009-07-21 Tokai Rubber Industries, Ltd. Crosslinked elastomer body for sensor, and production method therefor
JP2018077191A (ja) * 2016-11-11 2018-05-17 北川工業株式会社 感圧センサー

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0779006B2 (ja) 1995-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2241826C (en) Pressure sensitive ink means, and methods of use
EP0207450B1 (en) Pressure-sensitive conductive rubber material
US5082596A (en) Electroconductive silicone rubber composition and cured silicone rubber article thereof
NO326480B1 (no) Elektrisk ledende silikongummisammensetning og kontakt med lav motstand
JPH0393109A (ja) 感圧導電性エラストマー
Shanmugharaj et al. Dynamic mechanical properties of styrene‐butadiene rubber vulcanizate filled with electron beam modified surface‐treated dual‐phase filler
JPH0471108A (ja) 感圧導電性エラストマー
Li et al. Facile fabrication of flexible TPU‐based microcellular nanocomposite piezoresistive sensors with tunable piezoresistivity via modulating cell structure
JPS62112641A (ja) 感圧導電性エラストマ−組成物
JPH02298530A (ja) 感圧導電性ゴム組成物
JPH0753813A (ja) 導電性プラスチック組成物
JPS6271109A (ja) 感圧性導電性材料
JPS587001B2 (ja) 耐久性のよい感圧抵抗体およびその製造方法
JPH04253109A (ja) 変形導電性エラストマー
JP2002256078A (ja) 再生シリコーンゴム製品の製造方法
JP2005060204A (ja) 導電材被覆膨張黒鉛、黒鉛系導電性フィラー、導電性ゴム材料、ゴム成型物及びゴム成型物の製造方法
JPH077608B2 (ja) 変形導電性エラストマー
JP3195450B2 (ja) 導電性組成物及び自己温度制御性面発熱体
JPS6142814A (ja) 感圧導電性エラストマ−成形体
JPS6254742A (ja) 感圧ゴム成形体
JP2000357547A (ja) 低抵抗コネクタ
JPS62249304A (ja) 感圧導電性ゴム材
JP2001164044A (ja) 免震ゴム組成物
Kumar et al. Tailoring Triple Filler Systems for Improved Magneto-Mechanical Performance in Silicone Rubber Composites. Polymers 2023, 15, 2287
JPH0685346A (ja) 圧電複合材料

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090823

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees