JPH0390206A - 熱延鋼板の冷却制御方法 - Google Patents
熱延鋼板の冷却制御方法Info
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- JPH0390206A JPH0390206A JP1226626A JP22662689A JPH0390206A JP H0390206 A JPH0390206 A JP H0390206A JP 1226626 A JP1226626 A JP 1226626A JP 22662689 A JP22662689 A JP 22662689A JP H0390206 A JPH0390206 A JP H0390206A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/74—Temperature control, e.g. by cooling or heating the rolls or the product
- B21B37/76—Cooling control on the run-out table
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、熱間仕上圧延機と巻取り機との間に設けられ
ている冷却装置による熱延綱板の冷却制御方法に関する
ものである。
ている冷却装置による熱延綱板の冷却制御方法に関する
ものである。
従来、熱間圧延工程において、仕上圧延後の熱延鋼板は
、熱間仕上圧延機と巻取り機との間に設けられている冷
却装置により冷却制御されて巻取り機に巻取られている
,この冷却制1nは、例えば板厚、通板速度、熱間粗圧
延温度、熱間仕上圧延温度および巻取り温度等のサンプ
リングされた情報を計算機に入力すると共に、その演算
結果に基づいて、冷却される熱延鋼板の材質面を考慮し
て最適な冷却速度になるように冷却装置からの冷却水の
注水量を制御して行われている。そして、このような熱
延mlの冷却制御を精度よく行うため一般に、11m板
温度変化の最大なものを想定して、前記板厚、通板速度
、熱間粗圧延温度、熱間仕上圧延温度および巻取り温度
等のサンプリングが一定の時間または一定の距離ごとに
周期的に実施されている。(例えば、特公昭58−15
202号公報、特開昭58−221606号公報)(発
明が解決しようとするL1題) ところで、近年は、熱延鋼板の材質面の要求から、冷却
装置の冷却能力の範囲が拡大されると共に、温度制御精
度の向上のため、冷却装置の注水1tlI制御単位が細
分化され、しかも鋼板の冷却制御単位長さも短くなって
いる。このため、上述した特公昭5B −15202号
公報、特開昭58−221606号公報に述べられてい
るような、鋼板温度変化の最大なものを想定した一定時
間または一定IligIごとのサンプリング周期では、
不必要なサンプリングを行って計算機の負荷を増大(!
!剰な計算等)させたり、鋼板の温度制御精度を充分確
保できないサンプリング周期で冷却制御したりしている
問題が生じた。
、熱間仕上圧延機と巻取り機との間に設けられている冷
却装置により冷却制御されて巻取り機に巻取られている
,この冷却制1nは、例えば板厚、通板速度、熱間粗圧
延温度、熱間仕上圧延温度および巻取り温度等のサンプ
リングされた情報を計算機に入力すると共に、その演算
結果に基づいて、冷却される熱延鋼板の材質面を考慮し
て最適な冷却速度になるように冷却装置からの冷却水の
注水量を制御して行われている。そして、このような熱
延mlの冷却制御を精度よく行うため一般に、11m板
温度変化の最大なものを想定して、前記板厚、通板速度
、熱間粗圧延温度、熱間仕上圧延温度および巻取り温度
等のサンプリングが一定の時間または一定の距離ごとに
周期的に実施されている。(例えば、特公昭58−15
202号公報、特開昭58−221606号公報)(発
明が解決しようとするL1題) ところで、近年は、熱延鋼板の材質面の要求から、冷却
装置の冷却能力の範囲が拡大されると共に、温度制御精
度の向上のため、冷却装置の注水1tlI制御単位が細
分化され、しかも鋼板の冷却制御単位長さも短くなって
いる。このため、上述した特公昭5B −15202号
公報、特開昭58−221606号公報に述べられてい
るような、鋼板温度変化の最大なものを想定した一定時
間または一定IligIごとのサンプリング周期では、
不必要なサンプリングを行って計算機の負荷を増大(!
!剰な計算等)させたり、鋼板の温度制御精度を充分確
保できないサンプリング周期で冷却制御したりしている
問題が生じた。
本発明は、上記の事情に鑑み、計算機の負荷を増大させ
ることなく、且つ鋼板の温度制御精度を充分確保したサ
ンプリング周期でもって、熱間圧延工程における熱延鋼
板の冷却制御方法を提供することを目的とするものであ
る。
ることなく、且つ鋼板の温度制御精度を充分確保したサ
ンプリング周期でもって、熱間圧延工程における熱延鋼
板の冷却制御方法を提供することを目的とするものであ
る。
上記目的を達成するため、本発明に係わる熱延調板の冷
却制御方法は、板厚、通板速度、熱間粗圧延温度、熱間
仕上圧延温度および巻取り温度等のサンプリング情報に
基づいて、熱間仕上圧延機と巻取り機との間に設けられ
ている冷却装置の注水すべき制御単位をオン・オフ制御
して熱延鋼板を冷却制御する方法において、[1]:実
測された熱間粗圧延後の鋼板温度から予測される熱間仕
上圧延後の鋼板長手方向の温度勾配、[2]:加減速率
等の仕上圧延条件から予測される熱間仕上圧延後の鋼板
長手方向の温度勾配、[3]:熱間仕上圧延速度変化に
よる冷却時間変化に伴い予測されるl鋼板長手方向の温
度勾配の内、少なくとも一つの鋼板長手方向の温度勾配
(ΔTt/Δx)を元に、下記(1)式を満たす鋼板圧
延方向の温度制御長さ(Lx〕をサンプリング周期とし
て熱延鋼板を冷却制御するものである。
却制御方法は、板厚、通板速度、熱間粗圧延温度、熱間
仕上圧延温度および巻取り温度等のサンプリング情報に
基づいて、熱間仕上圧延機と巻取り機との間に設けられ
ている冷却装置の注水すべき制御単位をオン・オフ制御
して熱延鋼板を冷却制御する方法において、[1]:実
測された熱間粗圧延後の鋼板温度から予測される熱間仕
上圧延後の鋼板長手方向の温度勾配、[2]:加減速率
等の仕上圧延条件から予測される熱間仕上圧延後の鋼板
長手方向の温度勾配、[3]:熱間仕上圧延速度変化に
よる冷却時間変化に伴い予測されるl鋼板長手方向の温
度勾配の内、少なくとも一つの鋼板長手方向の温度勾配
(ΔTt/Δx)を元に、下記(1)式を満たす鋼板圧
延方向の温度制御長さ(Lx〕をサンプリング周期とし
て熱延鋼板を冷却制御するものである。
ΔT0≧Lx XΔT2/Δx −(1)但し、Δ’
roili板の温度制御精度そして、(+)式を満たす
鋼板圧延方向の温度制御長さ(Lx )を、冷却装置の
最も短い制御単位の整数倍の長さ値にするとよい。
roili板の温度制御精度そして、(+)式を満たす
鋼板圧延方向の温度制御長さ(Lx )を、冷却装置の
最も短い制御単位の整数倍の長さ値にするとよい。
本発明は、鋼板長手方向の温度勾配(ΔT%/ΔX)と
調板の温度制御精度(±ΔT、)とを元に鋼板圧延方向
の温度制御長さ(Lx )を求め、この長さをサンプリ
ング周期とするものであるから、不必要なサンプリング
を行うことがなく、従って、計算機の負荷の増大を防止
することができ、且つw4仮の温度制御精度を充分確保
することができる。
調板の温度制御精度(±ΔT、)とを元に鋼板圧延方向
の温度制御長さ(Lx )を求め、この長さをサンプリ
ング周期とするものであるから、不必要なサンプリング
を行うことがなく、従って、計算機の負荷の増大を防止
することができ、且つw4仮の温度制御精度を充分確保
することができる。
鋼板長手方向の温度勾配(ΔTt/ΔX)は、次に説明
する如くして求められる。
する如くして求められる。
実測された熱間粗圧延後の鋼板温度から予測される熱間
仕上圧延後の鋼板長手方向の温度勾配(ΔTl/ΔX)
は、第7図に示すような粗圧延完了後のラフバーの温度
を計測することにより、最大の温度勾配(ΔTm/Δy
)を求めると共に、計測されたラフバー厚さ(Hl)、
!i板仕上げ厚さ(H8)を元に、下記(2)式により
求められる。
仕上圧延後の鋼板長手方向の温度勾配(ΔTl/ΔX)
は、第7図に示すような粗圧延完了後のラフバーの温度
を計測することにより、最大の温度勾配(ΔTm/Δy
)を求めると共に、計測されたラフバー厚さ(Hl)、
!i板仕上げ厚さ(H8)を元に、下記(2)式により
求められる。
ΔTl/Δx−K・ΔT、/Δ)’−Hs/Hm(2)
但し、K:補正係数(通常、約0.8である。)加減速
率等の仕上圧延条件から予測される熱間仕上圧延後の鋼
板長手方向の温度勾配(ΔT□/ΔX)は、計測された
加速率または減速率、ラフバー温度、仕上温度により、
例えば、第8図に示したラフバー温度が一定とした時の
仕上圧延の加速率に伴う仕上温度の変化のグラフ図から
理解できるように、加速率の関数として求められる。
率等の仕上圧延条件から予測される熱間仕上圧延後の鋼
板長手方向の温度勾配(ΔT□/ΔX)は、計測された
加速率または減速率、ラフバー温度、仕上温度により、
例えば、第8図に示したラフバー温度が一定とした時の
仕上圧延の加速率に伴う仕上温度の変化のグラフ図から
理解できるように、加速率の関数として求められる。
熱間仕上圧延速度変化による冷却時間変化に伴い予測さ
れるI仮長手方向の温度勾配(ΔT3/ΔX)は、計測
された加速率または減速率、仕上温度により、仕上圧延
の加速率または減速率に伴う!板の速度変化から冷却時
間の変化を求め、この冷却時間の変化の間の、@板の移
動距離ΔXと温度変化量の差ΔT、より求められる。
れるI仮長手方向の温度勾配(ΔT3/ΔX)は、計測
された加速率または減速率、仕上温度により、仕上圧延
の加速率または減速率に伴う!板の速度変化から冷却時
間の変化を求め、この冷却時間の変化の間の、@板の移
動距離ΔXと温度変化量の差ΔT、より求められる。
このようにして求められたΔTt/Δx〜ΔT3/Δχ
に基づき、例えば、下記(3)式から鋼板長手方向の温
度勾配(ΔTt/ΔX)を求め、ΔT、、/Δx”ΣΔ
T、/Δに −(3)4=7 この鋼板長手方向の温度勾配(ΔT1/ΔX)と、鋼板
に求められた温度制御精度(±ΔT0)とを元に前記(
1)式を満たす鋼板圧延方向の温度制御長さ(Lx )
を求め、この長さをサンプリング周期とすればよい。
に基づき、例えば、下記(3)式から鋼板長手方向の温
度勾配(ΔTt/ΔX)を求め、ΔT、、/Δx”ΣΔ
T、/Δに −(3)4=7 この鋼板長手方向の温度勾配(ΔT1/ΔX)と、鋼板
に求められた温度制御精度(±ΔT0)とを元に前記(
1)式を満たす鋼板圧延方向の温度制御長さ(Lx )
を求め、この長さをサンプリング周期とすればよい。
さらに、上記で求めた温度制御長さ(Lx)を、この温
度制御長さ(Lx )以内で冷却装置の最も短い@御単
位長さ(L mu)の整数倍の長さ値にしておくと、注
水の際のオン・オフ制御がし易くなる。
度制御長さ(Lx )以内で冷却装置の最も短い@御単
位長さ(L mu)の整数倍の長さ値にしておくと、注
水の際のオン・オフ制御がし易くなる。
〔実 施 例]
以下、本発明を実施例により説明する。
第1図は本発明の熱延綱板の冷却Itl 御方法に係わ
る熱間仕上圧延機の出側設備を中心とした概略図である
0図において、lは熱延!In板、2は熱間仕上圧延機
、3は冷却装置、4はテーブルローラ5は巻取り機、6
は熱間仕上圧延4i!2の出側に設けられた温度計、7
は巻取り機5の直前に設けられた温度計を示す。また同
量において、8はヘッドタンク、9は貯水ピット、10
は給水ポンプ、11は主給水配管、12はヘッドタンク
8からの溢流水を流す排水管、13はスルースビット、
14は冷却水戻り配管、15はノズルヘッダ、16は注
水制御単位ごとに設けられた開閉バルブ、17は流量計
、18は支管、19は主管、20はバルブを示し、これ
らによって冷却装置3が構成されている。
る熱間仕上圧延機の出側設備を中心とした概略図である
0図において、lは熱延!In板、2は熱間仕上圧延機
、3は冷却装置、4はテーブルローラ5は巻取り機、6
は熱間仕上圧延4i!2の出側に設けられた温度計、7
は巻取り機5の直前に設けられた温度計を示す。また同
量において、8はヘッドタンク、9は貯水ピット、10
は給水ポンプ、11は主給水配管、12はヘッドタンク
8からの溢流水を流す排水管、13はスルースビット、
14は冷却水戻り配管、15はノズルヘッダ、16は注
水制御単位ごとに設けられた開閉バルブ、17は流量計
、18は支管、19は主管、20はバルブを示し、これ
らによって冷却装置3が構成されている。
熱延綱板lは、図外の熱間圧延機により圧延され、最終
的には熱間仕上圧延機2により所定寸法に圧延される。
的には熱間仕上圧延機2により所定寸法に圧延される。
この後、テーブルローラ4上を通板し、巻取り機5に巻
取られる。この間、熱延鋼IIは冷却装置3により、例
えば第2図に示すような冷却パターンで、熱間仕上圧延
機2の出側鋼板温度FDTから材質をつ(り込む上で要
求される冷却速度CRでもって巻取り温度CTが得られ
るように冷却制御される。ところで、最近はこのような
材質面から要求される冷却速度CRおよび巻取り温度C
Tは従来と比べて範囲が拡大し、例えば、熱延鋼板lの
板厚4IllI相当で、冷却速度CRはlO〜100”
C/sec+巻取り温度CTは200〜600’Cとな
っている。
取られる。この間、熱延鋼IIは冷却装置3により、例
えば第2図に示すような冷却パターンで、熱間仕上圧延
機2の出側鋼板温度FDTから材質をつ(り込む上で要
求される冷却速度CRでもって巻取り温度CTが得られ
るように冷却制御される。ところで、最近はこのような
材質面から要求される冷却速度CRおよび巻取り温度C
Tは従来と比べて範囲が拡大し、例えば、熱延鋼板lの
板厚4IllI相当で、冷却速度CRはlO〜100”
C/sec+巻取り温度CTは200〜600’Cとな
っている。
このような状況の下で、設備的には水量密度が膨大とな
っており、これに対応させるため、給水面では第1図に
示すような冷却装置3としてヘッドタンク8を使用する
方式が採用され、また冷却制御部においては注水制御単
位が細分化され、1個乃至数個のノズルヘッダ15を1
グループとして開閉バルブ16を設は注水制御単位とし
ている。
っており、これに対応させるため、給水面では第1図に
示すような冷却装置3としてヘッドタンク8を使用する
方式が採用され、また冷却制御部においては注水制御単
位が細分化され、1個乃至数個のノズルヘッダ15を1
グループとして開閉バルブ16を設は注水制御単位とし
ている。
第3rpJは上記注水制御単位を複数個集め、上グルー
プU1〜u7および下グループL1〜L7の各々7グル
ープづつを例示する図で、S1〜S13は熱間仕上圧延
機2と巻取り機5との間の計算セクションを示す、この
図では計算セクションの長さとグループの長さとを同じ
例を示しているが、必ずしも同じにする必要はない、尚
、等ピッチに分割された計算セクション5L−313を
設定するのは、熱延鋼4Fiの冷却制御に当たり、冷却
ゾーン内における鋼板の温度降下量を予測することが必
要となるので、この計算セクション81〜513を元に
II鋼板温度を予測すると同時に、鋼板の温度降下量を
予測するためである。
プU1〜u7および下グループL1〜L7の各々7グル
ープづつを例示する図で、S1〜S13は熱間仕上圧延
機2と巻取り機5との間の計算セクションを示す、この
図では計算セクションの長さとグループの長さとを同じ
例を示しているが、必ずしも同じにする必要はない、尚
、等ピッチに分割された計算セクション5L−313を
設定するのは、熱延鋼4Fiの冷却制御に当たり、冷却
ゾーン内における鋼板の温度降下量を予測することが必
要となるので、この計算セクション81〜513を元に
II鋼板温度を予測すると同時に、鋼板の温度降下量を
予測するためである。
第4図は本発明の熱延綱板の冷却制御方法に係わる制御
系ブロック図であって、図において、初期情報とは、鋼
種、板厚、通板速度、予測熱間仕上圧延温度、注水パタ
ーン、目標巻取り温度等の初期情報を意味する。初期設
定は、前記初期情報および後記する学習制御により得ら
れた情報等に基づき、各グループ単位毎の注水すべき制
御単位を決定し、注水指令を出す、ダイナミック制御は
、実測されてくる板厚、通板速度および熱間仕上圧延温
度の情報と、後記する学習制御により得られた情報に基
づき、注水すべき制御単位をオン・オフ制御する。学習
制御は、目標巻取り温度と実測巻取り温度とに誤差が生
じた時、実測熱間仕上圧延温度、実測巻取り温度および
注水実績に基づき、計算セクションを元にした鋼板温度
予測に当たって補正する。フィードバック制御は、目標
巻取り温度と実測巻取り温度とに誤差が生じた時、巻取
り機5に近い方の注水制御単位の一部を、計算セクショ
ンを元にした鋼板温度予測にて注水する制御単位とは独
立にオン・オフ制御する。実績値収集は、初期情報の他
、鋼板の温度、学習係数等を収集貯蔵する。
系ブロック図であって、図において、初期情報とは、鋼
種、板厚、通板速度、予測熱間仕上圧延温度、注水パタ
ーン、目標巻取り温度等の初期情報を意味する。初期設
定は、前記初期情報および後記する学習制御により得ら
れた情報等に基づき、各グループ単位毎の注水すべき制
御単位を決定し、注水指令を出す、ダイナミック制御は
、実測されてくる板厚、通板速度および熱間仕上圧延温
度の情報と、後記する学習制御により得られた情報に基
づき、注水すべき制御単位をオン・オフ制御する。学習
制御は、目標巻取り温度と実測巻取り温度とに誤差が生
じた時、実測熱間仕上圧延温度、実測巻取り温度および
注水実績に基づき、計算セクションを元にした鋼板温度
予測に当たって補正する。フィードバック制御は、目標
巻取り温度と実測巻取り温度とに誤差が生じた時、巻取
り機5に近い方の注水制御単位の一部を、計算セクショ
ンを元にした鋼板温度予測にて注水する制御単位とは独
立にオン・オフ制御する。実績値収集は、初期情報の他
、鋼板の温度、学習係数等を収集貯蔵する。
上述の熱延m仮の冷却制御方法に係わる制御系を元に、
熱間圧延仕上温度約850°Cの厚さ2+u++の鋼板
(コイル長さ約710m)を、通板速度条件;初期61
0m/miロ、加速度0.1僧/3富で、巻取り温度5
50°C1温度制御猜度±10℃を目標に、且つ上記(
1)式より求められた鋼板圧延方向の温度制御長さ4.
92mで冷却制御を行ったところ、鋼板の先端からの冷
却状態は第5TyJに示すような結果であった。また比
較のため、はぼ同条件で、且つ従来方式により求めた温
度制御長さ1.64mで冷却制御を行った結果を第6図
に示す。
熱間圧延仕上温度約850°Cの厚さ2+u++の鋼板
(コイル長さ約710m)を、通板速度条件;初期61
0m/miロ、加速度0.1僧/3富で、巻取り温度5
50°C1温度制御猜度±10℃を目標に、且つ上記(
1)式より求められた鋼板圧延方向の温度制御長さ4.
92mで冷却制御を行ったところ、鋼板の先端からの冷
却状態は第5TyJに示すような結果であった。また比
較のため、はぼ同条件で、且つ従来方式により求めた温
度制御長さ1.64mで冷却制御を行った結果を第6図
に示す。
上記第5図および第6図から明らかなように、温度制御
の面ではいずれも温度制御精度の±10°Cの範囲内で
制御されており良好であったが、計算機の負荷について
調査してみると、従来法では平均的45%、最大時75
%であった負荷が、本発明法では平均的32%、最大時
48%と太き(改善されていた。
の面ではいずれも温度制御精度の±10°Cの範囲内で
制御されており良好であったが、計算機の負荷について
調査してみると、従来法では平均的45%、最大時75
%であった負荷が、本発明法では平均的32%、最大時
48%と太き(改善されていた。
〔発明の効果]
以上説明したように、本発明に係わる熱延@板の冷却制
御方法によれば、計算機の負荷を増大させることなく、
且つ鋼板の温度制御精度を充分確保したサンプリング周
期でもって、熱間圧延工程における熱延綱板の冷却制御
ができる。
御方法によれば、計算機の負荷を増大させることなく、
且つ鋼板の温度制御精度を充分確保したサンプリング周
期でもって、熱間圧延工程における熱延綱板の冷却制御
ができる。
第1yIJは本発明の熱延綱板の冷却制御方法に係わる
熱間仕上圧延機の出側設備を中心とした概略図、第HQ
は鋼板の材質面から要求される冷却パターンの例図、第
3図は本発明に係わる冷却制御方法を説明するための説
明図、第4図は本発明の熱延!ll板の冷却制御方法に
係わるIII御系ブロック図、第51Mは本発明の熱延
鋼板の冷却制御方法による冷却制御状態図、第6図は従
来の熱延鋼板の冷却M御方法による冷却制御状m図、第
7図は粗圧延完了後のラフバー温度の実測グラフ図、第
8図はラフバー温度が一定とした時の仕上圧延の加速率
に伴う仕上温度の変化のグラフ図である。 l 熱延鋼板 2 熱間仕上圧延機3 冷却装
置 4 テーブルローラ5 巻取り機、
6.7 温度計8 ヘッドタンク 15
ノズルヘッダ16 開閉バルブ 17 流量
計18 支管 19 主管20 バ
ルブ FDT 熱間仕上圧延機の出側鋼板温度CR冷却速度
CT !1取り温度CTN 冷却途中の
温度 U1〜U7 上グループ単位 L1〜L7 下グループ単位 S1〜313 計算セクション
熱間仕上圧延機の出側設備を中心とした概略図、第HQ
は鋼板の材質面から要求される冷却パターンの例図、第
3図は本発明に係わる冷却制御方法を説明するための説
明図、第4図は本発明の熱延!ll板の冷却制御方法に
係わるIII御系ブロック図、第51Mは本発明の熱延
鋼板の冷却制御方法による冷却制御状態図、第6図は従
来の熱延鋼板の冷却M御方法による冷却制御状m図、第
7図は粗圧延完了後のラフバー温度の実測グラフ図、第
8図はラフバー温度が一定とした時の仕上圧延の加速率
に伴う仕上温度の変化のグラフ図である。 l 熱延鋼板 2 熱間仕上圧延機3 冷却装
置 4 テーブルローラ5 巻取り機、
6.7 温度計8 ヘッドタンク 15
ノズルヘッダ16 開閉バルブ 17 流量
計18 支管 19 主管20 バ
ルブ FDT 熱間仕上圧延機の出側鋼板温度CR冷却速度
CT !1取り温度CTN 冷却途中の
温度 U1〜U7 上グループ単位 L1〜L7 下グループ単位 S1〜313 計算セクション
Claims (2)
- (1)板厚、通板速度、熱間粗圧延温度、熱間仕上圧延
温度および巻取り温度等のサンプリング情報に基づいて
、熱間仕上圧延機と巻取り機との間に設けられている冷
却装置の注水すべき制御単位をオン・オフ制御して熱延
鋼板を冷却制御する方法において、[1]:実測された
熱間粗圧延後の鋼板温度から予測される熱間仕上圧延後
の鋼板長手方向の温度勾配、[2]:加減速率等の仕上
圧延条件から予測される熱間仕上圧延後の鋼板長手方向
の温度勾配、[3]:熱間仕上圧延速度変化による冷却
時間変化に伴い予測される鋼板長手方向の温度勾配の内
、少なくとも一つの鋼板長手方向の温度勾配(ΔT_t
/Δ_x)を元に、下記(1)式を満たす鋼板圧延方向
の温度制御長さ(L_x)をサンプリング周期として熱
延鋼板を冷却制御することを特徴とする熱延鋼板の冷却
制御方法。 ΔT_0≧L_x×ΔT_t/Δ_x−(1)但し、Δ
T_0:鋼板の温度制御精度 - (2)鋼板圧延方向の温度制御長さ(L_x)を冷却装
置の最も短い制御単位の整数倍の長さ値にしたことを特
徴とする第1請求項に記載の熱延鋼板の冷却制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1226626A JPH0390206A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 熱延鋼板の冷却制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1226626A JPH0390206A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 熱延鋼板の冷却制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0390206A true JPH0390206A (ja) | 1991-04-16 |
Family
ID=16848146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1226626A Pending JPH0390206A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 熱延鋼板の冷却制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0390206A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006527790A (ja) * | 2003-06-18 | 2006-12-07 | エス・エム・エス・デマーク・アクチエンゲゼルシャフト | 二相組織を有するホットストリップを製造する方法及び設備 |
CN101733291A (zh) * | 2010-02-10 | 2010-06-16 | 东北大学 | 中厚板轧后冷却辊道速度的控制方法 |
JP2013035014A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | 厚鋼板の製造方法 |
CN103316930A (zh) * | 2013-06-11 | 2013-09-25 | 鞍钢股份有限公司 | 一种冷镦钢用盘条的控冷方法 |
CN104307891A (zh) * | 2014-11-07 | 2015-01-28 | 武汉钢铁(集团)公司 | 一种阶梯式热轧带钢产线层流冷却控制方法 |
CN104923569A (zh) * | 2014-03-20 | 2015-09-23 | 上海宝信软件股份有限公司 | 热轧层流冷却带钢时间速度图动态计算方法 |
-
1989
- 1989-08-31 JP JP1226626A patent/JPH0390206A/ja active Pending
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