JPH0392776A - 海底電導度測定装置 - Google Patents
海底電導度測定装置Info
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- JPH0392776A JPH0392776A JP1229627A JP22962789A JPH0392776A JP H0392776 A JPH0392776 A JP H0392776A JP 1229627 A JP1229627 A JP 1229627A JP 22962789 A JP22962789 A JP 22962789A JP H0392776 A JPH0392776 A JP H0392776A
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 4
- 238000012545 processing Methods 0.000 abstract description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
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- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
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- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は、例えば海底の機雷を掃海する掃海艇に配備
される渇底電導度測定装置に関する。
される渇底電導度測定装置に関する。
(口)従来の技術
第7図は、従来の海底電導度測定装置を示す説明図であ
る。海底の機雷を掃海する掃海艇には、掃海用の通電ケ
ーブル9lが配備されている。この通電ケーブル9lは
、通電長ケーブル91aと通電短ケーブル91bとから
なり、両ケーブル9la,9lbは2本が1本のケーブ
ルとして一体的に構戊されており、掃海艇の大型ウイン
チ92に巻き取られるようになっている。海底の機雷を
掃海する際は、この通電ケーブル91を曳航し、通電長
ケーブル91aと通電短ケーブル9lbとの両先端間に
、所定の電流を流す。海水を介して両先端間に流れる電
流により、周辺に磁界が発生し機雷が誘爆する。ところ
で、海底の機雷を安全な状態でかつ正確に掃海するには
、海底の深さとともに、海底の電導度を正確に知る必要
がある。
る。海底の機雷を掃海する掃海艇には、掃海用の通電ケ
ーブル9lが配備されている。この通電ケーブル9lは
、通電長ケーブル91aと通電短ケーブル91bとから
なり、両ケーブル9la,9lbは2本が1本のケーブ
ルとして一体的に構戊されており、掃海艇の大型ウイン
チ92に巻き取られるようになっている。海底の機雷を
掃海する際は、この通電ケーブル91を曳航し、通電長
ケーブル91aと通電短ケーブル9lbとの両先端間に
、所定の電流を流す。海水を介して両先端間に流れる電
流により、周辺に磁界が発生し機雷が誘爆する。ところ
で、海底の機雷を安全な状態でかつ正確に掃海するには
、海底の深さとともに、海底の電導度を正確に知る必要
がある。
そこで、従来は海底の電導度を測定するのに、通電ケー
ブル91に対し、別途ウインチ95に捲回してある電位
検出ケーブル93を組合わせて使用する。つまり、それ
ぞれ引き出した通電ケーブル91に対し電位検出ケーブ
ル93を、束ねバンド94により固定した状態で、両ケ
ーブル91、93を曳航する。通電ケーブル(通電長ケ
ーブル9Ia及び通電短ケーブル9 1. b間)に所
定の電流を流すことで、電位検出ケーブル93の複数の
電極(A,B,C,D,E)間の電圧を計測する。
ブル91に対し、別途ウインチ95に捲回してある電位
検出ケーブル93を組合わせて使用する。つまり、それ
ぞれ引き出した通電ケーブル91に対し電位検出ケーブ
ル93を、束ねバンド94により固定した状態で、両ケ
ーブル91、93を曳航する。通電ケーブル(通電長ケ
ーブル9Ia及び通電短ケーブル9 1. b間)に所
定の電流を流すことで、電位検出ケーブル93の複数の
電極(A,B,C,D,E)間の電圧を計測する。
例えば、B−C間の電圧(電位)Vl、(,−B間の電
圧(電位)V2、A−E間の電位V3を計測し、この計
測した各電位を用いて、所定の計算弐により海底の電導
度を演算する。
圧(電位)V2、A−E間の電位V3を計測し、この計
測した各電位を用いて、所定の計算弐により海底の電導
度を演算する。
(ハ)発明が解決しようとする課題
上記、従来の海底電導度測定装置では、電導度測定に際
し、電位検出ケーブルを通電ケーブルに対し束ねバンド
を用いて固定し、これを曳航する方式である。このため
、この束ね作業が困難である許かりでなく、通電ケーブ
ル(通電長ケーブルと通電短ケーブルの端末)に対し、
電位検出ケブル(各電極)を適正位置状態に固定するこ
とが困難であり、曳航中に両ケーブルの位置ずれが生し
た場合、適正な電位測定をなし難い。また、電位検出ケ
ーブルにより各電極の電位が計測された場合、操作者が
この計測値をコンピュータに手人力し、且つ他の要因、
例えば深度・海水電導度及び通電ケーブルに流す通電電
流の大きさを手入力し、その都度、海底電導度を演算し
なければならない等の不利があった。
し、電位検出ケーブルを通電ケーブルに対し束ねバンド
を用いて固定し、これを曳航する方式である。このため
、この束ね作業が困難である許かりでなく、通電ケーブ
ル(通電長ケーブルと通電短ケーブルの端末)に対し、
電位検出ケブル(各電極)を適正位置状態に固定するこ
とが困難であり、曳航中に両ケーブルの位置ずれが生し
た場合、適正な電位測定をなし難い。また、電位検出ケ
ーブルにより各電極の電位が計測された場合、操作者が
この計測値をコンピュータに手人力し、且つ他の要因、
例えば深度・海水電導度及び通電ケーブルに流す通電電
流の大きさを手入力し、その都度、海底電導度を演算し
なければならない等の不利があった。
この発明は、特殊な曳航ゲーブルを使用し、計測された
各電位に基づき、自動的に海底電導度を演算し得る迅速
且つ正確な海底電導度測定装置を提供することを目的と
する。
各電位に基づき、自動的に海底電導度を演算し得る迅速
且つ正確な海底電導度測定装置を提供することを目的と
する。
(二)課題を解決するための手段及び作用この目的を達
成させるために、この発明の海底電導度測定装置では、
次のような構成としている。
成させるために、この発明の海底電導度測定装置では、
次のような構成としている。
海底電導度測定装置は、通電ケーブルと電位検出ケーブ
ルとを一体的に構成した1本の曳航ケーブルと、この曳
航ケーブルに電気的に接続されると共に、前記電位検出
ケーブルの電圧検出信号に基づき、所定計算式により海
底電導度を演算する演算制御部とから構成されている。
ルとを一体的に構成した1本の曳航ケーブルと、この曳
航ケーブルに電気的に接続されると共に、前記電位検出
ケーブルの電圧検出信号に基づき、所定計算式により海
底電導度を演算する演算制御部とから構成されている。
このような構成を有ずる淘底電導度測定装置では、通電
ケーブルと電位検出ケーブルとが一体的に構成され、1
木のケーブルを構成している。つまり、曳航ケーブルは
通電長ケーブルと通電短ケーブルと電位検出ケーブルと
が1本に纏められている。従って、通電長ケーブルの先
端(電流を流すための端部)、通電短ケーブルの先端位
置に対し、電位検出ケーブルの複数の電極との位置決め
が、当初より適正に設定されている。従って、この1本
の曳航ケーブルでは単一のウインチに巻き取られており
、海底電導度測定の際に、従来のように通電ケーブルに
対し、別途捲回収納されている電位検出ケーブルを引出
し、位置決めしつつ束ね固定する等の困難な作業が不要
となる。また、電位検出ケーブルは演算制御部に電気的
に接続してある。更に、演算制御部には曳航器(深度及
び海水電導度を計測する計器)が電気的に接続し得るよ
うになっている。従って、海底電導度を測定する場合は
、通電ケーブルに対し所定の電流を流す。この通電電流
は電流検出部により演算制御部に取り込まれる。演算制
御部では、この通電電流の大きさの他、通電する間に計
測した電位検出ケーブルの各電極間の電位と、曳航器(
船舶が曳航する曳航器)により計測された水深及び海水
電導度を取り込み、これらの諸情報から所定計算式によ
り自動的に海底電導度を測定ずることが出来る。従って
、従来のように計測した各電極間の電位の他に、通電電
流、深度及び澗水電導度情報を、操作者がコンピュータ
に手入力し、演算する等の手間が解消される。
ケーブルと電位検出ケーブルとが一体的に構成され、1
木のケーブルを構成している。つまり、曳航ケーブルは
通電長ケーブルと通電短ケーブルと電位検出ケーブルと
が1本に纏められている。従って、通電長ケーブルの先
端(電流を流すための端部)、通電短ケーブルの先端位
置に対し、電位検出ケーブルの複数の電極との位置決め
が、当初より適正に設定されている。従って、この1本
の曳航ケーブルでは単一のウインチに巻き取られており
、海底電導度測定の際に、従来のように通電ケーブルに
対し、別途捲回収納されている電位検出ケーブルを引出
し、位置決めしつつ束ね固定する等の困難な作業が不要
となる。また、電位検出ケーブルは演算制御部に電気的
に接続してある。更に、演算制御部には曳航器(深度及
び海水電導度を計測する計器)が電気的に接続し得るよ
うになっている。従って、海底電導度を測定する場合は
、通電ケーブルに対し所定の電流を流す。この通電電流
は電流検出部により演算制御部に取り込まれる。演算制
御部では、この通電電流の大きさの他、通電する間に計
測した電位検出ケーブルの各電極間の電位と、曳航器(
船舶が曳航する曳航器)により計測された水深及び海水
電導度を取り込み、これらの諸情報から所定計算式によ
り自動的に海底電導度を測定ずることが出来る。従って
、従来のように計測した各電極間の電位の他に、通電電
流、深度及び澗水電導度情報を、操作者がコンピュータ
に手入力し、演算する等の手間が解消される。
(ホ)実施例
第2図は、この発明の海底電導度測定装置において使用
される曳航ケーブルを示す正面図である。
される曳航ケーブルを示す正面図である。
この曳航ケーブルWは、通電ケーブル1と電位検出ケー
ブル2とから成る。通電ケーブル1と電位検出ケーブル
2は一体的に止着され1本のケーブルとして構成してあ
る。通電ケーブル1は、通電長ケーブル11と通電短ケ
ーブル12とからなり、両ケーブル11、12は電気的
に別個独立状に配備してある。この通電ケーブル1の基
端側(船舶側)の各端子11a、12aは、補助ケーブ
ルを介して後述する電流検出部56に接続される。また
、通電ケーブル1の先端側、つまり通電長ケーブルII
及び通電短ケーブルl2の先端(端末)は、それぞれ外
部へ裸状に一定長さ突出させ、電流流し部1lb,12
bに設定してある。
ブル2とから成る。通電ケーブル1と電位検出ケーブル
2は一体的に止着され1本のケーブルとして構成してあ
る。通電ケーブル1は、通電長ケーブル11と通電短ケ
ーブル12とからなり、両ケーブル11、12は電気的
に別個独立状に配備してある。この通電ケーブル1の基
端側(船舶側)の各端子11a、12aは、補助ケーブ
ルを介して後述する電流検出部56に接続される。また
、通電ケーブル1の先端側、つまり通電長ケーブルII
及び通電短ケーブルl2の先端(端末)は、それぞれ外
部へ裸状に一定長さ突出させ、電流流し部1lb,12
bに設定してある。
上記電位検出ケーブル2ば、所定長さを有する、例えば
5木の電線21、22、23、24、25を1木に束ね
固定したもので、絶縁された各5木の電線の所定長さ位
置に、電極A,B.C,D、Eを裸状に外部に臨出させ
ている(第5図参照)。
5木の電線21、22、23、24、25を1木に束ね
固定したもので、絶縁された各5木の電線の所定長さ位
置に、電極A,B.C,D、Eを裸状に外部に臨出させ
ている(第5図参照)。
この曳航ケーブルWの長さは、実施例では約500m程
度に設定し、上記電線21の電極Aは通電短ケーブル1
2の端子12aより48m位置に、電線22の電極Bは
248m位置に、電線23の電極Cは298m位置に、
電線24の電極Dは398m位置に、そして電線25の
電極Eば498m位置に、それぞれ設定してある。また
、上記通電短ケーブル12の端末]. 2 bは、通電
短ケーブル端子12aより193m位置に、通電長ケー
ブル11の端末11bは通電短ケーブル端子12aより
343m位置に設定してある。つまり、通電ケーブル(
長・短ケーブル11、12の端末1lb、].2b)1
と、電位検出ケーブル(各電極AXB,C,D,E)2
との相対位置関係が、電位測定に最も適正となるように
設定してある。
度に設定し、上記電線21の電極Aは通電短ケーブル1
2の端子12aより48m位置に、電線22の電極Bは
248m位置に、電線23の電極Cは298m位置に、
電線24の電極Dは398m位置に、そして電線25の
電極Eば498m位置に、それぞれ設定してある。また
、上記通電短ケーブル12の端末]. 2 bは、通電
短ケーブル端子12aより193m位置に、通電長ケー
ブル11の端末11bは通電短ケーブル端子12aより
343m位置に設定してある。つまり、通電ケーブル(
長・短ケーブル11、12の端末1lb、].2b)1
と、電位検出ケーブル(各電極AXB,C,D,E)2
との相対位置関係が、電位測定に最も適正となるように
設定してある。
更に、第4図で示すように、上記電極A (B,C、D
,E)には、それぞれスイッチ部Aj(Bl、CI、D
1、El)が配備してあり、各電線21、22、23、
24、25の絶縁状態(ショート状態)をテストできる
ようになっている。また、上記曳航ケーブル(一体化し
た通電ケーブル1及び電位検出ケーブル2)は、第3図
の断面図のような配置状態で、一体的に止着されている
。つまり、中心部に芯部(外周に浮力体32を備えた)
31、この中心芯部31の外周に通電長ケーブル11、
11、通電短ケーブル12、12、電位検出ケーブル2
及び浮力体33、33、33をそれぞれ円陣状に配列し
ている。
,E)には、それぞれスイッチ部Aj(Bl、CI、D
1、El)が配備してあり、各電線21、22、23、
24、25の絶縁状態(ショート状態)をテストできる
ようになっている。また、上記曳航ケーブル(一体化し
た通電ケーブル1及び電位検出ケーブル2)は、第3図
の断面図のような配置状態で、一体的に止着されている
。つまり、中心部に芯部(外周に浮力体32を備えた)
31、この中心芯部31の外周に通電長ケーブル11、
11、通電短ケーブル12、12、電位検出ケーブル2
及び浮力体33、33、33をそれぞれ円陣状に配列し
ている。
第1図は、この実施例海底電導度測定装置の回路構戒例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
曳航ケーブル(一体化した通電ケーブル1、電位検出ケ
ーブル2)Wは、船舶のウインチ34に捲回されており
、モータ35及び制御部36により巻取り、引出しが実
行される。この曳航ケーブルWの電位検出ケーブル2は
、延長ケーブルを介して演算処理部4の人力変換器5の
A/D変換器51、52、53に接続されており、各電
極間の電圧が入力される。つまり、電極B−C間の電圧
viがA/D変換器51に、電極C−D間の電圧■2が
A/D変換器52に、更に電極A−E間の電圧V3がA
/D変換器53に入力され、各AD変換器は、電圧情報
をデジタル値に変換する。
ーブル2)Wは、船舶のウインチ34に捲回されており
、モータ35及び制御部36により巻取り、引出しが実
行される。この曳航ケーブルWの電位検出ケーブル2は
、延長ケーブルを介して演算処理部4の人力変換器5の
A/D変換器51、52、53に接続されており、各電
極間の電圧が入力される。つまり、電極B−C間の電圧
viがA/D変換器51に、電極C−D間の電圧■2が
A/D変換器52に、更に電極A−E間の電圧V3がA
/D変換器53に入力され、各AD変換器は、電圧情報
をデジタル値に変換する。
この電圧情報が、制御部6のインターフェース61を介
してマイクロブロセッザ62に取り込まれ、メモリ63
に記憶される。また、入力変換器5の電流検出部用電源
55から電流検出部56及び補助ケーブルを介して通電
ケーブル1に一定の電流が流される。つまり、通電長ケ
ーブル端末1lbと通電短ケーブル端末12b間に通電
される。この通電電流は、電流検出部56よりA/D変
換器54に出力され、マイクロプロセッサ62に取り込
まれる。この電流検出部56に接続される掃海用発電機
57は、海底の機雷を誘爆させる際に、通電ケーブル1
に大電流を流すためのものである。
してマイクロブロセッザ62に取り込まれ、メモリ63
に記憶される。また、入力変換器5の電流検出部用電源
55から電流検出部56及び補助ケーブルを介して通電
ケーブル1に一定の電流が流される。つまり、通電長ケ
ーブル端末1lbと通電短ケーブル端末12b間に通電
される。この通電電流は、電流検出部56よりA/D変
換器54に出力され、マイクロプロセッサ62に取り込
まれる。この電流検出部56に接続される掃海用発電機
57は、海底の機雷を誘爆させる際に、通電ケーブル1
に大電流を流すためのものである。
一方、演算処理部4とは別個に、曳航器(電気伝導度検
出部)7が船舶に曳航されており、この曳航器7は結合
器79を介して変換器8と接続され、この変換器8を介
して演算処理部4に電気的に接続されるようになってい
る。曳航器7は、内蔵する電源電池78に接続する深度
計71により水深を測定し、この水深情報をA/D変換
器72によりデジタル値に変換し、インターフェース7
5を介してマイクロプロセッサ76に取り込み、メモリ
77に記憶させる。同様に、電導度計73は海水電導度
を測定し、この電導度情報をA/D変換器74、インタ
ーフェース75を介してマイクロプロセッサ76に取り
込み、メモリ77に記憶させる。この電気伝導度検出部
7は、結合器79を介して変換器8と電気的接離可能に
接続される。上記変換器8は、上記制御部6のインター
フェース61に接続するインターフェース81と、マイ
クロプロセッサ82と、キーボード83と記録器84と
から成る。この変換器8と電気伝導度検出部7を接続す
ることで、深度、海水電導度情報がインターフェース8
lを介して制御器6のマイクロフロセンサ62に取り込
まれる。制御器6のマイクロブロセソサ62は、上記各
電極間の電圧(Vl、■2、V3)と、通電電流■と、
深度d及び海水電導度Cとを演算情報とし、所定の計算
式により海底電導度CIを演算し、演算結果を表示器6
5に表示させると共に、記録器66に記録させる。
出部)7が船舶に曳航されており、この曳航器7は結合
器79を介して変換器8と接続され、この変換器8を介
して演算処理部4に電気的に接続されるようになってい
る。曳航器7は、内蔵する電源電池78に接続する深度
計71により水深を測定し、この水深情報をA/D変換
器72によりデジタル値に変換し、インターフェース7
5を介してマイクロプロセッサ76に取り込み、メモリ
77に記憶させる。同様に、電導度計73は海水電導度
を測定し、この電導度情報をA/D変換器74、インタ
ーフェース75を介してマイクロプロセッサ76に取り
込み、メモリ77に記憶させる。この電気伝導度検出部
7は、結合器79を介して変換器8と電気的接離可能に
接続される。上記変換器8は、上記制御部6のインター
フェース61に接続するインターフェース81と、マイ
クロプロセッサ82と、キーボード83と記録器84と
から成る。この変換器8と電気伝導度検出部7を接続す
ることで、深度、海水電導度情報がインターフェース8
lを介して制御器6のマイクロフロセンサ62に取り込
まれる。制御器6のマイクロブロセソサ62は、上記各
電極間の電圧(Vl、■2、V3)と、通電電流■と、
深度d及び海水電導度Cとを演算情報とし、所定の計算
式により海底電導度CIを演算し、演算結果を表示器6
5に表示させると共に、記録器66に記録させる。
海底電導度は、電極間の電圧(電位)、つまり電極C−
B間の電位■1、電極C−D間の電圧■2、電極A−E
間の電圧■3から、電気的反則係数Qを求める。
B間の電位■1、電極C−D間の電圧■2、電極A−E
間の電圧■3から、電気的反則係数Qを求める。
例えば、■1及び■3は、電気的鏡像法の理論より、次
式で表される。
式で表される。
ここでCは海水電気伝導度、kは定数、dは深さ、Qは
電気的反射係数である。また、第6図に示すように、通
電長短ケーブル間の長さは3aであり、各電極点の値は
llbを基点にして、例えばAが6a.Bが2a,Cが
a,Dが−a,Eが−3aである。
電気的反射係数である。また、第6図に示すように、通
電長短ケーブル間の長さは3aであり、各電極点の値は
llbを基点にして、例えばAが6a.Bが2a,Cが
a,Dが−a,Eが−3aである。
また、電気的反射係数(Q)は、
で表される。ここで、Cは海中の電導度、C,は海底の
電導度である。
電導度である。
従って、海中の電導度Cば曳航器7により計測されて明
らかであるから、電位■1、V3が求められることで、
電気的反射係数Qが求まり、Qが求まることで01の海
底電導度が演算できる。式このような構或を有する海底
電導度測定装置では、第6図のように曳航ケーブルW及
び曳航器(電気伝導度検出部)7を船舶で曳航し、海底
の電導度を測定する。通電長ケーブル11と通電短ケー
ブル12間に所定の電流を流す。演算制御部1 ? l1 62はこの通電電流Iを取り込む。通電する間に、電位
検出ケーブル2の電極B−C間の電位V1、(,−D間
の電位V2及び電極A−E間の電位V3を得る。一方、
曳航器7により水深(AD)情報、海水電導度(C)及
び電気的水深(ED)、つまり真の深さdを得る。演算
処理部4のマイクロプロセッザ62が、これらを測定情
報として、上記計算式に基づき海底電導度を演算する。
らかであるから、電位■1、V3が求められることで、
電気的反射係数Qが求まり、Qが求まることで01の海
底電導度が演算できる。式このような構或を有する海底
電導度測定装置では、第6図のように曳航ケーブルW及
び曳航器(電気伝導度検出部)7を船舶で曳航し、海底
の電導度を測定する。通電長ケーブル11と通電短ケー
ブル12間に所定の電流を流す。演算制御部1 ? l1 62はこの通電電流Iを取り込む。通電する間に、電位
検出ケーブル2の電極B−C間の電位V1、(,−D間
の電位V2及び電極A−E間の電位V3を得る。一方、
曳航器7により水深(AD)情報、海水電導度(C)及
び電気的水深(ED)、つまり真の深さdを得る。演算
処理部4のマイクロプロセッザ62が、これらを測定情
報として、上記計算式に基づき海底電導度を演算する。
(へ)発明の効果
この発明では、以上のように、通電ケーブルと電位検出
ケーブルとが一体的に構成されたl木の曳航ケーブルと
、この曳航ケーブルに電気的に接続され、電位検出ケー
ブルの各電極間の電位に基づき、所定の計算式により海
底電導度を演算する演算処理部とから構或することとし
たから、海底電導度を測定ずる際、単に1本の曳航ケー
ブルを曳航するだけで良く、電位検出ケーブルの各電極
間の適正な電位を検出し得る。従って、従来のように、
電位検出に際し通電ケーブルに対し別途電泣検出ケーブ
ルを位置決めしながら2本のケープルを束ねる困難な作
業が解消されると共に、電位検出ケーブルと通電ケーブ
ルとの位置ずれによる誤った電位検出が解消される。更
に、曳航ケーブルに電気的に接続した演算処理部により
、自動的に海底電導度が演算されるから、従来のように
操作者が手入力により海底電導度を計算する等の頬わし
い作業が解消される等、発明目的を達威した優れた効果
を有する。
ケーブルとが一体的に構成されたl木の曳航ケーブルと
、この曳航ケーブルに電気的に接続され、電位検出ケー
ブルの各電極間の電位に基づき、所定の計算式により海
底電導度を演算する演算処理部とから構或することとし
たから、海底電導度を測定ずる際、単に1本の曳航ケー
ブルを曳航するだけで良く、電位検出ケーブルの各電極
間の適正な電位を検出し得る。従って、従来のように、
電位検出に際し通電ケーブルに対し別途電泣検出ケーブ
ルを位置決めしながら2本のケープルを束ねる困難な作
業が解消されると共に、電位検出ケーブルと通電ケーブ
ルとの位置ずれによる誤った電位検出が解消される。更
に、曳航ケーブルに電気的に接続した演算処理部により
、自動的に海底電導度が演算されるから、従来のように
操作者が手入力により海底電導度を計算する等の頬わし
い作業が解消される等、発明目的を達威した優れた効果
を有する。
第1図は、実施例海底電導度測定装置の回路構成例を示
すブロック図、第2図は、曳航ケーブルを示す正面図、
第3図は、曳航ケーブルを示す断面図、第4図は、通電
ケーブルの電極部を示す要部拡大説明図、第5図は、通
電ケーブルと電位検出ケーブルの電気系統を示す説明図
、第6図は、実施例海底電導度測定装置により海底電導
度を測定する状態を示す説明図、第7図は、従来の海底
電導度測定装置を示す説明図である。 1二通電ケーブル、 2・電位検出ケーブル、4:演算
制御部、 62:マイクロプロセッサ、W;曳航ケー
ブル、 A−B C D−E:電横。
すブロック図、第2図は、曳航ケーブルを示す正面図、
第3図は、曳航ケーブルを示す断面図、第4図は、通電
ケーブルの電極部を示す要部拡大説明図、第5図は、通
電ケーブルと電位検出ケーブルの電気系統を示す説明図
、第6図は、実施例海底電導度測定装置により海底電導
度を測定する状態を示す説明図、第7図は、従来の海底
電導度測定装置を示す説明図である。 1二通電ケーブル、 2・電位検出ケーブル、4:演算
制御部、 62:マイクロプロセッサ、W;曳航ケー
ブル、 A−B C D−E:電横。
Claims (1)
- (1)通電ケーブルと電位検出ケーブルとを一体的に構
成した1本の曳航ケーブルと、この曳航ケーブルに電気
的に接続されると共に、前記電位検出ケーブルの各電極
間の電圧検出信号に基づき、所定計算式により海底電導
度を演算する演算制御部とから成る海底電導度測定装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1229627A JP2617229B2 (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | 海底電導度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1229627A JP2617229B2 (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | 海底電導度測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0392776A true JPH0392776A (ja) | 1991-04-17 |
JP2617229B2 JP2617229B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=16895159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1229627A Expired - Fee Related JP2617229B2 (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | 海底電導度測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2617229B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010508537A (ja) * | 2008-01-23 | 2010-03-18 | コリア インスティチュート オブ ジオサイエンス アンド ミネラル リソースズ | ストリーマー電気比抵抗探査システム及びこれを用いた河底地盤構造解析方法 |
CN103698605A (zh) * | 2013-12-13 | 2014-04-02 | 武汉钢铁(集团)公司 | 一种铜包钢用线材导电率的测量方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60135783A (ja) * | 1983-11-21 | 1985-07-19 | エクソン プロダクシヨン リサーチ コムパニー | 水域下の土地累層の領域を探査し特性表示する方法とシステム |
JPS62178410U (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-12 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3182250A (en) | 1962-02-23 | 1965-05-04 | Sun Oil Co | Surface electrical prospecting apparatus utilizing current focusing electrode means |
-
1989
- 1989-09-05 JP JP1229627A patent/JP2617229B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60135783A (ja) * | 1983-11-21 | 1985-07-19 | エクソン プロダクシヨン リサーチ コムパニー | 水域下の土地累層の領域を探査し特性表示する方法とシステム |
JPS62178410U (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-12 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010508537A (ja) * | 2008-01-23 | 2010-03-18 | コリア インスティチュート オブ ジオサイエンス アンド ミネラル リソースズ | ストリーマー電気比抵抗探査システム及びこれを用いた河底地盤構造解析方法 |
JP4651739B2 (ja) * | 2008-01-23 | 2011-03-16 | コリア インスティチュート オブ ジオサイエンス アンド ミネラル リソースズ | ストリーマー電気比抵抗探査システム及びこれを用いた河底地盤構造解析方法 |
US8067941B2 (en) | 2008-01-23 | 2011-11-29 | Korea Institute Of Geoscience & Mineral Resources | System for streamer electrical resistivity survey and method for analysis of underground structure below a riverbed |
US8686730B2 (en) | 2008-01-23 | 2014-04-01 | Korea Institute Of Geoscience & Mineral Resources | System for streamer electrical resistivity survey and method for analysis of underground structure below a riverbed |
CN103698605A (zh) * | 2013-12-13 | 2014-04-02 | 武汉钢铁(集团)公司 | 一种铜包钢用线材导电率的测量方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2617229B2 (ja) | 1997-06-04 |
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