JPH0381276A - 5−デアザフラビン系化合物を有効成分とする制癌剤 - Google Patents

5−デアザフラビン系化合物を有効成分とする制癌剤

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JPH0381276A
JPH0381276A JP21814689A JP21814689A JPH0381276A JP H0381276 A JPH0381276 A JP H0381276A JP 21814689 A JP21814689 A JP 21814689A JP 21814689 A JP21814689 A JP 21814689A JP H0381276 A JPH0381276 A JP H0381276A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は一紋穴■ (式中、R1は、水素原子、アルキル基、ハロゲン置換
アルキル基、カルボキシ置換アルキル基、アルキルオキ
シカルボニルアルキル基、又は)工ニル基を表わし、 R2は、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、ア
ルキルアミノ基、フェニル置換アルキルアミノ基、ヒド
ロキシ置換アルキルアミノ基、アルコキシ基、ピリジル
基、フェニル基、又はノ)ロゲン原子若しくはニトロ基
若しくは低級アルコキシ基若しくはトリフルオロメチル
基のうちの一つで置換されたフェニル基を表わし、 R3は、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、ヒ
ドロキシル基、ニトロ基、シアノ基、低級アルコキシ基
、フェニル置換低級アルコキシ基、低級アルキルアミノ
基、フェニル置換低級アルキルアミノ基、又は低級アル
キルスルホニル基を表わ腰 R4は、水素原子又はハロゲン原子を表わし、Xは、硫
黄原子、酸素原子、又は基=N  R5を表わす。
ここにおいて、R5は、アルキル基、シクロアルキル基
、フェニル置換低級アルキル基、フェニル基、ハロゲン
原子若しくは低級アルキル基若しくは低級アルコキシ基
のうちの一つで置換されたフェニル基、低級アルキルジ
置換フェニル基、ナフチル基、低級アルキルジ置換アミ
ノナフチル基、又は次の基 〔CH2〕。
(この場合、 上記−紋穴Iは、 であり、R、R及びR4は上で定義した意味3 を表わし、nは1から20までの整数を表わす。)を表
わす。)で表わされる5−デアザフラビン系化合物及び
この化合物の1種又は2種以上を含有することを特徴と
する制癌剤に関するものである。
[従来の技術] 制癌作用を有する化合物として、これまでに様々な構造
を有する数多くの化合物が提案されている。すなわち、
シクロホスファミドのようなアルキル化剤、フルオロウ
ラシルのような代謝拮抗剤、マイトマイシンのような抗
生物質、メビチオスタンのようなホルモン類、ビンクリ
スチンのような植物成分、種々の放射性同位元素、その
他多種多様の化合物が制癌剤として用いられている。
しかしながら、これらの化合物は、優れた制癌作用を示
すものの、正常細胞に対しても程度の差こそあれ損傷を
与えるので毒性、副作用が強いという欠点を有している
。このため、毒性の低い制癌剤の開発がこの分野におい
ては最も重要なポイントの一つとなっている。
ところで、ビタミンB2として知られるリボフラビンは
生体内でFAD (フラビンアデニンジヌクレオチド)
やFMN (フラビンモノヌクレオチド)などの型でフ
ラビン酵素の補酵素として機能している。フラビン補酵
素CFI>の主な役割は、基質の脱水素、電子伝達、酸
素の活性化、光還元、化学発光などを遂行することであ
り、補酵素の中でもその機能性は最も多彩である。特に
F、12が炎症、癌、老化などの現象に絡む酸素の活性
化機能を有する点に、近年高い関心が寄せられている。
F、Qと癌との関わりについては現象的に古くから知ら
れている(R,S、 Rlvlln、”Ribof 1
avin”。
Plenum Press、 New York (1
975)、 p、 369)。例えば、担癌マウスにリ
ボフラビン欠乏飼料を与えると、正常飼料を与えた場合
に比して癌の生長が抑制されることが知られている。ま
た、リボフラビンのジエチルアナログがラットのWal
kercarcinomaの増殖速度を遅れさせること
や、組織培養で腹水癌の増殖がリボフラビンの添加によ
って抑制されることが報告されている。後者の場合、暗
室では効果がなく光の存在が必要といわれており、光に
よってリボフラビンが活性酸素を生成し、これが癌細胞
に作用すると推論されてい′る。
制癌とは直接関係はないが、最近FMNがベンゾ[a)
ピレンの発癌ストッパーとしての機能をもつことが見出
された(八木治産、ファルマシア。
22、158 (198B)及びA、 W、 Wood
、 J、 M、 5ayer。
tL L、 Nevmark、 H,Yagi、 D、
 P、 Michard、 D、 M。
Jerina、 A、 H,Conney、 Proc
、 Natl、 Acad、 Set、。
U、S、A、、 79.5122 (1982))、こ
れはベンゾ[a)ピレンから誘導される究極的活性物質
であるベンゾ〔a〕ピレンジオールエポキシド体をFM
Nがトラップすることによると考えられている。一方、
Kornbergらは7,12−ジメチルベンゾ(a)
アントラセンによるマウスの皮膚発癌実験で、リボフラ
ビン投与群と非投与群の比較において、投与群に顕著な
発癌率の減少が見られることを報告している(A、 K
ornberg、 W、 E、 Pr1cer Jr、
、 J、 Blot。
Chetl、、  182.763 (1950))。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記リボフラビンの発癌抑制効果は必ず
しも満足のいくものではなく、その制癌効果は未だ全く
知られていない。
そこで本発明者らは、フラビン骨格を有する化合物の合
成及び制癌作用に関して鋭意研究を行なった結果、リボ
フラビンの5位のNをCHに等価変換した5−デアザフ
ラビンの誘導体の中に優れた制癌活性を示す化合物が存
在することを発見し、この知見に基づいて本発明を完成
した。
[課題を解決するための手段] 本発明の化合物は、下記式(I)で表わされる新規化合
物であり、強力な制癌作用を有する。
式(I)において、R1は水素原子、アルキル基、ハロ
ゲン置換アルキル基、カルボキシ置換アルキル基、アル
キルオキシカルボニルアルキル基、又はフェニル基を表
わす。このうち、ハロゲン置換アルキル基とは、アルキ
ルの炭素のうちいずれか一つがフッ素原子、塩素原子、
臭素原子若しくはヨウ素原子で置換されたアルキル基を
意味し、例えば、3−ブロモ−n−プロピル基、4−ブ
ロモ−n−ブチル基あるいは5−ブロモ−n−ペンチル
基などが挙げられる。カルボキシ置換アルキル基とは、
アルキルの炭素のうちのいずれか一つがカルボキシル基
で置換されたアルキル基を意味し、例えば、カルボキシ
メチル基が挙げられる。
アルキルオキシカルボニルアルキル基とは、式1式%( nは自然数)を意味し、例えば、エチルオキシカルボニ
ルメチル基(C2H50COCH2−)が挙げられる。
R2は、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、ア
ルキルアミノ基、フェニル置換アルキルアミノ基、ヒド
ロキシ置換アルキルアミノ基、アルコキシ基、ピリジル
基、フェニル基、又はハロゲン原子若しくはニトロ基若
しくは低級アルコキシ基若しくはトリフルオロメチル基
のうちの一つで置換されたフェニル基を表わす。このう
ち、アルキルアミノ基は、式「−NHCnH2n+1」
の形の基(nは自然数)を意味し、例えば、メチルアミ
ノ基、オクチルアミノ基が挙げられる。フェニル置換ア
ルキルアミノ基及びヒドロキシ置換アルキルアミノ基は
、それぞれ式r−NH−CoH2nφ」及び式r−NH
−C,H2nOHJの形の基(nは自然数、φはフェニ
ル基を表わす)を意味する。
前者の例としては、フェニルメチルアミノ基、2−フェ
ニルエチルアミノ基が、後者の例としては2−ヒドロキ
シエチルアミノ基が、それぞれ挙げられる。ハロゲン原
子若しくはニトロ基若しくはトリフルオロメチル基のう
ちの一つで置換されたフェニル基とは、ベンゼン環上の
任意の炭素原子の一つがこれらの原子及び基のうちの一
つで置換されたフェニル基を意味する。例として、3−
フルオロフェニル基、4−フルオロフェニル基、4−ニ
トロフェニル基、4−メトキシフェニル基、4−トリフ
ルオロメチルフェニル基などが挙げられる。
R3は、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、ヒ
ドロキシル基、ニトロ基、シアノ基、低級アルコキシ基
、フェニル置換低級アルコキシ基、低級アルキルアミノ
基、フェニル置換低級アルキルアミノ基、又は低級アル
キルスルホニル基を表わす。このうち、低級アルキル基
とは、炭素原子数1〜6のアルキル基を意味し、好まし
いのはメチル基である。低級アルコキシ基とは、炭素原
子数1〜6のアルコキシ基を意味し、特に好ましいのは
メトキシ基である。フェニル置換低級アルコキシ基とは
、式「−〇CnH2nφ」の形の基(nは1から6まで
の整数、φはフェニル基を表わす)を意味し、ベンジル
オキシ基(−〇CH2φ)が特に好ましい。低級アルキ
ルアミノ基とは、式1式% での整数)を意味し、好ましい例としてメチルアミノ基
、エチルアミノ基などが挙げられる。
フェニル置換低級アルキルアミノ基とは、式1式% での整数、φはフェニル基を表わす)を意味し、ベンジ
ルアミノ基(−NHCH2φ)が特に好ましい。低級ア
ルキルスルホニル基とは、式1式% までの整数)を意味し、メチルスルホニル基(−8O2
CH3)が特に好ましい。
なお、R3の位置はフラビン環上の6−9位のいずれの
位置でも良い。R4は水素原子又はハロゲン原子を表わ
し、R4の位置はフラビン環上の6〜9位のいずれの位
置でも良い。
Xは、硫黄原子、酸素原子、又は基=N−R5を表わす
。ここにおいて、R5はアルキル基、シクロアルキル基
、フェニル置換低級アルキル基、フエニ/L4、ハロゲ
ン原子若しくは低級アルキル基若しくは低級アルコキシ
基のうちの一つで置換されたフェニル基、低級アルキル
ジ置換フェニル基、ナフチル基、低級アルキルジ置換ア
ミノナフチル基、又は次の基 〔CH2〕 ! であり、R,、R3及びR4は上で定義した意味を表わ
しそれぞれ上記置換基のR,、R3及びR4と同一であ
り、nは1から20までの整数を表わす。)を表わす。
このうち、フェニル置換低級アルキル基とは、弐r−C
Hφ」の形の基(n   2n は1から6までの整数、φはフェニル基を表わす)を意
味し、例えばベンジル基が挙げられる。ハロゲン原子若
しくは低級アルキル基若しくは低級アルコキシ基のうち
の一つで置換されたフェニル基とは、ベンゼン環」二の
任意の炭素原子の一つがこれらの原子及び基のうちの一
つで置換されたフェニル基を意味し、この場合、低級と
は炭素数1から6までの整数を意味する。例としては、
4−クロロフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メ
チルフェニル基、4−フルオロフェニル基、2−フルオ
ロフェニル基、4−メトキシフェニル基などが挙げられ
る。低級アルキルジ置換フェニル基とは、ベンゼン環上
の任意の二つの炭素原子が炭素数1〜6のアルキル基で
置換されたフェニル基を意味し、この場合、二つの低級
アルキル基は同じであっても異なっていても良い。例と
しては、2.4−ジメチルフェニル基及び3,4−ジメ
チルフェニル基が挙げられる。低級アルキルジ置換アミ
ノナフチル基とは、炭素数1〜6のアルキル基2個によ
って置換されたアミノ基により置換されたナフチル基を
意味し、例えば、8−(N、N−ジブチルアミノ)−α
−ナフチル基が挙げられる。
R5が基 を表わす場合は、 式■の化合物は次のようなフラ ビンのダイマー(dimer) となる。
この場合、 nは1から20までの整数を表わす。
−紋穴(I)で表わされる本発明化合物の具体例を第1
表〜第4表に示す。
第 2 表 ビン環上の8位がそれぞれCgで置換されていることを
意味する。
第 表 例えば、r7−CL)Jは、5−デアザフラビン環上の
7位に置換されているCfIを意味する。
2、rPh Jはフェニル基を意味する。
第 表 1、R3の欄の置換基の前にある数字は、各置換基の5
−デアザフラビン環上の位置を表わす。
例えば、r7−CH3Jは、5−デアザフラビン環上の
7位に置換されているメチル基を意味する。
2、rPhJはフェニル基を意味する。
−紋穴(I)で表わされる本発明化合物は、下記の製法
A〜製法Hのいずれかの方法によって製造することがで
きる。
隷  j 出発物質である6−N−置換−アミノウラシル(2)は
、常法により6−クロロウラシルと第一アミンとの縮合
によって製造する。このようにして得られた6−N−置
換−アミノウラシル(2〉と適当な0−ハロゲノベンズ
アルデヒド(3)をジメチルホルムアミド(DMF)中
で、還流下用熱する。
加熱時間は3〜5時間が適当である。反応液を減圧下で
濃縮し、残留物を適切な溶媒で再結晶し、対応する5−
デアザフラビン(6)を得る。途中で中間体として生成
するアリールビス−(6−N−置換−アミノウラシル−
5−イル)メタン(5)を精製して更にDMF中で加熱
しても良い。
(製 法A’ ) 製法Aによって得られる3−無置換(R1=H)の5−
デアザフラビン(6)及びこれと等モルのCD CHC
00CH、BrC8H17又2   25 はB r(CH2) nB rなどの化合物を炭酸カリ
ウム在在下DMF中で加熱することによって、3位が−
CH2COOC2H5,−C8Ht7゜(CH2) n
B rなどの基で置換された5−デアザフラビン誘導体
が得られる。
諸 6−N−置換−アミノウラシル(2)を適当なアリール
ベンズアルデヒド(3′)とともに酢酸中で加熱還流す
ることにより、中間体としてアリールビス−(6−N−
置換−アミノウラシル−5−イル)メタン(5゛)を得
る。(5゛〉を過剰のジエチルアゾジカルボキシレート
(DAD)にスルホラン(sulfolanc)の存在
下で溶解して加熱すると対応する5−デアザフラビン(
7〉を得る。
脱離基を有する5−デアザフラビン〈8〉を炭酸カリウ
ムの存在下で、ベンジルアルコール類(9)とともに加
熱し、反応させる。反応混合物を減圧下で濃縮(2、残
留物を水で処理して濾過した後、再結前して目的とする
ベンジルオキシ置換−5=デアザフラビン(10)を得
る。
区 製法C: 5−デアザフラビン誘導体(11)をm−クロロ過安息
香酸を用いて酸化し、4a、5−エポキシ−5デアザフ
ラビン((2)を得る。(12)をVilsmeier
試薬、すなわち、DMF−POCI)3 (5:1)で
処理し、その後冷却して5−クロロ−5−デアザフラビ
ン(14)を沈殿させる。
製法D: 製法Cと同様にして4a、5−エポキシ−5−デアザフ
ラビン(12〉を得る。(12)をピリジンに加えて還
流させ、反応混合物を真空中で濃縮する。残留物をエー
テルで希釈すると1.5−ジヒドロ−5デアザフラビン
−5−オン(13〉を得る。続いて、POCl3を用い
て(13)を塩素化し、目的の5クロロ−5−デアザフ
ラビン(14)を得る。
(製法E) (15) 6−アニリツウラシル誘導体(t5)とアルデヒド類(
16)とを溶融し、又はDMF中で艮U寺間力n熱還流
し、対応する5−デアザフラビン(17)を?昇る。
3−N−置換−6−クロロウラシル((8)とα。
ω−ジアミノアルカン類とをn−ブタノール中で加熱還
流する。冷却して得た結晶を酢酸から再結晶して、ビス
(ウラシル−6−イルアミノ)アルカン(19)を得る
。(19)とO−ハロゲノ又はO−メトキシベンズアル
デヒド誘導体をDMF中で加熱還流する。冷却後、析出
した結晶をDMFから再結晶して対応するビス(5−デ
アザフラビン1.0−イル)アルカン類(20)を得る
3−N−置換−6−クロロウラシル(18)とチオフェ
ノールとを、エタノール中でKOHの存在下還流するか
、又はピリジン中で還流して、6−アリールチオウラシ
ル(21〉を得る。次いで、(21)をDMF−PO(
4)3で処理し、対応する6−アリールチオ−5−ホル
ミルウラシル(22)を得る。
更に、(22〉をポリリン酸中で加熱し、続いて水で希
釈して、10−チア−5−デアザフラビン類(23)を
得る。
3−N−置換−6−クロロウラシル(t8)を適当なフ
ェノール類とともに、K2CO3の存在下で加熱還流し
て6−フェノキシウラシル類(24)を得る。(24)
をDMF−POCN3  (5:1)とともに加熱して
5−ホルミル−6−フェノキシウラシル類(25)及び
5−ジメチルアミノメチレン−6−フェノキシ−3−フ
ェニルウラシル類(26)を得る。
この反応混合物をポリリン酸中で加熱し、続いて水中で
希釈して、10−オキサ−5−デアザフラビン類(27
)を得る。
以下に実施例を示して本発明を更に詳細に説明する。も
ちろん、本発明はこれらの例によって制限されるもので
はない。
6−N−n−ブチルアミノウラシル(2,5mmol)
及びO−ブロモベンズアルデヒド(3,0m1oりをD
MF (20tol)中で、1.5時間、140℃で還
流下用熱し、ビスウラシル−5−イルメタンを得た。
この中間体(0,5g、 0.83mmol)をDMF
 (20ml)中で3時間、加熱還流し、その後反応液
を減圧下で濃縮し、残留物をエタノールから再結晶して
、IO−ブチル−5−デアザフラビンを黄色結晶として
得た(収率79%)。
融  点=302 °C 元素分析値(%):C1,H15N302HN 計算値 68.9 5.6 15.6 実測値 66.7 5.6 15.5 6−N−ブチルアミノウラシル(2,5mmol)及び
2−ブロモ−5−二トロベンズアルデヒド(3,Om+
++ol)を出発物質とし、実施例1と同様にして、7
−ニトロ−1O−n−ブチル−5−デアザフラビンを黄
色結晶として得た(収率80%)。
融  点:290℃ 元素分析値(%):C15H14N404HN 計算値 57.3 4.5 17.8 実測値 57.2 4.2 17.6 実施例38−クロロ−1O−n−ブチル−3−6−N−
ブチルアミノウラシル及び2−ブロモ−4−クロロベン
ズアルデヒドを出発原料として、再結晶溶媒エタノール
をDMFに変更した以外は実施例1と同様にして8−ク
ロロ−1O−n−ブチル−5−デアザフラビンを得た(
収率80%)。
融  点: >  300℃ 元素分析値(%):C15H14CDN302CHN 計算値 59.3 4.7 13.8 実測値 59.2 4.5 13.7 3−メチル−6−メチルアミノウラシル(0,Olmo
l)及びベンズアルデヒド(0,Olmol)を酢酸中
で1時間還流した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留
物を酢酸から再結晶して、5.5’−(フェニルメチレ
ン)ビス−(3−メチル−6−メチルアミノウラシル)
を、無色粉末として得た。この中間体(0,001mo
l)をジエチルアゾジカルボキシレート(DAD)  
(0,81g、 0.005mol)と混合し、その混
合物を30分間、180℃でかく拌しながら加熱した。
冷却後、エタノールで希釈し、−夜室温で放置して、黄
色結晶を得た。エタノールから再結晶して、3,10−
ジメチル−5−デアザフラビンを黄色結晶として得た(
収率57%)。
融  点:327℃ 元素分析値(%):C13H1、N302CHN 計算値 64.7 4.6 17.4 実測値 64.6 4.65 17.353−メチル−
6−メチルアミノウラシル1.55g(0,Olmol
)及びp−フルオロベンズアルデヒド1.24g (0
,Olmol)の混合物を酢酸30m1中で1時間還流
した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物を酢酸から
再結晶して、5.5’−(p−フルオロフェニルメチレ
ン)ビス−(3−メチル−6−メチルアミノウラシル)
を、無色粉末として1.85fr得た(収率89%)。
得られた5、5’−(p−フルオロフェニルメチレン)
ビス−(3−メチル−6−メチルアミノウラシル) 0
.42g (0,001mol)をジエチルアゾジカル
ボキシレート(CAD) 0.87g (0,005m
ol)と混合し、その混合物を180℃で30分間かく
拌しながら加熱した。冷却後、その混合物をエタノール
で希釈し、室温で一夜放置して黄色結晶を得た。
エタノールから再結晶して3,10−ジメチル−8−フ
ルオロ−5−デアザフラビンO,15gを得た(収率5
9%)。
融  点:325℃、  m/e  :259(M  
) 。
NMR:δ(CF3Co2)(’)。
3.68(3H,s、3−Me)、4.53 (3H,
s、1.0−Me)7.85〜8.70 (311,a
romatic Iり。
9.78 (LH,s、5−H) 元素分析値(%)’ C13H1oFNs 02CHN 計算値 60.23 3.89 18.21実測値 8
0.4 4.0 16.0 実施例68−ベンジルオキシ−3,10−ジメチ号33
) 3.10−ジメチル−8−フルオロ−5−デアザフラビ
ン0.26g (0,001mol)及び炭酸カリウム
0.28g (0,002mol)の混合物をベンジル
アルコール3ml中で90℃で10時間かく拌しながら
加熱した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物を水で
処理して濾過した。酢酸から再結晶して8−ベンジルオ
キシ−3,10−ジメチル−5−デアザフラビンの淡黄
色針状晶を0.32g得た(収率96%)。
融  点:298℃、  Il/e  :331  (
M”)NMR:δ(CF3CO2H)。
3.85(311,s、3−Me)、4.38 (31
1,s、lO−Me) 。
5.52 (2JI、s、benzyllc II)、
 7.30〜8.45(811,aroa+atic 
)り、 9.58 (111,s、5−11)元素分析
値(%):C2oH1□N302CHN 計算値 72.49 5.17 12.68実測値 7
2.6 5.15 12゜55実施例73−メチル−1
0−フェニル−5−プローアニリノ−3−メチルウラシ
ル(2,5mmol)及び0−ブロモベンズアルデヒド
の混合物をn−ブタノール(30ml)中で3時間還流
下に加熱した。反応混合物を冷却すると、0−ブロモフ
ェニルビス−(6−アニリノ−3−メチルウラシル−5
−イル)メタンの粗結晶が得られた。これを、n−ブタ
ノールで再結晶した(収率90%)。融点は258〜2
61℃(分解)。この中間体(0,5g。
0.83mmol)をDMF (20ml)中で3時間
加熱還流し、冷却後、DMFで再結晶して3−メチル−
10−フェニル−5−デアザフラビンを得た(収率95
%)。
融  点: >  330℃。
元素分析値(%):Cl8H13N302CHN 計算値 71.3 4.3 13.9 実測値 71.0 4J  13.9 実施例85−クロロ−3,10−ジメチル−5−アザフ
ラビン 3.10−ジメチル−5−デアザフラビン(3,05m
mol)を、m−クロロペルオキシ安息香酸(3,77
mmol)を含むCHC!13  (5ml)溶液に加
え、溶温でかく拌する。150分後、反応液を減圧下濃
縮し、残留物をDMF−エーテル溶液から再結晶して、
4a、5−エポキシ−3,10−ジメチル−5−デアザ
フラビンを得た(収率92%、融点217°C)。
b)  5−クロロ−3,IO−ジメチル−5−デアザ
フラビン 4a、5−エポキシ−3,10−ジメチル−5−デアザ
フラビン(2[1111101)をf)MF−POC,
C3(5:1)の溶液(3ml)中で、2時間90℃で
加熱し、その後冷却して、5−クロロ−3,io−ジメ
チル−5−デアザフラビンを得た(収率74%)。
融  点:247 ℃ 元素分析値 (%) ” 13HIO” N302 CHN 計算値 5B、63 3.68 15.24実測値 5
B、70 3.61 15.025−N−ブチルアニリ
ノウラシル(1mmol)とm−フルオロベンズアルデ
ヒド(1,5111mol)とをDMF (20ml巾
で5時間加熱還流して、5−mフルオロフェニル−10
−ブチル−5−デアザフラビンを得た(収率22%)。
融  点:>300 ℃。
元素分析値(%):C2□H18FN302CHN 計算値 69.40 4.99  Ll、56実測値 
69.51 4.74 11.55物番号129) a) ビス−(ウラシル−6−イルアミノ)オクタン 6−クロロウラシル(6,8mmol)と1.8−ジア
ミノオクタン(3,4m1Ilol)とをn−ブタノー
ル(20m1 )中で8時間加熱還流し、反応終了後冷
却した。母液を減圧下で溜去し、残渣を氷酢酸から再結
晶してビス−(ウラシル−6−イルアミノ)オクタンの
無色結晶を得た(収率80%、融点〉330℃)。
ビス−(ウラシル−6〜イルアミノ)オクタン(1,4
mmol)及び2,4−ジクロロベンズアルデヒド(3
,4mmol)をDMF (20ml)中で8時間加熱
還流し、反応終了後冷却した。母液を減圧下で溜去し、
残渣をDMFから再結晶してビス= (8−クロロ−5
−デアザフラビン−10−イル)オクタンを黄色粉末と
して得た(収率52%)。
融  点:>330 ℃。
元素分析値(%):C3oH26Cg2N604CHN 計算値 59.5 4.3 13.9 実測値 59.7 4.2 13.5 6−クロロウラシル(0,Olmol)とチオフェノー
ル(0,Olmol)とをピリジン(30ml)中で1
時間還流した。ピリジンを減圧下除き、残留物を水で処
理して結晶を得て、これを濾過し、エーテルで洗浄した
。エタノールから再結晶して6−フェニルチオウラシル
を無色針状結晶として得た(収率92%、融点275°
C)。
b)  6−フェニルチオ−5−ホルミルウラシル6−
フェニルチオウラシル(0,OLmcl)を、DMF−
POC,Q  混合物に加え、90℃で2時間加熱した
。反応混合物に氷水を加え、沈殿物を濾過した。エタノ
ールから再結晶して淡かつ色の針状結晶を得た(収率9
6%、融点〉300℃)。
c)  10−チア−5−デアザフラビン6−フェニル
チオ−5−ホルミルウラシル(0,005mol)をポ
リリン酸(3ml )中に分散させ、混合物を120℃
で2時間かく拌した。冷却後、反応混合物を水で希釈し
、生じた結晶を炉別した。
DMFから再結晶して、赤かっ色のio−チア−5−デ
アザフラビンを得た(収率88%)。
融  点: > 300℃。
元素分析値(%):C1、H6N2O。SC,HN 計算値 57.37 2.63 12.17実測値 5
7.58 2.83 12.536−クロロウラシル(
0,01a+ol)とフェノール(0,03mo1)と
に2CO3(0,05mol)との混合物を、DMF 
(20ml)中で10時間かく拌還流した。反応混合物
を減圧下で濃縮し、残留物をエーテルで処理して過剰の
フェノールを除いた。こうして得た結晶を水に分散させ
酢酸で中和して、粗結晶を炉別した。エタノールから再
結晶して6−フニノキシウラシルを無色結晶として得た
(収率53%、融点270°C)。
b)  5−ホルミル−6−フェノキシウラシル6−フ
ェノキシウラシル(0,005mol)をDMF −P
OC4) 3 (5ml: 1m1)の混合物に加え、
90℃で2時間加熱した。反応混合物を氷水に注ぎ、生
じた沈殿を炉別し、デシケータ−中で五酸化リンにより
乾燥した。得られた化合物は再結晶を行うと不安定にな
るので、精製することなくそのまま次の反応に用いた。
c)10〜オキサ−5−デアザフラビン前記のようにし
て得た5−ホルミル−6−フニノキシウラシル(0,0
05mol)をポリリン酸(7ml、 )に分散し、混
合物を120℃で2時間かく拌した。
冷却後、反応混合物を氷水で希釈し、生じた結晶を炉別
し、酢酸:無水酢酸(loll)の混合溶媒から再結晶
して、黄色板状晶の10−オキサ−5デアザフラビンを
得た(収率86%)。
融  点: 325℃。
元素分析値(%): CILH6N20aCHN 計算値 61.88 2.82 13.08実測値 6
1.57 2.93 12.92前記第1表〜第4表に
掲げた本発明化合物のうち、実施例1〜実施例12で触
れなかったその他の化合物についても、同様にして相当
する出発物質からそれぞれの製法によって合成した。こ
のようにして得られた本発明化合物の物性を第5表に示
す。
(注1)  C−5:δ値とはNMR分析における5−
デアザフラビン環の5位の炭素に結合しているプロトン
のδ値(CF3CO2H中)を意味する。
(注2) 不安定なため再結晶は行なわなかった。
(注3) 対応する5−ヒドロキシ−5−デアザフラビ
ンをPOCl3でクロル化して得たものと同定する。(
元素分析は行なわなかった。)(注4) 化合物番号1
39〜149の化合物のNMRデータは次の通りである
化合物 NMRデータ:δ(CF3CO2H)pp11
1番号 39 40 41 42 43 7.99〜9.02(4H,Ar)I)、 10.02
(LHls、C5−3)8.12〜9.18(3H,A
rH)、 10.04(IHlS、C5−H)2.82
 (3H,s、C7+ CH3) 、 7.98〜8.
72(3H,ArH)、 10.00(11(、s、C
5−)l)3.68 (3t(、s、N  −C!−1
3) 、 8.05〜8.85(411,Ar11)、
 10.05(III、s、C5−ID3.68 (3
11,s、N3− CI+3) 、 8.10〜8.8
0(311,Ar11)、 9.95 (IILs−C
5−II)化合物 番号 NMRデータ:δ(CF3C02H)pprIi44 45 4B 47 48 49 2.80 (so、s、C7−Cl5) 、 3.68
(3H,s。
N s −CH3) 、 8.11〜8.69(3t(
、ArH)。
9.97 (LHls、C5−t() 2.86 (3H2s、CB −Cl13) 。
3.68 (311,S、N3−C1r3) 、 7.
95〜8.77(3H1Arl()、9.94 (11
1,S、C5−II)2.93 (31Ls、Cg −
CH13) 。
3.68 (311,s、N3−C113)、 7.9
5〜8.82(3H,Ar11)、 10.01<11
1.s、C5−It)7.20〜8.05 (511,
Ns −Arll) 、 8.05〜8.92(4H,
ArH)、 10.03(IHls、C5−)1)7.
28〜7.96 (511,N3−Arll) 、 8
.23〜8.84(3H,ArH)、 10.03(I
Hls、C5−If)2.80 (3H1s、C7−C
!(3) 、 7.26〜7.81(5H,N5−Ar
H) 、 8.28〜8.68(3H,ArH)。
10.02(LHlS、C5−8) (tt 5 ) 化合物番号150−153 、155 、156.15
9−18117)化合物のUv及び可視光線吸収並びに
5−デアザフラビン環の5位の炭素に結合しているプロ
トンのδ値は次の通りである。
UV及び可視光線吸収 λ (CHCg3) ns(Iogε)aX 319(−) 、 370(−) 、 3117(−)
 、 409(−)(a)322(4,02) 、 3
71(4,03) 、 38g(4,12) 、 40
g(3,96)323(4,12) 、 377(4,
07> 、 397(4,19) 、 419(4,0
7)334(4,07) 、 373(4,24) 、
 391(4,36) 、 414(4,22)317
(4,10) 、 380(4,02) 、 399(
4,11) 、 420(3,98)325(4,04
) 、 372(4,20) 、 392(4,29)
 、 413(4,10)325(4,11) 、 3
70(4,17) 、 389(4,25) 、 41
0(4,09)317(4,09) 、 380(4,
05) 、 397(4,15) 、 421(3,9
9)316(4,10) 、 37g(4,08) 、
 397(4,15) 、 420(4,00)(a)
この化合物は溶媒に難溶のため ogεのデータは得られなかった。
(注6)化合物番号150〜153. 155. 15
6゜159〜16(の化合物はいずれも酢酸と無水酢酸
の混合溶媒(混合比10 : 1)から再結晶した。
本発明の化合物は、種々の腫瘍細胞に対して抗腫瘍活性
を有することから、制癌剤として利用することが可能で
ある。
以下の薬理実験により、本発明化合物が優れた抗腫瘍性
を有することを説明する。
薬理実験:各種培養腫瘍細胞のin vltroでの増
殖に及ぼす影響 各種培養腫瘍細胞(104個)及び被検化合物を含む培
養液を96穴プレート(FALCON  3072)の
各式に200μQになるように加え、37°C,5%C
O2−95%空気下で72時間培養した。培養後、MT
T (3−(4,5−ジメチル−チアゾール−2イル)
−2,5−ジフェニルテトラゾリウムブロマイド〕溶液
(2mg/ml)を25μQずつ各式に添加し、さらに
4時間37℃、5%Co2−95%空気下でインキュベ
ートした。培養液を除去後、1.50μQのジメチルス
ルホキシドを各式に加えて形成したMTT−フォルマザ
ンを溶解しマイクロプレート光度計を用いて540nm
における吸光度を測定し、細胞数の指標とした。以下の
式により抑制率を算出し、50%抑制する被検化合物の
濃度(IC5o)を求めた。
抑制率(%)= なお、各種腫瘍細胞株は10%FC8を含むRp Mf
11640培地(白水製薬)で培養した。
得られたIC5o値(μg/cnl)を第6表にまとめ
た。
第 表 第 6 表 (つづき) 第 表 (つづき) 第 表 (つづき) 第 表 (つづき) ヘ zK (つづき) 第6表から明らかなように、本発明化合物は各種培養腫
瘍細胞に対し、優れた増殖抑制効果を示し、制癌剤とし
て有用である。
本発明の制癌剤の投与方法には特に制限はなく、各種製
剤形態、患者の年令、性別その他の条件、疾患の程度な
どに応じて腫瘍治療における一般的な方法が適用できる
。なすわち、注射剤として単独で若しくはブドウ糖、ア
ミノ酸などの通常の補液と混合して静脈内に投与され、
あるいは、単独で皮下、筋肉内若しくは腹腔内へ投与さ
れる。また、錠剤、乳剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤
又はカプセル剤の形で経口投与することもできる。
更には、坐剤として直腸内への投与及び外用剤として塗
布・点滴することも可能である。
本発明の制癌剤の投与量は、対象肺癌を有効に阻止し得
る量であればよく、例えば、投与化合物、腫瘍の症状、
投与経路、剤型などにより変動し得る。一般に、本発明
化合物の一回の投IXj−量は0、l〜500■/ k
g体重、その上限は好ましくは約250 mg/kg体
重、更に好ましくは約100mg/kg体重とするのが
良く、注射剤の場合、その上限は約50■/ kg体重
程度の場合が多い。投与回数は1日に1回〜6回の範囲
で適宜選択される。
本発明化合物を制癌剤として投与する場合は、ヒ述のよ
うに一般的な医薬製剤の形態で用いられる。製剤は通常
使用される充填剤、増量剤、結合剤、付湿剤、崩壊剤、
表面活性剤、滑沢剤などの稀釈剤あるいは賦形剤を用い
て調製される。この医薬製剤としては各種の形態が治療
目的に応じて選択でき、その代表的なものとして錠剤、
乳剤、散剤、液剤、注射剤(液剤、懸濁剤等)などが挙
げられる。錠剤の形態に成形するに際しては、担体とし
て当該技術分野で公知のものを広く使用できる。例えば
、乳糖、白糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、デンプン、
炭酸カルシウム、カオリン、結晶セルロース、ケイ酸な
どの賦形剤、水、エタノール、プロパツール、単シロッ
プ、ブドウ糖液、デンプン液、ゼラチン溶液、カルボキ
シメチルセルロース、メチルセルロース、リン酸カリウ
ム、ポリビニルピロリドンなどの結合剤、乾燥デンプン
、アルギン酸ナトリウム、カンテン末、ラミナラン末、
炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、ポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸エステル類、ラウリル硫酸ナトリ
ウム、ステアリン酸モノグリセリド、デンプン、乳糖な
どの崩壊剤、白糖、ステアリン、カカオバター、水素添
加油などの崩壊抑制剤、第四級アンモニウム塩、ラウリ
ル硫酸ナトリウムなどの吸収促進剤、グリセリン、デン
プンなどの保湿剤、デンプン、乳糖、カオリン、ベント
ナイト、コロイド状ケイ酸などの吸着剤、精製タルク、
ステアリン酸塩、ホウ酸末、ポリエチレングリコールな
どの滑沢剤などが挙げられる。
さらに、錠剤は必要に応じ通常の剤皮を施した錠剤、例
えば、糖衣錠、ゼラチン被包錠、腸溶被錠、フィルムコ
ーティング錠あるいは多層錠とすることができる。乳剤
の形態に成形する場合は、担体として当該技術分野で従
来公知のものを広く使用できる。例えば、ブドウ糖、乳
糖、デンプン、カカオ脂、硬化植物油、カオリン、タル
クなどの賦形剤、アラビアゴム末、トラガント末、ゼラ
チンなどの結合剤、ラミナラン末、カンテン末などの崩
壊剤などが例示できる。重刑の形態に成型するに際して
は、担体として従来公知のものを広く使用できる。例え
ば、ポリエチレングリコール、カカオ脂、高級アルコー
ル、高級アルコールのエステル類、ゼラチンなどが挙げ
られる。注射剤として調製される場合には、液剤、乳剤
及び懸濁剤は殺菌され、かつ血液と等張であるのが望ま
しい。
これら液剤、乳剤及び懸濁剤を調製するに際しては、稀
釈剤としてこの分野において慣用されているものをすべ
て使用することができる。例えば、水、エタノール、プ
ロピレングリコール、エトキシ化イソステアリルアルコ
ール、ポリオキシ化イソステアリルアルコール、ポリオ
キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類などを挙げる
ことができる。なお、この場合、等優性の溶液を調製す
るに充分な量の食塩、ブドウ糖あるいはグリセリンを制
癌剤中に含有せしめてもよく、また、通常の溶解補助剤
、緩衝剤、無痛化剤などを含有せしめてもよい。更に必
要に応じて、着色剤、保存剤、香料、風味剤、甘味剤や
他の医薬品を当該制癌剤中に加えてもよい。
以下に、本発明化合物を用いた制癌剤の製剤例を示す。
製剤例 1(錠剤) (1)化合物番号75の化合物     5g(2)乳
    糖             50g(3)コ
ーンスターチ        30g(4)結晶セルロ
ース        25g(5)メチルセルロース 
      2g(6〉ステアリン酸マグネシウム  
  1g化合物番号75の化合物、乳糖、コーンスター
チ及び結晶セルロースを充分混和し、メチルセルロース
の5%水溶液を加えて顆粒化し乾燥する。
乾燥した顆粒にステアリン酸マグネシウムを混合し、錠
剤機で打錠して錠剤1錠当り有効成分(1)を5■含有
する錠剤を製造する。
製剤例 2(カプセル剤) (1)化合物番号158の化合物    5g(2)乳
    糖            120g(3)デ
ンプン        30g(4)タルク     
  5g (5)ステアリン酸マグネシウム    2g全戊分を
細かく粉末にし、均一な混合物になるように充分撹拌し
たのち、硬質ゼラチンカプセルに充填し、カプセル1個
当り有効成分5■を含有するカプセル剤を製造する。
製剤例 3(注射剤) (1)化合物番号87の化合物     1g(2)プ
ロピレングリコール      3g(3〉ポリオキシ
エチレン ソルビタンモノオレエート2g (4)メタ重亜硫酸ナトリウム    0.1g:(5
)メチル−パラベン       0.18 g(6)
プロピル−パラベン       0.02 g(7)
注射用水にて      全量100m1上記のプロピ
レングリコール、ポリエチレングリコール、ポリオキシ
エチレンソルビタンモノオレエート、メチル−パラベン
及びプロピル−パラベンに化合物番号87の化合物を混
合し、撹拌する。
得られた溶液にメタ重亜硫酸ナトリウムを加え、更に注
射用水にて全In 100m1とし、ミリポアフィルタ
−で滅菌濾過した後、ガラスアンプルに充填して注射剤
を特徴する

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 I で表わされる5−デアザフラビン化合物
    。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1は、水素原子、アルキル基、ハロゲン置
    換アルキル基、カルボキシ置換アルキル基、アルキルオ
    キシカルボニルアルキル基、又はフェニル基を表わし、 R_2は、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、
    アルキルアミノ基、フェニル置換アルキルアミノ基、ヒ
    ドロキシ置換アルキルアミノ基、アルコキシ基、ピリジ
    ル基、フェニル基、又はハロゲン原子若しくはニトロ基
    若しくは低級アルコキシ基若しくはトリフルオロメチル
    基のうちの一つで置換されたフェニル基を表わし、 R_3は、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、
    ヒドロキシル基、ニトロ基、シアノ基、低級アルコキシ
    基、フェニル置換低級アルコキシ基、低級アルキルアミ
    ノ基、フェニル置換低級アルキルアミノ基、又は低級ア
    ルキルスルホニル基を表わし、 R_4は、水素原子又はハロゲン原子を表わし、Xは、
    硫黄原子、酸素原子、又は基=N−R_5を表わす。 ここにおいて、R_5は、アルキル基、シクロアルキル
    基、フェニル置換低級アルキル基、フェニル基、ハロゲ
    ン原子若しくは低級アルキル基若しくは低級アルコキシ
    基のうちの一つで置換されたフェニル基、低級アルキル
    ジ置換フェニル基、ナフチル基、低級アルキルジ置換ア
    ミノナフチル基、又は次の基 ▲数式、化学式、表等があります▼ (この場合、上記一般式 I は、 ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、R_1、R_3及びR_4は上で定義した意味
    を表わし、nは1から20までの整数を表わす。)を表
    わす。) 2、有効成分として一般式 I で表わされる5−デアザ
    フラビン化合物の1種又は2種以上を含有することを特
    徴とする制癌剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1は、水素原子、アルキル基、ハロゲン置
    換アルキル基、カルボキシ置換アルキル基、アルキルオ
    キシカルボニルアルキル基、又はフェニル基を表わし、 R_2は、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、
    アルキルアミノ基、フェニル置換アルキルアミノ基、ヒ
    ドロキシ置換アルキルアミノ基、アルコキシ基、ピリジ
    ル基、フェニル基、又はハロゲン原子若しくはニトロ基
    若しくは低級アルコキシ基若しくはトリフルオロメチル
    基のうちの一つで置換されたフェニル基を表わし、 R_3は、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、
    ヒドロキシル基、ニトロ基、シアノ基、低級アルコキシ
    基、フェニル置換低級アルコキシ基、低級アルキルアミ
    ノ基、フェニル置換低級アルキルアミノ基、又は低級ア
    ルキルスルホニル基を表わし、 R_4は、水素原子又はハロゲン原子を表わし、Xは、
    硫黄原子、酸素原子、又は基=N−Rを表わす。 ここにおいて、R_5は、アルキル基、シクロアルキル
    基、フェニル置換低級アルキル基、フェニル基、ハロゲ
    ン原子若しくは低級アルキル基若しくは低級アルコキシ
    基のうちの一つで置換されたフェニル基、低級アルキル
    ジ置換フェニル基、ナフチル基、低級アルキルジ置換ア
    ミノナフチル基、又は次の基 ▲数式、化学式、表等があります▼ (この場合、上記一般式 I は、 ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、R_1、R_3及びR_4は上で定義した意味
    を表わし、nは1から20までの整数を表わす。)を表
    わす。)
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