JPH0381299A - ほぼ純粋な腫瘍抗原 - Google Patents

ほぼ純粋な腫瘍抗原

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JPH0381299A
JPH0381299A JP2117296A JP11729690A JPH0381299A JP H0381299 A JPH0381299 A JP H0381299A JP 2117296 A JP2117296 A JP 2117296A JP 11729690 A JP11729690 A JP 11729690A JP H0381299 A JPH0381299 A JP H0381299A
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ガジャナン ニラバー
Lawrence Rosenbaum
ローレンス ローゼンバウム
Edward A Neuwelt
エドワード エイ ニューウェルト
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Oregon State
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は特定のモノクロナール抗体と結合することがで
きる腫瘍−会合した抗原を見出し単離したことに関する
。 腫瘍−会合した細胞表面抗原に対するモノクロナール抗
体の結合に関して種々調査が行われてきた。新生物細胞
による腫瘍抗原の優先的表現はヘルストレイム等による
アコンプリツシュメンツ・イン・ケンサー・リサーチ、
 1984  プライス・イヤー、ジェネラル・モータ
ーズ・ケンサー・ファンデエーション(フォートナー・
アンド・ローズ・エズ6)第216〜240頁(198
5)およびライスフエシア・オン・モレキュラー・アン
ド・セルリュラー・バイオロジイ・ニュー・シリーズ、
第27巻(1985)において一般的に論ぜられている
ように、抗原を診断および治療の手段として使用するこ
とを可能にする。 従来の調査によると、抗体サブクラスのIgGxaおよ
び1gG3は、腫瘍の治療において特別の約束を持つ。 この理由はこれ等のものがリンパ球または補体の存在下
で抗体−依存性細胞障害(ADCC)をとりなすことが
できるからである。例えばこれ等の抗体のサブクラスを
ADCCをとりなすのに使用することは、シアーズ等に
よりランセット1 : 762〜765(198’2)
およびホウトン等によりブロク・ナトル・アカド・サイ
、(Proc、 Natl、 Acad、 Sci、)
 USA82 : 1242〜1246(1985)に
記載されている如くヒト腫瘍を有するヌード マウスお
よびラット並びにヒト癌患者で示されている。 本発明は一部分では免疫グロブリン タイプIgG2.
である「L6」と称せられるモノクロナール抗体を含む
L6mAbは人間の肺、結腸、胸および卵巣の癌並びに
黒腫の表面エピトープに結合することが示された。ヘル
スト レイム等、ブロク・ナトル・アカド・サイ、 U
SA  83 : 7c59〜7063(1983)。 従ってL6は腫瘍の治療および診断に対して特別に有望
である。特にこの理由はL6が新生物細胞を含む一定の
細胞を標的とする性能およびけっし類においてADCC
腫瘍細胞崩壊活性を表わす明らかな作用を示すからであ
る。 ここに記載するように本発明はL6モノクロナール抗体
が結合する特定の抗原を見出し、単離し、特徴づけたこ
とを含む。 本発明は一般に、特定のモノクロナール抗体に対する抗
原を分離し生成することを含む。特に「L6」として知
られているモノクロナール抗体はLX−1ヒト肺腫瘍細
胞の細胞表面に表れる腫瘍−会合抗原に結合することが
示された。L6はまたラットに異種移植されたLX−1
腫瘍細胞の表面にも結合スル。バソプレッシンおよびオ
キシトシン抗血清を使用する二重標識免疫組織化学の実
験は、視床下部のオキシトシンおよびバソプレッシン−
生成ニューロンにおけるL6抗原エピドームの局在を確
証した。これらの視床下部細胞において、エピトープは
、オキシトシンおよびバソプレッシンが軸索輸送された
分泌蛋白質であるという事実に従って細胞質であるよう
である。ウェスターンプロット解析により、LX−1腫
瘍細胞膜上のL6−免疫反応性物質がニューロフィシン
に関係していることおよびエピトープがオキシトシンお
よびバソプレッシンとそれぞれ会合したペプチドである
ニューフィシンIおよび■により共有されるアミノ酸配
列を有することが確認された。ここで示す情報は癌組織
を診断し治療するため設計された方法を見出し履行する
上で有用である。 更に、LX−1細胞膜上のL6抗原は45kdバンドに
制限され、この場合分子量はイムノアフィニティークロ
マトグラフィー後ゲル電気泳動を介して測定される。こ
のバンドはL6と免疫反応するだけでなく、抗バソプレ
ッシンおよび抗ブロープレツソフイシン(pro−pr
essophys in )抗体と免疫反応する。 45kdバンドのアミノ酸末端配列はヒトプロープレッ
ソフィシンのCy s 33の代わりにLX−1抗原に
おいてArg33残基(residue)を用い、ヒト
 プロープレッソフィシンのN−末端を有する21−ア
ミノ酸相同を示した。 ラットのブロープレッソフィシンのC−末端に30− 
マー(30−mar)を伴うLX−1mRNAのノザン
法は、対応する視床下部mRNAより約250bp大で
ある約1000bpのバンドを示した。同じプローブを
用いLX−1腫瘍を有するヌードラットの系内ハイブリ
ット形成は、ラットの視床下部および異種移植したLX
−1腫瘍細胞における特異のハイブリッド形成を示した
。 従ってLX−1細胞は、細胞膜に特に存在するL6と免
疫反応するブロープレッソフイシン様蛋白質を有する。 従って本発明の目的は、L6モノクロナール抗体が結合
する純粋な腫瘍抗原を提供することにある。 本発明の他の目的は新生物の特徴付けおよび処理に使用
するのに適する抗体/抗原系を提供することにある。 LX−1ヒト肺の腫瘍細胞の二一一口フィシン ペプチ
ド配列内のL6抗原エピトープが若干の方法により特徴
付けられた。 L6モノクロナール抗体が生成され、LX−1腫瘍異種
移植片を有するヌードラットにおける視床下部領域に結
合することが見出された。系統的に投与したモノクロナ
ール抗体は、脳の毛細管内皮細胞間の接合面を透過する
ことができないので、通常モノクロナール抗体は脳に入
らない。この問題は、一般にニューウェルト、インパク
ト・オブ・ザ・ブラッド−プレイン・バリア(第1およ
び2巻)、プリーナム・プレス、ニューヨーク(198
9)に記載されているように、脳血液関門(BBB)を
動脈内高滲透性剤で一時的に崩解させることにより克服
された。 ここで使用する特徴付は方法は、二重標識実験を含み、
L6が結合する細胞の種類およびL6の結合を示すよう
な細胞内または細胞−ヒの特定の位置を決定するのに役
立つ免疫組織研究を含む。更に、ウェスターン プロッ
ト解析を、L6が結合するようになった抗原の存在を特
徴づけるために行った。 更に、ノザン法および系内のハイブリット形成の研究を
抗原を特徴づけるために行った。最後にアミノ酸の配列
決定を純粋の抗原に使用して(エドマン分解) LX−
1腫瘍抗原に若干類似する他の抗原と部分的に比較をす
るため精製したLX−1腫瘍抗原のアミン末端の配列を
決定した。 本発明を次の実施例につき説明する。 次の実施例はLX−1腫瘍抗原を単離し、精製し、特徴
づけるのに使用する上記および他の方法に関して必要な
詳細を説明する。 失塵狙土 L6モノクロナール抗体(mAb)は免疫グロブリンタ
イプIgG、、である。これを培養したヒト肺腺癌細胞
で免疫にしたBALS/cマウスから誘導した肺臓細胞
の融合により生成するハイブリドーマにより生成した。 マウスN5−1骨髄腫細胞(腫瘍遺伝子、ジートル(S
eattle)、WA)を融合相手として使用した。L
6mAbはこれまでにヒトの肺、胞および結腸癌におい
て表われた細胞表面抗原を認知することが示された。ヘ
ルストレイム、ケンサー・レス。 46 : 3917〜3923(1986)。更にヘル
ストレイム等によりブロク・ナト・アカド・サイ、US
A  83ニア059〜7063(1986)で論ぜら
れているように、L6mAbはヒトのリンパ球または血
清の存在下でL6−抗原−陽性腫瘍細胞の崩壊を導くこ
とが示された。 ここに記載する肺癌細胞系LX−1はヒト肺癌から確立
された。腫瘍細胞をRPMI−1640培地で成長させ
た(ギブコ社グランド アイランド、ニューヨーク)。 ナショナル・ケンサー・インスチチュートからの雄の1
2週令ヌード ラットを右大脳半球に10μlのLX−
1腫瘍細胞(8X10’細胞/−)を脳内接種した。、
また10匹の雄親のロング−エバンス(Long−εv
ans)ラットと5匹の雄親のホモ接合ブラットルボD
 (BrattJeboro)ラットの尿崩症にかかっ
たもの(約250〜300gの重さ)につき研究をした
。 次いでラットをベンドパルビタール ナトリウムで麻酔
しく60■/kg体重i、p) 、O19%食塩水次い
で4%水冷パラホルムアルデヒド緩衝液を胃を通る穿刺
により注入した。脳を取出し、冠状平面(corona
l plane)にブロックして(ヌードラットの)腫
瘍を有する領域および視床下部または(ロング エバン
スおよびHoDIラットの)視床下部領域を含ませた。 また供試ラットの脳下垂体を取出して免疫化学分析した
。脳および脳下垂体組織を24時間4%パラホルムアル
デヒド溶液中で後固定した。 試験に使用したヒト視床下部組織を死体検査で得、冠状
平面にブロックして視索上積および室傍核(それぞれS
OSおよびPVN)を含ませ、水冷10%ホルマリン緩
衝液中に数日間浸漬固定した。 多数の免疫細胞化学実験を、脳に見出される特定細胞に
対するL6 mAbの選択的結合挙動を明らかにするた
め行った。免疫細胞細胞化学を先ずシラン化ガラス(s
ilanated glass)スライド上に塗布した
培養LX−1腫瘍細胞の細胞遠心分離した試料およびラ
ットとヒトの視床下部組織について行ってこれ等の細胞
および組織に対するL6 mAbの結合挙動を研究した
。上記スライド上で動かなくした腫瘍細胞を4%パラホ
ルムアルデヒド中に10分間浸漬することにより固定し
た。ヌードラットの脳およびラット/ヒトの視床下部の
腫瘍を有する領域をビブラトーム(vibratom)
  (オフスフオード・インスッルメンツ・ベツドホー
ド、MA)次いで適当な固定で100μmにつき連続的
に切断した。スライドに固定した腫瘍細胞および自由遊
淫する組織切片をトリス緩衝液(0,05M、 0.9
%NaCI!金含有pH7,6)で洗浄した。然し後、
これ等をL6モノクロナール抗体で免疫細胞化学的に標
識した。この段階で用いた基本的標識技術は、ニラバー
と31〜215頁(1989)に記載されているように
、ビオチニル化プロティンAおよびアビジン−ビオチン
ペルオキシダーゼ(ABC,ベクター・ラボラトリーズ
、バーリンガム、カリフォルニア)を用いた。 特に、組織にL6 mAbを培養しく50μg/7. 
4°Cで一夜)、次いでビオチニル化プロティンA (
ベクター・ラボラトリーズ、バーリンガム、カリフォル
ニア)(1:400希釈、常温で45分)およびABC
複合体(1:1000希釈常温で1時間)と反応させた
。ABC複合体を、使用する5分前に、ベクター・ラボ
ラトリーズ、バーリンガム、カリフォルニア)より市販
されているベクタスティンABCキットに入っているア
ビジン(Av id in )DHとビオチニル化ペル
オキシダーゼの1 : 1000希釈液の等部を一緒に
混合することにより調製した。 然る後、試料を15mgm%の3,3′−ジアミノベン
ジンテトラヒドロクロリド(シグマ・コーポレーション
、セントルイス、ミズーリ)で処理した。 褐色の反応生成物が形成された。次いで腫瘍細胞(スラ
イド上の)を脱水し、キシレンで処理し、組織学的分析
を行うためカバースリップした。組織の断片をゼラチン
被覆スライド上にのせ、脱水し、キシレンで処理し、ま
たカバースリップ下にのせた。 処理した試料の試験により、L6 mAbがヌードラッ
トの脳における視床下部の視索上積および室傍核の領域
において、脳内異種移植したLX−1腫瘍細胞に結合し
たことが示された。腫瘍移植片とのL6の免疫反応性は
LX−1腫瘍細胞の表面に専ら制限された。同様のパタ
ーンの表面染色が免疫組織化学染色前シラン化ガラス 
スライド上に細胞遠心分離された培養LX−1細胞に観
察された。 然し、視床下部の摸索および室傍ニューロンのL6免疫
反応性は近位樹状突起および軸索プロセスにのびる細胞
質に局限された。軸索染色は玉状外観を有し、下垂体の
複葉で終った。室傍および摸索ニューロン(およびこれ
らの軸索プロセス)の細胞質染色の同様のパターンがヒ
ト視床下部に見られた。更に、豚のニューロフィシンに
対するポリクロナール抗血清を用いた免疫組織学(IC
Nイムノバイオロジカルス、リスル(Lisle)IL
)はラットの室傍および摸索ニューロン系において同様
のパターンの染色を示した。豚のニューロフィシンポリ
クロナール抗血清は、ラットの組織にオキシトシン−ニ
ューロフィシンおよびバソプレッシンニューロフィシン
を認め、1 : 1000の希釈で使用された。この結
果はL6 mAbがオキシトシン−ニューロフィシンお
よびバソプレッシンニューロフィシンの両者に共通の抗
原エピトープを認めることを示した。この知見は、ラッ
トおよびヒト視床下部におけるL6標識した核周部が視
索系の腹側および背部面並びに室傍系の中心/周辺領域
の両者に分布されていたことを観察したことにより支持
された。 バソプレッシン、オキシトシンまたはこれ等の担体蛋白
質にニューロフィシン)に対しL6モノクロナール抗体
およびポリクロナール抗体による二重染色を使用する免
疫組織化学研究を、ヌードラット、普通のラットおよび
HoDIラットの視床下部の選定した部分について行っ
てL6免疫反応性ニューロンのバソプレッシンおよびオ
キシトシン ニューロン系に対する正確な関係を決定し
た。以下に述べる免疫細胞化学操作に使用するバソプレ
ッシンおよびオキシトシン抗血清を、うさぎで発生させ
たが、一般にワトソン等によりサイエンス216:85
〜87(1982)に記載されている。 前にL6 mAbと免疫反応させたヌードラット、普通
のラットおよびHoDIラット視床下部の選定した部分
を更にバソプレッシン、オキシトシンまたはこれ等の担
体蛋白質にニューロフィシン)に対シ免疫反応させた。 こり等の組織を、第2抗原に対し青色標識化を得るため
他の色原体としてベンジジン ジクロリドを使用し、上
記ホルモンに特有のポリクロナール抗体を用いて培養し
た。 二重標識した組織部分を調べた結果、L6モノクロナー
ル抗体(mAbs)が室傍系の中心部および周辺部とに
おいてニューロンに結合し、一方L6−ボジテイブニユ
ーロンの約半分がバソプレッシン免疫反応性を表わした
。視索系において、L6−反応性ニューロンは核の背部
および腹部の領域を占有し、腹部ニューロンのみがバソ
プレッシンに対する付加的免疫反応性を示した。隣接し
たL6−染色した視床下部の部分を二重標識技術の第2
反応体としてオキシトシン抗血清を用いて培養した場合
、バソプレッシン抗体で見られるようにならなかったL
6−反応体ニューロンがオキトシン免疫反応性を表わす
ことが見出された。 更に、HoD lラットの視床下部の免疫染色は室傍ニ
ューロンおよび視索ニューロンの50%だけにL6−免
疫反応性を示した。この結果は、HoDIプロープレッ
ソフィシン遺伝子のニューロフィシン符号付はドメイン
における単一ベース(base)削除はバソプレッシン
およびその関連するニューロフィシンの翻訳を妨げる。 シュマール、ネイチャー 並=705〜709(198
4)。HoDIの視床下部におけるL6−免疫標識した
ニューロンは室傍系の周辺領域および視索系の背面部に
局限されるようである。また、L6−免疫反応性は室傍
および視索ニューロンのオキシトシンーアージック(e
rgic)サブ ボブニレ−ジョン内に専ら残留するこ
とが見出された。 次に、モノクロナール抗体の優先的結合を示す性能に対
するL6 mAbの予備吸収の影響を研究するため実験
を行った。特に6容量の冷蒸留水で洗浄した1(Wのア
フィゲル−1Oを、豚のニューロフィシン(最終濃度1
5mg/7nl) 、バソプレッシン(1mg/mA’
)若しくはオキシトシン(1mg/ynl )を添加し
た80mMのCaCl2を含有する107nlの0.■
Mヘペス(HEPES)(pH7,5)溶液(緩衝液A
)を用いて4時間4°Cでかきまぜ乍ら培養した。ゲル
上のあらゆる残留活性位置を、1Mのエタノールアミン
−HCl(pH3,0; 0.17rll/7rLlゲ
ル)を添加し4℃で回転させ乍ら1時間ブロックした。 次いでゲルを00280がバックグラウンド レベルに
達するまで緩衝液Aで洗浄した。結合効率を業界で知ら
れており、またブラッドフォート、アナル、バイオケム
、72:248〜254(1976)に記載されている
方法を用いて洗浄中量白質の濃度をはかることにより測
定した。 結合したアフィゲル−IOをソーパル(Sorvall
)SS−340−夕で1200Xgで15分間遠心分離
し、上層液をデカンテーション廃棄した。次いでゲルを
−夜4℃で回転させながらC6−モツクロナール抗体(
200mg/ml )を用いて培養した。次いでゲル−
抗体懸濁液を上述の如く1.1200 X gで15分
間再遠心分離し、上層液(吸収された抗体)をデカンテ
ーションしウェスターン解析および免疫細胞化学に用い
た。結合したアフィゲル−10を夫々10容量の0.1
Mのグリシン(pH3,0) 、25mMのNaHPO
i (pH8,5)、最後に緩衝液Aで洗浄することに
より再生しt二。 前吸収試験結果は、合成アルギニンバソプレッシン若し
くはオキントシンー結合アフィゲル−10(80ug/
r/d!、)によるC6 mAbsの固相吸収が視床下
部免疫反応性に対する効果がないことを示した。 然しC6モノクロナール抗体のアフィゲル−10に結合
した豚のニューロフィシンの等モル量による前吸収は、
視床下部の免疫反応性を完全に取り除いた。 前記試験に加えて、エラスターンプロット分析を以下に
記載する如く行ってC6mAbが結合する抗原を明らか
にした。 蛋白質およびポリペプチド試料を1×1ミリ(Laem
mli)試料緩衝液中で可溶化し、100℃に5分間加
熱した。次いで試料を、ファーゲル等によリアナル、バ
イオケム、二二368〜379(1987)に記載され
ている如くトリシン−5O3−PAGE系を用い12.
5%全アシルアミド(アシルアミド:ビスアクリルアミ
ド= l : i5.5)で電気泳動にかけた。 ウェスターンプロット分析をローゼバウム等によりアナ
ル、バイオケム、旦:250〜257(1989)に記
載されている如く行った。簡単に述べると電気泳動後、
得られたゲルを20%(V/V)グリセロールを含有す
る50mMのトリス(pH7,4)中で4回10分ずつ
洗浄することにより復元した。次いで蛋白質を、10m
MのNaHCOs、 3mMのNazCOs (pH1
0゜0)の20%(V/V)のメタノール溶液中でTE
−42トランスファー装ft (カリフォルニア州すン
フランシスコのへファー社製)を用い1アンペア(am
p)で1時間電気泳動  によりニトロセルロースに移
した。 −夜乾燥した後ニトロセルロース「プロット(blot
) 、Jを0.5%(v/v)パラホルムアルデヒド蒸
気中70°Cで4時間固定してペプチドを固定した。 プロット上の非特異結合位置を、0.5MのNaC1,
0,1%(V/V)  トウイーンー20および0.0
2(v/v)NaNsを含む20mMのトリス(pH7
,5)(TTBS)中に3%(v/v)ゼラチンを含む
溶液でブロックし、次いでTTBS中で3回各5分洗浄
した。次いでプロットを0.1%(W/V)の再結晶し
た牛の血清アルブミンを含むTTBS中で第1抗体を用
い常温で2〜4時間培養し、TTBS中で3回各5分洗
浄した。次いでプロットを、0.1%(W/V)の再結
晶した牛の血清アルブミンを含むTTBS中でビオチニ
ル化プロティンAを用いて25℃で1時間培養し、TT
BS中で3回各5分間洗浄した。プロットを、エクスト
ラアビジン−アルカリ ホスファターゼ(1:3000
希釈)を含むTTBS中で45分間培養し、TTBS中
で3回各5分間洗浄し、清浄な皿に移した。次いでp−
ニトロブルーテトラゾリウムクロリド(0,33■/−
)と5−ブロム−4=クロル−3−インドリル−ホスフ
ェ−) (0,165■/−)の混合物を0.1MのN
aC1,5mMのMgC1tおよび0.5%(V/V)
  )ウィーン −20を含有する0゜1Mのトリス(
PH9,5)に添加した溶液中でプロットを発見させる
ことによって固定したポリペプチド物質を検出した。L
6モノクロナール坑体のF(ab’ )2のフラグメン
トを用いて培養したプロットをアルカリホスファクター
ゼー結合ヤギ坑マウスIgGF(ab’ )2 (1:
 500希釈)と90分間反応させ、TTBS中で3回
各5分間洗浄した。次いでこれ等を前述の如く、p−ニ
トロブルーテトラゾリウムクロリド15−ブロム−4−
クロル−3−インドリル−ホスフェート中で発現させた
。 ウェスターンプロット分析によりポリクロナール坑ブタ
ニューロフィシン(これはニューロフィシンIおよびニ
ューロフィシン■と免疫反応する)が処理したニューロ
フィシン■およびニューロフィシンI並びにニューロフ
ィシン■調剤中に存在する前駆体ペプチド プロープレ
ッソフィシンと免疫反応を示した。またこの分析は、C
6mAsがニューロフィシン■およびニューロフィシン
エとの免疫反応性により示されるように、2種の担体蛋
白質における共有配列を認めることを示した。これ等の
結果はL6がブロープレッソフィシンのニューロフィシ
ン ドメインを認めるがブロープレツソフィシンのC−
末端グリコペプチドを認めないことを示す。 L6mAbのドメイン−特異結合は、免疫反応性を変え
なかったL6mAbを用いる免疫プロッティングおよび
電気泳動前にニューロフィシン■をグリコペプチターゼ
F酵素と反応させることにより確かめられた。L6と同
様のクラスおよびサブタイプのマウスのモノクロナール
抗体(PL、 17)を用いプロットラフローブするこ
とは、ニューロフィシン■またはニューロフィシン■の
いずれかに対しての結合を示さず、これによりニューロ
フィシンに結合するL6の特異性を示す。 更に、ニューロフィシンに対するL6の免疫反応性の特
異性は、L6mAbをニューロフィシン結合アフィゲル
−10を用い予備培養し、上層液を用いて免疫プロット
においてニューロフィシン■およびIをプローブするこ
とにより確かめられた。この結果ニューロフィシン■お
よびニューロフィシン■の両者に対するすべての免疫反
応性が実際に取り除かれた。 LX−1腫瘍細胞に対するノーザン分析および系内のハ
イブリッド形成を、合成したヒトプロープレッソフィシ
ン オリゴヌクレオチド プローブを用いて行った。こ
れ等の研究は、これ等の細胞におけるブロープレッソフ
ィシンmRNAの表現を示した。 他の実験を、LX−1腫瘍細胞の細胞膜におけるブロー
プレッソフィシンの存在を確かめるために行った。L6
mAbアフィニアフィニティーX−1細胞膜のウェスタ
ーンプロッティングにより確認試験を行った。しかる後
、ポリクロナール抗ブロープレッソフィシン坑体を使用
しブロービングを完成した。 特に、LX−1細胞(約108)を5mMのEGTA、
 1mMのEDTA、 0.02%のNaN、および0
.001 M  PMSFを含有する10−の25mM
イミダゾール中で均質にした。 等容量の5%トウイーン40を添加し、均質液を200
0×gで1時間遠心分離した。次いで、上層液を100
.000 x gで1時間遠心分離した。次いで、得ら
れたペレットを1■/1nlの蛋白質濃度に再懸濁し、
ツウィツターゲント(Zwittergent)−14
(7mM)に添加して3.5mMの最終濃度にした。常
温でIO分間培養した後、可溶化した腫瘍膜を100,
000 X gで1時間遠心分離した。 可溶化膜をスタフィロコッカスアウレウス(Sta h
lococcus aureus)の10%原液の17
50容量で4℃にて30分間培養し、次いで100,0
00 X gで30分間遠心分離した。 次に、上層液を20mMのジメチルピメリミデート(d
imethyll)imelimidate)で架橋さ
れたL6/プロティンA−セファロース(Sephar
ose)に対するバッチ吸着により、アフィニティー精
製した。0.5MのNaCIを含有する50mMのトリ
ス(pH8,2)で十分に洗浄し7た後、特異的に結合
した抗原を50mMのジメチルアミン(pH11,5)
で溶離した。溶離した試料を電気泳動にかけ、プロット
(blotlL、プローブした。 これら同定試験の結果より、LX−1腫瘍細胞膜におけ
るブロープレッソフィシンの特異的な表現が確かめられ
た。このことは、ブロープレッソフィシンがL6が結合
する細胞表面の抗原であることを示す。 本例で述べた試験結果は、L6 mAbが脳内に異種移
植したLX−1腫瘍細胞の表面に結合し、かつニューロ
フィシンIおよびニューロフィシ
【遺伝子配列がありま
す】の配列を認識することを示している。更に、この試
験では視索および室傍系のニューロン内の、ラットおよ
びヒトの視床下部における免疫反応性を示している。し
かし、視床免疫反応性は専ら細胞質にあり、ニューロン
の核層部、それらの隣接樹状突起およびこれら軸索プロ
セスの全長さに限られる。 また、上記試験結果では、二重染色−免疫組織化学によ
り視索および室傍系のバソプレッシンおよびオキシトシ
ン生成ニューロン内におけるL6の反応性により示され
るように、L6 mAbがニューロフィシンIおよびニ
ューロフィシンHに共通の抗原エピトープを認識するこ
とも示している。オキシトシンおよびバソプレッシン双
方の視床下部L6の免疫反応性をブロックする無能力は
、L6 mAbがこれらのノナペプチドのどちらも認識
しないことを意味するものである。この結果は更にL6
mAbによる合成バソプレッシンおよびオキシトシンの
ウェスターンプロット解析によっても実証された。 更に、HoDIラットのオキシトシンニューロンにおけ
るL6免疫反応性の選択的表現(ブロープレッソフィシ
ン遺伝子における欠失のため、バソプレッシンまたはバ
ソプレッシンニューロフィシンを表現することはできな
い)は、L6 mAb免疫反応性がニューロフィシンに
関係することを示している。 このことは、アフィゲル結合した豚のニューロフィシン
によるモノクロナール抗体の前吸収(pre−abso
rption)により視床下部のL6免疫反応性を完全
に除去することにより確かめられた。 L6 mAbによる精製ウシおよびヒトニューロフィシ
ンのウェスターンプロット解析によっても、処理したニ
ューロフィシン11ニユーロフイシンIIおよびプロー
プレッソフィシンに対応するバンドにおいて免疫反応性
が示された。これらバンドの同一性は豚のニューロフィ
シン、ヒトニューロフィシンおよびバソプレッシンに対
する抗血清の付加的使用により確かめられた。 ニューロフィシン■に対する結合の強さはニューロフィ
シンHに対し観察されたそれよりも実質的に弱く、L6
 mAbが優先的にニューロフィシンIIおよびプロー
プレッソフィシンに結合する可能性が高められている。 ブロープレッソフィシンの免疫反応性の強さは、処理し
た二二一口フイシンのそれよりも著しく小さいので、プ
ロオキシフィシンに関する反応性は予期し得ない。ブロ
ープレツソフィシンのC−末端グリコペプチドドメイン
とのL6 mAbの潜在的交差反応性を排除する上記グ
リコペプチダーゼの研究結果ではまた、ブロープレッソ
フィシンに対するL6の優先的な結合を妨げている。更
に、免疫組織化学は、少なくともヒトおよびラットの視
床下部にけおるニューロフィシン■およびニューロフィ
シン■とL6 mAbとの等しい反応性を示している。 あるいはまた、プロオキシフィシンおよび処理したニュ
ーロフィシン■が分子量において990 ドルトンだけ
しか相異しないため、両ペプチドはここで述べた電気泳
動の条件において単一の幅広いバンドとして移動し、L
6 mAbによりプローブする際、明確なブローオキシ
フィシンバンドの同定を妨げている。 更なる証拠では、L6とニューロフィシンとの潜在的非
特異的反応性を妨げている。例えば、L6mAbとして
同様のサブクラスであるP 1.17モノクロナ一ル抗
体は、ニューロフィシンプロットをプローブするのに使
用した際、免疫反応性を示さなかった。また、P 1.
17はしX−I細胞、あるいはヒト視床下部またはラッ
ト視床下部組織の如何なる染色をも示さなかった。更に
、L6のF(ab’ )2フラグメントを用いて免疫プ
ロット(immunob lo t )によりヒトおよ
びウシのニューロフィシンをプローブした際、完全なま
まのL6 mAbに対し同様の強度を有する免疫反応性
が観察された。このことは、L6mAb分子のF(ab
’ )2部分のニューロフィシンに対する特異的結合を
示しており、これはF、、領域での潜在的非特異的結合
を排除したことによるものである。更に、L6 mAb
のアフィゲルに結合したニューロフィシンに対する前吸
収は、ウシニューロフィ、シン■およびニューロフィシ
ンHに関する全てのL6免疫反応性を排除する。アフィ
ゲル−ニューロフィシンに対するL6の結合が静電気的
相互作用よりもむしろ特異的抗原−抗体反応によりとり
なされることを確かめるため、L6 mAbを、ニュー
ロフィシン結合アフィゲル樹脂で培養する前にポリーL
−リジンで前吸収した。塩基性ペプチドのポリーL−リ
ジンを用いての静電荷の排除は、L6−ニューロフィシ
ン結合に影響を及ぼさなくなった。最後に、上述のニト
ロセルロースプロットをパラホルムアルデヒド蒸気に暴
露して、免疫プロット前に蛋白質を固定化した。この操
作はりジン残基上のε−アミノ基を不活性化し、静電的
相互作用を実質的に低減した。 実施例2 本例においては、ニューロフィシン様前駆体を、ヒト肺
癌細胞系LX−1から単離して特徴づけた。LX−1細
胞は、かかる前駆体ペプチドを処理若しくは分泌しない
ようであった。代わりに、該前駆体は、Lx−1細胞膜
に完全に存在することが観られた。 LX−1細胞からの抽出物を次の手順により免疫沈降(
免疫精製の型)させた; メゾン ラボラトリーズ、ウォルセスター、マサチュー
セッツ(MA)からLX−1細胞を得た。継代した後2
日経て、C”S ]−システィンをLX−1に添加(1
mCi/10’細胞)して、通常の培養条件下(37°
C; 5%CO□)20時間培養した。 353−標識化(labeled )細胞を、0.15
MのNaC1含む50 mMのNaHtPO+ (pH
7,5)で3回洗浄した。 標識化LX−1細胞(5X10’細胞/TL!りを、1
0mMのトリスHCI pH8,2,0,15MのNa
Cl、  1 mMのEDTA。 10−’MのPMSFおよび0.5%(v/v)のノニ
デット(Nonidet) P−40を含む溶菌緩衝液
に可溶化した。 氷上でL5分培養した後、懸濁液を、3000 X g
で10分間遠心分離し、堆積物を除去し、次いで100
.00(0gで1時間、上層液の遠心を行なった。0,
5MのNaC1に上層液を調整し、1150容量の10
%ホルマリン固定したスタフィロコッカス アウレウス
懸濁液を添加して(30分間、48C)、非特異結合を
除去した。 免疫沈降を行なうため、可溶化LX−1細胞抽出物(約
5X10’細胞/チユーブ)を、PPYsinに対する
YL−3抗体と共に(1:500の希釈液で)、4°C
でl夜培養した。YL−3は第1表に示されるヒトPP
Ysinのデカペプチド配列に高められるポリクロナー
ル抗体である。かかる抗体は、特に、免疫組織化学によ
りサルおよびラットの視床下部の室傍核(PVN”)お
よび視索上積(SON)並びにウェスターンプロット解
析によりヒトおよびウシ下垂体におけるNP前駆体を標
識することが示された。次いでプロティンA−セファロ
ース(50μl)を添加シて、30分間4°Cで培養し
た。エッペンドルフマイクロフユージ(Eppendo
rf Microfuge)中で遠心分離を行ない、粒
状物を沈降させた後、ペレットを連続して、0.5Mの
NaClを含む50 mMのトリスHC1(pH8,2
) 、0.1%(v/v)SO3を含む50mM)リス
HCI(1)88.2) 、および0.1%(v/v)
ノニデットP−40を含む10mM)リスHCIで洗浄
した。次いで洗浄したペレットを25r++MのDTT
を含むIX Laemmli(レムリ)試料緩衝液中で
2分間沸騰させ、遠心分離し、上層液を電気泳動にかけ
た。レムリ試料緩衝液は1970年のネーチャー(ロン
ドン)227;680〜685のレムリに開示されてい
る。 抽出物の5DS−ポリアクリルアミドゲルの電気泳動を
、レムリ(Supra)に記載しである如く、12.5
%の固定アクリルアミド(アクリルアミド:ビスアクリ
ルアミド;1:30)を用いて行なった。ゲルは、コマ
ッシーブルー(Coomassie blue)で、若
しくはホイケンショーフェン(Henkenshove
n)およびデルニック(Dernick)等のエレクト
ロホリシス !=103〜112. (1985)の方
法により、銀で染色した。 0.5%(w/v)ノニデットP−40中に可溶化した
細胞膜は、電気泳動にかけコマッシーブルーで染色した
場合、多くのバンドを呈した。細胞膜抽出物は、種々の
抗体でプロットしプローブした場合、比較的弱い免疫活
性を示し、特異腫瘍抗体を、抽出物からpH11,5で
、50 mMのジエチルアミンで溶離されるL6−免疫
アフィニティーカラムを用いて単離した。次いで中和試
料を電気泳動させて、銀染色により約45.000のM
2に対応するバンドが得られた。 明らかなM、約42.000を伴なう極めて弱いバンド
が、45 kd蛋白質での共精製で現われた。かかるバ
ンドはM、 45.000ポリペプチドの蛋白質分解フ
ラグメントであるが、かかる研究において用いた抗体と
免疫活性があると考えられなかった。 次いで、免疫プロットをローゼンバウムらによるアナル
、バイオケム、  183  :250〜257(19
89)に従い45 kdフラグメントで行なった。 45 kdフラグメントはヒトPPYsinに対して高
められた抗体化YL−3との高い反応性を示した。この
抗体はPPYs inにおける無傷のLys−Arg切
断部位とのみ反応するので、YL−3と45 kdフラ
グメントとの免疫反応性は、L6−単離LX−1表面の
抗原がPPYsinと関係することを強く示唆した。L
6 mAbは抗原に結合したが、同じサブ−タイプL6
 (Ig G、)のmAb P 1.17 (腫瘍遺伝
、ワシントン、シアトル)は如何なる免疫反応性をも示
さなかった。ポリクロナール抗体をバソプレッシンに結
合させる45kdバンドの能力より、45 kdフラグ
メントはブロープレッソフィシン関連蛋白質であること
を確かめた。 処理したNPおよびオキシトシン(OT)に対するポリ
クロナール抗体は、精製した抗原との免疫反応性を示す
ことはなかった。 実施例1では、LX−1の腫瘍細胞の表面に専ら制限さ
れるL6免疫反応性を示したので、!、、X−1抗原は
抗−ヒトプロープレッソフィシンによる免疫沈降および
ウェススターンプロット解析により更に特徴付けられた
。これら解析においては、上述のように試料を電気泳動
にかけ、プロットし、プローブした。 LX−1抗原を精製するために、シュナイダー等による
ジス−。パイオル、ケム、 257 : 10766〜
10769  (1982)に述べられているように、
L6をジメチルピメリミデート(20mM)でプロティ
ンA−セファローゼ(12■の抗体/−ゲル)に共有結
合的に架橋結合させて、本質的にL6/プロティンAア
フィニティーマトリクスを形成した。非特異的結合を、
上述のようにしてニス、アウレウスを用いLX−1細胞
抽出物から除去した後、この抽出物を100.000 
X gで30分間遠心分離し、上層液をL6/プロティ
ンAアフィニティーマトリクスに加えた。 4℃で一夜、穏やかに回転させた後、プロティンA−セ
ファローゼを2分間500Xgでペレットに成形し、0
.5MのNaC1,l mMのEDTAおよび0.5%
(v/v)ノニデットP−40を含有する50 mMの
トリスHCI cpn 8.2)で洗浄し、次いで、A
 t s oがバックグラウンドレベルに低減するまで
0.15MのNaC1を含有する50 mMのトリスH
CI(pH8,2)において洗浄した。特異的に結合し
た抗原を50 mMのジエチルアミンpH11,5の等
容積で2回溶離した。たまった溶離物を直ちに、1/1
0容量の0.5MのNaHzPO+を加えることにより
中和した。 LX−1膜抗原は、ウェスターンプロット法でYL−3
と強く反応し、M、約45.000を有するバンドを明
らかにすることが分かった。LX−1シトソール抽出物
は、YL−3でプローブした場合、45 kdで極めて
かすかなバンドのみと23 kdで軽微なバンドを示し
た。 また、YL−3は正常なPPYsin(M、 23,0
00)と反応した。試験したシトソール抽出物中の全蛋
白質は膜抽出物中の全蛋白質の100倍であったので、
極めて大多数のLX−1抗原が細胞膜中にあり、シトソ
ール中にはないと結論された。更に培地は、ウェスター
ンプロット解析による抗−vP、抗−NP 。 YL−3、およびL6 mAbとの免疫反応性に対して
陰性であった。また、腫瘍を有するヌードラッ1〜から
の血清も対照ヌードラットと比較した場合、放射線免疫
検定法(RIA)による■Pレベルの増加を示さなかっ
た。RIAは、モートン(Morton)等、ジエイ。 エンドクリノール(J、 Endocrinol、) 
 65:411〜424 (1975)に従って行った
。 また、LX−1細胞を、ラクトペルオキシダーゼ(50
μg/7nl)、グルコースオキシダーゼ(25μg/
7nl)およびNa12’  I (L mci/10
’細胞)を用いて表面ヨウ素化した。反応をグルコース
(250μg/ml)の添加で開始し、20分間常温で
培養し、Kl(0,4■/ml)で停止した。+5■標
識化細胞を0.15MのNaC1を含有する50 mM
oNaHaPO4(pH7,5)中で3回洗浄し、上記
のように可溶化した。可溶化抽出物のYL−3との引き
続く抗原結合は、更にLX−1抗原の膜局在を示した。 これらの結果は、LX−1細胞の非分泌性およびブロー
プレッソフィシン関連蛋白質のLX−1細胞膜への優先
的標的化を確認した。 PPYsin様LX−1抗原の観察された高い分子量に
対する可能な説明は、ゲル上の移動度を変える高度のグ
リコジル化または正常23 kd蛋白質の三量化であっ
た。これらの可能性を調べるため、精製LX−1腫瘍抗
原をグリコペプチルダーゼFで消化し、プロッティング
しYL−3抗体でプローブした。これは、M、約35.
000を有する弱い免疫反応性バンドを生じ45 kd
バンドは完全に除かれた。更に、培養LX−1腫瘍細胞
を[:36S :l−システィンで培養しYL−3で免
疫沈澱した場合、精製抗体に対応する45kdバンドが
見られた。約57 kdの一層高い分子量のバンドも検
出されたが、これはポリペプチドのプレープロ形または
一層大きい、プロセッシングの少ない45 kd蛋白質
を表す。これらの研究は、45 kdバンドが三量化ま
たは過度のグリコジル化の結果でなくて、むしろブロー
プレランフィシンの独特な形であることを示す。 次に、アミノ酸配列決定をLX−1腫瘍抗原について行
って正常なヒトPPYsinの配列およびYL−3抗体
に対する免疫原と比較した。配列決定手法は次の通りで
あった:非変性イムノアフィニティー精製LX−1抗原
(150pmol)を、0.3mMのN−エチルモルホ
リンアセタート(pH8,5)中カルボキシペプチダー
ゼB(0,6μg)による制限蛋白質加水分解に5時間
37°Cでかけた。反応を、酢酸をpH3,0になるま
で加えることによりクエンチングした。次いで、試料は
上述のように電気泳動にかけイモピロン(Immobi
lon) PVDF膜(ミリポア、コーポレーション(
millipore corp、、マサチューセッツ州
ベトフォード)上に検事、ジエイ、バイオ、ケム。 262 : 10035〜10038 (1987)に
従って電気ブロッティングした。膜を0.1%(W/V
)コマッシープルーR−250中短時間染色し、脱染色
(destain) Lバンドを切除した。染色蛋白質
バンドは、アプライド・ビオシステムス・インコーホレ
ーテッド(AppliedBiosystems、 I
nc 、 )120A PTf(アナライザーを具する
気相シークエンサー(sequencer)(モデル 
470A、アプライド・ビオシステムス、インコーポレ
ーテッド、カリフォルニア州、フォスター・シティ−)
中自動化エドマン分解により配列決定した。約60pm
o lのLX−1抗原を同定アラニンの収量に基づいて
配列決定した。 次の第1表は、配列決定分析の結果のまとめである。 アセトニトリル中の)IPLC画分から、又は直接PV
DF膜上に電気ブロッティングした蛋白質から直接イム
ノアフィニティー精製LX−1抗原の配列決定をする初
期の試みは、N−末端阻害により不成功であった。これ
を回避するために、該蛋白質はこん跡量のトリプシンを
含有するカルボキシペプチダーゼB(シグマ(Sigm
a)、ミズーリ州、セントルイス)で制限蛋白質加水分
解にかけた。PVDF膜上に電気ブロッティングされた
分裂抗原の自動化エドマン分解は、ヒトPPYs in
のN−末端部分を有する21アミノ酸相同性(仮りの割
当てを含む)を有する配列を明らかにした(第1表参照
〉。二つの配列の間の主要な違いは、ヒトPPYs i
nにおけるCys33の代わりにLX−1腫瘍抗原中の
A r g 33残基の置換である。この変化は、蛋白
質の3次元構造上に重大な影響を有しうる。それにもか
かわらず、配列決定分析は、mAb L6−分離腫瘍抗
原のPPYsin様としての同定を確認した。 LX−1腫瘍細胞中のブロープレッソフィシン様蛋白質
(PPLP)の表現を更に特徴づけるためにヒトおよび
ラットのPPYsinのC末端領域に指向されるオリゴ
ヌクレオチドをノーザンおよび系内ハイブリッド形成分
析で用いた。 系内ハイブリッド形成を行うために、ベンドパルビター
ル+トリウム(50mg/ kg体重、i、 I)、 
)で麻酔し、塩水で次いで緩衝10%ホルマリンで噴量
経由で(tramscardially)潅流した。脳
を除去し、0.02%(v/v)ジエチルピロカルボナ
ート(DBPC)含有30%(W/V)スクロースで凍
結防止した。クリオスタット切片(10μm)を腫瘍を
有する領域と視床下部を含むように冠状平面(coro
nal plane)で切断し、シラン化ガラススライ
ド上に載せた。系内ハイブリッド形成は、デービス(D
avis)等、ブロク、ナトル、アカド、サイUSA 
 83 : 1145〜1149 (1986)の技術
を用いてオリゴヌクレオチドプローブで行った。切片を
脱脂質化しく前進等級のアルコールおよびクロロホルム
により)、2×SSCに再水和した(後退等級アルコー
ルにより)。 次いで、切片を50%(V/V)脱イオン化ホルムアミ
ド、ioxデンハルト溶液(Denhardts’ 5
olution)。 0.1%(v/v )SDS、および0.1%(w/v
)鮭精子DNA(ハイブリッド形成緩衝液)を含有する
2XSSCで予備ハイブリッド形成した(lhr、 2
5°C)。次いで切片を3′の終りで353標識したオ
リゴヌクレオチドプローブ(30μl中2.OX10’
cpm )とO,1MのDTTを含有するハイブリッド
形成緩衝液でおおった(24 hr、 25°C)。次
いで切片を2XSSC中洗浄しく4 hr、 25°C
115分交換)、空気乾燥し、ハイパーフィルム(Hy
perf ilm)β−max (アマ−ジャム(Am
ersham)、イリノイ州、アーリントンハイツ)に
さらすかコダックエマルション(NTB−3)中に浸漬
した。2週間後、切片を展開し、カウンター染色(co
unter−stain) L、脱水し、顕微鏡分析の
ためカバーグラスをつけた。 研究に用いたオリゴヌクレオチドプローブの特異性は、
あらかじめノーザン分析で確認した(下記参照)。ラッ
トプローブの30−マー(30−mer)領域における
ラットとヒトPPYs in間の配列相同性は、ラット
およびヒトPPYsin mRNAの両方の検出を可能
にする。これに比べて50マーヒトオリゴマクレオチド
プローブは、ヒト配列の独特なドメイン認識し、したが
ってヒトPPYsinでのみハイブリッド化すべきであ
る。次の追加の対照を誤った陽性信号の可能性を最小に
するために行った:(i)組織の予備ハイブリッド形5
11ERNAse処理;(ii ) cDNH−mRN
Aハイブリッド形成の過剰の未標識化プローブの添加に
よるブロッキング。 ノーザン分析は、次のように行った:全RNAは、カタ
ラ(Cathala)等によりDNA  2 :329
〜335(1983)に記載されているように組織また
は細胞を5Mのグアニジンイソチオシアナート中にホモ
ジナイゼーションし、4MののLiC1で沈澱させるこ
とにより調製した。オリゴ(dT)−セルロースバッチ
法(ジャーマン(Sherman)等、J、Neuro
sci、  6: 1685〜1694 (1986)
記載)を用いてポリ(A”)RNAsを分離した。試料
を標準1.5%アガロースホルムアルデヒドゲル上で分
画し20 X SSC中ナイロン膜に、受動的に移した
。20%(V/V)脱イオン化ホルムアミド、5×デン
ハルト溶液(1%Cw/v )ポリビニルピロリドン、
M、40,000.1%〔w/v )フイコル(Fic
oll) M、 400,000  ;および1%[:
w/v ] BSA)、0.1%(v/v )SO3お
よび10μg/i超音波処理し、熱変成鮭精子DNAを
含有する5XSSC/20mMのNaH2PO4,pl
(7,5中45℃で一夜膜を予備ハイブリッド形成した
。次いでろ過器(filter)を1×デンハルト溶液
プラス1.0μg/J鮭精子DNAおよび3′後に5〜
8 X 10”dpm/n molの比活性に32p標
識化した4oMの30マーオリゴヌクレオチドを含有す
る同様な緩衝液中ハイブリッド化した(24hr、 4
5°C)。オリゴヌクレオチドは、3′後に末端デオキ
シヌクレオチジル トランスフェラーゼで標識され、精
製された(デービス等、BasicMethods i
n Mo1ecular Biology (エルセピ
ア、ニューヨーク)  (1986)に記載のように)
。膜を45℃で1%(v/v )SDSを含有する2X
SSCに厳重に洗浄しX−線フィルムに露出した。 LX−1腫瘍膜種移植片を有するヌードラットの脳の、
ラットPPYs inに対する30−マーオリゴヌクレ
オチド プローブによる系内ハイブリッド形成は、ラッ
ト視床下部のSONおよびPVN核におけるバソプレッ
シンニューロン内に特異ハイブリッド形成信号を示した
。またオートラジオクラフ粒子がヒト脳内腫瘍異種移植
片に局在し、LX−1腫瘍細胞におけるバソプレッシン
mRNAの表現を確認した。 腫瘍を有するヌードラットの脳の一連の隣接する切片を
ヒトPPYs inに対する50−マーオリゴヌクレオ
チド プルーブでハイブリッド形成した場合、ハイブリ
ッド形成信号がヒト腫瘍異種移植片に局限され、ラット
視床下部のバソプレッシンニューロン内には標識化は検
出されなかった。これ等の研究により、実験において使
用したヒトおよびラットPPYsjnプローブの特異性
並びにハイブリット形成の厳格なことが確かめられた。 30−マーラットおよび50−マーヒト合成ブローオキ
シフィシンプローブによる平行試験を、腫瘍を有するヌ
ードラットの脳の隣接する部分について行い、LX−1
腫瘍膜種移植片におけるオキシトシンmRNAの存在を
示すことができなかった。3o−マーラットプローブを
用いてプローブした部分におけるラットSONおよびP
VNのオキシトシンニューロン内の系内信号の存在は、
使用したプローブのハイブリッド形成の特異性および組
織mRNA5の安定性を確かめた。50−マーヒトプロ
ーブを用いてプローブした部分の対応する視床下部領域
における信号の不存在はハイブリッド形成の特異性を更
に確認するのに役立った。 ラット視床下部全RNAを[32P〕−標識ラット30
−マーを用いプローブした場合、750 bpのメツセ
ージサイズに対応する強力な信号が観察された。 ラット小脳からの全RNAは、ラット30−マープロー
ブによるハイブリッド形成を示さなかった。LX−1腫
瘍細胞から単離したポリ(A” )RNAをラット3〇
−を用いてプローブした場合的1000 bpのメツセ
ージサイズに対応するバインドが観察された。 このメツセージは正常なPPYs inmRNAの報告
されたサイズより約250bp大であった。このことは
、一部分では、腫瘍膜におけるブロープレッソフィシン
様蛋白質(PPLP)の高分子量を証明することができ
る。系内ハイブリッド形成およびノーザン分析はLX−
1ヒト腫瘍膜種移植片および培養した細胞におけるVP
 mRNAの選択的表現を示唆する。 L6モノクロナール抗体が結合する抗原の確認は、診断
および治療の有効性を有する。例えばL6モノクロナー
ル抗体を、所望の抗新生物剤を身体の新生物部位にmA
bにより選択的に搬送するため結合する治療使薬として
用いることができる。脳の腫瘍を治療するため、先ずマ
ニトールまたはグリセロールの如き化学薬剤を用いて血
液−脳バリヤを開き、次いでL6mAbに結合する抗新
生物剤を投与する。L6mAbはまた診断像映剤と結合
させて腫瘍の診療および定位に役立てることもできる。 またL6 mAbを使用して動物におけるブロープレラ
ンフィシンおよびブローオキシフィシンのインビボ精製
および機能並びにヒト中枢神経系を研究することもでき
る。 更に、分泌腫瘍の場合に、LX−1腫瘍抗原に対するL
6 mAbおよび他の新世代mAbsを血清診断試験に
用いることもできる。共役したL6 mAbを診断また
は治療薬として患者に投与して身体内の腫瘍細胞を確認
および定位することができる。この方法について関心が
もたれることはmAbと循環ニューロフィシンとの反応
が含まれる。然し予備試験、がこれ等の問題は患者に対
し1g以上投与した場合でも、殆んどおこらないことを
示す。 1.6抗体の更に可能な適用は、免疫治療法養生法の一
部分としLX−1腫瘍抗体のクローンを使用することで
ある。かかるクローン抗体(cloned antig
en)の適用は極めて重要である。この理由は、肺、胸
、結腸および卵巣癌くすべてL6と反応する)が最も普
通の形の4種の癌であるからである。例えばLX−1抗
原またはウィルスベクターにおかれるLX−1抗原に対
するクローン遺伝子(C1oned gene)を有効
免疫療法用ワクチンとして投与することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)L6モノクロナール抗体との免疫反応性と、 (b)ニューロフィシン I 、ニューロフィシンIIおよ
    びプロープレッソフィシンから成る群 から選ばれた抗原エピトープを含む特徴を有するほぼ純
    粋な腫瘍抗原 2、正常な視床下部の視索および室傍ニューロンにより
    原形質内で合成される請求項1記載のほぼ純粋な腫瘍抗
    原。 3、脳内に異種移植したLX−1ヒト肺癌細胞により合
    成された請求項1記載のほぼ純粋な腫瘍抗原。 4、ホルモンオキシトシンおよびバソプレッシンの存在
    下でL6モノクロナール抗体を結合する請求項1記載の
    ほぼ純粋な腫瘍抗原。 5、アフィゲル−10上に接合した豚のニューロフィシ
    ンで予備吸収されたL6モノクロナール抗体による抗結
    合性の請求項1記載のほぼ純粋な腫瘍抗原。 6、L6モノクロナール抗体と免疫反応性で【遺伝子配
    列があります】 のアミノ末端アミノ酸配列を有するほぼ純粋な腫瘍抗原
    。 7、ニューロフィシン I およびニューロフィシンIIに
    より共有された共通のアミノ酸配列を有する請求項6記
    載のほぼ純粋な腫瘍抗原。 8、ニューロフィシン I 、ニューロフィシンIIおよび
    プロープレッソフィシンから成る群から選ばれた抗原エ
    ピトープを有する請求項6記載のほぼ純粋な腫瘍抗原。 9、イムノアフィニティークロマトグラフィーおよびゲ
    ル電気泳動により測定された約45,000ドルトンの
    分子量を有する請求項6記載のほぼ純粋な腫瘍抗原。 10、抗バソプレッシンおよび抗プロープレッソフィシ
    ン抗体を含む抗体と免疫反応性である請求項6記載のほ
    ぼ純粋な腫瘍抗原。 11、LX−1ヒト肺癌細胞により合成された請求項6
    記載のほぼ純粋な腫瘍抗原。 12、ラットのプロープレッソフィシンのC−末端に3
    0−マーでノザン分析をした場合約1000bpのバン
    ドを示すLX−1mRNAからLX−1細胞により合成
    された請求項11記載のほぼ純粋な腫瘍抗原。 13、更に、 (a)LX−1ヒト肺癌細胞の細胞膜上の存在および (b)イムノアフィニティークロマトグラフィーおよび
    ゲル電気泳動により測定された約45,000ドルトン
    の分子量 と含む特徴を有する請求項1記載のほぼ純粋な腫瘍抗原
JP2117296A 1989-05-04 1990-05-07 ほぼ純粋な腫瘍抗原 Pending JPH0381299A (ja)

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