JPH0390470A - 列車検知方法および可搬形列車検知器 - Google Patents
列車検知方法および可搬形列車検知器Info
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- JPH0390470A JPH0390470A JP22550689A JP22550689A JPH0390470A JP H0390470 A JPH0390470 A JP H0390470A JP 22550689 A JP22550689 A JP 22550689A JP 22550689 A JP22550689 A JP 22550689A JP H0390470 A JPH0390470 A JP H0390470A
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Landscapes
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は軌道上を通過する列車を検知する列車検知方法
および可搬形列車検知器に関する。
および可搬形列車検知器に関する。
従来、この種の列車検知器としては、軌道上のレールを
挾んでその両側に送受信コイルを配置し、通過する列車
の遮蔽効果により生ずる両コイル間の電磁的結合の減少
を検知して検知情報を得る構造のものがある。
挾んでその両側に送受信コイルを配置し、通過する列車
の遮蔽効果により生ずる両コイル間の電磁的結合の減少
を検知して検知情報を得る構造のものがある。
[発明が解決しようとする課題]
従来の列車検知器では通過列車の車輪による磁束密度の
変化率は最大値で−4〜−5dBである。
変化率は最大値で−4〜−5dBである。
然るにこの変化率から通過列車を精度よく検出すること
は困難であるため、送受信コイルの下にシールド板を置
き、コイルの設置環境を固定すると同時に磁束密度の変
化率を増大する必要がある。
は困難であるため、送受信コイルの下にシールド板を置
き、コイルの設置環境を固定すると同時に磁束密度の変
化率を増大する必要がある。
そのため、構造が複雑になってしまうという欠点があっ
た。
た。
さらに、コイルは交流電源で駆動する必要があり、列車
検知器の取付場所は交流電源が在る場所に限定されてし
まうという欠点があった。
検知器の取付場所は交流電源が在る場所に限定されてし
まうという欠点があった。
本発明の目的は前記課題を解決した列車検知方法および
可搬形列車検知器を提供することにある。
可搬形列車検知器を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係る列車検知方法に
おいては、軌道上のレールの一側方におけるレールの上
面より低い位置から斜上方に向けてマイクロ波を送信し
、該レール上を超えて回折する前記マイクロ波送信信号
を前記レールの他側におけるレールの上面より低い位置
で受信するマイクロ波回折伝搬路を形成し、通過列車の
車輪によりマイクロ波をしゃ断して列車を検知するもの
である。また、本発明に係る可搬形列車検知器において
は、斜上方に向けたアンテナをそれぞれ備えたマイクロ
波送信器および受信器の組と、前記マイクロ波送信器お
よび受信器の組を駆動する電池電源と、前記マイクロ波
送信器および受信器を軌道上のレールを挾んで向き合せ
に着脱可能に設置する可搬式取付金具とを有するもので
ある。
おいては、軌道上のレールの一側方におけるレールの上
面より低い位置から斜上方に向けてマイクロ波を送信し
、該レール上を超えて回折する前記マイクロ波送信信号
を前記レールの他側におけるレールの上面より低い位置
で受信するマイクロ波回折伝搬路を形成し、通過列車の
車輪によりマイクロ波をしゃ断して列車を検知するもの
である。また、本発明に係る可搬形列車検知器において
は、斜上方に向けたアンテナをそれぞれ備えたマイクロ
波送信器および受信器の組と、前記マイクロ波送信器お
よび受信器の組を駆動する電池電源と、前記マイクロ波
送信器および受信器を軌道上のレールを挾んで向き合せ
に着脱可能に設置する可搬式取付金具とを有するもので
ある。
〔実施例]
以下、本発明の一実施例を図により説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は同断
面図、第3図(a)、 (b)は本発明の一実施例にお
けるセンサ回路構成図である。
面図、第3図(a)、 (b)は本発明の一実施例にお
けるセンサ回路構成図である。
第1図、第2図において、軌道上のレールlの下部に通
して可搬式取付金具2をレール1の敷設方向に直角に取
付け、マイクロ波を発射するマイクロ波送信器3を、レ
ールlの一側方におけるレール1の上面より低い位置か
らアンテナを斜上方に向けて可搬式取付金具2上に設置
し、一方、アンテナを斜上方に向け、レールl上を超え
て回折するマイクロ波送信信号をレール1の他側におけ
るレール1の上面より低い位置で受信させるマイクロ波
受信器4を可搬式取付金具2上に前記送信器3と向き合
せに設置し、さらに、マイクロ波送受信器3,4をそれ
ぞれ駆動する電池電源5,6を可搬式取付金具2上に装
備する。可搬式取付金具2は固定具7によりレール1に
着脱可能に取付けてあり、また、マイクロ波送信器3.
受信器4に電池電源5,6がそれぞれセットされ、送信
器3.受信器4の少なくとも一方が固定具8により可搬
式取付金具2上に着脱可能に取付けである。
して可搬式取付金具2をレール1の敷設方向に直角に取
付け、マイクロ波を発射するマイクロ波送信器3を、レ
ールlの一側方におけるレール1の上面より低い位置か
らアンテナを斜上方に向けて可搬式取付金具2上に設置
し、一方、アンテナを斜上方に向け、レールl上を超え
て回折するマイクロ波送信信号をレール1の他側におけ
るレール1の上面より低い位置で受信させるマイクロ波
受信器4を可搬式取付金具2上に前記送信器3と向き合
せに設置し、さらに、マイクロ波送受信器3,4をそれ
ぞれ駆動する電池電源5,6を可搬式取付金具2上に装
備する。可搬式取付金具2は固定具7によりレール1に
着脱可能に取付けてあり、また、マイクロ波送信器3.
受信器4に電池電源5,6がそれぞれセットされ、送信
器3.受信器4の少なくとも一方が固定具8により可搬
式取付金具2上に着脱可能に取付けである。
前記マイクロ波送信器3は第3図(a)に示すように、
スイッチング回路3a、発振用ガンダイオード3b、共
振キャビティ3c、チューニンクスタブ3dからなり、
軌道内に微弱なマイクロ波を発生するマイクロ波発振部
3eと、マイクロ波を発射するホーン形アンテナ3fと
、マイクロ波発振部3e及びホーン形アンテナ3f間の
インピーダンス整合をとる結合孔3g及びマツチングス
タブ3hとを有する。
スイッチング回路3a、発振用ガンダイオード3b、共
振キャビティ3c、チューニンクスタブ3dからなり、
軌道内に微弱なマイクロ波を発生するマイクロ波発振部
3eと、マイクロ波を発射するホーン形アンテナ3fと
、マイクロ波発振部3e及びホーン形アンテナ3f間の
インピーダンス整合をとる結合孔3g及びマツチングス
タブ3hとを有する。
一方、マイクロ波受信器4は第3図(b)に示すように
、マイクロ波を受信するホーン形アンテナ4aと、検波
用ショットキーバリアダイオード4b。
、マイクロ波を受信するホーン形アンテナ4aと、検波
用ショットキーバリアダイオード4b。
チューミンクスタブ40等からなり、マイクロ波送信信
号を検波する受信回路4dと、前置増幅器4eと、帯域
ろ波器4rと、後置増幅器4gと、検知情報を出力する
制御回路4hとを有する。
号を検波する受信回路4dと、前置増幅器4eと、帯域
ろ波器4rと、後置増幅器4gと、検知情報を出力する
制御回路4hとを有する。
前記マイクロ波送信器3まはマイクロ波をレールlの上
面軌内側コーナーに向けて発射するように指向させ、一
方、前記マイクロ波受信器4のホーン形アンテナ4aは
、ホーン形アンテナ3fの発射方向く通常レール敷設方
向と直角)の延長線上にレール1の上面軌外側コーナー
を指向させる。また、マイクロ波送受信器3,4及びホ
ーン形アンテナ3f、 4aを設置する高さは、列車運
行に支障のないようにレール上面から10〜30mm低
い位置とする。
面軌内側コーナーに向けて発射するように指向させ、一
方、前記マイクロ波受信器4のホーン形アンテナ4aは
、ホーン形アンテナ3fの発射方向く通常レール敷設方
向と直角)の延長線上にレール1の上面軌外側コーナー
を指向させる。また、マイクロ波送受信器3,4及びホ
ーン形アンテナ3f、 4aを設置する高さは、列車運
行に支障のないようにレール上面から10〜30mm低
い位置とする。
従って、列車の車輪がないクリーンな状態でも送受信ア
ンテナ3f、 4a間はレールに遮ぎられて相互間の見
透しはなく、レール上面コーナーによる回折利得のため
伝送損失は大きいが、両者間のマイクロ波の伝播路は確
保されている。また、列車の有無の弁別感度の向上と消
費電力節減のため、マイクロ波は特定周期でスイッチン
グして送受信する方式として構成しである。
ンテナ3f、 4a間はレールに遮ぎられて相互間の見
透しはなく、レール上面コーナーによる回折利得のため
伝送損失は大きいが、両者間のマイクロ波の伝播路は確
保されている。また、列車の有無の弁別感度の向上と消
費電力節減のため、マイクロ波は特定周期でスイッチン
グして送受信する方式として構成しである。
本発明においては軌道上のレールlの一側方におけるレ
ール1の上面より低い位置から斜上方に向けたマイクロ
波送信器3のホーン形アンテナ3fからマイクロ波をレ
ール1の上面軌内側コーナーに向けて発射させ、一方マ
イクロ波受信器4のホーン形アンテナ4aをホーン形ア
ンテナ3fの発射方向の延長線上にレール1の上面軌外
側コーナーに指向させ、マイクロ波送信器3とマイクロ
波受信器4との間にレールlの上面に接近したマイクロ
波回折伝搬路りを設定しておき、通過列車の車輪9によ
り回折伝搬路を遮断して検知情報を得るものである。
ール1の上面より低い位置から斜上方に向けたマイクロ
波送信器3のホーン形アンテナ3fからマイクロ波をレ
ール1の上面軌内側コーナーに向けて発射させ、一方マ
イクロ波受信器4のホーン形アンテナ4aをホーン形ア
ンテナ3fの発射方向の延長線上にレール1の上面軌外
側コーナーに指向させ、マイクロ波送信器3とマイクロ
波受信器4との間にレールlの上面に接近したマイクロ
波回折伝搬路りを設定しておき、通過列車の車輪9によ
り回折伝搬路を遮断して検知情報を得るものである。
また、列車検知器を別の位置に設置する場合には、マイ
クロ波送受信器3,4.電池電源5,6を可搬式取付金
具2より取外し、可搬式取付金具2をレール1の下部か
ら引き抜き、可搬式取付金具2を所望位置まで移送し、
これを再びレール1の下部に通してレール1の敷設方向
と直角に取付ける。
クロ波送受信器3,4.電池電源5,6を可搬式取付金
具2より取外し、可搬式取付金具2をレール1の下部か
ら引き抜き、可搬式取付金具2を所望位置まで移送し、
これを再びレール1の下部に通してレール1の敷設方向
と直角に取付ける。
以上説明したように本発明によれば、レールを挾んでレ
ール上面より低い位置にマイクロ波送受信器を取付け、
レール上面に接近したマイクロ波回折伝搬路を設定し、
通過列車−の車輪により、これを遮断して検知情報を得
るため、構成を簡素化でき、レール上面より低い位置に
設置でき列車走行の保安を確保できる。
ール上面より低い位置にマイクロ波送受信器を取付け、
レール上面に接近したマイクロ波回折伝搬路を設定し、
通過列車−の車輪により、これを遮断して検知情報を得
るため、構成を簡素化でき、レール上面より低い位置に
設置でき列車走行の保安を確保できる。
また、消費電力が小さいことから、小容量の電池で動作
可能なため、可搬形として持ち運びが容易であり、特に
交流電源がないような場所でも使用でき、その使用範囲
を拡大できる効果を有する。
可能なため、可搬形として持ち運びが容易であり、特に
交流電源がないような場所でも使用でき、その使用範囲
を拡大できる効果を有する。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は同断
面図、第3図(a)、 (b)は本発明の一実施例にお
けるセンサ回路構成図である。
面図、第3図(a)、 (b)は本発明の一実施例にお
けるセンサ回路構成図である。
Claims (2)
- (1)軌道上のレールの一側方におけるレールの上面よ
り低い位置から斜上方に向けてマイクロ波を送信し、該
レール上を超えて回折する前記マイクロ波送信信号を前
記レールの他側におけるレールの上面より低い位置で受
信するマイクロ波回折伝搬路を形成し、通過列車の車輪
によりマイクロ波をしゃ断して列車を検知することを特
徴とする列車検知方法。 - (2)斜上方に向けたアンテナをそれぞれ備えたマイク
ロ波送信器および受信器の組と、前記マイクロ波送信器
および受信器の組を駆動する電池電源と、前記マイクロ
波送信器および受信器を軌道上のレールを挾んで向き合
せに着脱可能に設置する可搬式取付金具とを有すること
を特徴とする可搬形列車検知器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22550689A JP2860374B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 列車検知方法および可搬形列車検知器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22550689A JP2860374B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 列車検知方法および可搬形列車検知器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0390470A true JPH0390470A (ja) | 1991-04-16 |
JP2860374B2 JP2860374B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=16830387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22550689A Expired - Lifetime JP2860374B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 列車検知方法および可搬形列車検知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2860374B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007022136A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Nippon Signal Co Ltd:The | 車軸検知装置 |
KR20130128384A (ko) * | 2010-09-17 | 2013-11-26 | 웨이브트레인 시스템즈 에이에스 | 조기 열차 검출을 위한 시스템 및 방법 |
-
1989
- 1989-08-31 JP JP22550689A patent/JP2860374B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007022136A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Nippon Signal Co Ltd:The | 車軸検知装置 |
KR20130128384A (ko) * | 2010-09-17 | 2013-11-26 | 웨이브트레인 시스템즈 에이에스 | 조기 열차 검출을 위한 시스템 및 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2860374B2 (ja) | 1999-02-24 |
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