JPH0389189A - 超音波センサ - Google Patents

超音波センサ

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JPH0389189A
JPH0389189A JP22660089A JP22660089A JPH0389189A JP H0389189 A JPH0389189 A JP H0389189A JP 22660089 A JP22660089 A JP 22660089A JP 22660089 A JP22660089 A JP 22660089A JP H0389189 A JPH0389189 A JP H0389189A
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wave
frequency
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Yukio Yamaguchi
幸雄 山口
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Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、周波数変調を施した超音波を送受して対象
物までの距離などを測定する超音波センサに関連し、殊
にこの発明は、送波子と受波子とを独立して設けた構造
の超音波センサに関する。
〈従来の技術〉 超音波センサは、超音波を用いて物体までの距離や物体
の有無などを検出するもので、この種センサとして、先
般、FM−CW法によるものが提案された。
このFM−CW法による超音波センサは、周波数が連続
的に変化する超音波の送波信号を生成して対象物へ送波
すると共に、対象物で反射した超音波を受波して、送波
信号と受波信号との周波数差で定義されるビート周波数
fcを求めて、対象物までの距離などを検出するもので
ある。
このビート周波数fcは、超音波の伝播距離を2R1周
波数変調の繰返し周波数をf、、、超音波の伝播速度を
V、周波数変調の周波数変位幅をΔfとすると、つぎの
0式で与えられる。
fc= (4Rf、Δf)/v  ・−・■ここでfl
e+ Δf、vは既知であるから、ビート周波数feを
測定することにより、超音波の伝播距離2Rが計算でき
、従って対象物までの距離を検出できる。
第3図はこのFM−CW法による従来の超音波センサの
具体例を示し、また第4図および第5図はこの従来例の
タイムチャートである。なおこのタイムチャートでは横
軸の時間tに対して縦軸には電圧Vまたは周波数Fがと
っである。
図示例の超音波センサは、超音波を対象物1へ送波する
ための送波子2と、対象物1での反射波を受波するため
の受波子3とを備え、これら送波子2および受波子3を
、第6図に示すように、ホルダ4上に独立させかつ内方
へ傾けて配備しである。送波子2および受波子3は超音
波振動子であってそれぞれ指向角α、βを有し、図中、
菱形で示す領域Sが検出可能領域となっている。
第3図に戻って、送波子2には信号生成部5が接続され
て駆動され、また受波子3には検出回路部6を接続して
受波信号すが取り込まれる。
信号生成部5は、周波数変調を施した超音波の連続波を
生成する部分であり、基準クロック生成回路7.変換回
路8.駆動回路9などを含んでいる。
基準クロック生成回路7は水晶振動子のような発振源を
含み、その発振出力を適当に分周してクロック信号CK
や後記するゲート信号gを生成する。変換回路8はクロ
ック信号CKを入力して三角波電圧信号に変換するミラ
ー積分器や、三角波電圧信号を周波数に変換するV/F
変換回路を含むもので、その出力として振幅が一定であ
りかつ周波数が連続的に変換する超音波送波信号a(第
4図(1)中、実線で示す)を得る。駆動回路9はこの
送波信号aにより送波子2を一定周期で駆動するもので
、送波子2が発する超音波は対象物1で反射して受波子
3で受波される。
この場合に超音波の空気中での伝播速度をVとし、送波
子2から対象物lを経て受波子3へ至る径路の距離を2
Rとすると、その伝播時間ΔTはつぎの■式で与えられ
る。
ΔTヨ2 R/ v  ・・・・■ 従って送波信号aに対して受波信号b(第4図(1)中
、破線で示す)は伝播時間ΔTだけ遅延することになる
。なお、第4図(2)は送波信号aの拡大図、また第4
図(3)は受波信号すの信号波形図であって、この受波
信号すには後記するクロストーク成分dがのっている。
つぎに検出回路部6は、送波子2より送出される送波信
号aと受波子3で受波される受波信号すとの周波数差に
基づき対象物lまでの距離を検出するためのもので、前
記基準クロック生成回路7に加えて、増幅回路10.周
波数差検出回路11.ローパスフィルタ12.カウンタ
13、D/A変換器14.増幅器15により構成されて
いる。
前記周波数差検出回路7として例えば乗算器が用いられ
、送波信号aと受波信号すとを入力して乗算することに
より、両信号a、bの周波数r、、rbの差の信号と和
の信号とを得る。
ローパスフィルタ12は差の周波数成分のみを距離情報
として通過させてビート周波数信号C(第5図(1)に
示す)を得る。なおこのビート周波数信号Cの周波数(
ビート周波数fc)はつぎの■式で与えられる。
rc−+ r−rb  l  ”■ カウンタ13はビート周波数信号Cの繰り返し回数を一
定時間Tだけ計数するためのもので、基準クロック発生
回路7からカウンタ13へ計数時間を規定するためのゲ
ート信号g(第5図(2)に示す)が与えられる。D/
A変換器14はカウンタ13による計数データをアナロ
グ量に変換するもので、このアナログ信号が増幅器15
を経て出力として取り出される。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記構成の超音波センサにおいて、送波子2が送波信号
により駆動されると、この送信動作における送波子2の
機械的振動がホルダ4を介して受波子3へ伝達される。
この送波子2とホルダ4との共振である機械的振動(こ
れを「クロストーク」という)は、第4図(3)および
第5図(1)に示すように、クロストーク成分dとして
受波信号すやビート周波数信号Cに混在する。
このクロストーク成分dは機械的振動に起因するため、
周波数が低く一定周波数の定在波とはならず、ビート周
波数信号Cに含まれた形態でローパスフィルタ12を通
過してカウンタ13に入力される。
このクロストーク成分dのため、ビート周波数信号Cの
振幅が部分的に小さくなり、その波高値がカウンタ13
のスレショルドレベルT11を下回るという事態が発生
する。このためカウンタ13による計数ミスが発生し、
正確な距M−a定が困難となる。
この発明は、上記問題に着目してなされたもので、前記
の機械的振動に起因する信号成分を除去することにより
、正確な距離測定が可能な超音波センサを提供すること
を目的とする。
く問題点を解決するための手段〉 この発明にかかる超音波センサは、受波信号と送波信号
との周波数差に基づき対象物までの距離などを検出する
ための検出回路部に、送波子から受波子へ伝達される機
械的振動に起因する信号成分を除去するための回路を設
けたものである。
く作用〉 機械的振動に起因する信号成分が受波信号に混在しても
、その信号成分は検出回路部中の所定の回路で除去され
るので、正確な距離測定が可能である。
〈実施例〉 第1図は、この発明の一実施例にかかる超音波センサの
全体構成を示すもので、送波子2゜受波子3.信号生成
部5.検出回路部6より構成されている。
送波子2および受波子3の構成や配置は、第6図に示し
た従来例と同様であり、また信号生成部5の回路構成も
、第3図に示した従来例と同様であって、ここでは対応
する構成に同一の符号を付することでその説明を省略す
る。
また検出回路部6は、第3図に示す従来例と同様の回路
構成を含む他、周波数差検出回路11とローパスフィル
タ12との間にバイパスフィルタ16が設けられている
このバイパスフィルタ16は、受波信号すに混在した第
4図(3)に示すようなりロストーク戒分dを減衰させ
て除去するための回路であって、その結果、第2図(1
)に示すような、クロストーク成分dが除去されたビー
ト周波数信号Cを得ている。
いま例えばビート周波数rcが、第6図に示す近距離地
点で20kHz 、遠距離地点で50kHzとなるよう
な送波信号aが生成されて超音波が送波子2より送波さ
れると、受波子3により得られる受波信号すには、送波
子2とホルダ4との間の機械的振動に起因するクロスト
ーク成分dが混在し、その信号波形は第4図(3)に示
すようなものとなる。
この受波信号すと送波信号aとが検出回路部6の周波数
差検出回路11へ入力されると、距離情報として必要な
両信号a、bの周波数の差の信号の他に、和の信号とク
ロストーク成分dが周波数差検出回路11より出力され
る。
そこで距離情報として必要な20kHz〜50kHzの
差の信号のみを通過させるために、カットオフ周波数が
50kHzのローパスフィルタ12と、カットオフ周波
数が20kHzのバイパスフィルタ16とを用いて検出
回路部6を構成すると、クロストーク成分dが除かれた
ビート周波数信号C(第2図(1)に示す)を得ること
ができる。
このビート周波数信号Cはその振幅がほぼ一定であるの
で、波高値がカウンタ13のスレショルドレベルTHを
下回るという事態が発生しない。従ってこのビート周波
数信号Cの繰り返し回数をゲート信号g(第2図(2)
に示す)で規定される計数時間Tにつき計数するとき、
従来例のような計数ミスが発生せず、正確な計数データ
を得ることができる。
また上記のローパスフィルタ12とバイパスフィルタ1
6との組み合わせで一種のバンドパスフィルタが構成さ
れるので、耐電磁ノイズ性に優れた超音波センサを得る
ことができる。
〈発明の効果〉 この発明は上記の如く、受波信号と送波信号との周波数
差に基づき対象物までの距離などを検出するための検出
回路部に、送波子から受波子へ伝達される機械的振動に
起因する信号成分を除去するための回路を設けたから、
たとえ受波信号に機械的振動に起因する信号成分が混在
しても、その信号成分は検出回路部中で除去されるため
、正確な距離測定が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例にかかる超音波センサの全
体構成を示すブロック図、第2図はビート周波数信号お
よびゲート信号の波形を示す説明図、第3図は従来の超
音波センサの全体構成を示すブロック図、第4図は第3
図の従来例におけるタイムチャート、第5図は従来例に
おけるビート周波数信号およびゲート信号の波形を示す
説明図、第6図は超音波センサの構成を示す側面図であ
る。 2・・・・送波子    3・・・・受波子5・・・・
信号生成部 6・・・・検出回路部 16・・・・バイパスフィルタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 周波数変調を施した超音波の連続波を生成する信号生成
    部と、超音波を対象物へ送波する送波子と、対象物での
    反射波を受波する受波子と、受波信号と送波信号との周
    波数差に基づき対象物までの距離などを検出する検出回
    路部とを備えた超音波センサにおいて、 前記検出回路部には、送波子から受波子へ伝達される機
    械的振動に起因する信号成分を除去するための回路が設
    けられて成る超音波センサ。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113010253A (zh) * 2021-03-19 2021-06-22 维沃移动通信有限公司 显示界面调整方法、电子设备和触控笔

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