JPH0391694A - 間接熱交換装置 - Google Patents
間接熱交換装置Info
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- JPH0391694A JPH0391694A JP22657889A JP22657889A JPH0391694A JP H0391694 A JPH0391694 A JP H0391694A JP 22657889 A JP22657889 A JP 22657889A JP 22657889 A JP22657889 A JP 22657889A JP H0391694 A JPH0391694 A JP H0391694A
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Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ0発明の目的
〈産業上の利用分野〉
この発明は散水蒸発式冷却塔、ヒーティングタワー、加
湿器などに用いられる間接熱交換装置に関する。
湿器などに用いられる間接熱交換装置に関する。
〈従来の技術〉
この種の熱交換装置は金、@製パイプからなるコイル形
の密閉熱交換装置と、PVCなとの熱可塑性合成樹脂か
らなる全体直方体状の間接熱交換装置の2種類に大別さ
れる。
の密閉熱交換装置と、PVCなとの熱可塑性合成樹脂か
らなる全体直方体状の間接熱交換装置の2種類に大別さ
れる。
前者の密閉型熱交換装置の一例として1本件特許出願人
名義の特開昭61−173078号公報があり、後者の
間接熱交換装置の一例として、特開昭51−10003
70号公報(出願人:ザ。
名義の特開昭61−173078号公報があり、後者の
間接熱交換装置の一例として、特開昭51−10003
70号公報(出願人:ザ。
マーレイ、カンパニー)がある。
〈発明が解決しようとする課題〉
前者の密閉型熱交換装置の場合には、供給ヘッダーから
この熱交換装置の蛇行流路内へ供給される工業用プロセ
ス液体の水圧は通常4〜10kg/−と大きいため、こ
のプロセス液体供給用のポンプが大型化すると共に、全
体が金属製のため、重量が重くなり、かつ高価となる。
この熱交換装置の蛇行流路内へ供給される工業用プロセ
ス液体の水圧は通常4〜10kg/−と大きいため、こ
のプロセス液体供給用のポンプが大型化すると共に、全
体が金属製のため、重量が重くなり、かつ高価となる。
この前者の不具合を改良する目的で開発された後者の間
接熱交換装置は、全体が熱可塑性合成樹脂からなるため
、軽量となり製作し易いが、その空気通路の天井部は、
工業用プロセス液体の分配槽底部を形成し密閉されてお
り、この空気通路の両壁及び天井部を形成する逆U字状
部材は、水平な枝杆により吊り下げられ、この状態で使
用されるものであり、隣接する逆U字状部材間に形成し
た上下開口の工業用プロセス流体通路内に分配槽から流
入する工業用プロセス流体を、この空気通路を水平方向
りこ流れる空気流により間接的に冷却するものである。
接熱交換装置は、全体が熱可塑性合成樹脂からなるため
、軽量となり製作し易いが、その空気通路の天井部は、
工業用プロセス液体の分配槽底部を形成し密閉されてお
り、この空気通路の両壁及び天井部を形成する逆U字状
部材は、水平な枝杆により吊り下げられ、この状態で使
用されるものであり、隣接する逆U字状部材間に形成し
た上下開口の工業用プロセス流体通路内に分配槽から流
入する工業用プロセス流体を、この空気通路を水平方向
りこ流れる空気流により間接的に冷却するものである。
しかし、この空気通路に冷却用散布水を散布し。
この散布水と工業用プロセス液体の間接接触によりこの
工業用プロセス液体をより能率良く冷却する際には、前
記枝杆に代えて、散水パイプをこの空気通路に挿通し、
これら散水パイプで間接熱交換装置を吊り下げ支持して
、散水パイプから空気通路両壁全長にわたり散布水を散
布し濡れ壁を形成しなくてはならず、間接熱交換装置に
散布水用の散水パイプを組込むため、全体の構造が複雑
化し、長期間の使用に伴いこの濡れ壁、及び工業用プロ
セス液体通路壁に付着し成長するスラリーなどにより間
接熱交換装置の目詰まり、破損が生じた場合の交換時に
は、この散水パイプを取り外す手間が必要となりその交
換作業に手間取るというおそれが前記後者の間接熱交換
装置にはある。
工業用プロセス液体をより能率良く冷却する際には、前
記枝杆に代えて、散水パイプをこの空気通路に挿通し、
これら散水パイプで間接熱交換装置を吊り下げ支持して
、散水パイプから空気通路両壁全長にわたり散布水を散
布し濡れ壁を形成しなくてはならず、間接熱交換装置に
散布水用の散水パイプを組込むため、全体の構造が複雑
化し、長期間の使用に伴いこの濡れ壁、及び工業用プロ
セス液体通路壁に付着し成長するスラリーなどにより間
接熱交換装置の目詰まり、破損が生じた場合の交換時に
は、この散水パイプを取り外す手間が必要となりその交
換作業に手間取るというおそれが前記後者の間接熱交換
装置にはある。
この出願に係る発明は、前記各公報のもつ課題を全て解
決し、軽量で、かつ構造を簡略化すると共に、工業用プ
ロセス液体、散布水などの液体の供給のためのポンプを
小型化した間接熱交換装置を市場に提供することを目的
とする9 0、発明の構成 〈課題を解決する。ための手段〉 前記課題を解決するために、この発明は両側縁が密閉さ
れ、上下開口した扁平な垂直方向の相互に平行な数個の
第1液体流下通路と、これらの各第1液体流下通路間に
それぞれ形成された垂直方向の面をもつ扁平で、第2液
体及び気流が相互に直接接触して直交流式に流れる気液
通路を有し、これらの2つの通路が熱交換隔壁板によっ
て仕切られている全体直方体状の大気開放型間接型熱交
換装置において、 この全体直方体状の間接熱交換装置の上面には、前記第
1、第2の各液体用の一時溜り部が相互離隔して形成さ
れており、一方の一時溜り部に対応する液体が流下する
前記第1液体流下通路の上端が、また他方の一時溜り部
に前記気液通路の上端がそれぞれ開口連通され、前記各
熱交換隔壁板の上端寄りには、各液体分配用の畝がこの
間接熱交換装置の気流の流れ方向全長にわたり形成され
ていることを特徴とする間接熱交換装置としてある。
決し、軽量で、かつ構造を簡略化すると共に、工業用プ
ロセス液体、散布水などの液体の供給のためのポンプを
小型化した間接熱交換装置を市場に提供することを目的
とする9 0、発明の構成 〈課題を解決する。ための手段〉 前記課題を解決するために、この発明は両側縁が密閉さ
れ、上下開口した扁平な垂直方向の相互に平行な数個の
第1液体流下通路と、これらの各第1液体流下通路間に
それぞれ形成された垂直方向の面をもつ扁平で、第2液
体及び気流が相互に直接接触して直交流式に流れる気液
通路を有し、これらの2つの通路が熱交換隔壁板によっ
て仕切られている全体直方体状の大気開放型間接型熱交
換装置において、 この全体直方体状の間接熱交換装置の上面には、前記第
1、第2の各液体用の一時溜り部が相互離隔して形成さ
れており、一方の一時溜り部に対応する液体が流下する
前記第1液体流下通路の上端が、また他方の一時溜り部
に前記気液通路の上端がそれぞれ開口連通され、前記各
熱交換隔壁板の上端寄りには、各液体分配用の畝がこの
間接熱交換装置の気流の流れ方向全長にわたり形成され
ていることを特徴とする間接熱交換装置としてある。
この結果、第1液体流下通路と気液通路の各上端は、大
気に開放した形状としてある。
気に開放した形状としてある。
前記全ての第1液体流下通路は、気液通路の空気取入口
寄りの一方の一時溜り部の底壁にその上端で開口し、他
方の一時溜り部の底壁には非開口としてあり、また全て
の気液通路は、気液通路の空気吐出口寄りの他方の一時
溜り部の底壁のみににその上端で開口し、これら一時溜
り部の中間に、これら2つの一時溜り部を離隔する隆起
部がこの間接交換装置の全幅にわたり形成されているこ
とを特徴とする間接熱交換装置とすることが、工業用プ
ロセス液体の冷却上好ましい。なお、この第2液体流下
通路と、気液通路の一時溜り部への開口位置が相対的に
逆の場合もある。
寄りの一方の一時溜り部の底壁にその上端で開口し、他
方の一時溜り部の底壁には非開口としてあり、また全て
の気液通路は、気液通路の空気吐出口寄りの他方の一時
溜り部の底壁のみににその上端で開口し、これら一時溜
り部の中間に、これら2つの一時溜り部を離隔する隆起
部がこの間接交換装置の全幅にわたり形成されているこ
とを特徴とする間接熱交換装置とすることが、工業用プ
ロセス液体の冷却上好ましい。なお、この第2液体流下
通路と、気液通路の一時溜り部への開口位置が相対的に
逆の場合もある。
前記熱交換隔壁板は合成樹脂製の真空成形加工品乃至金
属製平板からなるプレス加工品としてある間接熱交換装
置とすることが製造上、望ましい。
属製平板からなるプレス加工品としてある間接熱交換装
置とすることが製造上、望ましい。
前記液体分配用の畝は、第I液体通路及び気液通路の流
路を一時的に絞る絞り部を前記気流の流れ方向全長にわ
たり間隔をおいて各熱交換隔壁板に突出形成してなるこ
とを特徴とする間接熱交換装置とすることがその液体分
配上好ましい。
路を一時的に絞る絞り部を前記気流の流れ方向全長にわ
たり間隔をおいて各熱交換隔壁板に突出形成してなるこ
とを特徴とする間接熱交換装置とすることがその液体分
配上好ましい。
前記間接熱交換装置は冷却塔用としてあり、前記第1、
第2の液体のうち、第1液体が工業用プロセス液体であ
り、第2液体が散布水である間接熱交換装置とすること
が、冷却塔に組み込む場合好適である。
第2の液体のうち、第1液体が工業用プロセス液体であ
り、第2液体が散布水である間接熱交換装置とすること
が、冷却塔に組み込む場合好適である。
前記間接熱交換装置はヒーティングタワー用としてあり
、第1液体はブライン液としてある間接熱交換装置とす
ることがヒーティングタワー内に装填し使用する場合に
最適である。
、第1液体はブライン液としてある間接熱交換装置とす
ることがヒーティングタワー内に装填し使用する場合に
最適である。
前記冷却塔は直交流式冷却塔であり、その上部水槽は、
前記一時溜り部に対応して、少なくとも2つの水槽部を
有していることを特徴とする間接熱交換装置、前記水槽
部は仕切り壁で仕切られている間接熱交換装置又は前記
水槽部は、個々独立した水槽単体からなる間接熱交換装
置とすることが散布水と、工業用プロセス液体の水槽部
として直交流式冷却塔の上部水槽を有効利用する上で好
ましい。
前記一時溜り部に対応して、少なくとも2つの水槽部を
有していることを特徴とする間接熱交換装置、前記水槽
部は仕切り壁で仕切られている間接熱交換装置又は前記
水槽部は、個々独立した水槽単体からなる間接熱交換装
置とすることが散布水と、工業用プロセス液体の水槽部
として直交流式冷却塔の上部水槽を有効利用する上で好
ましい。
また、前記一時溜り部が前記上部水槽を兼用する場合も
ある。
ある。
く作 用〉
前記のように構成した大気開放型の間接熱交換装置の作
用をその使用方法と共に説明する。
用をその使用方法と共に説明する。
a)直交流式冷却塔に組込み使用する場合。
直交流式冷却塔の上部水槽は、気流流れ方向で第1水槽
部と第2水槽部に区画されており、この冷却塔の外気取
入口寄りに位置する第工水槽部は、この発明の間接熱交
換装置の第1の一時溜まり部の平面形状に符合する大き
さに形成され、負荷部(例えば、冷凍機)から第1液体
である工業用プロセス液体がこの第1水槽部に供給され
る。
部と第2水槽部に区画されており、この冷却塔の外気取
入口寄りに位置する第工水槽部は、この発明の間接熱交
換装置の第1の一時溜まり部の平面形状に符合する大き
さに形成され、負荷部(例えば、冷凍機)から第1液体
である工業用プロセス液体がこの第1水槽部に供給され
る。
また、この冷却塔の排気口寄りに位置する第2水槽部は
、前記第2の一時溜り部の平面形状に符合する大きさと
してあり、冷却塔の後述する下部水槽から汲み上げられ
循環使用される第2液体である散布水を受入るためのも
のとしてある。
、前記第2の一時溜り部の平面形状に符合する大きさと
してあり、冷却塔の後述する下部水槽から汲み上げられ
循環使用される第2液体である散布水を受入るためのも
のとしてある。
更にこの冷却塔の下部水槽は、前記間接型熱交換器下端
からのプロセス流体及び散布水を各々分離して受は入れ
るべく、2室に区画された二重構造としてあり、一方の
室はプロセス液体貯溜室としてあり、前記プロセス液体
流下通路の下端がこのプロセス液体貯溜室に開口し、他
方の室は散布水貯溜室とし、前記気液通路の下端部が散
布水貯溜室に開口してあり、プロセス液体貯溜室は負荷
部にプロセス液体を供給すべく連通し、一方、散布水貯
溜室は前記上部水槽の第2水槽部に連通している。
からのプロセス流体及び散布水を各々分離して受は入れ
るべく、2室に区画された二重構造としてあり、一方の
室はプロセス液体貯溜室としてあり、前記プロセス液体
流下通路の下端がこのプロセス液体貯溜室に開口し、他
方の室は散布水貯溜室とし、前記気液通路の下端部が散
布水貯溜室に開口してあり、プロセス液体貯溜室は負荷
部にプロセス液体を供給すべく連通し、一方、散布水貯
溜室は前記上部水槽の第2水槽部に連通している。
前記第2の一時溜り部に上端で開口する前記気液通路は
、前記散布水の流下通路となり、第1の一時溜り部に上
端で開口する第I液体流下通路は工業用プロセス液体と
して、この発明の間接熱交換装置はこの上面が上部水槽
の底面下方に位置する状態で直交流式冷却塔本体内に組
込まれる。
、前記散布水の流下通路となり、第1の一時溜り部に上
端で開口する第I液体流下通路は工業用プロセス液体と
して、この発明の間接熱交換装置はこの上面が上部水槽
の底面下方に位置する状態で直交流式冷却塔本体内に組
込まれる。
このように間接熱交換装置を組み込んでなる直交流式冷
却塔における上部水槽の第1水槽部に工業用プロセス液
体を負荷から供給すると、この第1水槽部底壁の落下孔
群からこの間接熱交換装置の対応する第1の一時溜り部
に工業用プロセス液体落下しこの部分に一時滞留する。
却塔における上部水槽の第1水槽部に工業用プロセス液
体を負荷から供給すると、この第1水槽部底壁の落下孔
群からこの間接熱交換装置の対応する第1の一時溜り部
に工業用プロセス液体落下しこの部分に一時滞留する。
この後、工業用プロセス液体は第1の一時溜り部に開口
する複数個の第1液体即ち工業用プロセス液体流下通路
に流入し、次いで、前記液体分配用畝により、−時的に
絞られこの間接熱交換装置の気流の流れ方向全長にわた
り所定水量で拡がり分配された後、この流下通路両壁を
形成する熱交換隔壁板の一側壁全面に沿い、この冷却塔
の下部水槽における工業用プロセス液体貯溜室に向は流
下して行く。
する複数個の第1液体即ち工業用プロセス液体流下通路
に流入し、次いで、前記液体分配用畝により、−時的に
絞られこの間接熱交換装置の気流の流れ方向全長にわた
り所定水量で拡がり分配された後、この流下通路両壁を
形成する熱交換隔壁板の一側壁全面に沿い、この冷却塔
の下部水槽における工業用プロセス液体貯溜室に向は流
下して行く。
また、前記上部水槽の第2水槽部に散布水が供給され、
第2水槽部から第2の一時溜り部に落下し;この部分に
一時滞留する。
第2水槽部から第2の一時溜り部に落下し;この部分に
一時滞留する。
この後、第2の一時溜り部に開口する複数個の前記気液
通路内に散布水が流下し、次いで前記液体分配用畝で一
時的に絞られこの気液通路内を水平に流れる気流の流れ
方向全長にわたり所定の水深で拡がり分配された後、前
記熱交換隔壁板の他側壁全面に沿い冷却塔下部水槽にお
ける散布水貯溜室に向は流下してゆき、気液通路内に濡
壁を形威しこの流下中に、熱交換隔壁板を介して間接的
に反対側の側壁に沿い流下中の工業用プロセス液体を冷
却し、この散布水自身は昇温する。
通路内に散布水が流下し、次いで前記液体分配用畝で一
時的に絞られこの気液通路内を水平に流れる気流の流れ
方向全長にわたり所定の水深で拡がり分配された後、前
記熱交換隔壁板の他側壁全面に沿い冷却塔下部水槽にお
ける散布水貯溜室に向は流下してゆき、気液通路内に濡
壁を形威しこの流下中に、熱交換隔壁板を介して間接的
に反対側の側壁に沿い流下中の工業用プロセス液体を冷
却し、この散布水自身は昇温する。
一方、この冷却塔の排気口に設けた送風機の作動により
、この冷却塔の外気取入口から取り込まれた空気は前記
プロセス液体の流れと直交して前記複数個の気液通路内
を流れるとともに、前記この気液通路通過中に前記昇温
した散布水と直接接触し潜熱作用でこの散布水を冷却す
る。この冷却で自身昇温した空気はこの気液通路を水平
に流れ前記送風機を上部に配置した冷却塔の通風室に至
り次いで排気口から外部へ排気される。
、この冷却塔の外気取入口から取り込まれた空気は前記
プロセス液体の流れと直交して前記複数個の気液通路内
を流れるとともに、前記この気液通路通過中に前記昇温
した散布水と直接接触し潜熱作用でこの散布水を冷却す
る。この冷却で自身昇温した空気はこの気液通路を水平
に流れ前記送風機を上部に配置した冷却塔の通風室に至
り次いで排気口から外部へ排気される。
このようにして所定温度に冷却された工業用プロセス液
体は、前記冷却塔における下部水槽のプロセス液体貯溜
室に一時的に滞留した後、循環ポンプの作動により冷凍
機などの負荷部へ供給され、仕事を終え昇温した後再び
この上部水槽の第1の水槽部に供給され以下繰り返し循
環する。
体は、前記冷却塔における下部水槽のプロセス液体貯溜
室に一時的に滞留した後、循環ポンプの作動により冷凍
機などの負荷部へ供給され、仕事を終え昇温した後再び
この上部水槽の第1の水槽部に供給され以下繰り返し循
環する。
一方、取り込んだ空気との間で直接接触し潜熱作用を受
けて冷却され、且つ前記プロセス液体を間接的に冷却し
た冷却水は、次回のプロセス液体の冷却に適した温度に
冷却された状態で前記下部水槽の散布水貯溜室内に流入
して一時的に滞留された後、汲み上げポンプの作動によ
り前記上部水槽の第2水槽部に供給され、以下繰返し#
i環する。
けて冷却され、且つ前記プロセス液体を間接的に冷却し
た冷却水は、次回のプロセス液体の冷却に適した温度に
冷却された状態で前記下部水槽の散布水貯溜室内に流入
して一時的に滞留された後、汲み上げポンプの作動によ
り前記上部水槽の第2水槽部に供給され、以下繰返し#
i環する。
b)ヒーティングタワーにこの発明の間接熱交換装置を
組み込んで使用する場合。
組み込んで使用する場合。
この場合には、第1液体はブライン液とし上部水槽の第
1水槽よりこの間接型熱交換装置の前記第1液体流下通
路の上流端に向けて自然落下させ、この通路内に流入さ
せる。この第1液体流下通路を流下中に前記気液通路内
を通過する空気により、このブライン液は間接的に加温
され、負荷部である蒸発器へ供給されて、室内の暖房な
どの仕事をした後低温化したブライン液を再び上部水槽
の第1水槽部へ戻し、繰返し加温する。この際、気液通
路は空気通路としてのみ使用する。
1水槽よりこの間接型熱交換装置の前記第1液体流下通
路の上流端に向けて自然落下させ、この通路内に流入さ
せる。この第1液体流下通路を流下中に前記気液通路内
を通過する空気により、このブライン液は間接的に加温
され、負荷部である蒸発器へ供給されて、室内の暖房な
どの仕事をした後低温化したブライン液を再び上部水槽
の第1水槽部へ戻し、繰返し加温する。この際、気液通
路は空気通路としてのみ使用する。
前記の説明ではブライン液と空気流とは間接接触して、
ブライン液を閉ループで@環使用する場合を示したが、
ブライン液を気液通路に流下させ、空気流と直接接触す
る場合もある。
ブライン液を閉ループで@環使用する場合を示したが、
ブライン液を気液通路に流下させ、空気流と直接接触す
る場合もある。
C)加湿器にこの一発明の間接熱交換装置を組み込み使
用する場合。
用する場合。
室外側と室内側の間にこの間接熱交換装置を介設し、−
次側から2次側に向は空気流を前記気液通路に沿い水平
に流し、この気液通路内を通過中に、前記第2の一時溜
り部から散布水をこの気液通路に流入させ、この気液通
路全域に濡れ壁を形成し、空気流の湿度を高め、かつ加
温し、湿り空気として室内へ吹出させる。
次側から2次側に向は空気流を前記気液通路に沿い水平
に流し、この気液通路内を通過中に、前記第2の一時溜
り部から散布水をこの気液通路に流入させ、この気液通
路全域に濡れ壁を形成し、空気流の湿度を高め、かつ加
温し、湿り空気として室内へ吹出させる。
〈実施例〉
この発明の代表的な実施例を次に説明する。
く第1実施例〉
第1図において、Aは全体直方体状の大気開放型間接熱
交換装置であり、両側縁が密閉され、上下開口した扁平
な垂直方向の相互に平行な数個の第1液体流下通路10
と、これらの各第1液体流下通路10間にそれぞれ形成
された垂直方向の面をもつ扁平で、第2液体及び気流が
相互に直接接触して直交流式に流れる気液通路20を有
し、これらの2つの通路10と20が熱交換隔壁板30
によって仕切られている。
交換装置であり、両側縁が密閉され、上下開口した扁平
な垂直方向の相互に平行な数個の第1液体流下通路10
と、これらの各第1液体流下通路10間にそれぞれ形成
された垂直方向の面をもつ扁平で、第2液体及び気流が
相互に直接接触して直交流式に流れる気液通路20を有
し、これらの2つの通路10と20が熱交換隔壁板30
によって仕切られている。
この全体直方体状の間接熱交換装置Aの上面には、前記
第1.第2の各液体用の一時溜り部11゜21が相互離
隔して形成されており、一方の一時溜り部11に対応す
る液体が流下する前記第1液体流下通路10の上端が、
また他方の一時溜り部21に前記気液通路20の上端が
それぞれ開口連通され、前記各熱交換隔壁板30の上端
寄りには、各液体分配用の畝40がこの間接熱交換装置
Aの気流の流れ方向全長にわたり形成されている。
第1.第2の各液体用の一時溜り部11゜21が相互離
隔して形成されており、一方の一時溜り部11に対応す
る液体が流下する前記第1液体流下通路10の上端が、
また他方の一時溜り部21に前記気液通路20の上端が
それぞれ開口連通され、前記各熱交換隔壁板30の上端
寄りには、各液体分配用の畝40がこの間接熱交換装置
Aの気流の流れ方向全長にわたり形成されている。
また第1液体流下通路10の下端開口部も、この間接熱
交換装置Aの気流の流れ方向全長にわたり形成され、第
1液体の吐出口部としてある(第6図参照)。
交換装置Aの気流の流れ方向全長にわたり形成され、第
1液体の吐出口部としてある(第6図参照)。
前記気液通路20は全体直方体の形状としてあり、その
底部を閉じており、その−側端部は空気取入口22とし
てあり、反対側端部は空気吐出口23兼第2液体吐出口
としてある(第5図、第I1図及び第12図参照) 図示のものにおいては、全ての第1液体流下通路10は
気液通路20の空気取入口22寄りの一方の一時溜り部
11の底壁12にその上端で開口し、他方の一時溜り部
21の底壁24には非開口としてあり、また全ての気液
通路20は、気液通路20の空気吐出口23寄りの他方
の一時溜り部21の底壁24のみにその上端で開口し、
これら一時溜り部11と21の中間に、これら2つの一
時溜り部11と21を離隔する隆起部50がこの間接交
換装置Aの全幅にわたり形成されている。
底部を閉じており、その−側端部は空気取入口22とし
てあり、反対側端部は空気吐出口23兼第2液体吐出口
としてある(第5図、第I1図及び第12図参照) 図示のものにおいては、全ての第1液体流下通路10は
気液通路20の空気取入口22寄りの一方の一時溜り部
11の底壁12にその上端で開口し、他方の一時溜り部
21の底壁24には非開口としてあり、また全ての気液
通路20は、気液通路20の空気吐出口23寄りの他方
の一時溜り部21の底壁24のみにその上端で開口し、
これら一時溜り部11と21の中間に、これら2つの一
時溜り部11と21を離隔する隆起部50がこの間接交
換装置Aの全幅にわたり形成されている。
このようにして第1液体流下通路10及び気液通路20
の上端は大気に開放の形状としてある。
の上端は大気に開放の形状としてある。
前記熱交換隔壁板30を含め、この熱交換装置A全体は
合成樹脂製の真空成形加工品乃至金属製平板からなるプ
レス加工品としてある。
合成樹脂製の真空成形加工品乃至金属製平板からなるプ
レス加工品としてある。
前記液体分配用の畝40は、第1液体通路10及び気液
通路20の流路を一時的に絞る絞り部41.42を前記
気流の流れ方向全長にわたり等間隔に各熱交換隔壁板3
0に突出形成してなるものである。
通路20の流路を一時的に絞る絞り部41.42を前記
気流の流れ方向全長にわたり等間隔に各熱交換隔壁板3
0に突出形成してなるものである。
第2図、第3図に示すものにおいては、この畝40は第
1液体通路10側へ突出する第1絞り部41と、気液通
路20側へ突出する第2絞り部42とからなり、この相
互反対側へ突出する第1絞り部41、第2絞り部42の
突出形状は、水平方向に延びるリブ状のもので、輪郭形
状は長方形、長円形、台形5三角形などどれでも良く(
第7図参照)、要は液体の流れを一時的に抑制するもの
であれば形状、大きさに限定はない。
1液体通路10側へ突出する第1絞り部41と、気液通
路20側へ突出する第2絞り部42とからなり、この相
互反対側へ突出する第1絞り部41、第2絞り部42の
突出形状は、水平方向に延びるリブ状のもので、輪郭形
状は長方形、長円形、台形5三角形などどれでも良く(
第7図参照)、要は液体の流れを一時的に抑制するもの
であれば形状、大きさに限定はない。
前記のように構成した第1実施例の間接熱交換装置Aの
作用をその使用方法と共に説明する。
作用をその使用方法と共に説明する。
a)直交流式冷却塔Bに組込み使用する場合。
直交流式冷却塔Bの上部水槽60は、気流流れ方向で第
1水槽部61と第2水槽部62に区画されており、この
冷却塔Bの外気取入口63寄りに位置する第1水槽部6
1は、前記間接熱交換装[Aの第1の一時溜まり部11
の平面形状に符合する大きさに形成され、負荷部(例え
ば、冷凍機)Cから第I液体である工業用プロセス液体
がポンプ2P1によりこの第1水槽部61に供給される
。
1水槽部61と第2水槽部62に区画されており、この
冷却塔Bの外気取入口63寄りに位置する第1水槽部6
1は、前記間接熱交換装[Aの第1の一時溜まり部11
の平面形状に符合する大きさに形成され、負荷部(例え
ば、冷凍機)Cから第I液体である工業用プロセス液体
がポンプ2P1によりこの第1水槽部61に供給される
。
また、この冷却塔Bの排気口64寄りに位置する第2水
槽部62は・、前記第2の一時溜り部21の平面形状に
符合する大きさとしてあり、冷却塔Bの下部水槽65か
らポンプP2で汲み上げられ循環使用される第2液体で
ある散布水を受入るためのものとしてある(第12図参
照)。
槽部62は・、前記第2の一時溜り部21の平面形状に
符合する大きさとしてあり、冷却塔Bの下部水槽65か
らポンプP2で汲み上げられ循環使用される第2液体で
ある散布水を受入るためのものとしてある(第12図参
照)。
更に、この下部水槽65は、間接型熱交換装置A下端か
らのプロセス流体及び散布水を別々に分離して受は入れ
るべく、はゾ水平な仕切板71で上、下とに仕切られた
二重構造としてあり、その下側の室69がプロセス液体
貯溜室としてあり、前記全てのプロセス液体流下通路1
0の下端全域がこのプロセス液体貯溜室69に開口し、
上側の室70が散布水貯溜室として前記気液通路20の
空気吐出口23下端部側方が散布水貯溜室’70に向は
開口してあり、プロセス液体貯溜室69は負荷部Cにプ
ロセス液体を供給すべく連通し、また。
らのプロセス流体及び散布水を別々に分離して受は入れ
るべく、はゾ水平な仕切板71で上、下とに仕切られた
二重構造としてあり、その下側の室69がプロセス液体
貯溜室としてあり、前記全てのプロセス液体流下通路1
0の下端全域がこのプロセス液体貯溜室69に開口し、
上側の室70が散布水貯溜室として前記気液通路20の
空気吐出口23下端部側方が散布水貯溜室’70に向は
開口してあり、プロセス液体貯溜室69は負荷部Cにプ
ロセス液体を供給すべく連通し、また。
散布水貯溜室70は前記第2水槽部62に散布水を循環
供給すべく各々連通している(第12図、第13図参照
)。
供給すべく各々連通している(第12図、第13図参照
)。
更に、前記間接型熱交換装置Aの下端を前記下部水槽6
5の仕切板71に対して着脱自在に組み付けるべく間接
型熱交換器Aの底面の内端全長から内方に向は前記仕切
板71と同幅の合成樹脂製フランジ72が延在し、この
延在するフランジ72の下面にパツキン材73を介して
前記仕切板71の側辺全長がボルト74、ナツト75に
より。
5の仕切板71に対して着脱自在に組み付けるべく間接
型熱交換器Aの底面の内端全長から内方に向は前記仕切
板71と同幅の合成樹脂製フランジ72が延在し、この
延在するフランジ72の下面にパツキン材73を介して
前記仕切板71の側辺全長がボルト74、ナツト75に
より。
水密に結合されている。即ち、前記仕切り板71と間接
型熱交換装置Aの底面のフランジ72の継目においてプ
ロセス液体貯溜室69への散布水の漏水が阻止されてい
るとともに、交換時にこの仕切板71からこの間接型熱
交換器Aが取外し可能としてある(第13図、第14図
参照)。
型熱交換装置Aの底面のフランジ72の継目においてプ
ロセス液体貯溜室69への散布水の漏水が阻止されてい
るとともに、交換時にこの仕切板71からこの間接型熱
交換器Aが取外し可能としてある(第13図、第14図
参照)。
前記第2の一時溜り部21に上端で開口する前記気液通
路20は、前記散布水の流下通路とし、また第1の一時
溜り部11に上端で開口する第1液体流下通路10は工
業用プロセス流体として、この間接熱交換装置Aは直交
流式冷却塔本体66内に組込まれる。
路20は、前記散布水の流下通路とし、また第1の一時
溜り部11に上端で開口する第1液体流下通路10は工
業用プロセス流体として、この間接熱交換装置Aは直交
流式冷却塔本体66内に組込まれる。
即ち1、前記間接熱交換装置Aの上面を上部水槽60の
底面下方に位置させ、その気液通路20の空気取入口2
2を冷却塔Bの外気取入口63に対面させた状態で、こ
の間接熱交換装置Aを下部水槽65上に載置し、その仕
切板71の側辺と間接熱交換装置Aのフランジ72とを
パツキン材73を介してボルト74、ナツト7Sで接続
し、この間接熱交換装置Aを冷却塔Bの本体内に組み込
む。
底面下方に位置させ、その気液通路20の空気取入口2
2を冷却塔Bの外気取入口63に対面させた状態で、こ
の間接熱交換装置Aを下部水槽65上に載置し、その仕
切板71の側辺と間接熱交換装置Aのフランジ72とを
パツキン材73を介してボルト74、ナツト7Sで接続
し、この間接熱交換装置Aを冷却塔Bの本体内に組み込
む。
このように間接熱交換装置Aを組み込んでなる直交流式
冷却塔Bにおける上部水槽60の第1水槽部61に工業
用プロセス液体を負荷部Cから供給すると、この第1水
槽部61底壁の落下孔群からこの間接熱交換装置Aの対
応する第1の一時溜り部11に工業用プロセス液体落下
しこの部分に一時滞留する。
冷却塔Bにおける上部水槽60の第1水槽部61に工業
用プロセス液体を負荷部Cから供給すると、この第1水
槽部61底壁の落下孔群からこの間接熱交換装置Aの対
応する第1の一時溜り部11に工業用プロセス液体落下
しこの部分に一時滞留する。
この後、工業用プロセス液体は第1の一時溜り部■1に
開口する複数個の第1液体即ち工業用プロセス液体流下
通路10に流入し、次いで、前記液体分配用部40の第
1−絞り部41により、−時的に絞られこの間接熱交換
装置Aの気流の流れ方向全長にわたり所定水量で拡がり
分配された後、この流下通路10両壁を形成する熱交換
隔壁板30の一側壁全面に沿い、この冷却塔Bの下部水
槽65におけるプロセス液体貯溜室69に向は流下して
いく。
開口する複数個の第1液体即ち工業用プロセス液体流下
通路10に流入し、次いで、前記液体分配用部40の第
1−絞り部41により、−時的に絞られこの間接熱交換
装置Aの気流の流れ方向全長にわたり所定水量で拡がり
分配された後、この流下通路10両壁を形成する熱交換
隔壁板30の一側壁全面に沿い、この冷却塔Bの下部水
槽65におけるプロセス液体貯溜室69に向は流下して
いく。
更に、この工業用プロセス液体の滞溜過程を詳述すれば
、工業用プロセス液体の一部は気流方向で隣接する第1
絞り部41間の間隙を通り抜は下方へ流下していくと共
に、残りの工業用プロセス流体は一度第1絞り部41に
より絞られその流下を遅速され、この第1絞り部41の
上部で散布水道路20側へ膨出するこの工業用プロセス
液体通路流下通路10の膨出溜り部101に一時的に滞
溜した状態となり、気流方向全長にわたり所定の水深を
もって拡がり、この後、この第1絞り部41を乗り越え
て下方へ流下していく(第2図及び第4図参照)。
、工業用プロセス液体の一部は気流方向で隣接する第1
絞り部41間の間隙を通り抜は下方へ流下していくと共
に、残りの工業用プロセス流体は一度第1絞り部41に
より絞られその流下を遅速され、この第1絞り部41の
上部で散布水道路20側へ膨出するこの工業用プロセス
液体通路流下通路10の膨出溜り部101に一時的に滞
溜した状態となり、気流方向全長にわたり所定の水深を
もって拡がり、この後、この第1絞り部41を乗り越え
て下方へ流下していく(第2図及び第4図参照)。
従って、この第工絞り部41の大きさを変更することで
、その流下量を制御することができる。
、その流下量を制御することができる。
即ち、第1絞り部41が大きければ(例えば、長くした
り、その突出量を大きくする)その水深を深くなり、−
度の・流下量は少なくなり、小さければその水深は浅く
なり、−度の流下量は多くなる。
り、その突出量を大きくする)その水深を深くなり、−
度の・流下量は少なくなり、小さければその水深は浅く
なり、−度の流下量は多くなる。
また、前記上部水[60の第2水槽部62に散市水が供
給され、第2水槽部62から第2の一時溜り部21に落
下し、この部分に一時滞留する。
給され、第2水槽部62から第2の一時溜り部21に落
下し、この部分に一時滞留する。
この後、第2の一時溜り部21に開口する複数個の前記
気液通路20内に散布水が流下し、次いで前記液体分配
用畝40の第2絞り部42で一時的に絞られこの気液通
路20内を水平に流れる気流の流れ方向全長にわたり所
定水深で拡がり分配された後、前記熱交換隔壁板30の
他側壁全面に沿い冷却塔Bの下部水槽65における散布
水貯溜室70に向は流下してゆき、気液通路20内に濡
壁を形成しこの流下中に、熱交換隔壁板30を介して間
接的に反対側の側壁に沿い流下中の工業用プロセス液体
を冷却し、この散布水自身は昇温する。
気液通路20内に散布水が流下し、次いで前記液体分配
用畝40の第2絞り部42で一時的に絞られこの気液通
路20内を水平に流れる気流の流れ方向全長にわたり所
定水深で拡がり分配された後、前記熱交換隔壁板30の
他側壁全面に沿い冷却塔Bの下部水槽65における散布
水貯溜室70に向は流下してゆき、気液通路20内に濡
壁を形成しこの流下中に、熱交換隔壁板30を介して間
接的に反対側の側壁に沿い流下中の工業用プロセス液体
を冷却し、この散布水自身は昇温する。
前記散布水の滞留過程を更に詳述すれば、散布水の一部
は気流方向で隣接する第2絞り部42間の間隙を通り抜
け、残りの散布水はこの第2絞り部42でその流下を遅
速され、この第2絞り部42の上流側で一時的に滞留し
た状態となり、気流方向全長にわたり所定の水深をもっ
て拡がり、この後第2絞り部42を乗り越えて下方へ流
下していく(第3図、第5図参照)。
は気流方向で隣接する第2絞り部42間の間隙を通り抜
け、残りの散布水はこの第2絞り部42でその流下を遅
速され、この第2絞り部42の上流側で一時的に滞留し
た状態となり、気流方向全長にわたり所定の水深をもっ
て拡がり、この後第2絞り部42を乗り越えて下方へ流
下していく(第3図、第5図参照)。
従って、散布水の流下量の大きさに応じてこの第2絞り
部42の大きさを前記第1絞り部41の大きさと対応し
て設定することで良好な熱交換が行われる。
部42の大きさを前記第1絞り部41の大きさと対応し
て設定することで良好な熱交換が行われる。
一方、この冷却塔Bの排気口64に設けた送風機67の
作動により、この冷却塔Bの外気取入口63から取り込
まれた空気は前記プロセス液体の流れと直交して前記複
数個の気液通路20内を流れるとともに、前記この気液
通路20通過中に前記昇温した散布水と直接接触し潜熱
作用でこの散布水を冷却する。この冷却で自身昇温した
空気はこの気液通路20を水平に流れ前記送風8167
を上部に配置した冷却塔Bの通風室68に至り次いで排
気口64から外部へ排気される。
作動により、この冷却塔Bの外気取入口63から取り込
まれた空気は前記プロセス液体の流れと直交して前記複
数個の気液通路20内を流れるとともに、前記この気液
通路20通過中に前記昇温した散布水と直接接触し潜熱
作用でこの散布水を冷却する。この冷却で自身昇温した
空気はこの気液通路20を水平に流れ前記送風8167
を上部に配置した冷却塔Bの通風室68に至り次いで排
気口64から外部へ排気される。
このようにして所定温度に冷却された工業用プロセス液
体は、全てのプロセス液体流下通路10の下端全域から
一斉に前記冷却塔Bにおける下部水槽65のプロセス液
体貯溜室69に内に吐出しここに一時的に滞留した後、
ポンプP1の作動により冷凍機などの負荷部Cへ供給さ
れ、仕事を終え昇温した後再び前記上部水槽60の第1
の水槽部61に供給され以下繰り返し循環する。
体は、全てのプロセス液体流下通路10の下端全域から
一斉に前記冷却塔Bにおける下部水槽65のプロセス液
体貯溜室69に内に吐出しここに一時的に滞留した後、
ポンプP1の作動により冷凍機などの負荷部Cへ供給さ
れ、仕事を終え昇温した後再び前記上部水槽60の第1
の水槽部61に供給され以下繰り返し循環する。
一方、取り込んだ空気との間で直接接触し潜熱作用を受
けて冷却され、且つ前記プロセス液体を間接的に冷却し
た散布水は、次回のプロセス液体の冷却に適した温度に
冷却された状態で前記下部水槽65の散布水貯溜室70
内に流入して一時的に滞留された後、前記ポンプP2の
作動により前記上部水槽60の第2水槽部62に供給さ
れ、以下繰返し循環する。
けて冷却され、且つ前記プロセス液体を間接的に冷却し
た散布水は、次回のプロセス液体の冷却に適した温度に
冷却された状態で前記下部水槽65の散布水貯溜室70
内に流入して一時的に滞留された後、前記ポンプP2の
作動により前記上部水槽60の第2水槽部62に供給さ
れ、以下繰返し循環する。
長期間の運転によりスラッジスラリーがこの間接熱交換
装置Aの各通路10.20に付着し、目詰まりを起こし
たり、一部欠損し、洗浄又は交換のために、この間接熱
交換器Aを取り外すには前記下部水槽65との結合を分
離し冷却塔B本体の外側に取りだし、洗浄を行いその目
詰まりを解消するか、新しいものと交換する。
装置Aの各通路10.20に付着し、目詰まりを起こし
たり、一部欠損し、洗浄又は交換のために、この間接熱
交換器Aを取り外すには前記下部水槽65との結合を分
離し冷却塔B本体の外側に取りだし、洗浄を行いその目
詰まりを解消するか、新しいものと交換する。
なお、必要に応じ上部水槽60と間接熱交換装置iA上
面との間の空間に、工業用プロセス液体及び散布水を対
応する一時溜り部11.21へ分配する分配機90が設
定される(第12図参照)。
面との間の空間に、工業用プロセス液体及び散布水を対
応する一時溜り部11.21へ分配する分配機90が設
定される(第12図参照)。
b)ヒーティングタワーDにこの間接熱交換装置Aを組
み込んで使用する場合。
み込んで使用する場合。
この場合には、第1液体はブライン液としヒーティング
タワーDの上部水槽80よりこの間接型熱交換装置Aの
前記第1液体流下通路1oの上流端に向けて自然落下し
、流入する。この第1液体流下通路10を流下中に前記
気液通路20内を通過する空気により、このブライン液
は間接的に加温され、負荷部である蒸発器C1へ供給さ
れて、室内の暖房などの仕事をした後低温化したブライ
ン液を再び上部水槽80へ戻し、繰返し加温する。
タワーDの上部水槽80よりこの間接型熱交換装置Aの
前記第1液体流下通路1oの上流端に向けて自然落下し
、流入する。この第1液体流下通路10を流下中に前記
気液通路20内を通過する空気により、このブライン液
は間接的に加温され、負荷部である蒸発器C1へ供給さ
れて、室内の暖房などの仕事をした後低温化したブライ
ン液を再び上部水槽80へ戻し、繰返し加温する。
この際、気液通路20は空気通路としてのみ使用する(
第15図参照)。
第15図参照)。
前記の説明ではブ、ライン液と空気流とは間接接触して
、ブライン液を閉ループで循環使用する場合を示したが
、ブライン液を気液通路2oに流下させ、空気流と直接
接触させる場合もある。
、ブライン液を閉ループで循環使用する場合を示したが
、ブライン液を気液通路2oに流下させ、空気流と直接
接触させる場合もある。
C)加湿器Eにこの間接熱交換装置Aを組み込み使用す
る場合。
る場合。
室外側と室内側の間にこの間接熱交換装置Aを介設し、
−次側(室外側)から2次側(室内側)に向は空気流を
前記気液通路20に沿い水平に流し、この気液通路20
内を通過中に、前記第2の一時溜り部21から散布水を
この気液通路20に流入させ、この気液通路20全域に
濡れ壁を形成し、空気流の湿度を高め、かつ加温し、湿
り空気として室内へ吹出させる(第16図参照)。
−次側(室外側)から2次側(室内側)に向は空気流を
前記気液通路20に沿い水平に流し、この気液通路20
内を通過中に、前記第2の一時溜り部21から散布水を
この気液通路20に流入させ、この気液通路20全域に
濡れ壁を形成し、空気流の湿度を高め、かつ加温し、湿
り空気として室内へ吹出させる(第16図参照)。
く第2実施例〉
第1実施例と同一符号のものは、第1実施例と同一の構
成1作用を有し、第1実施例と異なる構造は次の通りで
ある。
成1作用を有し、第1実施例と異なる構造は次の通りで
ある。
この間接熱交換装置Aの上面に形成された第1の一時溜
り部11aと第2の一時溜り部21aが深さのやN深い
水槽に形成されている(第8図参照)。
り部11aと第2の一時溜り部21aが深さのやN深い
水槽に形成されている(第8図参照)。
この実施例の作用、その使用方法は第I実施例とはゾ同
じである。
じである。
異なるところは、直交流式冷却塔に組み込む場合を例に
採り説明すれば、前記上部水槽60を必要とせずこの実
施例では、第1.第2の一時溜り部11a、21aがこ
の上部水槽の役目をなし。
採り説明すれば、前記上部水槽60を必要とせずこの実
施例では、第1.第2の一時溜り部11a、21aがこ
の上部水槽の役目をなし。
工業用プロセス液体、散布水は直接対応する一時溜り部
11.21に低水圧で流入する。
11.21に低水圧で流入する。
く第3実施例〉
第1実施例と異なる構造は気液通路20aの形状であり
、その他は第1実施例と同じである。
、その他は第1実施例と同じである。
この実施例の気液通路20aの空気取り入れ口22寄り
の側壁には、空気取込口寄りで垂直な水切り用の畝76
がそのはゾ全高さにわたり延設してあり、この水切り用
の畝76の上端から気流方向にその全長にわたり延在す
る水平な第2液体分配用畝77が形成してあり、この畝
77の位置は。
の側壁には、空気取込口寄りで垂直な水切り用の畝76
がそのはゾ全高さにわたり延設してあり、この水切り用
の畝76の上端から気流方向にその全長にわたり延在す
る水平な第2液体分配用畝77が形成してあり、この畝
77の位置は。
前記各液体分配用畝40の上方で、一時溜り部21の底
壁24寄りとしてある(第9図参照)。
壁24寄りとしてある(第9図参照)。
このように構成した第3実施例の作用及びその使用方法
は、第1実施例とは望同じである。
は、第1実施例とは望同じである。
第1実施例と異なるところを直交流式冷却塔に組み込ん
だ場合を例に採り説明すれば、気液通路20aを流下す
る散布水は第2の一時溜り部21から流入すると直ちに
第2液体分配用畝77に伝わり流れると共に、その一部
は気流により水平方向に拡がり分配された状態で前記各
液体分配用畝40に向は流下していく。
だ場合を例に採り説明すれば、気液通路20aを流下す
る散布水は第2の一時溜り部21から流入すると直ちに
第2液体分配用畝77に伝わり流れると共に、その一部
は気流により水平方向に拡がり分配された状態で前記各
液体分配用畝40に向は流下していく。
この気液通路20を水平に流れる空気流と直交して流下
する散布水は、その空気取込口23から冷却塔Bの外気
取入口より外部へ飛散する傾向にあるが、前記水切り周
部76に突き当たり、内側へ引き戻される。
する散布水は、その空気取込口23から冷却塔Bの外気
取入口より外部へ飛散する傾向にあるが、前記水切り周
部76に突き当たり、内側へ引き戻される。
また、空気流が一時溜り部22に向は偏流することが水
平な第2液体分配用畝77により緩和される。
平な第2液体分配用畝77により緩和される。
〈第4実施例〉
第1実施例と異なるところは第2の絞り部42aの形状
であり、空気取込口寄り及び空気吐出口寄りの前記第2
の絞り部42aの長手寸法はその中央部のものより長く
、気流方向に隣接する絞り部42aの間隔dは狭くしで
ある(第10図参照)。その他は実施例1と同一である
。
であり、空気取込口寄り及び空気吐出口寄りの前記第2
の絞り部42aの長手寸法はその中央部のものより長く
、気流方向に隣接する絞り部42aの間隔dは狭くしで
ある(第10図参照)。その他は実施例1と同一である
。
この実施例では、前記第2の絞り部42aの作用でこの
空気取込口22寄り及び空気吐出口23寄りでの液体−
時滞留流量がその中央部より多くなり、その結果、その
流下量が少なくなり、空気取込口22からの外部への散
布水の飛散及び空気吐出口23からの水滴のキャリイオ
ーバーは少なくなる。
空気取込口22寄り及び空気吐出口23寄りでの液体−
時滞留流量がその中央部より多くなり、その結果、その
流下量が少なくなり、空気取込口22からの外部への散
布水の飛散及び空気吐出口23からの水滴のキャリイオ
ーバーは少なくなる。
く第5実施例〉
第1実施例と異なるところは1間接熱交換装置Aの底面
部の構造であり、その他は第1実施例と同じである。
部の構造であり、その他は第1実施例と同じである。
この実施例の間接熱交換装置Aの底面中央部には、前記
上面と同様にその間接熱交換装[Aの全幅にわたり隆起
部51が形成してあり、この隆起部51を境として空気
取込口寄りに第工液体吐出部52が、空気吐出1口寄り
に第2液体吐出部53が各々形成してあり、第1液体吐
出部52に前記第1液体流下通路10の下端が開口連通
し、第2液体吐出部52に前記気液通路20の下端が開
口連通している(第11図参照)。
上面と同様にその間接熱交換装[Aの全幅にわたり隆起
部51が形成してあり、この隆起部51を境として空気
取込口寄りに第工液体吐出部52が、空気吐出1口寄り
に第2液体吐出部53が各々形成してあり、第1液体吐
出部52に前記第1液体流下通路10の下端が開口連通
し、第2液体吐出部52に前記気液通路20の下端が開
口連通している(第11図参照)。
即ち、間接熱交換装置Aの下面は、この上面と同一の形
状、構造に形成されている。
状、構造に形成されている。
この実施例の作用、使用方法は、第1実施例とはゾ同じ
であるが、第4実施例特有の作用を冷却塔に適用した場
合を例に採り次に説明する。
であるが、第4実施例特有の作用を冷却塔に適用した場
合を例に採り次に説明する。
この際、冷却塔の下部水槽は、前記第1、第2の液体吐
出部52.53に対応して、垂直な仕切板により工業用
プロセス液体貯溜室と、散布水貯溜室に、左右2室に区
画されており(図示せず)、この下部水槽の上面にこの
間接熱交換装@Aは設置され、第1液体流下通路10を
流下中に冷却された工業用プロセス流体は一度空気取込
口22寄りに集められた後、その下端が連通ずる第1液
体吐出部52から下部水槽の工業用プロセス液体貯溜室
に吐出し貯溜された後、負荷部へ供給される。
出部52.53に対応して、垂直な仕切板により工業用
プロセス液体貯溜室と、散布水貯溜室に、左右2室に区
画されており(図示せず)、この下部水槽の上面にこの
間接熱交換装@Aは設置され、第1液体流下通路10を
流下中に冷却された工業用プロセス流体は一度空気取込
口22寄りに集められた後、その下端が連通ずる第1液
体吐出部52から下部水槽の工業用プロセス液体貯溜室
に吐出し貯溜された後、負荷部へ供給される。
また、気液通路20を流下してきた散布水は。
度空気吐出口23寄りに集められた後、その下端が連通
ずる第2液体吐出部53から散布水貯溜室に吐出し貯溜
される。
ずる第2液体吐出部53から散布水貯溜室に吐出し貯溜
される。
その他の熱交換作用は第1実施例と同じである。
ハ1発明の効果
前記のように構成し作用する発明においては、前記液体
分配用の畝を形成することにより、第1゜第2の液体を
相互分離した状態で前記一時溜り部から各々対応する通
路全域に一様に分配でき、第1液体と第2液体を間接的
に熱交換でき、一部に偏らず第1液体を所望の使用温度
に冷却できる。
分配用の畝を形成することにより、第1゜第2の液体を
相互分離した状態で前記一時溜り部から各々対応する通
路全域に一様に分配でき、第1液体と第2液体を間接的
に熱交換でき、一部に偏らず第1液体を所望の使用温度
に冷却できる。
前記効果に加えて、通路の上部は、対応する一時溜り部
に大気開放式で開口してあり、第1、第2の液体は自重
落下式に流入するため、第1液体、第2液体を散布パイ
プなどを使用せずにこの熱交換装置に散布流下せずに済
み、前記熱交換装置上部に第1液体又は第2液体専用の
散水パイプを配設する必要性がなくなり、第1、第2の
液体の熱交換装置を流下する水圧を大幅に低下でき、両
方の液体の供給用ポンプを小型化できる。
に大気開放式で開口してあり、第1、第2の液体は自重
落下式に流入するため、第1液体、第2液体を散布パイ
プなどを使用せずにこの熱交換装置に散布流下せずに済
み、前記熱交換装置上部に第1液体又は第2液体専用の
散水パイプを配設する必要性がなくなり、第1、第2の
液体の熱交換装置を流下する水圧を大幅に低下でき、両
方の液体の供給用ポンプを小型化できる。
従って、この熱交換装置全体の構造を簡略化でき、その
組立、保守管理も容易にできる上、全重量も軽量化でき
る。
組立、保守管理も容易にできる上、全重量も軽量化でき
る。
請求項第2項記載の発明においては、殊に前記隆起部分
により一時溜り部内での第1液体と第2液体の相互分離
を簡単な構造で確実に行え、対応する通路に第1.第2
液体を分離した状態で流入させることができ、前記工業
用プロセス流体の冷却を散布水との間接接触により有効
に能率良く行うのに最適となる。
により一時溜り部内での第1液体と第2液体の相互分離
を簡単な構造で確実に行え、対応する通路に第1.第2
液体を分離した状態で流入させることができ、前記工業
用プロセス流体の冷却を散布水との間接接触により有効
に能率良く行うのに最適となる。
前記熱交換隔壁板が合成樹脂製の真空成形加工品乃至金
属製平板からなるプレス加工品としてある請求項第3項
記載の間接熱交換装置とすることで、その製造は量産化
でき、価格を低下できるとともにその全体の重量を軽く
出来る。
属製平板からなるプレス加工品としてある請求項第3項
記載の間接熱交換装置とすることで、その製造は量産化
でき、価格を低下できるとともにその全体の重量を軽く
出来る。
前記液体分配用の畝が、第1液体通路及び気液通路の流
路を一時的に絞る絞り部を前記気流の流れ方向全長にわ
たり間隔をおいて各熱交換隔壁板に突出形成してなるこ
とを特徴とする請求項第4項記載の間接熱交換装置にお
いては、この絞り部において、各液体はその流量を一時
的に絞られるため、この絞り部上流域に液体を所定の深
さで、前記全長にわたり拡がり滞留させることができ、
前記液体に対応する一時溜り部の底面積が狭くても液体
をその全幅に一様に、確実に分散、流下させることがで
きる。
路を一時的に絞る絞り部を前記気流の流れ方向全長にわ
たり間隔をおいて各熱交換隔壁板に突出形成してなるこ
とを特徴とする請求項第4項記載の間接熱交換装置にお
いては、この絞り部において、各液体はその流量を一時
的に絞られるため、この絞り部上流域に液体を所定の深
さで、前記全長にわたり拡がり滞留させることができ、
前記液体に対応する一時溜り部の底面積が狭くても液体
をその全幅に一様に、確実に分散、流下させることがで
きる。
冷却塔用として、前記第1、第2の液体のうち、第1液
体が工業用プロセス液体であり、第2液体が散布水であ
る請求項第5項記載の熱交換装置においては、この熱交
換装置を利用して直交流冷却塔における工業用プロセス
流体を散布水によりその道路全域において、間接的に冷
却できる。
体が工業用プロセス液体であり、第2液体が散布水であ
る請求項第5項記載の熱交換装置においては、この熱交
換装置を利用して直交流冷却塔における工業用プロセス
流体を散布水によりその道路全域において、間接的に冷
却できる。
ヒーティングタワー用として第1液体はブライン液とし
てある請求項第6項記載の間接熱交換装置においては、
冬期においてブライン液を間接的に外気で加温でき、ブ
ライン液を間接的に外気で加温でき、ヒーティングタワ
ーの熱交換器に使用できる。
てある請求項第6項記載の間接熱交換装置においては、
冬期においてブライン液を間接的に外気で加温でき、ブ
ライン液を間接的に外気で加温でき、ヒーティングタワ
ーの熱交換器に使用できる。
前記冷却塔が直交流式冷却塔であり、その上部水槽が、
前記−時潜り部に対応して、少なくとも2つの水槽部を
有していることを特徴とする請求項第7項記載の間接熱
交換装置、前記水槽部が仕切り壁で仕切られている請求
項第8項記載の間接交換装置又は前記水槽部が1個々独
立した水槽単体からなる請求項第9項記載の間接熱交換
装置においては、前記効果に加えて散布水と、工業用プ
ロセス液体の水槽部として直交流式冷却塔の上部水槽を
有効利用することができる。
前記−時潜り部に対応して、少なくとも2つの水槽部を
有していることを特徴とする請求項第7項記載の間接熱
交換装置、前記水槽部が仕切り壁で仕切られている請求
項第8項記載の間接交換装置又は前記水槽部が1個々独
立した水槽単体からなる請求項第9項記載の間接熱交換
装置においては、前記効果に加えて散布水と、工業用プ
ロセス液体の水槽部として直交流式冷却塔の上部水槽を
有効利用することができる。
なお、請求項第io項記載の間接熱交換装置においては
、冷却塔上部水槽をこの熱交換装置と別個に設ける必要
がなくなり、その構造がより簡略となりかつ組込みが容
易となる。
、冷却塔上部水槽をこの熱交換装置と別個に設ける必要
がなくなり、その構造がより簡略となりかつ組込みが容
易となる。
前記熱交換器は前記のように加湿器としても利用できる
。
。
〈実施例固有の効果〉
前記各実施例の効果は、対応する本件発明の効果と同一
であるが次のような固有の効果をも有する。
であるが次のような固有の効果をも有する。
第1実施例においては、前記絞り部41.42が等間隔
に形成されているため、各対応する通路10.20に滞
留し、気流方向に拡がる深さを均一にでき、その流下全
面においてより均等に第1液体と第2液体を間接的に熱
交換できる。
に形成されているため、各対応する通路10.20に滞
留し、気流方向に拡がる深さを均一にでき、その流下全
面においてより均等に第1液体と第2液体を間接的に熱
交換できる。
また、前記のように第1液体流下通路10下端を間接熱
交換器A全長で開口することで、第1液体をよどみなく
円滑に、冷却塔の下部水槽などに吐出でき、かつ第2液
体を気液通路20の空気吐出口下端から第1液体と混合
せずに分離して冷却塔の下部水槽などに吐出でき、殊に
直交流式冷却塔間接熱交換装置として最適なものを得る
ことができる。
交換器A全長で開口することで、第1液体をよどみなく
円滑に、冷却塔の下部水槽などに吐出でき、かつ第2液
体を気液通路20の空気吐出口下端から第1液体と混合
せずに分離して冷却塔の下部水槽などに吐出でき、殊に
直交流式冷却塔間接熱交換装置として最適なものを得る
ことができる。
第2実施例においては、第1、第2の溜り部11.21
に各対応する液体が大気に開放した状態で直接流入する
ため、パイプの配管が容易になると共に冷却塔などの全
高さを低くできる。
に各対応する液体が大気に開放した状態で直接流入する
ため、パイプの配管が容易になると共に冷却塔などの全
高さを低くできる。
第3実施例においては、その水切り周部76゜第2液体
分配用畝77の作用により、第2液体の外部への飛散を
有効に防止できると共に、より第2液体を全域に均等分
配できる。
分配用畝77の作用により、第2液体の外部への飛散を
有効に防止できると共に、より第2液体を全域に均等分
配できる。
第4実施例では、気液通路20における空気取込口寄り
及び空気吐出口寄りに設けた前記第2の絞り部42aの
作用により、流下中の散布水の流量をこの空気取込口と
空気吐出口において中央部に比して少なくでき、この空
気取込口からの水滴の飛散及び空気吐出口からの水滴の
キャリイオーバーを少なくすることができる。
及び空気吐出口寄りに設けた前記第2の絞り部42aの
作用により、流下中の散布水の流量をこの空気取込口と
空気吐出口において中央部に比して少なくでき、この空
気取込口からの水滴の飛散及び空気吐出口からの水滴の
キャリイオーバーを少なくすることができる。
第5実施例においては、間接熱交換装置Aの下面を上面
と同様の構造とし、中央隆起部51で。
と同様の構造とし、中央隆起部51で。
第1、第2の液体吐出部52.53を相互離間して形成
したため、下部水槽への第■、第2の液体の吐出を間接
熱交換装置Aの下面から行うことができ、冷却塔などへ
の組込み使用する際、下部水槽の二重構造を複雑化させ
ず第1、第2の液体を相互分離して貯溜でき、その結果
第1実施例に比して下部水槽の占有スペースを小さくで
きる。
したため、下部水槽への第■、第2の液体の吐出を間接
熱交換装置Aの下面から行うことができ、冷却塔などへ
の組込み使用する際、下部水槽の二重構造を複雑化させ
ず第1、第2の液体を相互分離して貯溜でき、その結果
第1実施例に比して下部水槽の占有スペースを小さくで
きる。
図はこの発明に係るもので、第1図はこの間接熱交換器
の第1実施例の一部省略平面図、第2図は第1図の2−
2線に沿う第1液体通路を示す縦断側面図、第3図は第
1図の3−3線に沿う第2液体通路を示す縦断面図、第
4図は第1図の4−4線に沿う第1液体通路を示す縦断
正側面図、第5図は第1図の5−5線に沿う第2液体通
路を示す縦断正面図、第6図はは間接熱交換装置の底面
図、第7図は絞り部の他の形状を示す図、第8図はこの
間接熱交換装置の第2実施例の溜り部を示す概略斜視図
、第9図はその第3実施例の要部を示す正面図、第10
図は第4実施例の第2絞り部を示す正面図、第11図は
第5実施例の底面部を示す概略底面図、第12図はこの
間接熱交換装置を直交流式冷却塔に適用した状態を示す
概略図、第13図はその冷却塔の下部水槽と間接熱交換
器の結合状態を示す縦断面図、第14図はその斜視図、
第15図はこの間接熱交換装置をヒーティングタワーに
適用した状態を示す概略図、第16図は加湿器にこの間
接熱交換装置を適用した場合の概略図である。 図中の種な記号の説明 A・・・・・・・・・間接熱交換装置、40・・・・・
・各液体分−配畝。
の第1実施例の一部省略平面図、第2図は第1図の2−
2線に沿う第1液体通路を示す縦断側面図、第3図は第
1図の3−3線に沿う第2液体通路を示す縦断面図、第
4図は第1図の4−4線に沿う第1液体通路を示す縦断
正側面図、第5図は第1図の5−5線に沿う第2液体通
路を示す縦断正面図、第6図はは間接熱交換装置の底面
図、第7図は絞り部の他の形状を示す図、第8図はこの
間接熱交換装置の第2実施例の溜り部を示す概略斜視図
、第9図はその第3実施例の要部を示す正面図、第10
図は第4実施例の第2絞り部を示す正面図、第11図は
第5実施例の底面部を示す概略底面図、第12図はこの
間接熱交換装置を直交流式冷却塔に適用した状態を示す
概略図、第13図はその冷却塔の下部水槽と間接熱交換
器の結合状態を示す縦断面図、第14図はその斜視図、
第15図はこの間接熱交換装置をヒーティングタワーに
適用した状態を示す概略図、第16図は加湿器にこの間
接熱交換装置を適用した場合の概略図である。 図中の種な記号の説明 A・・・・・・・・・間接熱交換装置、40・・・・・
・各液体分−配畝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)両側縁が密閉され、上下開口した扁平な垂直方向の
相互に平行な数個の第1液体流下通路と、これらの各第
1液体流下通路間にそれぞれ形成された垂直方向の面を
もつ扁平で、第2液体及び気流が相互に直接接触して直
交流式に流れる気液通路を有し、これらの2つの通路が
熱交換隔壁板によって仕切られている全体直方体状の大
気開放型間接型熱交換装置において、 この全体直方体状の間接熱交換装置の上面には、前記第
1、第2の各液体用の一時溜り部が相互離隔して形成さ
れており、一方の一時溜り部に対応する液体が流下する
前記第1液体流下通路の上端が、また他方の一時溜り部
に前記気液通路の上端がそれぞれ開口連通され、前記各
熱交換隔壁板の上端寄りには、各液体分配用の畝がこの
間接熱交換装置の気流の流れ方向全長にわたり形成され
ていることを特徴とする間接熱交換装置。 2)全ての第1液体流下通路は、気液通路の空気取入口
寄りの一方の一時溜り部の底壁にその上端で開口し、他
方の一時溜り部の底壁には非開口としてあり、また全て
の気液通路は、気液通路の空気吐出口寄りの他方の一時
溜り部の底壁のみににその上端で開口し、これら一時溜
り部の中間に、これら2つの一時溜り部を離隔する隆起
部がこの間接交換装置の全幅にわたり形成されているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の間接熱交換
装置。 3)前記熱交換隔壁板は合成樹脂製の真空成形加工品乃
至金属製平板からなるプレス加工品としてある特許請求
の範囲第1項又は第2項記載の間接熱交換装置。 4)前記液体分配用の畝は、第1液体通路及び気液通路
の流路を一時的に絞る絞り部を前記気流の流れ方向全長
にわたり間隔をおいて各熱交換隔壁板に突出形成してな
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第3項記
載の間接熱交換装置。 5)前記間接熱交換装置は冷却塔用としてあり、前記第
1、第2の液体のうち、第1液体が工業用プロセス液体
であり、第2液体が散布水である特許請求の範囲第1項
、第2項または第3項記載の間接熱交換装置。 6)前記間接熱交換装置はヒーティングタワー用として
あり、第1液体はブライン液としてある特許請求の範囲
第1項記載の間接熱交換装置。 7)前記冷却塔は直交流式冷却塔であり、その上部水槽
は、前記一時溜り部に対応して、少なくとも2つの水槽
部を有していることを特徴とする特許請求の範囲第1項
又は第4項記載の間接熱交換装置。 8)前記水槽部は仕切り壁で仕切られている特許請求の
範囲第8項記載の間接熱交換装置。 9)前記水槽部は、個々独立した水槽単体からなる特許
請求の範囲第8項記載の間接熱交換装置。 10)前記冷却塔の上部水槽をこの間接熱交換装置の前
記一時溜り部が兼用している特許請求の範囲第4項記載
の間接熱交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22657889A JP2794026B2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 間接熱交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22657889A JP2794026B2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 間接熱交換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0391694A true JPH0391694A (ja) | 1991-04-17 |
JP2794026B2 JP2794026B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=16847367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22657889A Expired - Fee Related JP2794026B2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 間接熱交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2794026B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008089252A3 (en) * | 2007-01-16 | 2009-02-26 | Mi4Spine Llc | Minimally invasive interbody device assembly |
-
1989
- 1989-09-01 JP JP22657889A patent/JP2794026B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008089252A3 (en) * | 2007-01-16 | 2009-02-26 | Mi4Spine Llc | Minimally invasive interbody device assembly |
US7824427B2 (en) | 2007-01-16 | 2010-11-02 | Perez-Cruet Miquelangelo J | Minimally invasive interbody device |
US7846210B2 (en) | 2007-01-16 | 2010-12-07 | Perez-Cruet Miguelangelo J | Minimally invasive interbody device assembly |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2794026B2 (ja) | 1998-09-03 |
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