JPS61142A - 斜交仕切板を有する組仕切 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野： 本発明は、２群の仕切板を交叉させて組成された方形区
画を、これらの仕切板群と斜交する他の仕切板群により
区分し、３角形又は不整形の区画を多数形成したもので
有用性に富み、さらに経方向及び緯方向の仕切板と斜交
仕切板とを併有するにも拘らず折畳み可能とすることに
よシ貯蔵、運搬が効率的に行えるようにした組仕切に係
るものである。

従来技術： 組仕切は、多数の物品を容器に収容するときに、それら
を整然と配列させ又は保護するために必要なものであシ
、物品の大小、形態若しくは性状により種種の組仕切が
提案され、それぞれに実効を奏していることは周知のと
おりである。組仕切にとっては、展張して箱容器中に整
然とした所要区画を形成できることが不可欠の一要件で
ろ。るが、箱容器に適用する前の貯蔵又は輸送を効率的
に行なうために無理なく折畳むことができるものである
ことが、組仕切の有用性を左右する機能となっている。

ところで、組仕切がつくシだす区画が正方形、受方形を
含む平行四辺形である場合には、折畳み又は展張の相互
転換が容易に行われるが、形成する区画がたとえば三角
形又は不整形となるような組仕切では、基準の仕切板群
で形成される平行四辺形の区画を細分する斜交仕切板群
を必要とするために、平行四辺形状の区画を形成する各
仕切板群間にあって、斜交仕切板群は対角線状の筋交い
として作用し、斯かる三角形又は不整形区画を形成する
ための斜交仕切板を有する組仕切は無理なく折畳むこと
が不可能であった。

発明の目的： 本発明は斯かる現況に鑑がみ、収納細貨を安定に３点保
持するのに便利な三角形の区画又は特定の形状のものを
収納するだめの不整形区画を形成できると共に円滑な折
畳みが可能な組仕切を提案せんとしてなされたもので、
平行四辺形の区画を形成する２群の基準仕切板の適宜交
叉部において、これらと斜交し組仕切中に三角形又は不
整形の区画全現出するようにした斜交仕切板群を配設し
た組仕切の提供を目的としている。

発明の構成・実施例 以下本発明の１実施例を図面に基づき説明する０ 紙質、合成樹脂質の単板又は複合板よシなる薄板を、収
納せんとする物品の大きさに相応する高さとなるように
長方形に裁断し、長辺の適宜ピッチの等間隔とした所要
の個所には結合のための噛合い溝を配設して組仕切全組
成する仕切板をつくりだすにあたって、緯方向の仕切板
として両溝仕切板（６）及び浅溝仕切板■を、又経方向
の仕切板として深溝仕切板＠ヲ、さらに対角線方向の仕
切板として斜交仕切板（ｑを形成する。

両溝仕切板（６）は、平行する２つの長辺のそれぞれ対
向する個所に嘴合い溝（１）　（１）　ｅ刻設する。

これらの噛合い溝（１）の深さは仕切板の高さく平行す
る２つの長辺間の距離。）の１／３程度とするのが好ま
しく、又、形状は仕切板材の厚さとほぼ等しい巾の切欠
きで先端部は切υ目（いわゆるナイフ。）とし噛合って
結合する効果を高めている。そして、との両溝仕切板に
）は、箱容器又はトレーとシュリンクフィルムとの組合
せのごとき外装体（６）の緯方向長さに合致する両端側
に折り罫（２）を施し、それよシ端末部分をそれぞれ折
曲げ片（３）　（３）に形成する。

浅溝仕切板■は、片方の長辺にのみ、両溝仕切板（６）
と同じピッチで噛合い溝（１）　（１）を刻設してあり
、その深さは両溝仕切根因の噛合い溝と等しいものであ
り、仕切板としての高さは両溝仕切板（６）と等しく又
長さは両溝仕切根因の両折り罫（２）　（２）間のスパ
ンに等しい。

深溝仕切板０は、仕切板としての高さは両溝仕切板に）
と等しく、長さは外装体（６）の経方向長さに合致する
もので、浅溝仕切板■とは反対側の長辺に宿って深い噛
合い溝（１γを等間隔で配設してあり、これら噛合い溝
（１γの深さは仕切板の高さの２／３程度となっている
。

斜交仕切板０は、その高さが両溝仕切板（２）と等（７
く、長さは、両溝仕切板に）又は浅溝仕切板■の噛合い
溝間隔及び深溝仕切板＠の噛合い溝間隔を２辺とする三
角形の他の１辺の長さの２倍に等しいもので、浅溝仕切
板（５）′と同じ側の長さ方向辺の中央に噛合い溝（１
γを刻設してあシ、この噛合い溝（１γの深゛さは仕切
板の高さのめ程度となっている。

このように形成された両溝仕切板（ト）、浅溝仕切板げ
、深溝仕切板の）並びに斜交仕切板０を各噛合い溝で結
合させて組仕切αりに組成する。すなわち、第５図に示
すように両溝仕切板（６）の各折曲げ片（３）　（３）
を逆サイドに折曲げると共に、浅溝仕切板（Ｎ′を基準
としその両側に両溝仕切板に）に）を配置し、さらに両
性側に再び浅溝仕切板Ｗ（ト）′をおくように交番配置
する。そして、浅溝仕切板Ｗの噛合い溝（１）及びこれ
と同方向の両溝仕切板（６）（イ）の噛合い溝（１）に
、深溝仕切板（均（至）の噛合い溝（１γ（１γを噛合
せて、緯方向に両溝仕切板に）と浅溝仕切板に）′とが
交゛番し、経方向に深溝仕切板■か並列するように組立
てる。この状態では両溝仕切板に）と深溝仕切板に）と
の交叉部（７）は、上部し′３に深溝仕切板（ロ）の腹
板部が、又中部ｖ３に両溝仕切根因の腹板部が位置する
ことになるが、下部Ｖ３に限っては両溝仕切板（へ）の
噛合い溝（１）と深溝仕切板（ハ）の噛合い溝（１γと
が共通（。、。５−−オ、。２．ヶ、４よ、３゜交叉部
（７）に更に斜交仕切板０を組入れるが、この斜交仕切
板０の腹板部が共通の噛合い溝中に嵌り込み、又斜交仕
切板０の噛合い溝中に上記深溝仕切板の）及び両溝仕切
板（ハ）の両膜板部が一括して嵌り込むので、上記交叉
部（７）に対し斜交仕切板（Ｑを円滑に請合させること
ができ、第５図に平面図で示すごとく、浅溝仕切板（６
）′の両側に配位する両溝仕切板（６）と＃＊仕仕切板
色の交叉部（７）にのみ結合し、中央の浅溝仕切板Ｗと
他の浅溝仕切板若しくは外装体内壁面との間において、
斜交仕切板（ｑは上記交叉部（７）を中心にして揺動可
能な状態を保って組仕切四が組成される。なお、各仕切
板は天地を逆としても同じ効果が得られることは勿論で
ある。

このようＫして得られる斜交仕切板（Ｑを有する組仕切
（転）は、特に第５図に示すように、両溝仕切板及び浅
溝仕切板と深溝仕切板とを組合せ充分に展開（直交させ
る以前は、斜交仕切板を各交叉部（７）に結合させ易く
、この斜交仕切板の状態では斜交仕切板の存在に支障さ
れることなく折畳むことができ、貯蔵・運搬等が非常に
便利で６る。

使用時には両溝仕切板（ト）及び浅溝仕切板に）′と深
溝仕切板０とを展開直交させると、第６図又は第７図に
示すように１直交する両溝仕切板及び浅溝仕切板と深溝
仕切板とにより、或いはこれらと外装体内壁面とにより
直方形の区画が形成されると共に、斜交仕切板０及び両
溝仕切根因の両端部の折曲げ片（３）が、上記直方形の
区画中にあって対角線状の位置を占め、揺動を抑止され
て固定されるので、上記直方形の区画を２分し三角形の
区画を多故形成することができる。

また、斜交仕切板（ｑを直方形の区画内でさらに安定さ
せるために、斜交仕切板及び両溝仕切板に強固なロック
機能をもたせることもできる。すなわち、第１図に示す
両溝仕切板（６）の折曲げ片（３）の端末部及び第８図
に示す斜交仕切板ｑの端縁部にそれぞれ切り目（４）と
折シ罫（２）とを施して舌片（５ンをりくりだし、各舌
片（５）を折返しクク展開すれば第１０図に示すように
舌片（５）は復原性のために各仕切板又は外装体内面に
圧接し、斜交仕切板及び折曲げ片が固定される効果を向
上させることができる。

さらに、本発明の組仕切は直方形の区画を大小２個の不
整形に区分し、或いは平゛行四辺形（菱形も含む。）の
区画を２個の三角形に区分することもできる。すなわち
、第１図に示す両溝仕切板（５）の折曲げ片（３）及び
第９図に示す斜交仕切板（ｑの長さを、上記直方形区画
の対角線長よシも短くすることによシ、第１１図に示す
ように不整形の区画を形成することができ、この態様で
の使用は大小不同の内容物を収納するのに好適な組仕切
である。又、この実施例にみる組仕切は第１２図に示す
ように、外装体（６）が平行四辺形の箱容器であった場
合等にも適応するもので、両溝仕切板（５）及び浅溝仕
切板（６）′と深溝仕切板０とが直交せず、これら仕切
板が直交するときの区画に対応する対角線長よυも短い
斜交仕切板ｑは、上記各仕切板の交点又は上記仕切板と
外装体内壁面との接点にそれぞれ当接し、正三角形に近
似した区画を形成することができる。

次に、第１４図又は第１６図に示すのは方形以外の区画
を形成するのに便利な実施例である。この例のものは、
折曲げ部を持たない両溝仕切板（ト）の両側に浅溝仕切
板■Ｗ若しくは両溝仕切板（８に）金並列状に配設し、
中央の両溝仕切板（６）の上下の噛合い溝に深溝仕切板
■及び斜交仕切板（ｑを嵌挿しである。すなわち、第１
３図に示す例のものは、垂直線上に位置する上下各噛合
い溝に深溝仕切板（至）と斜交仕切板（ｑとを嵌挿して
あり、中央の両溝仕切板（５）を図示の矢印方向に押圧
を刀口元移行させると第１４図に示すような三角形の区
画が整然と並んだ組仕切ｕｆが形成される。又、第１５
図に示す例のものは長短が反復する不等ピッチで設けら
れた上下の噛合い溝の且つおきに交番して深溝仕切板（
ロ）と斜交仕切板０を嵌挿してあシ、中央の両溝仕切板
（６）を図示の矢印方向に抑圧を加え移行させると第１
６図に示すような台形の区画が整然と並んだ組仕切げが
形成される。

これらの三角形区画の組仕切又は台形区画の組仕切は、
両溝仕切板・浅溝仕切板と交叉する深溝仕切板が直交す
る第７図、第１０図又は第１１図に示す組仕切の応用例
である第１２図に示す組仕切と同様に、両溝仕切板・浅
溝仕°切板と深溝仕切板が斜交すると共に噛合い結合部
において深溝仕切板及び／又は斜交仕切板を屈折させた
もので、多様な形状の区画を形成することが可能で、こ
れらの組仕切にあっては屈折する深溝仕切板及び／又は
斜交仕切板が有する原姿復原力によシ両溝仕切板・浅溝
仕切板との結合が増強されている。また、これらの実施
例も、第１３図又は第１５図の状態において折畳み可能
で便利なことはいうまでもない。

以上説明したように、本発明の組仕切は斜交仕切板を有
することによシ三角形、台形又は不整形の仕切区画を安
定な状態でつくりだすことができると共に、折畳みを可
能として保管・運搬？効率的に行える構成となっており
、調造の簡便な点とも相まって産業上の利用性はすこぶ
る高いのでおる。

【図面の簡単な説明】

第１〜４図は本発明の組仕切を組成するための仕切板の
倒閣で第１図は両溝仕切板、第２図は浅溝仕切板、第３
図は深溝仕切板、第４図は斜交仕切板を示し、第５図は
これらの各仕切板を組成する株の説明図、第６図は本発
明の１実施例の平面図、第７図は同じく斜視図、第８図
は他の実施例の斜交仕切板の図、第９図は別の実施例の
斜交仕切板の図、第１０図は第８図の斜交仕切板を用い
た実施例の平面図、第１１図及び第１２図は第９図の斜
交仕切板を用いた実施例の平面図、第１３〜１６図はさ
らに別の実施例の説明図で第１３図及び第１５図は各仕
切板の組成状態を示す平面図、第１４図及び第１６図は
それらの完成組仕切の平面図である。 に）・・・両溝仕切板　　　（Ａ）’−・・浅溝仕切板
（至）・・・深溝仕切板　　　（Ｃ）（Ｃ７’（Ｃ）’
−・・斜交仕切板（１）　（１γ・・・噛合い溝　　　
（２）・・・折り罫（３）・・・折曲げ片　　　　（４
）・・・切シ目（５）・・・舌片　　　　　　（６）・
・・外装体（７）・・・交叉部　　　　　（１０（ｌず
住ヶ・・・組仕切第２図 β 第Ｊ図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　組仕切が適用される箱容器等の外装体の緯方向の長
   さに等しい薄板よりなり、所要ピッチで噛合い溝を設け
   た浅溝仕切板に並列して、同様のピッチで噛合い溝を設
   け且つ両端部に折曲げ部を付けた両溝仕切板が占位する
   ように交番配設し、これらの噛合い溝と整合する噛合い
   溝を有し且つ上記外装体の経方向の長さに等しい薄板よ
   りなる深溝仕切板を設けて上記両溝仕切板及び浅溝仕切
   板に結合させ、さらに両溝仕切板と深溝仕切板との交叉
   部には、両溝仕切板又は浅溝仕切板と深溝仕切板とで限
   定される四辺形の対角線の２倍以内の長さで、且つその
   中間に噛合い溝を有する斜交仕切板を噛合い結合させた
   構造であつて、斜交仕切板が上記交叉部を中心に揺動す
   ることにより組仕切の折畳みが可能な構成としたことを
   特徴とする斜交仕切板を有する組仕切。 ２　浅溝仕切板・両溝仕切板の噛合い溝を等ピッチで設
   けた特許請求の範囲第１項記載の斜交仕切板を有する組
   仕切。 ３　両溝仕切板の噛合い溝を長短の不等ピッチで設けた
   特許請求の範囲第１項記載の斜交仕切板を有する組仕切
   。 ４　両端部の折曲げ部を持たない両溝仕切板を用いて組
   成した特許請求の範囲第１項記載の斜交仕切板を有する
   組仕切。