JPH0390298A - 脆性材料のプレス成形法 - Google Patents
脆性材料のプレス成形法Info
- Publication number
- JPH0390298A JPH0390298A JP22737589A JP22737589A JPH0390298A JP H0390298 A JPH0390298 A JP H0390298A JP 22737589 A JP22737589 A JP 22737589A JP 22737589 A JP22737589 A JP 22737589A JP H0390298 A JPH0390298 A JP H0390298A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core material
- brittle
- outer cylinder
- press forming
- magnetic material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 45
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 11
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims abstract description 27
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims abstract description 15
- 229910001172 neodymium magnet Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 12
- 230000006835 compression Effects 0.000 abstract description 5
- 238000007906 compression Methods 0.000 abstract description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract description 3
- 230000006698 induction Effects 0.000 abstract description 2
- 238000003892 spreading Methods 0.000 abstract description 2
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 abstract 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 2
- 229910001209 Low-carbon steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Forging (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は永久磁石材および一般の脆性材の成形法に関す
る。
る。
現在研究が進められている高性能永久磁石の一つである
超急冷異方性Nd−Fe−B系磁石は、磁性材を略70
0〜750℃の高温下で自由据え込み成型(例えば団子
を押しつぶすような成形法)により塑性変形を与えて急
冷し、その圧縮率70%程度まで圧縮して異方化するよ
うにして試作されていた。
超急冷異方性Nd−Fe−B系磁石は、磁性材を略70
0〜750℃の高温下で自由据え込み成型(例えば団子
を押しつぶすような成形法)により塑性変形を与えて急
冷し、その圧縮率70%程度まで圧縮して異方化するよ
うにして試作されていた。
上記従来技術では、この種の材料の延性が高温下におい
ても小さいため、プレス成形によって成形品の外周部に
第6図に示すような放射状の割れが多数発生し、必要な
圧縮率まで圧縮できず良好な形状の成形品を得ることが
できなかった。また、上記割れの防止策も公表されてい
なかった。
ても小さいため、プレス成形によって成形品の外周部に
第6図に示すような放射状の割れが多数発生し、必要な
圧縮率まで圧縮できず良好な形状の成形品を得ることが
できなかった。また、上記割れの防止策も公表されてい
なかった。
本発明の目的は、上記割れの発生を防止し良好な形状に
成形することができる超急冷異方性Nd−Fe−B系磁
石等の高保磁力、高エネルギ永久磁石のプレス成形法を
提供し、その製品化、量産化を可能にする事にある。
成形することができる超急冷異方性Nd−Fe−B系磁
石等の高保磁力、高エネルギ永久磁石のプレス成形法を
提供し、その製品化、量産化を可能にする事にある。
さらに、本発明の目的は上記Nd−Fe−B系磁性材に
限らず、脆性の大きな材料全般に適用可能な脆性材料の
プレス成形法を提供することにある。
限らず、脆性の大きな材料全般に適用可能な脆性材料の
プレス成形法を提供することにある。
本発明は上記の目的を達成するために、上記Nd−Fe
−B系磁性材その他の脆性材を芯材とし、その外周に上
記脆性材よりも延性と変形抵抗の大きな材料による外筒
を設け、上記外筒を備えた上記芯材を一体にプレス成形
するようにする。
−B系磁性材その他の脆性材を芯材とし、その外周に上
記脆性材よりも延性と変形抵抗の大きな材料による外筒
を設け、上記外筒を備えた上記芯材を一体にプレス成形
するようにする。
以上のように構成した本発明による脆性材料のプレス成
形法は上記脆性の大きな芯材の外周に設けた外筒材がプ
レス成形時に変形しながら応力を作用させて上記芯材外
周部の割れの発生を抑止する。
形法は上記脆性の大きな芯材の外周に設けた外筒材がプ
レス成形時に変形しながら応力を作用させて上記芯材外
周部の割れの発生を抑止する。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明のプレス成形法を適用するブレス成形装
置の正面断面図である。第1図において、上型1と下型
2の間に置かれた成形材はコイル4により電磁的に誘導
加熱され、押圧されて成形される。コンテナ3は上型1
と下型2を取り付け、案内する外枠構造体である。
置の正面断面図である。第1図において、上型1と下型
2の間に置かれた成形材はコイル4により電磁的に誘導
加熱され、押圧されて成形される。コンテナ3は上型1
と下型2を取り付け、案内する外枠構造体である。
第2図および第3図は上型1と下型2の間に置かれる本
発明を適用した上記成形材の断面形状の一例を示すもの
である。
発明を適用した上記成形材の断面形状の一例を示すもの
である。
第2図および第3図において、51は例えばNd−Fs
−B系粉体材を高温下で密度99%程度の直径20.i
n、長さ15胴の円筒形に予め成形した磁性材(芯材)
、52はその外周に設けられた外径が241mの銅の外
筒材である。
−B系粉体材を高温下で密度99%程度の直径20.i
n、長さ15胴の円筒形に予め成形した磁性材(芯材)
、52はその外周に設けられた外径が241mの銅の外
筒材である。
第1図は第2図に示した成形材が装填された状態を示し
ている。上記第2図の成形材は磁性材5′:Lの劣化を
防止するため真空、或いはアルゴン等の不活性ガス中で
コイル4により磁性材51の性能出し、およびプレス成
形に適した約750’Cに加熱し5分間程度保持した後
、第4図に示すように下型2を上昇させてプレス成形す
る。このときの磁性材51の圧縮率は約70%である。
ている。上記第2図の成形材は磁性材5′:Lの劣化を
防止するため真空、或いはアルゴン等の不活性ガス中で
コイル4により磁性材51の性能出し、およびプレス成
形に適した約750’Cに加熱し5分間程度保持した後
、第4図に示すように下型2を上昇させてプレス成形す
る。このときの磁性材51の圧縮率は約70%である。
次いで上記成形材を所定の温度にまで冷却してから取り
出すと、第5図に示すような割れの無い形状が得られる
。その後旋盤加工などにまり外筒52を取り除くと割れ
の無い大形の超急冷異方性Nd−Fe−B系磁石プレス
成形品を得ることができる。
出すと、第5図に示すような割れの無い形状が得られる
。その後旋盤加工などにまり外筒52を取り除くと割れ
の無い大形の超急冷異方性Nd−Fe−B系磁石プレス
成形品を得ることができる。
これに対し、従来のように外筒部52を省いて同様のプ
レス加工を行なうと、第6図に示すような外周部に大き
な割れが無数に発生するので、実用的な大きさの磁石を
得ることが出来ない。
レス加工を行なうと、第6図に示すような外周部に大き
な割れが無数に発生するので、実用的な大きさの磁石を
得ることが出来ない。
本発明では、圧縮時の外周部に発生する広がり力を外筒
材52の応力が押さえ込むようにするため上記ひび割れ
を抑止する事が出来るのである。ちなみに、この成形温
度における磁性材51の変形抵抗および伸びはそれぞれ
、略5kg/ma+2.10%、また、外筒材52のそ
れらは略9kg/nn”60%である。外筒材52の変
形抵抗の方が大きいからひび割れ力を抑圧し、また、磁
性材51よりも大きく延びることができるから上記ひび
割れを抑止出来るのである。
材52の応力が押さえ込むようにするため上記ひび割れ
を抑止する事が出来るのである。ちなみに、この成形温
度における磁性材51の変形抵抗および伸びはそれぞれ
、略5kg/ma+2.10%、また、外筒材52のそ
れらは略9kg/nn”60%である。外筒材52の変
形抵抗の方が大きいからひび割れ力を抑圧し、また、磁
性材51よりも大きく延びることができるから上記ひび
割れを抑止出来るのである。
したがって本発明の外筒材52は上記した銅材に限られ
ず、磁性材51に対して変形抵抗と延性が大きければよ
く、例えば、低炭素鋼は変形抵抗が30 kg / m
m2と6倍も大きく、延性も50%と十分に大きいので
良好な外筒材として用いることができる。
ず、磁性材51に対して変形抵抗と延性が大きければよ
く、例えば、低炭素鋼は変形抵抗が30 kg / m
m2と6倍も大きく、延性も50%と十分に大きいので
良好な外筒材として用いることができる。
また、外筒材が伸びつつ上記変形抵抗が磁性材51に作
用すればひびを防止できるのであるから、磁性材51と
外筒部52の形状は円形である必要はなく、例えば、4
角形、多角形等としてもよいことは勿論である。
用すればひびを防止できるのであるから、磁性材51と
外筒部52の形状は円形である必要はなく、例えば、4
角形、多角形等としてもよいことは勿論である。
外筒材52の厚みが厚いほど上記ひび割れを抑止する効
果が大きいのであるが、実用上は外筒材52の外径が磁
性材の外径の1.2倍程度であれば十分である。
果が大きいのであるが、実用上は外筒材52の外径が磁
性材の外径の1.2倍程度であれば十分である。
上記プレス成形の加圧の初期には割れが発生せず、磁性
材51のみが変形するので、外筒材を第3図に示すよう
に若干縮めておくこともできる。
材51のみが変形するので、外筒材を第3図に示すよう
に若干縮めておくこともできる。
また、上記実施例では磁性材51として超急冷異方性N
d−Fe−B系磁性材を対象として説明したが、本発明
は格別このような磁性材料に限定されるものではなく、
−放向に延性の小さな材料に適用することができる。こ
の場合、磁性材S1に相当する材料よりも外筒材の変形
抵抗と延性が大きければよいのである。成形時の温度も
必ずしも高温度に限られない。
d−Fe−B系磁性材を対象として説明したが、本発明
は格別このような磁性材料に限定されるものではなく、
−放向に延性の小さな材料に適用することができる。こ
の場合、磁性材S1に相当する材料よりも外筒材の変形
抵抗と延性が大きければよいのである。成形時の温度も
必ずしも高温度に限られない。
以上詳述したように本発明を適用すると、超急冷異方性
Nd−Fa−B系磁性材を割れを伴わずにプレス成形す
る事ができるので、上記材料による大型の高性能永久磁
石を容易に大量に生産する事が出来る。
Nd−Fa−B系磁性材を割れを伴わずにプレス成形す
る事ができるので、上記材料による大型の高性能永久磁
石を容易に大量に生産する事が出来る。
さらに、上記磁性材に限らず、脆性が大きな材料全般に
対して割れを伴わずにプレス成形できるという効果が得
られる。
対して割れを伴わずにプレス成形できるという効果が得
られる。
第1図、第4図は本発明の実施に用いるプレス成形機主
要部の動作を説明する断面図、第2図、第3図は本発明
を適用した成形材の断面図、第5図は本発明を適用後の
成形材の上面図、第6図は従来の成形材の上面図である
。 1・・・上型、2・・・下型、3・・・コンテナ、4・
・・コイル、51・・・磁性材(芯材)、52・・・外
筒材。 躬 図 第2図 第3図
要部の動作を説明する断面図、第2図、第3図は本発明
を適用した成形材の断面図、第5図は本発明を適用後の
成形材の上面図、第6図は従来の成形材の上面図である
。 1・・・上型、2・・・下型、3・・・コンテナ、4・
・・コイル、51・・・磁性材(芯材)、52・・・外
筒材。 躬 図 第2図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、脆性材をプレス成形する方法において、上記脆性材
を芯材とし、その外周に上記脆性材よりも延性と変形抵
抗の大きな材料による外筒を設け、上記外筒を備えた上
記芯材を一体にしてプレス成形することを特徴とする脆
性材料のプレス成形法。 2、請求項1において、上記芯材としてNd−Fe−B
系磁性材を用いたことを特徴とする脆性材料のプレス成
形法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22737589A JPH0390298A (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 脆性材料のプレス成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22737589A JPH0390298A (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 脆性材料のプレス成形法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0390298A true JPH0390298A (ja) | 1991-04-16 |
Family
ID=16859824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22737589A Pending JPH0390298A (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 脆性材料のプレス成形法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0390298A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007104508A (ja) * | 2005-10-06 | 2007-04-19 | Kyocera Mita Corp | ファクシミリ装置 |
JP2016029679A (ja) * | 2014-07-25 | 2016-03-03 | トヨタ自動車株式会社 | 希土類磁石の製造方法 |
-
1989
- 1989-09-04 JP JP22737589A patent/JPH0390298A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007104508A (ja) * | 2005-10-06 | 2007-04-19 | Kyocera Mita Corp | ファクシミリ装置 |
JP2016029679A (ja) * | 2014-07-25 | 2016-03-03 | トヨタ自動車株式会社 | 希土類磁石の製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4438967B2 (ja) | ラジアル異方性磁石の製造方法 | |
JPH1055929A (ja) | R−Fe−B系ラジアル異方性焼結磁石およびその製造方法 | |
JPH03274713A (ja) | 薄肉長尺リング状磁石成形体の成形方法 | |
JPH06267774A (ja) | ラジアル配向磁石の製造方法およびラジアル配向磁石 | |
CN108615596B (zh) | 一种异形永磁体及其制备方法、制备异形永磁体的设备 | |
JPH0390298A (ja) | 脆性材料のプレス成形法 | |
JP3057897B2 (ja) | 異方性希土類磁石の製造方法 | |
JP2000012359A (ja) | 磁石およびその製造方法 | |
JPH04134804A (ja) | 希土類永久磁石の製造方法 | |
JPH046811A (ja) | 希土類磁石の製造装置 | |
KR0159651B1 (ko) | 이방성 희토류 영구자석 제조방법 | |
JP2757442B2 (ja) | ラジアル異方性永久磁石の製造方法 | |
CN210910470U (zh) | 一种稀土铁氧体永磁材料成型装置 | |
KR100186974B1 (ko) | Nd-fe-b계 영구자석 제조장치 및 그 제조방법 | |
JPH08250357A (ja) | 薄肉リング磁石の製造装置および製造方法 | |
KR100198361B1 (ko) | 희토류계 영구자석 제조방법 및 그 제조장치 | |
KR100186975B1 (ko) | 희토류계 링형 영구자석 제조방법 | |
KR960000289Y1 (ko) | 희토류 자석 금형의 구조 | |
KR100198357B1 (ko) | 보극을 갖는 영구자석 제조방법 | |
JP2794704B2 (ja) | 異方性永久磁石の製造方法 | |
KR100201695B1 (ko) | 이방성 영구자석 제조장치 | |
JP2811708B2 (ja) | 希土類―鉄系永久磁石の製造法とそれに用いる金型 | |
JPH0997730A (ja) | 焼結永久磁石の製造方法 | |
KR100198358B1 (ko) | 희토류계 고에너지 영구자석 제조방법 | |
JP2563405B2 (ja) | マンガン−アルミニウム−炭素系合金磁石の製造法 |