JPH038794B2 - - Google Patents

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JPH038794B2
JPH038794B2 JP61167893A JP16789386A JPH038794B2 JP H038794 B2 JPH038794 B2 JP H038794B2 JP 61167893 A JP61167893 A JP 61167893A JP 16789386 A JP16789386 A JP 16789386A JP H038794 B2 JPH038794 B2 JP H038794B2
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Japan
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pushing
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JP61167893A
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JPS6324986A (ja
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Kumao Shinno
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はミシン針の針穴に糸を通す糸通し器具
の改良に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
最近、本発明者は、第7図に示すように、器具
本体1内でアーム8により押し板5と駒7とを連
繋させ、該駒7に接続する糸押芯金6を前記押し
板5を介して進退作動させる糸通し器具を開発し
た。
しかし、この糸通し器具は、使用に際して、糸
押芯金6の先端側がミシンの針穴25に入つた
後、押し板が旧位置に復帰しない限りは、その針
穴25から前記糸押芯金6の先端側は抜けなかつ
た。
そのために、押し板5を押したままの状態、す
なわち、糸押芯金6の先端側が針穴25に挿入し
たままの状態で当該糸通し器具を降して糸を引き
出す傾向にあり、その結果糸押芯金の先端側が針
穴25の壁面に衝合して損傷し、当該糸通し器具
が機能を果さなくなつた。
〔発明の目的〕
本発明は、このような従来の技術の問題点に鑑
みてこれを解決するためになされたもので、押し
板を戻さなくても、糸押芯金は自動的に旧位置に
復帰することのできる使用容易で、かつ、円滑な
新規の糸通し器具を提供することを目的とする。
この目的を達成するために本発明のミシン針穴
における糸通し器具では ミシン針穴に糸押芯金の先端を押し板を介し挿
入進出させることにより、ミシン糸を押出し、そ
の押し出されたミシン糸のみをそこに残して、前
記糸押芯金を後退させるミシン針穴における糸通
し器具において、 糸押芯金を進退自在に保持する器具本体に軸支
される押し板と、該押し板の自由端側を外方へ突
出し勝手に付勢するよう介装される押し板戻しば
ねと、該押し板の自由端側に一端が枢着され前記
糸押芯金側に他端が係脱自在となるよう設けられ
るアームと、前記糸押芯金に介装され、該糸押芯
金側との係合状態のアームを介する前記押し板の
押圧により押し出される該糸押芯金の一定の進出
位置で荷重を受け前記アームが離脱状態になると
同時に該糸押芯金を元位置に復帰させる糸押芯金
戻しばねと、前記押し板の自由端側に設けられ、
元位置に復帰された糸押芯金に前記アームを係合
させるアーム戻しばねとで構成されたことを特徴
とする。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例を
詳述する。なお、従来のものと共通する構成部分
については、同一符号を使用するものとする。
第1図は、本発明の糸通し器具Aの斜視図を示
す。同第1図において、該糸通し器具Aは、操作
部aと、ミシン針係合部bとで構成されている。
その操作部aは、器具本体1や押し板5などか
らなり、第2図及び第3図に示すように、その器
具本体1内の下部収容室10には、糸押芯金6が
戻しばね6b及び駒7を介して前後進退自在に保
持され、かつ、該器具本体1内の上方に開放する
収容室11には、押し板5の一端が枢軸13に軸
支されて他端を戻しばね9を介して上方外部へ突
出する方向に付勢されるよう組込まれ、さらに、
該押し板5内の下方に開放する収容室15には、
アーム8の基端が枢軸16に軸支されてその先端
81を戻しばね8aを介して前記駒7の後方上縁
に形成する溝状段部7aに係合するよう組込まれ
ている。
そして、前記駒7が前記糸押芯金6を所定位置
まで前進させる時点における下部収容室10内の
該駒7の前端71が位置する部位には、その前端
71と衝合するストツパー14が設けられてい
る。
前記ミシン針係合部bは、前記糸挟み板4や糸
安定板19、定規板20などからなる。
その糸挟み板4は、第3図に示すように、左右
に対4a,4bをなし、前記器具本体1の前記糸
押芯金6が進出する左右端部各両側に各々の基端
41a,41bが固定され、各先端側がその進出
する糸押芯金6を挟むよう合掌する状態でその進
出方向に延びる。そして、これら糸挟み板4a,
4bの合掌接合する部位におけるそれら糸挟み板
42a,42bの間に、前記糸押芯金6の進出方
向と略直交する方向にミシン針21(第1図参
照)を嵌挿する針案内通路2を形成し、かつ、そ
れら糸挟み板4a,4bにおける該針案内通路2
の手前の部位に前記糸押芯金6の進退通路に臨む
糸案内溝3が設けられている。
この糸案内溝3には、両側に糸安定板19がそ
の糸案内溝3を塞ぎ、かつ、第1図に示すよう
に、通された糸22を前記糸挟み板4の両側に圧
接するよう装設される。23は該糸安定板19の
装着部で、一方の糸挟み板4aに固定されるよう
になつている。
この糸挟み板4aは、他の糸挟み板4bよりも
肉厚の部材からなり、ばね性よりも剛性に富む。
そして、この糸挟み板4aの前記糸安定板19を
固定する部分は上方に垂直に延びて定規固定部2
0aをなし、該定規固定部20aに、上方に延び
て針取付部24の下端に当接し、かつ、針21の
上端部を挟む定規可動部20bが上下動可能に嵌
着されるようになつて定規板20を構成する。2
0cは上下動ガイド片、20dはガイド用長穴、
26は当接挟持部、27は固定ネジ、28はネジ
穴、29は調整目盛である。かくして、該定規板
20は、第2図に示すように、ミシン針21の針
穴25に前記糸押芯金6の先端を貫通さす位置を
ミシン針の種類に応じて調整するようになつてい
る。前記他の糸挟み板4bは(第3図参照)剛性
よりもばね性に富み、それの基端41bが器具本
体1に固定されたときには、先端側が相手の糸挟
み板4aの先端側に合掌接合すべく付勢するよう
になつており、かつ、その先端上方は相手の糸挟
み板4bの先端上方に延びる糸掛用フツク30が
形成されている。
〔本発明の作用〕
次に、上述のように構成された糸通し器具Aの
作用を説明する。
先ず、対象とするミシン針21の種類に応じ
て、糸通し器具Aの定規板20の高さを長短調整
して、第2図に示すように、糸押芯金6の進出す
る通路をそのミシン針21の針穴25と合せる。
次に、第1図に示すように、糸通し器具Aの糸
安定板19の付勢に抗して、ミシン糸22を糸案
内溝3の底につかえるまで引下げて嵌込む(第2
図参照)。
続いて、この糸通し器具Aの定規板20の当接
挟持部26をミシン針21に嵌合させ、そのミシ
ン針21の先端を針案内通路2の上方に位置さ
せ、前記当接挟持部26が、第1図に示すように
針取付部24の下端に突き当るまで、該糸通し器
具Aを上昇させる。
而して、押し板5を、第2図に示すように、戻
しばね9の付勢に抗して矢印イの方向すなわち下
方に押圧すると、アーム8は戻しばね8aの付勢
に抗して該アーム8下方に折畳まれる過程でその
先端81は駒7の段部7aに係合した状態で該駒
7を戻しばね6bの付勢に抗してその前端71が
ストツパー14に衝合するまで、前方にスライド
させる。これと同時に糸押芯金6は矢印ロの方向
に前進し、その先端凹部6aに糸22を引掛けて
ミシン針穴25を貫通し、さらに合掌接合部分4
3a,43bの付勢に抗して前方に進出し外部へ
突出する。
そして、前記駒7の前端71がストツパー14
に衝合する、そのとき受ける荷重により、アーム
8は戻しばね8aの付勢にさらに打勝つて折畳方
向に〔矢印ニ〕に回動し、その先端81は溝状段
部7aから脱れる。
この先端81と溝状段部7aとの係合が脱れた
瞬間に、糸押芯金6及び駒7は戻しばね6bの付
勢により瞬次に元位置に復帰する。換言すれば、
糸押芯金6は、ストツパー14、合掌接合部分4
3a,43bなどによる抵抗を感知して自動的に
元位置に後退する。
次に、押し板5の押圧を解除すると、押し板戻
しばね9の付勢により押し板5は矢印ハ方向に回
動して元位置に復帰し、かつ、アーム戻しばね8
aの付勢によりアーム8は反折畳方向〔反矢印
ニ〕に回動して元位置に復帰する。そして、再
び、アーム8の先端81は自動的に駒7の溝状段
部7aに係合するようセツトされる。
なお、第4図は、本発明の糸通し器具の第2の
実施例であり、針案内溝2、糸案内溝3が器具本
体1側に設けられ、糸案内板19が前記糸案内溝
3内に臨んでおり、また、針穴を針先当接板21
aにより位置決めするようになつているが、糸通
し操作部aの構造と作用は前述した実施例と同様
である。
なお、前述した二つの実施例は操作部aの押し
板5がいずれも上下方向に作動するようになつて
いるが、第5図、第6図に示すように、押し板5
を器具本体1の側方に設けて左右方向の作動また
は前後方向の作動とするなど本発明を実施するた
め他の設計とすることもできる。第5図において
101は押し板5と駒7との係合ばね、102
は、前記係合ばね101を折りたたむ抵抗体、1
03は、押し板5の戻しばね、第6図において1
04は押し板5と駒7との係合部、104aは、
押し板5側の係合突起、104bは、駒7側の出
没係合突起である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、ミシン針
穴への糸通しがワンタツチで円滑に行われ、ま
た、押し板を作動させ、元位置に復帰させない
まゝ、糸が挟持片に挟まれた状態で、糸押芯金は
自動的に後退するから、糸通し作業で、その糸押
芯金を損傷することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例である糸通し器具
の斜視図、第2図は同上糸通し器具の縦断側面
図、第3図は同上糸通し器具の分解斜視図、第4
図は本発明の第二実施例である糸通し器具の縦断
側面図であり、第5図は本発明の第三実施例であ
る糸通し器具の縦断平面図、第6図は本発明の第
四実施例である糸通し器具の縦断側面図、第7図
は従来の糸通し器具の縦断側面図である。 A……糸通し器具、1……器具本体、2……針
案内溝、3……糸案内溝、4……糸挟み板、5…
…押し板、6……糸押芯金、6b……糸押芯金戻
しばね、7……駒、7a……溝状段部、71……
駒前端、8……アーム、81……アーム先端、8
a……アーム戻しばね、9……押し板戻しばね、
14……ストツパー、19……糸案内板、21…
…ミシン針、22……糸、25……針穴。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ミシン針穴に糸押芯金の先端を押し板を介し
    挿入進出させることにより、ミシン糸を押出し、
    その押し出されたミシン糸のみをそこに残して、
    前記糸押芯金を後退させるミシン針穴における糸
    通し器具において、 糸押芯金を進退自在に保持する器具本体に軸支
    される押し板と、該押し板の自由端側を外方へ突
    出し勝手に付勢するよう介装される押し板戻しば
    ねと、該押し板の自由端側に一端が枢着され前記
    糸押芯金側に他端が係脱自在となるよう設けられ
    るアームと、前記糸押芯金に介装され、該糸押芯
    金側との係合状態のアームを介する前記押し板の
    押圧により押し出される該糸押芯金の一定の進出
    位置で荷重を受け前記アームが離脱状態になると
    同時に該糸押芯金を元位置に復帰させる糸押芯金
    戻しばねと、前記押し板の自由端側に設けられ、
    元位置に復帰された糸押芯金に前記アームを係合
    させるアーム戻しばねとで構成されたことを特徴
    とするミシン針穴における糸通し器具。
JP16789386A 1986-07-18 1986-07-18 ミシン針穴における糸通し器具 Granted JPS6324986A (ja)

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JP16789386A JPS6324986A (ja) 1986-07-18 1986-07-18 ミシン針穴における糸通し器具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103614871B (zh) * 2013-10-30 2015-04-08 成都市翻鑫家科技有限公司 一种缝纫用穿线夹子

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6024311U (ja) * 1983-07-26 1985-02-19 株式会社クボタ フイルタ−プレス

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JPS6024311U (ja) * 1983-07-26 1985-02-19 株式会社クボタ フイルタ−プレス

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