JPH0384433A - エンジンのテスト方法およびその装置 - Google Patents

エンジンのテスト方法およびその装置

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JPH0384433A
JPH0384433A JP22210189A JP22210189A JPH0384433A JP H0384433 A JPH0384433 A JP H0384433A JP 22210189 A JP22210189 A JP 22210189A JP 22210189 A JP22210189 A JP 22210189A JP H0384433 A JPH0384433 A JP H0384433A
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JP
Japan
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engine
pallet
test
joint member
test station
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Application number
JP22210189A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Yonezawa
米沢 康明
Kouji Funatsuki
船附 宏次
Masami Maeda
前田 昌巳
Masahiko Anai
穴井 政彦
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車組立工場等においてエンジンの各種テス
トを行なうテスト方法およびその装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来から自動車組立工場等においては、エンジンの水漏
れ、オイル漏れ、負圧チエツク等の各種テストが行なわ
れている。このようなエンジンのテストを行なうシステ
ムの1つとして、エンジンをパレットに載置した状態で
コンベアにより搬送するとともに、その搬送経路の複数
箇所にそれぞれテストステーションを配置しておいて、
例えばあるステーションでは冷却系等のリークテストを
行ない、別のステーションでは負圧等の検査を行なうと
いうように、各種テストを各ステーションで分担して順
次行なうようにしたものがある。
また、特開昭61−124839号公報に示されるよう
に、エンジンが載置されたパレットをコンベアで回転テ
ーブルに送り込み、回転テーブル上で断続的に回転させ
つつ、回転テーブルの周囲に配設した試験装置で各種テ
ストを行なうようにしたものもある。なお、この公報に
示された設備では、パレットにエンジンが載置された後
に、回転テーブルへの搬送経路の途中で、試験装置に対
する中継具がパレット上に供給されるようにして、自動
化が図られている。
〔発明が解決しようとする課題〕 搬送経路に複数のテストステーションを配置して各種テ
ストを各ステーションで分担して順次行なうシステムに
よる場合に、各ステーションにおいてそれぞれ、テスト
内容に応じ設けられた各種配管等をエンジンに接続して
からテスト処理後に分離する必要があり、とくにテスト
ラインが各種の機種のエンジンのテストに用いられる場
合、機種に応じた接続を行なう必要がある。このため従
来は、各ステーションでそれぞれ、作業者が各種配管等
を個々にエンジンに対して接続しており、その接続およ
び分離の作業が面倒であるとともに、この作業に時間が
かかってテストの能率化を妨げるという問題があった。
なお、前記の公報に示された設備では、回転テーブルへ
の搬送経路の途中でパレット上に中継具を供給するよう
にしているが、中継具の供給およびおよびパレットに対
する中継具の着脱のための装置が必要となり、またこの
ような回転テーブル方式では、大型の回転テーブルとそ
の周囲に配設される検査装置と回転テーブルに対するパ
レットの搬入、搬出のための各コンベア等も必要となっ
て、設備全体が複雑で大型なものとなる。
本発明はこのような事情に鑑み、エンジンを載置したパ
レットを複数のテストステーションにわたって順次搬送
しつつ各テストステーションで各種のテストを行なう方
法において、とくに各種の機種のエンジンをテストする
場合でも、各ステーションでの検査系や冷却水等の給排
系とエンジンとの接続を容易にし、その自動化を可能に
して、各種テストを効率良く行なうことができるエンジ
ンのテスト方法およびその装置を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記のような目的を達成するため、パレットに
エンジンを載置した状態で複数のテストステーションに
わたって上記パレットを順次搬送しつつ、各テストステ
ーションでエンジンに対する各種のテストを行なうエン
ジンのテスト方法であって、各種の機種のエンジンに共
通の複数の接続ホースを取付けたジヨイント部材を具備
するパレットにエンジンを載置し、上記各接続ホースを
エンジンに接続した後、このパレットをコンベアに・よ
り上記各テストステーションに順次搬送し、各テストス
テーションで、各種検査系、冷却水の給排系、オイルの
給排系、空気の給排系のうちの、テスト内容に応じた所
要の系を、接続ヘッドにより上記ジヨイント部材に接続
してテストを行なうものである。
また、この方法を実施する装置として、各種の機種のエ
ンジンが載置されるパレットに、各機種のエンジンに共
通の複数の接続ホースを取付けたジヨイント部材を設け
る一方、上記パレットが搬送される経路の複数箇所にテ
ストステーションを配置し、各テストステーションにそ
れぞれ、各種検査系、冷却水の給排系、オイルの給排系
、空気の給排系のうちの少なくとも1つの系に連結され
て上記ジヨイント部材に対して着脱可能となった接続ヘ
ッドと、この接続ヘッドを駆動して上記ジヨイント部材
と着脱させるヘッド駆動装置を設けた設けたものである
(作用) 本発明ノ上記のテスト方法によると、各種テストに先だ
って、パレットのジヨイント部材に取付けられた各機種
のエンジンに共通の複数の接続ボースをパレット上のエ
ンジンに接続しておきさえすれば、各テストステーショ
ンでは1上記ジヨイント部材および接続ヘッドを利用し
て、テストステーションに設けられた上記所要の系が簡
単にエンジンに接続される。
また、本発明の上記のテスト装置によると、上記ジヨイ
ント部材と各テストステーションにおける接続ヘッドお
よびヘッド駆動手段により、各テストステーションでの
エンジンに対する上記系の接続、分離の自動化が達成さ
れる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はエンジンのテストラインの一例を概略的に示し
ている。このテストラインは、一対のコンベア2aによ
ってパレット1を搬送する搬送経路2を有し、この搬送
経路2に対し、複数のテストステーションが所定の間隔
を置いて配置され、第1図に示した例では5つのテスト
ステーション81〜S5が配置されている。さらにこの
搬送経路2には、テストステーション間においてテスト
不合格のエンジンの処理等を行なうための経路3、テス
ト後に修理の必要があるエンジンを修理部に送るための
経路4等が接続されている。
搬送経路2の始端側には、図外のパレット供給装置から
パレット1が順次供給され、このパレット1にエンジン
が載装置されて後述のようにエンジンに対する各種ホー
スの接続等が行なわれた後、パレット1がコンベア2a
により各テストステーション$1〜S5にわたって搬送
される。各テストステーションS1〜S5には、昇降可
能なパレット支持台5が設けられるとともに、その側方
に、後述のようなテスト内容に応じた装置等が設けられ
ている。
第2図および第3図はパレット1の具体的構造を示し、
このパレット1には各種のIIのエンジン10が載置さ
れる。このパレット1は、板状のパレット本体11上に
、前後左右の4箇所に立設すしたエンジン支持部12を
備え、この各エンジン支持部12によってエン、ジン1
0が支持され、エンジン支持部12の上端にクランプで
エンシンカ固定されるようになっている。
ざらにパレット本体11上には、各テストステーション
において後述の接続ヘッドと接続されるジヨイント部材
が設けられ、このジヨイント部材に、各R種のエンジン
に対して共通の複数の接続ホースが取付けられている。
図に示す例では、パレット本体11上の一側部の2箇所
にそれぞれジヨイント部材13.14が設けられ、一方
のジヨイント部材13には、エンジン10のオイル通路
に接続されるオイル流通用ホース15と、エンジン10
の負圧発生部分に接続される負圧取出用ホース16とが
取付けられ、他方のジヨイント部材14には、エンジン
のドレンプラグに接続されるオイル流通用ホース17と
、エンジン1oの冷却水入口側および冷用水出口側にそ
れぞれ接続される2つの水流通用ホース18.19とが
取付けられている。ジヨイント部材13.14には、各
ホースにそれぞれ通じる所定数の接続用のプラグ20が
設けられている。上記各ホース15〜16の先端にはフ
レキシブルな補助ホース21がワンタッチカプラ22に
より連結され、補助ホース21を介して各ホース15〜
16がエンジン10に接続されるようになっており、こ
うして各機種のエンジン10に接続可能となっている。
また、パレット本体11上の他方の側部には、点火時期
調整等のための電気系統のコネクタ23が設けられ、こ
のコネクタ23は図外のハーネスを介してエンジンの電
気系統に接続されるようになっている。
パレット本体11の中央部の下面側には、機種選別用の
ワークID24が設けられており、このワークID24
には、テストラインにパレット1が供給される前にテス
トされるエンジンの機種が予め入力され、記録されてい
る。
上記ジヨイント部材13.14に対し、冷却水の給排系
、オイルの給排系、空気の給排系、負圧や油圧等の検査
系のうちの少なくとも1つの系を備えたテストステーシ
ョンには、その系の配管に連結された接続ヘッド25(
後述の第6図乃至第10図に示すテストステーション構
成例では符号25a〜25dで示す接続ヘッド)が設け
られ、また点火時期調整等を行なう電気的な検査系を備
えたテストステーションには、コネクタ23に対する接
続ヘッド26が設けられている。
上記ジヨイント部材13または14と接続ヘッド25と
は例えば第4図に示すような構造によって着脱可能とさ
れ、かつ、テストステーションに設けられた駆動装置に
よって接続ヘッド25が駆動されることにより、ジヨイ
ント部材13または14と接続ヘッド25との着脱が自
動的に行なわれるようになっている。
すなわち、第4図において、パレット1のジヨイント部
材13〈または14〉に設けられたプラグ20は、その
外周に溝状の係合部31を有するとともに、前述の接続
ホースに連通してプラグ先端に開口する通路32の先r
A!jf1口部に、スプリング33で付勢されて通路3
2を通常時に閉とする弁34を備えている。ジヨイント
部材の両側部にはガイド孔35が設けられている。一方
、上記接続ヘッド25は、基台50上に、ジヨイント部
材に対して近接、m関する方向に移動可能に設けられ、
第1エアシリンダ36により駆動されるようになってお
り、この接続ヘッド25には、テストステーションに具
備された配管のホース端部に連結される所要数のソケッ
ト37が設けられるとともに、上記ガイド孔35に対応
するガイドシャフト38が両側部に設けられている。上
記ソケット37は、周壁の適宜数箇所に係合用のボール
40を有するプラグ嵌合部39を備え、その周囲に、ス
プリング41で前進位置に付勢されたスライド可能な係
合状態ロック用のスリーブ42を具備するとともに、プ
ラグ嵌合部39内の空間に開口する通路43の先端に、
スプリング44で付勢されて通路43を通常時に閏とす
る弁45を備えている。上記スリーブ42の伯方には、
第2エアシリンダ46により駆動されてスリーブ42を
移動させる可動部材47が設けられている。そして、ジ
ヨイント部材13と接続ヘッド25との接続時には・上
記スリーブ42が第2エアシリンダ46で後退位置に動
かされた後、接続ヘッド25が第1エアシリンダ36で
作動されて所定位置まで前進することによりソケット3
7のプラグ嵌合部39がプラグ20に外嵌されてから、
スリーブ42が前進位置に戻されてボール40が係合溝
31に係合した状態にロックされるという接続動作が自
動的に行なわれ、接続状態では上記多弁34.45が互
いに押し当って通路32.43が開かれるようになって
いる。また、ジヨイント部材13と接続ヘッド25との
接続解除時には、上記接続動作とは逆の分離動作が自動
的に行なわれるようになっている。
また、エンジン10を回転させつつテストを行なうテス
トステーションには、第5図に示すようにエンジン駆動
用のモータ51が設けられている。
このモータ51は、テストステーションの基台50上に
、パレット支持台5上のパレット1に対して近接、離間
する方向に移動可能に設けられ、スライドシフタ52に
より移動されるようになっている。このモータ51の駆
動軸には、例えばエンジン10の出力軸に取付けられた
フライホイールの締結ボルト等に対して!l脱可能な連
結部53が設けられている。そして、エンジン10を載
置したパレット1が当該テストステーションに送り込ま
れてパレット支持台5上に支持された状態でテストが行
なわれるときに、自動的にモータ51が前方に動かされ
て連結部53がエンジン10に連結され、この状態でモ
ータ51が駆動されることによりエンジン10が作動さ
れるようになっている。
また、テスト条件の設定等をエンジン10の機種に応じ
て行なうようなテストステーションにおいては、第5図
中に示したように、パレット1のワークID24に記録
された機種を読取るリーダヘッド54がパレット支持台
5等に取付けられており、このリーダヘッド54とワー
クID24とでエンジン10の機種を検出する機種検出
手段が構成されている。そして、上記リーダヘッド54
からのRW検出信号は後述のコントローラに送られるよ
うになっている。
なお、各テストステーションに設けられるパレット支持
台5は、第5図中に示したように、固定基枠55に対し
て昇降可能とされ、支持台駆動用シリンダ56により駆
動されるようになっており、パレット支持台5の上面に
は位置決めビン57が設けられている。さらに各テスト
ステーションには、パレット1がパレット支持台5の上
方にまで搬送されたときにこれを検出するセンサ(図示
省略)およびパレット1を停止させる可動ストッパ(図
示省略)等が具備されている。そして、テストステーシ
ョンに搬送されたパレット1がパレット支持台5上で停
止されるとともに、パレット支持台5が上記シリンダ5
6で駆動されて上昇することにより、パレット1下面に
設けられた位置決め孔58(第3図参照〉に上記位置き
めビン57が係合してパレット1が位置決めされるとと
もに、パレット支持台5でパレット1がコンベヤ2aか
ら持ち上げられて支持される。
第1図に示した各テストステーション81〜S5では各
種のエンジンテストのための処理が分担して行なわれる
。その−例を挙げると、第1テストステーシヨンS1で
は、パレット1へのエンジンの固定およびエンジンに対
する各接続ホースの接続が行なわれるとともに、エンジ
ンの潤滑系および冷却系のリークテストが行なわれ、第
2テストステーシヨンS2ではオイル注入が行なわれ、
第3テストステーシヨンS3では油圧および負圧の検査
が行なわれ、第4テストステーシヨンS4では点火時期
調整等の電気的検査が行なわれ、第5テストステーシヨ
ン$5では水漏れおよびオイル漏れの検査等が行なわれ
る。
この例に従って各テストステーション81〜$5の構成
を第6図乃至第10図に具体的に示す。
第1テストステーシヨンS1には、第6図に示すように
、リークテストのための空気の給排系として、潤滑黒用
空気通路61と、冷却系用空気通路62とが設けられ、
各空気通路61.62が空圧[63に接続される°とと
もに、各空気通路61゜62にそれぞれ、調圧弁64と
、コントローラ6Oaにより1111!lされる電磁弁
65と、圧力センサ66とが配設されている。またこの
ステーションS1に設けられた接続ヘッド25aには上
記各空気通路61.62にそれぞれ連結された2つのソ
ケット37が設けられ、この各ソケット37が、パレッ
ト1のジヨイント部材14に設けられたプラグ20のう
ちでオイル流通用ホース17および水流通用ホース18
に通じる各プラグに接続されるようになっている。そし
てリークテスト時には、予めテスト前の準備作業の段階
で開口部が塞がれたエンジンのオイル通路および冷却水
通路に対し、所定の加圧状態になるまで各空気通路61
.62より空気が供給されてから電磁弁65が閉じられ
、所定時間経過後に圧力センサ66による検出信号がコ
ントローラ60a内で設定値と比較されることによりリ
ークの有無が検出され、リーク発生時には警報手段67
に警報信号が出力される。
第2テストステーシヨンS2には、第7図に示すように
、オイル注入のための系としてオイルタンク71に通じ
る通路72が設けられ、この通路72にポンプ73と流
量計74と電磁弁75とが配設され、上記ポンプ73お
よび電磁弁75を制御するコントローラ60bに、上記
流量計74からの信号と前記機種検出手段のリーダヘッ
ド54からの信号とが入力されている。またこのステー
ションS2に設けられた接続ヘッド25bには上記通路
72に連結されたソケット20が設けられ、この各ソケ
ット20が、パレット1のジヨイント部材14に設けら
れたプラグ20のうちでオイル流通用ホース17に通じ
るプラグに接続されるようになっている。そして、オイ
ル注入処理時には、上記コントローラ60bにおいて、
リーダヘッド54で検出された機種に応じてオイル供給
量が設定され、その設定供給量となるまで上記通路72
よりエンジンにオイルが供給されてから、I磁弁75が
閉作動されるとともにポンプ73が停止される。
第3テストステーシヨンS3には、第8図に示すように
、コントローラ60Cにより制御されるエンジン駆動用
のモータ51が設けられるとともに、油圧および負圧の
検査のための系として、油圧用通路81および負圧用通
路82が設けられ、これらの通路81.82に圧力セン
サ83およびメータ84が配設されており、上記各圧力
センサ83からの信号と前記機種検出手段のリーダヘッ
ド54からの信号とがコントローラ60cに入力されて
いる。またこのステーションS3に設けられた接続ヘッ
ド25cには上記各通路81.82に連結されたソケッ
ト37が設けられ、この各ソケット37が、パレット1
のオイル流通用ホース15および負圧取出用ホース16
に通じるジヨイント部材13の各プラグ20に接続され
るようになっている。そして、油圧および負圧の検査時
には、コントローラ60Cでモータ51が制御されるこ
とによりエンジンが設定回転数で駆動されるとともに、
コントローラ60Cにおいて、リーダヘッド54からの
機種検出信号に応じて設定された油圧および負圧の各基
準値と、上記各圧力センサ83からの各検出値とが比較
されることにより、上記油圧および負圧が適正範囲にあ
るかどうかが検査され、適正範囲にない場合は警報手段
67に警報信号が出力される。
第4テストステーシヨンS4には、第9図に示すように
、コントローラ60dによりυjtllされるエンジン
駆動用のモータ51が設けられるとともに、コントロー
ラ60dに電気的に接続された接続ヘッド26が設けら
れ、この接続ヘッド26がパレット1のコネクタ23に
接続されることにより、エンジンの電気系統とコントロ
ーラ60dとの間で電気信号が交信されるようになって
いる。
そして、コントローラ60dによりモータ51が制御さ
れてエンジンが駆動されつつ、コントローラ60dによ
って点火時期の初期設定等が行なわれるようになってい
る。
第5テストステーシヨンS5には、第10図に示すよう
に、コントローラ60eにより制御されるエンジン駆動
用のモータ51が設けられるとともに、オイルおよび水
オイルの給排系として、オイルタンク91に通じるオイ
ル供給用通路92と、水タンク93に通じる水供給用通
路94と、水排出用通路95とが設けられている。オイ
ル供給用通路92にはポンプ96および電磁弁97が配
設されるとともに、オイルリターン通路98が接続され
ている。水供給用通路94には、この通路94の先端側
を空圧源99に接続する状態に切換可能とする切換バル
ブ100が設けられており、また水排出用通路95には
、ポンプ101から送られる水流によって作動するエジ
ェクタ102が設けられている。上記ポンプ96,10
1および切換バルブ100はコントローラ60eにより
制御される。またこのステーションS5に設けられた接
続ヘッド25dには上記オイル供給用通路92、水供給
用通路94および水排出用通路95に連結されたソケッ
ト37が設けられ、この各ソケット37が、パレット1
のオイル流通用ホース17および水流通用ホース18.
19に通じるジヨイント部材14の各プラグ20に接続
されるようになっている。そして、水漏れおよびオイル
漏れの検査時には、エンジンが!jl171されること
によりエンジンのウォータポンプで水供給用通路94か
ら冷却水が吸入されるとともに、必要に応じてオイル供
給用通路92からオイルが供給された後に、目視等によ
る検査が行なわれ、検査後は、上記切換バルブ100が
切換えられて水供給用通路94から水排出助勢用の空気
が供給されつつ水排出用通路95を通して水が排出され
る。
以上のような当実施例のi置による場合のテスト方法の
全体的な手順を説明すると、各種テストに先だって第1
テストステーシヨンS1で、パレット1上にエンジンを
固定するブリドレス作業が行なわれるとともに、パレッ
ト1のジヨイント部材13.14に取付けられた各R種
に共通の接続ホース15〜19をエンジンに接続する作
業が行なわれる。続いてこの第1テストステーシヨンS
1で、接続ヘッド25aが駆動手段(第4図に示したエ
アシリンダ36.46)により駆動されて自動的にジヨ
イント部材14に接続されてから、前述のリークテスト
が行なわれ′、このリークテスト後は自動的に接続ヘッ
ド25aがジヨイント部材14から分離される。次にパ
レット1がコンペア2aで第2テストステーシヨンS2
へ搬送され、この第2テストステーシヨンS2で、自動
的に、接続ヘッド25bがジヨイント部材14に接続さ
れてからオイル注入が行なわれた後に接続ヘッド25b
がジヨイント部材14から分離される。以下、第3テス
トステーシヨンS3ヘパレツト1を搬送して、このステ
ーションS3でモータ51および接続ヘッド25Gを接
続してから前述の油圧および負圧の検査の後にモータ5
1および接続ヘッド25cを分離し、第4テストステー
シヨンS4へパレット1を搬送して、このステーション
S4でモータ51および接続ヘッド26を接続してから
前述の点火時期調整の後にモータ51および接続ヘッド
26を分離し、第5テストステーシヨンS5ヘパレツト
1を搬送して、このステーションS5でモータ51およ
び接続ヘッド25dを接続してから前述の水漏れおよび
オイル漏れの検査ならびに水抜きをしてからモータ51
および接続ヘッド25dを分離するという各処理が、順
次自動的に行なわれる。
こうして、各種の機種のエンジン10に対しても、テス
トに先立つ準備段階でパレット1のジヨイント部材13
.14に取付けられた各機種に共通の接続ホース15〜
19をパレット上のエンジン10に接続しておきさえす
れば、各テストステーション81〜S5ではオイル、水
等の給排系、検査系などの接続、分離が、エンジンの機
種に関係なく上記ジヨイント部材と接続ヘッドを利用し
て自動的に行なわれる。
さらに当実施例では、予めパレット1に設けられたワー
クID24にテストされるエンジンの機種が記録され、
これがリーダヘッド54で検出されるようになっている
ので、第2テストステーシヨンS2でのエンジンの機種
に応じたオイル供給量の設定や第3テストステーシヨン
S3でのエンジンの機種に応じた油圧および負圧の基準
値の設定等の、機種に応じて条件を変更する必要がある
処理も、機種検出信号に応じて自動的に行なわれること
となる。
上記各種処理が済めば、例えば第5テストステーシヨン
S5においてエンジンと接続ホースを分離する等のアン
ドレス作業が行なわれるとともに、修理の必要があるエ
ンジンは修理部に送られる。
なお、テストステーションの個数や各テストステーショ
ンでの処理の内容は上記実施例に限定されず、例えば第
2テストステーシヨンS2と第3テストステーシヨンS
3とを統合してこれらを1つのテストステーションとす
る等の変更も可能である。また、各テストステーション
に設けられるオイル、水等の給排系、検査系などの構成
も、テスト処理の内容に応じて適宜変更して差支えない
〔発明の効果〕
以上のように、本発明のテスト方法は、エンジンを載置
したパレットを複数のテストステーションにわたって順
次搬送しつつ、各テストステーションで各種のテストを
行なう場合に、各種の機種のエンジンに共通の複数の接
続ホースを取付けたジヨイント部材をパレットに設けて
おき、各種テストに先立って、パレットに載置したエン
ジンに上記各接続ホースを接続し、各テストステーショ
ンでは各種検査系や冷却水等の給排系のうちのテスト内
容に応じた所要の系を、接続ヘッドにより上記ジヨイン
ト部材に接続するようにしている。
このため、各テストステーションで上記所要の系の接続
、分離を行なう必要があるこの種のテスト方法において
、各種の機種のエンジンに対しても、上記ジヨイント部
材を利用して各テストステーションでの上記接続、分離
を簡単に能率良く行なうことができ、各種検査を連続的
に効率良く行なうことができる。
また、本発明のテスト装置によると、上記パレットに各
*flのエンジンに共通の複数の接続ホースを取付けた
ジヨイント部材を設ける一方、上記各テストステーショ
ンに、各種検査系、冷却水の給排系、オイルの給排系、
空気の給排系のうちの少なくとも1つの系に連結されて
上記ジヨイント部材に対して着脱可能となった接続ヘッ
ドと、この接続ヘッドを駆動して上記ジヨイント部材と
着脱させるヘッド駆動装置を設けているため、簡単な構
造によりながら、各テストステーションでの上記系の接
続〜分離の自動化を達成することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し、第1図はテストライン全体
の概略図、第2図はパレットの平面図、第3図はパレッ
トの正面図、第4図はジヨイント部材と接続ヘッドとの
接続構造の具体例を示す一部断面平面図、第5図は所定
のテストステーションに具備されるエンジン駆動用のモ
ータおよびパレット支持台等の構造を示す正面図、第6
図乃至第10図は各テストステーションの構成例を示す
概略図である。 81〜S5・・・テストステーション、1・・・パレッ
ト、2・・・搬送経路、10・・・エンジン、13.1
4・・・ジヨイント部材、15〜16・・・接続ホース
、20・・・プラグ、25.25a〜25d・・・接続
ヘッド、37・・・ソケット、36.46・・・シリン
ダ(ヘッド駆動袋[)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、パレットにエンジンを載置した状態で複数のテスト
    ステーションにわたって上記パレットを順次搬送しつつ
    、各テストステーションでエンジンに対する各種のテス
    トを行なうエンジンのテスト方法であつて、各種の機種
    のエンジンに共通の複数の接続ホースを取付けたジョイ
    ント部材を具備するパレットにエンジンを載置し、上記
    各接続ホースをエンジンに接続した後、このパレットを
    コンベアにより上記各テストステーションに順次搬送し
    、各テストステーションで、各種検査系、冷却水の給排
    系、オイルの給排系、空気の給排系のうちの、テスト内
    容に応じた所要の系を、接続ヘッドにより上記ジョイン
    ト部材に接続してテストを行なうことを特徴とするエン
    ジンのテスト方法。 2、各種の機種のエンジンが載置されるパレットに、各
    機種のエンジンに共通の複数の接続ホースを取付けたジ
    ョイント部材を設ける一方、上記パレットが搬送される
    経路の複数箇所にテストステーションを配置し、各テス
    トステーションにそれぞれ、各種検査系、冷却水の給排
    系、オイルの給排系、空気の給排系のうちの少なくとも
    1つの系に連結されて上記ジョイント部材に対して着脱
    可能となつた接続ヘッドと、この接続ヘッドを駆動して
    上記ジョイント部材と着脱させるヘッド駆動装置を設け
    たことを特徴とするエンジンのテスト装置。
JP22210189A 1989-08-28 1989-08-28 エンジンのテスト方法およびその装置 Pending JPH0384433A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007094454A (ja) * 2005-09-26 2007-04-12 Kddi Corp 奥行き感知システム及びインターフェース装置
JP2008196551A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Tcm Corp 湿式クラッチ装置
US8424661B2 (en) 2009-08-07 2013-04-23 Kabushiki Kaisha F.C.C Power transmitting apparatus

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