JPH0390251A - 異形条の製造方法 - Google Patents
異形条の製造方法Info
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- JPH0390251A JPH0390251A JP22699789A JP22699789A JPH0390251A JP H0390251 A JPH0390251 A JP H0390251A JP 22699789 A JP22699789 A JP 22699789A JP 22699789 A JP22699789 A JP 22699789A JP H0390251 A JPH0390251 A JP H0390251A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電気又は電子機器等の接点、端子、コネクタ
ー、リードフレーム等に用いられる異形条の製造方法に
関する。
ー、リードフレーム等に用いられる異形条の製造方法に
関する。
(従来の技術及びその!Ia)
従来、異形条は平板を切削又はVミル圧延して1遺して
いたが、前者は切削に伴う材料ロスが多い為、又後者は
加工速度が遅いため、いずれも製造コストが嵩むもので
あった。
いたが、前者は切削に伴う材料ロスが多い為、又後者は
加工速度が遅いため、いずれも製造コストが嵩むもので
あった。
こΦようなことから、平板条の製造に用いられていた直
接圧延方法、即ち所定間隔をあけて配置した一対の冷却
ロール間に溶融金属を注入し、これを凝固、圧延する方
法、を異形条の製造に応用することが提案された。この
方法によれば、材料ロスが少なく且つ高速製造が可能で
あるが、異形条の厚肉部の凝固が遅れて厚肉部に割れが
生じるという問題があった。つまり直接圧延方法では、
例えば第4図にその装置の側面図を示したように、所定
間隔をあけて水平に配置した一対の冷却ロールの間隙全
体に溶融金属11を注入する為、厚肉部を有する断面凸
条の異形条を製造するような場合は、一般に厚肉部の厚
さが薄肉部の3倍以上もある為、厚肉部の凝固が遅れて
厚肉部に割れが生じたり、或いは薄肉部が厚く不均一に
凝固して耳なみを生じたりして、高品質の異形条が得ら
れないという問題があった。
接圧延方法、即ち所定間隔をあけて配置した一対の冷却
ロール間に溶融金属を注入し、これを凝固、圧延する方
法、を異形条の製造に応用することが提案された。この
方法によれば、材料ロスが少なく且つ高速製造が可能で
あるが、異形条の厚肉部の凝固が遅れて厚肉部に割れが
生じるという問題があった。つまり直接圧延方法では、
例えば第4図にその装置の側面図を示したように、所定
間隔をあけて水平に配置した一対の冷却ロールの間隙全
体に溶融金属11を注入する為、厚肉部を有する断面凸
条の異形条を製造するような場合は、一般に厚肉部の厚
さが薄肉部の3倍以上もある為、厚肉部の凝固が遅れて
厚肉部に割れが生じたり、或いは薄肉部が厚く不均一に
凝固して耳なみを生じたりして、高品質の異形条が得ら
れないという問題があった。
ctIIsを解決するための手段〕
本発明はかかる状況に鑑み鋭意研究の結果なされたもの
で、その目的とするところは高品質の異形条を効率よく
製造する方法を提供することにある。
で、その目的とするところは高品質の異形条を効率よく
製造する方法を提供することにある。
即ち本発明は、所定間隔をあけて配置した、回転する一
対の冷却ロールの一方の冷却ロールに少なくとも1個の
溝を設け、上記一対の冷却ロール間に溶融金属を注入し
、これを凝固、圧延せしめて、断面に少なくとも1個の
厚肉部を有する異形条を製造する方法において、一対の
冷却ロールの各々の周速を同一となし、且つ一対の冷却
ロール間への溶融金属の注入を溝を設けた冷却ロールの
上記溝を通して行うことを特徴とするものである。
対の冷却ロールの一方の冷却ロールに少なくとも1個の
溝を設け、上記一対の冷却ロール間に溶融金属を注入し
、これを凝固、圧延せしめて、断面に少なくとも1個の
厚肉部を有する異形条を製造する方法において、一対の
冷却ロールの各々の周速を同一となし、且つ一対の冷却
ロール間への溶融金属の注入を溝を設けた冷却ロールの
上記溝を通して行うことを特徴とするものである。
本発明方法は、溶融金属を、異形条の厚肉部となる冷却
ロールの溝部に先行して注入して、上記溝部の溶融金属
を他の薄肉部より早めに凝固せしめて、圧延前に異形条
の断面全体が均一に凝固するようにしたものである。
ロールの溝部に先行して注入して、上記溝部の溶融金属
を他の薄肉部より早めに凝固せしめて、圧延前に異形条
の断面全体が均一に凝固するようにしたものである。
以下に本発明方法の実施1!様を図を参照して具体的に
説明する。第1図イは、本発明方法を実施する装置の一
例を示す側面図、同図口は同図イのA−A’断面矢視図
である。図において、1は溝を歌けた冷却ロール、2は
平坦面の冷却ロール、3はタンデイツシュである。
説明する。第1図イは、本発明方法を実施する装置の一
例を示す側面図、同図口は同図イのA−A’断面矢視図
である。図において、1は溝を歌けた冷却ロール、2は
平坦面の冷却ロール、3はタンデイツシュである。
この装置は溝を設けた冷却ロールl(以下溝ロールと略
記)の斜め上方に平坦面の冷却ロール2(以下千ロール
と略記)を、それぞれの両側に設けたつば4.5同士を
接触させて配置したもので、圧下点6において異形条7
の形状を形成するようにしたものである。
記)の斜め上方に平坦面の冷却ロール2(以下千ロール
と略記)を、それぞれの両側に設けたつば4.5同士を
接触させて配置したもので、圧下点6において異形条7
の形状を形成するようにしたものである。
而して上記溝ロールlの上方の溝8部にタンデイツシュ
3先端のノズル9の外周を上記溝8部の内周に摺動可能
に接触させて配置し、溶解炉10内の溶融金属11を、
ストッパー12にて溶融金属11の出湯量を調整してタ
ンデイツシュ3内に供給し、この溶融金属11をタンデ
イツシュ3先端のノズル9から、回転する溝ロールlの
溝8内に連続的に注入し、この溶融金属11を上記溝8
を通して、溝ロールl、溝ロール外周のつば4及び平ロ
ール2となす鋳型13内全体に供給して凝固させ、圧下
点6にて異形条7に圧延してコイラー14に巻取る方法
である。
3先端のノズル9の外周を上記溝8部の内周に摺動可能
に接触させて配置し、溶解炉10内の溶融金属11を、
ストッパー12にて溶融金属11の出湯量を調整してタ
ンデイツシュ3内に供給し、この溶融金属11をタンデ
イツシュ3先端のノズル9から、回転する溝ロールlの
溝8内に連続的に注入し、この溶融金属11を上記溝8
を通して、溝ロールl、溝ロール外周のつば4及び平ロ
ール2となす鋳型13内全体に供給して凝固させ、圧下
点6にて異形条7に圧延してコイラー14に巻取る方法
である。
第2図は、他の実施例装置の圧下点の断面図であって、
異形条7の形状は、溝ロール1、平ロール2及び平ロー
ル外周のつば5によって形成されている。
異形条7の形状は、溝ロール1、平ロール2及び平ロー
ル外周のつば5によって形成されている。
第3図は、第1図に示した装置の溝ロール1の溝日数を
2個となした装置の圧下点の断面図であって、この装置
によれば、2山の異形条17が製造できる。
2個となした装置の圧下点の断面図であって、この装置
によれば、2山の異形条17が製造できる。
本発明方法では、溝ロールと平ロールとのなす鋳型部位
への溶融金属の供給を上記溝ロールの溝を通して行って
、溝部における凝固を先行させるので、圧延前に厚肉部
と薄肉部の凝固が均一になされて、異形条の厚肉部に凝
固遅れによる割れが生じるようなことがない。
への溶融金属の供給を上記溝ロールの溝を通して行って
、溝部における凝固を先行させるので、圧延前に厚肉部
と薄肉部の凝固が均一になされて、異形条の厚肉部に凝
固遅れによる割れが生じるようなことがない。
上記において、溝部への溶融金属の注入位置は、鋳壁上
に成長する凝固層の厚さが時間の平方根に比例すること
を基にして正確に求めることができ本発明方法では溝ロ
ールと平ロールとの周速を同一よなすので、凝固厚さが
均一であれば、圧延時に異形条の薄肉部に歪を生じるこ
とがなく、耳なみなどの形状不良を起こすことがない。
に成長する凝固層の厚さが時間の平方根に比例すること
を基にして正確に求めることができ本発明方法では溝ロ
ールと平ロールとの周速を同一よなすので、凝固厚さが
均一であれば、圧延時に異形条の薄肉部に歪を生じるこ
とがなく、耳なみなどの形状不良を起こすことがない。
以下に本発明を実施例により詳細に説明する。
実施例1
第1図に示した直接圧延装置を用いて純銅製異形条を製
造した。上記装置において、平ロール2は溝ロール1に
対し、双方の中心点を結ぶ線と水平線とのなす角θが3
0°になるように配置した。
造した。上記装置において、平ロール2は溝ロール1に
対し、双方の中心点を結ぶ線と水平線とのなす角θが3
0°になるように配置した。
溝及び平ロール1,2及び各々のっぽ4.5の材料には
鋳鉄を用いた。
鋳鉄を用いた。
又溝ロールlは、外寸が300−φX81.4m’で外
周に深さ3.0閣、幅30.2 mの溝8を設け、両側
に352mφX 34.3 tm−のつば4を溝ロール
1と同心円状に1個ずつ取付けたものであり、又平ロー
ル2は、外寸が300園φX81.0−〇で、両側に2
50asφX 34.5 m−のつば5を平ロール2と
同心円状に1個ずつ取付けたものであって、上記溝ロー
ル1と平ロール2のつは同±4゜5を接触させて形成さ
れる鋳型13の圧下点6の形状は、ト閣’X81mm’
の薄肉部の中央部分に41111’ X30.2am’
の厚肉部を有する断面凸型の形状のものとなる。
周に深さ3.0閣、幅30.2 mの溝8を設け、両側
に352mφX 34.3 tm−のつば4を溝ロール
1と同心円状に1個ずつ取付けたものであり、又平ロー
ル2は、外寸が300園φX81.0−〇で、両側に2
50asφX 34.5 m−のつば5を平ロール2と
同心円状に1個ずつ取付けたものであって、上記溝ロー
ル1と平ロール2のつは同±4゜5を接触させて形成さ
れる鋳型13の圧下点6の形状は、ト閣’X81mm’
の薄肉部の中央部分に41111’ X30.2am’
の厚肉部を有する断面凸型の形状のものとなる。
かかる装置を用いて純銅製異形条を製造するに当り、純
銅を150kg溶解炉にて溶融し1150°Cに加熱し
、次いでこの溶融w411をストッパー12を操作して
タンディッシ↓3に出湯し、このtIFjiit銅11
をタンデイツシュ3の先端のノズル9から溝ロールlの
溝部8に定量的に注入して溶融1i111!7110−
ル11溝ロールのつば4及び平ロール2により形成され
る鋳型内に供給し、凝固せしめ、圧下点にて圧延して、
断面凸型の異形条7を製造した。
銅を150kg溶解炉にて溶融し1150°Cに加熱し
、次いでこの溶融w411をストッパー12を操作して
タンディッシ↓3に出湯し、このtIFjiit銅11
をタンデイツシュ3の先端のノズル9から溝ロールlの
溝部8に定量的に注入して溶融1i111!7110−
ル11溝ロールのつば4及び平ロール2により形成され
る鋳型内に供給し、凝固せしめ、圧下点にて圧延して、
断面凸型の異形条7を製造した。
上記においてロール冷却は、図示しない冷却器により最
大200 It /sinの冷却水をロール表面に噴射
して行った。冷却後のロール表面の残留水滴は、圧縮空
気を吹付けて除去し、このあとロール表面に離型剤とし
て菜種油を最大50cc/win噴霧して塗布した。ロ
ール回転速度及び冷却水量は、鋳造スタート時にそれぞ
れ4rpm 、 30 it/winとし、1分後には
それぞれllrpm、150ffi/winの定常条件
に設定して10.4m/winの速度で純銅製異形条を
長時間連続して製造した。
大200 It /sinの冷却水をロール表面に噴射
して行った。冷却後のロール表面の残留水滴は、圧縮空
気を吹付けて除去し、このあとロール表面に離型剤とし
て菜種油を最大50cc/win噴霧して塗布した。ロ
ール回転速度及び冷却水量は、鋳造スタート時にそれぞ
れ4rpm 、 30 it/winとし、1分後には
それぞれllrpm、150ffi/winの定常条件
に設定して10.4m/winの速度で純銅製異形条を
長時間連続して製造した。
途中ロール回転速度を早め、欠陥を生じない範囲で最高
11.4 m /sinの製出速度を記録した。
11.4 m /sinの製出速度を記録した。
比較例1
実施例1において、溶融銅を溝ロールの溝部だけでなく
溝ロール全面に亘って注入した他は、実施例1と同じ方
法により純銅製異形条を製造した。
溝ロール全面に亘って注入した他は、実施例1と同じ方
法により純銅製異形条を製造した。
比較例2
実施例1において、溝ロールと平ロールの配置位置を逆
にして、溶融銅を平ロールの全面に亘って注入した他は
、実施例1と同じ方法により純銅製異形条を製造した。
にして、溶融銅を平ロールの全面に亘って注入した他は
、実施例1と同じ方法により純銅製異形条を製造した。
比較例3
実施例1において、平ロール及び平ロール両側に取付け
たつばを、外径がそれぞれ250emφ及び200履φ
、275閣φ及び225■φ、325■φ及び275閣
φ、350閣φ及び300閤φのものに代えた他は、実
施例1と同じ方法により純銅製異形条を製造した。
たつばを、外径がそれぞれ250emφ及び200履φ
、275閣φ及び225■φ、325■φ及び275閣
φ、350閣φ及び300閤φのものに代えた他は、実
施例1と同じ方法により純銅製異形条を製造した。
比較例4
第4図に示した従来の直接圧延装置を用い、溶融銅を対
をなす冷却ロールの上方よりロール全面に亘って注入し
た他は実施例1と同じ方法により純銅製異形条を製造し
た。
をなす冷却ロールの上方よりロール全面に亘って注入し
た他は実施例1と同じ方法により純銅製異形条を製造し
た。
斯くの如くして得られた各々の純銅製異形条について、
割れ及び薄肉部の耳なみの発生状況を調べた。結果は第
1表に示した。
割れ及び薄肉部の耳なみの発生状況を調べた。結果は第
1表に示した。
第1表より明らかなように、本発明方法品は、割れや耳
なみ等の欠陥が発生せず高品質のものであった。
なみ等の欠陥が発生せず高品質のものであった。
これに対し比較例1,2.4では、溶融銅を溝ロール又
は/及び平ロールの全面に注入した為に、厚肉部と薄肉
部の凝固形態がバランスせずに、例えば厚肉部の凝固を
優先させようとしてロールの回転速度を遅くすると、薄
肉部の凝固層が厚くなり又厚さが不均一となって耳なみ
が生じ、他方薄肉部の凝固状況に合わせてロールの回転
速度を早めると厚肉部が未凝固のまま圧延されて割れが
生じ、いずれにせよ健全な品質の異形条は得られなかっ
た。
は/及び平ロールの全面に注入した為に、厚肉部と薄肉
部の凝固形態がバランスせずに、例えば厚肉部の凝固を
優先させようとしてロールの回転速度を遅くすると、薄
肉部の凝固層が厚くなり又厚さが不均一となって耳なみ
が生じ、他方薄肉部の凝固状況に合わせてロールの回転
速度を早めると厚肉部が未凝固のまま圧延されて割れが
生じ、いずれにせよ健全な品質の異形条は得られなかっ
た。
又比較例3では溝ロールと平ロールの径が異なる為に双
方の周速が相違して圧延時に薄肉部に歪が生じて耳なみ
が発生した。
方の周速が相違して圧延時に薄肉部に歪が生じて耳なみ
が発生した。
以上純銅製異形条の場合について説明したが、8%りん
青銅やりん脱酸銅についても実施例1と同様の方法によ
り前者は8m/sin、後者は10m/minの高速度
で、高品質の異形条を製造できることをn!認した。ま
た上記方法にて製造された異形条の組織は、加工組織を
呈しており機械的性質に優れたものであった。
青銅やりん脱酸銅についても実施例1と同様の方法によ
り前者は8m/sin、後者は10m/minの高速度
で、高品質の異形条を製造できることをn!認した。ま
た上記方法にて製造された異形条の組織は、加工組織を
呈しており機械的性質に優れたものであった。
又第2図に示したロール構成の直接圧延装置を用いても
、実施例1と同様にして高品質の異形条が得られること
を確認した。
、実施例1と同様にして高品質の異形条が得られること
を確認した。
又近年需要の増えた厚肉部を2個有する純銅製異形条を
、第3図に示したロール構成の装置を用いて製造したと
ころ、10m/winの高速度で実施例1と同じ高品質
の異形条が製造できた。
、第3図に示したロール構成の装置を用いて製造したと
ころ、10m/winの高速度で実施例1と同じ高品質
の異形条が製造できた。
尚、上記において、異形条は1m+’ X 110mm
’の薄肉部の中央部に4m’X30m’の厚肉部を2個
所形成した構造のものであり、製造条件は冷却水量を4
00 !!、/winとした他は実施例1と同じ条件で
製造した。
’の薄肉部の中央部に4m’X30m’の厚肉部を2個
所形成した構造のものであり、製造条件は冷却水量を4
00 !!、/winとした他は実施例1と同じ条件で
製造した。
本発明方法により製造した異形条は、そのままの状態で
使用することができるが、用途によっては、異形ロール
による圧延やサイドスリッター等の加工を加えて寸法精
度を高めて使用するのが好ましい。
使用することができるが、用途によっては、異形ロール
による圧延やサイドスリッター等の加工を加えて寸法精
度を高めて使用するのが好ましい。
比較例3のように溝ロールと平ロールのロール径が異な
る場合も、各々のロールを個別に駆動させて双方の周速
を一致させれば耳なみのない高品質の異形条が得られる
ことは言うまでもない。
る場合も、各々のロールを個別に駆動させて双方の周速
を一致させれば耳なみのない高品質の異形条が得られる
ことは言うまでもない。
以上述べたように、本発明によれば高品質の異形条を高
速度で歩留りよく製造することができ、工業上顕著な効
果を奏する。
速度で歩留りよく製造することができ、工業上顕著な効
果を奏する。
第1図イ、口は、本発明方法を実施する装置の一例を示
すそれぞれ側面及び断面説明図、第2゜3図は、本発明
方法を実施する装置の他の例を示す断面説明図、第4図
は、従来の方法を実施する装置の側面説明図である。 1・・・溝ロール、 2・・・平ロール、 3・・
・タンデイツシュ、 4.5・・・つぼ、 8・・・溝
。
すそれぞれ側面及び断面説明図、第2゜3図は、本発明
方法を実施する装置の他の例を示す断面説明図、第4図
は、従来の方法を実施する装置の側面説明図である。 1・・・溝ロール、 2・・・平ロール、 3・・
・タンデイツシュ、 4.5・・・つぼ、 8・・・溝
。
Claims (1)
- 所定間隔をあけて配置した、回転する一対の冷却ロール
の一方の冷却ロールに少なくとも1個の溝を設け、上記
一対の冷却ロール間に溶融金属を注入し、これを凝固、
圧延せしめて、断面に少なくとも1個の厚肉部を有する
異形条を製造する方法において、一対の冷却ロールの各
々の周速を同一となし、且つ一対の冷却ロール間への溶
融金属の注入を溝を設けた冷却ロールの上記溝を通して
行うことを特徴とする異形条の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22699789A JPH0390251A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 異形条の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22699789A JPH0390251A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 異形条の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0390251A true JPH0390251A (ja) | 1991-04-16 |
Family
ID=16853896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22699789A Pending JPH0390251A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 異形条の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0390251A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1566289A2 (en) | 2004-02-19 | 2005-08-24 | Shimano Inc. | Bicycle hub |
KR20160070501A (ko) * | 2014-12-10 | 2016-06-20 | 주식회사 포스코 | 주조 장치 |
-
1989
- 1989-09-01 JP JP22699789A patent/JPH0390251A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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