JPH0390691A - セルロースパルプの脱リグニン処理装置および方法 - Google Patents

セルロースパルプの脱リグニン処理装置および方法

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JPH0390691A
JPH0390691A JP2037259A JP3725990A JPH0390691A JP H0390691 A JPH0390691 A JP H0390691A JP 2037259 A JP2037259 A JP 2037259A JP 3725990 A JP3725990 A JP 3725990A JP H0390691 A JPH0390691 A JP H0390691A
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cellulose
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、セルロースバルブの脱リグニン処理装置およ
び方法に関するものである。
更に詳しく述べるならば、本発明は、中濃度セルロース
バルブスラリーをアルカリおよび酸素を用いて脱リグニ
ン処理するための装置および方法に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、セルロースバルブから、アルカリおよび酸素を
用いてリグニン物質を除去するには、8〜15パルプ(
乾燥重量)の中濃度に調整されたセルロースバルブスラ
リーにアルカリ、酸素、および加熱蒸気を混合してその
温度を70〜140℃に調整し、この加熱された混合ス
ラリーを脱リグニン処理装置(塔)に加圧下に送入し、
この処理装置の底部送入口から頂部排出口まで上昇通過
する間に、セルロースバルブに所望の脱リグニン処理を
施す方法が実用されている。この処理装置(塔)は、2
基以上直列に連結され、セルロースバルブに脱リグニン
処理を2回以上繰り返えして施すことも一般に実用され
ている。
上記のような従来の脱リグニン処理装置および方法には
、処理装置に送入された混合バルブスラリーの上昇流動
が反応装置の中央部と、壁面近傍部との間で不均一とな
りやすく、すなわち、処理装置中央部に所謂チャンネリ
ングと呼ばれる象、速流動流を発生しやすく、混合バル
ブスラリーの処理装置中央部を流れる部分は、反応装置
中に所望の反応時間だけ滞在することなく、反応不十分
のま〜処理装置外に排出され、また混合パルプスラリー
の処理装置の壁面近傍部を流れる部分は、処理装置内に
所望時間よりも長く滞在するようになる。このような場
合バルブスラリーの不均一な流動および滞在時間は、得
られる脱リグニン化バルブの品質に不均一を生ずる結果
となる。
上記のような混合バルブスラリーの不均一な流動を防止
するために、処理装置の混合バルブスラリー送入口付近
に送入整流装W(ディストリビュータ−)を設け、混合
バルブスラリー排出口付近に、排出(かき出し)装置(
ディスチャージャー)を配備することが広く行われてい
る。
しかしながら上記のディストリビュータ−やディスチャ
ージャーの配備使用は処理装置の設備費を上昇させ、そ
の運転のための費用が付加され、混合バルブスラリーの
圧力損失が大きくなり、かつ装置のメインテナンス費用
が上昇するなどの問題がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、従来のセルロースバルブの脱リグニン処理装
置および方法の上述のような問題点を解消し、ディスト
リビュータ−およびディスチャージャーを配備使用する
ことなしに、送入された混合パルプスラリーを均一に流
動させ、これに均一な脱リグニン反応を施すことのでき
る、セルロースバルブの脱リグニン処理装置および方法
を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段・作用] 本発明のセルロースバルブの脱リグニン処理’装置は、
垂直に伸びている円筒状胴体部と、上記胴体部の下に連
続し、かつ下向きに収斂しつ覧伸びていて、その下端に
セルロースバルブスラリー用円形送入口が形成されてい
る、実質的に円錐状の底部と、 前記胴体部の上に連続し、かつ上向きに収斂しつ\伸び
ていて、その上端にセルロースバルブスラリー用円形排
出口が形成されている、実質的に円錐状の頂部と、 を有し、 前記円錐状底部の、前記円形送入口円周を通る収斂角と
、および前記円錐状頂部の前記円形排出口円周を通る収
斂角とが、いづれも60度以下である、 ことを特徴とするものである。
また、本発明のセルロースバルブの脱リグニン処理方法
は、上記セルロースバルブの脱リグニン処理装置を用い
、その底部送入口からアルカリおよび酸素を含有し、7
0〜140℃に加熱され、かつ8〜15%のセルロース
バルブ濃度を有しているセルロースバルブスラリーを送
入し、その頂部排出口から排出するに際し、 前記処理装置胴体部におけるセルロースバルブスラリー
の流速を0.4m/分以上にコントロールすることを特
徴とするものである。
本発明のセルロースバルブ用脱リグニン処理装置の構成
を第1図および第2図を用いて説明する。
第1図において、脱リグニン処理装置(塔)■は、垂直
に伸びている円筒状胴体部2と、その下に連続し、下向
きに収斂しつ覧伸びている実質的に円錐状の底部3と、
胴体部2の上に連続し、上向きに収斂しつX伸びている
実質的に円錐状の頂部4を有している。
円錐状底部3は、その下端に開口している円形送入口5
を有していて、頂部を欠く円錐形をなしている。
また、円錐状頂部4も、その上端に開口している円形排
出口6を有していて頂部を欠く円錐形をなしている。
円錐状底部3の、円形送入口5円周7を通る収斂角αと
、円錐状頂部4の円形排出口6の円周8を通る収斂角β
とは、いづれも60度以下であり、好ましくは20〜6
0度、より好ましくは25〜45度である。
収斂角αおよびβの少なくとも一方が60度よりも大き
くなると、処理装置内のセルロースバルブスラリーの流
れが不均一となり、従って、得られる脱リグニンバルブ
の品質が不均一になる。一般に、反応装置が過度に長大
になることを避けるためには、収斂角αおよびβのいづ
れも20度より小さくないことが好ましい。
収斂角αおよびβは下記式に従って算出することができ
る。
但し、上式中、Dは、胴体部内径を表わし、dlは、底
部送入口の内径を表わし、d2は、頂部排出口の内径を
表わし、L+ は、底部の長さを表わし、Lxは頂部の
長さを表わす。また、第1図において、L3は胴体部2
の長さを表わす。
本発明の処理装置の底部および頂部の内壁面は、本発明
の目的を達威し得る限り第2図に示されているように、
点線で示された円錐面かられづかに外側にふくらみ出て
いても、又は、内側にふくらみ出ていてもよいが、全体
として、その収斂外αおよびβは、60度以下でなけれ
ばならない。
本発明の処理装置は、特定収斂角を有する円錐状底部お
よび頂部を有しているため、それに送入されたセルロー
スバルブを含むスラリーは、処理装置内を均一に上昇流
動し、流動むらがなく、又は極めて少ないため、処理装
置内で、均一な処理を受けることができる。また、上記
特徴に伴い、本発明の処理装置は、その底部に機械的送
入整流装置を設ける必要がなく、また、その頂部に機械
的排出装置を設ける必要がないという特徴を有するもの
である。このため、本発明の処理装置は、設備費、およ
び運転費が低く、かつ保守費を節約し得るという利点を
有している。
本発明処理装置を用いて、セルロースバルブに脱リグニ
ン処理を施すに当り、本発明方法においては、8〜15
%の中濃度セルロースバルブを含む水性スラリーに、予
じめ、所定量のアルカリと、酸素と、加熱蒸気とを混合
してこれを70〜140″Cの温度に加熱し、このよう
に調製されたバルブスラリーを、処理装置の底部送入口
から送入し、その胴体部を経て、その頂部排出口から排
出する。
このとき、処理装置胴体部におけるセルロースバルブス
ラリーの流速を、0.4m/分以上、好ましくは0.6
m/分以上、より好ましくは0.7m/分以上にコント
ロールスル。
胴体部におけるセルロースパルプスラリーの流速は下記
式に従って算出することができる。
但し上式中、Wは、セルロースパルプスラリーの胴体部
における流速(m/分)を表わし、Pは処理装置に供給
される1日当りのパルプ風乾重量(1/日)を表わし、
Xは風乾パルプの含水率を表わし、Cはセルロースパル
プスラリー中のパルプ濃度(%)を表わし、Dは胴体部
の内径(m)を表わす。
x = 0.1の場合は、 セルロースパルプスラリー〇処理装置胴体部における流
速が、0.4m/分より低くなると、処理装置内のセル
ロースパルプスラリーの上昇流動の均一性が不十分にな
り、従って、得られる脱リグニンパルプの品質が、不均
一になる。
本発明方法においては、処理装置の底部において、セル
ロースバルブスラリーに対して機械的送入整流操作を施
す必要がなく、またその頂部において、セルロースバル
ブスラリーに対して機械的排出操作を施す必要がない。
本発明方法を、第3図を用いて更に説明する。
第3図において、貯槽11中に所定中濃度(8〜15%
)のセルロースパルプの水性スラリーが送入され、その
所定のアルカリ、例えば苛性ソーダが所定量だけ(例え
ば1.0〜3.5kg/カッパー価減少量1・絶乾パル
プトン)混合される。
このアルカリ含有パルプスラリーは、貯槽11からポン
プ12を経て、混合機13に送入され、この混合機13
において、所定の酸素含有ガス(例えば、純酸素、空気
など)の所定量(例えば酸素0.7〜3.0kg/カッ
パー価減少量1・絶乾パルプトン)および、必要により
アルカリが混合され、更に加熱蒸気を吹き込んで、所定
温度(例えば70〜140℃)に加熱される。
このようにして調製されたパルプスラリーを第1処理装
置14の底部送入口より、所定の圧力(例えば1〜15
kg/cltG)で送入し、処理装置内を上昇流動させ
る。このとき第1処理装置14の頂部圧力は、大気圧〜
7kg/c4Gであることが好ましい。
また、パルプスラリーの第1処理装置14内滞在時間は
5〜90分であることが好ましい。第1処理装置14の
頂部排出口から排出されたパルプスラリーは、混合機1
5に送られ、必要に応じて、こ\で、再び、所定量の酸
素含有ガスおよびアルカリと混合される。このパルプス
ラリーは混合機から第2処理装置16に、その底部送入
口より送入され、その頂部排出口から排出される。この
とき、第2処理装置16の頂部圧力は大気圧〜7kg/
c+aGであることが好ましい。また、パルプスラリー
の第2処理装置滞在時間は5〜90分であることが好ま
しい。
第2処理装置16より排出された脱リグニンパルプスラ
リーは、脱気装置(図示されていない)に送られて、こ
\で脱気され、更に、洗浄装置(図示されていない)に
送られ、こ\でパルプが処理液から分離され洗浄され回
収される。
第3図に示された脱リグニン処理系は直列に接続される
2個の処理装置14 、16を有するものであるが、処
理装置の数は1個であってもよく、或は3個以上の処理
装置が直列に配置されていてもよい。
第3図において、パルプ17および18は、それぞれ処
理装置14および16から排出されたパルプスラリーか
らサンプルを採取するために用いられる。
本発明の処理装置内におけるパルプスラリーの流動状況
は、処理装置に供給すべきパルプスラリー中にトレーサ
ーとして塩化リチウム(LiCf)を添加し、各処理装
置にトレーサー混入パルプスラリーの送入時間と、その
排出口から排出されたパルプスラリーからトレーサーが
検出される時間までの所要時間を実測し、この実測時間
と、装置(貯槽、配管、処理装置などを含む)の容量お
よびパルプスラリーの流量から算出された理論所要時間
とを比較することにより評価することができる。すなわ
ち、実測時間が理論所要時間と一致するならば、それは
処理装置内のパルプスラリーは理想的に均一に流動して
いることを示しており、実測時間が、理論時間より短か
いならば、それは処理装置内に、所謂チャンネリング現
象が生じ、送入されたパルプスラリーの一部分は、急速
に流動して排出されていることを、示すものである。
〔実施例〕
本発明を下記実施例により更に説明する。
z益班上 第4図に示された脱リグニン処理装置系を用いた。すな
わち第3図と同一の処理装置系において、本発明の処理
装置16を、従来の処理装置21により置き換えたもの
である。
第4図において、比較処理装置21の胴体部は4mの内
径と23.5mの長さを有し、その底部収斂角は約12
0度であり、頂部収斂角も約120度であった。底部に
は、ディストリビュータ−(6rpRl。
15kW) 22が設置され、これは、モーター23に
より駆動されるものであった。また、頂部には、ディス
チャージ+  (2rpm、  45kW)24が設置
され、これはモーター25により駆動されるものであっ
た。
第4図において、本発明に係る処理装置14は、ディス
トリビュータ−およびディスチャージャーを有していな
いものであって、下記寸法、角度を有していた。
胴体部  内径:2.25m 長さ: 13.3m 底 部  収斂角α:44度 頂 部  収斂角β:44度 バルブスラリー中にトレーサーとしてLiCl2が添加
され、その処理条件は下記の通りであった。
バルブの種類:北米産ダグラスファー セルロースバルブスラリー温度=10%流量:3.67
n(/分 未処理バルブのカッパー価:30 処理バルブのカッパー価:14 処理装置14 、21の温度=110℃処理装置14の
塔頂圧カニ1kg/ctAG比較処理装置21の塔頂圧
カニ4kg/cnG酸素添加量: 30kg/vA乾パ
ルプトンアルカリ(NaOH)添加量: 25kg/絶
乾パルプトン処理装置14および比較処理装置21の各
々において、LiCj!検出によるバルブスラリー流動
実測所要時間を測定し、これを理論所要時間と対比した
その結果を第1表に示す。
第 表 第1表に示されているように、本発明に係る処理装置1
4において、バルブセルロース処理のLiCf検出によ
る実測所要時間と、理論所要時間が全く一致しており、
このことは、反応装置14内において、セルロースバル
ブスラリーの流れが均一であって、チャンネリングの発
生がなく、従って、バルブスラリーの一部のショートパ
スが発生していないことを示している。
これに対して、比較処理装置21においては、バルブス
ラリー処理の実測所要時間は、理論処理時間よりも10
分間短く、このことは、比較処理装置21においては、
ディストリビュータ−22およびディスチャージャー2
4を具備しているにも拘らず、装置内で、パルプスラリ
ーの流れが不均一で、チャンネリングを生じており、こ
のためパルプスラリーの一部分が他よりも急速に排出さ
れていることを示している。
文10組i 実施例1における処理装置14を用いて、同様の操作を
行った。但し、セルロースバルブスラリーの、処理装置
14胴体部流速Wを、0.750.0.630゜0.4
00 、および0.350m/分の4水準に変化させ、
それぞれのLi(1検出実測所要時間および理論所要時
間を測定および算出した。
その結果を第2表に示す。
第 2 表 上記第2表に基づき、セルロースバルブスラリー〇胴体
部内流速Wと、 理論所要時間と実測所要時間との差(Dif)との関係
を第5図に、また、流速と、チャンネリング率との関係
を第6図に示した。
第2表、並びに、第5および第6図は、ともに、本発明
の処理装置を用いる場合、セルロースパルプスラリーの
処理装置胴体部内流速を、0.4m/分以上にすること
により、バルブスラリーの流れを均一にし、チャンネリ
ング発生を防止又は少なくすることができることを示し
ている。
34および5 実施例3,4および5の各々において実施例2と同様の
操作を行った。
但し、処理装置14の胴体部内径、底部収斂角α頂部収
斂角β、セルロースパルプスラリーの胴体部内流速を第
3表記載のようにした。
その結果、チャンネリングの発生は認められなかった。
〔発明の効果] 本発明のセルロースバルブの脱リグニン処理装置および
方法は、セルロースバルブスラリーを、チャンネリング
を発生することなく装置内を均一に流動させることがで
き、しかも、装置内にセルロースパルプスラリーに対す
る機械的送入整流装置や機械的排出装置を設けることを
必要とせず、これを均一に処理することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、それぞれ、本発明のセルロース
バルブの脱リグニン処理装置の一実施態様の正面説明図
であり、 第3図は本発明の処理装置を含む処理装置系の一例を示
す説明図であり、 第4図は、実施例1において用いられた、本発明の処理
装置と、比較処理装置とを含む処理装置系を示す説明図
であり、 第5図は、セルロースバルブの脱リグニン処理における
セルロースバルブスラリーの処理装置胴体部内流速と、
処理に必要なLt(Il検出理論所要時間と実測所要時
間との差との関係を示すグラフであり、 第6図は、上記セルロースバルブスラリーの処理装置胴
体部内流速と、チャンネリング率との関係を示すグラフ
である。 1・・・処理装置、    2・・・胴体部、3・・・
底部、       4・・・頂部、5・・・底部送入
口、   6・・・頂部排出口、7・・・送入口円周、
   8・・・排出口円周、11・・・セルロースバル
ブスラリー貯槽、12・・・ポンプ、     13 
、15・・・混合機、14 、16・・・処理装置、 17 、18・・・サンプル採取用バルブ、21・・・
比較処理装置、 22・・・ディストリビニ−ター 23 、25・・・駆動モーター 24・・・ディスチャージ中− α・・・底部収斂角、   β・・・頂部収斂角、Li
  、Lt  、Ls ・・・長さ、D、d、、d富・
・・内径。 1図 1・・・処理装置(塔) 第2図 7・・・送入口円周 6・・・頂部排出口 り、 db d2・・・内径 比較処理装置21 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、垂直に伸びている円筒状胴体部と、 上記胴体部の下に連続し、かつ下向きに収斂しつゝ伸び
    ていて、その下端にセルロースパルプスラリー用円形送
    入口が形成されている、実質的に円錐状の底部と、 前記胴体部の上に連続し、かつ上向きに収斂しつゝ伸び
    ていて、その上端にセルロースパルプスラリー用円形排
    出口が形成されている、実質的に円錐状の頂部と、 を有し、 前記円錐状底部の、前記円形送入口円周を通る収斂角と
    、および前記円錐状頂部の前記円形排出口円周を通る収
    斂角とが、いづれも60度以下である、 ことを特徴とするセルロースパルプの脱リグニン処理装
    置。 2、前記底部がセルロースパルプスラリー用機械的送入
    整流装置(ディストリビューター)を有さず、かつ、前
    記頂部が、セルロースパルプスラリー用機械的排出装置
    (ディスチャージャー)を有していない、請求項1記載
    の脱リグニン処理装置。 3、請求項1記載の装置を用い、その底部送入口から、
    アルカリおよび酸素を含有し、70〜140℃に加熱さ
    れ、かつ8〜15%のセルロースパルプ濃度を有してい
    るセルロースパルプスラリーを送入し、その頂部排出口
    から排出するに際し、前記処理装置胴体部におけるセル
    ロースパルプスラリーの流速を0.4m/分以上にコン
    トロールすることを特徴とするセルロースパルプの脱リ
    グニン処理方法。 4、前記反応装置の底部において、セルロースパルプス
    ラリーに、機械的送入整流操作を施さず、かつ前記頂部
    において、セルロースパルプスラリーに、機械的排出操
    作を施さない、請求項3記載の脱リグニン処理方法。
JP2037259A 1989-06-01 1990-02-20 セルロースパルプの脱リグニン処理装置および方法 Expired - Lifetime JPH0816315B2 (ja)

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