JPH0379825A - ガススプリング - Google Patents

ガススプリング

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Publication number
JPH0379825A
JPH0379825A JP21380289A JP21380289A JPH0379825A JP H0379825 A JPH0379825 A JP H0379825A JP 21380289 A JP21380289 A JP 21380289A JP 21380289 A JP21380289 A JP 21380289A JP H0379825 A JPH0379825 A JP H0379825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
gas
free piston
gas reaction
piston
Prior art date
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Pending
Application number
JP21380289A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Murata
広志 村田
Koichi Akihara
穐原 弘一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
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Publication of JPH0379825A publication Critical patent/JPH0379825A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車の後部ドアなどに用いられるガススプ
リングに関する。
(従来の技術) 現在、ガススプリングは、腰掛けの高さ調整やハツチバ
ック式の自動車の後部ドアの持上げなど、種々の分野に
用いられている。このようなガススプリングの一例とし
て、所定圧のガスを封入した室が形成されたシリンダと
、外部からシリンダの一端を通して室に進退動自在に挿
入されるロッドと、ロッドに連結し、室に往復動自在に
収納されたピストンと、を備えたものがある。このガス
スプリングは、ロッドに5ロッドを外部に押し出そうと
する力(この力を以下、ガス反力という)が(動くので
、このガス反力をドアの持上げや腰掛けの調整などに利
用するようにしている。
ところて、ドアや腰掛などにガススプリングを用いると
きあらかじめ設定した通りのガス反力を得られることか
望まれるが、上述したガススプリングでは周囲温度が変
化すると室内のガス圧か変化し、あらかじめ見込んでお
いたガス反力か得られなくなってしまうという問題点が
あった。すなわち、ロッド断面積なa、室内の圧力をP
、室外の圧力をpとすると、ガス反力Fは、 F=aX  (P−p)   ・・・ (1)となる。
また、ボイルシャルルの法則より次式の関係がある。
PxV/T=に   ・・・(2) たたし V:室内容積 T:温度 に:定数 このため、基準温度てロッドに所定のガス反力Fか働く
ように設定しておいても、温度Tか変化すれば、これに
伴い室内の圧力Pか変化し、この結果、当初見込んでお
いたガス反力Fが得られなくなってしまうことになる。
このような問題点の改善を図るようにしたものの一例と
して第3図に示すようなガススプリングがある (実開
昭59−151334号公報参照)。このガススプリン
グは、主シリンダlの室Ia内に、ガス2を封入すると
共に、ロッド3か連結されたピストン4を摺動自在に収
納し、主シリンダlに、該主シリンダ1より大径の副シ
リンダ5を溶接して接続し、主シリンダlの内壁tbお
よび副シリンダ5の内15aに密着する形状の移動体6
を主、副シリンダ1,5に移動可能に挿嵌し2移動体6
の一側にばね7を設け、副シリンダ5と移動体6とによ
って移動体6の他側に画成された密閉室8に感温液体9
を充填させており、温度上昇に伴い、感温液体9が膨張
することを利用し、この感温液体9の膨張によって移動
体6を押し下げて主シリンダlの室1aの容積を大きく
し室内の圧力P、ひいてはガス反力Fを一定に保つよう
にしている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した第3図に示すガススブリンつて
は5次のような問題点があった。
■副シリンダ5を主シリンダ1より大径のものとしてお
り所定のガス反力を得るために従来のものに比べ径方向
に大型になっているので、適用できるのはこれに見合っ
た大きな取付はスペースかあるものに限定されるという
制約かあった。
■主シリンダ1と副シリンダ5を溶接して接続するので
、歪を生じ易かった。また、歪の発生によってピストン
4又は移動体6か摺動しづらくなるおそれかあった。
本発明は、上記問題点の解決を課題としてなされたもの
で、温度変化かあってもガス反力を一定の値に維持又は
ガス反力変化の割合を小さくてきると共に、径方向にお
ける小型化を図れ、かつ溶接に伴う歪を発生することか
無くてピストンのスムーズな摺動を確保できる汎用性の
高いガススプリングを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を遠戚するために、シリンダlO内
に画成された第1.第2および第3の3つの室11,1
2.l:lと、第1の室11に摺動自在に収納されたピ
ストン4と、ピストン4に連結してシリンダ1[1外部
に延ばされたロッド3と、第2の室12に摺動自在に収
納されたフリーピストン14と、フリーピストン14で
分割される第2の室12の第3の室13側の空間部72
aと前記第1の室11とを連通ずる連通管17と、フリ
ーピストン14に一端が連結され他端側か第3の室]3
に延ばされたロッド18と、を備え、第1の室11及び
フリーピストン14で分割される第2の室12の第3の
室13側の空間部12aに所定圧のガス2を収納し、第
3の室lコに感温液体9を封入し、フリーピストン14
で分割される第2の室12の第3の室13と反対側の空
間部12bに、前記ガス2の圧力および前記感温液体9
の圧力の合計圧力に抗してフリーピストン14をバラン
スさせる付勢手段(ガス20等)を収納したことを特徴
とする。
(作用) 本発明は上記のように構成したのて、周囲温度か上昇す
ると、感温液体9か膨張しロッド18を介してフリーピ
ストン14を第3の室13から遠ざかるように変位させ
る。そして、空間部12aが広くなってガス2の占める
容積か大きくなり、この結果ガス反力を一定の値に維持
又はガス反力変化の割合を小さくできる。また、周囲温
度か下がるとフリーピストン14か第3の室13側に移
動してガス2の占める容積を小さくするので、温度低下
に関わらずガス2の圧力を低下させずガス反力を一定の
値に維持若しくはガス反力変化の割合を小さくできる。
このように温度変化に応じてガス反力を調整することが
単一径のシリンダを用いて達成できるので、上述した従
来のものに比べ径方向に形状の大きなシリンダな用いな
くて済むようになる。
(実施例) 以下に、本発明の一実施例を第1図に基いて説明する。
なお、第3図に示すものと同一の部材は同一符号で示す
図において、単一径のシリンダ10内には第1、第2お
よび第3の3つの室11,12.13がこの順番に並ん
て画成されている。第1の室11にはピストン4が摺動
自在に収納されている。該ピストン4にはロッド3か連
結され、ロッド3は外部に延ばされている。第2の室1
2には、中央部に貫通孔14aを穿設したフリーピスト
ン14が気密に摺動自在に収納されている。
第1の室11と第2の室I2とを気密に仕切る隔壁15
には貫通孔16が穿設されており、貫通孔16に一端を
挿入し、フリーピストン14の貫通孔14aを通して他
端を第3の室13側に延ばした筒状の連通管17が隔壁
15に固定されている。この連通管17の他端側にはそ
の側壁部に長孔17aが形成されている。この長孔17
aに対応して一端側に長孔18aを穿設した有底の筒状
のロッド18が、一端側に連通管17を摺動自在に嵌込
み、長孔18aと連通管17の長孔1.7aとを位置合
わせしてフリーピストン14に固定又は当接している。
ロッド18は、第2、第3の室12,1:lを気密に仕
切る隔壁19に形成された貫通孔19aに進退動自在に
かつ密着した状態で貫通されており、その他端側か第3
の室13に挿入されている。この場合、長孔17aおよ
び長孔18aが位置合わせされていることでフリーピス
トン14で分割される第2の室12の第3の室13側の
空間部12aと第1の室11とは連通管17を介して連
通した状態になっている。
第1の室11及び空間部12aには所定圧のガス2か封
入され、第3の室13には感温液体9か封入されている
。また、フリーピストン14で分割される第2の室12
の第1の室ll側の空間部12bには、ガス2より高圧
のガス20か封入されている。ガス20は感温液体9の
圧力およびガス2の圧力の合計圧力に抗してフリーピス
トン14をバランスさせるようになっており、本実施例
ではこのガス20が付勢手段となっている。
このように構成されたガススプリングはロッド3を所定
長さ押し込んておくことにより、この状態でロッド3に
所望の大きさのガス反力か働くようになっている。そし
て、この状態て周囲温度か変化すると、次のように各部
が作動してガス反力を一定に保つことになる。この動作
を、温度上昇時と、温度降下時に分けて説明する。
周囲温度が上昇すると、感温液体9か膨張してその圧力
が高くなり、フリーピストン14がロッド18を介して
ガス20の圧力に抗して第3の室13から遠ざかるよう
に変位する。そして、空間部12aは広くなってガス2
か占める容積か大きくなり、周囲温度の上昇に関わらず
ガス2の圧力を高めることかなく一定の値に保てるよう
になり、この結果ガス反力か所望の値に維持される。
また、周囲温度か下がった場合、今度は感温液体9か収
縮し、上述した場合と反対にフリーピストン14は第3
の室13側に変位して空間部12aの容積か小さくなる
。この結果、ガス2の圧力か低下することがなくなり、
この場合にもガス2の圧力、ひいてはガス反力が一定の
値に維持されることになる。
また、周囲温度の変化に応じてガス反力を一定の値に保
つことを、単一径のシリンダを用いて達成できるのて、
同一のガス反力を得るために第3図に示すものに比べ径
方向に小型にでき、取付けるうえで制約をほとんど受け
なくて済むようになり、汎用性が高くなる。また、溶接
処理か不要になり、溶接に伴う歪を生しることか無くな
ってピストン4やフリーピストン14の摺動を悪化させ
るようなことも無くなる。
なお、本実施例ではロッド18を連通管17に嵌込んで
両者か同軸になっている場合を例にしたが、本発明は必
ずしもこれに限定されるものてはなく、位置をずらして
設けてもよい。また、この場合、ロッド18を棒状のも
のとしてもよい。
また、本実施例ては第1の室11に対して第2、第3の
室12.13をこの順番に設けているか、第3図に示す
ように順番を逆にして設けてもよい。
さらに、本実施例では、温度変化に関わらずガス反力を
一定の値となるものとして述べたか、空間部12aの容
積変化量を大きくとれない場合にはガス反力を一定とす
ることか難しくなるが、それでも、ガス反力変化の割合
を何ら調整手段をもたない従来のガススプリングに比べ
、小さくてきるので、有利である。
(発明の効果) 本発明は以上説明したように、周囲温度に応じてガスの
占める容積か変化するので、周囲温度に関わらずガス反
力を一定の値に維持又はガス反力変化の割合を小さくで
きるという効果を有する。また、単一径のシリンダを用
いることができることに伴い、同一の大きさのガス反力
を得るうえで従来のものに比べて径方向に小型にてき、
取付けるうえでの制約か少なくなり、適用できる機器範
囲かこの分広くなる。さらに、溶接処理か不要となって
溶接に伴う歪がなくなり、この結果ピストン等の摺動を
悪化させることか無い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は本発
明の他の実施例を示す断面図第3図は従来のガススプリ
ングの一例を示す断面図である。 2・・・ガス 4・・・ピストン 10・・・シリンダ 12・・・第2の室 12b・・・空間部 14・・・フリーピストン 18・・・ロッド 3・・・ロッド 9・・・感温液体 11・・・第1の室 12a −・・空間部 13・・・第3の室 17・・・連通管 20・・・ガス 第 図 第2 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリンダ内に画成された第1、第2および第3の
    3つの室と、 第1の室に摺動自在に収納されたピストンと、 ピストンに連結してシリンダ外部に延ばされたロッドと
    、 第2の室に摺動自在に収納されたフリーピストンと、 フリーピストンで分割される第2の室の第3の室側の空
    間部と前記第1の室とを連通する連通管と、 フリーピストンに一端が連結され他端側が第3の室に延
    ばされたロッドと、を備え、 第1の室及びフリーピストンで分割される第2の室の第
    3の室側の空間部に所定圧のガスを封入し、 第3の室に感温液体を封入し、 フリーピストンで分割される第2の室の第3の室と反対
    側の空間部に、前記ガスの圧力および前記感温液体の圧
    力の合計圧力に抗してフリーピストンをバランスさせる
    付勢手段を収納したガススプリング。
JP21380289A 1989-08-19 1989-08-19 ガススプリング Pending JPH0379825A (ja)

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JP21380289A JPH0379825A (ja) 1989-08-19 1989-08-19 ガススプリング

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JP21380289A JPH0379825A (ja) 1989-08-19 1989-08-19 ガススプリング

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JPH0379825A true JPH0379825A (ja) 1991-04-04

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5413471A (en) * 1992-05-12 1995-05-09 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Resin-sealing apparatus including a gas spring
US6024366A (en) * 1997-01-17 2000-02-15 Kayaba Kogyo Kabushiki Kaisha Suspension apparatus
JP2001248676A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Pascal Kk 増圧機能付き流体圧シリンダ

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