JPH0380375A - 画像データ処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、コンピュータグラフィックス画面を家庭用Ｖ
ＴＲに収録するための装置に関する。

［従来の技術］ コンピュータの高解像画像と家庭用ＶＴＲ画像の差異は
、画面を表現する点の数である。高解像画面では１２８
０Ｘ１０２４ピクセル、家庭用では６４０Ｘ５１２ピク
セルである。従来技術は第４図に示した構成で第５図の
ように高解像画面を間引くか、或は１／４領域をＶＴＲ
画像に変換している。

［発明が解決しようとする課題］ 従来技術の間引き法では、画面構成上重要な点を削除す
る場合があり、実際、線画はほとんど表現されていない
。また、１／４領域抽出法ではグラフィックデイスプレ
ィ上で予め１／４領域に作画させることになり実作業上
見難い作画プログラムを実作業用とは別に作成する必要
がある等実用的ではない。（商業用には、高解像用ＶＴ
Ｒに収録後家庭用ＶＴＲに変換するが、装置が高価で普
及品とはなり得ない。） 上記問題は、画像のもつ視覚的意味を無視して単に画面
の圧縮のみをしたために生じたものである。

［課題を解決するための手段および作用］コンピュータ
グラフィックス画像で視覚的重要な点は、周囲との色の
違いである。本発明はこの色を問題として前記課題を解
決するものである。

色は三色（赤、緑、青）の各々に対して３２段階（Ｏ〜
３１）の強さで、すなわち８ビツトの数値で表現される
。従って、各ピクセル（画面の点）は８ビツトの数値を
もっている。第３図は画面のピクセルを表わす。実線は
家庭用テレビ画面、破線はコンピュータである。家庭用
テレビ画面の１ピクセルはコンピュータ画面４ピクセル
と対応している。そこで、家庭用テレビ画面の色をＣｂ
。

コンピュータ画面の色を０６と書くと、先ず、Ｃｃの４
ピクセルの平均Ｃ０に対し、差ＩＣ１Ｃ，ｌがある限界
値εを越えたピクセルがあれば、そのピクセルのＣ１を
Ｃ１とし、それでなければＣ１をＣ２とする。

そのため本発明においては、従来の間引きの演算回路を
上記のような動作を行う演算回路に変えている。

本演算回路の組込みにより、もとの画像に近い色で再生
することが可能になりコンピュータグラフィックスで作
成した画像を視覚的に正しく家庭用の標準ＶＴＲ信号に
圧縮することができ、安価な録画システムを構成できる
。

［実施例］ 実施例で説明する第１図は本発明装置の主要部分のブロ
ック図である。本発明装置の入力部は高解像グラフィッ
クデイスプレィから出力されるＲＧＢ信号である。画面
走査回路、ＮＴＳＣ信号変換回路、は従来のものと同様
である。平均、偏差演算回路が本発明として新たに組込
んだ部分であり、前記のような平均と偏差の演算を行う
。本装置の出力部はＮＴＳＣ信号である。

第２図は本装置を組込んだグラフィックデイスプレィ録
画装置である。デイスプレィからの動作信号３により、
自動録画が可能なシステムである。

［発明の効果］ 本発明により、コンピュータグラフィックスの安価な家
庭用ＶＴＲ収録システムや、従来技術では得られない鮮
明な画像で構築できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の１実施例に係る装置の主要構成部を
示す図である。第２図は本装置を組込んだ録画システム
を示す図である。第３図は画面のピクセル概念図である
。第４図は、従来の変換装置の構成図である。第５図は
従来法での変換概念図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 変換すべき画像の１ピクセルに対応する高解像度画像の
   ピクセルの色の平均を演算し、この平均値と個々のピク
   セルの値との差を演算し、その差が所定の値より大きい
   場合にはそのピクセルの色を変換すべき画像のピクセル
   の色とし、所定の値より小さい場合には平均値をピクセ
   ルの色として使用して画像を再生することを特徴とする
   画像データ処理装置。