JPH0391896A - 集合住宅管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、マンション等の集合住宅の集合管理に係り、
訪問者を写すテレビジッンカメラ装置や訪問者との通話
、玄関の錠の開閉制御や火災等の防災・安全管理等を安
価になし得る管理システムに関する． ［従来の技術コ 従来、集合住宅等で防犯上、あるいは災害等から安全管
理を行う場合、玄関等に設置されたテレビジョンカメラ
装置よりの映像信号を各住居に配信するための同軸信号
線、訪問者との通話のためのインターホン用２線式信号
線、外部若しくは内部との通話のための電話回線、テレ
ビジョン放送等の信号を各住居に配信する共視ライン、
玄関の錠を開閉制御する制御信号線の複数の信号線ある
いは防災のためのセンサよりの信号線等をそれぞれ配設
する必要があり、それらの設備が大掛かりとなりコスト
高にしていた。集合住宅等が新築の場合は、設備は初め
から設計されるから費用を別にすれば設置することが可
能であるが、建築された後にそれらのシステムを導入す
る場合は、工事が大変であり時には導入を不可能にする
ものであった。

［発明が解決しようとする課題コ 従来・の管理システムでは、セキュリティ情報の収集お
よび伝送は専用に配設された信号線にて通信を行うもの
で、このため設備工事の煩雑さを有していた。本発明は
、このような設備工事の煩雑さを解消するもので、各住
居にセキュリティ装置を個別に設け、管理装置および予
め設定された通報先への通信を、自動発信により電話回
線を介して行うことにより、設備工事の安価な管理シス
テムを提供するものである． ［課題を解決する・ための手段］ 本発明は、上記課題を解決するため、火災、ガス漏れ、
侵入等を検出して信号を出力するセンサ部と、センサ部
よりの信号に基づいて信号処理し、異常の種別、場所デ
ータ等の異常データを出力する制御部と、制御部よりの
信号に基づき異常を表示出力する警報表示部と、所要の
操作により設定された通報先に自動的にダイヤル信号を
送出し前記異常データを通報する自動ダイヤル信号発生
部とでなる住居装置と、電話交換装置を介して入力する
前記異常データ信号に基づき信号処理する制御部と、制
御部よりの信号により警報表示を行うセキュリティ表示
部とでなる管理装置とで構成した集合住宅管理システム
を提供するものである。

［作用］ 本発明は、以上のように構成したので、住居に火災、ガ
ス漏れ若しくは侵入等の異常が発生した場合、これらの
異常をセンサ部で検出し、警報表示部に表示すると共に
、必要に応じ電話交換装置を介して管理部のセキュリテ
ィ表示部に自動的に表示する。もし、居住者が留守をす
る場合、所要の切替え操作をしておけば、予め設定され
た通報先にこれらの異常情報のデータを電話回線を介し
自動発信により自動通報する． ［実施例コ 以下、図面に基づいて本発明による集合住宅管理システ
ムを詳細に説明する。第１図は本発明による集合住宅管
理システムの要部ブロック図、第２図は同集合住宅管理
システムの各住居に配設される装置の要部ブロック図、
第３図は管理部に設けたセキュリティ表示部の表示例を
示す図である。

図において、１は集合住宅の玄関部、２は集合住宅の共
通部分を含む管理部、３は集合住宅の住居部（複数）を
示している。１０１はキーパッド等でなり、訪問する住
居先をキー入力し、１０２は入力した信号を処理（例え
ば、プッシュホンダイヤル信号等）する選択信号回路、
１０３は制御部である。

１０４はキーパッドより入′力された訪問先の住居番号
を表示し、１０５マイク、１０６スピーカで通話回路１
０７を介し通話を可能にするインターホン装置を構成し
ている。１０８はテレビジョンカメラ、１０９はＲＦ変
調部で、テレビジョンカメラ１０８よりの映像信号をテ
レビジョン放送の空チャンネル信号に適宜変換して出力
する。１１０はＩＤカードリーダー等で、集合住宅の住
居者の玄関の電気錠を開錠するための入力装置で、この
ＩＤデータは制御部ｌ１１により識別され、電気錠１１
２を開錠する．２０１は電話交換装置で、玄関部１のキ
ーバッドｌ０１よりの番号信号により回線を選択接続す
る．２０２は管理部の電話機である．２０３はテレビジ
ョン放送等の信号を伝送する共視ラインで、混合器２０
４を介し、テレビジゴンカメラ１０８よりの映像信号を
共視ラインに混合入力する．２０５は制御部で、集合住
宅のセキュリティを管理し、セキュリティ表示部２０６
に、例えば、第３図のようにデータを表示出力する。す
なわち、８０１は住居番号、８０２はセキュリティ表示
枠で、各住居に異常が発生した場合、例えば、８０３は
火災、８０４はガス漏れ、８０５は侵入のように表示す
る。３０１はアダプタで、電話交換装置２０１に接続さ
れる。３０２は電話機で、各住居に配設される。３０３
・は分岐・アダプタ部で、共視ラインより映像信号を分
岐するとともにアダプタ３０１よりの制御信号により玄
関部１のテレビジッンカメラ１０８よりの映像を選択出
力しＴＶ受像＠３０４に写しだす。３０５はセキュリテ
ィセンサで、火災・ガス漏れ・侵入等のそれぞれを倹知
し、検出信号を出力する。４は各住居に配設される電話
交換機等で構或されたアダプタである。４０１は各住居
に配設される電話交換機で、電話機４０２、４０３およ
びインターホン装置４０４をそれぞれ接続する。４０５
は制御部で、電話交換機等を制御する。

４０６は記憶部で、制御部４０５のプログラム等を記憶
すると共に玄関部および自住居のＩＤコード等を記録す
る。４０７は入出力部で、他の装置とのデータ等の送受
を制御する。５はドアカメラ装置である。５０１は入出
力部で、他の装置とのデータ等の送受を制御する．５０
２は制御部で、ドアカメラ装置を制御する．５０３はド
アカメラで、訪問者を撮像し、テレビジゴン受像機等に
訪問者を撮像した映像信号を出力する．５０４は記憶部
で、制御部５０２のプログラムおよび制御のためのコー
ド信号等を記憶する．６はテレホンコントロール部（以
・降、テレコン部と称す）で、電話よりの制御信号にて
電気機器のオン・オフ制御を行う。６０１は人出力部で
、他の装置とのデータ等の送受を制御する。６０２は制
御部で、テレコン部を制御する．６０３は記憶部で、制
御部６０２のプログラムおよび制御のためのコード信号
等を記憶する．　６０４．６０５は被制御機器で、電話
等を介し、外部よりの制御信号にて適宜制御される．６
０６は音声合底部で、電話等の制御に対し、音声にて機
器の状況等を応答する．７はセキュリティ部で、火災・
ガス漏れ・侵入等を検知し、警報する．７０１は入出力
部で、他の装置とのデータ等の送受を制御する．７０２
はタイマーを有する制御部で、セキュリティ部を制御す
る。７０３は記憶部で、制御部７０２のプログラムおよ
び制御のためのコード信号等を記憶する．７０４はセン
サ部で、火災、ガス漏れ、侵入等を検知し、検出信号を
出力する．７０５は警報表示部で、センサ部７０４より
の検知信号に基づき警報し、状況を表示する。７０６は
自動ダイヤル信号発生部で、災害等が発生した場合、必
要に応じ、他場所に自動的に電話通報を行う． 次に、本発明による集合住宅管理システムの動作を説明
する．訪問者は、まず、訪問先の住宅の住居番号をキー
パッド１０１により、例えば，　ｒｌ２３Ｊと入力する
。この入力された住居番号ｒｌ２３Ｊ　は選択信号回路
１０２でプッシュホンダイヤル信号（デュアルトーンマ
ルチフレケンシー信号）等に信号処理され、電話回線２
０７を介し、電話交換装置２０ｌに当玄関の識別コード
と共に送られる．同時に、表示部１０４に入力した住居
番号ｒｌ２３Ｊが表示され、入力した番号を確認する．
この住居番号の入力は制御部１０３で検出され、テレビ
ジョンカメラ１０Ｂを起動させ、さらにＲＦ変調部１０
９に作用して、例えば、テレビジゴン放送の空チャンネ
ル（ＵＨＦ帯、３０チャンネル等〉に変換され、混合器
２０４にてテレビジゴン放送等の信号に混合され同軸ケ
ーブル２０Ｂに配信される。住居番号「１２３」の信号
を受けた電話交換装置２０１は該当する電話回線を選択
し、交換接続する．そして、住居番号’１２３Ｊに該当
する住居のアダプタ３０１と電話回線が玄関部１と接続
状態になる。電話交換装置２０１と接続状態になったア
ダプタ３０１、すなわち、電話交換機４０１（各住居に
配設されている）は、電話交換装置２０１より伝送され
てきた識別コードを制御部４０５で記憶部４０６に設定
記録されている玄関部１の識別コードであるかを判別し
、玄関部ｌのコード信号である場合、信号線４０８を介
し、分岐・アダプタ部３０３を制御し、空チャンネルに
変換された玄関部１のテレビジ５ンカメラ１０８よりの
映像信号を選択し、ＴＶ受像機３０４に出力する。アダ
プタ３０１は同時に、ＴＶ受像機３０４にチャンネルの
切り換えを指示し、前記空チャンネルのチャンネル（Ｕ
ＨＦ，３０チャンネル）に切り換え、分岐・アダプタ部
３０３よりの映像信号を写し出す。この場合、訪問者の
映像が訪問を受ける住居者のみで見られるように、映像
信号にスクランブル等の信号処理を行うこともできる。

そして、訪問を受ける側では、訪問者のインターホンの
呼鈴信号の入力に基づいてその訪問先の住居のみデ・ス
クランブル信号処理を行い、映像信号をＴＶ受像機に写
し出すようにしてもよい。訪問を受ける側では、ＴＶ受
像機３０４の画像を見て、訪問者との応対を行うかを判
断し、もし応対を行う場合には、電話機４０２，４０３
若しくはインターホン４０４を介し、訪問者と通話を行
う。これらの通話は、電話交換４ｆＲ４０１　、電話交
換装置２０１を経て玄関部１のインターホンの通話回路
１０７を介し、マイク１０５、スビーカ１０６にて行わ
れる．これらの通話は当然ながらＴＶ受像機３０４に写
し出された映像を見ながら行なえるものである。しかる
後、この訪問者を建物内に受け入れる場合、住居側の電
話機等にて、玄関部ｌのドアの電気錠の開錠信号を専用
ボタン若しくは電話機のプッシュボタン等を介し、例え
ば、開錠を制御する信号を「＊」とし、玄関部１の識別
コードを「ｌ１」とすれば、「＊１１」を入力する。こ
の入力信号は住居番号を識別するコード信号（住居番号
と同一コード信号でも可）と共に電話交換機４０１を経
て電話交換装置２０１を流れ、玄関部．１の制御部１０
３で玄関部１の識別番号が識別され、所定のコード信号
である場合、開錠信号および住居番号の信号が制御部１
１１に伝送される．　ＩＩＪ御部１１１では訪問者が先
にキーパッド１０１にて入力した訪問先の住居番号の信
号「ｌ２３」を記録しており、電話交換装置を介し送ら
れてきた住居番号のコード信号と比較し、同一信号であ
ると判断したとき、制御信号「＊」に基づき、玄関の電
気錠を開錠作動させる．この住居番号の識別は、玄関の
ドアの開閉制御は、訪問を受ける住居者のみが行い得る
ようにするためで、住居者が各自勝手に玄関の電気錠を
開閉することができないように制限するものである．な
お、ＩＤカードリーダー・キーバンド１１０は集合住宅
に住居する人のためのドアの開錠キーの読み取りのため
の装置である．このようにして建物内に入った訪問者は
、訪問する住居に達し、図示しないインターホンの呼出
しボタンを操作する。呼出信号は電話交換［４０１を介
し、インターホン４０４若しくは電話機４０２，４０３
を作動させ、呼出し音をだす．この場合、その住居にド
アカメラが設置されている場合は、前記インターホンの
呼出しボタンの呼出信号に応動し、カメラを作動状態に
し、モニタ若しくはＴＶ受像機等に映像を写し出す。そ
して、部屋に招き入れる場合は、ドアの電気錠に電話機
４０２等を介し、開錠信号「＊」を入力する．この信号
は記録回路５０４に記憶されている制御信号と比較判断
され、開錠と判断された場合、開錠の制御信号が電気錠
に出力され、電気錠が開き、訪問者を招き入れることが
できる．一方、電話交換機４には、セキュリティ部７が
接続され、火災・ガス漏れ；侵入等のセンサが住居の各
所に配設されている。これらセンサは制御部７０２に接
続され、異常が発生した場合、記憶部７０３に記憶され
ているセンサ情報に基づいて、異常の種類、発生場所等
を識別判断し、警報表示部７０５にて警告（音による警
告、光による警告等）を行い、必要に応じ、電話機等に
設けた所要のキー操作若しくはプッシュホンキー操作に
て、例えば、管理部２に異常を通報することができる．
このセキュリティ信号番ム電話交換機４０１を経て、電
話交換装置２０１に伝送され、制御部２０５で信号処理
され、セキュリティ表示部２０６に異常の発生を表示す
る。そして、必要に応じ、電話交換装置２０１を介し各
住居者に避難通信を行うことができる．これらの場合、
通報メッセージをメモリカード等に事前に記録しておき
、スイッチ操作によりメモリカードのデータを読み出し
、音声合戒等により通報するようにしてもよい。また、
住居を留守にする場合、所定のキー操作（留守を設定〉
することにより、異常が発生した場合、所定の時間、（
例えば、ｌ分間）異常の確認のキー操作がなされない場
合、制御部７０２は所要の手続きに従い、自動ダイヤル
信号発生部７０６を作動させ、指定してある場所に電話
を自動発信し、異常を制御部２０５に通報する．信号を
受信した制御部２０５は、異常信号を信号処理し、第３
図に示す表示を行う。表示は各住居ごとに分けられ、そ
れぞれ異常の種別を区分して表示するようにしている．
すなわち、火災であれば８０３の如く、例えば、赤の表
示で、ガス漏れの場合は黄の表示８０４で、侵入の場合
は橙の表示ａ０５のように表示し、一見して異常の種別
を識別できるように表示する．そして、表示される異常
の種別により、緊急に避難を要するか否かを監視人が判
断することで非常通報を行うようにしてもよい。もし、
火災の如＜、＊急を要する異常が発生しても次の措置が
とられない、すなわち、非常通報等が行われない場合、
制御部２０５は自動的に、予め設定してある非常通報の
メッセージをメモリカード等の記憶装置より読み出し、
電話交換装置２０１を介し自動通報するように構或する
ことができる．また、６はテレコン装置で、電話機４０
２若しくは外線電話を介し、記憶部６０３に記憶されて
いる所要の暗証番号と比較判断し、暗証番号が正しけれ
ば続いて入力する制御信号に基づき被制御機器６０４．
６０５の動作を制御するものである．この場合、被制御
機器６０４　、６０５の制御状態は音声合底部６０６を
介し、その状態を音声にて通知しうるものである。

［発明の効果］ 本発明による集合住宅管理システムは、各住居の居住者
が予め所要の操作（留守を設定等）をするならば、火災
、ガス漏れ若しくは侵入等の発．生をセキュリティ部が
検知した場合、これらの情報データは管理部のセキュリ
ティ表示部に自動的に表示する．従って、これら管理シ
ステスを導入する場合、既存の電話回線を使用するもの
であるからして設備を簡単に導入することができ、工事
を簡単にできるものである。しかも、それらの設備は必
要に応じ容易に追加しろるものであり、拡張が容易であ
る利点を有するものである．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による集合住宅管理システムの一実施例
の要部ブロック図、第２図は同集合住宅管理システムの
住居側のシステムの一実施例の要部ブロック図、第３図
はセキュリティ表示部の一表示例を示す図である。 図中、ｌは玄関部、２は管理部、３は住居部、１０１は
キーパッド、１０２は信号選択回路、１０３は制御部、
１０４は表示部、１０５はマイク、１０６はスビーカ、
１０７は通話回路、１０８はテレビジョンカメラ、１０
９はＲＦ変調部、１１０はＩＤカードリーダー１１１は
制御部、１１２は電気錠、２０１は電話交換装置、２０
４は混合器、２０５は制御部、２０６はセキュリティ表
示装置、３０１はアダプタ、３０２は電話機、３０３は
分岐・アダプタ部、３０４はＴＶ受像機、３０５はセキ
ュリティセンサである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 火災、ガス漏れ、侵入等を検出して信号を出力するセン
   サ部と、センサ部よりの信号に基づいて信号処理し、異
   常の種別、場所データ等の異常データを出力する制御部
   と、制御部よりの信号に基づき異常を表示出力する警報
   表示部と、所要の操作により設定された通報先に自動的
   にダイヤル信号を送出し前記異常データを通報する自動
   ダイヤル信号発生部とでなる住居装置と、電話交換装置
   を介して入力する前記異常データ信号に基づき信号処理
   する制御部と、制御部よりの信号により警報表示を行う
   セキュリティ表示部とでなる管理装置とで構成したこと
   を特徴とする集合住宅管理システム。