JPH03821B2 - - Google Patents

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JPH03821B2
JPH03821B2 JP57095103A JP9510382A JPH03821B2 JP H03821 B2 JPH03821 B2 JP H03821B2 JP 57095103 A JP57095103 A JP 57095103A JP 9510382 A JP9510382 A JP 9510382A JP H03821 B2 JPH03821 B2 JP H03821B2
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JP
Japan
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data
signal
circuit
transmission
received data
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JP57095103A
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JPS58210741A (ja
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Norihiko Sugimoto
Ikuro Masuda
Kanman Hamada
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS58210741A publication Critical patent/JPS58210741A/ja
Publication of JPH03821B2 publication Critical patent/JPH03821B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は信号伝送回路に係り、特に信号をフレ
ーム単位に伝送するのに好適な信号伝送回路に関
するものである。
最近の信号処理システムでは、階層下、分散化
が進んでいる。これは計算機の高機能化、マイク
ロコンピユータの高機能化・高性能化によるとこ
ろが大きい。このような階層化、分散化の進んだ
システムでは、信号処理機能を有する一つの例と
して計算機を用いたものについて説明すると、一
つの計算機が他の計算機の管理下にあるメモリの
データを直ちに利用でき、あたかも自分の管理下
にあるデータのごとく高速にアクセスできること
が要求される。
この要求に対し、従来の信号処理システムは、
第1図乃至第4図を参照して説明すると、1つの
計算機システムが計算機1、メモリ2、他の計算
機システム(第1図と同じであるから図示しな
い)とのデータを直列信号でやりとりを行う信号
変換回路4、メモリ2と信号変換回路4との間の
他の計算機システムと伝送すべきデータをバス5
を介して転送するための制御を行うデータ制御回
路3、及び図示していない各種入出力制御回路と
から構成される。他の計算機システムへの直列送
信データは送信信号線6を介し、また他の計算機
システムからの直列受信データは、受信信号線7
を介して伝送される。ここでは、2つの計算機シ
ステム間のデータを直列で伝送するとしている
が、これは信号線数が少ない程低価格であり高信
頼性が得られること、また、信号変換回路4の高
性能化により高速伝送速度が得られ、直列伝送が
階層化、分散化された信号処理システムに適して
いるからである。
ところでデータ伝送システムにあつては、あら
かじめ送受信間で取り決めた伝送制御手順によ
り、データリンクの確立解放、データの転送およ
び誤り制御、異常時の開放などを行う。伝送制御
手順には、主にベーシツクモードデータ伝送制御
手順(JIS C6220で規定)、会話方式の伝送制御
手順、両方向同時伝送制御手順及びハイレベルデ
ータリンク制御手順(JIS C6362参照、以下
HDLCと略す)が用いられている。
HDLCの伝送の単位であるフレーム構成を第3
図を参照して説明する。第3図は開始フラグシー
ケンスFで始まり、終結フラグシーケンスFで終
わるビツトの列であり、開始フラグシーケンスF
の次にはアドレスフイールドAがあり、宛先アド
レスを表わしており、アドレスフイールドAの次
の制御フイールドCにはコマンドまたはレスポン
スとシーケンス番号が含まれ、続く情報フイール
ドIには送信したいデータ列を配列し、次にアド
レスフイールドAから情報フイールドIまでのエ
ラー検出のためのフレーム・チエツク・シーケン
スFCSがあり、最後に終結フラグシーケンスFが
続く。
送信時においては、メモリ2内にアドレスフイ
ールドA、制御フイールドC及び情報フイールド
Iが格納されていて、これらが1フレームの伝送
データとなり、フレーム・チエツク・シーケンス
FCSは信号変換回路4においてアドレスフイール
ドA、制御フイールドC及び情報フイールドIか
ら循環冗長符号(以下CRCと略す)方式で生成
される信号であり、受信時でのエラー検査に用い
る。
フレーム・チエツク・シーケンスFCSは、一般
に生成多項式X16+X12+X5+1の剰余として求
められる。
開始フラグシーケンスFと終結フラグシーケン
スFの信号列は01111110であり、アドレスフイー
ルドAからフレーム・チエツク・シーケンスFCS
までは連続した5個の1の信号の次には送信時に
必ず0を挿入し、受信時には0を削除する。この
開始フラグシーケンスF、終結フラグシーケンス
Fの発生及び検出と、0挿入及び0検出は信号変
換回路4で行われる。
複数の計算機システム間でのデータ転送方式に
は、イベント、同報及びモニタがある。ある計算
機システムから他の特定の計算機システムへデー
タを転送する方式がイベントであり、特定あるい
は複数の計算機システムへデータを転送する方式
が同報であり、ある計算機システムが他の複数の
計算機システムへ同じデータを転送する方式がモ
ニタである。イベント、同報またはモニタのいず
れの方式を採用するかは適用するシステムであら
かじめ決められ、イベントでは受信側がアドレス
フイールドAにある宛先アドレスと自分のアドレ
スが一致した時のみ受信データを取り込むのに対
し、同報では同報アドレスに一致した時、全ての
計算機システムが取り込み、モニタでは受信側が
宛先アドレスの一致、不一致の検査を行わず、全
ての受信データを取り込む。
次に、受信側における手順を説明する。メモリ
2内には、第2図に示すように、受信データを一
時記憶するバツフアメモリ8と正しい受信データ
を記憶する受信データメモリ9の記憶場所が割り
当てられている。第4図において、先ず、受信信
号線7より受信した直列受信信号について信号変
換回路4が開始フラグシーケンスFを検出する
と、直列信号から並列信号に変換され(100)、
バツフアメモリ8への転送要求が信号変換回路4
からデータ制御回路3へ出され、データ制御回路
3はバス5の制御占有権を獲得した後、並列デー
タをバス5を介してバツフアメモリ8へ転送する
(110)。受信データが連続している間、この手
順をくり返し、終結フラグシーケンスFを検出し
て1ブロツクの受信が終了すると(120)、フ
レーム・チエツク・シーケンスFCSにより1ブロ
ツクの受信データのエラー有無を判定し(13
0)、その結果が計算機1に報告される。
エラーの場合は、イベントであれば再生要求な
どの処理がとられ、同報ではその時点で処理終了
となる。一方、エラーのない正常の場合には、計
算機1はイベントではバツフアメモリ8に記憶さ
れている受信データの中のアドレスフイールドA
の宛先アドレスが自分のアドレスと一致している
か否かを判定し(150)、一致した場合にバツ
フアメモリ8に記憶されている受信データを受信
データメモリ9へ計算機がソフトウエアで転送し
(160)、宛先アドレスが不一致の場合にはバツ
フアメモリ8内の受信データは不要となつて使用
されない。また、エラーの無い正常の場合のモニ
タでは、宛先アドレスの一致、不一致の検査は行
われず、直ちにイベントまたは同報と同じ処理で
あるバツフアメモリ8から受信データメモリ9へ
の転送が行われる。受信データメモリ9へ記憶さ
れた受信データは最終的に計算機が使用できるデ
ータとなる。また、ここでの並列信号の1語長
は、計算機1、メモリ2、バス5のデータの1語
長と一致する必要はなく、1語長を満足できるよ
うに転送回数を変化させることによつて実施でき
るが、一般的には整数倍あるいは整数の逆数倍が
用いられる。
以上の説明で明らかなように、従来技術では受
信時に必要となるバス5の占有サイクル数は1語
データあたり、信号変換回路4からバツフアメモ
リ8へ、バツフアメモリ8から計算機1へ、そし
て計算機1から受信データメモリ9への合計3サ
イクルと大きく、計算機1の負荷が大きくなり、
他の演算能力が低下するという欠点がある。
さらに、データ受信後、受信したデータを計算
機に使用できるまでの待ち時間は、前述のバス占
有時間が3サイクルであること及びアドレス判定
時間の必要なことから、例えばメモリアクセス時
間を500ns、1語長を16ビツト、受信データ長を
4096バイトとすると3ms以上と極めて長い。
また、プラント制御の分散化、情報伝達の長距
離化、オフイスオートメーシヨン、ホームコンピ
ユータ等に見られる多数の端末間情報伝達が進む
中で、信号は正しく伝送されなければならない。
さらに、誤つて伝送されたデータを受信側で正し
いと決定することがあつてはいけない。しかし、
前述の従来方式では、エラー判定はCRCによる
判定だけであり、送信を許可する信号(Go
Ahead 01111111に固定)、伝送信号語長等の判定
は行われておらず、伝送誤り率が高い。
また、受信クロツクは、受信データに同期させ
るため、データ制御回路3、信号変換回路4にく
らべ1桁以上の高速動作を必要とする。したがつ
て、信号伝送回路をLSIの進歩にもかかわらず従
来のLSIの如く同一プロセスによる1チツプ化が
困難であつた。
本発明の目的は、データ転送に要する時間を減
少し、処理能力の高い計算機システムを実現する
ことができ、かつ、高信頼化をはかることができ
る信号伝送回路を提供することにある。
本発明の特徴は、信号伝送回路にアドレス判定
機能、一時記憶機能をもたせ、送信フレームに転
送語長を設けてデータ伝送に要する時間を減少さ
せ、受信時に受信した語長と送信語長とを比較
し、また、送信権信号パターンをプログラマブル
とし、ビツト長を長くして送信権信号認識誤りを
減少させ、また、高速動作素子と中低速動作素子
を同一ウエーハ上に構成して1チツプLSI化した
点にある。
以下本発明の一実施例を第5図乃至第15図を
用いて詳細に説明する。
まず、一実施例の構成を第5図を参照して説明
する。信号伝送回路のインタフエース端子として
は、信号伝送回路が必要とする複数のレジスタの
選択用の複数のアドレス信号20、複数のデータ
信号21、エラー有無を示すエラー信号22、計
算機のバスの獲得のためのバス要求信号23及び
バス許可信号24用とイベント・同報・モニタ設
定用の設定端子25及び直列信号の送信信号線
6、受信信号線7、送信クロツク29用とがあ
り、他に図示していないが複数のレジスタの読み
出し・書き込み信号、信号伝送回路の選択信号及
び駆動クロツク用のものがある。
アドレス信号20は入出力信号で、内部の複数
のレジスタを選択するデコーダ30の入力とな
り、また、第1図のメモリ2のアドレスを指示す
る信号でアドレスレジスタ31の出力に接続され
ている。アドレスレジスタ31は、メモリ2のア
ドレスを指示する4組のアドレス、すなわち、第
3図の受信データメモリ9のアドレス、送信デー
タメモリ10のアドレス、受信及び送信を複数の
プロツクを連続して行う場合に次のブロツクの受
信データメモリ9のアドレス及び転送語数、送信
データメモリ10のアドレス及び転送語数を記憶
しているメモリ2のアドレスを指示する受信チエ
インアドレス及び送信チエインアドレスを記憶し
ている。アドレスレジスタ31の初期値はデータ
信号21から内部データバス27を介するか、あ
るいは同報において、受信データメモリ9のアド
レスは、受信データの情報フイールドI(第3図
参照)より入力され、4組のアドレスはデコーダ
30の出力で選択される。またメモリ2と信号伝
送回路内の受信バツフアレジスタ41A及び41
Bあるいは送信バツフアレジスタ45との間のデ
ータ転送時には、信号伝送回路内の制御回路36
により選択された4組のアドレスのうちの1組を
選択し、これをアドレス信号20を介して出力し
て該当するメモリ2の1語をアクセスし、これと
並行して選択された1組のアドレスを加減算回路
32により制御回路36で指示された加算あるい
は減算あるいはそのままの演算を行い、結果をア
ドレスレジスタ31に格納し、次の1語のデータ
転送時のアドレスに用いる。
転送語数レジスタ33は、送信及び受信の2組
の転送語数を記憶し、初期値はデータ信号21か
ら内部データバス27を介するか、あるいは同報
においては受信データの転送語数が受信データの
情報フイールドIより入力され、2組の転送語数
はデコーダ30により選択される。またメモリ2
と信号伝送回路内の受信バツフアレジスタ41A
及び41Bあるいは送信バツフアレジスタ45と
の間のデータ転送が1語実行される毎に制御回路
36により、転送語数は減算回路34で1ずつ減
数され、初期設定された転送語数だけのデータ転
送が実行されると減数回路34から制御回路36
に転送終了を報告する。この転送終了は転送語数
レジスタ33から制御回路36へ報告される方式
を用いてもよい。
制御レジスタ35はデータ信号21より内部デ
ータバス27を介するか、あるいは設定端子25
の状態を初期値設定処理手順に従うか、あるいは
制御回路36から制御状態を変更することにより
制御値が設定される。制御レジスタ35は信号伝
送回路の制御値を記憶しており、制御回路36の
入力となる。
バス占有回路37はメモリ2とのデータ転送で
バス5の占有制御を行うもので、制御回路36か
らバス使用要求があるとバス要求信号23を例え
ば計算機システムの1構成であるバス管理回路
(図示せず)に出力し、バス管理回路からバス許
可信号24を通してバスの使用許可を受けると、
これを制御回路36に報告し、制御回路36はバ
ス使用許可に基づきメモリ2とのデータ転送の実
行を管理する。ここで、アドレスレジスタ31、
加減算回路32、転送語数レジスタ33、減算回
路34及びバス占有回路37でメモリ制御回路8
0を構成している。
送信バツフアレジスタ45は、送信時にメモリ
2からデータ信号21及び内部データバス27を
介して転送される1〜3語の並列の送信データを
記憶し、送信バツフアレジスタ45が空になる
と、制御回路36へメモリ2から送信データを転
送することを要求する。
送信バツフアレジスタ45の送信データは、シ
フトレジスタ47で送信クロツク29に同期して
並列−直列変換され、また送信データの一定信号
長15(第6図参照)毎に一定信号長15に応じ
たCRCがCRC発生回路46で発生され、一定信
号長15の後に付加される。1フレームの送信デ
ータとCRCとの前と後には開始フラグシーケン
スFと終結フラグシーケンスFとがそれぞれ付加
されて送信信号線6より送信される。なお、送信
データ及びCRCは前述のごとく、送信クロツク
29に同期して連続した5個の1の信号の次に必
ず0を挿入するゼロ挿入回路49を介して送信信
号線6に出力される。また、一定信号長15の信
号の長さは、後述する信号伝送回路内の受信時に
用いる受信バツフアレジスタ41A及び41Bの
容量に一致するものであり、大きい程よく64〜
4096バイトが現在では妥当と考えられ、将来は更
に大容量にできるであろう。
第5図で述べた信号伝送回路で用いるフレーム
構成を、第6図と従来のHDLC手順と比較するた
めに第3図を参照して説明する。フレームが開始
フラグシーケンスFで始まり、終結フラグシーケ
ンスFで終わるビツト列であることはHDLC手順
に同じである。しかし、HDLC手順でのアドレス
フイールドA、制御フイールドC及び情報フイー
ルドI全体が、ビツト列の順序に変更はなく、受
信バツフアレジスタ41A及び41Bの語長であ
る一定信号長15毎に分割され、各一定信号長1
5毎にCRC方式で生成されるCRCが付加される。
第6図では、1フレームのデータが情報I1〜Io
n個に分割され、それに応じてCRC1〜CRCoがそ
れぞれ付加されている。なお、1フレームの転送
データが一定信号長15毎に分割され、最後に残
つた剰余のデータ部Ioは一定信号長15より短か
く、そのため、終結フラグシーケンスFによりデ
ータ部Ioの長さを検出できる。
一定信号長15は大きい程よいが、受信バツフ
アレジスタ41A及び41Bの容量に制約され、
現在では64〜4096バイトが妥当であり、将来は更
に大容量になると考えられるが、受信バツフアレ
ジスタ41A及び41Bの容量の差は本発明の効
果を損うものではない。
なお、1フレームの中心の第1番目の一定信号
長15には、第6図に示すアドレスフイールドA
及び制御フイールドCのほかに転送語長TC及び
情報フイールドI1が含まれる。
転送語長TCは1バイト以上であり、全体の情
報フイールドT1〜Toの合計データ長が255バイト
以下であれば1バイト、256〜4095バイトであれ
ば2バイト、4096以上でも同様にして転送語長
TCのバイト数が決定されるので、信号伝送回路
で転送語長TCのバイト長をプログラマブルに制
御できるように、制御レジスタ35に計算機1よ
りあらかじめ書き込み、記憶しておく。
次に、第7図を用いてデータの送信について説
明する。メモリ2内の送信データメモリ10に記
憶されている送信データは、メモリ制御回路80
によつて送信データの流れ15(第6図参照)に
沿つて信号伝送回路内の送信バツフアレジスタ4
5に転送される(200)。並列信号は並列・直
列変換回路(図示省略)により並列から直列に変
換され(210)、ゼロ挿入回路49で必要な0
を挿入して送信信号線6より直列の送信信号が送
信される。1バイト送信する毎に送信カウンタに
1を加算し(215)、これが一定信号長15に
なるまで繰り返され(220)、一定信号長15
になるとCRCが発生、付加され(230)、1フ
レームの送信が実行されるまで(240)繰り返
される。開始フラグシーケンスF及び終結フラグ
シーケンスFは送信データの前後に付加される。
送信信号線6から送出されるデータは、送信バ
ツフアレジスタ45からのデータと、CRC生成
回路46で生成されるCRCと、受信信号線7か
ら受信し次の局へ送出する信号とが選択回路48
によつて選択され、ゼロ挿入回路49を介して出
力されるデータにさらに開始フラグシーケンス及
び終結フラグシーケンスが付加される。
次に、受信信号線7から受信される受信データ
より、受信データに同期させてその受信データを
正確に検出する受信クロツク28の生成回路であ
る位相同期回路60について第8図及び第9図を
用いて説明する。他局の送信クロツクに同期して
送信された受信データは、自局のクロツクと位相
ずれが生ずるため、受信データを正しく検出する
ための受信クロツクは、受信データが安定状態で
ある時点、すなわち、受信データ1ビツトの中心
で検出するように受信クロツクを同期化すればよ
い。
このため、1ビツトの周期T0に対し、Nてい
倍クロツク(周期T0/N)で受信データの位相
ずれを検出して受信クロツクを補正する位相同期
方式がよく用いられる。これは、Nてい倍クロツ
ク61でN進カウンタ63(本実施例でN=8と
する。)が分周され、受信信号線7からの受信デ
ータの変化を検出する変化検出回路62により受
信データに変化がある毎にN進カウンタ63をリ
セツトし、N進カウンタ63の出力の最上位ビツ
トQの出力を受信クロツク28とすることで、こ
の受信クロツク28により受信データの1ビツト
時間の中心で受信データを正しく検出できる。
第9図aのNてい倍クロツク61に基づいてN
進カウンタ63が分周され、位相補正前は、N=
8の場合、C0〜C7の状態が繰り返されるが、受
信データに変化があると〔第9図b〕、変化検出
回路62からの出力信号R〔第9図c〕がN進カ
ウンタ63をリセツトする。したがつて、受信ク
ロツク28は、位相の補正前の第9図dに点線で
示した受信クロツクが実線で示す受信クロツクに
補正され、位相同期が行われたことにより受信デ
ータを正しく検出することができる。
送信クロツク29及び受信クロツク28は、現
在一部分の機能がLSI化されている信号伝送回路
では高々2MHzであるが、中、大型計算機の如く、
高速処理を要求されるシステムでは、光通信を用
いることにより10〜32MHz、近い将来には100M
Hzという高速の送信クロツク、受信クロツクが要
求される。このため、位相同期回路60は、Nて
い倍クロツク61の速度で動作する必要がある。
一般にN=8〜16であるから、N=16の場合は、
送信クロツク及び受信クロツクが32MHzとする
と、位相同期回路60は512MHzという高速動作
となる。
このため、第5図に示す実施例では、信号伝送
回路を1チツプLSIにする対策として、高速部分
はバイポーラ(Bipolar)とし、中低速部分は低
消費電力で高密度集積にできるCMOS(Co−
mplementry Metal Oxide Semiconductor)で
構成し、これらを同一基板(ウエーハ)上に形成
するようにした。
次に、製造プロセスについて第10図乃至第1
2図を参照して説明する。第10図には代表的な
バイポーラ(Bipolar)トランジスタ81、
CMOSインバータ82を示してある。第11図
はトランジスタ81のシンボル図、第12図はイ
ンバータ82のシンボル図である。CMOSイン
バータ82はPチヤネルMOS(PMOS)83とN
チヤネルMOS(NMOS)84とから構成してあ
り、第10図に示すように、P型基板85のウエ
ーハ86にバイポーラトランジスタ81のコレク
タCをn+、ベースBをp、エミツタEをn+で形
成し、CMOSインバータ82は、PMOS83の
ソースS及びインバータ82の出力端V0となる
ドレインはp+、NMOS84のドレインD及びイ
ンバータ82の出力端V0となるソースはn+で形
成する。PMOS83、NMOS84のゲートGは、
酸化膜87を制御し、MOSトランジスタの導通、
非導通を決定するようにする。バイポーラトラン
ジスタ81とCMOSインバータ82とは、それ
ぞれp+分離領域88、n+埋込層89により分離
され、すべての回路の組合せができる。したがつ
て、上述の説明から明らかなように、異なるプロ
セスの素子を同一ウエーハ86に形成することが
でき、機能を高速部分と中低速部分とに分け、そ
れぞれに適したプロセスを用いて要求される動作
速度を実現する信号伝送回路を製造することがで
きる。
次に、受信信号線7から受信した直列の受信信
号は、位相同期回路60で同期化された受信クロ
ツク28に基づき1ビツト毎に正しく検出され
る。1フレームの受信は、フラグ検出回路40で
開始フラグシーケンスFと終結フラグシーケンス
Fが検出され、開始フラグシーケンスFと終結フ
ラグシーケンスFとの間の受信信号は、受信クロ
ツク28に同期して連続した5個の1の次の0を
削除するゼロ削除回路43を介してシフトレジス
タ42に入力される。さらに、受信信号は、
CRC判定回路44及び受信語長カウンタ50に
入力され、送信時に一定信号語長15毎にCRC
を生成して挿入してあるため、受信語長カウンタ
50が一定信号語長15に等しくなると、続いて
受信される受信信号をCRCと認識し、CRC判定
回路44で受信エラーの有無を検査する。エラー
が検出されると、制御回路36へ報告され、エラ
ー信号22を介して計算機に報告される。
また、開始フラグシーケンスFに続くアドレス
フイールドAの宛先アドレスがあらかじめ該当す
る計算機システムのアドレスが設定されている第
13図に示すアドレス判定回路39の宛先アドレ
スレジスタ65の内容と一致するか否かを比較回
路68で判定し、その結果が制御回路36に報告
される。
シフトレジスタ42の出力は、直列信号から並
列信号に変換されて、一定信号長15の長さの受
信バツフアレジスタ41Aあるいは41Bに入力
されて記憶される。CRCエラーがなく、宛先ア
ドレスが一致した場合に、受信バツフアレジスタ
41Aあるいは41Bに記憶された受信データ
は、内部データバス27、データ信号21を介し
てメモリ2内の受信データメモリ9(第2図参
照)にメモリ制御回路80によつて転送される。
ここで、受信バツフアレジスタ41A及び41
Bは一定信号長15の長さをもつバツフアが2組
あるが、これは、受信データの受信中にすでに受
信し、メモリ2への転送許可のある受信データを
受信データメモリ9へ転送するためである。
なお、第13図の66は比較回路、67は送信
権パターンレジスタで、これらで送信権判定回路
38を構成している。
次に、データの受信の処理手順を第14図を参
照して説明する。受信信号線7から受信した直列
信号は、ゼロ削除回路43で不要な0を削除し
て、シフトレジスタ42に入力し、続いてイベン
トまたは同報では、開始フラグシーケンスFに続
く宛先アドレスが宛先アドレスレジスタ65の内
容と一致するか否かを判定し(330)、一致し
た場合は引き続き受信することを許可すると同時
に、制御フイールドに続く転送語数TCを検出し
て記憶する(340)。
宛先アドレスが一致すると、直列・並列変換回
路(図示せず)で直列・並列変化された(25
0)受信データが受信バツフアレジスタ41A,
41Bへ転送され(260)、受信カウントが1
ずつ加算される(270)。受信カウントの内容
は一定信号長15と比較し(280)、終了する
と、CRCエラー判定を行い(290)、エラーが
あれば異常報告を行い(350)、正常であれば、
受信バツフアレジスタ41A,41Bから受信デ
ータメモリ9へ転送を開始する(300)。同時
に1フレームが終了したか否かを終結フラグシー
ケンスFの検出で判定し(310)、1フレーム
が終了していない場合は続いて受信データを受信
する。一方、1フレームが終了した場合は、1フ
レームで受信した受信語数が転送語長と一致した
か否かを判定し(320)、一致すれば正常な1
フレームの受信であつたと判定し、不一致であれ
ば、異常を計算機へ報告し(350)、今までの
受信データメモリ9の受信データを使用禁止とす
る。
次に、複数の計算機システムが環状に接続され
ている場合、各計算機システムに接続されている
信号伝送回路で送信データが準備されているとき
は、送信権信号を受信すると、送信データを送信
できる(第15図参照)。
送信権信号のパターンは、Go Ahead(GA)
01111111が一般的である。しかし、伝送線へ重畳
したノイズにより一般の受信データが送信権信号
に誤つて判断されたり、GAであるにもかかわら
ずGAと認識できない場合がある。例えば、512
バイト長のデータでは、1年に5回程度の誤りが
生ずる。したがつて、1バイトあるいは2バイト
の長さの送信権パターンを第13図に示す送信権
パターンレジスタ67にあらかじめ記憶させる。
送信権パターンとして、本実施例では、2バイト
長とし、最上位ビツトと最下位ビツト及び最下位
から第2のビツトを0とし、中間の13ビツトを1
とするようにしてある。
送信権パターンは、長いほど誤り率を減少でき
るが、構成回路が大きくなると効果が上がらない
ため、1〜2バイトがよい。この長さはユーザに
より任意に設定でき、システムの許容誤り率に基
づいて送信権パターン及び長さを決定できる。
制御回路36(第5図)は、マイクロプログラ
ムあるいはプログラマブル・ロジツク・アレイあ
るいはランダムロジツクのいずれかあるいはこれ
らの組合せで構成する。
以上の説明よりわかるように、本発明の実施例
によれば、次の効果が得られる。
1 宛先アドレス判定して受信バツフアレジスタ
に転送した受信データが正常時のみ計算機へ受
信データを転送するようにしているので、計算
機の信号伝送処理の負荷率を1/2に削減するこ
とができ、また、バスの占有率を1/2に削減で
きる。
2 フレーム内への転送語数の設置、送信権パタ
ーンの拡張、フレームの複数分割毎のCRC判
定により、信号伝送誤り率を512バイトの場合
数年に1回程度に低減でき、信頼性を10倍以上
に高くできる。
3 高速動作部をバイポーラで、中低速部を
CMOSで構成し、1ウエーハに形成できるの
で、1チツプLSI化して部品点数削減をはかる
ことができる。
なお、送信時にフレームに内蔵させる転送語数
は、計算機があらかじめ設定するかわりに、信号
伝送回路が1フレームの送信語数を計数し、1フ
レームの終結フラグシーケンスFの直前に転送語
数とこのためのCRCを設けるようにしてもよく、
それによつて効果が損なわれることはない。
また、転送語数と受信データ数との一致判定を
信号伝送回路で行わず、計算機が1フレーム受信
完了後に実行するようにしてもよい。この場合、
計算機の負荷率はわずか増加するが、それ以上に
信号伝送回路構成を簡単化できる。
また、位相同期回路60のNてい倍クロツク6
1でN=8とされる場合について説明したが、
高々1MHzの送信クロツク、受信クロツクであれ
ば、N=4でも正しい受信データを検出できる。
しかし、1〜100MHzの送信クロツク、受信クロ
ツクの場合は、N=8あるいは16が必要である。
さらに、N=32以上であれば、位相ずれを少なく
できるが、すでに述べたことから明らかなよう
に、N進カウンタ63が極めて大きい高周波クロ
ツクで動作可能の素子であることが必要となる。
また、上記した実施例では、バイポーラと
CMOSの組合せとしてあるが、ECL(Emitter
Coupled logic)を用いてさらに高速化を可能と
し、CMOSと組合せると、高速の信号伝送回路
を提供できる。
以上説明したように、本発明によれば、計算機
の負荷率及びバスの占有率をそれぞれ1/2に減少
でき、データ転送に要する時間を減少し、処理能
力の高い計算機システムを実現することができ、
また、信号伝送の信頼性を従来にくらべ103〜107
倍に向上でき、さらに、異なる回路プロセスを同
一ウエーハ上に形成でき、高速信号伝送回路の1
チツプLSI化をはかれるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は計算機システム構成図、第2図は第1
図のメモリ構成図、第3図は第1図で用いる従来
のフレーム構成図、第4図は第1図のデータ受信
の従来の処理手順図、第5図は本発明の信号伝送
回路の一実施例を示すブロツク図、第6図は第5
図で用いるフレーム構成図、第7図は第5図のデ
ータ送信の処理手順図、第8図は第5図の位相同
期回路の回路図、第9図は第8図の各部信号のタ
イミング図、第10図は第5図の回路を製造する
ときにおけるLSI断面図、第11図は第10図の
バイポーラトランジスタのシンボル図、第12図
は第10図のCMOSインバータのシンボル図、
第13図は第5図の送信権判定回路およびアドレ
ス判定回路の回路図、第14図は第5図における
データ受信の処理手順図、第15図は第5図の送
信権信号のタイミング図である。 15……一定信号長、28……受信クロツク、
29……送信クロツク、36……制御回路、38
…送信権判定回路、39……アドレス判定回路、
41A,41B……受信バツフアレジスタ、44
……CRC判定回路、45……送信バツフアレジ
スタ、46……CRC生成回路、60……位相同
期回路、61……Nてい倍クロツク、80……メ
モリ制御回路、TC……転送語長。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 信号をフレーム単位に伝送する信号伝送回路
    において、送信開始に必要な送信権信号パターン
    を記憶する送信権信号パターンレジスタと、送信
    時における並列の送信データを直列に変換する並
    列・直列変換回路と、受信時における直列の受信
    データを並列に変換する直列・並列変換回路と、
    前記受信データと前記送信権信号パターンとの一
    致を判定する送信権判定回路と、1フレームを複
    数に分割し、分割された一定信号長毎のエラー判
    定用信号を生成するエラー判定信号生成回路と、
    前記受信データの一定信号長毎にエラーの有無を
    判定するエラー判定回路と、前記1フレームの信
    号長を示す転送語長を前記受信データから検出
    し、受信データ語長と前記転送語長との一致を判
    定する語長判定回路と、前記一定信号長の受信デ
    ータを一時記憶する受信バツフアレジスタと、前
    記受信データに同期する受信クロツクをNてい倍
    クロツクから前記受信データのレベル変化に同期
    させて生成する位相同期回路と、信号処理用デー
    タを記憶するメモリとの間の信号転送制御を管理
    するメモリ制御回路とからなり、任意に設定され
    る前記送信権信号パターンを受信して送信を開始
    し、前記転送語長と前記受信データ語長とを前記
    語長判定回路で比較し、前記受信データの宛先が
    一致し、かつ、前記受信データが正常の場合にの
    み前記受信データを前記受信バツフアレジスタか
    ら前記メモリに転送する構成としてあることを特
    徴とする信号伝送回路。 2 前記転送語長は送信データの数を計数して得
    たデータとしてある特許請求の範囲第1項記載の
    信号伝送回路。 3 前記受信バツフアレジスタは複数個からな
    り、受信データを受信中にすでに記憶されている
    データをメモリに転送するようにしてある特許請
    求の範囲第1項または第2項記載の信号伝送回
    路。 4 前記エラー判定回路は、受信データ長と転送
    語長との一致をメモリに転送した後に判定するよ
    うに構成してある特許請求の範囲第1項または第
    2項または第3項記載の信号伝送回路。 5 前記各回路はバイポーラ素子とコンプリメン
    タリMOS素子とで構成してあり、前記各素子は
    1枚のウエーハ上に形成してある特許請求の範囲
    第1項または第2項または第3項または第4項記
    載の信号伝送回路。
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