JPH0379978A - ダンパーサーモスタット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は例えば、冷蔵庫の冷気取入口の開閉により庫内
温度を制御するダンパーサーモに関する。

従来の技術 冷凍室と冷蔵室を備えた冷蔵庫において、蒸発器にて作
す出された冷気はダクトを通って冷蔵室内に送り込１れ
る。ここでダンパーサーモは該ダダクトロに取シ付けら
れ、冷蔵室内の温度が上昇すれば開口部を開き、逆に、
下降すれば閉じる動作をモータによシ行っているもので
ある。例えば実開昭６１−２３６７３号公報及び実開昭
６１−２０５３７６号公報に示されるダンパーサーモに
ついて説明する。第６図、第６図に示す如く１はダクト
口に取シ付けられ、開口部２を持つハウジング、３は該
開口部を回転自在に動作し開閉するフラップ、４はフラ
ップを閉方向に付勢するバネである。５は駆動源である
ＡＣモータ、６はモータ５の回転を減速するギアボック
ス、７はギアと連動した傾斜カム、８は傾斜カムと当接
し、フラップ４を開閉するピンである。

ギアボックス６は、モータ出力軸９とそれにかみ合う１
番歯車１０と前記１番歯車とかみ合う２番歯車１１及び
２番歯車とかみ合う歯車部１２ａと大径部と小径部から
成る突部１２ｂを持つ３番歯車１２であり、傾斜カム７
ば３番歯車とかみ合つかり、板バネ１６にて常に３番歯
車１２の突部１２ｂに当接するように付勢されている。

ここで動作を説明する。庫内の温度に応じて、モータ６
が回転し、その回転はモータ出力軸９から１番歯車１０
．２番歯車１１．３番歯車１２と伝達され、傾斜カムア
に伝えられる。ここで、傾斜カム７は回転によシ、ピン
８を直線運動に変換し、バネ４の付勢力に抗してフラッ
プ３を開方向に変位させ、また、バネ４の付勢力によシ
閉じるように変位させることが出来る。ここで、フラッ
プ３の開、及び閉のポイントにて、モータ５の回転を止
める必要がある。このため傾斜カム７と連動して動く３
番歯車１２に突部１２ｂを設け、フラップ３が開のとき
、マグネット保持板１６が大径部に当接しリードスイッ
チ１３をＯＮさせ、フラップ３が閉のとき、小径部に当
接させ、リードスイッチ１３をＯＦＦさせるようにする
ことによりモータ５を駆動停止させていた。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記構成にては、フラップの開。

閉の位置は、各歯車やマグネット、リードスイッチのバ
ラツキによシバラツキが発生し得る可能性があった。筐
た、リードスイッチ、マグネット。

配線用基板等の部品が必要であシ組立てに時間がかかる
問題点があると共に、リードスイッチの取付時にガラス
管の欠は等の不工合が発生し、接点の確実な開閉が十分
保証されない問題点があった。

本発明では、フラップの開、閉位置を正確に検出し各部
品のバラツキにて、開閉位置がバランかず、組立が簡単
で、接点の接触が確実な、位置検出手段を持ったダンパ
ーサーモを提供せんとすることである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明は冷気流入ダクトに設
けられ、冷気の入口部と出口部を持ち、入口部と出口部
の間に回転式ロータの羽根によシ開閉される開口部を持
つハウジングと、前記ロータを駆動する駆動源から或す
前記開口部に、２つの電極とその上に設けられた感圧導
電ゴムを設置し、ロータの羽根部に誤感圧導電ゴムと当
接する金属部を設けたことを特長とする。

作　　用 駆動部によシ駆動されたロータは、開口部に当接し、開
口部を閉じた時、開口部の感圧導電ゴムと、ロータの金
属部が当接し、感圧導電ゴムの下に設けられた２つの電
極が導通し、駆動部の駆動を停止させる信号を発生させ
る。

実施例 本発明の一実施例を第１図〜第４図を用いて説明する。

２０は角状のハウジングであシ円環状の凹部２０＆を持
っている。また該ハウジング２゜は１つの底面２１と４
つの側面２２から或ってかり、側面の１つに冷気流入口
２３を持ち該流入口２３は円環状凹部２０ａと連通し、
着た、流入口２３と垂直な側面に前記円環状凹部２０ａ
と連通した２つの出口２４＆　、２４ｂを持っている。

流入口２３と出口２４ａ　、２４ｂの間の前記円環状凹
部２０ａには約１２００の角度を持って２つの開口部２
５ａ　、　２ｓｂがそれぞれの出口２４ａ、２４ｂに対
応してハウジング２ｏ中心から、外側に向って形成され
ている。開口部２５ａ　、２５ｂは、外枠２６と窓部２
７から成り開口部の１つの外枠２６には、凹部２６ａが
形成され、該凹部２６ａには２つの平板状の電極２８が
設けられ、該電極２８の上に、感圧導電ゴム２９が貼付
けられている。

前記電極２８は外部信号処理回路（図示せず）とつなが
っている。

ハウジング２ｏの中央部は円筒状の突出部３０があり１
突出部３０は中空状である。また、ハウジング２ｏの円
環状凹部２０ａにある１つの開口部２５ａと約ｅＯ０の
角度にである円環状凹部２０ａに突出した凸部３１があ
シ、該凸部３１にも同様に凹部（図示せず）の中に電極
（図示せず）が２つ形成され、その上に感圧′導電ゴム
（図示せず）が貼付けられている。該電極（図示せず）
も外部信号処理回路（図示せず）につながっている。

前記ハウジング２ｏの中空の円筒状突出部３ｏには駆動
源としてのＤＣモータ３４と、その出力ギア３４ａ該モ
ータ３４を取シ付け、減速ギア３６を保持している円板
状のベース３６が収納されて釦シ、減速ギア３６の最終
段３５ａは前記円筒状の突出部３０の穴３０　ａから突
出する。

更に前記ハウジング２ｏの円筒状突出部３ｏには、ピン
３７にて回転自在に取付けられたロータ３８があり、該
ロータ３８は、円筒状突出部３ｏの外周を保持してなる
円筒部３８ａと、ハウジング２゜の円環状凹部２０ａ内
を回転する約１２００の角度にて設けられた３つの長方
形状の羽根部３８ｂ。

ア３５の最終段３５ａとかみ合う。該ロータ３８の羽根
部３８ｂ　、３８ｃにはシール用の高密度発泡シール材
３９が貼付されて卦シ、回転によシ前記ハウジング２０
開口部２５ａ　、２ｓｂを開閉する位置にある。羽根部
の残１３ａＤば、前記ハウジング２０の凸部３１と当接
するように配置されている。

ここで羽根部ｓａｂには、前記ノ・ウジング２０の開口
部２５ａに設けられた感圧導電ゴム２９と当接する位置
に、先端が鋭い金属片４ｏが埋め込１れている。筐た羽
根部３８Ｄには前記ハウジング２０の凸部３１に設けら
れた感圧導電ゴム（図示せず）と当接する位置に、金属
片４１が埋め込誉れでいる。

更にハウジング２０の底面２１と対向する側をかむうカ
バー４２がビス４３によυ取付けられる。

なおりバー４２とハウジング２０の間にはシール用フオ
ーム（図示せず）が貼付けられる。

ここで本発明の一実施例の動作について述べる。

冷蔵室内の温度センサー（図示せず）によシ、所定の温
度よシ庫内温度が低くなると、第４図の回路のＣＨｌに
モータ３４駆動信号が入シ、モータ３４は減速ギア３５
を介してロータ３８が回転しロータ３８の羽根部３ｓｂ
　、３８Ｃ！がハウジング２０の円環状凹部２０ａに設
けられた２つの開口部２５ａ、２５ｂを閉じる方向に回
転する。ここで開口部２５ａに設けられた感圧導電ゴム
２９が、前記ロータ３８の羽根部３８ｂに設けられた金
属片４０と接触し、ある程度の圧力でゴムを押すと前記
感圧導電ゴム２９は導通し、２つの電極２８の間に信号
電流が流れ第４図の回路に示すように、モータ３４への
駆動が停止され閉位置で保持される。また逆に、庫内温
度が所定の温度よシ高くなると第４図の回路のＣＨ２に
モータ３４駆動信号が入シ、モータ３４は、先程とは逆
方向に回転をはじめる。このときロータ３８は、開口部
２５ａ。

２５ｂを開放する方向に動く。そして、ロータ３８の３
つめの羽根部３８Ｄの金属片４１が前記ハウジング２ｏ
の円環状凹部２０　ａに設けられた凸部３１の感圧導電
ゴム３４と接触し、ある程度の圧力にて押すことによシ
、２つの電極３３の間が導通し、第４図の回路に示すよ
うに、モータ３４への駆動が停止され、開位置で保持さ
れる。

以上述べた如く、回転式ロータの羽根部に金属片を設け
、羽根部によシ開閉される開口部に２つの電極と感圧導
電ゴムを設けることによシロータの金属片の加圧により
信号電流を発生し、制御回路に入力し、モータの駆動を
停止せしめる為、（１）　　ロニタの位置は開口部及び
ハウジング凸部の感圧導電ゴムの導通加圧力によっての
み検知され、種々の部品のバラツキを考慮することなく
正確確実にロータの位置を検出出来、確実に開口部の開
閉を釦となえるものである。

■　感圧導電ゴムの導通は、接触する金属片の接触状態
によシ変化せしむることか出来、例えば、開口部とロー
タ羽根部が接触するとき、モータの駆動力によりギアが
破損せず、かつ、冷気の浸入を防止する閉じ力を確保す
るように調整が任意に出来る。

■　検知装置としては、２つの電極と感圧導電ゴム、金
属片であるため部品点数も少なく、組立も簡単である。

信号電流はトランジスタのベース電流でよいので接点の
１もうや接触不良もなく確実にスイッチング出来る。

発明の効果 冷気流入ダクト口に設置され、その冷気入口部と連通し
た出口部を持ち、前記入口部と出口部の間に開口部を設
けたハウジングと該ハウジングの中に回転自在に設けら
れ前記開口部を開閉する羽根部を持つロータと該ロータ
を駆動する駆動源から或シ、前記ハウジングの開口部に
ロータの開閉を検知する検知手段（感圧導電ゴム）を設
けたため （１）　　ロータの位置検出は、ハウジング開口部に設
けられた感圧導電ゴムと、ロータ羽根部に設けられた金
属片の接触、加圧によってのみ決定されるため、すなわ
ちロータ羽根部によう開口部を閉じた時に制御回路に信
号が流れるため、開口部が確実にかつ正確に閉じること
を検出出来、部品バラツキによる影響を受けない。

■　検知手段は、２つの電極と感圧導電ゴム、及び金属
片のみであるため組立も簡単でコストも安く製作出来る
。また信号はトランジスタのベースに流れる微少電流で
よいので、接点のまもうもなく、スイッチングも確実に
行なえるものである。

以上述べた如く、本発明は実用上非常に有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のダンパーサーモの一実施例の分解斜視
図、第２図は第１図の要部拡大図、第３図は第１図のダ
ンパーサーモの要部断面図、第４図は第１図ダンパーサ
ーモの制御回路図、第６図は従来巾ダンパーサーモの側
面図、第６図は第４図のダンパーサーモのギアボックス
部詳細図である。 ２ｏ・・・・・・ハウジング、２３・・・・・・冷気流
入口、２４ａ、２４ｂ・・・・・・出口部、２５ａ　、
２５ｂ・・・・・・開口部、２８・・・・・・電極、２
９・・・・・・加圧−導電ゴム、３４・・・・・・ｉ動
源、３８・・・・・・ロータ、３８　ｂ　、３８ｃ。 ３８Ｄ・・・・・・羽根部。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）冷気流入ダクト口に設置されその冷気流入口部と
   連通した出口部を持ち、前記流入口部と出口部の間に開
   口部を設けたハウジングと、このハウジングの中に回動
   自在に設けられ、前記開口部を開閉する羽根部を持つロ
   ータと、このロータを駆動する駆動源とから成り、前記
   ハウジング開口部に、ロータの開閉を検知する検知手段
   を設けたダンパーサーモスタット。
2. （２）前記ハウジング開口部に２つの電極を設け、その
   上に加圧導電ゴムを貼り付け、ロータの前記加圧導電ゴ
   ムと当接する位置に金属片を設けたことを特徴とする特
   許請求の範囲第１項に記載のダンパーサーモスタット。