JPH0383534A - 雑草除去殺菌装置 - Google Patents
雑草除去殺菌装置Info
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- JPH0383534A JPH0383534A JP21756789A JP21756789A JPH0383534A JP H0383534 A JPH0383534 A JP H0383534A JP 21756789 A JP21756789 A JP 21756789A JP 21756789 A JP21756789 A JP 21756789A JP H0383534 A JPH0383534 A JP H0383534A
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- voltage electrode
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Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、芝生などから雑草を除去すると共にその土壌
を殺菌できる雑草除去殺菌装置に関するものである。
を殺菌できる雑草除去殺菌装置に関するものである。
[従来の技術]
最近、ゴルフ場の農薬汚染が問題になってきている。農
薬は種々様々な種類があるが、大別すると、殺菌剤、除
草剤、殺虫剤の3つに分けられる。芝生地には、腐植集
積層と呼ばれるじゅうたんのような層が出来て、農薬や
化学肥料が浸透しにくいため、大量の水を掛けたり、界
面活性剤を一緒に撒いて土中に効率よくしみ込むように
している。
薬は種々様々な種類があるが、大別すると、殺菌剤、除
草剤、殺虫剤の3つに分けられる。芝生地には、腐植集
積層と呼ばれるじゅうたんのような層が出来て、農薬や
化学肥料が浸透しにくいため、大量の水を掛けたり、界
面活性剤を一緒に撒いて土中に効率よくしみ込むように
している。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、農薬の散布は環境汚染につながり好まし
くない、農薬を使わずに雑草を除去するには、雑草1本
1本を抜き収ればよいが、広大な面積の芝土から雑草を
除去するには大変な作業となる。
くない、農薬を使わずに雑草を除去するには、雑草1本
1本を抜き収ればよいが、広大な面積の芝土から雑草を
除去するには大変な作業となる。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、農薬を使
わずに、しかも簡単に雑草を除去できると共に土壌を殺
菌できる雑草除去殺菌装置を提供することを目自勺とす
る。
わずに、しかも簡単に雑草を除去できると共に土壌を殺
菌できる雑草除去殺菌装置を提供することを目自勺とす
る。
[課題を解決するための手段]
本発明は、上記の目的を達成するために、雑草に対して
高電圧EC極を対向して設けると共にその近傍の土壌を
接地し、該高電圧電極と土壌間に、パルス状高電圧又は
直流高電圧を印加して雑草と高電圧電極間に火花放電を
行い、雑草の除去と土壌の殺菌を行うようにしたもので
ある。
高電圧EC極を対向して設けると共にその近傍の土壌を
接地し、該高電圧電極と土壌間に、パルス状高電圧又は
直流高電圧を印加して雑草と高電圧電極間に火花放電を
行い、雑草の除去と土壌の殺菌を行うようにしたもので
ある。
[作用コ
上記の構成によれば、雑草と高電圧電極間に火花放電を
行うことで、雑草に瞬間的に大電流が流れ、雑草の細胞
組織が破壊され、また雑草の根にも高電圧が作用する結
果、根糸く根張り〉を破壊し、養分の吸収と通道が不可
能になり、雑草を除去でき、しかも周辺の土壌の殺菌も
同時に行える。
行うことで、雑草に瞬間的に大電流が流れ、雑草の細胞
組織が破壊され、また雑草の根にも高電圧が作用する結
果、根糸く根張り〉を破壊し、養分の吸収と通道が不可
能になり、雑草を除去でき、しかも周辺の土壌の殺菌も
同時に行える。
この高電圧電極は単に雑草に対向させるだけで雑草自体
を抜き取る必要がないのでその除去作業ら極めて簡単に
できる。
を抜き取る必要がないのでその除去作業ら極めて簡単に
できる。
[実施例]
以下、本発明の好適実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図において、1は土壌で、芝生2が植えられている
と共に雑草3が生えている状態を示している。
と共に雑草3が生えている状態を示している。
さて4は、細線、鋸歯状並びにナイフェツジ状に形成さ
れた高電圧電極で、リード線5を介して高電圧発生装置
6に接続され、その高電圧発生装置6がリード線7を介
して土壌1に接地8される。
れた高電圧電極で、リード線5を介して高電圧発生装置
6に接続され、その高電圧発生装置6がリード線7を介
して土壌1に接地8される。
この高電圧発生装置6は、出力電圧可変なパルス状高電
圧又は直流高電圧を高電圧電極4に印加するもので、高
電圧電極4が負極に接続され、正極間が接地8され、そ
の間の電界強度は10kV/cm以上となるようにされ
る。パルス状高電圧を印加する場合、コンデンサーに交
流電圧を周期的に印加し、充電したコンデンサーを負荷
側に反復放電させる高電圧パルス電源などを使用する。
圧又は直流高電圧を高電圧電極4に印加するもので、高
電圧電極4が負極に接続され、正極間が接地8され、そ
の間の電界強度は10kV/cm以上となるようにされ
る。パルス状高電圧を印加する場合、コンデンサーに交
流電圧を周期的に印加し、充電したコンデンサーを負荷
側に反復放電させる高電圧パルス電源などを使用する。
この場合、高電圧電′!f14には、正または負のいず
れを接続しても良い。
れを接続しても良い。
以上において、高電圧電極4を芝生2の表面から1〜1
00mmの距離で、かつ突出した雑草3に対向するよう
近付け、高電圧発生装置−6よりパルス状高電圧又は直
流高電圧を高電圧電f!4に印加することで、電極4と
雑草3間に一瞬火花放電が生じ、高電圧が電極4に近い
雑草3の葉から茎そして根を通して放電がおこり、雑草
3の細胞が破壊されると共にその根を介して土壌l中に
も放電電流が拡散され、その根の付近が高電界強度域と
なるため土壌の殺菌が行われる。
00mmの距離で、かつ突出した雑草3に対向するよう
近付け、高電圧発生装置−6よりパルス状高電圧又は直
流高電圧を高電圧電f!4に印加することで、電極4と
雑草3間に一瞬火花放電が生じ、高電圧が電極4に近い
雑草3の葉から茎そして根を通して放電がおこり、雑草
3の細胞が破壊されると共にその根を介して土壌l中に
も放電電流が拡散され、その根の付近が高電界強度域と
なるため土壌の殺菌が行われる。
第2図は本発明の他の実施例を示し、高電圧電極4に針
電極を用い、かつリード線5を絶縁物からなる柄9を通
して設け、電極4の操作をしやすくしたものである。
電極を用い、かつリード線5を絶縁物からなる柄9を通
して設け、電極4の操作をしやすくしたものである。
また第3図は本発明のさらに他の実施例を示し、走行台
車10にて雑草3を自動的に除去できるようにしたもの
で、台車l○にナイフェツジ状の高電圧電極4を台車1
0と絶縁して下向きに配置すると共にアクリルカバー1
1など高電圧電極4の外周を包囲し、また車@12を介
して接地8されるようにしたものである。また図には示
していないが台車10上に高電圧発生器が搭載される。
車10にて雑草3を自動的に除去できるようにしたもの
で、台車l○にナイフェツジ状の高電圧電極4を台車1
0と絶縁して下向きに配置すると共にアクリルカバー1
1など高電圧電極4の外周を包囲し、また車@12を介
して接地8されるようにしたものである。また図には示
していないが台車10上に高電圧発生器が搭載される。
本例においては、走行台車を例えばゴルフ乗用キャリー
カートやキャディーカートとし、そのカートに高電圧電
極4を取り付けて雑草を除去できるようにしてもよい。
カートやキャディーカートとし、そのカートに高電圧電
極4を取り付けて雑草を除去できるようにしてもよい。
次に第2図の装置を用いて雑草を除去した試験結果を説
明する。
明する。
土壌にはえたエノコロ草(丈約15cm)の葉の上端か
ら5cm上部に針電極を下向きに対向配置し、エノコロ
草の10cm近傍に接地電極を土中数IQcm差し込み
、針電極に最大ピーク電圧75kV、3μSeCのパル
ス高電圧を印加したしたところ、針電極と一番近い草に
火花放電を生じた。@<放電を続けるとその葉が萎れ、
針電極との距離が遠くなってきたので他の葉に近付け、
以後その草の葉全てに放電を行った。この電圧を加えた
草はその葉、茎が黒く変色(熟を加えられスモークされ
たような状態)し、萎びていた。この葉を顕微鏡で見る
と細胞に亀裂が入り細胞が破壊されているのが観察され
た。しかし根の方は肉眼で観察してもほとんど変化が認
められなかった。
ら5cm上部に針電極を下向きに対向配置し、エノコロ
草の10cm近傍に接地電極を土中数IQcm差し込み
、針電極に最大ピーク電圧75kV、3μSeCのパル
ス高電圧を印加したしたところ、針電極と一番近い草に
火花放電を生じた。@<放電を続けるとその葉が萎れ、
針電極との距離が遠くなってきたので他の葉に近付け、
以後その草の葉全てに放電を行った。この電圧を加えた
草はその葉、茎が黒く変色(熟を加えられスモークされ
たような状態)し、萎びていた。この葉を顕微鏡で見る
と細胞に亀裂が入り細胞が破壊されているのが観察され
た。しかし根の方は肉眼で観察してもほとんど変化が認
められなかった。
この放電を行ったエノコロ草と放電を行わないエノコロ
草を土中で培養したところ、放電を行わないエノコロ草
は土中で根が成長し、葉も草も生き生きしていたが、放
電を行ったエノコロ草は葉、茎、根とも日陰で3日、日
向で1日で枯れてしまった。
草を土中で培養したところ、放電を行わないエノコロ草
は土中で根が成長し、葉も草も生き生きしていたが、放
電を行ったエノコロ草は葉、茎、根とも日陰で3日、日
向で1日で枯れてしまった。
また同じように水中で培養してみたが、放電を行わない
エノコロ草は、根と草の成長が見られるが放電を行った
エノコロ草は根は成長せず、根はほとんど無くなってし
まい最終的には3日で枯れてしまった。
エノコロ草は、根と草の成長が見られるが放電を行った
エノコロ草は根は成長せず、根はほとんど無くなってし
まい最終的には3日で枯れてしまった。
植物は根の先端近くの根毛で土壌中の水分及び養分を吸
収し、植物体の表面がらの水の蒸発及び光合成などによ
り生息活動を行っているが、放電を行うことで、先ず葉
での光合成が行いにくくなっているのではないかと考え
られる。また根、特に根毛が放電により大きな障害を受
けるために草が枯れるのではないかと考えられ、特に日
光の下で枯れやすいと言う点からも根毛の障害が雑草の
除去を行う上で大切な要因と考えられる。
収し、植物体の表面がらの水の蒸発及び光合成などによ
り生息活動を行っているが、放電を行うことで、先ず葉
での光合成が行いにくくなっているのではないかと考え
られる。また根、特に根毛が放電により大きな障害を受
けるために草が枯れるのではないかと考えられ、特に日
光の下で枯れやすいと言う点からも根毛の障害が雑草の
除去を行う上で大切な要因と考えられる。
[発明の効果コ
以上説明したことから明らかなように本発明によれば次
のごとき優れた効果を発揮する。
のごとき優れた効果を発揮する。
(1)高電圧電極から雑草に火花放電を行うことで、雑
草を枯らし、その雑草を除去することができる。
草を枯らし、その雑草を除去することができる。
(2)雑草の近傍の土壌を接地することで、その土壌が
高電界強度域となり、殺菌が行える。
高電界強度域となり、殺菌が行える。
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図は本発明の
他の実施例を示す図、第3図は本発明のさらに他の実施
例を示す斜視図である。 図中、1は土壌、2は芝生、3は雑草、4は高電圧電極
、6は高電圧発生器である。
他の実施例を示す図、第3図は本発明のさらに他の実施
例を示す斜視図である。 図中、1は土壌、2は芝生、3は雑草、4は高電圧電極
、6は高電圧発生器である。
Claims (1)
- 1、雑草に対して高電圧電極を対向して設けると共にそ
の近傍の土壌を接地し、該高電圧電極と土壌間に、パル
ス状高電圧又は直流高電圧を印加して雑草と高電圧電極
間に火花放電を行うことを特徴とする雑草除去殺菌装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1217567A JPH0757152B2 (ja) | 1989-08-25 | 1989-08-25 | 雑草除去殺菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1217567A JPH0757152B2 (ja) | 1989-08-25 | 1989-08-25 | 雑草除去殺菌装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0383534A true JPH0383534A (ja) | 1991-04-09 |
JPH0757152B2 JPH0757152B2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=16706291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1217567A Expired - Lifetime JPH0757152B2 (ja) | 1989-08-25 | 1989-08-25 | 雑草除去殺菌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0757152B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0556739A (ja) * | 1991-09-03 | 1993-03-09 | Ishikawajima Shibaura Mach Co Ltd | 雑草除去殺菌装置 |
JPH0556741A (ja) * | 1991-09-03 | 1993-03-09 | Ishikawajima Shibaura Mach Co Ltd | 雑草除去殺菌装置 |
EP3586626A1 (en) | 2014-07-29 | 2020-01-01 | Ubiqutek Ltd. | Apparatus and method for electrically killing plants |
JP2020080732A (ja) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | 株式会社クボタ | 除草作業機 |
JP2020080731A (ja) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | 株式会社クボタ | 除草作業機 |
JP2020520239A (ja) * | 2017-05-17 | 2020-07-09 | バイエル、アクチエンゲゼルシャフトBayer Aktiengesellschaft | 高速での雑草防除 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6236132A (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-17 | 衛藤 克彦 | 高周波電波を使用した農業機械 |
-
1989
- 1989-08-25 JP JP1217567A patent/JPH0757152B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6236132A (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-17 | 衛藤 克彦 | 高周波電波を使用した農業機械 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0556739A (ja) * | 1991-09-03 | 1993-03-09 | Ishikawajima Shibaura Mach Co Ltd | 雑草除去殺菌装置 |
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EP3586626A1 (en) | 2014-07-29 | 2020-01-01 | Ubiqutek Ltd. | Apparatus and method for electrically killing plants |
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US11492770B2 (en) | 2017-05-17 | 2022-11-08 | Bayer Aktiengesellschaft | Weed control at high speed |
US11885085B1 (en) | 2017-05-17 | 2024-01-30 | Discovery Purchaser Corporation | Weed control at high speed |
JP2020080732A (ja) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | 株式会社クボタ | 除草作業機 |
JP2020080731A (ja) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | 株式会社クボタ | 除草作業機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0757152B2 (ja) | 1995-06-21 |
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