JPH0385878A - テレビジョン受像機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば音声信号をワイヤレスで視聴者やサラ
ウンドスピーカに送出するテレビジョン受像機に関する
。

〔発明の概要〕

本発明は、例えば音声信号をワイヤレスで視聴者やサラ
ウンドスピーカに送出するテレビジョン受像機において
、その音声信号で変調された光信号を送出する送信部を
テレビジョン受像機の本体に内蔵したことにより、別体
の送信ユニットを用いる場合に比べてテレビジョン受像
機の構成を簡略化すると共に、視聴者の使い勝手を改善
したものである。

また、本発明は、その送信部に複数個の発光素子を設け
、これら複数個の発光素子をテレビジョン受像機の本体
の上部に配列したことにより、その光信号を良好に受信
できる範囲を広くしたものである。

〔従来の技術〕

赤外線を介して音声信号をワイヤレスで送信するシステ
ムが家電製品にも応用されつつある。第１Ｏ図は従来の
赤外線送受信システムの一例を示し、この第１０図にお
いて、（１）はテレビジョン受像機、（２）は発光素子
（３）を有する送信ユニット、（４）は送信ユニット（
２）の電源コードであり、その送信ユニット（２）の人
力コード（５）がそのテレビジョン受像機（１）のイヤ
フォンジャック（１ａ）に接続されている。また、（６
）は受光素子（７）（図示省略）を有するコマンダと兼
用の受信ユニット、（８）はマニュアルの電源スィッチ
を示し、この受信ユニット（６）内で再生された音声信
号がコード（９）を介してヘッドフオン（１０〉に供給
されている。

第１０図例によれば、夜中であっても第三者に迷惑をか
けることなく所望の番組を視聴できると共に、ワイヤレ
ス方式であるため視聴者は比較的自由に動くことができ
る。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、第１０図例においては、送信ユニット（
２）がテレビジョン受像機（１）の本体とは別体である
ためテレビジョン受像機の構成が複雑であると共に、視
聴者はその送信ユニット（２）の’を源コード（４）及
び人力コード（５）の接続をしなければならないため使
い勝手が悪い不都合があった。

本発明は斯かる点に鑑み、ワイヤレスで音声信号を送出
するテレビジョン受像機において、このテレビジョン受
像機の構成を簡略化すると共に、視聴者の使い勝手を改
善することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

請求項１記載のテレビジョン受像機は、音声信号で変調
された光信号を送出する送出部（例えば第１図の発光部
（１３）及び第４図の送信回路）を本体（１１〉に内蔵
したものである。

請求項２記載のテレビジョン受像機は、請求項１記載の
テレビジョン受像機において、例えば第１図に示す如く
、その送信部に複数個の発光素子（１４）を設け、これ
ら複数個の発光素子（１４）をその本体（１１）の上部
に配列したものである。

〔作用〕

斯かる請求項１記載の発明によれば、別体の送信ユニッ
トを使用する場合に比べて、テレビジョン受像機が簡略
化されると共に、視聴者は入力コード等の接続を使う必
要がないので使い勝手が改善される。

また、一般にテレビジョン受像機の本体の下部には灰皿
等の障害物が置かれることが多いが、請求項２記載の発
明の場合には本体（１１〉の上部に複数個の発光素子（
１４）が配列されているため、それらの発光素子（１４
）からの光信号の内でその障害物によって遮られる割合
は少ない。従って、本体（１１〉の下部に発光素子（１
４）を配列する場合に比べて、光信号を良好に受信でき
る範囲が広くなる。

〔実施例〕

以下、本発明によるテレビジョン受像機の一実施例につ
き第１図〜第６図を参照して説明しよう。

第１図は本例のテレビジョン受像機を示し、この第１図
において、テレビジョン受像機の本体（１１）の陰極線
管（ＣＲＴ＞（１２）を囲む正面パネル（ｌｌａ）　　
の上部に水平方向に伸びた発光ＩＩ（１３）を埋込む。

この発光部（１３）は、第２図に示す如く、近赤外域の
発光ダイオード（ＬＥＤ）（１４）を８個水平方向に一
列に並べた後に、前面に可視域遮光フィルタ板（１５）
を配して形成する。各Ｌ　Ｅ　Ｄ（１４）は発散角調整
用の微少レンズ（１４ａ）　　を備え、所定の発散角で
音声信号にて変調された近赤外線を発光する。また、可
視域遮光フィルタ板（１５）はそれらＬ　Ｅ　Ｄ（１４
）を保護すると共に、外部よりそれらＬＥＤ（１４）が
見えるのを防止する役割を有する。尚、発光部〈１３〉
は第３図に示す如＜　Ｌ　Ｅ　Ｄ（１４）を複数列に並
べて前面にフィルタ板（１５Ａ）　　を配して形成して
もよい。

第１図において、（１６）は全体としてヘッドフォンを
示し、このヘッドフォン〈１６）は逆Ｕ字型のバンド（
１７）、ヘッドフォンユニット（１８Ｒ）、　（１８Ｌ
）　　及び耳あてＥＲ，ＥＬより形成し、そのバンド（
１７）の両端近くに夫々乾電池等のバッテリーの格納室
（１９Ｒ）、　（１９Ｌ）　　を設け、一方のバッテリ
ーの格納室（１９Ｌ）　　の側面にマニンアルの主電源
スイッチ回路（２０）を取付ける。また、ヘッドフォン
ユニット（１８Ｒ）及び（１８Ｌ）　　の近傍に夫々受
光素子（２１Ｒ）及び（２１Ｌ）　　を配し、バンド（
１７）の中央部にも受光素子（２１Ｃ）　　を配する。

第４図はテレビジョン受像機の本体（１１〉に内蔵され
た送信回路を示し、この第４図において、（２２Ｌ）、
　（２２Ｒ）　　は夫々テレビジョン受像機（１）の音
声復調回路で復調されたＬチャンネル及びＲチャンネル
のベースバンドの音声信号が供給される接続端子であり
、これら接続端子（２２１）及び（２２Ｒ）　　を夫々
スイッチ回路（２３Ｌ）　　の一方の固定接点及びスイ
ッチ回路（２３Ｒ）　　の一方の固定接点に接続する。

（２４Ｌ）及び（２４Ｒ）　　は夫々外部ビデオソース
より供給されるＬチャンネル及びＲチャンネルの音声信
号の入力端子であり、これら入力端子（２４Ｌ）及び（
２４Ｒ）　　を夫々スイッチ回路（２３Ｌ）　　の他方
の固定接点及びスイッチ回路（２３Ｒ）　　の他方の固
定接点に接続し、スイッチ回路（２３Ｌ）　　の可動接
点に生じる音声信号をバッファ回路（２５Ｌ）　　を介
してＦＭ変調回路（２６Ｌ）　　に供給して、周波数ｆ
Ｌ（ζ２゜８Ｍ触）の搬送波をその音声信号でＦＭ変調
する。また、スイッチ回路（２３Ｒ）　　の可動接点に
生じる音声信号をバッファ回路（２５Ｒ）　　を介して
ＦＭ変調回路（２６Ｒ）に供給して、周波数ｆ　ｌ　（
！＝ｉ２．３Ｍ　Ｈｚ）　　の搬送波をその音声信号で
ＦＭ変調し、それらＦＭ変調回路（２６Ｌ）及び（２６
Ｒ）　の夫々の出力信号を混合回路（２７）で合成して
Ｌ　Ｅ　Ｄ（１４）に供給する如くなす。

第５図はへッドフォン（１６）に内蔵された受信回路を
示し、この第５図において、（２１）は受光素子（２１
Ｒ）、　（２１Ｌ）及び（２１Ｃ）（第１図参照）を併
せた受光素子、（２８）はこの受光素子（２１〉のプリ
アンプであり、このプリアンプ＜２８）の直流成分が除
かれた出力信号である原信号Ｒ３を夫々帯域通過フィル
タ（２９ＬＨ中心周波数ｆＬ）　　及び帯域通過フィル
タ（２９Ｒ）　（中心周波数ｆ、）に供給し、帯域通過
フィルタ（２９Ｌ）　　の出力信号を電力増幅器を含む
ＦＭ復調回路（３０Ｌ）　　を介して左スピーカ（３１
Ｌ）　　に供給し、帯域通過フィルタ（２９Ｒ）　　の
出力信号を電力増幅器を含むＦＭｉｌ１回路（３０Ｒ）
　　を介して右スピーカ（３１Ｒ）　　に供給する。こ
れらスピーカ（３１Ｌ）及び（３１Ｒ）からは近赤外線
より再生された音声が夫々放音される。

また、（３２）は電源ラインを示し、この電源ライン〈
３２）を帯域通過フィルタ（２９Ｌ）、　（２９Ｒ）　
　及びＦＭ復調回路（３０Ｌ）、　（３０Ｒ）　の夫々
の電源端子に接続し、この電源ライン（３２）を更に電
気信号で開閉できる副電源スイッチ回路（３２）及びマ
ニュアルで開閉する主電源スイッチ回路（２０）を介し
てバッテリー（３４）の正極端子に接続し、このバッチ
ＩＪ−（３４）の負極端子を接地する。

（３５）は光信号の有無を検出する手段としての搬送波
検出回路を示し、この搬送波検出回路（３５）は中心周
波数がｆ、又はｆ、の帯域通過フィルタ、整流回路及び
２値化回路より構成する如くなす。

従って、本例では周波数が同又はｆ２　の搬送波が存在
するか否かで光信号の有無が判別されるので、螢光燈な
どの外乱光によって影響されにくい利益がある。プリア
ンプ（２８）より生成される原信号Ｒ３をその搬送波検
出回路（３５）の入力端子に供給し、その搬送波検出回
路（３５）の出力端子に生じるデジタルの検出信号Ｓ。

を時定数回路（３６〉の入力端子及びオアゲー）　（３
７）の一方の入力端子に供給する。その時定数回路（３
６）は積分回路と２値化回路とより構成し、入力信号に
対し時間りだけ遅れた信号Ｓ１　を生成する。この信号
Ｓｌ　をオアゲート（３７＞の他方の入力端子に供給し
、このオアゲート（３７）の出力信号Ｓ２　がハイレベ
ル”１”のときには副電源スイッチ回路（３３）を閉じ
、その出力４８　号Ｓ　２がローレベル“０”のときに
は副電源スイッチ回路（３３）を開く如くなす。また、
副電源スイッチ回路（３３）と主電源スイッチ回路（２
０）との間の電源ラインをプリアンプ（２８）、搬送波
検出回路（３５）、時定数回路（３６）及びオアゲート
（３７〉の夫々の電源端子に接続する。

本例のテレビジョン受像機の電源をオンにすると、第６
図Ａに示す如く、本体（１１）の上部に配されたＬ　Ｅ
　Ｄ（１４）からは現在受信されているチャンネル又は
外部ビデオソースの音声信号によってＦＭ変調された光
信号かへッドフォン（１６）に向けて発散角αで放射さ
れる。−級に、そのテレビジョン受像機の本体（１１）
の下部の前方には灰皿などの背の低い障害物（３８〉が
置かれていることが多いが、本例によればそのＬ　Ｅ　
Ｄ（１４）からの光信号はその障害物（３８〉によって
はほとんど遮られないため、その発散角αがそのまま良
好に光信号を受信できる有効範囲となる。一方、第７図
に示す如くそのテレビジジン受像機の本体（１１）の下
部にＬＥＤ（１４〉を配することも可能であるが、この
場合にはそのＬＥＤ（１４）からの光信号はその障害物
（３８）によって部分的に遮られて有効範囲βはβくα
となり、ヘッドフォン（１６）が良好に光信号を受信で
きなくなる。従って、Ｌ　Ｅ　Ｄ（１４）を本体（１１
〉の上部に配した場合には、光信号を良好に受信できる
範囲が広くなる利益がある。

また本例で発光部（１３）に複数個のＬ　Ｅ　Ｄ（１４
）を設けてこれらＬ　Ｅ　Ｄ（１４）を水平方向に広げ
て配列しているが、この場合には第６図已に示す如く、
そのテレビジョン受像機の本体（１１）とヘッドフォン
（１６）との間に比較的幅の狭い障害物（３９〉が介在
しても、その発光部（１３〉の両端部（１３ｂ）及び（
１３Ｃ）からの光信号はへッドフォン（１６）によって
良好ニ受信される。一方、その発光！（１３）の中央部
（１３ａ）だけにＬ　Ｅ　Ｄ（１４）が設けられている
場合には、その中央部（１３ａ）　　からの光信号はそ
の障害物（３９）によって遮られてヘッド７オン（１６
）では受信できなくなる。

即ち、そのような障害物（３９）の存在を考慮して、そ
の発光８（Ｓ（１３）の中央部（１３ａ）　　だけにＬ
　Ｅ　Ｄ（１４）が設けられているときの光信号を良好
に受信できる範囲を範囲（４０）とすると、本例（第６
図Ｂ）の如く発光部（１３〉の両端部（１３ｂ）及び（
１３ｃ）　　の間に均一にＬＥＤ（１４）が設けられて
いるときの光信号を良好に受信できる範囲（４１）は一
般的にその範囲（４０）よりも広くなる利益がある。

次に、本発明の他の実施例につき第８図及び第９図を参
照して説明するに、本例はテレビジョン受像機の音声信
号を赤外線を介してワイヤレスで所謂サラウンド方式の
スピーカに伝送するシステムに本発明を適用したもので
ある。サラウンド方式とはステレオ音声からマ）　ＩＪ
フックス術により立体的音場感を作り出す方式をいう。

第８図は本例のシステム構成を示し、この第８図におい
て、（４３Ａ）及び（４３Ｂ）　　は夫々サラウンドス
ピーカであり、これらのサラウンドスピーカ（４３＾）
及び（４３Ｂ）　　を夫々テレビジョン受像機の本体（
１１）の両側面に所望の角度を傾けて配する。そして、
そのテレビジョン受像機の本体（１１）の両側面（ｌｌ
ｂ）及び（ＩＩＣ＞　　の上部に夫々発光部（１３）と
同じ構造の発光部（４２＾）及び（４２Ｂ）　を埋込む
。これらの発光部（４２＾）及び（４２Ｂ）　　からは
夫々所定のサラウンド音声信号で変調された光信号が放
射される。また、サラウンドスピーカ　り４３＾）及び
（４３Ｂ）の夫々のテレビジョン受像機の本体（１１）
側の側面上部に受光素子基板（４４Ａ＞及び（４４Ｂ）
　を埋込み、それらサラウンドスピーカ（４３＾）及び
（４３Ｂ）　　の内部には第５図例の如き受信回路を設
ける如くなす。

本例においてもテレビジョン受像機の本体（１１）の上
部に発光部（４２Ａ）、（４２Ｂ）が配されているので
、その本体（１１）とサラウンドスピーカ（４３＾）、
　（４３Ｂ）との間に背の低い障害物が介在しても光信
号の送受信は良好に行うことができる。また、その発光
部（４２＾）、　（４２Ｂ）は夫々水平方向に広がって
いるため、第１図例と同様に光信号を良好に受信できる
範囲が広い利益がある。

更に、発光部（４２Ａ＞及び（４２Ｂ）　　は夫々受光
素子基板（４４Ａ）及び（４４Ｂ＞　　と同程度の高さ
で且つ同程度の奥行きの位置に配されているので、第９
図に示す如く、テレビジョン受像機の本体（１１）の両
側面に夫々サラウンドスピーカ（４３Ａ）及ヒ（４３Ｂ
）　　全密着して配することができる利益もある。

尚、本発明は上述実施例に限定されず、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々の構成を採り得ることは勿論であ
る。

〔発明の効果〕

本発明によれば、別体の送信ユニットを用いる場合に比
べてテレビジョン受像機の構成が簡略化されると共に、
視聴者の使い勝手が改善される利益がある。

また、複数個の発光素子を本体の上部に配列した場合に
は比較的背の低い障害物には影響されにくくなり、光信
号を良好に受信できる範囲が広くなる利益がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明テレビジョン受像機の一実施例を示す斜
視図、第２図及び第３図は夫々第１図例の発光部の例を
示す斜視図、第４図及び第５図は夫々第１図例の送信回
路及び受信回路を示す構成図、第６図Ａは第１図例の側
面図、第６図Ｂは第１図例の平面図、第７図は第１図例
の変形を示す側面図、第８図は本発明の他の実施例を示
す斜視図、第９図は第８図例の動作の説明に供する正面
図、第１０図は従来の送受信システムの一例を示す斜視
図である。 （１１〉はテレビジョン受像機の本体、（１３〉は発光
部、＜１４〉は発光ダイオード（Ｌ　Ｅ　Ｄ）　、（１
６）はへッドフォン、（２６Ｌ）及び（２６Ｒ）　　は
夫々ＦＭ変調回路、（４２Ａ）及び（４２Ｂ）　　は夫
々発光部、（４３Ａ）及び（４３Ｂ＞　　は夫々サラウ
ンドスピーカである。 代 理 人 松 隈 秀 盛 第９図 帯　尤　郁 第２図 ｆ６へ、ドフスン エ 第 図 第７図 ？芝釆技イ打 第１０図 手続補正書 平底 １年１０月 日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、音声信号で変調された光信号を送出する送信部を本
   体に内蔵したことを特徴とするテレビジョン受像機。 ２、上記送信部は複数個の発光素子を有し、該複数個の
   発光素子を上記本体の上部に配列したことを特徴とする
   請求項１記載のテレビジョン受像機。