JPH039011B2 - - Google Patents

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JPH039011B2
JPH039011B2 JP56503455A JP50345581A JPH039011B2 JP H039011 B2 JPH039011 B2 JP H039011B2 JP 56503455 A JP56503455 A JP 56503455A JP 50345581 A JP50345581 A JP 50345581A JP H039011 B2 JPH039011 B2 JP H039011B2
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JP
Japan
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container
containers
freezing
frozen
food
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Uorutaa Jei Donden
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SHEFU FURANSHISUKO Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D21/00Nestable, stackable or joinable containers; Containers of variable capacity
    • B65D21/02Containers specially shaped, or provided with fittings or attachments, to facilitate nesting, stacking, or joining together
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D21/00Nestable, stackable or joinable containers; Containers of variable capacity
    • B65D21/02Containers specially shaped, or provided with fittings or attachments, to facilitate nesting, stacking, or joining together
    • B65D21/0209Containers specially shaped, or provided with fittings or attachments, to facilitate nesting, stacking, or joining together stackable or joined together one-upon-the-other in the upright or upside-down position

Description

請求の範囲 1 伸長可能なシート状プラスチツク材料で形成
され、実質的に矩形状の蓋体により閉鎖される、
液体状食品の包装、冷凍、貯蔵用の上部解放の直
方形状容器であつて、 上記直方形状容器は、僅かに下方に収斂した概
して平行な両側壁部と僅かに下方に収斂した概し
て平行な両端末壁部とで画定されるとともに一方
の端末壁部の深さが他方の端末壁部の深さよりも
実質的に大となるように形成され、 上記両側壁部および両端末壁部と結合したひだ
状底部を有し、該ひだ状底部、両側壁部および一
方の端末壁部が互いに離間しかつ下方に収斂した
壁部を有する、少くとも2つの下方に伸びた実質
的に幅方向に平行な同等の深さのポケツト部を画
定する一方、該ひだ状底部、両側壁部および他方
の端末壁部が同一平面内で互いに離間する、少な
くとも2つの概して幅方向に水平に延びた棚部を
画定するとともに該隣合つた一対のポケツト部間
に1つの棚部を配置し、 上記各ポケツト部および各棚部は所定の形状寸
法をもつて画一的に形成し、当該各容器が空のと
き互いに入れ子状に重合わせ可能とする一方、当
該各容器が装填されているとき2つの装填容器を
互いに反転しかつ重合わせて層状に積重ね可能と
し、 上記シート状プラスチツク材料は冷凍過程にお
ける食品の膨張力に応じて伸長しかつ熱の迅速な
移動及び熱による伸長を可能ならしめるに充分な
厚さを有し、 上記隣合つたポケツト部間の空間の巾はポケツ
ト部の占有空間の巾よりも大きくし、2つの当該
容器を互いに反転して重合わせた際、各容器にお
けるポケツト部間の空間に遊〓が形成され、該遊
〓を介して各容器内に装填された内容物の冷凍時
におけるポケツト部の膨張を許容せしめると共に
運搬または貯蔵時における冷却流体を循環せしめ
るようにしたことを特徴とする、液体状食品の包
装、冷凍、貯蔵用容器。
2 容器頂部の長さ対幅の比が約2:1である、
第1項記載の容器。
3 容器の各壁部の上方縁部が外方に屈曲したへ
りで終わつており、該へりにシート状プラスチツ
ク材料で作られた蓋体を接合して気密封止する、
第1項記載の容器。
4 少なくとも2つのポケツト部と少なくとも2
つの棚部が設けられている、第1項記載の容器。
5 少なくとも3つのポケツト部と少なくとも3
つの棚部が設けられている、第1項記載の容器。
6 容器の各壁部に、垂直に伸びかつ水平に間隔
をもつて選択された部分を隣接部分に対し外方に
片寄らせて冷凍過程で装填内容物による各壁部の
中高そりを防止する伸長リブを設けた、第1項〜
第5項のいずれかに記載の容器。
7 容器の各角部において各壁部の上方縁部より
も下の箇所に外方に突出するとめ部を設け、これ
により空で入れ子式に重ねられた場合の各容器の
分離を容易ならしめる、第1項〜第5項のいずれ
かに記載の容器。
8 容器の両側壁部および両端末壁部に沿つて伸
びる上方縁部を外方に片寄らせて冷凍過程で装填
内容物によるこれら壁部の中高そりを防止する水
平伸長リブを設けた、第6項記載の容器。
9 伸長リブが水平伸長リブから下方に伸びてい
る、第8項記載の容器。
10 伸長リブが下方に各ポケツト部を画定する
側壁部の部分まで伸びている、第9項に記載の容
器。
11 一方の端末壁部が2つの下方に伸びる伸長
リブを有する、第10項記載の容器。
12 消費用に生産された食品が収納されてい
る、第6項または第10項記載の容器。
13 容器の各角部において各壁部の上方縁部よ
りも下の箇所に外方に突出するとめ部を設け、こ
れにより空で入れ子式に重ねられた場合の各容器
の分離を容易ならしめる、第6項記載の容器。
14 プラスチツク材料が高密度ポリエチレンで
ある、第1項、第6項、第7項、第8項、第9
項、第10項、第11項または第13項記載の容
器。
技術分野 本発明は食品、特にジユースやコンソメのよう
な非常に粘度の低いないしはある種のスープ、ス
ープ濃縮物あるいはシチユーのような粘度の高い
実質的に液体である食品の冷凍ならびにその後の
貯蔵に使用する容器に関する。さらに詳しくは、
この発明は特に大規模の食品作業に際して使用す
るための容器に関する。
背景技術 ホテル、病院、キヤフエテリアのような公共施
設用の上述の冷凍食品を工業的に生産する場合、
それらの容器は普通には食品の究極の消費者の眼
に触れることがないので、その外観はあまり重要
ではない。その結果、このような容器は、最も基
本的な要件を満たす最も安価な材料を使用して経
済的に大量生産される傾向にあり、通常種々のか
かる食品の冷凍とその後の貯蔵のために使用でき
るような寸法と形状を有するものである。しかし
ながら、できる限り経済的かつ融通性のあるよう
に容器を形成しようとする傾向はある種の固有な
不利益をもたらすこととなる。
このような目的のために広く使用されている容
器の一つは単なるプラスチツク性の袋である。か
かる袋に選択された食品を充たし、それを密封す
る際、その袋の中には冷凍時に食品が膨張するこ
とを可能ならしめるため、ある程度の空間を設け
ることが必要である。冷凍に先立ち、このように
充填、密封された袋を取扱うことは、その屈曲性
ならびにその内容物の流体的性質により、非常に
不便であり、この傾向は上記空間によつて多少と
も助長される。一旦冷凍されたのち、そのような
袋を処理、貯蔵することは、そのすべり易さと冷
凍に際しその内容物によつて形成された不定の形
のために非常に困難である。このような冷凍バツ
グを処理する場合、袋の破れや裂けがしばしば起
り、内容物の損失が発生する。このように上記の
如き冷凍した袋を満足な状態で冷蔵庫や冷凍室に
積重ねることは不可能である。このような問題を
なるべく抑制するため、冷凍工程に先立つて袋を
箱の中に収納することがよく行われている。これ
によつて冷凍された袋の取扱いや積重ねの際の問
題は減少するのであるが、袋に収容された食品を
冷凍するのに必要な時間は急激に長くなる。たと
えば一つの箱にスープ濃縮物の入つている容量が
1.9リツトルの袋3つを納め、これを通常の冷却
トンネル型フリーザーで冷却した場合、満足すべ
き程度まで冷凍するに約4〜5日かかるが、これ
らの袋を個々に冷凍した場合には時間単位で足り
る。
このような袋を使用する場合に遭遇するさらに
他の不利益は冷凍速度が食品全体を通して均一で
ないと云うことである。一般に氷結晶の寸法は冷
凍速度に反比例することが知られている。それ
故、冷凍速度があまりにも遅いときは食料の全体
あるいは部分の何れを問わず氷の結晶が充分に大
きな寸法にまで成長し、食品中の肉や野菜等の細
胞構造を破壊するようになる。このような細胞の
破壊は食品の有機的な性質、たとえば口当り、色
調、風合、香味などに好ましくない変化をもたら
す。加えて、微生物の成長を抑制するに充分な高
温あるいは化学的な保存剤でもつて予め処理され
なかつた、もしくは処理されることのできなかつ
た食品の場合、冷凍速度が極めて遅い食品の部分
において非常に有害な微生物の成長が進行する恐
れがある。
このような冷凍食品の製造において一般に使用
されている他の容器として、直方形状の堅固な壁
部を有する皿がある。熱の容易な移転を可能なら
しめるため、このような容器は一般にアルミニウ
ムで構成されている。このような堅固な壁部を持
つた容器の遭遇する大きな問題点の一つは、冷凍
した内容物によつて示されるドーミング
(doming)と云う現象である。ドーミングとはい
わゆる中高そりのことであつて、たとえば家庭用
冷蔵庫において製氷用型枠を用いて氷塊を作る場
合に見られるように、冷却作用が型枠内部に進展
するにつれて膨張した冷凍水により該型枠の側壁
面部および底壁面部の中央部分が隆起することを
いう。
このようなドーミング現象は容器の蓋の膨張、
ときには破裂さえも引き起し、冷凍された内容物
が曝気され、さらには製品の損失のみならず粗悪
化をももたらす。ドーミング現象による蓋の膨張
は、また、そのような容器の積重ねを不可能では
ないまでも極めて非実際的なものとする。容器の
充填量を少く押えることによつてこの問題を克服
する企てもあるが、これは明らかに空間と材料の
浪費をもたらし、その結果、このような容器によ
り冷凍、運搬あるいは貯蔵される食品の単位当り
の価格を上昇せしめることとなる。
発明の目的 本発明の目的は新しいかつ改良された、液体状
食品の包装、冷凍、貯蔵用容器を提供することに
ある。
本発明のもう1つの目的は液体状食品全体を実
質的に均一速度で冷凍する容器を提供することに
ある。
本発明の他の目的は液体状食品用容器の冷凍時
に“ドーミング”の発生を実質的に除去する容器
を提供することにある。
本発明のさらに別の目的は冷凍食品を収容して
いる複数の容器を積み重ね可能として輸送または
貯蔵時の空間利用効率を実質的に最大にせしめる
容器を提供することにある。
さらに、冷凍内容物が高嵩密度となるようにし
てこの取り扱いを容易化する容器を提供するとい
う利点がある。
発明の開示 上記の目的および利点は、上方において開放さ
れ、概して直方形状の伸長性シート状プラスチツ
クで形成された容器であつて、容積に比較して表
面積を最大にし、そこに収容されている食品を冷
凍工程において使用される冷却流体、通常、空気
に対する接触を最大ならしめるために設けた、少
くとも2つの巾方向の本質的に平行なポケツト部
を有するものを提供する本発明によつて実現する
ことができる。この明細書の目的において、「直
方形」なる言葉は4つの側部を有し、4つの直角
を有する形状として定義され、従つて、正方形を
も包含するものである。
さらに、これらのポケツト部はかかるポケツト
部の最大巾寸法より大きい間隔をもつて配置され
ており、容器の内容物を冷凍した後、2つの容器
を互いに反転して重合わせて完全に層状に積重ね
可能とされる。このように積重ねることにより、
各重合わせ容器対の上側の容器の頂部縁は実質的
に垂直に整列されることとなる。このように積重
ねられた容器はコンパクトであつて、それらを運
搬、貯蔵するに必要な空間の容積を最小にし、か
つ容積密度を最大ならしめる。
これらの容器が構成されるプラスチツク材料は
経済的であつて、容易に成形され得るものであ
り、かつ冷凍食品の膨張力によつて容易に伸長し
得るものである。従つて、容器の壁厚は熱移動速
度が最大となり、当該容器材料が伸長可能に出来
る限り薄くする必要がある。当業者にとつて適当
なプラスチツク材料を決定することは不当な困難
性なくなし得るところであろう。上に述べた前提
条件を非常に満足すべき程度に充たす材料は高密
度ポリエチレンであることが見出された。他方、
ポリスチレンは食品が冷凍の際膨張するにつれ、
あるいは該容器と冷凍した内容物を引続き処理す
る際に破裂し易いと云う点で一般には不適切であ
ることが見出された。
上記説明に鑑み、ポケツト部間の空間は、冷却
流体がこのようにして充填され、凍結され、積重
ねられた容器のポケツト部の廻りを連続的に循環
することを可能ならしめるのみならず、内容物が
冷凍するにつれポケツト部が膨張することを可能
ならしめるものでもある。
上記の理由でプラスチツク材料を出来る限り薄
くするには、壁部のある部分(以下便宜的に「伸
長リブ」と言う。)は外方に空間的に片寄らせ、
断面形状がS字または逆S字曲線状とされる接合
ライン部を介して隣接壁面部と接合させることが
好ましい。これらの部分と接合ライン部は適当な
薄さの壁部に強度と剛性を与えるのに役立つ。さ
らにこれらは内容物の冷凍過程において壁部に作
用する膨張力が接合ライン部の形状を歪め又は平
坦化させることにより該壁部を膨張させるのに役
立つ。これはプラスチツク材料の伸長性と共に本
質的に冷凍食品のドーミング現象を除くのに役立
つ。
その結果、本発明の容器は、冷凍された時点に
おいて食品の上部表面が概して平滑になるように
充分に充填される。これは材料と空間の浪費を除
去するものであるのみならず、そのように充たさ
れた容器を簡単かつ安価な蓋の中に取容すること
を可能ならしめるものであつて、たとえばこの蓋
はシート状プラスチツク材料で構成され、外方へ
折れ曲つた縁部として形成されているような容器
の上方の縁部に結合されていて、ドーミング現象
の結果破裂したり破壊される恐れがない。好まし
くは蓋は内容物の漏れるのを妨ぐために冷凍に先
立つて固定される。さらに、容器の平たい上面は
積重ねられたとき容器の安定性を確実ならしめ
る。蓋の形あるいは構造はそれが容器と冷凍した
内容物の適切な積重ねを可能ならしめる程充分に
平滑なものである限り本発明の成否に致命的なも
のではない。
本発明は、一面において、液体状の食品の包
装、冷凍および貯蔵に際して使用される物品を提
供するものであつて、該物品は次の事項によつて
特徴づけられる: 伸長可能なシート状プラスチツク材料で形成さ
れ、実質的に矩形状の蓋体により閉鎖される、液
体状食品の包装、冷凍、貯蔵用の上部解放の直方
形状容器であつて、 上記直方形状容器は、僅かに下方に収斂した概
して平行な両側壁部と僅かに下方に収斂した概し
て平行な両端末壁部とで画定されるとともに一方
の端末壁部の深さが他方の端末壁部の深さよりも
実質的に大となるように形成され、 上記両側壁部および両端末壁部と結合したひだ
状底部を有し、該ひだ状底部、両側壁部および一
方の端末壁部が互いに離間しかつ下方に収斂した
壁部を有する、少くとも2つの下方に伸びた実質
的に幅方向に平行な同等の深さのポケツト部を画
定する一方、該ひだ状底部は、両側壁部および他
方の端末壁部が同一平面内で互いに離間する、少
なくとも2つの概して幅方向に水平に延びた棚部
を画定するとともに該隣合つた一対のポケツト部
間に1つの棚部を配置し、 上記各ポケツト部および各棚部は所定の形状寸
法をもつて画一的に形成し、当該各容器が空のと
き互いに入れ子状に重合わせ可能とする一方、当
該各容器が装填されているとき2つの装填容器を
互いに反転しかつ重合わせて層状に積重ね可能と
し、 上記シート状プラスチツク材料は冷凍過程にお
ける食品の膨張力に応じて伸長しかつ熱の迅速な
移動及び熱による伸長を可能ならしめるに充分な
厚さを有し、 上記隣合つたポケツト部間の空間の巾はポケツ
ト部の占有空間の巾よりも大きくし、2つの当該
容器を互いに反転して重合わせた際、各容器にお
けるポケツト部間の空間に遊〓が形成され、該遊
〓を介して各容器内に装填された内容物の冷凍時
におけるポケツト部の膨張を許容せしめると共に
運搬または貯蔵時における冷却流体を循環せしめ
るようにしたことにある。
本発明の容器は包装された冷凍内容物の容積密
度を本質的に増加せしめ、これによつて大量の食
品の処理を著しく容易ならしめる。同時に本発明
の容器はその内容物を極めて迅速かつ均一な速度
で食品の全体を通して冷凍させることを可能なら
しめる。この結果、包装され冷凍された食品の全
体の製造時間を著しく短縮せしめるのみならず、
冷凍の間に形成される氷の結晶の寸法が小さく、
従つて肉や野菜の細胞の破壊を本質的に妨ぐこと
になるため、内容物の品質を著しく改善せしめる
ことになる。また、このような小さな氷結晶の寸
法は食品中に存在する改質剤、たとえば水和殿粉
のゲル構造の交差結合の破壊を最小に押えるもの
である。さらに冷凍が迅速かつ均一に行われるこ
とは、冷凍工程における食品中の望ましくない微
生物の成長を抑制する機能を有する。
本発明の容器を使用することによつて達成され
る冷凍速度の例を挙げると、高密度ポリエチレン
で作られた容器であつて、容量約1.9リツトルを
持ち、スープ濃縮物を収納した場合、約1〜2時
間で望ましい程度に内容物の冷凍が達成される。
【図面の簡単な説明】
本発明のさらに他の利点とより良き理解は、添
付の図面を参照して行う以下の詳細な記載から明
らかとなろう。
第1図は本発明により構成された液体食品を冷
凍しかつ貯蔵するための容器の好ましい形状の斜
視図である。
第2図は第1図に示した種類の2つの同じ容器
を運搬もしくは貯蔵のために積重ねた状態を示す
正面図である。
第3図は第2図における積重ねた容器を右側か
ら見た側面図である。
第4a図は第2図4a−4a線による部分的断
面図である。
第4b図は接合ライン上の冷凍食品の膨張力の
効果を示す、変形された第4a図の部分的断面部
分を表わす説明的表現図である。
第5図は3つの巾方向のポケツト部を持つた好
ましい変形例を示す斜視図である。
発明の好ましい実施態様 図面において、流体食品の冷凍と貯蔵のための
本発明容器の好ましい一例が数字10で示されてお
り、該容器はポリエチレンあるいはその他の適当
なプラスチツク材料の単一シートでもつて公知の
方法、たとえば真空成形の如き方法により成形さ
れて一対の概して平行な側壁部11,12が形成
され、これらは下方および内方に僅かに収斂する
関係を有し、同じく僅かに下方にかつ内方に収斂
した関係を有する対応する本質的に平行な端末壁
部13,14と接合している。一方の端末壁部1
3の深さは他方の端末壁部14の深さよりも本質
的に大であり、現実に製造された一例におけるこ
の関係は2:1である。側壁部および端末壁部の
上端は共通の水平面で終つており、本質的に直方
形の開放端15を形成し、これはプラスチツク材
料の直方形シート16によつて閉じられることが
出来る。この目的のために側壁部および端末壁部
の上端は外方に曲げられた縁17が設けられてお
り、これにヒートシールもしくは接着剤の使用に
よつて蓋16が接合されてよい。
側壁部11および12の下方の端は底部18に
よつて限定されており、この底部は深い方の端末
壁部13の下方の端から、側壁部11から側壁部
12に至る巾方向において均一の構造を持つ短い
方の端末壁部14の下端に向つてしわ状の通路と
なつて伸びている。この形状は下方に伸びている
巾方向のポケツト部19,20を与えることにな
り、ポケツト部19の場合において端末壁部13
および底部の上方への傾斜面21によつて限定さ
れ、ポケツト部20の場合には底部の上方への傾
斜面22,23で限定されている。ポケツト部の
最下端あるいは頂部は底部壁のそれぞれの面24
および25によつて限定されている。これらの面
は図面においては本質的に平面として表わされて
いるが、容器が充たされるとき、水平面上に支持
されて水平の開口部を与えるように頂点からの距
離が2つの頂点に対して同じである限り、横手方
向において曲つた形状を持つていてもよい。
それぞれ傾斜面21および22ならびに傾斜面
23および低い方の端末壁部14の最低部の間に
伸びている底部の概して水平な面26および27
は、容器の開放端から同じ深さになるように配列
されて、以下に説明する目的のための棚部を形成
する。
上記したように、本発明においては、内容物の
水平的な膨張を可能ならしめることにより冷凍過
程で内容物の膨張を許容出来るようにしており、
これによつて容器はその数層にわたる積重ねを可
能にするように本質的に平たい上方の面を有する
ことが出来る。
この目的のためにそしてさらに寸法的安定性を
与えるために、水平リブ28が側壁部11および
12および端末壁部13および14の上端の全周
をめぐつて伸びており、容器のその部分における
シート部材を空間的に外方に片寄らせることによ
つて形成されている。加うるに空間的に外方に突
出した面は好ましくはポケツト部19および20
を限定する側壁部の面29におけるように容器の
壁部をめぐつてある一定の間隔をもつて下方に伸
びていることが好ましい。また、一対の類似の膨
張部もしくはリブ30が深い方の端末壁部13に
設けられていてもよく、単一の巾広い膨張リブ3
1が短い方の端末壁部14に対して設けられてい
てもよい。これに関連して注目さるべきは、種々
の膨張リブの効果が単にシート材料の伸長性のみ
にあるのではなく、線32によつて明確に画定さ
れるように、シート材料における空間的に片寄つ
た面とその他の面間の接合部はいたるところでS
字または逆S字形断面を有し、これが平面方向に
ストレスを受けたとき、曲つた平たい形状となる
事実に由来することである。
対応する内方の壁面はすべて互いに下方に収斂
した関係に設けられている事実により、この容器
は互いに入れ子に収納することが出来るので、空
の状態で貯蔵する場合や運搬する場合に、相当量
の空間を節約することが出来る。しかしながら、
4つの角部に位置する水平ビーズ33のように外
方に突出した留部を設けることにより、各容器が
入れ子となつて他の中に挿入される程度を制限
し、それによつて必要時入れ子になつている容器
を迅速に取り出すことを容易にするのが好まし
い。
本発明の好ましい具体的変形例を第5図に35
として示す。この変形例は巾方向のポケツト部の
数が3つに増加され、追加されたポケツト部が数
36で示されている点が異るのみである。ポケツ
ト部の数は容器の全体の長さを変化させることな
しに増加せしめられてもよいが、一般的に云つ
て、追加のポケツト部は容器の容積を増大させる
ために用いられ、全長における付随的増加をもた
らす。他の点において、変形例の詳細は上記と同
じである。
JP56503455A 1980-10-29 1981-10-21 Expired - Lifetime JPH039011B2 (ja)

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JPS57501841A JPS57501841A (ja) 1982-10-14
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