JPH038679A - ビル遠隔監視制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ビル遠隔監視制御装置に関する。

〈従来の技術〉 ビルに設置された端末装置によって、ビル内の設備機器
が監視され、設備機器の動作情報信号が端末装置から通
信回線を介して集中監視装置に伝送され、集中監視装置
から通信回線を介して端末装置に送信される制御信号に
よって、設備機器が遠隔制御されるビル遠隔監視制御装
置が、特開昭５５−６６３４号公報で提案されている。

この提案に係るビル遠隔監視制御装置によると、端末装
置によって設備機器の動作状態が監視され、必要に応じ
て集中監視装置からの制御信号によって設備機器が制御
管理され、故障と判定されると故障表示装置に故障の設
備機器の表示が行われる。

〈発明が解決しようとする課題〉 前述した提案に係る従来のビル遠隔監視制御装置では、
集中監視装置よりの制御信号による制御で、設備機器が
故障であると判定されると故障表示装置にその旨の表示
が行われるだけである。

このため、集中監視装置によって設備機器が遠隔制御さ
れ、設備機器が運転を開始したり運転を停止したりして
も、設備機器を利用しているビルの居住者には、その原
因が不明で設備機器の動作を不審に思い、設備機器が安
全に利用出来るものかどうか不安感をいだくこともある
。

本発明は、前述したようなこの種のビル遠隔監視制御装
置の現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、集
中監視装置による遠隔制御の内容及び遠隔制御の対象と
なる設備機器に関する情報が、情報伝達手段により設備
機器の利用者に伝達されるビル遠隔監視制御装置を提供
することにある。

く課題を解決するための手段〉 前記目的を達成するために、本発明は集中監視装置とビ
ルに設けられた端末装置とが互いに通信回線で接続され
、前記端末装置によって前記ビルの設備機器の動作が監
視され、前記端末装置から前記通信回線を介して前記集
中監視装置に伝送される前記設備機器の動作情報信号に
基づいて、前記集中監視装置がらの制御信号が、前記通
信回線を介して前記端末装置に伝送され、この制御信号
によって前記設備機器が遠隔制御されるビル遠隔監視、
制御装置において、前記制御信号により行われる遠隔制
御の内容及びこの遠隔制御の対象となる設備機器に関す
る情報が、前記ビルに設けられた情報伝達手段により、
前記設備機器の利用者に伝達されるように構成されてい
る。

く作用〉 本発明によると、端末装置から通信回線を介して集中監
視装置に伝送される設備機器の動作情報信号に基づき、
集中監視装置から通信回線を介して端末装置に伝送され
る制御信号により、設備機器が制御される場合には、情
報伝達手段が作動する。この情報伝達・手段の作動によ
って、制御信号により行われる遠隔制御の内容及びこの
遠隔制御の対象となる設備機器に関する情報が、設備機
器の利用者に伝送される。

〈実施例〉 以下、本発明の実施例を第１図及び第２図を参照して説
明する。

二こで、第１図は本発明の実施例の構成を示すブロック
図、第２図は本発明の実施例の動作を示す流れ説明図で
ある。

第１図に示すように、実施例では集中監視装置１と端末
装置３とが、互いに通信回線２で接続され、端末装置３
には設備機器７と情報制御装置４とが接続され、情報制
御装置４に表示装置５ａ〜５ｃと、スピーカ６ａ〜６ｃ
が接続されている。

図示していないが、集中監視装置１には複数の端末装ｒ
ａ３が接続され、集中監視袋！１によって複数の端末装
置３が集中的に監視制御されるようになっている。そし
て、設備機器７の動作は端末装置３で監視され、動作情
報信号が端末装置３がら、通信回線２を介して集中監視
装置１に伝送され、集中監視装置１からは、設備機器７
を遠隔制御する制御信号が、通信回線２を介して端末装
置３に伝送されるようになっている。

また、端末装置３は集中監視装置１から伝送される制御
信号から、制御因子や対零機器などのデータを抽出し、
対応する伝達データに変換して情報制御装置４に入力し
、情報制御装置４はこの伝達データに基づいて、表示装
置５ａ〜５ｃ及びスピーカ６ａ〜６Ｃによる情報伝達を
行うように構成されている。これらの表示装置５ａ〜５
ｃ及びスピーカ６ａ〜６Ｃは、設備機器７が設置されて
いるビルにおいて、設備機器７の利用者く居住者）に情
報伝達を効率的に行える位置に配設されている。

次に、実施例の動作を第２図を参照して説明する。

集中監視装置１から設備機器７の制御信号が、通信回線
２を介して端末装置３に伝送されると、端末装置３によ
るデータ受信処理２１が行われた制御データ２２は、端
末装置３内のメモリに格納される。次いで、端末装置３
においてメモリに格納された制御データ２２から、運転
、停止などの制御因子コード、制御対象機器コードが読
出され、検索転送処理２３によって、伝達内容データテ
ーブル２４から対応する表示データ及びアナウンスデー
タが検索され、情報制御装置４に転送される。

伝達内容データテーブル２４には、表示データ及びアナ
ウンスデータとして、設備機器名称、設備機器ＮＯ１設
備位置、注意メツセージなどが格納されている。

情報制御装置４に転送された設備機器名称、設（ｆ４機
器ＮＯ１設備位置、注意メツセージ、表示時刻、表示優
先度の各データを含む受信データ２５に対して、伝達デ
ータ登録処理２６が行われ、受信データ２５は伝達デー
タテーブル２７に格納登録される。

次いで、伝達データテーブル２７に格納登録された受信
データ２５に対して、伝達処理２８が施されて、表示時
刻及び表示優先順位に従って、表示データ２９及びアナ
ウンスデータ３０が読出され、それぞれ表示装置５ａ〜
５ｃに表示され、スピーカ６ａ〜６ｃで放送が行われる
。

一方、端末装置３内のメモリに格納された制御データ２
２によって設備機器７の遠隔制御が行われるが、この遠
隔制御の開始時刻が表示装置５ａ〜５Ｃによる表示及び
スピーカ６ａ〜６ｃによる放送よりも遅延される。

従って、ビルの設備機器７の利用者に対して、集中監視
装置１からの遠隔制御の内容及びこの遠隔制御の対象と
なる設備機器に関する情報が、表示装置５ａ〜５ｃ及び
スピーカ６ａ〜６ｃを介して伝達された後に、設備機器
７の遠隔制御が行われるので、利用者に不審感や不安感
を与えることがない。

なお、実施例では設備機器に対する遠隔制御を、表示装
置及びスピーカによる伝達よりも遅延して行う場合を説
明したが、本発明は実施例に限定されるものではなく、
遠隔制御と伝達とを同時に行う構成とすることも出来る
。

〈発明の効果〉 以上詳細に説明したように、本発明によると設備機器に
対して集中監視装置の遠隔制御が行われる際に、遠隔制
御の内容及び対象設備機器の情報が、情報伝達手段によ
って設（１１機器の利用者に伝達されるので、利用者に
不審恣や不安感を与えることがなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例の構成を示すブロック図、第
２図は、本発明の実施例の動作を示す流れ説明図である
。 １・・・・・・集中監視装置、２・・・・・・通信回線
、３・・・・・端末装置、４・・・・・・情報制御装置
、５ａ〜５Ｃ・・・・・・表示装置、６ａ〜６ｃ・・・
・・・スピーカ、２１・・・・・・データ受信処理、２
２・・・・・・制御データ、２３・・・・・・検索転送
処理、２４・・・・・・伝送内容データテーブル、２５
・・・・・・受信データ、２６・・・・・・伝達データ
登録処理、２７・・・・・伝達データテーブル、２８・
・・・伝達処理、２９・・・・・・表示データ、３０・
・・・・・アナウンスデータ。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 集中監視装置とビルに設けられた端末装置とが互いに通
   信回線で接続され、前記端末装置によつて前記ビルの設
   備機器の動作が監視され、前記端末装置から前記通信回
   線を介して前記集中監視装置に伝送される前記設備機器
   の動作情報信号に基づいて、前記集中監視装置からの制
   御信号が、前記通信回線を介して前記端末装置に伝送さ
   れ、この制御信号によつて前記設備機器が遠隔制御され
   るビルの遠隔監視制御装置において、前記制御信号によ
   り行われる遠隔制御の内容及びこの遠隔制御の対象とな
   る設備機器に関する情報が、前記ビルに設けられた情報
   伝達手段によより、前記設備機器の利用者に伝達される
   ように構成されていることを特徴とするビル遠隔監視制
   御装置。