JPH0386A - パチンコ島における島飾り - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、多数のパチンコ機を列設するパチンコ島の端
部に設置される島飾りに関し、特に島飾りの内部を有効
に利用したものに関する。

［従来の技術］ 従来、多数のパチンコ機を列設するパチンコ島の端部に
設置される島飾りは、主として遊技場を装飾する目的を
もって設置されているものであるが、その装飾効果を高
めるために年々大損かりなものとなって大型化し、島飾
りの占有する容積も大きくなってきた。このため、島飾
りの内部空間を有効に利用するため、本出願人は、先に
実願昭６３−８３４７号（以下、先の出願という）に示
すように、島飾りに貨幣両替機を内蔵するものを示した
。

［発明が解決しようとする課題］ この先の出願に示す島飾りにおいては、ただ単に貨幣両
替機を島飾りの内部に設置しただけであるため、従来と
同様に両替用の貨幣を手動的に補給しなければならず、
手数がかかるとともに金銭管理等を確実に行うことがき
ないという問題があった。

本発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、その
目的とするところ唸、貨幣の補給及び管理等に手数がか
からず、且つ内部空間をさらに有効に利用したパチンコ
島における島飾りを提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記した目的を達成するために、本発明に係るパチンコ
島における島飾りは、 その側面に貨幣両替機を臨ませ、 その内部に前記パチンコ島で使用され且つ水平搬送装置
で送られた貨幣を回収する金庫と、該金庫に回収された
貨幣又は前記水平搬送装置で送られた貨幣を揚送して前
記貨幣両替機に補給する貨幣揚送装置とを内蔵させたこ
とを特徴とするものである。

〔作　用］ パチンコ島で使用された貨幣（主として硬貨）は、水平
搬送装置でパチンコ島の端部に設置される島飾りに搬送
されるが、この搬送された貨幣は、貨幣揚送装置によっ
て揚送され、貨幣両替機に補給される。また、貨幣両替
機に両替用の貨幣が満杯の場合には、水平揚送装置で送
られた貨幣は、金庫の中に回収される。したがって、貨
幣両替機にパチンコ島で使用された貨幣が自動的に補給
されるので、貨幣の補給及び管理の手数が大幅に改善さ
れ、また、貨幣の補給を店員等が行わなくてもよいので
、金銭に関する不正と事故を確実に防止することができ
る。

また、貨幣両替機と貨幣補給機構を島飾りの内部に収納
したので、島飾りの内部空間を有効に利用できるととも
に、遊技場における有効面積をも極めて効果的に利用す
ることができる。

［実施例コ 以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明す
る。

まず、第３図を参照してパチンコ島１について説明する
と、周知のようにパチンコ島１には、多数のパチンコ機
２が背向列設されている。そして、各パチンコ機２の間
には、遊技玉を貸し出す玉貸機（台間玉貸機）３が配列
されている。この玉貸機３には、１００円又は５００円
硬貨を投入するための硬貨没入０４が設けられ、遊技客
が硬貨を投入することにより、対応する所定数の遊技玉
が貸し出されるようになっている。硬貨投入口４から投
入された硬貨は、パチンコ機２の下部裏面であって、パ
チンコ島１のほぼ中央に水平方向に敷設される水平搬送
装置５によってパチンコ島１の端部に搬送される。水平
搬送装置５は、例えば、駆動ローラと従動ローラとの間
にベルトを差し渡して構成されるもので、硬貨を自動的
に搬送するものである。なお、前記玉貸機３は、図示の
実施例では、各パチンコ機２に対応するように設けられ
たものを示したが、２台のパチンコ機２で１台の玉貸機
３を共有するように玉貸機３を配置しても良い。また、
パチンコ島１の端部には１１本実施例の要部を構成する
島飾り１０が設置されている。

ここで、島飾り１０の構成について第１図ないし第６図
を参照して説明すると、島飾り１０は、断面はぼ台形状
に枠組形成され、その後面が前記パチンコ島１に連接さ
れるように開放状となっている。また、その前面が開放
自在な装飾板１１で被覆され、その両側面が貨幣両替機
１４を取付けるための両替機設置板１２によって被覆さ
れている。装飾板１１は、その表面に図柄が施されると
ともに、その裏面には、第２図に示すように、その図柄
の装飾効果を高めるために表示ランプ（蛍光灯）１３が
固定されている。また、装飾板！！を開閉自在に構成し
たことによって島篩り１０の内部空間２１に配置される
後述する貨幣両替機１４、貨幣揚送装置２４等に故障が
生じたときに、修理作業を行い易くしている。また、後
述する金庫２２に貯留された硬貨を回収する作業も容易
に行えるようになっている。

左右一対の両替機設置板１２に設置される貨幣両替機１
４は、紙幣を投入する紙幣投入口１５や、両替された紙
幣が排出される両替紙幣取出口１６や、両替された硬貨
が排出される硬貨取出し口１７が外側に臨むように固定
されている。図示の実施例においては、両替されるべき
貨幣の種類を指定できる操作ボタンや両替可能及び不可
能を表示する操作ボタン表示群１８も外側に臨むように
配置されている。貨幣両替機１４の上部には、両替され
るべき貨幣を貯留する硬貨ホッパー１９が配置され、そ
の内部には、第５図に示すように貯留された硬貨が満杯
になったか否かを検出する制御スイッチ２０が設けられ
ている。この制御スイッチ２０は、後述する分配装置３
２の切換部材３３を動作させるために設けられるもので
ある。なお、両替されるべき硬貨の種類が２種類（１０
０円玉ε５００円玉円玉るときには、それらが選別され
て硬貨ホッパー１９内に貯留されるような構造にすれば
よい。

上記した貨幣両替機１４の駆動部及び硬貨ホッパー１９
は、島飾１０の内部空間２１内に設けられるものである
が、さらに内部空間２１には、その下部に金庫２２が設
置されている。この金庫２２は、前記硬貨ホッパー１９
内が硬貨で満杯となっている状態で、前記水平搬送装置
５によって搬送された余剰の硬貨を収納するものであり
、その前面には、鍵２３が取付けられている。

金庫２２の上部には、貨幣揚送装置２４が固定されてい
る。貨幣揚送装置２４は、第３図に示すように四角柱状
の筒内に下部の駆動ローラ２６と上部の従動ローラ２７
とに差し渡された揚送ベルト２８を有し、この揚送ベル
ト２８によって前記水平歯送装置５によって送られてき
た硬貨を上方に揚送するものである。なお、駆動ローラ
２６は、第４図に示すように電動機（モータ）２５によ
って回転されるもので、貨幣揚送装置２４の下方に位置
する。また、水平揚送装置５によって送られた硬貨は、
貨幣揚送装置２４の下部に形成された硬貨人口２９から
一列になって供給されるようになっている。貨幣揚送装
置２４で揚送された硬貨は、硬貨出口３０から分配通路
３１を介して前記硬貨ホッパー１９に供給される。この
場合、島飾り１０に２つの貨幣両替機１４が設けられて
いるため、硬貨出口３０の下流側には、第５図に示すよ
うな分配装置３２が設けられている。すなわち、分配装
置３２は、揚送されてきた硬貨を上記２つの分配通路３
１と前記金庫２２に連通ずる硬貨落下通路３４とに振分
けるように切換部材３３を有し、この切換部材３３が前
記制御スイッチ２０からの信号に基づいて予め定められ
たように動作する。すなわち、左側の硬貨ホッパー１９
の硬貨が不足して左側の制御スイッチ２０がＯＮＬ、た
ときには、第６図（ａ）に示すように切換部材３３は、
落下する硬貨を左側の分配通路３１に導くように動作し
、右側の硬貨ホッパー１９の硬貨が不足して右側の制御
スイッチ２０がＯＮ、シたときには、第６図（Ｃ）に示
すように切換部材３３は、落下する硬貨を右側の分配通
路３１に導くように動作し、左右の硬貨ホッパー１９内
が硬貨で満たされて左右の制御スイッチ２０が共にＯＦ
Ｆであるときには、第６図（ｂ）に示すように切換部材
３３は、落下する硬貨を硬貨落下通路３４に導くように
動作する。また、左右いずれの制御スイッチ２０も同時
にＯＮしたときには、早＜０ＮＬｋ方を優先して振分け
るようにしてもよいし、あるいは常にいずれか一方を優
先して振分けるように構成しても良い。なお、前記硬貨
落下通路３４は、第３図に示すように貨幣揚送装置２４
の四角柱状の筒内に一体的に収納形成してもよいし、あ
るいは貨幣揚送装置２４と別体に構成して金庫２２と連
通ずるように構成しても良い。また、水平搬送装置５か
ら送られてくる硬貨がほとんどなく、且つ硬貨ホッパー
１９に硬貨が不足した場合には、金庫２２に貯留されて
いる硬貨を貨幣揚送装置２４で揚送するように構成して
も良い。この場合には、例えば、前記揚送ベルト２８を
金庫２２内まで延設し、通常状態においては、金庫２２
内に貯留されている硬貨を搬送ベルト２８に供給しない
ようなストッパーを設け、水平搬送装置５から供給され
る硬貨が存在しないことを検出する検出器からの信号と
前記制御スイッチ２０からの信号がありたときに上記ス
トッパーを解除して金庫２２内に貯留されている硬貨を
揚送ベルト２８で揚送するように構成すればよい。更に
、水平搬送装置５で搬送された硬貨をすべて一旦金庫２
２に集合させ、この金庫２２に貯留された硬貨を制御ス
イッチ２０の信号により貨幣揚送装置２４で揚送するよ
うに構成しても良い。

以上、実施例について説明したが、この実施例によれば
、パチンコ島１で使用された貨幣（主として硬貨）は、
水平搬送装置５でパチンコ島１の端部に設置される島飾
り１０に搬送されるが、この搬送された貨幣は、貨幣揚
送装置２４によって揚送され、貨幣両替機１４の硬貨ホ
ッパー１９に補給される。また、貨幣両替機１４の硬貨
ホッパー１９に両替用の貨幣が満杯の場合には、水平揚
送装置５で送られた貨幣は、硬貨落下通路３４を介して
金庫２２の中に回収される。したがって、貨幣両替機１
４にパチンコ島１で使用された貨幣が自動的に補給され
るので、貨幣の補給及び管理の手数が大幅に改善され、
また、貨幣の補給を店員等が行わなくてもよいので、金
銭に関する不正と事故を確実に防止することができる。

また、貨幣両替機１４と貨幣揚送装置２４及び金庫２２
等の補給機構とを島飾り！０の内部に収納したので、島
飾り１０の内部空間２１を有効に利用できるとともに、
遊技場における有効面積をも極めて効果的に利用するこ
とができる。

更に、この実施例においては、パチンコ島１のやや下部
寄りに引通し設置した水平搬送装置５から直接貨幣両替
機１４に補給せず、−旦貨幣揚送装置２４で上昇させて
から貨幣両替機１４に補給するように構成したので、貨
幣両替機１４を島飾り１０の低い位置ではなく、適度の
位置に設置することが可能であり、このため、遊技客に
とって極めて使い勝手のよい両替機を提供することがで
きる。また、島飾り１０内に貨幣両替機１４及び貨幣揚
送装置２４等の補給機構とを集約して設けしかもそれら
を工場で製造する段階で島飾り１０を組み立てることが
できるので、遊技場へは、ただ搬送するだけで、遊技場
内で複雑な工事をする必要がないという利点もある。

なお、上記した実施例においては、水平搬送装置５で搬
送され、且つ貨幣両替機１４の自動補給される貨幣の種
類として硬貨（１００円玉又は５００円玉）だけを示し
たが、玉貸機３において、紙幣（例えば、１０００円紙
幣）が使用される場合には、これを自動的に貨幣両替機
！４に補給するように構成し、紙幣もリサイクル使用で
きるようにしてもよい。また、上記実施例においては、
島飾り１０の左右両側面に貨幣両替機１４を設けたもの
を示したが、いずれか一方だけに設けてもよく、更に、
パチンコ島１内部に双方向に貨幣を搬送する水平搬送装
置５を設け、パチンコ島１の両端に設置される島飾り１
０にそれぞれ設けられる貨幣両替機１４に貨幣を自動補
給できるように構成してもよい。

［発明の効果］ 以上、説明したところから明らかなように、本発明に係
るパチンコ島における島飾りは、貨幣両替機と、パチン
コ島で使用され且つ水平搬送装置で送られた貨幣を回収
する金庫と、該金庫に回収された貨幣又は水平搬送装置
で送られた貨幣を揚送して貨幣両替機に補給する貨幣揚
送装置とを内蔵させて構成されるので、貨幣両替機にパ
チンコ島で使用された貨幣が自動的に補給され、貨幣の
補給及び管理の手数が大幅に改善され、また、貨幣の補
給を店員等が行わなくてもよいので、金銭に関する不正
と事故を確実に防止することができる。更に、貨幣両替
機と貨幣補給機構を島飾りの内部に収納したので、島飾
りの内部空間を有効に利用できるとともに、遊技場にお
ける有効面積をも極めて効果的に利用することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、実施例に係る島飾りの正面から見た斜視図、
第２図は、島飾りの内部構造を示す斜視図、第３図は、
パチンコ島と島飾りとの関係を示す側面図、第４図は、
島飾りの内部に設置される貨幣揚送装置を示す斜視図、
第５図は、水平搬送装置と貨幣揚送装置と分配装置との
関係を示す平面概略図、第６図は、分配装置の動作を示
す説明図である。 １　・ ３　・ パチンコ島　２・・パチンコ機 玉貸機　５・・水平搬送装置 ・島飾り　１４・・貨幣両替機 ・内部空間　２２・・金庫 ・貨幣揚送装置 第 図 第２ 図 第４ 図 第 図 第６ 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 多数のパチンコ機を列設するパチンコ島の端部に設置さ
   れる島飾りにおいて、 該島飾りは、 その側面に貨幣両替機を臨ませ、 その内部に前記パチンコ島で使用され且つ水平搬送装置
   で送られた貨幣を回収する金庫と、該金庫に回収された
   貨幣又は前記水平搬送装置で送られた貨幣を揚送して前
   記貨幣両替機に補給する貨幣揚送装置とを内蔵させたこ
   とを特徴とするパチンコ島における島飾り。