JPH0389301A - 金属塗装反射板 - Google Patents
金属塗装反射板Info
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- JPH0389301A JPH0389301A JP22672389A JP22672389A JPH0389301A JP H0389301 A JPH0389301 A JP H0389301A JP 22672389 A JP22672389 A JP 22672389A JP 22672389 A JP22672389 A JP 22672389A JP H0389301 A JPH0389301 A JP H0389301A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、光の反射板、特にテレビ、パソコン、ワー
プロ、自動車計器板、等の液晶表示装置や掲示板、広告
灯、照明装置等の反射板に関する。すなわち、光源から
の光を間接的に均一化して用いるため、光源を挟んで拡
散板を有する表示面に相対する場所に位置する反射板に
関する。
プロ、自動車計器板、等の液晶表示装置や掲示板、広告
灯、照明装置等の反射板に関する。すなわち、光源から
の光を間接的に均一化して用いるため、光源を挟んで拡
散板を有する表示面に相対する場所に位置する反射板に
関する。
従来の技術
上記のような反射板の代表例である液晶表示装置はテレ
ビ、パソコン、ワープロ、自動車計器板、等に薄型、軽
量である利点から急速に利用が広まっている。このよう
な液晶表示装置のバックライトの反射板としては下記の
ようなものが用いられてきた。
ビ、パソコン、ワープロ、自動車計器板、等に薄型、軽
量である利点から急速に利用が広まっている。このよう
な液晶表示装置のバックライトの反射板としては下記の
ようなものが用いられてきた。
（１）樹脂板に金属箔を貼付したり金属を蒸着して、鏡
面反射面を得たもの。
面反射面を得たもの。
（２）白色のフィラーを混入した樹脂板。
（３）金属板を用いその表面の鏡面反射面を得たもの。
解決すべき問題点
ところが上記（１）（３）のような鏡面反射板は意外な
ことに上記用途の反射板としてはあまり適さないことが
わかった。鏡面反射板の場合には反射光が表示面全体に
わたって均一な強さになりにくい、よって最近要求され
ている広い面積の液晶表示面全体の高輝度化にはとても
対応できない。
ことに上記用途の反射板としてはあまり適さないことが
わかった。鏡面反射板の場合には反射光が表示面全体に
わたって均一な強さになりにくい、よって最近要求され
ている広い面積の液晶表示面全体の高輝度化にはとても
対応できない。
また上記（１）（２）のように樹脂の場合は、肉厚を厚
くしない（２ｍ程度以上）と筐体が変形し品く熱にも弱
いので、結局重くなったり表示装置全体も厚くなったり
、かなりの量の導電性フィラーを混入しない限り電磁遮
蔽効果もない、さらに樹脂の成形用金型は高価でありモ
デルチェンジの頻繁なこの分野ではイニシャルコストの
上昇につながる。
くしない（２ｍ程度以上）と筐体が変形し品く熱にも弱
いので、結局重くなったり表示装置全体も厚くなったり
、かなりの量の導電性フィラーを混入しない限り電磁遮
蔽効果もない、さらに樹脂の成形用金型は高価でありモ
デルチェンジの頻繁なこの分野ではイニシャルコストの
上昇につながる。
問題を解決する為の手段
本発明者らは鋭意研究の結東 このような用途には（１
）広い面積範囲に均一な反射光を得るため鏡面反射より
分光立体角反射率の高いことが必要であること。
）広い面積範囲に均一な反射光を得るため鏡面反射より
分光立体角反射率の高いことが必要であること。
（２）シかも特にカラー液晶ではＲ（赤） Ｇ （ｉｔ
） Ｂ （青）どの波長の光に対しても均一な反射率が
必要であること。
） Ｂ （青）どの波長の光に対しても均一な反射率が
必要であること。
（３）分光立体角反射率を上げようとすると低下してし
まいが、ちな白色度（Ｌ値）も高いことが必要であるこ
とがわかった。
まいが、ちな白色度（Ｌ値）も高いことが必要であるこ
とがわかった。
そして、特定の顔料を特定量含有する塗膜を一定の厚さ
以上に被覆した塗装金属板を使用することによって上記
問題点を全て解爽することができることを見いだした。
以上に被覆した塗装金属板を使用することによって上記
問題点を全て解爽することができることを見いだした。
すなわち、チタン白顔料を５０重量％以上含有する塗膜
が厚さ２０μｍ以上被覆されていて、白色度（Ｌ値）が
９２承上でかつ波長４４０〜７００ｎｍの光に対する分
光立体角反射率が８８％以上であることを特徴とする金
属塗装反射板である。
が厚さ２０μｍ以上被覆されていて、白色度（Ｌ値）が
９２承上でかつ波長４４０〜７００ｎｍの光に対する分
光立体角反射率が８８％以上であることを特徴とする金
属塗装反射板である。
塗装の基板を金属板とするのは装置全体の薄肉化、軽量
化、熱放散性、電磁シールド性のためである。すなわち
樹脂板を基板にした場合と比べこれらの特性が著しく向
上する。金属板としては、鉄及びそれらの合金板・銅及
びそれらの合金板・アル１ニウム及びそれらの合金板等
種類を問わないが、熱伝導性・軽量性・成形性を具備す
る等の観点からアルミニウム及びそれらの合金板が好ま
しい。
化、熱放散性、電磁シールド性のためである。すなわち
樹脂板を基板にした場合と比べこれらの特性が著しく向
上する。金属板としては、鉄及びそれらの合金板・銅及
びそれらの合金板・アル１ニウム及びそれらの合金板等
種類を問わないが、熱伝導性・軽量性・成形性を具備す
る等の観点からアルミニウム及びそれらの合金板が好ま
しい。
喚料の樹脂分の種類は特に問わない。アクリル系、メラ
主ン系、アクリルウレタン系、ポリウレタン系、シリコ
ーン系、シリコンポリエステル系、ポリエステル系、フ
ッ素系などいずれでも良い。
主ン系、アクリルウレタン系、ポリウレタン系、シリコ
ーン系、シリコンポリエステル系、ポリエステル系、フ
ッ素系などいずれでも良い。
耐候性、耐熱性の点からはフッ素系、シリコンポリエス
テル系、ポリエステル系、アクリル系が、成形性の点か
らはポリエステル系、アクリル系が、塗膜平滑性と鏡面
光沢性の点からはアクリル系が好ましく、これらすべて
の特性を満たすものとしてアクリル系がより好ましい。
テル系、ポリエステル系、アクリル系が、成形性の点か
らはポリエステル系、アクリル系が、塗膜平滑性と鏡面
光沢性の点からはアクリル系が好ましく、これらすべて
の特性を満たすものとしてアクリル系がより好ましい。
上記樹脂中にチタン白（二酸化チタン）の顔料を均一に
分散させて用いる。チタン白はアナターゼ形、ルチル形
いずれの結晶系のものでも使用できるが白色の着色力、
耐熱性、耐チ冒−キング性の点からルチル形の方が好ま
しい、また、硫酸バリウムや硫酸カルシウムとの混合物
として用いても良い、さらに反射率を向上させるために
はチタン白の粒度分布は細かい側はど好ましい。
分散させて用いる。チタン白はアナターゼ形、ルチル形
いずれの結晶系のものでも使用できるが白色の着色力、
耐熱性、耐チ冒−キング性の点からルチル形の方が好ま
しい、また、硫酸バリウムや硫酸カルシウムとの混合物
として用いても良い、さらに反射率を向上させるために
はチタン白の粒度分布は細かい側はど好ましい。
高い白色度（Ｌ値）と高い分光立体角反射率を得るには
塗膜中の単位体積当りのチタン白顔料の容積密度と塗膜
の厚さが一定以上であることが重要である。ただし本発
明に用いる顔料と樹脂系では比重がほとんど一定の範囲
におさまるので「塗膜中の単位体積当りのチタン白顔料
の容積密度」の代わりに乾燥後の塗膜中のチタン白顔料
の重量％で規定することにする。すなわち本発明では乾
燥後の塗膜中のチタン白顔料の重量％を５０％以上とし
かつ塗膜厚さを２０μｍ以上とする。いずれかがこの歌
口より低いと光の透過損失が大きく分光立体角反射率が
下がる。＊た塗装は一層塗りでも多層塗りでも差し支え
ない０重要なのは最終乾燥塗膜厚で２０μｍ以上を確保
することである０分光立体角反射率向上のためには塗膜
は厚いほど好ましく５０ｐｍを超えると反射率の向上の
みでなく白色度（Ｌｉりが９５以上と著しく向上する。
塗膜中の単位体積当りのチタン白顔料の容積密度と塗膜
の厚さが一定以上であることが重要である。ただし本発
明に用いる顔料と樹脂系では比重がほとんど一定の範囲
におさまるので「塗膜中の単位体積当りのチタン白顔料
の容積密度」の代わりに乾燥後の塗膜中のチタン白顔料
の重量％で規定することにする。すなわち本発明では乾
燥後の塗膜中のチタン白顔料の重量％を５０％以上とし
かつ塗膜厚さを２０μｍ以上とする。いずれかがこの歌
口より低いと光の透過損失が大きく分光立体角反射率が
下がる。＊た塗装は一層塗りでも多層塗りでも差し支え
ない０重要なのは最終乾燥塗膜厚で２０μｍ以上を確保
することである０分光立体角反射率向上のためには塗膜
は厚いほど好ましく５０ｐｍを超えると反射率の向上の
みでなく白色度（Ｌｉりが９５以上と著しく向上する。
なお、本明細書中において分光立体角反射率とは ＪＩ
Ｓ Ｚ ８７２２ に規定される分光立体角反射率を
指し、白色度（Ｌ値）とはＪＩＳ Ｚ ８７２２
に規定する三刺激値ｘＹＺから ＪＩＳ Ｚ ８７
３０ の計算式によって求められるハンターの色差式に
おける明度指数を指す。
Ｓ Ｚ ８７２２ に規定される分光立体角反射率を
指し、白色度（Ｌ値）とはＪＩＳ Ｚ ８７２２
に規定する三刺激値ｘＹＺから ＪＩＳ Ｚ ８７
３０ の計算式によって求められるハンターの色差式に
おける明度指数を指す。
以上のような条件を満たした塗膜を有する金属塗装板は
、白色度（Ｌ値）が９２以上でかつ波長４４０〜７００
ｎｍの光に対する分光立体角反射率が全領域にわたって
８８％以上になっている。
、白色度（Ｌ値）が９２以上でかつ波長４４０〜７００
ｎｍの光に対する分光立体角反射率が全領域にわたって
８８％以上になっている。
ただしこの塗膜性能は最低限 反射面として機能する塗
膜だけが満たしていれば良く、多層塗りの場合には最上
面の塗膜（トップコート）だけがこの条件を満たしてい
れば良い。
膜だけが満たしていれば良く、多層塗りの場合には最上
面の塗膜（トップコート）だけがこの条件を満たしてい
れば良い。
また実際には各樹脂系に適する架橋剤・硬化剤（例えば
メラ主ン樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂）や溶剤
を適量混合し、また顔料を均一に分散させてから塗装を
行うのは当然である。
メラ主ン樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂）や溶剤
を適量混合し、また顔料を均一に分散させてから塗装を
行うのは当然である。
その他塗料には成形性向上成分として塩化ビニル樹脂等
を含んでも良い。
を含んでも良い。
なお一般にコイル状態の金属板を巻き戻しながら塗装し
その後でプレス・曲げ等の加工を行うプレコート方式の
方がコスト面から有利だが本願発明の金属塗装反射板は
この方式をとることが容易である。
その後でプレス・曲げ等の加工を行うプレコート方式の
方がコスト面から有利だが本願発明の金属塗装反射板は
この方式をとることが容易である。
効果
以上のような本願発明の金属塗装反射板を用いれば、分
光立体角反射率が高いので反射光が表示面全体にわたっ
て均一な強さになり、分光立体角反射率を上げようとす
ると低下してしまいがちな白色度（Ｌ値）も高いので最
近要求されている広い面積の液晶表示面全体の高輝度化
が可能になる。しかもＲ（赤） Ｇ （ａ） Ｂ （青
）どの波長の光に対しても均一で高い反射率を有するの
でカラー液晶の表示板に特に適する。
光立体角反射率が高いので反射光が表示面全体にわたっ
て均一な強さになり、分光立体角反射率を上げようとす
ると低下してしまいがちな白色度（Ｌ値）も高いので最
近要求されている広い面積の液晶表示面全体の高輝度化
が可能になる。しかもＲ（赤） Ｇ （ａ） Ｂ （青
）どの波長の光に対しても均一で高い反射率を有するの
でカラー液晶の表示板に特に適する。
また基板自体が樹脂板でなく金属板なので、電磁遮蔽効
果を有しまた熱に強いばかりでなく放熱効果もあるので
電磁ノイズや温度の変動に弱い液晶表示の安定性も確保
される。また強度的にも強いので薄肉化しても筐体の変
形が起きにくく筐体と反射板を兼ねることもできして表
示装置全体の薄肉化が可能となる。さらに樹脂にくらべ
て成形用金型が安価なのでモデルチェンジの頻繁なこの
分野ではトータルコストの低下につながる。
果を有しまた熱に強いばかりでなく放熱効果もあるので
電磁ノイズや温度の変動に弱い液晶表示の安定性も確保
される。また強度的にも強いので薄肉化しても筐体の変
形が起きにくく筐体と反射板を兼ねることもできして表
示装置全体の薄肉化が可能となる。さらに樹脂にくらべ
て成形用金型が安価なのでモデルチェンジの頻繁なこの
分野ではトータルコストの低下につながる。
このように１本願発明に係る反射板はテレビ、パソコン
、ワープロ、自動車計器板、等の液晶表示装置や掲示板
、広告灯、照明装置等に用いると種々の利点がある。
、ワープロ、自動車計器板、等の液晶表示装置や掲示板
、広告灯、照明装置等に用いると種々の利点がある。
実施例Ｉ
ＪＩＳ Ａ １１００ 板厚０．５ｍｍのアル電
ニウム板に、Ｉｆ１層の塗膜としてルチル形チタン白を
３５重量％およびポリエステル樹脂とメラミン樹脂（ポ
リエステル樹脂に対して２５％）を合計で６５重量％含
む塗膜を５μｍ、第２層の塗膜としてルチル形チタン白
を５４重量％およびアクリル樹脂とメラミン樹脂・エポ
キシ樹Ｊ！Ｉｌ（アクリル樹脂に対して２５％）を４６
重量％含む塗膜を２０μｍ被覆した金属塗装反射板を作
成した。その結果、白色度（Ｌ値）が９４でかつ波長４
４０〜７００ｎｍの光に対する分光立体角反射率が９０
％以上であつ実施例２ ＪＩＳ Ａ １１００ 板厚０．５ｍｍのアルＳ
＋ウム板に、第１層の塗膜としてルチル形チタン白を３
５重量％およびポリエステル樹ｎとメラミン樹脂（ポリ
エステル樹脂に対して２５％）を合計で６５重量％含む
塗膜を３０μｍ、ｊｌＺ層の塗膜としてルチル形チタン
白を５４重量％およびアクリル樹脂とメラミン樹脂・エ
ポキシ樹ｎ（アクリル樹脂に対して２５％）を４６重量
％含む塗膜を３０μｍ被覆した金属塗装反射板を作成し
た。その結果、白色度（Ｌ値）が９６でかつ波長４４０
〜７００ｎｍの光に対する分光立体角反射率が９２％以
上であった。
ニウム板に、Ｉｆ１層の塗膜としてルチル形チタン白を
３５重量％およびポリエステル樹脂とメラミン樹脂（ポ
リエステル樹脂に対して２５％）を合計で６５重量％含
む塗膜を５μｍ、第２層の塗膜としてルチル形チタン白
を５４重量％およびアクリル樹脂とメラミン樹脂・エポ
キシ樹Ｊ！Ｉｌ（アクリル樹脂に対して２５％）を４６
重量％含む塗膜を２０μｍ被覆した金属塗装反射板を作
成した。その結果、白色度（Ｌ値）が９４でかつ波長４
４０〜７００ｎｍの光に対する分光立体角反射率が９０
％以上であつ実施例２ ＪＩＳ Ａ １１００ 板厚０．５ｍｍのアルＳ
＋ウム板に、第１層の塗膜としてルチル形チタン白を３
５重量％およびポリエステル樹ｎとメラミン樹脂（ポリ
エステル樹脂に対して２５％）を合計で６５重量％含む
塗膜を３０μｍ、ｊｌＺ層の塗膜としてルチル形チタン
白を５４重量％およびアクリル樹脂とメラミン樹脂・エ
ポキシ樹ｎ（アクリル樹脂に対して２５％）を４６重量
％含む塗膜を３０μｍ被覆した金属塗装反射板を作成し
た。その結果、白色度（Ｌ値）が９６でかつ波長４４０
〜７００ｎｍの光に対する分光立体角反射率が９２％以
上であった。
Claims (1)
- １、チタン白顔料を重量で５０％以上含有する塗膜が厚
さ２０μｍ以上被覆されていて、白色度（Ｌ値）が９２
以上、かつ波長４４０〜７００ｎｍの光に対する分光立
体角反射率が８８％以上であることを特徴とする金属塗
装反射板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22672389A JPH0389301A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 金属塗装反射板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22672389A JPH0389301A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 金属塗装反射板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0389301A true JPH0389301A (ja) | 1991-04-15 |
Family
ID=16849614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22672389A Pending JPH0389301A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 金属塗装反射板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0389301A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5664873A (en) * | 1991-12-06 | 1997-09-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Surface lighting device and a display having such a lighting device |
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