JPH039049A - 船外機用内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents
船外機用内燃機関の燃料供給装置Info
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- JPH039049A JPH039049A JP14316489A JP14316489A JPH039049A JP H039049 A JPH039049 A JP H039049A JP 14316489 A JP14316489 A JP 14316489A JP 14316489 A JP14316489 A JP 14316489A JP H039049 A JPH039049 A JP H039049A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は船外機等に用いて好適な内燃機関の燃料供給装
置に関する。
置に関する。
[従来の技術]
燃料噴射装置を備える内燃機関ては、一般に、機関の負
荷の大小に応じた基本噴射動作以外に、機関の良好な運
転状態を確保するために噴射量を補正する補正噴射動作
を行なう。
荷の大小に応じた基本噴射動作以外に、機関の良好な運
転状態を確保するために噴射量を補正する補正噴射動作
を行なう。
上記補正噴射動作の1つとして、吸気温度補正かある。
これは、空気の温度変化により、■空気の密度が変化し
、機関の出力か変化する。又■燃料の霧化の状態が変化
するのて、それらに対応ずべく燃料の噴射量を増減する
ものである。具体的には、空気の温度が上昇して空気の
密度か低くなる場合には、一定の空燃比を維持するため
に噴射量を低減する。又、空気の温度か下降して燃料の
霧化の状態か悪くなる場合には、これを補うために噴射
量を増加する。
、機関の出力か変化する。又■燃料の霧化の状態が変化
するのて、それらに対応ずべく燃料の噴射量を増減する
ものである。具体的には、空気の温度が上昇して空気の
密度か低くなる場合には、一定の空燃比を維持するため
に噴射量を低減する。又、空気の温度か下降して燃料の
霧化の状態か悪くなる場合には、これを補うために噴射
量を増加する。
[発明が解決しようとする課題]
然るに、上述の吸気温度補正を行なうためには、吸気温
度を検出する吸気温度センサか必要となる。従来、この
センサの設置は、第1図にA、Bの如く示すように、吸
気装置である吸気管や吸気サイレンサに形成される吸気
経路内に取付けている。
度を検出する吸気温度センサか必要となる。従来、この
センサの設置は、第1図にA、Bの如く示すように、吸
気装置である吸気管や吸気サイレンサに形成される吸気
経路内に取付けている。
この時、吸気温度センサは、吸気装置の内壁温度の影響
を受げないようにするため、該内壁面から狭く限定され
た吸気経路内に突出させて取イ(]りる必要がある。然
しなから、このような設ffl’構造ては、吸気経路の
有効流路面積か小さく、結果どして吸気抵抗か大きくな
ってしまい、機関出力を低下させてしまう。
を受げないようにするため、該内壁面から狭く限定され
た吸気経路内に突出させて取イ(]りる必要がある。然
しなから、このような設ffl’構造ては、吸気経路の
有効流路面積か小さく、結果どして吸気抵抗か大きくな
ってしまい、機関出力を低下させてしまう。
本発明は、吸気温度センサを用いて燃料噴射量の吸気温
度補正を行なうに際し、吸気温度センサか吸気抵抗にな
ることなく、かつ高精度に吸気温度を検出てきるように
することを目的とする。
度補正を行なうに際し、吸気温度センサか吸気抵抗にな
ることなく、かつ高精度に吸気温度を検出てきるように
することを目的とする。
[課題を解決するだめの手段]
本発明は、燃焼室への吸気経路に燃料を噴射する燃料噴
射装置と、燃料噴射装置の噴射量を制御する制御ユニッ
1へと、吸気温度を検出する吸気温度センサとを備えて
構成され、制御ユニットは吸気温度センサの検出結果に
応じて燃料噴射装置の噴射量を増減せしめる内燃機関の
燃料供給装置において、吸気温度センサが、吸気装置に
て形成される吸気経路の入口に連なる吸気導入のための
開放空間に設置されるようにしたものである。
射装置と、燃料噴射装置の噴射量を制御する制御ユニッ
1へと、吸気温度を検出する吸気温度センサとを備えて
構成され、制御ユニットは吸気温度センサの検出結果に
応じて燃料噴射装置の噴射量を増減せしめる内燃機関の
燃料供給装置において、吸気温度センサが、吸気装置に
て形成される吸気経路の入口に連なる吸気導入のための
開放空間に設置されるようにしたものである。
[作用]
本発明によれば、下記■、■の作用かある。
■吸気温度センサか広く開放された空間に設置されるの
て、吸気導入のための有効流路面積を実質的に低減する
ことかなく、吸気抵抗にならない。
て、吸気導入のための有効流路面積を実質的に低減する
ことかなく、吸気抵抗にならない。
■吸気温度センサが吸気導入のための空間内に設置され
るのて、温度検出の精度か確保゛Cきる。
るのて、温度検出の精度か確保゛Cきる。
従って、吸気温度センサを用いて燃料噴射量の吸気温度
補正を行なうに際し、吸気温度センサか吸気抵抗になる
ことなく、かつ高精度に吸気温度を検出てきる。
補正を行なうに際し、吸気温度センサか吸気抵抗になる
ことなく、かつ高精度に吸気温度を検出てきる。
[実施例]
第1図は本発明の一実施例を示す制御系統図、第2図は
噴射量を吸気温度補正する一例を示す流れ図、第3図は
吸気温度補正係数を示す線図、第4図は噴射量をノッキ
ンク補正する一例を示す流れ図、第5図はノッキンク補
正係数を示す線図、第6図は吸気温度センサの他の設置
例を示す模式図、第7図は船外機を示す模式図である。
噴射量を吸気温度補正する一例を示す流れ図、第3図は
吸気温度補正係数を示す線図、第4図は噴射量をノッキ
ンク補正する一例を示す流れ図、第5図はノッキンク補
正係数を示す線図、第6図は吸気温度センサの他の設置
例を示す模式図、第7図は船外機を示す模式図である。
第7図て、船外機1は、船舶2に取付けて用いられ、推
進ユニッl−3の」二部に2サイクル内燃機関10を搭
載している。船外機1は、内燃機関10の回転力をドラ
イブ軸4によりプロペラ5に伝え、船舶2を推進せしめ
る。
進ユニッl−3の」二部に2サイクル内燃機関10を搭
載している。船外機1は、内燃機関10の回転力をドラ
イブ軸4によりプロペラ5に伝え、船舶2を推進せしめ
る。
然るに、第1図は本発明による内燃機関10の燃料供給
装置を示す制御系統図てあり、12はクランク、14は
ピストン、15ば燃焼室、16ば点火栓、18はクラン
クケース、20ばクランク軸、22はコンロッ1へであ
る。クランクケース18内にクランク室24が形成され
る。
装置を示す制御系統図てあり、12はクランク、14は
ピストン、15ば燃焼室、16ば点火栓、18はクラン
クケース、20ばクランク軸、22はコンロッ1へであ
る。クランクケース18内にクランク室24が形成され
る。
26は吸気管、27は吸気サイレンサてあり、この吸気
管26ばリード弁28を介して吸気ボート30に接続さ
れている。
管26ばリード弁28を介して吸気ボート30に接続さ
れている。
32は排気ボート、34は排気管である。尚、シリンダ
12には掃気ボー1へ36か開口し、この掃気ボート3
6は掃気通路38によりクランク室24へ連通している
。
12には掃気ボー1へ36か開口し、この掃気ボート3
6は掃気通路38によりクランク室24へ連通している
。
40は潤滑油混合燃料のタンク、42は燃料中のごみを
除去するだめのストレーナ、44は電動式燃料ポンプで
ある。46は吸気管26に潤滑油混合燃料を噴射する電
磁式燃料噴射弁てあり、この噴射弁46へは燃料ポンプ
44より圧送された燃料か供給されている。48は圧力
調整器てあって、燃料ポンプ44より噴射弁46へ圧送
される燃料圧を一定に保つ。即ち、燃料ポンプ44より
噴射弁46へ供給される燃料圧か所定の圧力以」二にな
ると圧力調整器48が開き燃料の一部をパイプ50を介
して前記燃料タンク40へ還流させる。
除去するだめのストレーナ、44は電動式燃料ポンプで
ある。46は吸気管26に潤滑油混合燃料を噴射する電
磁式燃料噴射弁てあり、この噴射弁46へは燃料ポンプ
44より圧送された燃料か供給されている。48は圧力
調整器てあって、燃料ポンプ44より噴射弁46へ圧送
される燃料圧を一定に保つ。即ち、燃料ポンプ44より
噴射弁46へ供給される燃料圧か所定の圧力以」二にな
ると圧力調整器48が開き燃料の一部をパイプ50を介
して前記燃料タンク40へ還流させる。
52はクランクケース18に取付けられた圧力センサで
あり、クランク室24の内圧を検出し、この内圧に対応
した電圧の電気信号、即ち圧力信号Pを出力する。
あり、クランク室24の内圧を検出し、この内圧に対応
した電圧の電気信号、即ち圧力信号Pを出力する。
54は燃焼室15への吸入空気量を制御するスロットル
弁である。
弁である。
56は吸気温度を検出する吸気温度センサである。この
吸気温度センサ56は、吸気サイレンサ27の人]」部
近傍にフラッグ1−57を介して取介1けられ、吸気装
置°Cある吸気管26、吸気サイレンサ27か形成する
吸気経路101の入口に連なる、吸気導入のための開放
空間を構成する吸気導入FiI!f102に設置される
。
吸気温度センサ56は、吸気サイレンサ27の人]」部
近傍にフラッグ1−57を介して取介1けられ、吸気装
置°Cある吸気管26、吸気サイレンサ27か形成する
吸気経路101の入口に連なる、吸気導入のための開放
空間を構成する吸気導入FiI!f102に設置される
。
58ば燃料噴射弁46の噴射量を制御する制御ユニッ1
へてあり、第2図に示す如く、下記(1)〜(3)の吸
気温度補正を行なう。
へてあり、第2図に示す如く、下記(1)〜(3)の吸
気温度補正を行なう。
(1)吸気温度補正係数K[の決定
制御ユニット58は、吸気温度センサ56の検出結果を
得て、予め設定されている第3図に示す如くの補正チャ
ートを用いて、今回の吸気温度tに対応する噴射時間の
補正係数Ktを決定する。
得て、予め設定されている第3図に示す如くの補正チャ
ートを用いて、今回の吸気温度tに対応する噴射時間の
補正係数Ktを決定する。
(2)基本噴射時間Tの決定
機関の運転状況に最適な燃料噴射量を、この制御ユニッ
ト58内に予め記憶された演算プロクラムに従って算出
し、基本噴射時間1の基本噴射時間Tを決定する。この
基本噴射信号■はクランク軸20の回転角度Oに同期す
る間欠的な基本噴射時間Tの電気信号(噴射パルスT)
であり、噴射弁46内の電磁ソレノイ1〜をこの基本噴
射信号■によって作動させ、噴射弁46を開くものであ
る。
ト58内に予め記憶された演算プロクラムに従って算出
し、基本噴射時間1の基本噴射時間Tを決定する。この
基本噴射信号■はクランク軸20の回転角度Oに同期す
る間欠的な基本噴射時間Tの電気信号(噴射パルスT)
であり、噴射弁46内の電磁ソレノイ1〜をこの基本噴
射信号■によって作動させ、噴射弁46を開くものであ
る。
この時、制御ユニット58は、例えば、前記圧力信号P
を得て、このクランク室内圧Pの変動量によって吸入空
気量を検出し、基本時間Tをこの吸入空気量に応じて決
定し、運転状況に対応した最適な混合気濃度を得るもの
である。
を得て、このクランク室内圧Pの変動量によって吸入空
気量を検出し、基本時間Tをこの吸入空気量に応じて決
定し、運転状況に対応した最適な混合気濃度を得るもの
である。
(3)制御ユニッ1〜58は、上記(2)て求めた基本
噴射時間゛Fに、上記(1)て求めた吸気温度補正係数
Ktを乗し、今回噴射時間T ′= K t X Tを
求める。これにより、制御ユニット58はクランク軸2
0の回転角度Oに同期して上記吸気温度補正噴射信号′
F′の電気信号(噴射パルスT′)、即ち、吸気温度補
正噴射信号1′を噴射弁46へ出力する。
噴射時間゛Fに、上記(1)て求めた吸気温度補正係数
Ktを乗し、今回噴射時間T ′= K t X Tを
求める。これにより、制御ユニット58はクランク軸2
0の回転角度Oに同期して上記吸気温度補正噴射信号′
F′の電気信号(噴射パルスT′)、即ち、吸気温度補
正噴射信号1′を噴射弁46へ出力する。
尚、内燃機関10は、第1図に示す如く、ノッキングセ
ンサ60をそのシリンタヘットに取イ\jす、制御ユニ
ッ1−58はノッキングセンサ60の検出結果を得゛C
1第4図に示す如く、下記(1)〜(3)のノッキング
補正を行なう。即ち、ノッキング発生時には、噴射量を
増量して燃料の気化熱により、燃焼室の温度を下げ、ノ
ッキングを抑えるものである。
ンサ60をそのシリンタヘットに取イ\jす、制御ユニ
ッ1−58はノッキングセンサ60の検出結果を得゛C
1第4図に示す如く、下記(1)〜(3)のノッキング
補正を行なう。即ち、ノッキング発生時には、噴射量を
増量して燃料の気化熱により、燃焼室の温度を下げ、ノ
ッキングを抑えるものである。
(1)制御ユニッ)・58は、ノッキングセンサ60の
検出結果を取込み、この制御ユニッ1へ58内に予め記
憶された演算プロクラムに従って、ノッキング発生の有
無を判定する。
検出結果を取込み、この制御ユニッ1へ58内に予め記
憶された演算プロクラムに従って、ノッキング発生の有
無を判定する。
(2) 制御ユニッ)〜58は、ノッキング発生かなけ
れば、前述の吸気温度補正の(2)におけると同じ基本
噴射時間Tを決定し、この基本噴射時間゛1゛の電気信
号(噴射パルス1゛)である基本噴射信号■によって、
噴射弁46を作動させ、噴射弁46を開く。
れば、前述の吸気温度補正の(2)におけると同じ基本
噴射時間Tを決定し、この基本噴射時間゛1゛の電気信
号(噴射パルス1゛)である基本噴射信号■によって、
噴射弁46を作動させ、噴射弁46を開く。
(3)制御ユニット58は、ノッキング発生かあれば、
予め設定されている第5図に示す如くの補正チャートを
用いて、今回のノッキング信号Eに対応する噴射時間の
補正係数Keを決定する。
予め設定されている第5図に示す如くの補正チャートを
用いて、今回のノッキング信号Eに対応する噴射時間の
補正係数Keを決定する。
制御ユニッ1〜58は、更に、」1記(2)におりると
同様に、基本噴射+1J間Tを決定する。
同様に、基本噴射+1J間Tを決定する。
更に、この基本噴口」時間Tに上記ノッキング補正係数
Keを乗し、今回噴射時間を基本噴射時間Tより長い増
量噴射時間T=KeXTとする。
Keを乗し、今回噴射時間を基本噴射時間Tより長い増
量噴射時間T=KeXTとする。
これにより、制御ユニット58は、クランク軸20の回
転角度Oに同期して上記ノッキング補正噴射時間T″の
電気信号(噴射パルスT”)、即ち、ノッキツク補正噴
射信号工 を噴射弁46へ出力する。
転角度Oに同期して上記ノッキング補正噴射時間T″の
電気信号(噴射パルスT”)、即ち、ノッキツク補正噴
射信号工 を噴射弁46へ出力する。
次に、上記実施例の作動について説明する。
内燃機関10の通常運転時には、制御ユニット58が前
記圧力信号P、及びクランク軸20の回転角度Oに基づ
き前述した通常の制御動作により、最適燃料噴射量に見
合う基本噴射時間Tを演算し、この基本噴射時間Tたけ
噴射弁46を開き、適量の燃料を吸気管26へ噴射する
然るに、吸気温度の変化に対しては、吸気温度センサ5
6の検出結果に応じて、噴射弁46による噴射量が、制
御ユニット58の前述した吸気温度補正動作により増減
せしめられる。即ち、制御ユニット58は今回の吸気温
度tに基づき吸気温度補正噴射時間T′を演算し、この
噴射時間′F′だけ噴射弁46を開く。これにより、空
気の温度変化による、■空気の密度変化に基づく機関の
出力変化、■燃料の霧化の状態変化に対応するように、
噴射量が増減される。例えば、空気の温度が上昇して空
気の密度が低くなる場合には、一定の空燃比を維持する
ために噴射量を低減する。又、空気の温度が下降して燃
料の霧化の状態が悪くなる場合には、これを補うために
噴射量を増加する。
記圧力信号P、及びクランク軸20の回転角度Oに基づ
き前述した通常の制御動作により、最適燃料噴射量に見
合う基本噴射時間Tを演算し、この基本噴射時間Tたけ
噴射弁46を開き、適量の燃料を吸気管26へ噴射する
然るに、吸気温度の変化に対しては、吸気温度センサ5
6の検出結果に応じて、噴射弁46による噴射量が、制
御ユニット58の前述した吸気温度補正動作により増減
せしめられる。即ち、制御ユニット58は今回の吸気温
度tに基づき吸気温度補正噴射時間T′を演算し、この
噴射時間′F′だけ噴射弁46を開く。これにより、空
気の温度変化による、■空気の密度変化に基づく機関の
出力変化、■燃料の霧化の状態変化に対応するように、
噴射量が増減される。例えば、空気の温度が上昇して空
気の密度が低くなる場合には、一定の空燃比を維持する
ために噴射量を低減する。又、空気の温度が下降して燃
料の霧化の状態が悪くなる場合には、これを補うために
噴射量を増加する。
又、ノッキング発生時には、ノッキンクセンサ60の検
出結果に基づき、噴射弁46による噴射量が、制御ユニ
ット58の前述したノッキング補正動作によ、り増量せ
しめられる。即ち、制御ユニット58は、今回のノッキ
ング信号Eに基づきノッキンク補正噴射時間T”を演算
し、この噴射時間T だけ噴射弁46を開・き、増量さ
れた燃料を吸気管26に供給する。これにより、増量さ
れた燃料の気化熱か燃焼室の温度を下げ、ノッキ1 ツクな抑える。
出結果に基づき、噴射弁46による噴射量が、制御ユニ
ット58の前述したノッキング補正動作によ、り増量せ
しめられる。即ち、制御ユニット58は、今回のノッキ
ング信号Eに基づきノッキンク補正噴射時間T”を演算
し、この噴射時間T だけ噴射弁46を開・き、増量さ
れた燃料を吸気管26に供給する。これにより、増量さ
れた燃料の気化熱か燃焼室の温度を下げ、ノッキ1 ツクな抑える。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、下記■、■の作用がある。
■吸気温度センサ56が吸気経路101の外の広く開放
された空間に設置されるのて、吸気導入のための有効流
路面積を実質的に低減することかなく、吸気抵抗になら
ない。
された空間に設置されるのて、吸気導入のための有効流
路面積を実質的に低減することかなく、吸気抵抗になら
ない。
■吸気温度センサ56が吸気経路101の入り口に連な
る、吸気導入路102に設置されるので、温度検出の精
度が確保てきる。
る、吸気導入路102に設置されるので、温度検出の精
度が確保てきる。
従って、吸気温度センサ56を用いて燃料噴射量の吸気
温度補正を行なうに際し、吸気温度センサ56が吸気抵
抗になることなく、かつ高精度に吸気温度を検出てきる
。
温度補正を行なうに際し、吸気温度センサ56が吸気抵
抗になることなく、かつ高精度に吸気温度を検出てきる
。
尚、第6図は船外機のカウリング200内に配置された
内燃機関201に本発明を適用した例である。202は
シリンダ、203はシリンダヘッド、204は点火栓、
205はクランクケース、206は吸気管、207は吸
気サイレンサ、 2 208は燃料噴射弁である。吸気温度センサ209は、
吸気サイレンサ207の入口部近傍にブラケット210
を介して取付けられ、吸気サイレンサ207が形成する
吸気経路211の入口に連なる、吸気導入のための開放
空間を構成する吸気導入路212に設置される。尚、こ
の吸気導入路212は、カウリング200に設けられる
空気取入口213から吸気サイレンサ207の入口部に
まで伸びる長い領域を占めるものであり、吸気温度セン
サ209はカウリング200内に占められる吸気導入路
212の長い領域のいずれの位置に配置されるものてあ
っても良い。但し、吸気温度センサ209は、吸気導入
路212において、吸気サイレンサ207の入口部近傍
に配置されることが、検出精度確保の点から好ましいこ
とはもちろんである。
内燃機関201に本発明を適用した例である。202は
シリンダ、203はシリンダヘッド、204は点火栓、
205はクランクケース、206は吸気管、207は吸
気サイレンサ、 2 208は燃料噴射弁である。吸気温度センサ209は、
吸気サイレンサ207の入口部近傍にブラケット210
を介して取付けられ、吸気サイレンサ207が形成する
吸気経路211の入口に連なる、吸気導入のための開放
空間を構成する吸気導入路212に設置される。尚、こ
の吸気導入路212は、カウリング200に設けられる
空気取入口213から吸気サイレンサ207の入口部に
まで伸びる長い領域を占めるものであり、吸気温度セン
サ209はカウリング200内に占められる吸気導入路
212の長い領域のいずれの位置に配置されるものてあ
っても良い。但し、吸気温度センサ209は、吸気導入
路212において、吸気サイレンサ207の入口部近傍
に配置されることが、検出精度確保の点から好ましいこ
とはもちろんである。
[発明の効果]
以上のように本発明によれば、吸気温度センサを用いて
燃料噴射量の吸気温度補正を行なうに際し、吸気温度セ
ンサが吸気抵抗になることなく、かつ高精度に吸気温度
を検出できる。
燃料噴射量の吸気温度補正を行なうに際し、吸気温度セ
ンサが吸気抵抗になることなく、かつ高精度に吸気温度
を検出できる。
第1図は本発明の一実施例を示す制御系統図、第2図は
噴射量を吸気温度補正する一例を示す流れ図、第3図は
吸気温度補正係数を示す線図、第4図は噴射量をノッキ
ング補正する一例を示す流れ図、第5図はノッキング補
正係数を示す線図、第6図は吸気温度センサの他の設置
例を示す模式図、第7図は船外機を示す模式図である。 10・・・内燃機関、 15・・・燃焼室、 46・・・燃料噴射弁(燃料噴射装置)、56・・・吸
気温度センサ、 58・・・制御ユニット、 101・・・吸気経路、 102・・・吸気導入路、 201・・・内燃機関、 208・・・燃料噴射弁、 209・・・吸気温度センサ、 211・・・吸気経路、 1 2・・・吸気導入路。
噴射量を吸気温度補正する一例を示す流れ図、第3図は
吸気温度補正係数を示す線図、第4図は噴射量をノッキ
ング補正する一例を示す流れ図、第5図はノッキング補
正係数を示す線図、第6図は吸気温度センサの他の設置
例を示す模式図、第7図は船外機を示す模式図である。 10・・・内燃機関、 15・・・燃焼室、 46・・・燃料噴射弁(燃料噴射装置)、56・・・吸
気温度センサ、 58・・・制御ユニット、 101・・・吸気経路、 102・・・吸気導入路、 201・・・内燃機関、 208・・・燃料噴射弁、 209・・・吸気温度センサ、 211・・・吸気経路、 1 2・・・吸気導入路。
Claims (1)
- (1)燃焼室への吸気経路に燃料を噴射する燃料噴射装
置と、燃料噴射装置の噴射量を制御する制御ユニットと
、吸気温度を検出する吸気温度センサとを備えて構成さ
れ、制御ユニットは吸気温度センサの検出結果に応じて
燃料噴射装置の噴射量を増減せしめる内燃機関の燃料供
給装置において、吸気温度センサが、吸気装置にて形成
される吸気経路の入口に連なる吸気導入のための開放空
間に設置されることを特徴とする内燃機関の燃料供給装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14316489A JP2873016B2 (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | 船外機用内燃機関の燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14316489A JP2873016B2 (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | 船外機用内燃機関の燃料供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH039049A true JPH039049A (ja) | 1991-01-16 |
JP2873016B2 JP2873016B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=15332404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14316489A Expired - Fee Related JP2873016B2 (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | 船外機用内燃機関の燃料供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2873016B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017032492A (ja) * | 2015-08-05 | 2017-02-09 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
-
1989
- 1989-06-07 JP JP14316489A patent/JP2873016B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017032492A (ja) * | 2015-08-05 | 2017-02-09 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
CN106438038A (zh) * | 2015-08-05 | 2017-02-22 | 丰田自动车株式会社 | 内燃机的控制装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2873016B2 (ja) | 1999-03-24 |
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