JPH03804B2 - - Google Patents

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JPH03804B2
JPH03804B2 JP53077936A JP7793678A JPH03804B2 JP H03804 B2 JPH03804 B2 JP H03804B2 JP 53077936 A JP53077936 A JP 53077936A JP 7793678 A JP7793678 A JP 7793678A JP H03804 B2 JPH03804 B2 JP H03804B2
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temperature coefficient
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SANTORU EREKUTORONIKU ORUROJE SA
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Publication of JPH03804B2 publication Critical patent/JPH03804B2/ja
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/02Details
    • H03H9/02007Details of bulk acoustic wave devices
    • H03H9/02157Dimensional parameters, e.g. ratio between two dimension parameters, length, width or thickness
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H3/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of impedance networks, resonating circuits, resonators
    • H03H3/007Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of impedance networks, resonating circuits, resonators for the manufacture of electromechanical resonators or networks
    • H03H3/02Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of impedance networks, resonating circuits, resonators for the manufacture of electromechanical resonators or networks for the manufacture of piezoelectric or electrostrictive resonators or networks
    • H03H3/04Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of impedance networks, resonating circuits, resonators for the manufacture of electromechanical resonators or networks for the manufacture of piezoelectric or electrostrictive resonators or networks for obtaining desired frequency or temperature coefficient
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    • H03H2003/0414Resonance frequency

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  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は板の形状を有し、輪郭すべり振動せし
められる水晶振動子の特性を調整する方法に関す
る。ここで輪郭すべり振動は、MIT出版(1969)
「ピエゾ振動子の設定」(R.Holland.E.P.
EerNisse著)において説明されている。また、
本発明は上述の調整方法により温度特性が調整さ
れる水晶振動子を得て、これを電子式腕時計に利
用する技術に関する。
〔従来の技術〕
水晶振動子の温度特性は時計、特に腕時計の動
作に影響する重要な事項である。与えられた温度
T0の近傍において水晶振動子の温度特性は、温
度Tの関数として示される周波数の式: (T)=0(T0)〔1+α(T−T0) +β(T−T02+γ(T−T03…〕 中に現れる第1、第2および第3次の温度係数
α,β,γによりほぼ決定される。
水晶腕時計に使用される厚みすべりの振動モー
ドをもつATカツト板においては、この振動子の
切断角度を注意深く選択することにより温度係数
αおよびβを消去しうる。このような条件におい
ては第3次の温度係数γは112×10-12/℃3の値
をもつ。
矩形の形状をもつGTカツト板においては、そ
の幅対長さ比を0.8〜0.9の間の値(例えば0.875)
に選択することにより、温度係数αおよびβを消
去することができた。特に第1次温度係数αは上
記寸法比に強く依存する。このような条件におい
ては第3次の温度係数γは、ATカツト板の温度
係数γに比べてはるかに小さく、その値は50×
10-12/℃3以下である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述の寸法比を変えることによ
り第1次温度係数αを調整する既知の方法は、比
較的大きな寸法の水晶振動子にしか適用できな
い。腕時計に用いられるような比較的小さな寸法
の振動子、すなわち一辺が4mm程度の振動子に対
してその寸法の修正によつて温度係数αを正確に
消去するためには、ほぼ1μm程度の精度で寸法
修正を行わねばならず、このような修正を常に正
しく実施することは困難である。したがつて、こ
の方法は腕時計に使用しうるような水晶振動子の
量産には適さない。
本発明の目的は量産に適し、しかも小型の腕時
計に使用できる水晶振動子の調整方法を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
本発明では板の形状を有し、輪郭すべり振動せ
しめられる水晶振動子において、この水晶振動子
の質量が振動子の板の縁部またはその近傍の少な
くとも1つの点領域において変化せしめられ、こ
れにより水晶振動子の幅対長さ比を変えることな
く振動周波数の温度特性を変えることができるの
である。
本発明に係る方法の第1の実施例では、水晶振
動子の質量は少なくとも1個の第1の点領域にお
いて変化せしめられ、振動周波数の第1次温度係
数αを消去することができる。また、前記第1の
点領域と異なる少なくとも1個の第2の点領域に
おいて水晶振動子の質量を変化させることによ
り、振動子の温度特性をほとんど変化させること
なしにその振動周波数の調整が可能になる。
本発明に係る方法の第2の実施例では、水晶振
動子の質量は、予め定められた位置の点領域にお
いて変化させられ、これにより第1次の温度係数
αの消去と、振動周波数の調整とが同時に達成さ
れる。
本発明に係る方法は、矩形の水晶板によつて作
られた水晶振動子に適用することによつて、特に
良好な結果が得られる。例えば、幅対長さ比が
0.8〜0.9の範囲にある板状のGTカツト板に適用
することにより、良好な結果が得られる。水晶板
が矩形あるいは正方形である場合、この振動子の
質量を水晶板の少なくとも1つの隅の限られた領
域内で変化させることは特に有用である。
このような質量の変化は、その領域内に材料を
追加あるいは除去することにより達成される。通
常、水晶振動子の質量の変化はその材料を蒸発さ
せ、ついでそれを局部的に沈着せしめてその材料
を追加することにより実施される。あるいはま
た、この材料の追加はそれを化学的に沈着するこ
とによつてもなされうる。水晶振動子の質量の変
化は、またその材料を除去することによつても実
施しうる。それは例えば、研磨、レーザビームに
よる蒸発、あるいは化学的腐蝕によつて実施して
もよい。
本発明の更に別な実施例においては、水晶振動
子の質量は、板の少なくとも中心、軸、あるいは
板の軸を通過し板の平面と垂直に交差する平面に
関して互いに対称な少なくとも2つの点領域にお
いて変化せしめられる。
〔実施例〕
以下、添附図面を参照して本発明をその実施例
に基づいて詳述する。第1図において、符号X,
YおよびZは各々水晶の電気的、機械的、光学的
軸を示す。この軸系をX軸を回転軸として時計回
りに角度θ(約51゜)だけ回転すると、この回転に
よつて軸系はX,Y′,Z1となる。更に、このX,
Y′,Z1なる軸系をY′軸を回転軸として反時計回
りに約45゜回転させると、互いに直交したX′,Y′,
Z′軸系が得られる。GTカツトの水晶板1は、そ
の長さ方向が上述のZ′軸に平行で、その幅方向が
X′軸に平行で、かつ、その厚み方向がY′軸に平
行になるように切出される。
カツト角を十分に選択し、幅対長さ比を0.8〜
0.9の間の値に選択することによつて、このGTカ
ツトの水晶振動子は輪郭すべり振動し、その振動
周波数の第1次および第2次温度係数がほぼ0と
なる。ここで、第2次温度係数βは、本質的には
角度θの選択と関係しており、水晶板1の幅対長
さ比を所定比に選択することにより、比較的容易
に打消すことができる。一方、線係数といわれて
いる第1次温度係数αは、上記寸法比に大きく関
係しており、この寸法比の変化に非常に敏感に反
応する。
材料を増減して水晶板の質量を少々局部的に変
化させることにより、水晶振動子の運動および位
置エネルギの分布に関する変化が生じ、それにし
たがつて振動周波数および振動に関する温度係数
も変化する。
第2図は矩形状の水晶板で構成された水晶振動
子を示し、この振動子は長さaを有する長い方の
側部a,a′と、長さbを有する短い方の側部b,
b′とを有する。また、Rは側部aの軸線、Sは側
部bの軸線を示す。本明細書では、理解しやすい
ように水晶板はほぼ正方形とし、この水晶板上の
質点の位置は、原点Oからの2軸上での座標上で
の距離x(0≦x≦1)で表すことになる。実際
の原点Oからの距離は、R軸上でax/2、S軸
上でbx/2となる。
第2図に示される水晶板の質量がR軸に沿つて
変化する場合、振動子の周波数の第1次温度係数
αおよびこの周波数は、第3A図に示される2曲
線に従つて変化する。ここで曲線Δαは、α=0
のときを基準とした係数αの変化量を示し、曲線
−Δ/は周波数の相対変化量を示す。同様に、
第2図の水晶板の質量がS軸に沿つて変化する
と、振動子の周波数の第1次温度係数αおよびこ
の周波数は、第3B図に示す2曲線にしたがつて
変化する。ただし、縦軸の数値は振動子の寸法や
質量によつて変わる。水晶板1の側部a,a′の中
間点A,A′に加えられた点質量により、負の変
化量αと負の変化量とが生じる。例えば、約
0.15×3.4×3.9mmの水晶板の全質量の約0.3%であ
る15μgの質量を2点A,A′に加えることによ
り、ほぼ−2×10-6/℃のαの変化量と、−2.5×
10-3の周波数の変化量とが生じる。
また、水晶板1の側部b,b′の中間点B,B′に
加えられた点質量により、温度係数αに負の変化
が生じるが、周波数の変化はほぼ0である。例
えば、2点B,B′に15μgの質量を加えることに
より、温度係数αには−1×10-6/℃の負の変化
が生じるが、周波数の変化はほぼ0である。さら
に、寸法が3.17×2.75×0.145mmで質量が3.35mgの
振動子を用いて全質量の約0.3%の質量をR軸に
沿つて変化させると、第3E図のようになる。
水晶板の4隅に加えられた点質量により、第1
次温度係数αは正の変化を示し、振動周波数は負
の変化を示す。例えば、4隅に15μgの質量を分
布させることにより、温度係数αには4×10-6
℃の正の変化が生じ、振動周波数には−1.5×
10-3の負の変化が生じる。これにより、水晶振動
子の4隅において質量が変化すると、第1次温度
係数αの変化量が特に大きくなることがわかる。
上記事実を鑑みるに、水晶振動子の温度特性の
調整、特に第1次温度係数αの打消しは、水晶板
の隅部での質量の点変化によつて最大限の効率で
達成される。これらの隅部は、位置エネルギを有
さない唯一の領域であるので、水晶振動子の質的
要因すなわち耐久性を変えることなしに質量の分
布変化を可能とする。振動子の質量変化により生
ずる第2次温度係数βの変化量は、数10-9/℃と
比較的小さい。なお、同様の結果が材料を加える
代わりに、水晶板の側部または隅部から材料を除
去することによつても得られることがわかつてい
る。
このような小質量の材料を点的に除去したり加
えたりすることによる調整方法は、水晶振動子の
温度係数だけでなく振動周波数をも変化させるも
のである。したがつてこの方法は、周波数修正を
行うために使用することができるが、周波数と温
度特性との両方の修正を行うために使用すること
もできる。すなわち、点領域を適当に選択し、こ
の点領域に選択された質量を加減することによ
り、温度係数の適切な調整が可能になるし、ま
た、温度係数を変化させることなしに振動周波数
の調整を行うことも可能になる。第3図に示す第
1次温度係数αの変化量曲線は、質量の点的変化
に対して第1次温度係数αが不変で水晶振動子の
周波数のみに影響を与えるような点が、水晶板の
各側部に存在することを示している。
これとは逆に、水晶振動子を完全に調整するに
必要とされる温度係数αおよび周波数の変化値
を知ることにより、質量を水晶板の各側部のどの
点的位置に加減すればよいかを知ることができ
る。第3C図および第3D図に示すグラフは、
GTカツト板について、質量の点的変化に対する
第1次温度係数αの変化量Δαを示すもので、グ
ラフの軸上に示された絶対値の単位は、10-6/℃
である。なお、この絶対値はΔ/の1/1000
の値で規格化されている。例えば、仮に、水晶板
を完全に調整するためには、温度係数αを1.5×
10-6/℃だけ増大させ、周波数を3/1000だけ減
少させることが必要であるとすると、1.5×
10-6/3=0.5×10-6/℃の値に対応する水平線
をグラフ上に引き(図では破線で示す)、R軸お
よびS軸の目盛りを読み、R軸上62%の長さを有
する位置およびS軸上37%の幅を有する位置が解
答として得られる。このうち前者の位置が有利で
ある(より正確には、この位置では加える材料の
量が最も少なくて良いということである)。
第4図は上述の方法に基づいて調整されたGT
カツトの水晶振動子を示し、この水晶振動子は支
持体42に対して垂直に取付けられた矩形板41
を有している。板41の重力の中心部には支持ワ
イヤ43が垂直に溶接され、また、ワイヤ43は
支持体42のハトメ45を通る導電ワイヤ44で
保持されている。動作時には、図示の水晶振動子
は第6図に示されるように容器内に納められて使
用される。
典型的な1MHzの周波数のGTカツト水晶振動
子は、ほぼ3.3×3.8×0.2mmの寸法を有しており、
いま仮に、この水晶振動子の第1次温度係数αが
5×10-7/℃であるとすると、この係数αは1か
所または数か所の隅部で材料を除去することによ
り消去しうる。このような材料除去に対応して生
じるGTカツト板の振動周波数の変化(Δ/)G
=+2.5×10-4となり、水晶板質量に対する除去
された質量比Δm/ΔMは9.5×10-5程度となる
(2.4×10-3mm3の水晶板で、Δm=0.63μg程度)。
この材料除去は、1隅または数隅で行われる。し
かしながら、得られた温度係数の差がそれほど重
要でない場合(Δα<3〜4×10-6/℃)には、
変化量Δαと除去量Δmとの間には線形関係があ
る。質量の加減が数隅で行われた場合、すべての
隅における質量差がΔαを変える要因となる。
第5A図は支持ワイヤ62を備えたGTカツト
水晶板61を示しているが、その1隅部63は温
度係数を調整することを目的として除去されてお
り、これによつて目標とする温度係数に調整され
る。周波数にも変化は生じるがこの場合には温度
係数を所望の値にすることを目的としている。一
方、第5B図は支持ワイヤ65を備えたGTカツ
ト水晶板64を示しているが、その周波数および
温度係数は第3C図および第3D図上で求められ
た位置に材料66を加えることにより同時に調整
される。第5B図では、材料66をR軸、S軸上
ではなく内側に少し入つた箇所に加えているた
め、正確に言えば第3C図及び第3D図を適用す
ることはできない。しかし、軸から近い箇所であ
れば、同様な傾向を示すので参考に用いることは
可能である。但し、軸に沿つて変化させた場合に
比べると、得られる調整の効果は小さくなる。第
5C図は支持ワイヤ68を備えたGTカツト水晶
板67を示しているが、その周波数および温度係
数は順次調整される。温度係数を調整することを
目的とした場合には、1隅部にある質量の材料6
9を加えることによりなし得る。これにより周波
数にも変化は生じるが、この場合は温度係数の調
整を目的としている。一方、周波数の調整は温度
係数への影響がない位置に材料70を加えること
によりなし得る。このような位置とは、第3A図
において示されるように、周波数の変化量Δαが
0となるR=0.47の位置である。例えばa=3.8
mmとすると、x=0.47ゆえ、実際の寸法に換算す
るとa(1−x)/2=3.8mm・(1−0.47)/2
=1mm、すなわち隅部から1mmの位置となる。
第6図は第4図に示される水晶振動子を内蔵し
た腕時計の内部の略図であり、時計の主構成要素
を支持する好ましくはセラミツク材料製の絶縁板
51を備えている。絶縁板51は特に水晶振動子
52、周波数調整キヤパシタ53、例えば振動子
励磁回路のような集積回路を内蔵したカプセル5
4、周波数分割チエン、ステツプモータ用のイン
タフエイスおよびケース(図示せず)と一体で絶
縁板51を支持する2つのねじ足と係合するねじ
57により固定された固定バー56により正常位
置に保持されたバツテリ55とを支持するもので
ある。時計が機械的表示装置を備えている場合に
不可欠なステツプモータのインタフエイス回路
は、時計が液晶または発光ダイオードなどの電気
的表示装置を備えている場合にはデコーダ回路で
置換えられる。
ねじ57と2つの補助ねじ58とでケース底部
に保持された絶縁板51は、水晶振動子52、キ
ヤパシタ53、バツテリ55の1端子などの要素
を固定するために直接絶縁板51上に金属被覆し
た接続端子59を保持している。金属被覆された
孔60を設けることにより、絶縁板51の他の側
部に設けた金属被覆された接続子と確実に接触す
るようにしている。
第7図は周波数の変化率の関数として示された
この周波数における第1次温度係数αの直線的変
化を示す。水晶振動子の点領域に対して施された
質量変化、特にその側辺または隅部に対して行わ
れた質量変化は直接測定することが困難である。
しかしながら、このような測定困難な質量変化に
よつて、測定容易な周波数変化が生じ、この周波
数変化から第1次温度係数αの変化を推定するこ
とができる。この係数αの変化に基づいて、新た
な質量変化が施される。このような作業は、この
係数αを0にするに十分な変化量Δαが得られる
まで続けられる。
〔発明の効果〕
本発明により、良好な温度特性を有するものと
して公知であり、腕時計の製造に用いられる程度
に十分小さな寸法をもつたGTカツトの水晶振動
子の量産が可能となる。
上述の方法は、またその温度特性がその質量の
局部的変化によつて調整しうる他の種類の板状水
晶振動子に対しても適用しうることは明らかであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はGTカツトの水晶板の方向性を示す
図、第2図は水晶振動子の上面図をこの振動子の
質量の変更を規定する軸系とともに示した図、第
3A図および第3B図は周波数の第1次温度係数
およびこの周波数の変化率を振動子質量の変化の
関数として示すグラフ、第3C図および第3D図
は、1/1000に規格化されたGTカツトの周波数
変化に対応する第1次温度係数の変化を、振動子
の質量変化の関数として示したグラフ、第3E図
は寸法が3.17×2.75×0.145mmで質量が3.35mgの振
動子に全質量の約0.3%の質量をR軸に沿つて変
化させたときの周波数の第1次温度係数およびこ
の周波数の変化率を振動子質量の変化の関数とし
て示したグラフ、第4図は本発明の方法により調
整されたGTカツトの水晶振動子がその支持体上
に取付けられた状態を示す略図、第5A図は水晶
振動子の1つの隅から材料を取除くことにより温
度係数が調整された水晶振動子の斜視図、第5B
図は温度係数および周波数が同時に調整された水
晶振動子を示す斜視図、第5C図は周波数と温度
係数とがそれぞれ調整された水晶振動子を示す斜
視図、第6図は第4図に示す水晶振動子が装着さ
れた腕時計を示す略図、第7図は周波数の変化率
の関数として表された第1次温度係数の変化を示
すグラフである。 X,Y,Z……水晶の結晶軸、X′,Y′,Z′…
…GTカツトの軸、S,R……水晶板の各辺、α
……第1次温度係数、β……第2次温度係数、γ
……第3次温度係数、61,64,67……GT
カツト水晶板、62,65,68……懸垂線、6
3……質量が除かれた1隅、66,69,70…
…追加された質量。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 板状に形成されこの板の平面に平行に伸縮振
    動せしめられる水晶振動子の特性を調整する方法
    において、調整すべき振動子の周波数に関する第
    1次温度係数を決定し、周波数の第1次温度係数
    の変化曲線を、相対的な周波数変化を生じさせる
    ように前記板の端に沿つた1つの点領域における
    質量を変化させる結果として得て、前記変化曲線
    を前記点領域との相対位置の関数としてプロツト
    し、前記係数を消去するために必要な調整すべき
    振動子の周波数に関する第1次温度係数の変化
    と、前記振動子の完全な調整に必要な相対的な周
    波数変化と、の比に等しい縦座標値に対応した横
    座標値を前記変化曲線から求めてプロツトし、前
    記係数を消去するのに必要とされる第1次温度係
    数の変化に対応した相対的な周波数変化が得られ
    るまで、前記板の辺に沿つて前記横座標値に対応
    した相対位置にある少なくとも1つの点領域にお
    ける前記振動子の質量を修正することを特徴とす
    る水晶振動子の特性調整方法。 2 上記水晶振動子の板が矩形である特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 3 上記水晶振動子がGTカツトの水晶から作ら
    れ、その幅対長さの比が0.8から0.9の範囲内の値
    にされる特許請求の範囲第2項記載の方法。 4 振動子の質量がその少なくも1隅において材
    料を加えることにより変化せしめられる特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 5 振動子の質量がその少なくも1隅において材
    料を除去することにより変化せしめられる特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 6 振動子の質量がその材料を蒸発せしめた後局
    部的に沈着せしめることによる材料の追加により
    変化せしめられる特許請求の範囲第4項記載の方
    法。 7 振動子の質量が化学的な材料の付着による材
    料の追加により変化せしめられる特許請求の範囲
    第4項記載の方法。 8 上記材料の除去が研磨により達成される特許
    請求の範囲第5項記載の方法。 9 上記材料の除去がレーザビームによる蒸発に
    より達成される特許請求の範囲第5項記載の方
    法。 10 上記材料の除去が化学的腐蝕により達成さ
    れる特許請求の範囲第5項記載の方法。 11 振動子の質量が板の少なくとも中心、軸、
    あるいは主平面に関して互いに対称的な少なくも
    2つの点領域において変化せしめられる特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 12 板状に形成されこの板の平面に平行に伸縮
    振動せしめられる水晶振動子の特性を調整する方
    法において、調整すべき振動子の周波数に関する
    第1次温度係数を決定し、前記係数を消去するの
    に必要とされる第1次温度係数の変化に対応した
    相対的な周波数変化が得られるまで、前記板の少
    なくとも1隅またはその近傍の少なくとも1つの
    点領域における前記振動子の質量を修正し、周波
    数の第1次温度係数の変化曲線を、相対的な周波
    数変化を生じさせるように前記板の端に沿つた1
    つの点領域における質量を変化させる結果として
    得て、前記変化曲線を前記点領域との相対位置の
    関数としてプロツトし、前記振動子の完全な調整
    に必要な相対的な周波数変化が得られるまで、前
    記板の辺に沿つて前記横座標値に対応した相対位
    置にある少なくとも1つの点領域における前記振
    動子の質量を修正することを特徴とする水晶振動
    子の特性調整方法。 13 上記水晶振動子の板が矩形である特許請求
    の範囲第12項記載の方法。 14 上記水晶振動子がGTカツトの水晶から作
    られ、その幅対長さの比が0.8から0.9の範囲内の
    値にされる特許請求の範囲第13項記載の方法。 15 振動子の質量が少なくも1隅において材料
    を加えることにより変化せしめられる特許請求の
    範囲第12項記載の方法。 16 振動子の質量がその少なくも1隅において
    材料を除去することにより変化せしめられる特許
    請求の範囲第12項記載の方法。 17 振動子の質量がその材料を蒸発せしめた後
    局部的に沈着せしめることによる材料の追加によ
    り変化せしめられる特許請求の範囲第15項記載
    の方法。 18 振動子の質量が化学的な材料の付着による
    材料の追加により変化せしめられる特許請求の範
    囲第15項記載の方法。 19 上記材料の除去が研磨により達成される特
    許請求の範囲第16項記載の方法。 20 上記材料の除去がレーザビームによる蒸発
    により達成される特許請求の範囲第16項記載の
    方法。 21 上記材料の除去が化学的腐蝕により達成さ
    れる特許請求の範囲第16項記載の方法。 22 振動子の質量が板の少なくとも中心、軸、
    あるいは板の軸を通過し板の平面と垂直に交差す
    る平面に関して互いに対称的な少なくも2つの点
    領域において変化せしめられる特許請求の範囲第
    12項記載の方法。
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