JPH0378273A - 半導体レーザの製造方法 - Google Patents
半導体レーザの製造方法Info
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- JPH0378273A JPH0378273A JP21442289A JP21442289A JPH0378273A JP H0378273 A JPH0378273 A JP H0378273A JP 21442289 A JP21442289 A JP 21442289A JP 21442289 A JP21442289 A JP 21442289A JP H0378273 A JPH0378273 A JP H0378273A
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- Drying Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、半導体レーザの製造方法に関する。
[従来技術]
セレン化亜鉛(ZnSe)、硫化亜鉛(ZeS)など、
およびこれらの混晶より成るII−VI族化合物半導体
は、広い禁制帯、高比抵抗、低屈折率といった、他の材
料系にはない特長を有しており、これらの特長を生かし
て、例えばZnS e薄膜は、AlGaAs系半導体レ
ーザ素子の電流狭窄層及び光閉じ込め層として利用され
ている。第4図は、岩野ら゛により応物学会講演予稿集
(昭和62年春期、28p−ZH−8)に発表された、
Zn5e薄膜層で埋め込まれた、AI GaAs半導体
レーザ素子の構造断面図を示している。リブ状の光導波
路(以下リブと記す。)を埋め込むようにZn5e薄膜
層401が形成されている。またリブ上面は電極を形成
するために、Zn5e薄膜層を除去し、ストライプ状に
露出している。
およびこれらの混晶より成るII−VI族化合物半導体
は、広い禁制帯、高比抵抗、低屈折率といった、他の材
料系にはない特長を有しており、これらの特長を生かし
て、例えばZnS e薄膜は、AlGaAs系半導体レ
ーザ素子の電流狭窄層及び光閉じ込め層として利用され
ている。第4図は、岩野ら゛により応物学会講演予稿集
(昭和62年春期、28p−ZH−8)に発表された、
Zn5e薄膜層で埋め込まれた、AI GaAs半導体
レーザ素子の構造断面図を示している。リブ状の光導波
路(以下リブと記す。)を埋め込むようにZn5e薄膜
層401が形成されている。またリブ上面は電極を形成
するために、Zn5e薄膜層を除去し、ストライプ状に
露出している。
従来技術では、まず半導体基板全面にm−VI族化合物
半導体を積層させ、次にフォトリソグラフィ工程により
、フォトレジストなどをマスクとして、取り除きたい部
分の■−■族化合物半導体装置ウェットエツチング技術
により除去していた。エツチング液として主に用いられ
ているのは、水酸化ナトリウム水溶液、塩酸、硝酸−塩
酸−水の混合液が挙げられる。
半導体を積層させ、次にフォトリソグラフィ工程により
、フォトレジストなどをマスクとして、取り除きたい部
分の■−■族化合物半導体装置ウェットエツチング技術
により除去していた。エツチング液として主に用いられ
ているのは、水酸化ナトリウム水溶液、塩酸、硝酸−塩
酸−水の混合液が挙げられる。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、前述のウェットエツチング技術による1l−V
I族化合物半導体の加工には、以下の問題がある。
I族化合物半導体の加工には、以下の問題がある。
ウェットエツチング技術一般の問題として、再現性にか
けることが挙げられる。温度、エツチング液の組成など
をかなり厳密にコントロールしなければ一定したエツチ
ング速度が得られない。例えば、従ズ技術により、m−
v族化合物半導体であるGaAs基板上にn−vt族化
合物半導体のZn5eを形成し、ZnS eを硝酸−塩
酸−水のエツチング液で除去する場合、硝酸−塩酸−水
のエツチング液により、GaAsもエツチングされてし
まうため、エツチング速度が制御できなければ、Zn5
eだけをエツチング除去することは非常にむずかしい。
けることが挙げられる。温度、エツチング液の組成など
をかなり厳密にコントロールしなければ一定したエツチ
ング速度が得られない。例えば、従ズ技術により、m−
v族化合物半導体であるGaAs基板上にn−vt族化
合物半導体のZn5eを形成し、ZnS eを硝酸−塩
酸−水のエツチング液で除去する場合、硝酸−塩酸−水
のエツチング液により、GaAsもエツチングされてし
まうため、エツチング速度が制御できなければ、Zn5
eだけをエツチング除去することは非常にむずかしい。
また、NaOH水溶液でエツチングを行う場合、表面モ
ホロジーが極端に悪化してしまう問題がある。加えて、
以上のような理由により半導体レーザ表面を平坦化し半
導体レーザ動作時に、良好な放熱特性を確保することは
困難である。
ホロジーが極端に悪化してしまう問題がある。加えて、
以上のような理由により半導体レーザ表面を平坦化し半
導体レーザ動作時に、良好な放熱特性を確保することは
困難である。
そこで本発明は、これらの課題を解決するもので、その
目的とするところは、再現性、信頼性に優れかつ平坦性
のよいn−vt族化合物半導体埋め込み半導体レーザの
製造方法を提供するところにある。
目的とするところは、再現性、信頼性に優れかつ平坦性
のよいn−vt族化合物半導体埋め込み半導体レーザの
製造方法を提供するところにある。
[課題を解決するための手段]
本発明の半導体レーザの製造方法は、m−v族化合物半
導体の積層構造からなるリブ状の光導波路を有し、かつ
前記光導波路をII−VI族化合物半導体で埋め込んで
なる半導体レーザの製造方法において、誘電体膜をマス
クとして前記光導波路を形成する工程と、前記誘電体膜
を残したまま前記光導波路の側面及び上面をII−VI
族化合物半導体で埋め込む工程と、レジストを塗布する
工程と、前記レジストをベーキングする工程と、前記光
導波路上の前記II−VI族化合物半導体と前記レジス
トを、反応性ガスのマイクロ波励起−ECRプラズマに
よる反応性イオンビームエツチング法によりエツチング
を行う工程とを含むことを特徴とする。
導体の積層構造からなるリブ状の光導波路を有し、かつ
前記光導波路をII−VI族化合物半導体で埋め込んで
なる半導体レーザの製造方法において、誘電体膜をマス
クとして前記光導波路を形成する工程と、前記誘電体膜
を残したまま前記光導波路の側面及び上面をII−VI
族化合物半導体で埋め込む工程と、レジストを塗布する
工程と、前記レジストをベーキングする工程と、前記光
導波路上の前記II−VI族化合物半導体と前記レジス
トを、反応性ガスのマイクロ波励起−ECRプラズマに
よる反応性イオンビームエツチング法によりエツチング
を行う工程とを含むことを特徴とする。
[実 施 例]
本発明の第一の実施例としてダブルへテロ接合(DH)
上部に形成されたリブを、Zn5e薄膜層で埋め込み、
電流狭窄及び光閉じ込め用として用いたZn5e埋め込
みAlGaAs半導体レーザ素子の作製工程の一部を説
明する。第1図(a)〜<e>は、第一の実施例を説明
するもので、素子の製造工程途中の基板の断面概略図で
ある。
上部に形成されたリブを、Zn5e薄膜層で埋め込み、
電流狭窄及び光閉じ込め用として用いたZn5e埋め込
みAlGaAs半導体レーザ素子の作製工程の一部を説
明する。第1図(a)〜<e>は、第一の実施例を説明
するもので、素子の製造工程途中の基板の断面概略図で
ある。
(100)面方位のn型GaAs基板板101上に0.
5μm厚のn型GaAsバッファー層102.1.5
μm厚のn型A 1 [!、5G a [1,5A S
クラッド層103.0.1μm厚のノンドープA1[1
,15G a 11.ssA s活性層104.1.5
μm厚のp型A l l!、6G a 11.sA s
クラッド層105.0゜5μm厚のp型GaAsコンタ
クト層106を順次積層したDH構造を有する基板を準
備する。 (第1図(a)) 次にそのD)(基板を、
通常のフォトリソグラフィー工程を経て誘電体膜例えば
二酸化シリコン等のエツチングマスク107を形成して
、このエツチングマスクを用いてp型りラッド屓の途中
まで基板のエツチングを行い、リブを形成する。 (第
1図(b)) 続いてこのリブを埋め込むためにZn5
eのエピタキシャル成長をおこなう。有機金属気相成長
法(MOCVD法)などによりエピタキシャル成長を行
うことができる。ここでZn5eの膜厚は、リブ以外の
平担部ではぼリブの高さと等しくする。この際リブ領域
以外の平イ部、では単結晶Zn5e109が誘電体膜1
07を上部に有するリブ領域上には多結晶Zn5e10
8が成長する。(第1図(C))次にリブ上のZn5e
をエツチング除去した際、エツチング後の表面が平坦化
されるように、レジスト層110を形成する。レジスト
を塗布することでウェハ表面は、リブ領域上で多少の盛
り上がりがあるが、はぼ平坦化される。ここで、エッチ
ングは、反応性イオンビームエツチング法(RIBE)
を用いて行う。以下、本発明に用いたエツチング装置に
ついて説明する。第3図には、本実施例に用いた反応性
イオンビームエツチング装置の構成概略断面図を示す。
5μm厚のn型GaAsバッファー層102.1.5
μm厚のn型A 1 [!、5G a [1,5A S
クラッド層103.0.1μm厚のノンドープA1[1
,15G a 11.ssA s活性層104.1.5
μm厚のp型A l l!、6G a 11.sA s
クラッド層105.0゜5μm厚のp型GaAsコンタ
クト層106を順次積層したDH構造を有する基板を準
備する。 (第1図(a)) 次にそのD)(基板を、
通常のフォトリソグラフィー工程を経て誘電体膜例えば
二酸化シリコン等のエツチングマスク107を形成して
、このエツチングマスクを用いてp型りラッド屓の途中
まで基板のエツチングを行い、リブを形成する。 (第
1図(b)) 続いてこのリブを埋め込むためにZn5
eのエピタキシャル成長をおこなう。有機金属気相成長
法(MOCVD法)などによりエピタキシャル成長を行
うことができる。ここでZn5eの膜厚は、リブ以外の
平担部ではぼリブの高さと等しくする。この際リブ領域
以外の平イ部、では単結晶Zn5e109が誘電体膜1
07を上部に有するリブ領域上には多結晶Zn5e10
8が成長する。(第1図(C))次にリブ上のZn5e
をエツチング除去した際、エツチング後の表面が平坦化
されるように、レジスト層110を形成する。レジスト
を塗布することでウェハ表面は、リブ領域上で多少の盛
り上がりがあるが、はぼ平坦化される。ここで、エッチ
ングは、反応性イオンビームエツチング法(RIBE)
を用いて行う。以下、本発明に用いたエツチング装置に
ついて説明する。第3図には、本実施例に用いた反応性
イオンビームエツチング装置の構成概略断面図を示す。
反応性の強いハロゲン元素を含むガスを用いるため、装
置は試料準備室301とエツチング室302とがゲート
バルブ303により分離された構造とし、エツチング室
302は、常に高真空状態に保たれている。304は電
子・サイクロトロン共鳴(E CR)プラズマ室であり
、磁場発生用円筒ドーナッツ型コイル305で囲まれて
いる。306はマイクロ波導波管であり、マイクロ波で
電離・発生した電子は、軸対称磁場によりサイクロトロ
ン運動を行いながら、ガスと衝突を繰り返す。この回転
周期は、磁場強度が、例えば875ガウスの時、マイク
ロ波の周波数、例えば2.45GHzと一致し、電子系
は共鳴的にマイクロ波のエネルギーを吸収する。このた
め、低いガス圧でも放電が持続し、高いプラズマ密度が
得られ、反応性ガスが長寿命で使用できる。さらに、中
心部での高い電界分布により、電子・イオンが中心部に
集束するので、イオンによるプラズマ室側壁のスパッタ
効果が小さいため、高清浄なプラズマが得られる。EC
Rプラズマ室304で発生したイオンは、メツシュ状の
引出し電極部307で加速され、試料308に照射され
るエツチングが進行する。
置は試料準備室301とエツチング室302とがゲート
バルブ303により分離された構造とし、エツチング室
302は、常に高真空状態に保たれている。304は電
子・サイクロトロン共鳴(E CR)プラズマ室であり
、磁場発生用円筒ドーナッツ型コイル305で囲まれて
いる。306はマイクロ波導波管であり、マイクロ波で
電離・発生した電子は、軸対称磁場によりサイクロトロ
ン運動を行いながら、ガスと衝突を繰り返す。この回転
周期は、磁場強度が、例えば875ガウスの時、マイク
ロ波の周波数、例えば2.45GHzと一致し、電子系
は共鳴的にマイクロ波のエネルギーを吸収する。このた
め、低いガス圧でも放電が持続し、高いプラズマ密度が
得られ、反応性ガスが長寿命で使用できる。さらに、中
心部での高い電界分布により、電子・イオンが中心部に
集束するので、イオンによるプラズマ室側壁のスパッタ
効果が小さいため、高清浄なプラズマが得られる。EC
Rプラズマ室304で発生したイオンは、メツシュ状の
引出し電極部307で加速され、試料308に照射され
るエツチングが進行する。
エツチング終了後残存するレジストを除去した後の断面
図を第1図(d)に示す。RIBE法によるエツチング
においては、エツチング速度は、ZnS eの方がレジ
ストよりも速いので、レジストの膜厚を適当に選択する
ことで第1図(d)に示すよう(q半導体レーザ表面は
、平担化される。
図を第1図(d)に示す。RIBE法によるエツチング
においては、エツチング速度は、ZnS eの方がレジ
ストよりも速いので、レジストの膜厚を適当に選択する
ことで第1図(d)に示すよう(q半導体レーザ表面は
、平担化される。
加えて誘電体膜からなるエツチングマスク107のRI
BEによるエツチング速度はZn5eおよびレジスト
のエツチング速度より格段に遅いため前ご己エツチング
マスク107は、RIBEIこよるエツチング時にエツ
チングストップ層として機能し、エツチングの再現性、
平坦化の再現性確保に有効である。
BEによるエツチング速度はZn5eおよびレジスト
のエツチング速度より格段に遅いため前ご己エツチング
マスク107は、RIBEIこよるエツチング時にエツ
チングストップ層として機能し、エツチングの再現性、
平坦化の再現性確保に有効である。
第1図(e)は、RIBE終了後、P型電極111およ
びN型電極112を形成し、何間して得られた半導体レ
ーザ素子の断面図である。
びN型電極112を形成し、何間して得られた半導体レ
ーザ素子の断面図である。
Zn5e層は高抵抗(>105Ω・cm)であるため、
P型電極111から注入された電流はリブに集中して流
れ、Zn5e層は完全な電流狭窄層となっている。加え
てZn5e層は、いかなるAl混晶比XのA I 、G
a 1−、A sよりも低屈折率であるので、光の閉
じ込めに対しても有効に作用する。
P型電極111から注入された電流はリブに集中して流
れ、Zn5e層は完全な電流狭窄層となっている。加え
てZn5e層は、いかなるAl混晶比XのA I 、G
a 1−、A sよりも低屈折率であるので、光の閉
じ込めに対しても有効に作用する。
さらに本発明の製造方法を実施することでセルファライ
ンに半導体レーザの製造が可能となる。
ンに半導体レーザの製造が可能となる。
本発明び第二の実施例として、埋め込み(B H)型半
導体レーザ素子について説明する。
導体レーザ素子について説明する。
第2図(a)〜(d)は第二の実施例を説明するもので
、BH型半導体レーザ素子の製造工程途中の基板の断面
概略図である。製造工程の流れは、第1図の第一の実施
例で説明したものと同じである。DH構造を有する基板
を準備しく第2図(a))、そのDH基板を、実施例1
と同様の方法により誘電体膜からなるエツチングマスク
201を用いてn型GaAs基板まで基板のエツチング
を行い、リブを形成する。 (第2図(b)) 第2図
(c)はZnS eの埋め込みをMOCVD法により行
い、レジストを塗布しベーキングを実施した後の断面図
である。ZnS eの成長後は実施例工と同様に、リブ
領域以外の平坦部上には単結晶Zn5e203がリブ領
域上には多結晶Zn5e202が成長する。
、BH型半導体レーザ素子の製造工程途中の基板の断面
概略図である。製造工程の流れは、第1図の第一の実施
例で説明したものと同じである。DH構造を有する基板
を準備しく第2図(a))、そのDH基板を、実施例1
と同様の方法により誘電体膜からなるエツチングマスク
201を用いてn型GaAs基板まで基板のエツチング
を行い、リブを形成する。 (第2図(b)) 第2図
(c)はZnS eの埋め込みをMOCVD法により行
い、レジストを塗布しベーキングを実施した後の断面図
である。ZnS eの成長後は実施例工と同様に、リブ
領域以外の平坦部上には単結晶Zn5e203がリブ領
域上には多結晶Zn5e202が成長する。
第2図(d)はRIBE法によりエツチングを行ない、
リブ上のZn5eの除去した後の断面図である。
リブ上のZn5eの除去した後の断面図である。
この後、も残存したレジストを除去し、P型電極および
N型電極を形成すれば、半導体レーザ素子が得られる。
N型電極を形成すれば、半導体レーザ素子が得られる。
第1図の半導体レーザ素子と同様に、素子特性は向上し
、特性のばらつきも大幅に減少した。
、特性のばらつきも大幅に減少した。
以上の実施例においては特定の■−■族化合物半導体を
取り上げたが、本発明の適用はこの範囲にとどまらない
。すなわち、本発明は7. ns CdsHgなどの
■族と、s、、seS TeS oなどノ■族との組合
せによる薄膜にも適用できる。特にAlGaAsクラ・
Iド層に格子整合したZn5xSe+−xは、活性領域
へのストレスの影響が、きわめて少なくなり素子の高性
能化、高信頼化に有効である。 また、マスクの材質
としては二酸化シリコンの他に、窒化けい素、アルミナ
などの絶縁体、タングステン、モリブデンなどの金属な
ども使用可能である。
取り上げたが、本発明の適用はこの範囲にとどまらない
。すなわち、本発明は7. ns CdsHgなどの
■族と、s、、seS TeS oなどノ■族との組合
せによる薄膜にも適用できる。特にAlGaAsクラ・
Iド層に格子整合したZn5xSe+−xは、活性領域
へのストレスの影響が、きわめて少なくなり素子の高性
能化、高信頼化に有効である。 また、マスクの材質
としては二酸化シリコンの他に、窒化けい素、アルミナ
などの絶縁体、タングステン、モリブデンなどの金属な
ども使用可能である。
加えて、本発明によるLDは、AlGaAs系以外のレ
ーザ材料例えばInGaAsP系、InGaP系の材料
に対しても同様に適用できる。またLDの構造としては
、実施例で示した3層導波路を基本にするものに限らず
、活性層の片側に隣接して光ガイド層を設けたLOG構
造や、活性層の両側にそれぞれ隣接して光ガイド層を設
けたSCH構造及びこれらの光ガイド層の屈折率及び禁
制帯幅が、膜厚方向に分布しているGRI N−5CH
構造などに対しても同様に適用することができる。更に
活性層が量子井戸構造をしているものに対しても有効で
ある。また実施例において各層の導電型をすべて反対に
した構造(pをnに、nをpに置き換えた構造)におい
ても同様の効果が得られる。
ーザ材料例えばInGaAsP系、InGaP系の材料
に対しても同様に適用できる。またLDの構造としては
、実施例で示した3層導波路を基本にするものに限らず
、活性層の片側に隣接して光ガイド層を設けたLOG構
造や、活性層の両側にそれぞれ隣接して光ガイド層を設
けたSCH構造及びこれらの光ガイド層の屈折率及び禁
制帯幅が、膜厚方向に分布しているGRI N−5CH
構造などに対しても同様に適用することができる。更に
活性層が量子井戸構造をしているものに対しても有効で
ある。また実施例において各層の導電型をすべて反対に
した構造(pをnに、nをpに置き換えた構造)におい
ても同様の効果が得られる。
[発明の効果]
本発明の半導体レーザの製造方法には、以下に述べるよ
うな格別な発明の効果を有し、II−VI族化合物半導
体の特性を十分生かした半導体レーザの作製が可能とな
る。
うな格別な発明の効果を有し、II−VI族化合物半導
体の特性を十分生かした半導体レーザの作製が可能とな
る。
(1)II−VI族化合物半導体の除去工程をII−V
I族化合物半導体とレジストのエツチング速度の差を利
用したRIBE法により行うことで、工程が簡素化し、
る歩、留りが高く、再現性のよい半導体レーザがセルフ
ァラインに作製でき、かつ表面の平坦化が実現できる。
I族化合物半導体とレジストのエツチング速度の差を利
用したRIBE法により行うことで、工程が簡素化し、
る歩、留りが高く、再現性のよい半導体レーザがセルフ
ァラインに作製でき、かつ表面の平坦化が実現できる。
(2)更にリブ領域上部にRIBE時にエツチング速度
の極めて遅い誘電体膜を残存させた製造方法であるので
、前記エツチングマスクはRI BEによるエツチング
時にエツチングストップ層として機能し、製造の再現性
向上に効果があり、かつ半導体レーザ表面の平坦化がよ
り容易に、確実に実現される。
の極めて遅い誘電体膜を残存させた製造方法であるので
、前記エツチングマスクはRI BEによるエツチング
時にエツチングストップ層として機能し、製造の再現性
向上に効果があり、かつ半導体レーザ表面の平坦化がよ
り容易に、確実に実現される。
(3)ドライプロセスによりII−VI族化合物半導体
のエツチングを行うため、従来のウェットプロセスに比
べ、制御性、再現性が格段によい。
のエツチングを行うため、従来のウェットプロセスに比
べ、制御性、再現性が格段によい。
(4)特にII−VI族化合物半導体のウェットエツチ
ングで問題となる、エツチング液の素子内部へのしみ込
みによる素子の劣化、破壊が皆無となる。
ングで問題となる、エツチング液の素子内部へのしみ込
みによる素子の劣化、破壊が皆無となる。
第1図(a)〜(e)は、本発明の第一の実施例を説明
する半導体レーザの工程断面図。 第2図(a)〜(d)は、本発明の第二の実施例を説明
ヂる半導体レーザの工程断面図。 第3図は本発明の実施例に用いたエツチング装置の構成
概略断面図。 第4図は、従来の方法により作製した半導体レザの構造
断面図。 101 ・−n型GaAs基板 102・・・n型GaAsバッファー層103 ・・−
n型A l e、5G a 6,5A sクラッド層1
04− A l a、+sG a 11.ssA s活
性層1os ・・−p型A 1 s、sG a a、s
A sクラッド層106・・・p型GaAsコンタクト
層107、201・・・エツチングマスク108.20
2,401 ・・−Z n S e109、203・・
・ レジスト層 110・・・n型電極 111・・・n型電極 301・・・試料準備室 302・・・エツチング室 303・・・ゲートバルブ 304・・・ECRプラズマ発生室 305・・・痔筒ドーナツコイル 306・・・マイクロ波導波管 307・・・引出し電極 308・・・試料 以上
する半導体レーザの工程断面図。 第2図(a)〜(d)は、本発明の第二の実施例を説明
ヂる半導体レーザの工程断面図。 第3図は本発明の実施例に用いたエツチング装置の構成
概略断面図。 第4図は、従来の方法により作製した半導体レザの構造
断面図。 101 ・−n型GaAs基板 102・・・n型GaAsバッファー層103 ・・−
n型A l e、5G a 6,5A sクラッド層1
04− A l a、+sG a 11.ssA s活
性層1os ・・−p型A 1 s、sG a a、s
A sクラッド層106・・・p型GaAsコンタクト
層107、201・・・エツチングマスク108.20
2,401 ・・−Z n S e109、203・・
・ レジスト層 110・・・n型電極 111・・・n型電極 301・・・試料準備室 302・・・エツチング室 303・・・ゲートバルブ 304・・・ECRプラズマ発生室 305・・・痔筒ドーナツコイル 306・・・マイクロ波導波管 307・・・引出し電極 308・・・試料 以上
Claims (1)
- III−V族化合物半導体の積層構造からなるリブ状の光
導波路を有し、かつ前記光導波路をII−VI族化合物半導
体で埋め込んでなる半導体レーザの製造方法において、
誘電体膜をマスクとして前記光導波路を形成する工程と
、前記誘電体膜を残したまま前記光導波路の側面及び上
面をII−VI族化合物半導体で埋め込む工程と、レジスト
を塗布する工程と、前記レジストをベーキングする工程
と、前記光導波路、上の前記II−VI族化合物半導体と前
記レジストを、反応性ガスのマイクロ波励起−ECRプ
ラズマによる反応性イオンビームエッチング法によりエ
ッチングを行う工程とを含むことを特徴とする半導体レ
ーザの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21442289A JPH0378273A (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 半導体レーザの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21442289A JPH0378273A (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 半導体レーザの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0378273A true JPH0378273A (ja) | 1991-04-03 |
Family
ID=16655528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21442289A Pending JPH0378273A (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 半導体レーザの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0378273A (ja) |
-
1989
- 1989-08-21 JP JP21442289A patent/JPH0378273A/ja active Pending
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