JPH038501B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH038501B2
JPH038501B2 JP56122562A JP12256281A JPH038501B2 JP H038501 B2 JPH038501 B2 JP H038501B2 JP 56122562 A JP56122562 A JP 56122562A JP 12256281 A JP12256281 A JP 12256281A JP H038501 B2 JPH038501 B2 JP H038501B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cuvette
reaction effect
signal
generating
sample
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56122562A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5760248A (en
Inventor
Enu Korubaa Suchibun
Marino Ansoniii
Rii Kureiseruman Robaato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Coulter Electronics Inc
Original Assignee
Coulter Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Coulter Electronics Inc filed Critical Coulter Electronics Inc
Publication of JPS5760248A publication Critical patent/JPS5760248A/ja
Publication of JPH038501B2 publication Critical patent/JPH038501B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/25Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands
    • G01N21/251Colorimeters; Construction thereof
    • G01N21/253Colorimeters; Construction thereof for batch operation, i.e. multisample apparatus

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、一定期間内に生じる複数の試料に
よる電磁放射の吸収を繰返しモニタする装置およ
び方法に関するものである。特に、この発明は、
複数の試料のそれぞれが異なる試薬によつて化学
反応を受ける1以上のアリコートを提供する装置
および方法に関するものである。各アリコートの
吸光度は、所定の反応時間内に繰返して測定され
る。ここに、“アリコート”という用語は、試料
の一部を意味する名詞である。ここにいう測定と
は、反応容器(キユベツトとも言う)内の液体に
よる特定波長での電磁放射の吸光度を正確に確定
し、信号をアナログからデジダル形式に交換し
て、デジタル情報をコンピユータで処理し、記憶
し、取扱うことである。 試験すべき試料がある限り装置を作動し続ける
ことのできる連続処理モードでこのような分析を
行うことが望ましい。連続処理モードでは、古い
試料およびそれらの試験されたアリコートは、試
験装置の作動を中断することなく新しい試料およ
びそれらのアリコートと置き換えることができ
る。このような連続作動は、1以上の光度計によ
つて一定のアリコートに対して1以上の光度測定
を含んでいる。アナログ吸光度信号を受信する際
には、反応容器が光ビームを通過する毎に、前記
信号をデジタル信号に変換するのが好適である。 興味のある連続分析は、代表的には、試料アリ
コートを反応容器又はキユベツトに供給する。こ
れら試料アリコートは、キユベツト内の液体によ
る特定波長の電磁放射の吸収および透過を測定す
ることによつてモニタされる。キユベツトまたは
反応容器に入れられた試料液を、代表的には、特
定の患者の体液とすることができる。患者の健康
に関連して、患者から採取した試料液に1以上の
試験が行われる。したがつて、キユベツト内の液
体から得られる信号が正確かつ繰返し得ることが
特に重要である。アナログ信号に対する試料窓、
基線、およびアナログ信号に対する試料窓の位置
は、各キユベツトとキユベツトを通過する各光ビ
ームとに対し正確に繰返し得なければならない。 これまでに知られている限りでは、従来技術
は、実際の装置において非常に正確かつ反覆可能
に行う方法を示唆していなかつた。たとえば、キ
ユベツトを通過する光度計ビームから取出された
信号の最適化は開示されておらず、また、回転光
度計担体の回転むらは補償されていない。 本発明は、これらのおよび他の多くの欠点を克
服し、高速度コンピユータで処理できる信頼性の
良い正確かつ反覆可能な情報を連続的に提供す
る。 以下、本発明を図面に基いて説明する。 第1図は、本発明に基いて構成した化学分析器
の光度データ発生要素を通る破断中央断面図であ
る。本発明に従つて構成したA/Dコンバータを
用いることができる化学分析器を、10で示す。
この化学分析器10(一部のみを示す)は、複数
個のキユベツトまたは反応容器12を有してい
る。これらキユベツト12は少くとも一部が透明
であり、これらキユベツト12を本例ではターン
テーブル14であるキユベツト支持担体に支持す
る。なお、これらキユベツト12はターンテーブ
ル14と一体に設けることもできる。ターンテー
ブル14は、モータ16を有する普通の駆動機構
によつて回転または割出し(index)することが
できる。前記モータは、駆動軸18を有し、この
駆動軸はその一端に固定したピニオンギヤ20を
有している。ピニオンギヤは、ターンテーブル1
4の周辺のかみ合い歯22と係合する。キユベツ
ト12の配列は、モータ16によつて“割出”さ
れる。ここに用いるように、用語“ステツプ
(stepped)”および“割出し(indexed)”は不連
続運動を含むものではあるがこれに制限されるも
のではない。その理由は、ターンテーブル14し
たがつてキユベツト列12を、休止期間なしに低
速で連続的に動かすことができるからである。 分析器10は基板24を有し、この基板にモー
タを取付け、この基板に対してキユベツト列12
を軸26の周囲に回転させる。A/D変換器は、
1本の光ビームを有する固定の光度計または複数
の光ビームを有する複数の固定の光度計と共に用
い、キユベツト列12が光ビームを順次に通過す
るようにし得る。あるいは光度計手段をロータ上
に直接に設けて、軸26の周囲に回転させ、光ビ
ームがキユベツト12の列を順次に通過するよう
にし得る。 ターンテーブル14を回転させキユベツト列1
2が種々の位置(たとえば注入位置、排出位置お
よび洗浄位置を有する)を通過するときに分析器
10が種々の機能を実行するものとすれば、試料
を有するキユベツト12の列はエンドレスであ
る。ターンテーブル14の各ステツプの間に各キ
ユベツト12は少くとも1回好適には2回以上ビ
ームを通過させるのが望ましい。1個の光度計2
8は、回転軸26に設けた放射源またはランプ3
0を有している。種々の構造とすることのできる
光度計を、光度計ロータ32を具える第2回転部
材によつて担持することができる。 ロータ32は、1個または複数個のベアリング
34上を軸26の周囲に駆動手段(図示せず)に
よつて駆動する。前記ベアリングは、ロータ32
が基板24に対して回転し得るようにする。キユ
ベツトターンテーブル14を、1個または複数個
のベアリング36によつて光度計ロータ32の頂
部に設ける。光度計ロータ32およびキユベツト
ターンテーブル14の回転軸26への同心配列
は、キユベツト12を通る正確に繰返し得る光路
を与える。この光路は、ランプ30のビームによ
つて定められる。ランプ30からの光は、光学筒
38を有するレンズを通過する。前記光学筒はロ
ータ32に取付けられており、その一端は放射源
またはランプ30の近くに設け、他端はキユベツ
ト12によつて横切られる環状路またはパターン
に接して設けられている。 光学筒38は、第1図に断面で示す特定のキユ
ベツト12′の下部、およびキユベツト12′の底
部にある反応液(あれば)を通るように図示して
いる光ビーム40を形成する。光ビーム40は、
光ビームに対して透過部を与えるキユベツト1
2′の入射壁によつて一部が吸収され、キユベツ
ト内にある液体を通過する。キユベツト12′を
通過するときに吸収されなかつた光ビーム40′
のエネルギー部分が、光検出器42によつて受取
られる。光検出器42は、ビーム40′中に残る
強度を表わすアナログ信号を発生する。このアナ
ログ信号を、リード線44によつてA/D変換器
に供給する。 A/D変換器は、ロータ32上にロータと共に
回転するように設けるのが好適である。信号が
A/D変換器においてアナログ形式からデジタル
形式に変換されると、信号は、ロータ32から、
このロータとは物理的に分離された分析器10の
固定の部分に伝送される。この固定の部分で、信
号を処理、記憶等することができる。光検出器4
2は、フイルタ46を有することができる。この
フイルタは、特定波長のみの放射エネルギーが光
検出器42によつて受取られるようにする。ロー
タ32は、光度計28と同様の複数個の光度計を
支持することもできる。各光度計は、ロータ32
に担持された各別個の光検出器42の方への別個
のビーム路を形成する。したがつて、複数の光ビ
ームおよび光検出器を用いて、キユベツト12を
複数個の異なる光度計によつて走査することがで
きる。各光度計は、それぞれ異なる波長で受取つ
た光強度を示す信号を発生する。 動作の一例として、キユベツトターンテーブル
14を、かなり低速で割出しすることができ、
120個のキユベツトをその上に有することができ
る。ターンテーブル14は、6秒毎にステツプさ
せ、1回の完全なサイクルは、基板24に対する
ターンテーブル14の12分毎の1回の回転として
達成される。ロータ32と光度計手段とは、6秒
毎に1回転の速度で軸26の周囲を回転する。こ
の速度は、1分当り10回転の比較的低速度であ
り、すなわちキユベツトターンテーブル14の1
回転に対してロータ32は120回転する。半径方
向に離間された8個の光度計があり、測定は常時
行うものとすれば、ターンテーブル14上のキユ
ベツト列の各キユベツトは、ハウジングまたは基
板24に対して完全にサイクル内に960回測光的
に走査される。この場合には1本の光ビーム40
によつて走査される毎に、光検出器42によつて
受取られる分析すべき信号部分が繰返し得るもの
でなければならず、すなわち同一の光ビームの前
の通過において受取られた信号に同一になるよう
にする必要がある。特定の分析器10のそれ以上
の詳細は、米国特許第4234538号“Apparatus
For Monitoring Chemical Reactions And、
Employing Moving Photometer Means”に開
示されている。 第2図は、A/D変換器のサンプルタイミング
を説明するために用いる幾何学的線図と電気信号
との組合せを示す。 なんらかの液体試料を有するキユベツト12が
通過ビーム40をさえぎると、ビーム中に含まれ
る放射エネルギーのいくらかが、そのビームに関
係する光検出器42に入射し(第1図参照)、光
検出器は信号を発生する(直接または間接的に)。
この信号を、波形48で示す。この波形48を以
後VSIGで表わし、電圧として示す。他のすべての
キユベツトと共にキユベツト12をターンテーブ
ル14の固体部に設けるので、ビーム40がその
通路内に開口を見つけない限り、ビーム40から
の放射エネルギーは光検出器に達しない。この状
態は、波形48の下側の基線50によつて示さ
れ、理論的零または暗状態を有している。 ロータ32がキユベツトターンテーブル14に
対して動き、第2図の線図の時間で、キユベツト
ターンテーブル14がそのステツプ動作を停止し
ているものとする。ロータ32上に設けられてい
る光度計手段の光度計28からのビーム40は、
矢印Aで示す方向にキユベツト12の位置を通過
する。その速度が一定である(ロータ32の好適
な形態の回転である)とすると、ビームが通過す
るときに、図示の波形48が光度計回路内に発生
する。これはアナログ信号であり、理想化された
滑らかな信号として示されているが、キユベツト
12に対する光ビームの配置、ビーム直径、雑
音、ロータ32の速度等に従つて図示の波形から
変化する。 アナログ信号VSIGの振幅は、ビームがキユベツ
ト12および光検出器42に対しても最も望まし
い一直線上にあるときに基線50からの曲線のピ
ークに増大し、ビームがキユベツト間の次の無孔
壁部に入射するときに再び基線50に減少する。
特定のキユベツトに対する波形48は、水平軸を
時間軸とすると、Bで示すような全期間を有して
いる。光学的および電気的装置において、時間B
によつて囲まれた全波形48をサンプルすること
は望ましくない。したがつて、試料信号VSIGの最
も信頼し得る中央部をサンプルするために、Gに
よつて定められるような小さな部分を選ぶことが
望ましい。この部分を“窓”と称する。VSIGのピ
ーク振幅は、ビームの吸光度が変化するにしたが
つて変化し、ビーム40の放射エネルギーの波長
に依存する。 波形48によつて示す試料信号は、キユベツト
14が休止位置(停止位置)にあるかあるいは光
度計28がキユベツトターンテーブル14よりも
速く動くかによつて、光検出器に発生する。それ
ぞれの場合に、相対運動が発生する。キユベツト
列のキユベツト12のそれぞれは、キユベツト列
の全数のキユベツトにわたつて1,2,3等の番
号の付された特定の位置を有している。このた
め、一定の光検出器によつて発生された試料信号
または波形48に対してどのキユベツト12が対
応しているかを決定する能力を分析器10が有す
ることが重要である。さらに、ロータ32によつ
て支持される光度計手段(複数あるものとする)
の各光度計に対して、試料信号が連続的かつ同時
に得られる。好適には、これらの各光度計は、第
1図に示す光学筒38からの取出された光ビーム
を有する。ロータ32上の等角度半径方向間隔に
対して、各光検出器は、異なるキユベツトに対し
波形48と同様の波形を同時に発生する。 正しいキユベツト位置を指示する情報を得る1
つの方法は、キユベツトターンテーブル14によ
つて担持されるコード・スカートまたはバンド5
2を、ターンテーブル14の外周から軸18の半
径方向内側に第1図の54の箇所に設けることで
ある。ロータ32は、その外周に光学読取器56
(第2図)を担持でき、コード・スカート52は
光学読取器56のアーム間を普通に通過する。読
取器56は、ホトダイオード列を担持し、このホ
トダイオード列は、その間を通過する光パターン
によつて、各キユベツト位置に対してバンド52
に形成されているコード・アレイ58から発生さ
れる識別信号を生じる。コード・アレイ58およ
び読取器56は、各キユベツト位置を識別して、
分析器10が、各キユベツト12に対して適切な
試料信号を一致させるようにする。 各コード・アレイ58はストロボ穴60を有
し、コード・アレイ58に対する読取器56の物
理的整列が、読取器56がコード・アレイ58の
1つを検知する毎に読取器によつて正確な識別読
取が行なわれるような整列となるようにする。次
のキユベツト位置に対するコード・アレイ58′
は、異なる組の光学穴を有して、各キユベツト位
置を識別するためにコード・アレイ58の光学コ
ードとは異なる光学コードを形成する。 適切なキユベツトを適切な試料信号または波形
48に一致させなければならないだけではなく、
試料信号波形48を、各キユベツトが同一の光度
計28によつて読取られる毎に位置的な繰返しが
可能でなければならない。波形48の中心線を、
62で示す。サンプル部Cを中心線62上に完全
に中心合わせすることは重要ではないが、サンプ
ル部が右にずれるかまたは左にずれるかにかかわ
らず、各キユベツトが同一の光度計によつてサン
プルされる毎に、サンプル部が同一の配置を有す
ることは重要である。各光度計は、読取器56と
同様の読取器を有することができ、あるいはそれ
らの各キユベツト位置を、読取器56に対するキ
ユベツトの位置決めから経験的に得ることができ
る。 同一のサンプル部Cを得るためには、各キユベ
ツト位置に対する光度計手段の各1つに対してタ
イミング窓を発生しなければならない。タイミン
グ窓を与える1つの方法は、各キユベツトの位置
に対しコード・バンド52の底縁部に切込んだ切
込部からなる構造窓64を形成することである。
このような場合、A/D変換器は、点線で示す2
つの位置66に示される第2読取器によつてサン
プル部Cをサンプルする。第2読取器は、窓64
の存在を読取るとサンプリング期間Cのスタート
をトリガし、窓または切任部の後部70を読取る
とサンプリング期間Cを終了する。あるいは、タ
イミング窓を、第4図および第4A図に基いて後
に説明するように、電子的に発生させることもで
きる。 読取器66は、また、光度計ロータ32によつ
て担持され、各光度計は、読取器66と同様の別
個の読取器を有することができ、あるいは光学読
取器66から取出されたパルスと読取器66から
の既知の位置とから各タイミング窓を発生するこ
ともできる。物理的窓64を用いるときには、縁
部68および70は非常に正確でなければならな
い。しかし、物理的窓は1つの光度計およびその
光ビームに対して整列させることができるので、
他の光度計が同一または他のキユベツト位置を通
過するときに他の光度計によつて発生される試料
波形48の軸62と光学的に一致しえない。 第3図および第3A図において、試料波形48
を、ロータ32から分析器10の制御分析部に供
給する前に、A/D変換器72においてアナログ
信号からデジタル信号に変換する。信号ピークま
たは強度をアナログ形式からデジタル形式に変換
することは、アナログ信号を回転ロータ32から
基板24上の固定受信器へ正確に伝送する固有の
困難性を排除する。第2図および第3A図に波形
48によつて示す信号VSIGを、ライン44(第1
図)を経てスイツチS1に供給する。スイツチS
1は、第2図に示す窓64から取出された信号に
よつて開閉され、あるいは第3A図に波形74に
よつて示されるサンプル期間またはタイミング窓
Cを電子的に形成する。 第3A図に示すすべての信号は、同一の水平時
間上にある。 試料信号VSIGを、閉スイツチS1および負荷抵
抗76を経て、積分器78に供給する。積分器7
8は、スイツチS2によつて放電状態に保持され
るコンデンサ80を有している。このスイツチS
2は、試料信号が存在しないときにコンデンサ8
0と並列に接続される。スイツチS1が閉じて試
料信号VSIGを積分器78に供給すると、スイツチ
S2が開いて標準積分動作が行われるようにす
る。積分器78は、第3A図に波形82によつて
示す出力信号VINTを発生する。積分器出力信号
VINTを、比較器84の一方の入力端子に供給す
る。 比較器84の第2入力端子を、RC回路網によ
つて制御する。この回路網は、ライン86に供給
される基準電圧すなわち信号VREFによつて充電さ
れる。この基準信号を、スイツチS3を経て、コ
ンデンサ88と抵抗90とによつて形成される
RC回路網に供給する。サンプリング期間Cが終
了すると、スイツチS3が開いて、波形92で示
すようにコンデンサ88を放電させる。サンプリ
ング期間Cが終了すると、スイツチS2は依然開
いたままでありスイツチS1が開いて、比較器8
4の第1入力端子に供給される信号VINTの大きさ
は一定値に保持される。比較器84は、ライン9
4に方形波を計数区間CTとして発生する。これ
を、ANDゲート96を経てカウンタ98に供給
する。ANDゲート96の第2入力は、ライン1
00に供給される高周波信号である。比較器計
数区間CTを、波形102で示す。 カウンタ98は、ライン100からのパルス数
を計数する。これらパルスは、比較器計数区間1
02によつて定められる期間内に含まれている。
比較器計数区間は、比較器84の第2入力92
が、波形82で示される第1入力に等しいときに
終了する。これが発生する点は103で示す。カ
ウンタ98は、その入力に、区間CT間に計数さ
れるライン100からの多数を周波数で搬送し
(波形104)、その出力にデジタル数Nを発生す
る。このデジタルNは、周波数、コンデンサ8
8、抵抗90の各値によつて定まるサンプル期間
Cに対するアナログ信号VSIGのデジタル変換であ
る。次に、デジタル信号Nを、分析器10の分析
制御回路に供給する。 第3A図のタイミング図は、VSIG(波形48)
に対するサンプル期間Cの時間偏移は、信号が正
確に同一であつても異なるデジタル出力を生じる
ことを示している。したがつて、窓が同一に保持
されて、いかなる特定のキユベツトに対してもサ
ンプリング期間からサンプリング期間への波形の
変化が正確に得られるようにすることが重要であ
る。 第3図に示す回路に対して、デジタル出力N
は、以下の誘導式によつて示すように吸光度
(ABS)を直線的に表わしている。 光度計出力の定義: Iφ=透過% 透過%=10(2-ABS) サンプリング・プロセス: V1=Iφ・T1/C1 (T1=サンプル区間=C) V1=VSIG=K・透過% (K=T1/C1) 変換プロセス: V1=V2のとき(t=N/) 代入: lnK+(2−ABS)・ln10 =lnVREF−N/RC 次式が成立: ABS=N/RCln10+2−ln〓〓〓〓/ln10 これは直線である: 傾き=1/RCln10 切片=2−ln〓〓〓〓/ln10 (=ライン100における周波数 R=抵抗90 C=コンデンサ88) 上述したように、コード・バンド52の底縁に
切り込んだ物理的切込部を用いる代りに、合成タ
イミング窓を電子的に発生させることができる。
回路106を用いることによる電子的サンプリン
グ窓の発生を、第4図および第4A図に基づいて
説明する。第4図は用いる回路を示し、第4A図
は発生する信号または波形を示す図であり、これ
ら波形は共通の水平時間軸上にすべて垂直に位置
している。 電子的サンプリング窓の発生は、ストロボ信号
によつて開始される。このストロボ信号は、第4
A図にはストロボとして示され、読取器56と第
2図に示されるストロボ穴60とから取出され
る。この信号を、第4図の回路106内のライン
108によつて排他的ORゲート110に、ライ
ン108の延長であるライン114によつて遅延
フリツプ−フロツプ112に供給する。 ストロボ穴60によつて発生され且つ第4A図
に波形116によつて示されるストロボ信号は、
適切な寸法の窓Cを発生するのに充分な持続期間
を有している。ストロボ信号116は、また、物
理的ストロボ窓とみなすことのできる切込部64
(第2図参照)によつても発生させることができ
る。 ORゲート110の出力は、遅延ワンシヨツト
装置(a delay one shot device)118に接
続されたライン126に発生する。ストロボ信号
116の前縁を装置118に供給して、この装置
をトリガし、方形波出力をライン130に発生さ
せる。これを、第4A図に波形124によつて示
す。信号116の後縁は、また、ライン130に
第2の方形波を発生する働きをし、この方形波を
波形124で示す。 第4A図に波形124の左側に示す方形波トリ
ガの持続期間を、抵抗120とコンデンサ122
とから成るRC回路によつて制御する。抵抗12
0を変化させて、遅延ワンシヨツト装置118に
よつて与えられる遅延となる方形波の持続期間の
調整を可能にする。遅延ワンシヨン装置118か
らの出力信号は、ライン130に発生し、波形1
24として示す信号の接続期間と同じである。こ
の遅延を、波形128に“D”で示す。ライン1
30は、フリツプ−フロツプ112の入力の1つ
として、フリツプ−フロツプ112に接続され
る。それは、可変抵抗120によつて調整するこ
とのできる遅延“D”である。 波形128の遅延パルスの後縁はフリツプ−フ
ロツプをセツトし、第4A図に波形132として
示す積分信号の前縁を発生する。積分信号132
は、ライン134にフリツプ−フロツプ112の
出力として発生する。このライン134は、スイ
ツチS1の制御を有することができる(第4図)。
積分信号132の後縁は、波形124の第2方形
波トリガ信号によつて発生される。この第2方形
波トリガ信号は、ライン130の遅延信号と同じ
遅延“D”を与える。延延信号の後縁は、フリツ
プ−フロツプ112をリセツトする。フリツプ−
フロツプ112がセツトされると、積分信号は、
ライン136、ORゲート110を経てライン1
26にフイードバツクされて、ORゲート110
がライン126のストロボ信号を反転させる。ワ
ンシヨツト装置118は、前述したように波形1
16の後縁で再びトリガされて、トリガ信号12
4の第2正転移を与える。 各光度計とそのA/D変換器と共に回路106
を用いることによつて、各光度計がストロボ幅を
正確に再生するストロボ装置からそれ自身の積分
パルスを有することとなるが、積分信号を遅延ま
たはシフトさせて、各試料信号ピークに対して各
ピークを整列させることができる。したがつて、
ただ1つの読取器56を用いて、それぞれの光度
計窓整列を、整列回路106を用いることによつ
てシフトさせることができる。 非常に正確なデジタル信号Nを得るためには、
特に高吸光度レベルで(すなわち、光検出器42
からの低出力信号)、光路の電子的および物理的
配列による誤差を、排除しなければならない。装
置における雑音および配列誤差を排除し、基線5
0を得るためには、オートゼロ(auto−zero)
回路138を用いることができ、このような回路
を第5図に示す。 第5図において、試料信号VSIG(波形48)を、
第3図について説明したように、第1ライン44
を経てスイツチS1に供給し、さらに抵抗76を
経て積分器78の一方の入力端子に供給する。試
料信号を、また、ライン140を経てスイツチS
4に供給し、さらにライン142を経て積分器7
8の第2入力端子に供給する。 第5E図において、信号VSIGを、波形74によ
つて示されるサンプル期間の間積分して、波形1
02によつて示すようにA/D変換器によつて変
換する。デジタル変換に続いて、波形144によ
つて示すようにスイツチS2を閉じることによつ
て積分器スケルチを供給する。積分器スケルチに
続いて、暗信号を積分して、波形146で示すよ
うに暗サンプルをとる。 動作中は、暗サンプルは第5A図に示すように
最初に発生する。電圧VOFFSET(電子的または物理
的装置誤差から生ずる電圧である)が、キユベツ
ト間に存在し、キユベツト間で大きさが変化す
る。VOFFSETは、実際の電圧基線を、所望の基線
から雑音または誤差を表わす値に移動させる。誤
差を除去するためには、VOFFSETをまず初めに、
逆極性モードで動作する積分器78で積分する。
VOFFSETを、スイツチS4によつて積分器78に
供給する。スイツチS1は、第5A図に示すよう
に接地されている。その結果、 VOUT=VOFFSET・T/RC となる。この式において、Tは積分期間(波形1
02)に等しく、Rは充電抵抗76の値に等し
く、Cはコンデンサ80の値に等しい。 第5A図に示す暗サンプル期間に続いて、スイ
ツチS4を大地に切換え、スイツチS1を開く
(すなわち、大地にも入力ライン44のいずれに
も接触しない)。ホールド回路を第5B図に示す。
信号VOUTは次のように保持される。 VOUT=+VOFFSET・T/RC この値は、第5C図に示す次の明サンプル期間
(波形74)まで保持される。第5C図では、入
力VSIGVOFFSETがスイツチS1によつて積分器78
に供給され、正常極性モードでの積分を可能にす
る。積分期間の間、積分器78の出力は、 VOUT=−VSIG・t/RC −VOFFSET・t−T/RC ここにtは、積分が行われる時間の長さを示
す。t=Tで積分は終了し、 VOUT=−VSIGT/RC である。 したがつて、暗サンプル電圧は除去され、VSIG
の真の読取りが積分され、第5D図に示すように
保持される。オフセツト値は、積分値から除去さ
れる。雑音または光干渉が存在しようとも、明サ
ンプル信号がオフセツト値で積分されるときに暗
サンプル期間は効果的に除去される。 デジタル変換から運動速度の化(WOW)を排
除するためには、WOW回路145をライン86
に結合して、信号VREFを変化させる。WOW回路
145は、ターンテーブル14とロータ32との
間の相対運動の変動による誤差を排除する。もと
もと選択されている信号VREF92を拾い出して、
波形82で示す積分信号VINTの最大値よりも大き
い値となるようにする(第3A図)。WOW変動
に対して出力Nを調整するためには、積分パルス
幅を回転速度に対して逆に変化させることによつ
て、VREF回路を変形することができる。したがつ
て、ロータ32の速度が増大するとサンプル窓C
が減少し、回転速度が減少するとサンプル窓Cは
適切量だけ増大する。WOW回路145を、第6
図に示す。 以前に取出された切片項を検討すると、定数K
がその等価な値T1/C1によつて置換えられるなら ば、切片項はT1に依存し、したがつて出力Nは
T1(積分期間)に依存する。しかし、VREFが、 VREF=IREF・T1/CREF により発生されるならば、中断期間は、 切片=2−〔loIREF・T1/CREF・T1/C1/lo10〕 切片=2−loIREF・C1/CREF/lo10 に等しくなる。 切片項は、サンプリング期間T1(波形74の
C)とは無関係となる。WOW回路145は、ツ
エナーダイオード146と、基準電圧源V+に結
合した負荷抵抗148とを有している。この分割
器は、抵抗150を経て積分器152の一方の入
力端子に電流IREFを発生させる。積分器152
は、コンデンサCREF154とスイツチS5とを有
している。このスイツチは、スイツチS1とは逆
に、サンプリング期間C(サンプリング時間T1
等しい)の間に作動する。スイツチS1が閉じる
とスイツチS5が開き、スイツチS1が開くとス
イツチS5が閉じる。これは、サンプリング窓C
に正比例する電圧VREFを発生する。 本発明の多くの変更および変形が、前述したと
ころから可能である。キユベツトと光ビームとの
間の相対運動に対する手段は、本発明のA/D変
換器およびタイミングに限定されるものではな
い。キユベツトの配列は、回転ではなく平行とす
ることもできる。また、光ビーム発生は限定され
ず、光案内手段および/またはミラーによつて行
うことができる。したがつて、本発明の範囲で他
の変形または変更が可能なことはもちろんであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によつて構成したた化学分析
器の光度データ発生部材を通る部分中心断面図、
第2図は、本発明のA/D変換器と協働するタイ
ミング窓を信号表示に対して示す図、第3図は、
A/D変換器の組合せブロツク回路図、第3A図
は、第3図の回路の動作タイミングを示す図、第
4図は、A/D変換器の窓整列回路のブロツク
図、第4A図は、第4図の回路の動作タイミング
を示す図、第5図は、A/D変換器の雑音除去回
路の回路図、第5A図〜第5D図は、第5図の回
路の動作を説明するための図、第5E図は、第5
図の回路の動作タイミングを示す図、第6図は、
装置の要素間の相対運動の変化によるA/D変換
器の誤差を除去するために用いる回路の回路図で
ある。 10……化学分析器、12……反応容器、14
……ターンテーブル、24……基板、26……回
転軸、28……光度計、30……ランプ、32…
…ロータ、38……光学筒、40……光ビーム、
42……光検出器、52……コード・スカート、
56……光学読取器、58……コード・アレイ、
60……ストロボ穴、64……構造部、72……
A/D変換器、78……積分器、84……比較
器、98……カウンタ、106……整列回路、1
10……排他的ORゲート、112……遅延フリ
ツプ−フロツプ、118……遅延ワンシヨツト装
置、138……オートゼロ回路、145……
WOW回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 キユベツト内の反応効果を、キユベツトに放
    射エネルギービームを通過させ、反応効果の測定
    量として放射エネルギーの吸収度を検出すること
    によつて測定する装置であつて、この測定を行な
    う期間をビームとキユベツトとが整列する瞬間に
    対し最適にするための機構を設けた反応効果測定
    装置において、前記機構は、 A 少くとも一部が透明の複数個のキユベツト
    を、各キユベツト内の各別の反応試料が前記ビ
    ームを受けるように支持するキユベツト支持担
    体と、 B 前記ビームを発生する手段及びキユベツトお
    よびキユベツト内の反応試料を通過した後のビ
    ームの未吸収放射エネルギーに応答して反応効
    果信号を発生する手段と、 C 前記キユベツト支持担体と前記ビーム発生手
    段とを相対的に移動させ、これによりビームが
    キユベツトを順次走査して、前記ビームが各キ
    ユベツトを通過する毎に、前記ビームが該キユ
    ベツトを走査するのに要する時間に対応する接
    続時間と該キユベツトにおけるビーム吸収度に
    関連する振幅とを有する各別の反応効果信号を
    発生させる手段と、 D 前記キユベツト支持担体に関連し、各キユベ
    ツトを識別する信号を発生する識別手段と、 E 前記キユベツト支持担体に関連し、各キユベ
    ツトと同期して前記ビームと相対的に移動し、
    前記ビームと各キユベツトの中心とが一致する
    瞬時の前後の所定の時間に対応するサンプリン
    グ窓信号を光電的に発生する手段と、 F 各反応効果信号を前記サンプリング窓信号に
    よりサンプリングする手段と、 G 得られた各反応効果信号サンプルから各キユ
    ベツトにおけるビーム吸収度を表わすデータを
    取り出す手段と、 を具えていることを特徴とする反応効果測定装
    置。 2 特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、前記データ取出手段は反応効果信号サンプル
    を積分する手段を具えていることを特徴とする反
    応効果測定装置。 3 特許請求の範囲第2項に記載の装置におい
    て、前記キユベツト支持担体とビーム発生手段と
    を、ビームがキユベツトを複数回走査するよう
    に、互いに運動させることを特徴とする反応効果
    測定装置。 4 特許請求の範囲第3項に記載の装置におい
    て、前記キユベツト支持担体はキユベツトが設け
    られたターンテーブルを具え、前記ビーム発生手
    段はターンテーブルと同軸のロータに設けられた
    少なくとも1個の光度計を具え、前記ロータの回
    転速度をターンテーブルの回転速度よりもかなり
    大きくして、光度計のビームがターンテーブルの
    一回転の期間内に各キユベツトを複数回走査し
    て、各キユベツトが走査される毎に各キユベツト
    に対して異なる反応効果信号を発生するようにし
    たことを特徴とする反応効果測定装置。 5 特許請求の範囲第4項に記載の装置におい
    て、前記ロータに半径方向に複数個の光度計を設
    け、各光度計は異なる放射エネルギービームを発
    生し、ターンテーブルの各回転の期間内に複数回
    各キユベツトを走査し、各キユベツトが走査され
    る毎に各キユベツトおよび各ビームに対して前記
    データを発生するようにしたことを特徴とする反
    応効果測定装置。 6 特許請求の範囲第3項に記載の装置におい
    て、ビームが同一のキユベツトを走査する回数と
    無関係に、いずれのキユベツトに対しても同じ位
    置にサンプリング窓を発生する手段を設けたこと
    を特徴とする反応効果測定装置。 7 特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、前記サンプリング窓発生手段は前記キユベツ
    ト支持担体に各キユベツトと整列するよう形成さ
    れた構造窓を具えることを特徴とする反応効果測
    定装置。 8 特許請求の範囲第2〜5項の何れかに記載の
    装置において、キユベツトとビームとの順次の一
    致の間の期間内にオフセツト信号を発生する手段
    を設け、キユベツトがビームと一致するときにキ
    ユベツトの反応効果信号から前記オフセツト信号
    を減算する手段を設けたことを特徴とする反応効
    果測定装置。 9 特許請求の範囲第2〜5項の何れかに記載の
    装置において、前記キユベツト支持担体とビーム
    発生手段との間の相対運動の速度とは無関係に、
    各反応効果信号サンプルの積分値を略々同一に保
    持する手段を設けたことを特徴とする反応効果測
    定装置。 10 特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、発生データをデジタル形式に変換する手段を
    具え、この手段を前記キユベツト支持担体に設け
    たことを特徴とする反応効果測定装置。 11 特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、前記サンプリング窓発生手段は、各キユベツ
    トに対して別個のストロボ手段と、このストロボ
    手段に関連し且つ各キユベツトに対して前記サン
    プリング窓を電子的に発生する回路とを具えるこ
    とを特徴とする反応効果測定装置。 12 特許請求の範囲第9項に記載の装置におい
    て、前記キユベツト支持担体と前記ビーム発生手
    段との間の相対運動速度の変化とは逆に前記サン
    プリング窓の寸法を変化させる手段を具えること
    を特徴とする反応効果測定装置。 13 特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、前記サンプリング窓を適切な位置に発生させ
    るためにサンプリング窓を電子的にシフトする手
    段を設けたことを特徴とする反応効果測定装置。 14 特許請求の範囲第11項に記載の装置にお
    いて、各ストロボ手段は、前記キユベツト支持担
    体に形成した、各キユベツトとの整列位置から離
    間した位置の穴を具えることを特徴とする反応効
    果測定装置。 15 特許請求の範囲第2項に記載の装置におい
    て、前記キユベツト支持担体に対するビーム発生
    手段の速度の変化によるサンプリング窓の期間の
    変化を補償する手段を設け、前記窓を発生する比
    較器と、この比較器の一方の入力端子に反応オフ
    セツト信号を、前記比較器の他方の入力端子に基
    準信号を供給する手段とを具え、前記補償手段
    が、前記速度変化に応じて前記基準信号を変化さ
    せる回路を有することを特徴とする反応効果測定
    装置。 16 キユベツト内の反応効果を、キユベツトに
    放射エネルギービームを通過させ、反応効果の測
    定量として放射エネルギービームの吸収度を検出
    することによつて測定する方法において、 A 複数個の少くとも1部が透明の複数個のキユ
    ベツトを用意し、これらのキユベツト内に各別
    の反応試料を入れ、 B これらキユベツトと放射エネルギービームと
    を相対的に移動させ、ビームが各キユベツトを
    通過する毎に、ビームが該キユベツトを通過す
    るのに要する時間に対応する持続時間と該キユ
    ベツトにおけるビーム吸収度に関連する振幅と
    を有する反応効果信号を発生させ、 C タイミング窓発生手段をビームと相対的に各
    キユベツトと同期して移動させ、ビームと各キ
    ユベツトの中心とが一致する瞬時の前後の所定
    時間に対応するサンプリング窓信号を光電的に
    発生させ、 D 各反応効果信号を前記サンプリング窓信号に
    よりサンプリングし、 E 得られた各反応効果信号サンプルからキユベ
    ツトにおけるビーム吸収度を表わすビームを取
    り出す ことを特徴とする反応効果測定方法。 17 特許請求の範囲第16項に記載の方法にお
    いて、 各キユベツトとこれに関係するサンプル信号と
    を、各キユベツトが前記ビームを通過するときに
    識別することを特徴とする反応効果測定方法。 18 特許請求の範囲第16項に記載の方法にお
    いて、 前記各反応効果信号サンプルを積分することを
    特徴とする反応効果測定方法。 19 特許請求の範囲第16項に記載の方法にお
    いて、 各キユベツトに整列させた構造窓を用い、 前記ビームとキユベツトとが一致するときに各
    キユベツトの前記構造窓を検知することによつて
    前記サンプリング窓信号を発生させる ことを特徴とする反応効果測定方法。 20 特許請求の範囲第18項に記載の方法にお
    いて、 キユベツトと前記ビームとの順次の一致の間の
    期間内にオフセツトサンプル信号を発生させ、 このオフセツトサンプル信号を、前記ビームと
    キユベツトとが一致するときに発生する各反応効
    果サンプル信号から減算する、 ことを特徴とする反応効果測定方法。 21 特許請求の範囲第18項に記載の方法にお
    いて、 キユベツトと前記ビームとの間の相対運動の速
    度の変化とは無関係に、前記各反応効果サンプル
    信号の積分値をほぼ同一に保持することを特徴と
    する反応効果測定方法。 22 特許請求の範囲第18項に記載の方法にお
    いて、 前記発生データをデジタル形式に変換すること
    を特徴とする反応効果測定方法。 23 特許請求の範囲第16項に記載の方法にお
    いて 各キユベツトに関連するストロボ手段を与え、
    このストロボ手段を検知することによつて電子的
    に前記窓を発生させることを特徴とする反応効果
    測定方法。 24 特許請求の範囲第23項に記載の方法にお
    いて、 前記光度計手段は少くとも2本の光ビームを有
    し、各ビームを前記相対運動中にそれぞれ異なる
    キユベツトと一致させて別個のサンプル信号を発
    生させることを特徴とする反応効果測定方法。 25 特許請求の範囲第24項に記載の方法にお
    いて、 キユベツトと前記ビームとの一致の間の期間内
    にオフセツトサンプル信号を発生し、 このオフセツトサンプル信号を、前記ビームと
    キユベツトとが一致するときに発生する各反応効
    果サンプル信号から減算する、 ことを特徴とする反応効果測定方法。 26 特許請求の範囲第24項に記載の方法にお
    いて、 キユベツトと前記ビームとの間の相対運動の速
    度の変化とは無関係に、前記各反応効果サンプル
    信号の積分値をほぼ同一に保持することを特徴と
    する反応効果測定方法。 27 特許請求の範囲第24項に記載の方法にお
    いて、 前記キユベツトおよび前記ビームのそれぞれが
    互いに所定の間隔を有し、 前記ビームの1つによつて走査された各キユベ
    ツトに対する前記ストロボ手段を検知することに
    よつて前記サンプリング窓を発生させ、且つ 前記他のビームに対応するキユベツトに対する
    サンプリング窓を前記1本の光ビームからの他の
    ビームの所定の間隔から電子的に発生させること
    を特徴とする反応効果測定方法。 28 特許請求の範囲第27項に記載の方法にお
    いて、 前記サンプリング窓をそれぞれシフトさせて、
    他のビームのサンプリング窓を対応するそれぞれ
    のキユベツトに整列させることを特徴とする反応
    効果測定方法。
JP56122562A 1980-08-11 1981-08-06 Optical timing and a/d conversion method and apparatus Granted JPS5760248A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/177,092 US4308231A (en) 1980-08-11 1980-08-11 Optical timing and A/D conversion method and apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5760248A JPS5760248A (en) 1982-04-12
JPH038501B2 true JPH038501B2 (ja) 1991-02-06

Family

ID=22647161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56122562A Granted JPS5760248A (en) 1980-08-11 1981-08-06 Optical timing and a/d conversion method and apparatus

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4308231A (ja)
EP (1) EP0049561B1 (ja)
JP (1) JPS5760248A (ja)
CA (1) CA1159277A (ja)
DE (1) DE3174563D1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4566110A (en) * 1982-09-17 1986-01-21 Coulter Electronics, Inc. Auto-zeroing linear analog to digital converter apparatus and method
JPS5960323A (ja) * 1982-09-30 1984-04-06 Toshiba Corp 測光装置
US4634575A (en) * 1982-10-13 1987-01-06 Olympus Optical Co., Ltd. Automatic cuvette loading apparatus
IT1161138B (it) * 1983-04-13 1987-03-11 Instrumentation Lab Spa Fotometro analitico, di tipo centrifugo, atto alla determinazione praticamente simultanea della presenza di differenti sostanze in un certo numero di campioni discreti
JPH01182740A (ja) * 1988-01-16 1989-07-20 Toshiba Corp 化学分析における反応速度分析方法
US5250262A (en) * 1989-11-22 1993-10-05 Vettest S.A. Chemical analyzer
US5089229A (en) * 1989-11-22 1992-02-18 Vettest S.A. Chemical analyzer
JP2534624Y2 (ja) * 1990-06-20 1997-05-07 株式会社ニッテク 自動分析装置
US5700782A (en) * 1993-05-28 1997-12-23 Abbott Laboratories Enteral nutritional product
JP3794012B2 (ja) * 1999-03-10 2006-07-05 日本電子株式会社 回転反応器の測定方式
US7273591B2 (en) 2003-08-12 2007-09-25 Idexx Laboratories, Inc. Slide cartridge and reagent test slides for use with a chemical analyzer, and chemical analyzer for same
US7588733B2 (en) 2003-12-04 2009-09-15 Idexx Laboratories, Inc. Retaining clip for reagent test slides
US9116129B2 (en) 2007-05-08 2015-08-25 Idexx Laboratories, Inc. Chemical analyzer
JP4509166B2 (ja) 2007-11-02 2010-07-21 ソニー株式会社 微小粒子の測定方法、及び測定装置
JP4901766B2 (ja) * 2008-01-10 2012-03-21 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置
EP2869063A4 (en) * 2012-06-14 2016-03-23 Tianjin Huac Healthcare Technology Co Ltd DETECTION DEVICE AND METHOD
WO2015106008A1 (en) 2014-01-10 2015-07-16 Idexx Laboratories, Inc. Chemical analyzer
JP2017083296A (ja) * 2015-10-28 2017-05-18 東芝メディカルシステムズ株式会社 自動分析装置
EP3290905B1 (en) 2016-09-05 2022-10-19 F. Hoffmann-La Roche AG Signal offset determination and correction
BR112023000416A2 (pt) 2020-07-10 2023-01-31 Idexx Lab Inc Analisador, porta-filtro e sistema ejetor, célula de detecção de hemoglobina, coletor de fragmentos, e, acoplador

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3544225A (en) * 1967-12-13 1970-12-01 Berkeley Scient Lab Inc Peak reading optical density measuring system
FR2174340A5 (ja) * 1972-02-29 1973-10-12 Roussel Uclaf
US3847486A (en) * 1972-06-07 1974-11-12 W Mccabe Automated spectrophotometer apparatus and computer system for simulataneous measurement of a plurality of kinetic reactions
GB1501883A (en) * 1973-05-08 1978-02-22 Nat Res Dev Devices for use in monitoring chemical reactions
JPS5081578A (ja) * 1973-11-21 1975-07-02
GB1501833A (en) 1975-03-06 1978-02-22 Nissan Motor Exhaust gas purifying system in combination with an internal combustion engine
GB1505312A (en) * 1975-08-08 1978-03-30 Secr Social Service Brit Apparatus for use in investigating specimens
FR2395501A1 (fr) * 1977-06-20 1979-01-19 Coulter Electronics Dispositif pour controler des reactions chimiques et employant un moyen photometre mobile
US4234540A (en) * 1979-08-24 1980-11-18 Coulter Electronics, Inc. Apparatus for monitoring chemical reactions and employing moving photometer means
US4234539A (en) * 1979-08-23 1980-11-18 Coulter Electronics, Inc. Apparatus for monitoring chemical reactions and employing moving photometer means
US4234538A (en) * 1977-10-28 1980-11-18 Coulter Electronics, Inc. Apparatus for monitoring chemical reactions and employing moving photometer means

Also Published As

Publication number Publication date
US4308231A (en) 1981-12-29
DE3174563D1 (en) 1986-06-12
CA1159277A (en) 1983-12-27
JPS5760248A (en) 1982-04-12
EP0049561B1 (en) 1986-05-07
EP0049561A1 (en) 1982-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH038501B2 (ja)
US4594533A (en) Device for analyzing chemical substance
US3973118A (en) Electro-optical detector array and spectrum analyzer system
EP0107410B1 (en) Method of photometric measurement
EP0355738B1 (en) Fluorophotometer for use in automatic equipment of chemical analysis for measuring the intensity of fluorescence in the automatic equipment
US4305723A (en) Apparatus and method for absorbance measurement and data generation
JP3061195B2 (ja) マルチチャンネル光学モニタシステム
US4776695A (en) High accuracy film thickness measurement system
US4798703A (en) Photometric apparatus in automatic chemical analyzer
US6723287B1 (en) Measuring system for automatic chemical analyzer
JP3425448B2 (ja) 光検出器の直線性決定方法および精密測光機器
AU585826B2 (en) Optical detector circuit for photometric instrument
US4566110A (en) Auto-zeroing linear analog to digital converter apparatus and method
EP1063514B1 (en) Method and apparatus for rapid measurement of cell layers
CA1055273A (en) Devices for use in monitoring chemical reactions
JPH0325354A (ja) 自動蛍光分析装置
JPS6398544A (ja) 反応容器
RU1831674C (ru) Инфракрасный фильтровой анализатор
JPH0257864B2 (ja)
RU2029257C1 (ru) Устройство для спектрального анализа
JPH03235042A (ja) 自動分析装置
JPS61237040A (ja) 成分々析計における最適波長選択方式