JPH0390788A - 複層透明板 - Google Patents

複層透明板

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JPH0390788A
JPH0390788A JP1228568A JP22856889A JPH0390788A JP H0390788 A JPH0390788 A JP H0390788A JP 1228568 A JP1228568 A JP 1228568A JP 22856889 A JP22856889 A JP 22856889A JP H0390788 A JPH0390788 A JP H0390788A
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JP1228568A
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Yoshiro Ishizaka
芳朗 石坂
Kiyokazu Goto
後藤 清和
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の利用分野 本発明は複層ガラスの端部に配設される間隔子及び隣り
合う間隔子の連結材の改良に関する。
従来の技術 複数の透明板間に介在して所定間隔を保持させる角筒状
の間隔子の端部に波状に屈曲した連結材の脚部を挿入す
ることにより隣り合う間隔子を接続した複層透明板を提
供するものとして、■実公昭41−19798号公報や
■特開昭59−38486号公報がある。
公報■にあっては、略直角状に伸び波状に屈曲した二つ
の脚部を有する連結材と、この連結材の脚部を端部に挿
入し接続した角筒状の間隔子と、この間隔子を介して相
対向させた透明板°とよりなる透明蓋を開示しており、
間隔子と透明板とが接着剤にて接着されている。
一方公報■にあっては、間隔を存して相対向する二枚の
透明板と、この透明板の相対向する面の周端縁間に介在
される枠部材と、透明板及び枠部材を相互に接続する接
着剤と、透明板と枠部材にて画成される空間に封入され
る空気より比重の大きい断熱ガスとを備えた複層透明板
を提供するものであって、断熱ガスの空間への封入後、
通路からの断熱ガスの洩れを防止するようにしたもので
ある。
発明が解決しようとする課題 前記■■の両技術にあっては、隣り合わせに位置する間
隔子を連結材により接続し、この接続にて環状形成され
た間隔子を接着剤によって透明板に接着しているが、接
続された間隔子の端部同士の気密性確保のために、特に
■では端部同士が接するように形状を合わせて形成しな
ければならなかった。また、■におっては、接続されて
環状形成された間隔子の外形寸法を透明板の外形寸法よ
り小さくして、透明板の端と間隔子の外周との間の部分
に接着性を有するシール材を配設するものであるが、間
隔子の断面形状が角筒状となっていることから、間隔子
の外周形状は平坦なものとなって平坦でないもの(実公
昭58−8746号参照)に比べて、その接触面積が小
さい割にシール材の所要量が多いという不具合があった
さらに、間隔子の外形寸法を透明板の外形寸法より小さ
く形成した場合、この間隔子を透明板に対してその端部
からの距離を一定にした状態で接着するに際し、間隔子
の位置決めを行なうための別部材を必要とするとともに
、間隔子を透明板に対して仮止めするために両面テープ
等仮止め部材が必要となり、作業性が悪く複層透明板の
製作コストの低減を妨げる一因となっていた。また、間
隔子の端部に挿入される脚材の断面形状を、脚材を波形
に形成するとともに、間隔子の断面形状と異なる形状に
していることから、シール材の配設にあたり、この形状
が異なることで間隔子と連結材との間に間隔が生じやす
くなり、間隔子と連結材との気密性を損なう要因となり
やすく、この間隔子と連結材との密閉作業が非常に行な
いづらい問題を有していた。そして、間隔子と連結材の
密閉作業が不十分な場合、この不十分な部分から水分の
侵入する脆れがあった。
そこで本発明では、上述の不具合を解消し間隔子と連結
材との気密性向上及び間隔子と透明板との気密性向上を
図った複層透明板を提供するものである。
〔発明の構成〕
課題を解決するための手段 本発明の複層透明板は、間隔を存して相対向する複数の
透明板と、互いに直交する二つの脚体を有する連結材を
中空直管状の間隔子の端部に挿入して環状接続され前記
透明板の相対向する面の周端縁間に介在されて前記間隔
を保持する間隔保持枠と、前記透明板及び間隔保持枠を
相互に接続する接着剤と、前記透明板及び間隔保持枠の
接続により画成される断熱空間とから成り、前記各間隔
子は、前記透明板の周端縁に当接する一対の平行な当接
部と該当接部に跨がり外方へ突出して前記透明板との間
に凹所を形成する突部とを有し、前記連結材の脚体は、
波状に屈曲する屈曲部と、該屈萌部に連なり前記各間隔
子の断面形状と合致する嵌合部と、コーナ一部分に形成
され間隔子への挿入時間隔子内面と嵌合部との間に前記
凹所と連なる隙間を形成して前記接着剤を充填する充填
部とを有し、前記間隔保持枠の外形寸法と前記透明板の
外形寸法とを等しくしたものである。
作用 間隔保持枠の外形寸法と透明板の外形寸法とを等しくし
たことから、透明板の周端縁において透視性を損なう部
分が間隔子の高さ(h、〉分だけとなり、透明板の透視
面積を増大するように作用する。
また、連結材に嵌合部を形成したことで連結材が間隔子
に対し強固に嵌合固定され、さらに充填部を形成したこ
とによりこの充填部に充填される接着剤が間隔子の突部
内側面にもまわり込むこととなり、凹所と連なる隙間が
接着剤にて埋め尽くされ、連結材と間隔子との気密を保
持するように作用する。
実施例 以下本発明の実施例を図面に基づき説明する。
1は冷凍或いは冷蔵ショーケース及び冷蔵庫等の冷凍機
器や一般家屋の窓や透明扉に使用される複層透明板であ
って、本例では二層のものとして説明する。
複層透明板1は、方形をなすガラスからなる二枚の透明
板2,3と、両透明板2,3の相対向する面の周端縁間
に介在されて透明板2,3を間隔tlでもって平行保持
する間隔保持枠4と、透明板2,3及び間隔保持枠4を
相互に接続するチオコール等の接着性を有した接着剤と
しての樹脂系シール材5と、透明板2,3及び間隔保持
枠4の接続により画成される断熱空間6とから成る。
間隔保持枠4は、4本の中空直管状の間隔子10と、互
いに直交する二つの脚体12,12を有する4つの連結
材11とから成り、脚体12,12を間隔子10の端部
に挿入して各間隔子10を環状接続したものである。
各間隔子10は、アルミニウムやSPG鋼板等金属の押
し出し成形又は折曲形成により、中空部15を形成する
ものであって、断熱空間6と中空部15とを連通ずる長
平方向に延びた通気口16を形成した内壁17と、内壁
17と対向する頂壁18と、対向する一対の側壁19.
19とから成る。各側壁19は、透明板2,3の周端縁
に当接する当接部21と、この当接部21の外側に透明
板2と離間するように形成した外側部22とで構成され
る。尚、この外側部22.22と頂壁18とで、当接部
21,21に跨がり外方へ突出して透明板2,3との間
に凹所23.23を形成する突部25を構成している。
26は各間隔子10内に多量に充填された粒状の乾燥剤
で、例えば吸湿作用の速い速乾性のシリカゲルと、吸湿
作用の遅い遅乾性のモリキュラシーブスとの混合物から
なるものである。
連結材11は、合成樹脂より成る二本の脚体12.12
を有し、各脚体12は、波状に屈曲する屈曲部30と、
この屈曲部30に連なり各間隔子10の中空部15の断
面形状と合致する嵌合部31と、脚体12.12が交差
するコーナ一部分に形成され間隔子10への挿入時間隔
子10の突部25内面と嵌合部31との間に凹所23と
連なる隙間32を形成しシール材5を充填する充填部3
3とから成る。
尚、屈面部30は波状に屈曲している山の部分と谷の部
分との高さり、を、間隔子10の頂部18と内壁17と
の高さhlよりも若干大きく設定し、間隔子10の端部
への挿入に際し中空部15内で抑圧変形されてその弾性
復帰力により中空部15からの抜けを防止できるように
している。
また、コーナ一部分の厚さ1.を嵌合部31の厚さt、
より間隔子10の板厚Tの2倍分く2丁〉だけ大きくし
ている。このとき厚さtt4を中空部15の幅と等しく
しである。
複層透明板1は以下の製造方法により製造される。
各連結材11によって、各間隔子10を相互に接続して
間隔保持枠4を組み立てた後、方形をなす基板40とこ
の基板40の外周面に立設された8本のガイド41とよ
りなる組立治具42に、透明板2、間隔保持枠4、透明
板3を順次設置して、透明板2,3と間隔保持枠4との
周縁を而−にした後、両透明板2,3の内周端面と間隔
保持枠4の突部25外面とにより形成される2つの環状
な凹所23,23にチオコール等樹脂系シール材5を充
填して、各面に接着させて断熱空間6の気密を保持して
なる完成品を得る。
以上のような構成によれば、間隔保持枠4を構成する間
隔子10に突部25を形成し、間隔保持枠4及び透明板
2,3のそれぞれの外形寸法を等しくしたことで、突部
25と透明板2,3の内面周縁にて形成される環状を呈
する凹所23にだけ接着剤としてのシール材5を充填す
ればよく、シール材5の所要光重量を従来に比して少な
くすることができる。
また連結材11の脚体12に嵌合部31及び充填部33
とを形成したことで、連結材11が間隔子10に対して
挿入されたとき強固に嵌合固定され、さらに充填部33
に充填されるシール材5によって、凹所23と隙間32
とが連なるかたちで接着されて、連結材11と間隔子1
0とが気密を保持した状態で結合されることとなり、間
隔保持枠4のコーナ一部分の気密性を向上することがで
きる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、間隔保持枠及び透
明板のそれぞれの外形寸法を等しくしたことから、透明
板の周端縁において透視性を損なう部分が、間隔子の高
さ分だけとなり、複層透明板の透視面積を増大すること
ができる。
また、連結材に嵌合部を形成したことで、連結材が間隔
子に対し強固に嵌合固定することができ、充填部を形成
したことによって、接着剤を凹所と連なる突部内側面の
隙間にもまわり込まずことができ、連結材と間隔子との
気密を保持した状態で両者を結合することができる。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の一実施例を示し、第1図は複層透明板の
コーナ一部における分解斜視図、第2図は間隔保持枠の
斜視図、第3図は第2図のA−A断面図、第4図は複層
透明板におけるB−B線対応の断面図、第5図は間隔子
と透明板とによる第4図対応図、第6図は連結材の概略
斜視図、第7図は複層透明板の組立工程を示す分解斜視
図である。 1・・・複層透明板、 2,3・・・透明板、 4・・
・間隔保持枠、 5・・・接着剤、  6・・・断熱空
間、  10・・・間隔子、 11・・・連結材、 1
2・・・脚体、21・・・当接部、 23・・・凹所、
 25・・・突部、30・・・屈曲部、 31・・・K
合部、 32・・・隙間、33・・・充填部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、間隔を存して相対向する複数の透明板と、互いに直
    交する二つの脚体を有する連結材を中空直管状の間隔子
    の端部に挿入して環状接続され前記透明板の相対向する
    面の周端縁間に介在されて前記間隔を保持する間隔保持
    枠と、前記透明板及び間隔保持枠を相互に接続する接着
    剤と、前記透明板及び間隔保持枠の接続により画成され
    る断熱空間とから成る複層透明板において、前記各間隔
    子は、前記透明板の周端縁に当接する一対の平行な当接
    部と該当接部に跨がり外方へ突出して前記透明板との間
    に凹所を形成する突部とを有し、前記連結材の脚体は、
    波状に屈曲する屈曲部と、該屈曲部に連なり前記各間隔
    子の断面形状と合致する嵌合部と、コーナー部分に形成
    され間隔子への挿入時間隔子内面と嵌合部との間に前記
    凹所と連なる隙間を形成して前記接着剤を充填する充填
    部とを有し、前記間隔保持枠の外形寸法と前記透明板の
    外形寸法とを等しくして成る複層透明板。
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