JPH0391126A - 波長多重記録方式を用いた光ピックアップ装置 - Google Patents

波長多重記録方式を用いた光ピックアップ装置

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JPH0391126A
JPH0391126A JP1227054A JP22705489A JPH0391126A JP H0391126 A JPH0391126 A JP H0391126A JP 1227054 A JP1227054 A JP 1227054A JP 22705489 A JP22705489 A JP 22705489A JP H0391126 A JPH0391126 A JP H0391126A
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JP
Japan
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light
optical
lens
wavelength
laser
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Pending
Application number
JP1227054A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sumi
墨 勇志
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、半導体レーザから出射された光を光情報記録
媒体に照射することにより情報の記録、再生等を行う波
長多重記録方式を用いた光ビックアップ装置に関する。
従来の技術 従来、光ピックアップ装置等の光情報記録媒体への記録
方式によく用いられているものの一つに、熱を加えて媒
体に変化を与え記録を行うヒートモード方式というのが
ある。しかし、近年、超高密度記録への期待が高まるに
つれて、フォトクロミック材料を用いてフォトンモード
で多重記録を行う方法が注目されてきている。そこで、
そのフォトンモードで記録を行う原理を第2図(a)〜
(d)及び第3図(a)〜(d)に基づいて説明する。
フォトクロミック材料とは光に応答して着色、消色を繰
り返す材料であるが、今、例えば、フォトクロミック材
料が塗布された光情報記録媒体1があるものとし、その
状態はAであるとする(a)。
この時、書込み(強い光)を行うためにその媒体に波長
λ1の光(hν、)を吸収させると、準安定な状態Bに
移行して着色する(b)。この状態Bの時、読出しく弱
い光)を行うこともできる(e)。
その後、その媒体に照射する光を遮断するか、又は、別
の波長の光(hν、)を照射することによって、再び元
の状態Aにもどることができる(d)。
また、これまで述べたような吸収波長の異なるフォトク
ロミック材料を複数個用いて多重構造のものを用いれば
、第4図に示すような波長多重の光記録を実現すること
が可能となる。
発明が解決しようとする課題 一般的に、第2図における波長久、とλ、とは大きく異
なるため(数10nm以上)に、複数の波長のレーザ光
源を使用するか、又は、広い波長領域を高速にスキャン
するレーザ光源が必要となる。従って、光ピックアップ
装置が大型化することは必至である。また、上述したよ
うな装置においては、各々のレーザ光源の波長変動が独
立して・発生するため、一つの光学系で安定したメモリ
層への記録、或いは、信号読出しを行うことは難しい。
課題を解決するための手段 そこで、このような問題点を解決するために、本発明は
、レーザ光源から出射された光を光情報記録媒体に照射
することにより情報の記録を行うと共に、その光情報記
録媒体からの反射光を光検知器により検出することによ
って情報の再生や、フォーカスエラー信号、トラックエ
ラー信号の検出を行う光ピックアップ装置において、出
射光軸が互いに平行で波長が各々異なる前記レーザ光源
を同一面内に複数個配設し、前記レーザ光源に接続され
それらレーザ光源のレーザ波長を各々独立して制御する
レーザ波長調整装置を設け、前記各レーザ光源より出射
された光を合波する基板の表裏両面に等ピッチの回折格
子が形成された第一デュアルグレーティングを設け、こ
の第一デュアルグレーティングを透過した光を集光する
第一レンズを設け、この第一レンズにより集光された光
が導かれるフォトクロミック材料からなる記録層が多層
形成された前記光情報記録媒体を設け、この光情報記録
媒体を透過した光の光路上に第二レンズを設け、この第
二レンズを透過した光を再び分波する基板の表裏両面に
等ピッチの回折格子が形成された第二デュアルグレーテ
ィングを設け、この第二デュアルグレーティングを透過
した光を各々別個に検出する前記光検出器を同一面内に
複数個配設した。
作用 これにより、各レーザ波長調整装置を用いて各レーザ光
源から出射されるレーザ光の波長を互いに異なる状態に
調整し、この状態でレーザ光源から出射された光は、第
一デュアルグレーティングにより合波され、第一レンズ
により集光されてフォトクロミック材料の記録層からな
る光情報記録媒体に導かれ、これにより多重記録を行う
ことができ、その光情報記録媒体の透過光を第二レンズ
を介して、第二デュアルグレーティングにより再び分波
して受光素子に導くことによりその記録状態を知ること
ができる。また、情報の読出しや消去を行う時にも、レ
ーザ光源のレーザ光の波長を変えることによって同様な
処理により行うことができる。
実施例 本発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。
レーザ光源としての半導体レーザ2は、出射光軸が互い
に平行で波長が各々異なる同一面内に複数個(ここでは
、3個とする)配設されている。これら各半導体レーザ
2には、レーザ波長を各々独立して制御するレーザ波長
調整装置としての光デイスク装置3が接続されている。
この光デイスク装置3は、通常、図示しないキーボード
やデイスプレィから構成されている。そして、前記各半
導体レーザ2より出射された光の光路上には、その出射
された3つの光を合波する基板4の表裏両面に等ピッチ
の回折格子5a、5bが形・成された第一デュアルグレ
ーティング5が配設されている。
この第一デュアルグレーティング5を透過した光の光路
上には第一レンズ6が設けられており、この第一レンズ
6により集光された光の光路上には、フォトクロミック
材料からなる記録層7aが多層(ここでは、3層とする
)形成された光情報記録媒体としての光ディスク7が配
設されている。
この光ディスク7を透過した光の光路上には第二レンズ
8が設けられ、この第二レンズ8を透過した光の光路上
には、その透過した光を再び3つに分波する基板9の表
裏両面に等ピッチの回折格子10 a、  10 bが
形成された第二デュアルグレーティング10が設けられ
ている。そして、それら3つの光束の各々の光路に対応
して光検知器としての受光素子11が配設されている。
このような構成において、フォトクロミック材料からな
る記録層7aが多層形成された光ディスク7への記録、
再生、消去等を行う基本的な原理については従来技術で
述べた(第2図及び第3図参照)のでここでの説明は省
略する。そこで、今、この原理をもとに本実施例におけ
る記録方法について説明する。
まず、光デイスク装置3を用いて、3つの半導体レーザ
2から出射される光の波長が互いに異なるように調整す
る。そして、これら3つの半導体レーザ2から出射され
た互いに波長の異なる光は、平行な光束状態で進んでい
き、第一デュアルグレーティング5に入射する。この場
合、基板4内を進行する光の回折角度は、入射側の回折
格子5aのピッチ間隔により決定されるが、ここではそ
の回折格子5aが全面等ピッチに形成されているため、
その回折角度はレーザ光の波長により決定されることに
なる。そこで、3個の半導体レーザ2の配置間隔を変え
ることによって、第一デュアルグレーティング5から出
射する光の出射光軸12を一本の光束に絞り、その出射
光軸12と第一レンズ6の光軸とが一致するように調整
する。
そして、このように−本の光束となった3つの波長(こ
こでは、λ8、λい λ、とする)を含む光は第一レン
ズ6により集光されて、フォトクロミック材料からなる
記録層7aを有する光ディスク7に入射する。これによ
り、各々の記録層7aには各波長に見合った独立した信
号を記録することができる。この光ディスク7は透過型
のものであり、これを透過した光は第二レンズ8を通過
して、第二デュアルグレーティング10に入射する。
この第二デュアルグレーティング10は、第一デュアル
グレーティング5と同様な等ピッチの回折格子10 a
、  10 bが形成されており、これにより再び3つ
の光に分波され、互いに平行な状態で進んでいき各々別
個に受光素子11に導かれその記録状態を知ることがで
きる。
上述したように、複数個の光デイスク装置3を用いて半
導体レーザ2から出射されるレーザ光の波長を互いに異
なる状態に調整し、これら互いに異なる波長の光を第一
デュアルグレーティング5に入射させこれらを一本の光
束に絞り、フォトクロミック材料からなる光ディスク7
の記録層7aへ入射することにより多重記録を行うこと
ができ、これにより波長多重方式による超高密度な記録
を容易に行うことが可能となり、また、信号検出光学系
は1個であっても複数の光ピックアップ装置があるのと
同等の作用を得ることができるため、従来の光ピックア
ップ装置とほぼ同等の大きさをもって大容量化を実現す
ることが可能となるものである。
また、光デイスク装置としては、キーボードやデイスプ
レィのみを用いればよく場所をとらないため、例えばオ
フィス等において、各デスクに埋め込んで備え付ける事
も可能となり、これにより装置全体の大幅な小型、低コ
スト化を図ることが可能となる。
発明の効果 本発明は、レーザ波長調整装置を用いて各レーザ光源か
ら出射されるレーザ光の波長を互いに異なる状態に調整
し、この状態で各レーザ光源から出射された光を、等ピ
ッチの回折格子を有する第一デュアルグレーティングに
入射させこれらを一本の光束に絞り、フォトクロミック
材料からなる光情報記録媒体の記録層へ入射させ多層記
録を行うようにしたので、レーザ波長調整装置の数に応
じて記録層に記録される波長多重数を調整することがで
き、これにより信号検出光学系は1個であっても複数の
光ピックアップ装置があるのと同等の作用を得ることが
できるため、従来の光ピックアップ装置とほぼ同等の大
きさをもって大容量化を実現することが可能となるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図及び第
3図はフォトクロミック材料を用いた光情報記録媒体へ
の記録等を行う原理を示す説明図、第4図は波長多重方
式の概念を示す説明図である。 2・・・レーザ光源、3・・・レーザ波長調整装置、4
・・・基板、5・・・第一デュアルグレーティング、5
a。 5b・・・回折格子、6・・・第一レンズ、7・・・光
情報記録媒体、7a・・・記録層、8・・・第二レンズ
、9・・・基板、10・・・第二デュアルグレーティン
グ、10a。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. レーザ光源から出射された光を光情報記録媒体に照射す
    ることにより情報の記録を行うと共に、その光情報記録
    媒体からの反射光を光検知器により検出することによつ
    て情報の再生や、フォーカスエラー信号、トラックエラ
    ー信号の検出を行う光ピックアップ装置において、出射
    光軸が互いに平行で波長が各々異なる前記レーザ光源を
    同一面内に複数個配設し、前記レーザ光源に接続されそ
    れらレーザ光源のレーザ波長を各々独立して制御するレ
    ーザ波長調整装置を設け、前記各レーザ光源より出射さ
    れた光を合波する基板の表裏両面に等ピッチの回折格子
    が形成された第一デュアルグレーティングを設け、この
    第一デュアルグレーティングを透過した光を集光する第
    一レンズを設け、この第一レンズにより集光された光が
    導かれるフォトクロミック材料からなる記録層が多層形
    成された前記光情報記録媒体を設け、この光情報記録媒
    体を透過した光の光路上に第二レンズを設け、二の第二
    レンズを透過した光を再び分波する基板の表裏両面に等
    ピッチの回折格子が形成された第二デュアルグレーティ
    ングを設け、この第二デュアルグレーティングを透過し
    た光を各々別個に検出する前記光検出器を同一面内に複
    数個配設したことを特徴とする波長多重記録方式を用い
    た光ピックアップ装置。
JP1227054A 1989-09-01 1989-09-01 波長多重記録方式を用いた光ピックアップ装置 Pending JPH0391126A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006038535A1 (ja) * 2004-10-01 2006-04-13 Nalux Co., Ltd. 回折格子および回折格子を含む光学系

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006038535A1 (ja) * 2004-10-01 2006-04-13 Nalux Co., Ltd. 回折格子および回折格子を含む光学系

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