JPH0389476A - コネクタのカバー - Google Patents

コネクタのカバー

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JPH0389476A
JPH0389476A JP22588589A JP22588589A JPH0389476A JP H0389476 A JPH0389476 A JP H0389476A JP 22588589 A JP22588589 A JP 22588589A JP 22588589 A JP22588589 A JP 22588589A JP H0389476 A JPH0389476 A JP H0389476A
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Tomoyuki Takahashi
智幸 高橋
Nobuo Tanitsu
信夫 谷津
Shuhei Hatakeyama
修平 畠山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 電子装置にケーブルを着脱自在に接続するコネクタに係
り、特にシールドケーブルの導入部での電磁シールド効
果を向上させたコネクタのカバーに関し、 ケーブル導入口におけるケーブルのシールド編組との電
気的接続が確実で、電磁シールド特性が良好なコネクタ
のカバーを提供することを目的とし、 ケーブル導入口を有しケーブルが結線されたコネクタを
挟持する一対のカバー半休からなるカバー本体と、形状
記憶合金よりなり、外周に雄ねじ部と内壁に突起とが形
成され、変態温度より高い温度にすることにより内径が
収縮してシールド編組に嵌着する円管状となる固定スリ
ーブと、該固定スリーブの外側に螺合する雌ねじ部と前
記ケーブル導入口に螺合するねじ部とを有する金属円筒
状の可動スリーブとを有し、前記カバー本体のケーブル
導入口には前記可動スリーブが螺合するねじ部が形成さ
れている槽底である。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電子装置にケーブルを着脱自在に接続するコ
ネクタに係り、特にシールドケーブルの導入部での電磁
シールド効果を向上させたコネクタのカバーに関する。
信号が複数本の導電線からなるケーブルで伝送され、コ
ネクタを介して装置に接続される場合、導電線やコネク
タ部から信号に外部雑音が侵入しないように、金属導体
の電磁シールドでこれらを覆っている。
ところが近年デジタル電子機器の普及に伴い、電子機器
から放射される電磁波が他の電子機器の動作に悪影響を
与える機会が多くなり、電子装置にEM I (Ele
ctro−Magnetic Interferenc
e :電磁環境妨害)対策を施すことが重要となってき
た。
そして電子装置と外部とのインターフェイスたルコネク
タ接続部に対しても電磁シールトノ完全性に対する要求
が強まっている。
〔従来の技術〕
第4図は従来のコネクタのカバーを示す分解斜視図であ
る。
図において1はケーブル側のコネクタで複数のコンタク
ト11が植設されている。2はコネクタ1に接続さたケ
ーブルで、複数本の絶縁電線21がシールド編組22で
覆われ、その外側を絶縁物のシース(外皮)23で被覆
されている。そしてコネクタ1とケーブル2との結線部
を電磁シールドし、ケーブル2を固定するためケーブル
の結線部を包囲して金属製のカバーが取付けられる。カ
バーは保守点検等のためコネクタから取り外せることが
必要で、通常は略同形のカバー半体31.32をコネク
タを挟持する如く組み合わせ、ねじ33で締めつけるこ
とによって取付けている。そしてケーブルは導電線は絶
縁被覆を有する導電綿の複数本を編組シールドで多いそ
の外側を絶縁体の外皮で覆ってなっている。
このケーブル2の固定は、ケーブルの一端で外皮23を
除去し、シールド編組22を外側に折り返して露呈させ
、絶縁電線21をコンタクト11に所定に結線した後、
折り返し部分22aを金属カバーの一方の半体31のケ
ーブル導入口31aの内側に設けられたケーブル取付は
部31bに位置せしめ、鞘状のクランプ金具34をねじ
35で締めつけることにより固定していた。これでシー
ルド編組22aは金属のカバー31に機械的に固定され
るとともに電気的にも接続されるようになっていた。
〔発明が解決しようとする課題] 上記従来の構造では締付けるクランプ金具とカバー側の
取付は部とで形成されるケーブル導入口が円形でなく、
シールド編組の外周に均等な締付は力が加わらないため
、シールド編組の全周をクランプ金具とカバー半体の導
入口に接触させることが困難で、シールド編組との間に
隙間が生じて電気的接続が不確実になりこの部分におけ
る電磁シールドが不充分になるという問題点があった。
この隙間を無くしてシールド編組とカバー及びクランプ
金具との密着性を増すためシールド1mの締付は部に導
電テープを巻きつけて外径を大きくするなども行われる
が導電テープの導電率が低いため良好で電気的導通を確
保できない。
信号の通路の周囲が隙間なく金属導体で包囲されている
場合が電磁シールド効果が最も大きく、外部へ妨害電磁
波の放出や、外部からの雑音電波の進入を防止できる。
この隙間から装置内部雑音電磁波の外部への漏洩や、外
部雑音電磁波の装置内部への侵入が起こり、電子装置の
筐体の電磁シールド作用が不十分になるという問題が生
じる。
本発明は上記問題点に鑑み創出されたもので、ケーブル
導入口におけるケーブルのシールド編組との電気的接続
が確実で、電磁シールド特性が良好なコネクタのカバー
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点は、 ケーブル導入口を有しケーブルが結線されたコネクタを
挟持する一対のカバー半体からなるカバー本体と、 形状記憶合金よりなり、外周に雄ねじ部と内壁に突起と
が形成され、変態温度より高い温度にすることにより内
径が収縮してシールド編組に嵌着する円管状となる固定
スリーブと、 該固定スリーブの外側に螺合する雌ねじ部と前記ケーブ
ル導入口に螺合するねじ部とを有する金属円筒状の可動
スリーブとを有し、 前記カバー本体のケーブル導入口には前記可動スリーブ
が螺合するねじ部が形成されていることを特徴とする本
発明のコネクタのカバーにより解決される。
〔作用] 形状記憶合金の復帰効果により円管状の固定スリーブが
ケーブルのシールド編組を全周で強固に締付けて、均一
な接触力でシールド編組の全周に良好に接続する。そし
て固定スリーブと可動スリーブ、および可動スリーブと
カバーとの接続はねじの螺合によって威されるため、全
周にわたった良好に接続され、シールド編組とコネクタ
のカバーとの間に隙間が生じることがなく電磁シールド
特性が向上する。
〔実施例〕
以下添付図により本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明のコネクタのカバーを示す分解斜視図、
第2図はケーブルの固定状態を示す断面図、第3図は他
の実施例を示す断面図である。なお全図を通じて同一符
号は同一対象物を表す。
第1図において、本発明のカバーは、金属製のカバー本
体4と、ケーブル2に嵌着される固定スリーブ5と、固
定スリーブをカバー本体に締結する可動スリーブ6とか
らなる。
カバー本体は、第4図で前述したと同様に結線後のコネ
クタ1を両側から挟持する一対のカバー半体41.42
からなり、組み合わせた時に後側に円CL 形開口となるケーブル導入口41a、4=i=4=を有
し、その内壁には雌ねじ43が形成されている。
固定スリーブ5は形状記憶合金よりなり、外周に雄ねじ
部51と内壁に突起52とが形成され、ケーブルへの取
付は前の状態では5”として示す如く、円周の一箇所で
切り開かれケーブル2の外径より大きい内径を有してい
る。 この製造は、例えば、Ni−Ti等の形状記憶合
金で、ケーブルのシールド編組の外周を所定の力で締結
するような内径の円管を形成し、外周に雄ねじ51を切
って5の形状に加工し、外周の一箇所を切断して形状記
憶のための熱処理を行う。そして常温で塑性加工により
切断箇所を押し広げて5′の状態とし、ケーブルのシー
ルド編組に簡単に遊嵌できるようにしである。
そして所定に前処理されたケーブル端のシールド編組露
呈部22゛ に被せて変態温度以上に加熱処理すること
により、内径が収縮して5の形状に戻り、シールド編組
に強固に嵌着する。
可動スリーブ6は金属製で、外周の後部には締めつけの
ための6角ナツト頭部61が形成され、前方にはカバー
本体4のケーブル導入口41a、42aの雌ねじ43に
螺合する雄ねじ部62が形成されている。
そして中心の貫通孔の内壁には固定スリーブ5の外周の
雄ねじ部51に螺合する雌ねじ部63が形成されている
なお上記の二組の螺合部に形成された二組のねじは互い
に逆ねじの関係に形成されており、例えば雌ねじ部43
、雄ねじ部62とからなる螺合部を右ねじとすると、雄
ねじ部外と雌ねじ部63は左ねしが切られている。
次に第2図により、上記槽底になるカバーによるケーブ
ルの固定方法を説明する。
まずケーブル2の外被を除去して、所定長の個別電線2
1を露出させシールド編組を折り返して、外被の外側に
露呈させる。そして、前述の方法で形状記憶合金よりな
る固定スリーブ5をシールド編組の折り返し部22”に
嵌着する。ついで個別電線21をコネクタのコンタクト
に所定に結線し、コネクタを挟んでカバー半体41.4
2を一体化し、図の(a)に示すように、ケーブル2の
外被端部に嵌着された固定スリーブ5が、ケーブル導入
口41.42の内側にくるようにする。そして可動スリ
ーブ6を矢印Aの如く押圧しつつ右回転させると、可動
スリーブ6の雄ねじ部62はケーブル糞入口の雌ねじ部
43に右側から螺入するとともに、固定スリーブ5の雄
ねじ部51が可動スリーブ6の雌ねじ部63に左側から
螺入して図の(b)の如くなる。この状態では、嵌着さ
れた固定スリーブ5が可動スリーブ6を介して、カバー
本体の4のケーブル導入口41a、42aに全周に隙間
なく密着するので、ケーブルのシールド編組22° と
カバー本体との導通は良好であり、ケーブル導入部にお
いて優れた電磁シールド効果が得られる。
第3図は、他の実施例を示す断面図で、この場合は図の
(a)の如くケーブル導入口41a、42aから外側に
円筒部44を突設し、その外周に、可動スリーブ6の雌
ねじ部63に螺合する雄ねじ部65を設けたものである
。そして可動スリーブ6を右方向に押圧しつつ回転させ
ると、可動スリーブ6の雌ねじ部63は固定スリーブ5
とカバーの円筒部44とにまたがってブリッジするよう
に螺合するので、図の(b)の如く固定スリーブとカバ
ーとはケーブルの全周にわたって強固に固定されるとと
もに、良好な電気的接続が達成される。
〔発明の効果〕
以上述べた如く本発明によれば、ケーブル導入口におけ
るケーブルのシールド編組との電気的接続をケーブルの
全周に対して確実に確保でき、ケーブル導入部の電磁シ
ールド特性が良好なカバーを提供することが可能となり
、インターフェイス用コネクタの電磁障害対策に極めて
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコネクタのカバーを示す分解斜視図、 第2図はケーブルの固定状態を示す断面図、第3図は他
の実施例を示す断面図、 第4図は従来のコネクタのカバーを示す分解斜視図、 である。 図において、 1−・・コネクタ、     11− コンタクト、2
−ケーブル、    21−個別電線、22・−・シー
ルド編組、  23−・・外被、4−金属製のカバー、
 41.42−カバー半体、lHa、42a−・・ケー
ブル導入口、43−雌ねじ部、    44−・円筒部
、45−・−雄ねじ部、     5−・固定スリーブ
、51−雄ねじ部、    52−突起、6−可動スリ
ーブ、  6t−・6角ナツト頭部、62−・・雄ねじ
部、    63−雌ねじ部、である。 (α)771父′−一伴化後 7−7”’/I/f)固定状箆乏示Vi午屓打l第 2
 図 (cL)′5T1hスリーブ締結前 (17)可動又11 7”締結イt イr:w t> *i*II g it tfr# i
第 3 口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  ケーブル導入口(41a、42a)を有しケーブル(
    2)が結線されたコネクタ(1)を挟持する一対のカバ
    ー半体(41、42)からなるカバー本体(4)と、形
    状記憶合金よりなり、外周に雄ねじ部(51)と内壁に
    突起(52)とが形成され、変態温度より高い温度にす
    ることにより内径が収縮してシールド編組(22′)に
    嵌着する円管状となる固定スリーブ(5)と、 該固定スリーブ(5)の外側に螺合する雌ねじ部(63
    )と前記ケーブル導入口(41a、42a)に螺合する
    ねじ部(62または63))とを有する金属円筒状の可
    動スリーブ(6)とを有し、 前記カバー本体(4)のケーブル導入口(41a、42
    a)には前記可動スリーブ(6)が螺合するねじ部(4
    3または45)が形成されていることを特徴とするコネ
    クタのカバー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04230974A (ja) * 1990-04-30 1992-08-19 Wl Gore & Assoc Gmbh 金属の接続体ハウジング
JPH0511355U (ja) * 1991-07-22 1993-02-12 日本エー・エム・ピー株式会社 ケーブル用金属スリーブ固定装置
US5713763A (en) * 1996-03-25 1998-02-03 Pmaelectro Ag Connector for shielded conductors and cables

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US5713763A (en) * 1996-03-25 1998-02-03 Pmaelectro Ag Connector for shielded conductors and cables

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