JPH0385282A - 複合コンテナ - Google Patents

複合コンテナ

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JPH0385282A
JPH0385282A JP63048939A JP4893988A JPH0385282A JP H0385282 A JPH0385282 A JP H0385282A JP 63048939 A JP63048939 A JP 63048939A JP 4893988 A JP4893988 A JP 4893988A JP H0385282 A JPH0385282 A JP H0385282A
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JP
Japan
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container
cooling operation
small
cooling
operation control
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JP63048939A
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English (en)
Inventor
Shiro Amano
天野 士郎
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Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (従来技術) 最近冷蔵もしくは冷凍食糧品等の輸送のために、冷却機
能を有するコンテナが広く使用されている。
このコンテナは、ボックスが断熱保温構造を有するとと
もに、内部に冷蔵もしくは冷凍機能を発揮するための大
形の冷却機能が設けられて構成されており、例えば下記
のように使用されている。
まず産地において冷蔵もしくは冷凍庫内から搬出された
輸送物品がコンテナに収納され、そのコンテナは冷却機
構へ駆動電源を供給する大型電源設備を備えるコンテナ
専用トラックに積載されて積み出し港に運ばれ、そこで
コンテナ船に積み込まれる。もちろんコンテナ船も冷却
機構への駆動電源を供給する大型電源設備を備えており
、コンテナは冷蔵もしくは冷凍状態が維持された状態に
おいて搬送される。そして、コンテナはコンテナヤード
を備える港に運ばれて積み下ろしされ、そこからコンテ
ナ専用トラックにより積み出されて目的地に送られる。
上記コンテナヤードは、コンテナの冷却機構へ供給され
る駆動電源設備を備えていて、コンテナ専用トラックに
よる積み出しまでの期間(半日から1日)コンテナ内を
冷蔵もしくは冷凍状態に維持できるようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来品のコンテナ構成に由来する上記の
ような輸送経路においては、下記に示すように各種制約
があって問題点となった。
まずコンテナを積み下ろす港は、コンテナの冷却機構に
電源供給が可能なように、必ず大型の電源設備のあるコ
ンテナヤードを備える港でなければならず、これにより
時として目的地に向かう輸送経路が大幅に遠回りなもの
となってしまった。
また、陸上輸送も必ず大型電源設備を備えるコンテナ専
用トラックによる必要があり、しかも、常に大形で重量
のあるコンテナが目的地まで運送されなければならなか
った。
さらに従来品においては収納物品が直接コンテナ内に収
納されるので、収納物品の種類によっては使用後コンテ
ナ内の洗浄や脱臭等が必要となり、その作業に長時間を
要するとコンテナの稼動率が低下した。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、コンテナによる輸送形態における制約を減少して
コンテナ輸送形態をより合理的なものとすることができ
る改良コンテナを提供することを−の目的とする。
この発明は、大型コンテナ内に複数の小型コンテナを収
納することによりこの目的を達成する。
更に、この発明は、各小型コンテナのそれぞれを互いに
異なる時刻に起動することができる複合コンテナを提供
することを他の目的とする。
この種の複合コンテナにおいて、各小型コンテナそれぞ
れの冷凍・冷蔵(以下、単に冷却という)運転用電源(
小型コンテナ用電源)としては、大型コンテナ用電源か
ら分岐して配置される電源供給ラインを介して与えるよ
うに構成することが考えられる。このような小型コンテ
ナ用電力の供給方式では、例えば各小型コンテナの起動
が同時に行なわれる場合には電源の容量不足を来して、
コンテナ内に収納された積載物の冷却が十分に行なわれ
なくなる事態が生ずる。
更に、この発明は、各小型コンテナのそれぞれがタイミ
ング良く起動することができる複合コンテナを提供する
ことを他の目的とする。
(問題点を解決するための手段) この発明は、このような目的を達成するために、冷却機
を備える大型冷凍・冷蔵コンテナ(大型コンテナ)内に
、冷却機を備える小型冷凍・冷蔵コンテナ(小型コンテ
ナ)を複数個収納し、互いに異なる時刻に各小型コンテ
ナを起動するように構成する。
この発明は、また、冷却機を備える大型コンテナ内に、
冷却機を備える小型コンテナを複数個収納し、各小型コ
ンテナ内の温度を検出する温度検動画と、これら複数の
温度検知器が送出する温度信号を互いに比較し、上記複
数の小型コンテナに対しより冷却運転の緊急度の高い順
に起動信号を送出する制御器と、上記起動信号に応答し
て小型コンテナの冷却機を起動する手段と、上記温度検
知器が送出する温度信号と設定基準温度信号とに基づい
て小型コンテナの冷却機の運転を制御する冷却運転制御
手段とを具備するように構成する。
この発明は、また、冷却機を備える大型冷凍・冷蔵コン
テナ(大型コンテナ)内に、冷却機及び冷却運転制御部
を備える複数個の小型冷凍・冷蔵コンテナ(小型コンテ
ナ)が収納され、前記各小型コンテナのそれぞれの冷却
機が、前記大型コンテナ側から前記冷却運転制御1部に
信号ラインを介して与えられる冷却運転制御信号、もし
くは前記小型コンテナの冷却運転制御部相互間で信号ラ
インを介して送・受信される冷却運転制御信号に基づい
て冷却運転制御されるとともに、電源供給ラインを介し
て与えられる冷却運転用電源によって作動されるように
構成されてなる複合コンテナにおいて、 前記小型コンテナの冷却運転制御部のそれぞれから延出
されて前記電源供給ラインに接続され、かつ、その一部
には前記冷却運転用電源の周波数に対して大きなインピ
ーダンスを示し、前記冷却運転制御信号周波数に対して
小さなインピーダンスを示す冷却運転用電源の遮断用コ
ンデンサが備えられた冷却運転用電源遮断ラインのそれ
ぞれを備え、前記各冷却運転用電源遮断ラインと前記電
源供給ラインとにより前記信号ラインを構成するものと
した。
(実施例) 第1図は、この発明に係る複合コンテナの一実施例の概
略構成図を示す。
第2図は、第1図に示す複合コンテナの回路構成図を示
す。
コンテナ車に積載運搬される大型コンテナIの庫内には
複数(実施例では3個)の小型コンテナ2a、 2 b
、 2 cが収納されている。大型コンテナlの庫内に
は冷却機(大型コンテナ用冷却機)3が設けられている
。冷却機3は、公知の、圧縮器、凝縮器及び蒸発器等で
構成される。小型コンテナ2a。
2 b、 2 cそれぞれの庫内には、冷却機(小型コ
ンテナ用冷却機)4 a、4 b、4 c、冷却運転制
御部5a、5b、5c並びに例えばサーミスタで構成さ
れ、それぞれ冷却運転制御部5 a、 5 b、 5 
cに接続される庫内温度検知器6 a、 6 b、 6
 cがそれぞれ設けられている。冷却機4a、4b、4
cの各々は、ペルチェ効果を発揮する電子冷却素子と、
この電子冷却素子の熱作用面に当接するように設けられ
る、小型コンテナ内に位置するように設けられる吸熱フ
ィンと、小型コンテナの外面に位置するように設けられ
る放熱フィンとで構成される。冷却運転制御部5 a、
 5 b、 5 cは、温度検知器6 a、 6 b、
 6 cで検知された温度を示す信号を主制御器30へ
送出し、主制御器30から供給される起動制御信号によ
り起動され、また温度検知器6 a、 6 b、 6 
cにより測定送出される温度信号を予め設定される基準
温度信号に基づいて小型コンテナ2 a、 2 b、 
2 cの室温をそれぞれ所定温度に保つように冷却機4
a、4b、4Cを制御する。
大型コンテナ用冷却機3には共通コネクタ7を介して冷
却運転用電力が供給される。共通電力供給ライン8は、
各小型コンテナ2 a、 2 b、 2 cに対応して
設けられた個別コネクタ9 a、 9 b、 9 cに
それぞれ接続されている。各小型コンテナ用冷却機4a
、4b、4cのそれぞれは、個別電力供給ライン8 a
、 8 b、 8 cを介して対応する各個別コネクタ
9a。
9b、9cに接続されている。小型コンテナ用冷却機4
a、4b、4cに与えられた電力の一部は対応する冷却
運転制御部5 a、 5 b、 5 cの駆動電力とし
て用いられる。共通電力供給ライン8には、そのライン
8間に挿入されたコンデンサ10と直列に挿入された2
個のコイル11とからなる電源フィルタ回路12が設け
られている。
各個別電力供給ライン8 a、 8 b、 8 cと各
冷却運転制御部5 a、 5 b、 5 cとの間には
冷却運転用電力遮断ライン13a、13b、13cがそ
れぞれ接続されている。また、共通電力供給ライン8と
主制御部30との間には冷却運転用電力遮断ラインI3
eがそれぞれ接続されている。これら冷却運転用電力遮
断ラインl 3a、13b、13c、13eのそれぞれ
には、冷却運転用の電力周波数に対しては大きなインピ
ーダンスを示し、主制御部30並びに冷却運転制御部5
 a、 5 b、 5 cから発信される温度信号及び
冷却機駆動信号の周波数(信号周波数)に対して小さな
インピーダンスを示す冷却運転用電力遮断用コンデンサ
14a、l 4b、14c、14eがそれぞれ介装され
ている。このように、冷却運転用電源遮断ライン13a
、13b、13c、I 3eと個別電源供給ライン8と
で温度信号及び冷却運転制御信号の伝送用信号ラインが
形成される。
主制御部30は、マイクロコンピュータ−(CPU)を
用いて構成され、内蔵されるプログラムに従って動作し
、各小型コンテナ用冷却機4a、4b、4cを起動させ
るための制御信号を、対応する冷却運転制御部5 a、
 5 b、 5 cへ送出する。主制御部30は、主電
源が投入された時、小型コンテナ2 a、 2 b、 
2 cの冷却運転制御部5 a、 5 b、 5 cに
対して庫内温度のデータ要求信号を送出する。このデー
タ要求信号に応答して、冷却運転制御部5a、5b、5
cは、小型コンテナ2 a、 2 b、 2 cのそれ
ぞれの庫内温度データを主制御部30へ送出する。主制
御部30は、冷却運転制御部5 a、 5 b、 5 
cから供給された温度データを比較し、冷却運転の緊急
度が最も高いと判断される小型コンテナの冷却運転制御
部へ起動制御信号を送出する。次いで、残りの二つの温
度データを互いに比較し、第1番目の起動制御信号を送
出した後所定時間経過後に、次に冷却運転の緊急度が高
い小型コンテナの冷却運転制御部へ起動制御信号を送出
する。主制御部30は第2番目の起動制御信号を送出し
た後所定時間経過後に、まだ動作していない最後の小型
コンテナに起動制御信号を送出する。
主電源が投入され、共通コネクタを介して電力が供給さ
れ、大型コンテナlの冷却機3が冷却運転を開始する。
主制御部30は、小型コンテナ2a、 2 b、 2 
cのそれぞれの冷却運転制御部5 a、 5 b。
5Cに対して温度データ要求信号を送出する。この温度
データ要求信号に応答して、冷却運転制御部5 a、 
5 b、 5 cから供給される温度データを受信し、
主制御部30は、これらの温度データを互いに比較し、
冷却運転の緊急度の高い順に、起動制御信号を各小型コ
ンテナの冷却運転制御部5a、5b5cへ送出する。起
動制御信号を受信した冷却運転制御部5 a、 5 b
、 5 cは、対応する冷却機4a。
4b、4cを起動すると共に、温度検知機6 a、 6
 b。
6cが送出する温度信号と予め設定される基準温度とに
基づいて小型コンテナ内の温度を所定の温度に保つよう
に冷却機4a、4b、4cを断続動作させる等して制御
する。
なお、小型コンテナ用冷却機4a、4b、4c内の電源
回路内には、図示していないが、例えばリレーコイルと
リレー接点とからなるリレーが設けられており、このリ
レーが冷却運転制御部5 a、 5 b。
5cからの作動信号に応答して駆動され、そのリレー接
点が閉じるこよにより冷却機4a、4b、4cが駆動さ
れる。
第3図は、この発明に係る複合コンテナの他の実施例の
概略構成図を示す。
第4図は、第3図に示す複合コンテナの回路構成図を示
す。
なお、図を通して同じ符号が用入られているものは、同
じ機能を行うものとする。
これらの図において、符号lはコンテナ車に積載運搬さ
れる大型コンテナであり、その庫内には複数(実施例で
は3個)の小型コンテナ2a。
2b 、2cが収納されている。大型コンテナlの庫内
には冷却機(大型コンテナ用冷却機)3が設けられてい
る。小型コンテナ2a 、2b 、2cそれぞれの庫内
には冷却機(小型コンテナ用冷却機)4a 、4b 、
4c 、冷却運転制御部5a 、5b 、5c 。
および庫内温度検知器6a 、6b 、6cがそれぞれ
設けられている。
大型コンテナ用冷却機3には共通コネクタ7を介して冷
却運転用電源が供給されるようになっている。共通電源
供給ライン8は各小型コンテナ2a 、2b 、2cに
対応して設けられた個別コネクタ9a 、9b 、9c
にそれぞれ接続されている。そして、各小型コンテナ用
冷却機4a 、4b 、4cのそれぞれは、個別電源供
給ライン8a 、8b 、8cを介して対応する各個別
コネクタ9a 、9b 、9cに接続されている。小型
コンテナ用冷却機4a、4b 、4cに与えられた電源
の一部は対応する冷却運転制御部35a 、35b 、
35cの駆動電源として用いられる。共通電源供給ライ
ン8には、そのライン8間に挿入されたコンデンサ10
と直列に挿入された2個のコイル11とからなる電源フ
ィルタ回路I2が設けられている。 各個別電源供給ラ
イン8a 、8b 、8eと各冷却運転制御部35a。
35b、35cとの間には冷却運転用電源遮断ライン1
3a 、13b 、13cがそれぞれ接続されている。
また、共通電力供給ライン8と主制御部30との間には
冷却運転用遮断ラインt3eがそれぞれ接続されている
。これら冷却運転用電源遮断ライン13a 、13b 
、13cのそれぞれ書こは、冷却運転用の電源周波数に
対しては大きなインピーダンスを示し、主制御器部30
並びに冷却運転制御部35a 、35b 、35cから
発信される温度信号及び冷却機駆動信号の周波数(信号
周波数)に対して小さなインピーダンスを示す冷却運転
用電源遮断用コンデンサ14a 、14b 、14cが
それぞれ介装されている。このように、冷却運転用電源
遮断ライン13a 、13b 、13c 、13eと個
別電源供給ライン8とで温度信号及び冷却運転制御信号
ので伝送用信号ラインが形成される。
主制御部30は、マイクロコンピュータ(CPU)を用
いて構成され、内蔵されるプログラムに従って動作し、
各小型コンテナ用冷却機4 a、 4 b。
4Cを起動させるための制御信号を、対応する冷却運転
制御部5 a、 5 b、 5 cへ送出する。主制御
部30は、主電源が投入された時、小型コンテナ2a、
 2 b、 2 cの冷却運転制御部5 a、 5 b
、 5 cに対して庫内温度のデータ要求信号を送出す
る。このデータ要求信号に応答して、冷却運転制御部5
 a、 5 b。
5Cは、小型コンテナ2 a、 2 b、 2 cのそ
れぞれの庫内温度データを主制御部30へ送出する。主
制御部30は、冷却運転制御部   のそれぞれが個別
電源供給ライン8a 、8b 、8cを介して共通電源
供給ライン8に接続されることにより、冷却運転用電源
遮断ライン13a 、l 3b 、13cと個別電源供
給ライン8a 、8b 、8cと共通電源供給ライン8
とで冷却運転制御信号の伝送用信号ラインが形成される
ようになっている。
上記構成を有する第2の実施例の複合コンテナの動作を
説明する。
共通コネクタ7を介して電源が投入されると、大型コン
テナ用冷却機3が作動されるとともに、各小型コンテナ
2a、2b、2cそれぞれの冷却運転制御部35a 、
35b 、35cにも駆動電源が与えられて冷却運転制
御部35a 、35b 、35cが作動信号を出力すれ
ば、これにより各小型コンテナ用冷却機4a 、4b 
、4cが作動状態になる。図示しないが、小型コンテナ
用冷却機4a 、4b 、4C内の電源回路内には、例
えば、リレーコイルとリレー接点とからなるリレーが設
けられており、冷却運転制御部35a 、35b 、3
5cからの作動信号に応答してリレーコイルが駆動され
ることで、そのリレー接点が閉じることによって、冷却
機4a4b、4cが作動されるようになっている。
小型コンテナ用冷却機4a 、4b 、4cそれぞれの
作動順序は、冷却運転制御部35a 、35b 、35
cの内部マイクロコンピュータ(CPU)それぞれの動
作プログラムに従って定められている。
次に、その作動順序について説明する。
電源が投入された段階において、まず小型コンテナ2a
の冷却運転制御部35aから、他の小型コンテナ2b 
、2cそれぞれの冷却運転制御部35b、35cに対し
て庫内温度のデータ要求信号が与えられる。そうすると
、このデータ要求信号に応答して他の冷却運転制御部3
5b、35cのそれぞれからは冷却運転制御部35aに
データ信号が送られる。そして、冷却運転制御部35a
は、自己の庫内温度データと他の冷却運転制御部35b
、35cからの庫内温度データとを比較する。
その比較の結果、自己の庫内の冷却運転の緊急度が最も
高いと判断した場合は自己の冷却機4aに作動信号を与
えてこれを作動状態にする。また、上記比較の結果、他
の冷却運転制御部35b、35cの方が冷却運転の緊急
度が最も高いと判断すると、対応する冷却運転制御部3
5b、35cに冷却運転指令信号を与え、冷却運転指令
信号をうけた冷却運転制御部35b 、35cは対応す
る冷却機4a、4bに作動信号を与えて作動状態にする
。冷却運転制御部35b、35cのそれぞれは、作動信
号を出力した後、次のデータ信号(作動信号出力済コー
ドを含む)を冷却運転制御部35aに与える。冷却運転
制御部35aでは、上記と同様にして、自己の庫内温度
のデータと他の冷却運転制御部35b、35cからの庫
内温度のデータとを比較して、冷却運転の緊急度が最も
高い冷却機4a 、4b 、4cを判断し、上記と同様
にしてその冷却機4a 、4b 、4cを作動させる。
上記におけるデータ要求信号、データ信号および冷却指
令信号の各冷却運転制御信号は、上記した冷却運転用電
源遮断ライン13a、t3b、13Cと個別電源供給ラ
イン8a 、8b 、8cと共通電源供給ライン8とに
より形成される上記伝送信号ラインを介して伝送制御さ
れる。
また、一方では、遮断用コンデンサ14は、それぞれ冷
却運転制御部35a 、S 5b 、35cへの冷却運
転用電源を遮断して、冷却運転制御信号のみを選択的に
通過させ、他方では、電源フィルタ回路12は、冷却運
転制御信号が外部に漏出して電源側に悪影響を及ぼすこ
とを防止している。
上記データにおける冷却運転の緊急度の判断要素として
は、庫内温度検知器6a 、6b 、6cのそれぞれか
ら得られる庫内温度と設定冷却温度との温度差と、作動
信号出力済コードの有無などであり、設定冷却温度に比
して庫内温度が高い小型コンテナ2a 、2b 、2c
の各冷却機4a 、4b 、4cが作動され、設定冷却
温度に比して庫内温度が最も高い小型コンテナ2a 、
2b 、2cであっても、作動信号出力後で冷却機4a
 、4b 、4cの作動中の小型コンテナ2a 、2b
 、2cの冷却機4a、4b、4cには作動信号が与え
られず、次に設定冷却温度に比して庫内温度が高い小型
コンテナ2a。
2b 、2cに作動信号が与えられるようになっている
第5図は本発明の第3の実施例に係る複合コンテナの回
路構成図であり、この第3の実施例の複合コンテナでは
、大型コンテナlに中央冷却運転制御部20を備えさせ
、その中央冷却運転制御部20が、各小型コンテナ用冷
却運転制御部45a。
45b、45cに接続される構成となっている。
そして、中央冷却運転制御部20は小型コンテナ用冷却
運転制御部45a 、45b 、45cからの庫内温度
データに基づいて、第2の実施例の場合と同様に、冷却
運転の緊急度の高い小型コンテナ2a  2b、2cの
各冷却運転制御部45a、45b。
45cに冷却運転指令信号を与えるようになっている。
この第3の実施例においては、中央冷却運転制御部20
と小型コンテナ用冷却運転制御部45aとの間にも、信
号ラインが形成される。この場合、13は大型コンテナ
用の電源遮断ラインであり、14は同じく大型コンテナ
用の電源遮断コンデンサであり、これらは前記電源遮断
ライン13a 、13b 、13cおよび電源遮断コン
デンサ14a 、14b 、14cと同様の機能および
作用を有するものである。
なお、第1図及び第2図において、温度検知器6 a、
 6 b、 6 cが送出する温度信号を互いに比較す
ることなく、主制御器30が予め定められる順序にて小
型コンテナ2 a、 2 b、 2 cのそれぞれに起
動制御信号を順次供給し各小型コンテナを起動せしめる
ことも可能である。
(効果) この本発明によれば、複数の小型コンテナのそれぞれが
異なる時刻に起動されるので電源の容量木足を来すこと
のない複合コンテナを提供することができる。
また、この発明によれば、信号ラインの大部分は電源供
給ライン部分で兼用されるので、簡単な配線構成におい
て、各小型コンテナの冷却運転制御が効率良く行われる
複合コンテナを構成できるようになり、その機能面にお
いても、冷却運転用電源遮断ラインに設けられた電源遮
断用コンデンサにより、冷却運転制御部への冷却運転用
電源は遮断されるので、冷却運転制御部は冷却運転用電
源の影響を何等受けることなく動作する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る複合コンテナの一実施例の概
略構成図である。第2図は、第1図に示す複合コンテナ
の回路構成図である。第3図は、この発明に係る複合コ
ンテナの他の実施例の概略構成図である。第4図は、第
3図に示す複合コンテナの回路構成図である。第5図は
、この発明に係る複合コンテナの他の実施例の回路構成
図である。 l・・・大型コンテナ、2a 、2b 、2c・・・小
型コンテナ、3,4a 、4b 、4cm・冷却機、5
a 、5b 、5c 、35a、35b、35cm−−
冷却運転制御部、8・・・共通電源供給ライン、8a 
、8b 、8c・・・個別電源供給ライン、13.13
a、13b、13c、13e−・−冷却運転用電源遮断
ライン、14.14a、14b、l 4c。 14e・・・電源遮断用コンデンサ、30・・・主制御
部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)冷却機を備える大型冷凍・冷蔵コンテナ(大型コ
    ンテナ)内に、冷却機を備える小型冷凍・冷蔵コンテナ
    (小型コンテナ)が複数個収納される複合コンテナにお
    いて、 互いに異なる時刻に各小型コンテナを起動することを特
    徴とする複合コンテナ。
  2. (2)冷却機を備える大型コンテナ内に、冷却機を備え
    る小型コンテナが複数個収納される複合コンテナにおい
    て、 各小型コンテナ内の温度を検出する温度検知器と、 該温度検知器が送出する温度信号を互いに比較し、上記
    複数の小型コンテナに対しより冷却運転の緊急度の高い
    順に起動信号を送出する制御器と、上記起動信号に応答
    して小型コンテナの冷却機を起動する手段と、 上記温度検知器が送出する温度信号と設定基準温度信号
    とに基づいて小型コンテナの冷却機の運転を制御する冷
    却運転制御手段とを具備することを特徴とする複合コン
    テナ。
  3. (3)冷却機を備える大型冷凍・冷蔵コンテナ(大型コ
    ンテナ)内に、冷却機及び冷却運転制御部を備える複数
    個の小型冷凍・冷蔵コンテナ(小型コンテナ)が収納さ
    れ、前記各小型コンテナのそれぞれの冷却機が、前記大
    型コンテナ側から前記冷却運転制御部に信号ラインを介
    して与えられる冷却運転制御信号、もしくは前記小型コ
    ンテナの冷却運転制御部相互間で信号ラインを介して送
    ・受信される冷却運転制御信号に基づいて冷却運転制御
    されるとともに、電源供給ラインを介して与えられる冷
    却運転用電源によって作動されるように構成されてなる
    複合コンテナにおいて、 前記小型コンテナの冷却運転制御部のそれぞれから延出
    されて前記電源供給ラインに接続され、かつ、その一部
    には前記冷却運転用電源の周波数に対して大きなインピ
    ーダンスを示し、前記冷却運転制御信号周波数に対して
    小さなインピーダンスを示す冷却運転用電源遮断ライン
    のそれぞれを備え、前記各冷却運転用電源遮断ラインと
    前記電源供給ラインとにより前記信号ラインを構成して
    なる複合コンテナ。
JP63048939A 1987-06-25 1988-03-02 複合コンテナ Pending JPH0385282A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63048939A JPH0385282A (ja) 1988-03-02 1988-03-02 複合コンテナ
PCT/JP1988/000632 WO1988010222A1 (en) 1987-06-25 1988-06-24 Compound container

Applications Claiming Priority (1)

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JP63048939A JPH0385282A (ja) 1988-03-02 1988-03-02 複合コンテナ

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