JPH0379657B2 - - Google Patents

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JPH0379657B2
JPH0379657B2 JP18432682A JP18432682A JPH0379657B2 JP H0379657 B2 JPH0379657 B2 JP H0379657B2 JP 18432682 A JP18432682 A JP 18432682A JP 18432682 A JP18432682 A JP 18432682A JP H0379657 B2 JPH0379657 B2 JP H0379657B2
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JP
Japan
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signal
state
voltage
differential pressure
variable gain
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JP18432682A
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JPS5973747A (ja
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Tokuji Saegusa
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPS5973747A publication Critical patent/JPS5973747A/ja
Publication of JPH0379657B2 publication Critical patent/JPH0379657B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L13/00Devices or apparatus for measuring differences of two or more fluid pressure values
    • G01L13/06Devices or apparatus for measuring differences of two or more fluid pressure values using electric or magnetic pressure-sensitive elements

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は差圧伝送装置に関するものである。更
に詳しくは、2つの圧力の差を圧力差に応じて変
形する静電容量型の圧力変形体によつて検出し、
圧力差に応じた電気信号に変換して伝送する差圧
伝送装置に関するものである。
第1図はこの種の差圧伝送装置における従来の
構成例を示した図である。
第1図において、10はセンサ部、20はボデ
ー、30,31はシールダイアフラム、40は変
換器である。
センサ部10において、11は板状に形成され
た測定ダイアフラムであり、弾性を有する材料で
構成されている。12はひずみゲージであり、測
定ダイアフラム11に貼り付けられている。ひず
みゲージ12は測定ダイアフラム11の変形に応
じて検出信号を発生する。ボデー20は、測定ダ
イアフラム11の周縁部を挾持固定していて、測
定ダイアフラム11とともに測定ダイアフラム1
1の両側に内部室21,22を構成する。シール
ダイアフラム30,31は一方の面32,33と
ボデー20とで隔室34,35を構成している。
隔室34,35はボデー20に設けられた流体通
路23,24により内部室21,22とそれぞれ
連通させられている。シールダイアフラム30,
31の他方の面36,37には被測定流体の圧力
PH,PLが加えられている。内部室21,22、
流体通路23,24および隔室34,35には非
圧縮性の圧力伝達用流体例えばシリコンオイル2
5が封入されている。変換器40はひずみゲージ
12からの検出信号を電気信号に変換して外部に
伝送する。
このような構成の差圧伝送装置において、シー
ルダイアフラム30,31の面36,37に被測
定流体の圧力PH,PLが加えられると、これらの
圧力はシリコンオイル25を介して測定ダイアフ
ラム11の両側に設けられた内部室21,22に
伝えられる。内部室21と22の圧力に差がある
ときには測定ダイアフラム11は例えば破線で示
すように変形する。この変形をひずみケージ12
が検出し、さらに変換器40が差圧に応じた電気
信号に変換して外部に伝送する。
しかし、このような差圧伝送装置では、測定ダ
イアフラム11の張りの変化、変換器40のゲイ
ン変化等によつて装置全体についての出力信号の
ゲインが変化するが、これを補正する手段が設け
られていない。このため、装置の出力信号にスパ
ンシフトが発生するという問題点があつた。
本発明は上述したような問題点を除去するため
になされたものであり、装置の出力信号のゲイン
変化が補正されて出力信号のスパンシフトが防止
された差圧伝送装置を提供することを目的とした
ものである。
本発明は、 2つの圧力の差を圧力差に応じて変形する静電
容量型の圧力変形体によつて検出するセンサ部
と、該センサ部からの検出信号を電気信号に変換
する変換器と、該変換器の出力信号を所定のゲイ
ンで増幅する可変ゲインアンプと、前記センサ部
に一定の電圧を加え電圧により発生するクーロン
力で前記圧力変形体を変形させる電圧印加手段
と、該電圧印加手段の印加電圧に対応して設定さ
れた電気信号を出力する設定信号発生手段と、前
記電圧印加手段で圧力変形体を変形させていない
ときは可変ゲインアンプの出力信号をサンプリン
グ周期毎に取り込みホールドした後に出力し、変
形させているときは変形させる直前にホールドし
ておいた可変ゲインアンプの出力信号を出力する
サンプルホールド回路と、電圧印加手段により圧
力変形体を変形させたときに可変ゲインアンプに
生じる出力信号と前記設定信号発生手段の出力信
号が等しくなるように前記可変ゲインアンプのゲ
インを調整するゲイン調整手段とを具備したこと
を特徴とする差圧伝送装置である。
第2図は本発明にかかる差圧伝送装置の一実施
例の構成を示した図である。第2図において、第
1図と同一のものは同一符号を付ける。以下、各
図において同様とする。
第2図において、50はセンサ部、60はボデ
ー、70は変換器である。
センサ部50において、51は圧力変形体例え
ば測定ダイアフラムであり、弾性を有する材料で
板状に形成されている。52は圧力変形体支持部
材例えばダイアフラム支持部材であり、測定ダイ
アフラム51が例えば静電結合により接合されて
いる。測定ダイアフラム51とダイアフラム支持
部材52は測定室53を形成している。54,5
5は差圧検出手段例えば薄膜状の電極であり、測
定室53内で相互に対向するように測定ダイアフ
ラム51とダイアフラム支持部材52に貼り付け
られている。ボデー60は、シールダイアフラム
30,31の一方の面32,33と隔室61,6
2を形成している。センサ部50はチユーブ63
によつてボデー60に設けられた内部室64に固
定されている。隔室61は流体通路65によつて
内部室64と連通させられている。隔室62は、
流体通路56,66とチユーブ63によつて測定
室53と連通されている。測定ダイアフラム51
が変形すると電極54と55の間の静電容量が変
化するが、変換器70は、この静電容量の変化を
静電容量の変化に応じた電気信号に変換して外部
に伝送する。隔室61,62、流体通路56,6
5,66、チユーブ63、内部室64および測定
室53内には非圧縮性のシリコンオイル67が封
入されている。
第3図は第2図の差圧伝送装置に用いる電気回
路のブロツク図である。
第3図において、80は可変ゲインアンプ、9
0は電圧印加手段、100は設定信号発生手段、
110は第1のサンプルホールド回路、120は
ゲイン調整手段である。
可変ゲインアンプ80は、変換器70の出力信
号を所定のゲインで増幅する。電圧印加手段90
は、ON状態ではセンサ部50に一定電圧Vを加
える。印加電圧は直流,交流のいずれでもよい。
設定信号発生手段100は、印加電圧Vに対応し
て設定された電気信号Kep+erefを出力する。こ
こで、Kは可変ゲインアンプ80のゲインであ
る。なお、設定値Kep+erefの決めかたについて
は後述する。第1のサンプルホールド回路110
は、ON状態では可変ゲインアンプ80からの電
気信号をサンプリング周期毎に取り込み、ホール
ドした後に出力し、OFF状態ではOFF状態にな
る直前にホールドしておいた電気信号を出力す
る。従つて、サンプルホールド回路110は、
ON状態ではサンプリング周期毎に出力が更新さ
れ、OFF状態では出力が一定になる。ゲイン調
整手段120において、121は誤差アンプであ
り、可変ゲインアンプ80の出力信号と設定信号
発生手段100の出力信号の差信号を増幅する。
122は第2のサンプルホールド回路であり、
ON状態では誤差アンプ121からの電気信号を
サンプリング周期毎に取り込み、ホールドした後
に出力し、OFF状態ではOFF状態になる直前に
ホールドしておいた電気信号を出力する。第2の
サンプルホールド回路122も第1のサンプルホ
ールド回路110と同様に、ON状態ではサンプ
リング周期毎に出力が更新され、OFF状態では
出力が一定になる。可変ゲインアンプ80と第2
のサンプルホールド回路122は例えば第4図に
示すような電気回路になる。
第5図はタイムチヤートであり、縦軸に電気信
号の値、横軸に時間をとつている。第5図におい
て、イは電圧印加手段90の駆動パルス信号v、
ロは第1のサンプルホールド回路110の駆動パ
ルス信号SH1、ハは第2のサンプルホールド回路
120の駆動パルス信号SH2のタイムチヤートで
ある。
このような構成の差圧伝送装置において、シー
ルダイアフラム30,31の面36,37に被測
定流体の圧力PH,PLが加えられると、これらの
圧力はシリコンオイル67を介して測定ダイアフ
ラム51の両側に位置する測定室53と内部室6
4に伝えられる。測定室53と内部室64の圧力
に差があるときには測定ダイアフラム51は変形
する。これによつて、電極54と55の距離が変
わり、電極54と55の間の静電容量が変化す
る。変換器70は、このような静電容量の変化
を、その変化に対応した電気信号に変換する。
次に、第3図と第5図を用いて差圧信号の外部
への伝送の動作と差圧信号のゲイン調整の動作に
ついて説明する。
電圧印加手段90の駆動パルス信号vがON状
態、すなわち第5図のaの状態では、電圧印加手
段90はセンサ部50に一定電圧Vを印加する。
この状態では、第1のサンプルホールド回路11
0はパルス駆動信号SH1によりOFF状態で、第
2のサンプルホールド回路122はパルス駆動信
号SH2によりON状態である。
印加電圧Vは電極54と55の間に加わり、こ
れによつて電極54と55はクーロン力で互いに
引き合う。これに応じて測定ダイアフラム51は
変形する。このときには、測定ダイアフラム51
に加わる力は差圧PH−PLとクーロン力Fである。
クーロン力Fは次式で与えられる。
F=εOεA/2d2V2 ここで、εO:真空の誘電率 ε:比誘電率 A:電極面積 d:電極間距離 上式で示すように、クーロン力Fは印加電圧V
の2乗に比例している。
ここで、クーロン力Fについて試算してみる
と、電極半径20mm、電極間距離10μmの一対の電
極について真空中で10V DCの電圧を印加する
と、測定ダイアフラムには圧力換算で約5mm
H2Oのクーロン力が加わる。したがつて、この
ような電極と印加電圧は、低差圧形の測定ダイア
フラムを有する差圧伝送装置のゲイン調整に適し
ている。
また、このような状態では、第1のサンプルホ
ールド回路10は、電圧Vが印加される直前に可
変ゲインアンプ80が出力した差圧に応じた電気
信号をホールドし、この電気信号を出力してい
る。この電気信号が差圧信号として外部に伝送さ
れる。これによつて、電圧Vを印加しているとき
にも装置がそれ以前における差圧信号を保持して
いる。可変ゲインアンプ80は、差圧に応じた信
号Kepと、印加電圧Vで測定ダイアフラム51が
変形させられたことにより発生する信号K・Δep
の和、すなわちK(ep+Δep)を出力する。一方、
設定信号発生手段100は印加電圧Vに対応して設
定された電気信号Kep+erefを出力する。設定値
Kep+erefは次のようにして決定される。Kepの値
は、第1のサンプルホールド回路110がOFF
状態でホールドしている出力値である。また、
erefは、クーロン力F、印加電圧VなどからK・
Δepを設計的に求めた値である。可変ゲインアン
プ80の出力信号K(ep+Δep)と設定信号発生手
段100の出力信号Kep+erefの差、すなわち、誤差
信号K・Δep−erefは、誤差アンプ121で増幅
されて第2のサンプルホールド回路122に送ら
れる。第2のサンプルホールド回路122は、誤
差アンプ122からの誤差信号をサンプリング周
期毎に取り込み、ホールドした後に出力し、この
出力を可変ゲインアンプ80に与え、誤差信号が
零になるように可変ゲインアンブ80のゲインを
調整する。
一方、電圧印加手段90のパルス駆動信号vが
OFF状態、すなわち第5図のbの状態では、電
圧印加手段90は、センサ部50に電圧を印加し
ていない。この状態では、第1のサンプルホール
ド回路110はON状態で、第2のサンプルホー
ルド回路122はOFF状態である。
第2のサンプルホールド回路122は、bの状
態になる直前にホールドした誤差信号を出力して
いて、可変ゲインアンプ80のゲインを一定に保
持している。第1のサンプルホールド回路110
は、可変ゲインアンプ80の出力信号をサンプリ
ング周期毎に取り込み、ホールドした後に出力す
る。この第1のサンプルホールド回路110の出
力信号が差圧信号として外部に伝送される。
このような差圧信号のゲイン調整は、駆動パル
ス信号vによつて周期的に行なわれる。
このような構成の差圧伝送装置によれば、ゲイ
ン調整手段120によつて可変ゲインアンプ80
のゲインを調整することができるため、測定ダイ
アフラム51の張りの変化、変換器70のゲイン
変化等によつて生じる装置全体についての出力信
号のゲイン変化を補正し、出力信号のスパンシフ
トを防止することができる。
第6図は本発明にかかる差圧伝送装置の他の実
施例の構成を示した図である。第7図イおよびロ
は第6図の切換弁の切換状態を示した図である。
これらの図において、130は流体通路、14
0は切換弁である。
設定信号発生手段100は、電気信号erefを発
生する。流体通路130は、ボデー60内に設け
られていて、第1の流体通路131、第2の流体
通路132および第3の流体通路133からな
る。第1の流体通路131は隔室61と切換弁1
40を連通している。第2の流体通路132はチ
ユーブ63と切換弁140を連通している。第3
の流体通路133は隔室62と切換弁140を連
通している。切換弁140はL字形に形成された
流路141を有する。流路141は切換状態に応
じてA−A′方向に回転させられて第7図イおよ
びロの状態に切り換えられる。流体通路131〜
133と流路141にも非圧縮性のシリコンオイ
ル67が封入されている。
第8図は第6図の差圧伝送装置に用いる電気回
路のブロツク図である。
第8図において、150はゼロ点補正手段であ
る。
ゼロ点補正手段150において、151は第3
のサンプルホールド回路であり、ON状態では変
換器70からの電気信号をサンプリング周期毎に
取り込み、ホールドした後に出力し、OFF状態
ではOFF状態になる直前にホールドしておいた
電気信号を出力する。第3のサンプルホールド回
路151も第1及び第2のサンプルホールド回路
と同様な動作を行なう。
第9図はタイムチヤートであり、縦軸に電気信
号の値、横軸に時間をとつている。第9図におい
て、イは均圧弁140の駆動パルス信号G、ロは
第1のサンプルホールド回路110の駆動パルス
信号SH1、ハは第3のサンプルホールド回路15
1の駆動パルス信号SH3、ニは電圧印加手段91
の駆動パルス信号v、ホは第2のサンプルホール
ド回路122の駆動パルス信号SH2のタイムチヤ
ートである。
このような構成の差圧伝送装置において、第2
図の差圧伝送装置と同様にして差圧が検出され
る。
次に、第8図と第9図を用いて差圧信号の外部
への伝送の動作と差圧信号についてのゲイン調整
およびゼロ点補正の動作について説明する。
切換弁140の駆動パルス信号Gが差圧測定の
状態、すなわち第9図のCの状態では、均圧弁1
40は第7図イに示すような状態になる。この状
態では、電圧印加手段90は駆動パルス信号vに
よりOFF状態であり、第1,第2および第3の
サンプルホールド回路110,122および15
1はパルス駆動信号SH1,SH2およびSH3により
それぞれON,OFFおよびOFFの状態になつてい
る。
このような状態では、測定ダイアフラム51は
差圧によつて変形し、変換器70は差圧に応じた
信号eOを発生している。第3のサンプルホールド
回路151はCの状態になる直前にホールドして
おいたゼロ点信号eZ1を発生する。そして、ゼロ
点補正手段150は、変換器70の出力信号eO
らゼロ点信号eZ1を減じた信号eO−eZ1を出力する。
第2のサンプルホールド回路122はCの状態に
なる直前にホールドした誤差信号を出力してい
て、可変ゲインアンプ80のゲインを一定に保持
している。ゼロ点補正手段150の出力信号eO
eZ1は、可変ゲインアンプ80で増幅されて第1
のサンプルホールド回路110に送られる。第1
のサンプルホールド回路110は可変ゲインアン
プ80からの信号を取り込みホールドした後に出
力する。この出力信号が差圧信号として外部に伝
送される。
一方、切圧弁140の駆動パルス信号Gが均圧
の状態、すなわち第9図のdの状態では、均圧弁
140は第7図ロに示すような状態になる。この
状態では、内部室64と測定室53は切換弁14
0によつて連通させられている。このため、内部
室64と測定室53は均圧で、測定ダイアフラム
51には差圧が加わつていない。また、このよう
な状態では、第1のサンプルホールド回路110
はOFF状態になつていて、dの状態になる直前
に可変ゲインアンプ80が出力した差圧に応じた
信号K(ep−eZ1)をホールドし、この信号を出力
している。この信号が差圧信号として外部に伝送
される。これによつて、内部室64と測定室53
が均圧であるときにも装置がそれ以前における差
圧信号K(ep−eZ1)を保持している。
第9図のdの状態では、eの状態で差圧信号を
オフセツト分だけ補正し、fの状態で差圧信号の
ゲイン調整が行なわれるが、これらの動作につい
て説明する。
第9図のeの状態では、電圧印加手段90の駆
動パルス信号vがOFF状態であり、第2および
第3のサンプルホールド回路122および151
はパルス駆動信号SH2およびSH3によつてそれぞ
れOFF状態およびON状態になつている。
この状態では、電極54と55の間には電圧が
加わつていなくて、しかも内部室64と測定室5
3は均圧であるため、測定ダイアフラム51は変
形していない。第3のサンプルホールド回路15
1は、この状態で変換器70が出力する信号を新
たなゼロ点信号eZ2として取り込んで更新してホ
ールドする。
第9図のfの状態では、電圧印加手段90の駆
動パルス信号vがON状態であり、第2および第
3のサンプルホールド回路122および151は
ON状態およびOFF状態になつている。
この状態では、電圧印加手段90により電極5
4と55の間に電圧Vが印加されていて、しかも
内部室64と測定室53は均圧であるため、測定
ダイアフラム51は印加電圧Vによるクーロンカ
Fで変形させられている。このため、変換器70
はクーロン力Fによる測定ダイアフラム51の変
形に応じた信号ΔeOを出力している。第3のサン
プルホールド回路151は、fの状態になる直前
にホールドしたゼロ点信号eZ2を出力している。
ゼロ点補正手段150からは、変換器70の出力
信号ΔeOと第3のサンプルホールド回路151の
出力信号eZ2の差ΔeO−eZ2が出力される。この信
号ΔeO−eZ2を可変ゲインアンプ80で増幅した信
号K(ΔeO−eZ2)と設定信号発生手段100の出
力信号erefの差、すなわち誤差信号K(ΔeO−eZ2
−erefは、誤差アンプ121で増幅された後、第
2のサンプルホールド回路122に送られる。第
2のサンプルホールド回路122は、誤差アンプ
121からの誤差信号を取り込み、ホールドした
後に出力し、この出力で誤差信号が零になるよう
に可変ゲインアンプ80のゲインを調整する。こ
の調整は、K(ΔeO−eZ2)−eref=0になるように、
すなわちK(ΔeO−eZ2)=erefになるようにKの値
を調整するものである。
このような差圧信号のゼロ点補正とゲイン調整
は、駆動パルス信号G,vによつて周期的に行な
われる。
このような構成の差圧伝送装置によれば、第2
図の差圧伝送装置によつて得られる効果のほか
に、均圧弁140によつて均圧にする毎にゼロ点
補正手段150はゼロ点信号の変化を補正して出
力を発生するため、測定ダイアフラム51の張り
の変化、変換器70のゲイン変化等によつてゼロ
点信号が変化してもゼロ点信号の変化分を考慮し
てゲイン調整を行なうことができる。
なお、実施例では出力信号のゲイン調整を駆動
パルス信号vによつて周期的に行なう場合につい
て説明したが、これに限らず出力信号のゲイン調
整は手動のスイツチ等によつて必要に応じて間欠
的に行なつてもよい。
また、実施例では圧力変形体51がダイアフラ
ムである場合について説明したが、圧力変形体5
1はこれ以外のもの例えばベローズ等であつても
よい。
また、実施例では差圧検出手段が一対の電極5
4と55である場合について説明したが、差圧検
出手段としてはこれ以外のもの例えばひずみゲー
ジ等であつてもよい。
以上説明したように本発明によれば、装置の出
力信号のゲイン変化が補正されて出力信号のスパ
ンシフトが防止された差圧伝送装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は差圧伝送装置における従来の構成例を
示した図、第2図は本発明にかかる差圧伝送装置
の一実施例の構成を示した図、第3図は第2図の
差圧伝送装置に用いる電気回路のブロツク図、第
4図は第3図のブロツク図の可変ゲインアンプと
第2のサンプルホールド回路についての電気回路
の一例を示した図、第5図は第3図の電気回路に
ついての駆動信号のタイムチヤート、第6図は本
発明にかかる差圧伝送装置の他の実施例の構成を
示した図、第7図は第6図の切換弁の切換状態を
示した図、第8図は第6図の差圧伝送装置に用い
る電気回路のブロツク図、第9図は第8図の電気
回路についての駆動信号のタイムチヤートであ
る。 50……センサ部、51……圧力変形体、70
……変換器、80……可変ゲインアンプ、90…
…電圧印加手段、100……設定信号発生手段、
110……サンプルホールド回路、120……ゲ
イン調整手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2つの圧力の差を圧力差に応じて変形する静
    電容量型の圧力変形体によつて検出するセンサ部
    と、該センサ部からの検出信号を電気信号に変換
    する変換器と、該変換器の出力信号を所定のゲイ
    ンで増幅する可変ゲインアンプと、前記センサ部
    に一定の電圧を加え電圧により発生するクーロン
    力で前記圧力変形体を変形させる電圧印加手段
    と、該電圧印加手段の印加電圧に対応して設定さ
    れた電気信号を出力する設定信号発生手段と、前
    記電圧印加手段で圧力変形体を変形させていない
    ときは可変ゲインアンプの出力信号をサンプリン
    グ周期毎に取り込みホールドした後に出力し、変
    形させているときは変形させる直前にホールドし
    ておいた可変ゲインアンプの出力信号を出力する
    サンプルホールド回路と、電圧印加手段により圧
    力変形体を変形させたときに可変ゲインアンプに
    生じる出力信号と前記設定信号発生手段の出力信
    号が等しくなるように前記可変ゲインアンプのゲ
    インを調整するゲイン調整手段とを具備したこと
    を特徴とする差圧伝送装置。
JP18432682A 1982-10-20 1982-10-20 差圧伝送装置 Granted JPS5973747A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18432682A JPS5973747A (ja) 1982-10-20 1982-10-20 差圧伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP18432682A JPS5973747A (ja) 1982-10-20 1982-10-20 差圧伝送装置

Publications (2)

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JPS5973747A JPS5973747A (ja) 1984-04-26
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