JPH037879B2 - - Google Patents
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- JPH037879B2 JPH037879B2 JP7021086A JP7021086A JPH037879B2 JP H037879 B2 JPH037879 B2 JP H037879B2 JP 7021086 A JP7021086 A JP 7021086A JP 7021086 A JP7021086 A JP 7021086A JP H037879 B2 JPH037879 B2 JP H037879B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F3/00—Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
- F28F3/02—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、オイル・クーラ、ラジエータ、凝
縮器、蒸発器等として使用される熱交換器に関す
る。
縮器、蒸発器等として使用される熱交換器に関す
る。
この明細書において、前後は流体流路内におけ
る流体の流れる方向を基準とし、前とは上流側
(第1図および第2図に矢印Aで示す方向と反対
側)を指し、後とはこれと反対側を指すものとす
る。また左右とは後方に向つて金属製平板の軸方
向を基準にしていうものとする。さらに、上下と
は、第1図および第3図の上下をいうものとす
る。
る流体の流れる方向を基準とし、前とは上流側
(第1図および第2図に矢印Aで示す方向と反対
側)を指し、後とはこれと反対側を指すものとす
る。また左右とは後方に向つて金属製平板の軸方
向を基準にしていうものとする。さらに、上下と
は、第1図および第3図の上下をいうものとす
る。
従来技術とその問題点
従来、この種熱交換器としては、互いに対向す
る1対の金属製平板と、両平板の左右両側縁部ど
うしの間に介存させられて平板に接合された左右
1対のサイド・バーと、両平板間においてサイ
ド・バーどうしの間に介在させられて平板に接合
されたコルゲート・フインとによつて形成された
流体流路を備えていた。この熱交換器において、
上記流体流路は、所定間隔をおいて並列状に複数
備えられており、隣り合う流体流路間にも流体が
流通させられるようになつていた。たとえば、こ
の熱交換器をオイル・クーラに使用する場合に
は、上記流体流路にオイルが流通させられ、隣り
合う流体流路間に空気が流通させられる。そし
て、上記熱交換器は、平板状ブレージング・シー
トとサイド・バーおよびコルゲート・フインとを
配置した後ろう付することによつて組立てられて
いた。しかしながら、従来の熱交換器では、部品
数が多いため、とくに部品の組合せに時間がかか
るとともに、組合せの自動化が容易でなく、熱交
換器の製造を能率良く行なうことができないとい
う問題があつた。
る1対の金属製平板と、両平板の左右両側縁部ど
うしの間に介存させられて平板に接合された左右
1対のサイド・バーと、両平板間においてサイ
ド・バーどうしの間に介在させられて平板に接合
されたコルゲート・フインとによつて形成された
流体流路を備えていた。この熱交換器において、
上記流体流路は、所定間隔をおいて並列状に複数
備えられており、隣り合う流体流路間にも流体が
流通させられるようになつていた。たとえば、こ
の熱交換器をオイル・クーラに使用する場合に
は、上記流体流路にオイルが流通させられ、隣り
合う流体流路間に空気が流通させられる。そし
て、上記熱交換器は、平板状ブレージング・シー
トとサイド・バーおよびコルゲート・フインとを
配置した後ろう付することによつて組立てられて
いた。しかしながら、従来の熱交換器では、部品
数が多いため、とくに部品の組合せに時間がかか
るとともに、組合せの自動化が容易でなく、熱交
換器の製造を能率良く行なうことができないとい
う問題があつた。
この発明の目的は、上記問題を解決した熱交換
器を提供することにある。
器を提供することにある。
問題点を解決するための手段
この発明による熱交換器は、互いに対向する1
対の金属製平板と、両平板間に配置されかつ両平
板に接合された金属製スペーサとによつて形成さ
れた流体流路を備えており、スペーサが、両平板
の左右両側縁どうしを連結する1対の側壁部と、
両平板から離隔せしめられかつ両側壁部どうしを
連結する連結壁部と、連結壁部に左右方向に所定
間隔をおいて上方および下方に突出するように設
けられた前後方向に伸びる複数のフイン部とより
なり、フイン部が、上方または下方から見て、左
方屈曲部と右方屈曲部とを前後方向に交互に有す
る波形であり、連結壁部における隣り合うフイン
部間に前後方向に所定間隔をおいて複数の孔が形
成されたものである。
対の金属製平板と、両平板間に配置されかつ両平
板に接合された金属製スペーサとによつて形成さ
れた流体流路を備えており、スペーサが、両平板
の左右両側縁どうしを連結する1対の側壁部と、
両平板から離隔せしめられかつ両側壁部どうしを
連結する連結壁部と、連結壁部に左右方向に所定
間隔をおいて上方および下方に突出するように設
けられた前後方向に伸びる複数のフイン部とより
なり、フイン部が、上方または下方から見て、左
方屈曲部と右方屈曲部とを前後方向に交互に有す
る波形であり、連結壁部における隣り合うフイン
部間に前後方向に所定間隔をおいて複数の孔が形
成されたものである。
実施例
この発明を、以下図面を参照しながら説明す
る。以下の説明において、アルミニウムという語
には、純アルミニウムの他にすべてのアルミニウ
ム合金を含むものとする。さらに、全図面を通じ
て同一部分および同一部材には同一符号を付して
説明する。
る。以下の説明において、アルミニウムという語
には、純アルミニウムの他にすべてのアルミニウ
ム合金を含むものとする。さらに、全図面を通じ
て同一部分および同一部材には同一符号を付して
説明する。
この発明の実施例を示す第1図から第3図にお
いて、熱交換器1は、オイルクーラとして使用さ
れるものであり、水平なオイル流路(流体流路)
2と空気流路3とを上下方向に交互に有してい
る。オイル流路2にはオイルが第1図および第2
図に矢印Aで示す方向に流通し、また空気流路3
には空気が第1図に矢印Bで示す方向に流通す
る。両流路2,3はこれらの流体が平面から見て
直交状に流れるように配置されている。オイル流
路2の前後両端は、熱交換器1の前後両端部に配
置されたヘツダタンク5と連通させられている。
いて、熱交換器1は、オイルクーラとして使用さ
れるものであり、水平なオイル流路(流体流路)
2と空気流路3とを上下方向に交互に有してい
る。オイル流路2にはオイルが第1図および第2
図に矢印Aで示す方向に流通し、また空気流路3
には空気が第1図に矢印Bで示す方向に流通す
る。両流路2,3はこれらの流体が平面から見て
直交状に流れるように配置されている。オイル流
路2の前後両端は、熱交換器1の前後両端部に配
置されたヘツダタンク5と連通させられている。
オイル流路2は、上下一対のアルミニウム製平
板6と、平板どうしの間に介在させられかつ平板
6にろう付されたアルミニウム押出型材製のスペ
ーサ8とによつて形成されている。スペーサ8
は、上下の平板6,6の左右両側縁どうしを連結
する1対の垂直状側壁部9と、両側壁部9,9の
高さの中央部どうしを連結する平板6と平行な連
結壁部10と、連結壁部10の上下両面にそれぞ
れ左右方向に所定間隔をおいて連結壁部10に対
して直角をなすように設けられ、かつ先端が平板
6に接合された前後方向に伸びる垂直状フイン部
11とよりなる。側壁部9の肉厚は、フイン部1
1および連結壁部10の肉厚よりも大きくなつて
おり、この熱交換器1を砂漠等のように小石を含
む砂塵や粉塵が舞い易い場所に設置される化学プ
ラント等においてオイル・クーラとして用いた場
合に、小石等が側壁部9外面に衝突したとしても
側壁部9が破損せずオイル流路2からオイルが洩
れることがないようになされている。上下のフイ
ン部11は、上方または下方から見て、左方屈曲
部12と右方屈曲部13とを前後方向に交互に有
する波形である。隣り合う1対のフイン部11は
上方または下方から見て左右対称形であり、一方
のフイン部11の左方屈曲部12と他方のフイン
部11の右方屈曲部13、および右方屈曲部13
と左方屈曲部12とがそれぞれ対向している。連
結壁部10における隣り合うフイン部11どうし
の間には、前後方向に所定間隔をおいて複数の孔
14が形成されている。孔14は、隣り合うフイ
ン部11どうしの間において、左側のフイン部1
1の左方屈曲部12と右側のフイン部11の右方
屈曲部13との間に形成されたものであり、上方
および下方から見て略ひし形である。また、連結
壁部10における左右両側縁のフイン部11と側
壁部9との間にも、前後方向に所定間隔をおいて
複数の孔18が形成されている。このようなスペ
ーサ8は、たとえば次のようにしてつくられる。
すなわち、まず第4図に示すように、左右両側壁
部9と、連結壁部21と、真直ぐなフイン部22
とを有するアルミニウム押出型材製素材20を用
意し、隣り合うフイン部22どうしの間および左
右両側端のフイン部22と側壁部9との間におい
て、前後方向に所定間隔をおいて複数のスロツト
23を形成する。すべてのスロツト23は、上方
または下方から見て千鳥配置状になつている。つ
いで、この素材20を全長にわたつて左右方向に
引張つて拡大すれば、連結壁部21およびフイン
部22が変形して、スペーサ8がつくられる。
板6と、平板どうしの間に介在させられかつ平板
6にろう付されたアルミニウム押出型材製のスペ
ーサ8とによつて形成されている。スペーサ8
は、上下の平板6,6の左右両側縁どうしを連結
する1対の垂直状側壁部9と、両側壁部9,9の
高さの中央部どうしを連結する平板6と平行な連
結壁部10と、連結壁部10の上下両面にそれぞ
れ左右方向に所定間隔をおいて連結壁部10に対
して直角をなすように設けられ、かつ先端が平板
6に接合された前後方向に伸びる垂直状フイン部
11とよりなる。側壁部9の肉厚は、フイン部1
1および連結壁部10の肉厚よりも大きくなつて
おり、この熱交換器1を砂漠等のように小石を含
む砂塵や粉塵が舞い易い場所に設置される化学プ
ラント等においてオイル・クーラとして用いた場
合に、小石等が側壁部9外面に衝突したとしても
側壁部9が破損せずオイル流路2からオイルが洩
れることがないようになされている。上下のフイ
ン部11は、上方または下方から見て、左方屈曲
部12と右方屈曲部13とを前後方向に交互に有
する波形である。隣り合う1対のフイン部11は
上方または下方から見て左右対称形であり、一方
のフイン部11の左方屈曲部12と他方のフイン
部11の右方屈曲部13、および右方屈曲部13
と左方屈曲部12とがそれぞれ対向している。連
結壁部10における隣り合うフイン部11どうし
の間には、前後方向に所定間隔をおいて複数の孔
14が形成されている。孔14は、隣り合うフイ
ン部11どうしの間において、左側のフイン部1
1の左方屈曲部12と右側のフイン部11の右方
屈曲部13との間に形成されたものであり、上方
および下方から見て略ひし形である。また、連結
壁部10における左右両側縁のフイン部11と側
壁部9との間にも、前後方向に所定間隔をおいて
複数の孔18が形成されている。このようなスペ
ーサ8は、たとえば次のようにしてつくられる。
すなわち、まず第4図に示すように、左右両側壁
部9と、連結壁部21と、真直ぐなフイン部22
とを有するアルミニウム押出型材製素材20を用
意し、隣り合うフイン部22どうしの間および左
右両側端のフイン部22と側壁部9との間におい
て、前後方向に所定間隔をおいて複数のスロツト
23を形成する。すべてのスロツト23は、上方
または下方から見て千鳥配置状になつている。つ
いで、この素材20を全長にわたつて左右方向に
引張つて拡大すれば、連結壁部21およびフイン
部22が変形して、スペーサ8がつくられる。
空気が流通する空気流路3は、上位のオイル流
路2の下側の平板6と下位のオイル流路2の上側
の平板6との間に配置され、かつ前後側壁を構成
するアルミニウム押出型材製の前後一対のスペー
サ・バー15と、これらのスペーサ・バー15ど
うしの間に配置されかつ両スペーサ・バー15に
対して平行な、換言すればフイン部11に対して
直交した凹凸部を有するアルミニウム製コルゲー
ト・フイン16とによつて形成されている。隣り
合う流路2と流路3とは、両者間の平板6を共通
にしている。コルゲート・フイン16には多数の
ルーバ17が形成されている。空気流路3の左右
両端は大気中に開口しており、強制送風または自
然送風によつて流路3内を空気が流れるようにな
つている。
路2の下側の平板6と下位のオイル流路2の上側
の平板6との間に配置され、かつ前後側壁を構成
するアルミニウム押出型材製の前後一対のスペー
サ・バー15と、これらのスペーサ・バー15ど
うしの間に配置されかつ両スペーサ・バー15に
対して平行な、換言すればフイン部11に対して
直交した凹凸部を有するアルミニウム製コルゲー
ト・フイン16とによつて形成されている。隣り
合う流路2と流路3とは、両者間の平板6を共通
にしている。コルゲート・フイン16には多数の
ルーバ17が形成されている。空気流路3の左右
両端は大気中に開口しており、強制送風または自
然送風によつて流路3内を空気が流れるようにな
つている。
このような構成において、オイルが、オイル流
路2内を矢印A方向に流れる間に、空気流路3内
を矢印B方向に向つて流れる空気により冷やされ
る。このとき、屈曲部12,13によつてオイル
の流れが乱されて充分に撹拌せられ、熱交換性能
が向上する。
路2内を矢印A方向に流れる間に、空気流路3内
を矢印B方向に向つて流れる空気により冷やされ
る。このとき、屈曲部12,13によつてオイル
の流れが乱されて充分に撹拌せられ、熱交換性能
が向上する。
熱交換器1は、平板状のアルミニウム・ブレー
ジング・シートと、スペーサ8と、1対のスペー
サ・バー15およびコルゲート・フイン16とを
重合状態に配置し、例えば真空ろう付方により一
体に接合することにより製造される。この場合、
ブレージング・シートがろう付後平板6となる。
なお、この場合、アルミニウム・ブレージング・
シートを用いてろう付されているが、これに限ら
ず、平板6としてアルミニウム板を使用するとと
もにアルミニウム板の上下両面にそれぞれろう材
をハケ塗り等で塗布しておき、このろう材層によ
り熱交換器1全体を接合することも可能である。
ジング・シートと、スペーサ8と、1対のスペー
サ・バー15およびコルゲート・フイン16とを
重合状態に配置し、例えば真空ろう付方により一
体に接合することにより製造される。この場合、
ブレージング・シートがろう付後平板6となる。
なお、この場合、アルミニウム・ブレージング・
シートを用いてろう付されているが、これに限ら
ず、平板6としてアルミニウム板を使用するとと
もにアルミニウム板の上下両面にそれぞれろう材
をハケ塗り等で塗布しておき、このろう材層によ
り熱交換器1全体を接合することも可能である。
第5図は、スペーサの変形例を示す。第5図に
おいて、スペーサ25のフイン部11が、前後方
向に所定間隔をおいて、複数箇所でその全高にわ
たつて切断されている点が第1図から第3図に示
すスペーサ8と異なるだけで、他は同一の構成で
ある。切断部を26で示す。このようなスペーサ
25は、スペーサ8とほぼ同様につくられ。切断
部26は、引張り拡げる前の素材20のフイン部
22に形成されるか、または引張り拡げた後フイ
ン部11に形成される。
おいて、スペーサ25のフイン部11が、前後方
向に所定間隔をおいて、複数箇所でその全高にわ
たつて切断されている点が第1図から第3図に示
すスペーサ8と異なるだけで、他は同一の構成で
ある。切断部を26で示す。このようなスペーサ
25は、スペーサ8とほぼ同様につくられ。切断
部26は、引張り拡げる前の素材20のフイン部
22に形成されるか、または引張り拡げた後フイ
ン部11に形成される。
上記実施例においては、この発明による熱交換
器1がオイル・クーラとして使用される場合を示
しているが、この発明による熱交換器はその他ラ
ジエータ、凝縮器、蒸発器等にも使用される。こ
れらの場合、流体流路にはそれぞれ水、相変化を
する伝熱媒体および冷媒が流通させられるように
なつており、流体流路の向きはその用途に合わせ
て適宜変更される。また上記実施例においては、
隣り合うオイル流路(流体流路)2間が空気流路
3となされ、空気流路3にはサイド・バー15と
コルゲート・フイン16とが配置されているが、
これらに変えて空気流路3にスペーサ8,25を
配置してもよい。
器1がオイル・クーラとして使用される場合を示
しているが、この発明による熱交換器はその他ラ
ジエータ、凝縮器、蒸発器等にも使用される。こ
れらの場合、流体流路にはそれぞれ水、相変化を
する伝熱媒体および冷媒が流通させられるように
なつており、流体流路の向きはその用途に合わせ
て適宜変更される。また上記実施例においては、
隣り合うオイル流路(流体流路)2間が空気流路
3となされ、空気流路3にはサイド・バー15と
コルゲート・フイン16とが配置されているが、
これらに変えて空気流路3にスペーサ8,25を
配置してもよい。
発明の効果
この発明による熱交換器は、互いに対向する1
対の金属製平板と、両平板間に配置されかつ両平
板に接合された金属製スペーサとによつて形成さ
れた流体流路を備えており、スペーサが、両平板
の左右両側縁どうしを連結する1対の側壁部と、
両平板から離隔せしめられかつ両側壁部どうしを
連結する連結壁部と、連結壁部に左右方向に所定
間隔をおいて上方および下方に突出するように設
けられた前後方向に伸びる複数のフイン部とより
なり、フイン部が、上方または下方から見て、左
方屈曲部と右方屈曲部とを前後方向に交互に有す
る波形であり、連結壁部における隣り合うフイン
部間に前後方向に所定間隔をおいて複数の孔が形
成されたものであるから、従来の熱交換器に比べ
て部品数が少なくてすみ、部品の組合せ時間を大
幅に短縮することができるとともに、組合せの自
動化が容易であり、従つて製造の能率を向上させ
ることができる。また、この発明による熱交換器
は上述のように構成されているので、フイン部の
表面積が屈曲部が存在しない場合よりも増加する
とともに、流体流路内を流れる流体の流れが、屈
曲部によつて乱される。しかも、流体流路内にお
ける連結壁部の上下両側の空間内の流体は、連結
壁部に形成された孔を通つて相互に移動するの
で、これによつても流体の流れは乱される。した
がつて、従来のものに比較して熱交換性能が向上
し、全体の小形軽量化を図ることができる。
対の金属製平板と、両平板間に配置されかつ両平
板に接合された金属製スペーサとによつて形成さ
れた流体流路を備えており、スペーサが、両平板
の左右両側縁どうしを連結する1対の側壁部と、
両平板から離隔せしめられかつ両側壁部どうしを
連結する連結壁部と、連結壁部に左右方向に所定
間隔をおいて上方および下方に突出するように設
けられた前後方向に伸びる複数のフイン部とより
なり、フイン部が、上方または下方から見て、左
方屈曲部と右方屈曲部とを前後方向に交互に有す
る波形であり、連結壁部における隣り合うフイン
部間に前後方向に所定間隔をおいて複数の孔が形
成されたものであるから、従来の熱交換器に比べ
て部品数が少なくてすみ、部品の組合せ時間を大
幅に短縮することができるとともに、組合せの自
動化が容易であり、従つて製造の能率を向上させ
ることができる。また、この発明による熱交換器
は上述のように構成されているので、フイン部の
表面積が屈曲部が存在しない場合よりも増加する
とともに、流体流路内を流れる流体の流れが、屈
曲部によつて乱される。しかも、流体流路内にお
ける連結壁部の上下両側の空間内の流体は、連結
壁部に形成された孔を通つて相互に移動するの
で、これによつても流体の流れは乱される。した
がつて、従来のものに比較して熱交換性能が向上
し、全体の小形軽量化を図ることができる。
第1図はこの発明による熱交換器をオイルクー
ラとして使用した場合の一部を切欠いた部分斜視
図、第2図は第1図の熱交換器のオイル流路の一
部を示した一部切欠き平面図、第3図は第2図の
−線にそう断面図、第4図はスペーサをつく
るための素材を示す平面図、第5図はスペーサの
変形例を示す第2図相当の平面図である。 1……熱交換器、2……オイル流路(流体流
路)、6……平板、8,25……スペーサ、9…
…側壁部、10……連結壁部、11……フイン
部、12……左方屈曲部、13……右方屈曲部、
14……孔。
ラとして使用した場合の一部を切欠いた部分斜視
図、第2図は第1図の熱交換器のオイル流路の一
部を示した一部切欠き平面図、第3図は第2図の
−線にそう断面図、第4図はスペーサをつく
るための素材を示す平面図、第5図はスペーサの
変形例を示す第2図相当の平面図である。 1……熱交換器、2……オイル流路(流体流
路)、6……平板、8,25……スペーサ、9…
…側壁部、10……連結壁部、11……フイン
部、12……左方屈曲部、13……右方屈曲部、
14……孔。
Claims (1)
- 1 互いに対向する1対の金属製平板と、両平板
間に配置されかつ両平板に接合された金属製スペ
ーサとによつて形成された流体流路を備えてお
り、スペーサが、両平板の左右両側縁どうしを連
結する1対の側壁部と、両平板から離隔せしめら
れかつ両側壁部どうしを連結する連結壁部と、連
結壁部に左右方向に所定間隔をおいて上方および
下方に突出するように設けられた前後方向に伸び
る複数のフイン部とよりなり、フイン部が、上方
または下方から見て、左方屈曲部と右方屈曲部と
を前後方向に交互に有する波形であり、連結壁部
における隣り合うフイン部間に前後方向に所定間
隔をおいて複数の孔が形成された熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7021086A JPS62225894A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7021086A JPS62225894A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62225894A JPS62225894A (ja) | 1987-10-03 |
JPH037879B2 true JPH037879B2 (ja) | 1991-02-04 |
Family
ID=13424930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7021086A Granted JPS62225894A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62225894A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH028693A (ja) * | 1988-06-27 | 1990-01-12 | Matsushita Refrig Co Ltd | 積層型熱交換器 |
JP2002340491A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-27 | Fujitsu General Ltd | 熱交換器 |
AU2002368421B2 (en) * | 2002-12-02 | 2007-10-04 | Lg Electronics Inc. | Heat exchanger of ventilating system |
-
1986
- 1986-03-27 JP JP7021086A patent/JPS62225894A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62225894A (ja) | 1987-10-03 |
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