JPH0379256B2 - - Google Patents

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JPH0379256B2
JPH0379256B2 JP59110600A JP11060084A JPH0379256B2 JP H0379256 B2 JPH0379256 B2 JP H0379256B2 JP 59110600 A JP59110600 A JP 59110600A JP 11060084 A JP11060084 A JP 11060084A JP H0379256 B2 JPH0379256 B2 JP H0379256B2
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JP
Japan
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partition plate
groove
partition
diagonal
double
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JP59110600A
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JPS61142A (ja
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Kazutami Senoo
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本発明は、2群の仕切板を交叉させて組成され
た方形区画を、これらの仕切板群と斜交する他の
仕切板群により区分し、3角形又は不整形の区画
を多数形成したもので有用性に富み、さらに経方
向及び緯方向の仕切板と斜交仕切板とを併有する
にも拘らず折畳み可能とすることにより貯蔵、運
搬が効率的に行えるようにした組仕切に係るもの
である。
従来技術: 組仕切は、多数の物品を容器に収容するとき
に、それらを整然と配列させ又は保護するために
必要なものであり、物品の大小、形態若しくは性
状により種類の組仕切が提案され、それぞれに実
効を奏していることは周知のとおりである。組仕
切にとつては、展張して箱容器中に整然とした所
要区画を形成できることが不可欠の要件である
が、箱容器に適用する前の貯蔵又は輸送を効率的
に行なうために無理なく折畳むことができるもの
であることが、組仕切の有用性を左右する機能と
なつている。
ところで、組仕切がつくりだす区画が正方形、
長方形を含む平行四辺形である場合には、折畳み
又は展張の相互転換が容易に行われるが、形成す
る区画がたとえば三角形又は不整形となるような
組仕切では、基準の仕切板群で形成される平行四
辺形の区画を細分する斜交仕切板群を必要とする
ために、平行四辺形状の区画を形成する各仕切板
群間にあつて、斜交仕切板群は対角線状の筋交い
として作用し、斯かる三角形又は不整形区画を形
成するための斜交仕切板を有する組仕切は無理な
く折畳むことが不可能であつた。
発明の目的: 本発明は斯かる現況に鑑がみ、収納細貨を安定
に3点保持するのに便利な三角形の区画又は特定
の形状のものを収納するための不整形区画を形成
できると共に円滑な折畳みが可能な組仕切を提案
せんとしてなされたもので、平行四辺形の区画を
形成する2群の基準仕切板の適宜交叉部におい
て、これらと斜交し組仕切中に三角形又は不整形
の区画を現出するようにした斜交仕切板群を配設
した組仕切の提供を目的としている。
発明の構成・実施例 以下本発明の1実施例を図面に基づき説明す
る。
紙質、合成樹脂質の単板又は複合板よりなる薄
板を、収納せんとする物品の大きさに相応する高
さとなるように長方形に裁断し、長辺の適宜ピツ
チの等間隔とした所要の個所には結合のための噛
合い溝を配設して組仕切を組成する仕切板をつく
りだすにあたつて、緯方向の仕切板として両溝仕
切板A及び浅溝仕切板A′を、又経方向の仕切板
として深溝仕切板Bを、さらに対角線方向の仕切
板として斜交仕切板Cを形成する。
両溝仕切板Aは、平行する2つの長辺のそれぞ
れ対向する個所に噛合い溝1,1を刻設する。こ
れらの噛合い溝1の深さは仕切板の高さ(平行す
る2つの長辺間の距離。)の1/3程度とするのが好
ましく、又、形状は仕切板材の厚さとほぼ等しい
巾の切欠きで先端部は切り目(いわゆるナイフ。)
とし噛合つて結合する効果を高めている。そし
て、この両溝仕切板Aは、箱容器又はトレーとシ
ユリンクフイルムとの組合せのごとき外装体6の
緯方向長さに合致する両端側に折り罫2を施し、
それより端末部分をそれぞれ折曲げ片3,3に形
成する。
浅溝仕切板A′は、片方の長辺にのみ、両溝仕
切板Aと同じピツチで噛合い溝1,1を刻設して
あり、その深さは両溝仕切板Aの噛合い溝と等し
いものであり、仕切板としての高さは両溝仕切板
Aと等しく又長さは両溝仕切板Aの両折り罫2,
2間のスパンに等しい。
深溝仕切板Bは、仕切板としての高さは両溝仕
切板Aと等しく、長さは外装体6の経方向長さに
合致するもので、浅溝仕切板A′とは反対側の長
辺に沿つて深い噛合い溝1′を等間隔で配設して
あり、これら噛合い溝1′の深さは仕切板の高さ
の2/3程度となつている。
斜交仕切板Cは、その高さが両溝仕切板Aと等
しく、長さは、両溝仕切板A又は浅溝仕切板
A′の噛合い溝間隔及び深溝仕切板Bの噛合い溝
間隔を2辺とする三角形の他の1辺の長さの2倍
に等しいもので、浅溝仕切板A′と同じ側の長さ
方向辺の中央に噛合い溝1′を刻設してあり、こ
の噛合い溝1′の深さは仕切板の高さの2/3程度と
なつている。
このように形成された両溝仕切板A、浅溝仕切
板A′、深溝仕切板B並びに斜交仕切板Cを各噛
合い溝で結合させて組仕切10に組成する。すな
わち、第5図に示すように両溝仕切板Aの各折曲
げ片3,3を逆サイドに折曲げると共に、浅溝仕
切板A′を基準としその両側に両溝仕切板A,A
を配置し、さらに両外側に再び浅溝仕切板A′,
A′をおくように交番配置する。そして、浅溝仕
切板A′の噛合い溝1及びこれと同方向の両溝仕
切板A,Aの噛合い溝1に、深溝仕切板B,Bの
噛合い溝1′,1′を噛合せて、緯方向に両溝仕切
板Aと浅溝仕切板A′とが交番し、経方向に深溝
仕切板Bが並列するように組立てる。この状態で
は両溝仕切板Aと深溝仕切板Bとの交叉部7は、
上部1/3に深溝仕切板Bの腹板部が、又中部1/3に
両溝仕切板Aの腹板部が位置することになるが、
下部1/3に限つては両溝仕切板Aの噛合い溝1と
深溝仕切板Bの噛合い溝1′とが共通の噛合い溝
を形成することになる。次に、この交叉部7に更
に斜交仕切板Cを組入れるが、この斜交仕切板C
の腹板部が共通の噛合い溝中に嵌り込み、又斜交
仕切板Cの噛合い溝中に上記深溝仕切板B及び両
溝仕切板Aの両腹板部が一括して嵌り込むので、
上記交叉部7に対し斜交仕切板Cを円滑に結合さ
せることができ、第5図に平面図で示すごとく、
浅溝仕切板A′の両側に配位する両溝仕切板Aと
深溝仕切板Bとの交叉部7にのみ結合し、中央の
浅溝仕切板A′と他の浅溝仕切板若しくは外装体
内壁面との間において、斜交仕切板Cは上記交叉
部7を中心にして揺動可能な状態を保つて組仕切
10が組成される。なお、各仕切板は天地を逆と
しても同じ効果が得られることは勿論である。
このようにして得られる斜交仕切板Cを有する
組仕切10は、特に第5図に示すように、両溝仕
切板及び浅溝仕切板と深溝仕切板とを組合せ充分
に展開直交させる以前は、斜交仕切板を各交叉部
7に結合させ易く、この斜交仕切板の状態では斜
交仕切板の存在に支障されることなく折畳むこと
ができ、貯蔵・運搬等が非常に便利である。
使用時には両溝仕切板A及び浅溝仕切板A′と
深溝仕切板Bとを展開直交させると、第6図又は
第7図に示すように、直交する両溝仕切板及び浅
溝仕切板と深溝仕切板とにより、或いはこれらと
外装体内壁面とにより直方形の区画が形成される
と共に、斜交仕切板C及び両溝仕切板Aの両端部
の折曲げ片3が、上記直方形の区画中にあつて対
角線状の位置を占め、揺動を抑止されて固定され
るので、上記直方形の区画を2分し三角形の区画
を多数形成することができる。
また、斜交仕切板Cを直方形の区画内でさらに
安定させるために、斜交仕切板及び両溝仕切板に
強固なロツク機能をもたせることもできる。すな
わち、第1図に示す両溝仕切板Aの折曲げ片3の
端末部及び第8図に示す斜交仕切板C′の端縁部に
それぞれ切り目4と折り罫2とを施して舌片5を
つくりだし、各舌片5を折返しつつ展開すれば第
10図に示すように舌片5は復原性のために各仕
切板又は外装体内面に圧接し、斜交仕切板及び折
曲げ片が固定される効果を向上させることができ
る。
さらに、本発明の組仕切は直方形の区画を大小
2個の不整形に区分し、或いは平行四辺形(菱形
も含む。)の区画を2個の三角形に区分すること
もできる。すなわち、第1図に示す両溝仕切板A
の折曲げ片3及び第9図に示す斜交仕切板C″の
長さを、上記直方形区画の対角線長よりも短くす
ることにより、第11図に示すように不整形の区
画を形成することができ、この態様での使用は大
小不同の内容物を収納するのに好適な組仕切であ
る。又、この実施例にみる組仕切は第12図に示
すように、外装体6が平行四辺形の箱容器であつ
た場合等にも適応するもので、両溝仕切板A及び
浅溝仕切板A′と深溝仕切板Bとが直交せず、こ
れら仕切板が直交するときの区画に対応する対角
線長よりも短い斜交仕切板C″は、上記各仕切板
の交点又は上記仕切板と外装体内壁面との接点に
それぞれ当接し、正三角形に近似した区画を形成
することができる。
次に、第14図又は第16図に示すのは方形以
外の区画を形成するのに便利な実施例である。こ
の例のものは、折曲げ部を持たない両溝仕切板A
の両側に浅溝仕切板A′,A′若しくは両溝仕切板
A,Aを並列状に配設し、中央の両溝仕切板Aの
上下の噛合い溝に深溝仕切板B及び斜交仕切板C
を嵌挿してある。すなわち、第13図に示す例の
ものは、垂直線上に位置する上下各噛合い溝に深
溝仕切板Bと斜交仕切板Cとを嵌挿してあり、中
央の両溝仕切板Aを図示の矢印方向に押圧を加え
移行させると第14図に示すような三角形の区画
が整然と並んだ組仕切10″が形成される。又、
第15図に示す例のものは長短が反復する不等ピ
ツチで設けられた上下の噛合い溝の1つおきに交
番して深溝仕切板Bと斜交仕切板Cを嵌挿してあ
り、中央の両溝仕切板Aを図示の矢印方向に押圧
を加え移行させると第16図に示すような台形の
区画が整然と並んだ組仕切10″が形成される。
これらの三角形区画の組仕切又は台形区画の組
仕切は、両溝仕切板・浅溝仕切板と交叉する深溝
仕切板が直交する第7図、第10図又は第11図
に示す組仕切の応用例である第12図に示す組仕
切と同様に、両溝仕切板・浅溝仕切板と深溝仕切
板が斜交すると共に噛合い結合部において深溝仕
切板及び/又は斜交仕切板を屈折させたもので、
多様な形状の区画を形成することが可能で、これ
らの組仕切にあつては屈折する深溝仕切板及び/
又は斜交仕切板が有する原姿復原力により両溝仕
切板・浅溝仕切板との結合が増強されている。ま
た、これらの実施例も、第13図又は第15図の
状態において折畳み可能で便利なことはいうまで
もない。
以上説明したように、本発明の組仕切は斜交仕
切板を有することにより三角形、台形又は不整形
の仕切区画を安定な状態でつくりだすことができ
ると共に、折畳みを可能として保管・運搬を効率
的に行える構成となつており、製造の簡便な点と
も相まつて産業上の利用性はすこぶる高いのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明の組仕切を組成するための
仕切板の例図で第1図は両溝仕切板、第2図は浅
溝仕切板、第3図は深溝仕切板、第4図は斜交仕
切板を示し、第5図はこれらの各仕切板を組成す
る際の説明図、第6図は本発明の1実施例の平面
図、第7図は同じく斜視図、第8図は他の実施例
の斜交仕切板の図、第9図は別の実施例の斜交仕
切板の図、第10図は第8図の斜交仕切板を用い
た実施例の平面図、第11図及び第12図は第9
図の斜交仕切板を用いた実施例の平面図、第13
〜16図はさらに別の実施例の説明図で第13図
及び第15図は各仕切板の組成状態を示す平面
図、第14図及び第16図はそれらの完成組仕切
の平面図である。 A……両溝仕切板、A′……浅溝仕切板、B…
…深溝仕切板、C,C′,C″……斜交仕切板、1,
1′……噛合い溝、2……折り罫、3……折曲げ
片、4……切り目、5……舌片、6……外装体、
7……交叉部、10,10′,10″……組仕切。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 組仕切が適用される箱容器等の外装体の緯方
    向の長さに等しい薄板よりなり、所要ピツチで噛
    合い溝を設けた浅溝仕切板に並列して、同様のピ
    ツチで噛合い溝を設け且つ両端部に折曲げ部を付
    けた両溝仕切板が占位するように交番配設し、こ
    れらの噛合い溝と整合する噛合い溝を有し且つ上
    記外装体の経方向の長さに等しい薄板よりなる深
    溝仕切板を設けて上記両溝仕切板及び浅溝仕切板
    に結合させ、さらに両溝仕切板と深溝仕切板との
    交叉部には、両溝仕切板又は浅溝仕切板と深溝仕
    切板とで限定される四辺形の対角線の2倍以内の
    長さで、且つその中間に噛合い溝を有する斜交仕
    切板を噛合い結合させた構造であつて、斜交仕切
    板が上記交叉部を中心に揺動することにより組仕
    切の折畳みが可能な構成としたことを特徴とする
    斜交仕切板を有する組仕切。 2 浅溝仕切板・両溝仕切板の噛合い溝を等ピツ
    チで設けた特許請求の範囲第1項記載の斜交仕切
    板を有する組仕切。 3 両溝仕切板の噛合い溝を長短の不等ピツチで
    設けた特許請求の範囲第1項記載の斜交仕切板を
    有する組仕切。 4 両端部の折曲げ部を持たない両溝仕切板を用
    いて組成した特許請求の範囲第1項記載の斜交仕
    切板を有する組仕切。
JP59110600A 1984-05-29 1984-05-29 斜交仕切板を有する組仕切 Granted JPS61142A (ja)

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JPS61142A (ja) 1986-01-06

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