JPH0387519A - 高周波加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動調理機能を備えたヒーター付き高周波加熱
装置に関するものである。

従来の技術 一般にヒーター付き高周波加熱装置でヒーター加熱を繰
り返すと、加熱室はもとより高周波加熱装置自体も高温
となり、そのようなときに焦電効果を利用した熱検知器
を用いて自動調理を行うと高温のための雑音の影響で加
熱の仕上がり検知が不可能になる場合があるため、普通
、このような場合には、高温状態であることを表示装置
で表示（以下、ホットサインと呼ぶ）しておき、高周波
加熱装置が冷却されるまである一定期間自動調理が出来
ないような構成になっている。

以下、図面と共にとのような例について説明する。第４
図に示すように、ヒーター加熱調理終了後に高周波加熱
装置内の温度をサーミスタ１により測定し、ある一定の
しきい値サーミスタレベル以下であれば、高周波加熱装
置は冷却状態であると判断し直後から自動調理が可能と
なる。一方、高周波加熱装置内の温度がしきい値サーミ
スタレベル以上であればｔ１１時間ホットサインを表示
し、その間の自動調理を禁止した後に自動調理が可能状
態となる。また、このようなホットサインの期間は必要
に応じて複数のモードを設定できるものである。

次に、自動調理が受は付けられたならば、焦電効果を利
用した熱検知素子の熱雑音を抑える狙いで加熱室２内に
残留している熱気を排気するために調理開始と共にファ
ンモータ３を回転させ、−定時間後高周波発生手段４に
て電波を発振させている（以下、このようなモードを冷
時モードと呼ぶ）。

発明が解決しようとする課題 ところで、このような構成では高周波加熱装置が冷却さ
れるまでは長時間にわたり自動調理が出来ないという不
便さが生じるという課題があった。

そこで、本発明では、このようなホットサインによる自
動調理の禁止時間を短縮させることでより使いやすい高
周波加熱装置を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の高周波加熱装置は熱
検知器からの出力信号で加熱の仕上り判定を行うための
第一の制御手段に加え、高周波発生手段の作動開始時刻
を冷却ファンの作動開始時刻よりも遅延させ、その遅延
時間を高周波加熱装置の状況に応じて複数の時間に可変
可能とした第２の制御手段を設けたものである。

作用 上記構成により、従来の自動調理の冷時モードの他に、
まず高周波加熱装置自体を冷却してがら自動調理を行う
モード（以下、暖時モードと呼ぶ）を増やしてやること
でホットサインの表示による自動調理の禁止時間を短縮
することができる。

実施例 以下、本発明の一実施例における高周波加熱装置につい
て図面と共に説明する。

第４図に示すように、高周波加熱装置の加熱室２にはヒ
ーター調理を行うためのヒーター５が上下に設置され、
高周波加熱を行うための高周波発生手段４が加熱室２の
側面に結合され、加熱室２内の温度をモニタするための
サーミスタｌが設置されている。また、加熱室２の外に
設置されている自動調理用の焦電効果を利用した熱検知
器６に、熱をもった蒸気を導びくためのダクト７が加熱
室２との間に設けられ、前記熱検知器６の出力により自
動調理を行なわさせる第１の制御手段８が高周波加熱装
置の前面にある操作部に設けられている。また、加熱室
２の外に高周波加熱装置を冷却するための冷却ファン３
が設置されてあり、冷却ファン３の作動開始時間を制御
するための第２の制御手段９が前記操作部に設けられて
いる。

さて、第１図に示したように、ヒーター加熱調理を行な
った後に自動調理を行うときには、サーミスタ１からの
出力を第２の制御部９のデータ入力部９ａでＡ／Ｄ変換
し、あらかじめデータ記憶部９ｂに記憶させであるデー
タとデータ比較部９Ｃにて比較し、その結果によるホッ
トサイン時間、暖時モード時間を第】の制御部８のデー
タ記憶部８ａに記憶させる０次に、熱検知器６の出力を
第１の制御部８のデータ入力部８ｂでＡ／Ｄ変換し、デ
ータ記憶部８ａに記憶させであるデータとタイマ８ｃの
出力との３つのデータをデータ比較部８ｄにて比較し、
その結果を出力部８ｅにてＤ／Ａ変換して高周波発生手
段４、冷却ファン３を制御する。

ここで第２の制御手段９のデータ比較部９ｃで比較して
得られたホットサイン時間、暖時モード時間の一例を第
２図を用いて説明する。

第２図に示すように自動調理開始前のヒーター５の加熱
時間に対応するサーミスタ出力によって３通りに分けら
れ、自動調理開始前のヒーター加熱時間が短時間（例え
ば４分２０秒未満）、もしくはヒーター５を未使用の場
合、直後より通常の冷時モードとして自動調理が行われ
、また、自動調理開始前のヒーター加熱時間が長時間（
例えば６分１７秒）で高周波加熱装置自体が高温の場合
、まず、ｔｃ待時間例えば１０分）ホットサインを表示
し自動調理を禁止した後、ｔ４時間（例えば６分）は暖
時モードでの自動調理とし、その後を冷時モードとする
。そして最後に前記２通りの中間方法として、前記ｔｃ
　　Ｄｏ分）よりも短時間であるｔ。

時間（例えば３分）ホットサインを表示し自動調理を禁
止した後、１４時間（６分）は暖時モードでの自動調理
とし、その後を冷時モードとする方法がある。

次に前記の判断方法で判断された各々のモードであるが
、まず冷時モードの場合、第３図（ａ）に示すように、
スタートと同時にファンを回転させ、スタート直後２秒
間は加熱の仕上がりを検知するセンサ６が正しく接続さ
れているかを確認（オーブンチエツク）し、８秒後に電
波を発振させ、１８秒後から３２秒後まで残留熱気によ
るノイズのレベルを検知し、そのノイズレベルに応じた
あたため加熱の検知レベルであたため加熱の検知を行う
。

また、暖時モードの場合は、第３図（ロ）に示すように
、冷時モードの場合と同様にスタート直後に２秒間オー
ブンチエツクを行い、その後、無電効果を利用した熱検
知器６が熱気のために誤出力するのを防止するため、加
熱室２の熱気をファン３でできるだけ除去した後、３０
秒後に電波を発振させ、冷時モードと同時に４０秒後か
ら５４秒後の間にノイズレベルのｆ！認を行う。

発明の効果 以上のように本発明の高周波加熱装置では、２種類のあ
たため加熱の自動調理モードを持たせることにより、ま
ず、ホットサイン表示による自動調理の禁止時間を短縮
できる効果を有し、また、このように２つのモードを設
定することでよりきめ細やかな自動調理を達成すること
ができる効果も有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である高周波加熱装置の動作
ブロック図、第２図は調理モード判別を行う動作説明図
、第３図（ａ）、（ロ）はそのモードの個々についての
動作説明図、第４図は高周波加熱装置の一部切欠き外観
斜視図である。 １・・・・・・サーミスタ、２・・・・・・加熱室、３
・・・・・・冷却ファン、４・・・・・・高周波発生手
段、５・・・・・・ヒーター６・・・・・・熱検知器、
７・・・・・・ダクト、８・・・・・・第一の制御手段
、９・・・・・・第２の制御手段。 ！−・す−ミスタ ３−・・呻１印７アン ４・−・高周波発生手段 ≦−芦琶吹類狐 ８・−第ｆの％ＩＴ御子投 ９・−′＠２０％１１卿手役 図 ヒーグーＢＢＩ理峙Ｍ、（Ｔ） （幻　　　　　　Ｔ＜４分２０抄 （ｂ）　　４分２０零父≦≧　Ｔ＜６分１７１す八（Ｃ
）６分１７〃こ丁 第 ３ 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　加熱室と、前記加熱室に結合された高周波発生手段と
   、前記加熱室の上下に設置されたヒーターと、高周波加
   熱装置の温度を測定するサーミスタと、加熱の仕上がり
   を検知するための焦電効果を利用した熱検知器と、前記
   熱検知器へ前記加熱室で発生した高温の蒸気を導くため
   のダクトと、前記熱検知器からの出力信号で加熱の仕上
   がり判定を行うための第一の制御手段と、前記高周波発
   生手段を冷却するための冷却ファンと、前記高周波発生
   手段の作動開始時刻を冷却ファンの作動開始時刻より遅
   延させその遅延時刻を高周波加熱装置の状況に応じて２
   種類以上に可変可能とした第２の制御手段からなる高周
   波加熱装置。