JPH0787583A - ワイヤレスヘッドホンシステム - Google Patents

ワイヤレスヘッドホンシステム

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Publication number
JPH0787583A
JPH0787583A JP5187501A JP18750193A JPH0787583A JP H0787583 A JPH0787583 A JP H0787583A JP 5187501 A JP5187501 A JP 5187501A JP 18750193 A JP18750193 A JP 18750193A JP H0787583 A JPH0787583 A JP H0787583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
infrared
subcarrier
signals
receiver
Prior art date
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Pending
Application number
JP5187501A
Other languages
English (en)
Inventor
Fuminori Sato
文典 佐藤
Shoji Fujino
昭二 藤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ATSUDEN CORP
ATSUDEN KK
Original Assignee
ATSUDEN CORP
ATSUDEN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by ATSUDEN CORP, ATSUDEN KK filed Critical ATSUDEN CORP
Priority to JP5187501A priority Critical patent/JPH0787583A/ja
Publication of JPH0787583A publication Critical patent/JPH0787583A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Communication System (AREA)
  • Headphones And Earphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 赤外線を利用したワイヤレスヘッドホンにお
いて、送信部と受信部との間に壁や物品などの障害物が
入っても、信号の授受がこれの影響を受けないようにす
る。 【構成】 サブキャリヤの送信部1と受信部2にそれぞ
れ整合回路22,25を介してアンテナ23,24を接続し、赤
外線の信号授受に加えて電磁波の信号授受も行なうよう
にしたものである。電磁波も使用するので、障害物の影
響を受けることなく良好に機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信部と受信部との間
に、壁や物品などの障害物があったとしても、これの影
響を受けずに信号授受が行なわれる、ワイヤレスヘッド
ホンシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】音響再生機器において音楽等を鑑賞し、
あるいはテレビ受像機によって映像とともに音声を聴取
するときには、一般にはスピーカが用いられるが、夜間
等、周囲に気をつかったり、一人で堪能するときにはヘ
ッドホンが使用される。従来、ヘッドホンは音響機器等
にコードで接続され、このコードの長さの範囲内で使用
されていたが、コードの長さが短いと音響機器と聴取者
との距離に制約を与えることになって使用性が悪いこと
になる。そこでコードを十分に長く(たとえば5メート
ル程度)すると着座位置等の制約は十分に緩和されるも
のの、近くで使用するとき、あるいは不使用時にそのコ
ードが邪魔になる問題がある。
【0003】そこで、このコードを廃止し、音響機器等
とヘッドホンとをワイヤレスでつなぐようにした、ワイ
ヤレスヘッドホンが案出され、実用化されている。この
ワイヤレスヘッドホンとしては、ステレオ信号を音質よ
く、しかも効率よく授受できることから、赤外線を用い
たものが多くなっている。
【0004】図2に示すものは、赤外線を用いたワイヤ
レスヘッドホンシステムの従来の回路である。これを説
明すると、1は送信部であり、2は受信部である。送信
部1は左右の音源3,4に接続された左右それぞれのチ
ャンネル用の低周波増幅器5,6に局部発振および変調
回路7,8が接続され、これら左右チャンネルの変調回
路7,8の出力側には左右チャンネルの変調信号を一緒
にしてLED(発光ダイオード)をドライブするための
LEDドライブ回路9が接続されている。LEDドライ
ブ回路9の出力側には発光ダイオード10が接続されてい
る。発光ダイオード10は、LEDドライブ回路9の出力
信号に応じて発光する。
【0005】受信部2には、発光ダイオード10が放射し
た赤外線信号を受光するフォトダイオード11が設けら
れ、このフォトダイオード11の出力側は、左右チャンネ
ルそれぞれのフィルタ12,13と高周波増幅器14,15を介
して、左右チャンネルそれぞれの検波回路16,17に接続
されている。この検波回路16,17は、フィルタ12,13で
識別された信号から低周波信号を取り出すものである。
検波回路16,17の出力側には低周波増幅器18,19を介し
てスピーカ20,21が接続される。受信部2は、これらの
回路すべてがヘッドホンのハウジングに収容され、図示
しない電源回路から電圧を受けて作動するようになって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような構成からな
る従来のワイヤレスヘッドホンシステムにおいては、送
信部1の発光ダイオード10と受信部2のフォトダイオー
ド11との間に壁や物品などの障害物がなければ良好に機
能するが、送信部1と受信部2とが異なった部屋であっ
たり、同一の部屋であっても、聴取者が動いて送信部1
と受信部2との間に物品などが入り、赤外線が到達しな
くなると使用不能になる。したがってコードが不要にな
る便利さはあるが、必ずしも使用性において完璧である
とは言いがたい部分があった。
【0007】本発明はこの点に鑑みて成されたものであ
り、送信部と受信部の間に、壁や物品などの障害物があ
っても、その影響を受けることなく信号の授受を行なう
ことができる、ワイヤレスヘッドホンシステムを提供し
ようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、送信部において音声信号でサ
ブキャリヤを変調し、該サブキャリヤで赤外線を変調し
て受信部に向けて該赤外線を放射し、受信部はこの赤外
線を受けて音声信号に復調する、赤外線を用いたワイヤ
レスヘッドホンにおいて、前記サブキャリヤの送信部と
受信部にそれぞれ整合回路を介してアンテナを接続し、
赤外線の信号授受に加えて電磁波の信号授受も行なうよ
うな構成としたものである。
【0009】
【作用】このような構成とすれば、送信部と受信部の間
に壁や物品などの障害物がないときには赤外線と電磁波
の両方によって信号の授受が行なわれ、障害物があると
きには、これの影響を受けない電磁波で信号の授受が行
なわれるので、確実性が増し、安定した機能を得ること
ができることになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1について、図
2と同一部材には同一の符号を付して説明する。1は送
信部であり、2は受信部である。送信部1は左右の音源
3,4に接続された左右それぞれのチャンネル用の低周
波増幅器5,6に局部発振および変調回路7,8が接続
され、これら左右チャンネルの変調回路7,8の出力側
には左右チャンネルの変調信号を一緒にしてLED(発
光ダイオード)をドライブするためのLEDドライブ回
路9が接続されている。LEDドライブ回路9の出力側
には発光ダイオード10が接続されている。発光ダイオー
ド10は、LEDドライブ回路9の出力信号に応じて発光
する。LEDドライブ回路9にはさらに、整合回路22を
介してアンテナ23が接続されている。
【0011】受信部2には、発光ダイオード10が放射し
た赤外線信号を受光するフォトダイオード11とともに入
力側にアンテナ24を接続した整合回路25が設けられ、こ
の整合回路25の出力側は、フォトダイオード11の出力側
とともに、左右チャンネルそれぞれのフィルタ12,13と
高周波増幅器14,15を介して、左右チャンネルそれぞれ
の検波回路16,17に接続されている。この検波回路16,
17は、フィルタ12,13で識別された信号から低周波信号
を取り出すものである。検波回路16,17の出力側には低
周波増幅器18,19を介してスピーカ20,21が接続され
る。受信部2は、これらの回路すべてがヘッドホンのハ
ウジングに収容され、図示しない電源回路から電圧を受
けて作動するようになっている。
【0012】このような構成からなる本発明のワイヤレ
スヘッドホンシステムにおいては、送信部1は音声信号
でサブキャリヤを変調し、このサブキャリヤで赤外線を
変調して受信部2に向けてこの赤外線を放射することに
なる。そして、受信部2はこの赤外線を受けて音声信号
に復調する。さらにサブキャリヤの送信部1と受信部2
にそれぞれ整合回路22,25を介してアンテナ23,24を接
続し、赤外線の信号授受に加えて電磁波の信号no授受
も行なうことになる。
【0013】このように作用するとき、送信部1の発光
ダイオード10と受信部2のフォトダイオード11との間に
壁や物品などの障害物がなければ、赤外線と電磁波の両
信号によって良好に機能するが、送信部1と受信部2と
が異なった部屋であったり、同一の部屋であっても、聴
取者が動いて送信部1と受信部2との間に物品などが入
り、赤外線が到達しなくなった場合には、電磁波による
信号の授受が行なわれるので、信号の授受は安定して行
なわれる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
たワイヤレスヘッドホンシステムであるから、送信部と
受信部との間に、たとえ壁や物品などの障害物が存在し
ていても、安定して信号の授受が行なわれるワイヤレス
ヘッドホンシステムを得ることができることになる。簡
単な回路であるから、現在の赤外線専用のワイヤレスヘ
ッドホンに搭載することも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】従来のワイヤレスヘッドホンシステムの回路図
である。
【符号の説明】
1 送信部 2 受信部 3 音源 4 音源 7 変調回路 8 変調回路 9 LEDドライブ回路 10 発光ダイオード 11 フォトダイオード 12 フィルタ 13 フィルタ 16 検波回路 17 検波回路 22 整合回路 23 アンテナ 24 アンテナ 25 整合回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信部において音声信号でサブキャリヤ
    を変調し、該サブキャリヤで赤外線を変調して受信部に
    向けて該赤外線を放射し、受信部はこの赤外線を受けて
    音声信号に復調する、赤外線を用いたワイヤレスヘッド
    ホンにおいて、前記サブキャリヤの送信部と受信部にそ
    れぞれ整合回路を介してアンテナを接続し、赤外線の信
    号授受に加えて電磁波の信号授受も行なうように構成し
    たことを特徴とするワイヤレスヘッドホンシステム。
JP5187501A 1993-06-30 1993-06-30 ワイヤレスヘッドホンシステム Pending JPH0787583A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5187501A JPH0787583A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 ワイヤレスヘッドホンシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5187501A JPH0787583A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 ワイヤレスヘッドホンシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0787583A true JPH0787583A (ja) 1995-03-31

Family

ID=16207172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5187501A Pending JPH0787583A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 ワイヤレスヘッドホンシステム

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JP (1) JPH0787583A (ja)

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