JPH0390295A - 揺動支点型てこ装置および機械装置 - Google Patents
揺動支点型てこ装置および機械装置Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
装置を用いた機械装置に関する。
たその他各種の構造物における可動機構に採用されてい
る装置である。てこ装置は第47図および第48図に示
すように固定された支点すに回動自在に指示されたてこ
部材aの一端を力点Cとして力を加え、てこaの他端で
ある作用点dに力を加えて仕事を行うものである。
点Cに力点レギュレータを連結し、作用点dに作業点レ
ギュレータを連結した場合、てこ部材aが支点すを中心
として回動するために、これら連結点を例えば長孔とピ
ンとを組み合わせて構成し、てこ部材aの回動運動を各
レギュレータの運動に変換している。
てこ部材aの力点Cに連結した力点1ノギユレータおよ
び作用点dに連結した作業点レギュレータの運動の範囲
の形態に限界があり、広い範囲の運動を得ることができ
なかった。
があった。
囲を自由度を拡大した揺動支点型てこ装置を提供するこ
とを目的とする。
動きが得られ各分野に広く適用できる機械装置を提供す
ることを目的とする。
は、支点により回動自在に支持されたてこ部材と、この
てこ部材の一端に連結された力点レギュレータと、前記
てこ部材の他端に連結された作用点レギュレータとを具
備し、前記支点は変位自在に設けられててこ部材を揺動
させるものであることを特徴とするものである。
されたてこ部材と、このてこ部材の支点を変位自在に支
持する支点案内部材と、前記てこ部材に連結されてこ部
材に駆動動力を与える駆動手段と、前記てこ部材の他端
の作用点に連結されててこ部材の動作により駆動される
被駆動手段とを具備したしたことを特徴とするものであ
る。
究を重ねてきた。この結果、従来のてこ装置では、てこ
部材を支持する支点が固定であり、てこ部材がこの固定
支点を通る軸の回りを回動する運動を行ってきたため、
てこ部材自身が固定支点に規定された運動に限定されて
いたことを見出した。そこで、発明者はこの点に鑑み、
てこ部材を支持する支点を変位自在に支持して、てこ部
材を可動支点(以下揺動支点と呼ぶ)を中心として自由
に運動できるようにしたてこ装置を開発した。
えなから回動運動するので、てこ部材に連結した力点レ
ギュレータおよび作用点レギュレータの運動に応じてて
こ部材の支点が自由に移動し、力点レギュレータおよび
作用点レギュレータの運動の自由度を大きく設定できる
。すなわち、このてこ装置は、従来の固定点で回動自在
に支持されていたてこ部材の支点そのものも変位させて
てこ部材を揺動させることにより、力点および作用点に
おける力の伝達方向が変換できる運動の範囲を大きくで
き、しかも大きな力を高精度に伝達できる。
上下方向の力を与えると、可動支点の移動ととともにて
こ部材が回動して被駆動手段が駆動される。これにより
被駆動手段を機械動作に適した運動を行なわせることが
できる。
18図について説明する。
説明する。
部材1を回動自在に支持する揺動支点部材、3はこの揺
動支点部材2を変位自在に支持する揺動支点レギュレー
タである支点案内部材、4はてこ部材1の一端である力
点に力点レギュレータ5およびこの力点レギュレータ5
に回転自在に支持されたころ5aを介して回動自在およ
び変位自在に連結されたリンク、8はてこ部材1の他端
である作用点に連結部材7を介して回動自在に連結され
たリンク7を保持する作用点レギュ1ノータである。
タ4は上下方向に直線移動する形式のものである。揺動
支点部材2はてこ部材1に軸支されたローラを有し、こ
のローラを案内部材3に水平方向に直線移動しながら転
勤自在に支持したものである。
部材1の力点と作用点との間に配置した内支点型もので
ある。
に上下方向に直線移動する形式のものを使用している。
と、てこ部材1が支点部材2を中心として回動する。こ
の時、てこ部材1の支点部材2はてこ部材1の回動に伴
って案内部材3に沿って距離Xだけ水平方向に移動する
。これによりリンク6が作用点レギュレータ8に沿って
上下方向に直線移動する。
して傾斜した方向に直線移動するものを使用している。
9が設けられている。
部材11に回動自在に支持されたレバー10の一端に連
結部材7を介して回動自在に連結されている。レバー1
0の他端に設けた部材12とグランド14に設けた部材
13とを組合せて、レバー10に回動により部材12.
13の間に挿入された品物を加圧する。この構成ではて
こ部材1の連結部材9は上下方向に沿う楕円円弧の軌跡
を描く。
5図のように直線にできる他、第6図や第7図に示すよ
うに楕円移動するようにも構成できる。
る。
材2と力点レギュレータ5を振り分けて設け、中間に作
用点レギュレータ8を設けたものである。この場合には
、作用点側のストロークが力点側のストロークに比べて
小さく、且つ力が増加する。
°材2と作用点レギュレータ8を振り分けて設け、中間
に力点レギュレータ5を設けたものである。この場合に
は、作用点側のストロークが力点側のストロークに比べ
て大きく、且つ力は小さい。
うに直線であり、力点は放物線の軌跡を、揺動支点は直
線の軌跡を示す。第9図および第10図は作用点の軌跡
が楕円である。
よび作用点の運動に応じててこ部材1の揺動支点部材2
が自由に移動するので、力点および作用点6の運動の自
由度が大きい。そして、作用点と力点の運動関数の和に
より、揺動支点部材が案内部材に沿って最適位置に移動
する。このため、作用点の運動の形態を広くとりながら
力点からの駆動力をてこ部材1を介して作用点に効果的
に無理無く、伝達できる。
は必要に応じて上下直線運動、水平直線運動、傾斜直線
運動、上下円運動、水平円運動、傾斜円運動などを自由
に組み合わせることができる。
置の揺動支点部は、揺動支点がであるころが案内部材内
を転勤するようにしている。しかし、揺動支点部の構成
はこれに限定されない。
に、揺動支点レギュレータである案内部材61a、61
bに設けた案内溝63a 63b中に挿入した摺動体
62a、62bに孔を開けて挿入された支点軸64によ
って、てこ部材65が回動自在に支持されている。この
てこ部材65の一端は、支点軸64と同様に摺動体67
内に設けた孔内に挿入した軸66によって摺動体67に
結合されている。この摺動体67は一対の力点レギュレ
ータの案内部材68a、68bの間に摺動自在に挿入さ
れている。てこ部材65の他端は軸69を介して作用点
部材70に連結され、この作用点部材70は、グラウン
ドに固定された作用点レギュレータの案内板71内に挿
入されて、直線運動を行なうように規制される。この例
では、摺動体62a、62bおよび67の外面を精密に
仕上げ、案内溝63a、63b、68a、68bの内面
を平滑に仕上げれば摩擦が小さく、実用上殆んど差支え
ない。
に直角に伝えられるので、従来のような第49図に示し
たようなねじれ歪応力は発生しない。
端に形式した長孔Lc、LdにころRe。
gを連結したものである。この構成では、前記従来の説
明で述べたように支点すがグラウンド(支点を支える基
礎となる部分)Gで静止的に設けられているために、力
点Cおよび作用点dはいずれも、てこ部材aの回動に伴
ってその細路が円弧を描く。従って力点Cに図示のよう
に垂直に力を加えても、この力は同一直線上に沿って加
えられることができない。作用点dについてもまったく
同様の問題が生じる。このため、従来では第47図およ
び第48図と同じように力点C1作用点dの部分に、力
点Cの直線運動をてこ部材aの回動に変換し、或いはて
こ部材aの回動を作用点dで直線運動に変換するために
、長孔LcところReで力点Cのレギュレータを構成し
、長孔LdところRdで作用点dのレギュレータを構成
している。しかし、これらのレギュレータはいずれも変
換できる運動の範囲が長孔Lc、Ldの長手方向の寸法
で決まり、機械的強度の関係であまり大きくできない。
dまでの距離AI、Blがてこ部材aの回動に伴ってA
2.B2と変化し、伝達力が変化してしまう。さらに、
第50図に示すようにてこ部材aの回動に伴って作用点
dにおいて回動角度αの分だけ矢印で示した方向にねじ
れ歪応力が発生し、力が有効に伝達できない。なお、第
51図に示すてこ装置の例では、0点に力を加えて作用
点dを押し下げた場合に、作用点リンク部材りの上部が
点線のように曲がる方向に歪が生じ、支持案内体iの案
内孔の上端の左側、下端の右側が磨耗してしまう。
するために、第13図および第14図に示すように案内
溝63a、63bと摺動体62a。
ング72を移動方向に並べて挿入し、複数個のボールベ
アリング72で摺動体を移動自在に支持することもでき
る。なお、ボールベアリングの代りにローラを用いても
よい。
例を示している。
ある支持体81に取着されて、てこ部材82がこの支点
軸80上に回動自在に軸支される。
上に形式されたベアリング溝内に嵌合され、両者間に挿
入された複数のボールベアリング84によって矢印方向
に移動自在に形成されている。
間に挿入されたローラ86で成るカムフォロワ形の連結
部材を介して、駆動軸87に連結されている。てこ部材
82の他端は軸88を介して作用点レギュレータ8つに
支持されたリンク棒90に連結される。このように形成
された揺動支点では、揺動支点軸80は移動せず、ベア
リング84により支持体81が移動されるようになって
いる。
を移動自在に支持する構成としては、他にグランドにガ
イドレールを設け、このガイドレールに支持体を移動自
在に設けるなどの種々のものを挙げることができる。
動支点レギュレータである一対の支持体81をグラウン
ドG上に固定されたベツド83に形成されたガイド溝9
1に摺動自在に設けたものである。この例では、てこ部
材82に長手方向に複数の揺動支点軸80を並べて設け
、支持体を各揺動支点軸80の位置に移動させて揺動支
点軸80を支持する。これによりてこ部材82における
力点と作用点に対する支点の位置が変化し、力点におけ
る力の大きさが変えることができる。
例について第19図ないし第46図を参照して説明する
。
点を持った平面研削盤にこの発明を適用した実施例であ
る。
102上で滑らかに移動できるように、ベアリング10
3を介して支持される。ベツド101の下部は作用点と
なる軸104によりてこ部材105の一端に軸支される
。てこ部材105は、ねじ棒106に係合した揺動支点
部材107に結合される。この揺動支点部材107は直
動ベアリング機構108を介して揺動自在にグランドG
上に取着される。ねじ棒106は、歯車装置109を介
して、てこ部材105上に取り付けられたモータ110
の回転軸に結合されている。てこ部材105の他端は力
点となる軸111を介して直動ベアリング機構112に
連結されている。
、クランク機構114を介してサーボモータ115によ
り回転される回転体116連結されている。
力は、回転体116、クランク機構114、クランクシ
ャフト113を介して直線運動に変換されて、てこ部材
105の力点である軸111に伝達される。これにより
てこ部材105が揺動支点部材107によって支持され
て回動し、ベツド111が水平方向に滑らかに移動され
る。
を介してねじ棒106が回転され、これによりベアリン
グ108上で揺動支点部材107が移動し、軸104と
の距離が変わるので、ベツド101のストロークが資化
できる。
系のブロック図を示す。図において、サーボモータ11
5およびブレーキモータ110は、夫々、CPU140
によって制御されている、サーボモータ制御出力回路1
41、移動支点用可変ブレーキモータ出力回路142か
らの出力で駆動される。サーボモータ115の回転はサ
ーボ入力用、のエンコーダ143によって検出され、C
PU140へ送られる。ブレーキモータ129の回転の
状態も位置検出用のエンコーダ144によって検出され
CPU140へ送られる。CPU140にはROM/R
AMI45が結合され、システム全体のプログラムが記
憶され、取り込まれたデータが記憶される。さらに、C
PU140には、パスライン146を介してコントロー
ル用コンソールからのキーボードインターフェース14
8の出力が供給され、更に、CPU140からRAM1
40に格納された各種データが表示出力インターフェー
ス149を介してCRT150へ送られて表示される。
装置を適用した実施例を示し、第19図に示す実施例と
同様のクランク軸132は、軸支持体155を介して図
示しないクランク機構およびサーボモータに結合される
。クランク軸132の一端には、カムフォロア機構15
6を介しててこ部材157の一端の力点側が結合される
。てこ部材157の中央部には、揺動支点レギュレータ
158に回転移動自在に支持された揺動支点部材163
が設けられ、他端の作用点となる部分はビン159を介
して制振ブロック160に結合されている。この制振ブ
ロック160は、直動レール161a、161b上に移
動自在に保持されている。この直動レール161a、1
61bは、例えば高層ビルの略中央の階で地震のときに
最も大きく揺れる位置に固定される。
る。地震が発生してビルが揺れるε、これを振動センサ
162が検出し、その振動の大きさと方向のデータをC
PU140へ送る。CPU140は、第28図と同様の
サーボモータ115ヘサーボモータ制御回路141を介
して駆動信号を送り、制振ブロック160が丁度ビルの
揺れを打ち消す大きさで反対方向に移動するように駆動
する。この制振ブロック160の移動量はサーボモータ
115の回転量と方向としてエンコーダ143で検出し
ている。なお、162は振動センサである。
度のスピードで制振ブロック160を動かすことは容易
である。従来は制振ブロック160の移動を送りねじ方
式で行なっていたため、応答が遅く、また、ブロック1
60は極めて重いために、送りねじの強度が不足し、充
分な割振効果が得られなかったが、この実施例のように
、てこ装置と直動レール161a、161bとの組合わ
せにより非常な好結果が得られた。
揺動支点型てこ装置を用いた例を示す。ここで、カムフ
ォロワ型の力点レギュレータ170から矢印方向に回動
力が与えられたてこ部材171は、揺動支点172を中
心に回動し、作用点173に連結された作用点リンク1
74を介してダイヤフラムポンプのダイヤフラム175
が上下に駆動される。
ソーバに適用した例で、図において、自動車の車体に設
けたショックアブソーバ180と車輪181とを連結す
るリンク182に回動自在にてこ部材183の作用点を
軸支する。てこ部材183は、揺動支点184を介して
力点レギュレータ185に連結される。この力点レギュ
レータ185は、第21図に示す制振装置と同様にして
、クランク軸186を介してサーボモータ187に連結
される。揺動支点184およびサーボモータ187はG
で示す自動車の車体に固定されている。
たビルの制振と実質的に同様のものであり、第22図と
同様の構成のモータ駆動を行なえば、有効に自動車の振
動吸収ができる。
装置を一組だけ用いているが、2組以上を組合わせて力
の伝達系を構成することもできる。
0は第1の揺動支点191によって支持されたてこ部材
192を有し、第1の力点レギュレータ193に加えら
れた力が、第1の作用点レギュレータ194からリンク
195を介して、第2の力点レギュレータ196に伝達
される。この第2の力点レギュレータ196に伝達され
た力は、第2のてこ装置197の揺動支点198を介し
て第2の作用点レギュレータ199へ伝達される。
。
を構成することにより、力の伝達の方向を自由に設定で
きる。
方向にレール211g、211bに沿って移動させるよ
うに構成した。Y方向に付いてはX方向と同様にできる
ので、ここでは省略しである。
ててこ部材213の一端に軸支され、てこ部材213の
他端には、揺動支点レギュレータ214に支持された揺
動支点214aを介して、ボールネジ回転送り機構21
5の力点として働く駆動案内部材216に移動自在に設
けられたローラ217が取り付けられている。案内部材
216は、モータ218により駆動されるボールネジ2
19上に螺合されている。
ジ219が例えば10μmずつ送られたときに、作用点
として作用する軸212、すなわちテーブル210が2
μmずつの割合で移動する例を示している。力点のロー
ラ217は案内部材216内で動いて円弧状の軌跡とな
り、ボルトネジ219の80μmの送りに対し、揺動支
点214aはWだけ移動し、作用点212は8015−
16μmだけ移動する。
られたときに、作用点として作用する軸212、すなわ
ちテーブル210が5μmfっの割合で移動する例を示
している。
られたときに、作用点として作用する◆由212、すな
わちテーブル210が10μmずつの割合で移動する例
を示している。
ねじの誤差/送りねじの送り量とテーブル移動量との比
)なる式が成立する。
0を極めて高い精度で且つ倍の力で駆動できるので、例
えば半導体のウエノ\の露光装置、厚いは重切削超精密
工作機械などにもこのX、 Yテーブルを使用すること
ができる。
例を第30図ないし第38図について説明する。
て接続するために使用するものである。
31図はプレス装置の全体の構成を示している。
動機23が設けである。本体22には回転軸24が軸受
25に支持され、このお回転軸24には電動機23から
の回転を受ける歯車26が取り付けられ、回転軸24の
一端には偏心した位置に偏心軸27が取り付けである。
り付けられ、この案内体28に昇降自在に設けられた昇
降体2つは前記回転軸24に取り付けた偏心軸27には
回転自在に挿入されている。昇降体29に設けた保持体
30の内部にはラム31が挿入され、このラム31は昇
降体29に設けたレール29bに沿って昇降できるよう
になっている。昇降体2つの上端部29aに設けた調節
ねじ51がラム31の上端部に螺挿してあり、ラム31
の下降位置を規制している。ラム31の下部にはボビン
型をなすカム32が昇降自在に設けてあり、ラム31の
下端に形成したねじ部31aに螺合したナツト33に下
側から支持されている。ラム31にはカム32の上側に
圧縮コイルばね24により押圧されている。このように
構成した駆動機構では、電動機23の駆動により歯車2
Sを介して回転軸24が回転され偏心軸27が回転軸2
4に対して偏心回転する。偏心軸27の偏心回転により
昇降体29が案内体28に沿って昇降し、ラム31及び
カム32も一体に昇降する。
24に対して直角な方向に沿いてこ部材35が配置され
ており、第32図およびし第33図に示すようにこのて
こ部材35の中間部には長さ方向に対して直角に揺動支
点軸3つが設けられ、この揺動支点軸39の両端には揺
動支点ころ38がそれぞれ回転自在に設けである。架台
21にはてこ部材35の両側にそれぞれ位置して揺動支
点レギュレータである案内部材40が設けられ、これら
案内部材40に水平方向に沿いそれぞれ形成された案内
溝41にはてこ部材35の揺動支点ころ38が回転移動
自在に挿入されている。これによりてこ部材35は揺動
支点軸39を中心として垂直面内を回動し、且つころ3
8を介して案内溝41に沿って移動できる。
れぞれ水平な軸37が取り付けられ、これら軸37には
ころ36が回転自在に設けである。てこ部材35の二股
部35aはラム31のカム32の両側を挾んでおり、こ
ろ36がカム32に回転自在および変位自在に嵌合して
いる。
のヘッド42.43が配置されている。
43はベンチの頭部に類似した形状をなすもので、中間
部両側に位置して共通に配置された連結体44に枢軸4
5.46により回動自在に取り付けられて互いに開閉す
るようようになっている。ヘッド42.43の先端部に
は互いに組み合わさる凸部42aおよび凹部43aが形
成されている。架台21に設けたヘッド台47には、ヘ
ッド42.42が基端部をてこ部材35に向は且つ一方
のヘッド43が下側に位置するように水平に配置され、
下側のヘッド43はボルト48で固定されている。そし
て、上側に位置するヘッド42の基端部とてこ部材35
の他端部とは連結軸49により回転自在に連結されてい
る。なお、下側のヘッド43の基端部は連結軸50でヘ
ッド台47に連結されている。
し第38図について説明する。
に上側のヘッド42を開放して第34図に示すように下
側のヘッド43の凹部43aに電線Sと図示しない圧着
端子をセットする。この場合、駆動機構の偏心軸27を
上死点に位置させてラム31を上昇させる。次に第11
図に示すように回転軸24を回転して偏心軸27を下死
点まで移動し、ラム31を下降させる。ラム31の下降
によりその運動がカム32およびころ36を介しててこ
部材35に伝達される。てこ部材35は支点軸3つを中
心として時計方向に回動する。同時に揺動支点ころ38
が案内部材40の案内溝41に沿ってヘッドに向けて移
動してこ部材35全体が同じように移動する。この場合
、カム32およびころ36の組み合わせによりラム31
に対しててこ部材35の移動が可能である。てこ部材3
5の回動および移動により上側のヘッド42が枢軸45
を中心して反時計方向に回動して凸部42aがヘッド4
3の凹部43aにセットしである電線Sおよび圧着端子
を加圧して圧着する。なお、連結体44も枢軸46を中
心として動作する。
軸27を上死点に移動させる。この場合の動作は前記動
作と反対の動作となる。
を行なって調節する。また、ヘッド42.43の開口量
は、第37図および第38図のAlBに示すようにナツ
ト33を調節してばね34の長さを変えることにより調
節する。
移動を組み合わせた動作を行なうために、ラム31の運
動によりヘッド42を圧着に適した動作を効率良く行な
わせることができる。また、このてこ部材35の運動は
各部の不要な運動すなわちブレを吸収できる。さらに、
ラム31の運動をヘッド42に無理無く伝達し、ゆっく
りとじた動作が可能となる。そして、このような合理的
な運動を行ないながらラム31の力を効果的に伝達でき
る。
は、カム32ところ36との組み合わせにより行なって
いるが、この構成は強度が大きく不要な運動を吸収して
無理なく運動伝達できる利点がある。
42図を参照して説明する。
置とは、てこ装置の揺動支点の構成が異なっている。す
なわち、前出のプレス装置では、てこ部材35は、支点
部材40に形成された支点溝41内を転勤するローラ3
8上に支点軸39によって回動自在に支持されている。
、てこ部材を軸支した支持部材をボールベアリングを介
して装置本体上に移動自在に保持したものである。
説明する。
機221により回転されるクランク軸、223は連結軸
224を介して昇降される昇降軸、225は昇降軸22
3の設けられたカム、226はカム225を押圧するば
ね、227は軸方向に沿って長孔228が形成されたて
こ部材、229は揺動支点レギュレータである支持部材
である。てこ部材227は支持部材229に軸受230
で支承された揺動支点軸231を長孔228に通して垂
直面内を揺動自在に支持されている。支持部材229は
装置本体220に設けたベース232にボールベアリン
グ233を介して水平方向に移動自在に設けられている
。
た複数箇所に孔227aを形成し、この番孔227aに
合わせて支持部材229を移動して揺動支点軸231の
位置を設定し、孔227aに固定ねじ231aを通して
支点軸231を固定する。てこ部材227の一端は、昇
降軸223に設けたカム225にころ234を介して連
結され、てこ部材227の他端は装置本体220に設け
たレール235に昇降自在に設けられたヘッド236に
ピン239を介して連結されている。
が設けである。
れて昇降軸223が昇降すると、カム225ところ23
4を介しててこ部材227が揺動支点軸231と中心と
して揺動する。揺動支点軸231は支持部材229に固
定されいるが、支持部材229がベース232に沿って
移動することにより水平方向に移動する。てこ部材22
7は長孔238に沿って揺動支点軸231に支持されて
移動する。てこ部材227の回動によりヘッド236が
昇降してラム237が昇降する。
の支点軸を選択して案内部材で受けることにより、力点
であるヘッドにおける力の大きさを変えることができる
。
を介して直接てこ装置に伝達され、従来のようなはずみ
車等を用いる必要がなく、装置が小型になると共に、揺
動支点を有するてこ装置により円滑に動力がラムに伝達
される。
路図を示す。図において、AC電源240の一端は、パ
ワースイッチ241を介して、タイミングスイッチ24
2とフットスイッチ243との並列回路の一端に接続さ
れ、この並列回路の他端は駆動設定スイッチ244を介
してモータ221の一端に接続される。パワースイッチ
241はさらに駆動スイッチ245を介して電動機22
1の一端に接続される。モータ221にはブレーキ24
6が並列に接続されている。タイミングスイッチ242
はラム237が1度下降して所定の仕事をした後で上昇
した位置で停止させるためのもので、例えば昇降軸22
3の上限位置に取り付けられたリミットスイッチである
。この位置でのみスイッチ242はオフとなっている。
ラム237を駆動させたいときだけオフにする。この結
果、スイッチ242,243のオン・オフにかかわらず
、電動機221を駆動のために自由に駆動できる。カウ
ンタ247は、電動機221の駆動回数、従ってラム2
37によるプレス操作数をカウントするために必要に応
じて設けられる。
している。
図と同じ部分は同じ符号を付して示す。
長さ方向に間隔を存して複数例えば3個の揺動支点軸2
51,252.253が設けられ、これら各揺動支点軸
251〜253のの両端に軸受252を設けである。て
こ部材250を挟んで一対の案内部材254が配置され
、この一対の案内部材254は装置本体220に水平方
向に形成された溝255に摺動可能に設けられる。各案
内部材254には案内溝255が形成され、この案内溝
256にはてこ部材250に設けられた揺動支点軸25
1,252,253のいずれかの軸受252が転勤自在
に挿入される。案内部材254には固定ねじ257が設
けてあり、装置本体220の溝255にはてこ部材25
0の各揺動支点軸251,252.253に夫々対応し
てねじ孔(図示せず)が設けである。
に沿っててこ部材250に設けた揺動支点軸251,2
52,253のいずれかに対応した位置に移動し、この
位置で固定ねじ257を溝256に設けたねじ孔に螺合
して締め付けて案内部材254を溝255に固定する。
251に対する位置に固定し、揺動支点軸251の軸受
252を案内溝255に挿入している。
、電動機によりクランク軸222が回転されて昇降軸2
23が昇降すると、てこ部材250が揺動支点軸251
を支点として揺動する。
の案内溝255に案内されて移動する。てこ部材250
の揺動によりヘッド236およびラム237が昇降する
。
軸を選択して案内部材で受けることにより、力点である
ヘッドにおける力の大きさを変えることができる。
れずに、各種の分野の機械装置に広く適用することがで
きる。
ば、てこ部材を揺動支点レギュレータで支持することに
より、てこ部材に連結する力点レギュレータおよび作用
点レギュレータの運動の形態を拡大することができる。
レギュレータで支持したてこ部材を使用することにより
、被駆動手段を機械動作に適した運動を行なわせて合理
的且つ確実な機械動作をさせることができ、各分野の機
械に広く使用できる。
実施例を示すもので、第1図ないし第4図は揺動支点型
てこ装置の概略的構成の実施例を示す図、第5図ないし
第10図は第1図ないし第4図に示す揺動支点型てこ装
置の各部の動作軌跡を示す図、第11図ないし第18図
は揺動支点型てこ装置の揺動支点部の例を示す図、第1
9図ないし第46図は本発明の機械装置の実施例を示す
もので、第19図は揺動支点型てこ装置を搭載した平面
研削盤を示す図、第20図は平面研削盤の電気的制御系
を示すブロックダイヤグラム、第21図は揺動支点型て
こ装置搭載した制振装置を示す図、第22図は制振装置
の電気的制御系を示すブロックダイヤグラム、第23図
は揺動支点型てこ装置を搭載したポンプを示す図、第2
4図は揺動支点型てこ装置を搭載したショックアブソー
バを示す図、第25図は複数の揺動支点型てこ装置を組
合せた構成を示す図、第26図は揺動支点型てこ装置を
搭載したテーブル駆動装置を示す図、第27図ないし第
29図は第26図で示すテーブル駆動装置の各部の動作
軌跡を示す図、第30図ないし第46図は揺動支点型て
こ装置を搭載したプレス装置を示すもので、第30図な
いし第38図はプレス装置の一実施例を示し、第30図
および第31図はプレス装置の構成を示す図、第32図
および第33図はてこ部材を示す図、第34図および第
35図はヘッドを示す図、第36図ないし第38図はプ
レス動作を示す図、第39図ないし第42図はプレス装
置の他の実施例を示し、第39図ないし第41図はプレ
ス装置の構成を示す図、第42図はプレス装置の電気的
制御系を示すブロックダイヤグラム、第43図ないし第
46図はプレス装置の他の実施例の構成を示す図、第4
7図ないし第51図は従来のてこ装置を示す図である。 1・・・てこ部材、2・・・支点、5・・・力点レギュ
レ−タ、8・・・作用点レギュレータ、31・・・ラム
、32・・・カム、35・・・てこ部材、36・・・こ
ろ、38・・・ころ、39・・・支点軸、40・・・案
内部材、42.43・・・ヘッド。
Claims (2)
- (1)支点により回動自在に支持されたてこ部材と、こ
のてこ部材の一端に連結された力点レギュレータと、前
記てこ部材の他端に連結された作用点レギュレータとを
具備し、前記支点は変位自在に設けられていることを特
徴とする揺動支点型てこ装置。 - (2)支点により回動自在に支持されたてこ部材と、こ
のてこ部材の支点を変位自在に支持する支点案内部材と
、前記てこ部材の一端に連結しててこ部材に駆動力を与
える駆動手段と、前記てこ部材の他端に連結されててこ
部材の動作により駆動される被駆動手段とを具備したこ
とを特徴とする機械装置。
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