JPH0378272A - 半導体レーザの製造方法 - Google Patents

半導体レーザの製造方法

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JPH0378272A
JPH0378272A JP21442189A JP21442189A JPH0378272A JP H0378272 A JPH0378272 A JP H0378272A JP 21442189 A JP21442189 A JP 21442189A JP 21442189 A JP21442189 A JP 21442189A JP H0378272 A JPH0378272 A JP H0378272A
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JP
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layer
resist
etching
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compound semiconductor
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JP21442189A
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Yoshifumi Tsunekawa
吉文 恒川
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、半導体レーザの製造方法に関する。
[従来技術] セレン化亜鉛(ZnSe)、硫化亜鉛(ZeS)など、
およびこれらの混晶より成る■−■族化合物半導体は、
広い禁制帯、高比抵抗、低屈折率といった、他の材料系
にはない特長を有しており、これらの特長を生かして、
例えばZnS e薄膜は、AlGaAs系半導体レーザ
素子の電流狭窄層及び光閉じ込め層として利用されてい
る。第4図は、岩野らにより応物学会講演予稿集(昭和
62年春期、28p−ZH−8)に発表された、Zn5
e薄膜層で埋め込まれた、AlGaAs半導体レーザ素
子の構造断面図を示している。リブ状の光導波路(以下
リブと記す。)を埋め込むようにZn5e薄膜層401
が形成されている。またリブ上面は電極を形成するため
に、Zn5e薄膜層を除去し、ストライブ状に露出して
いる。
従来技術では、まず半導体基板全面にn−vr族化合物
半導体を積層させ、次にフォトリソグラフィ工程により
、フォトレジストなどをマスクとして、取り除きたい部
分のn−vr族化合物半導体装置ウェットエツチング技
術により除去していた。エツチング液として主に用いら
れているのは、水酸化ナトリウム水溶液、塩酸、硝酸−
塩酸−水の混合液が挙げられる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前述のウェットエツチング技術によるII−V
I族化合物半導体の加工には、以下の問題がある。
ウェットエツチング技術一般の問題として、再現性にか
けることが挙げられる。温度、エツチング液の組成など
をかなり厳密にコントロールしなければ一定したエツチ
ング速度が得られない。例えば、従来技術により、m−
v族化合物半導体であるGaAs基板上にII−VI族
化合物半導体のZn5eを形成し、Zn5eを硝酸−塩
酸−水のエツチング液で除去する場合、硝酸−塩酸−水
のエツチング液により、GaASもエツチングされてし
まうため、エツチング速度が制御できなければ、Zn5
eだけをエツチング除去することは非常にむずかしい。
また、NaOH水溶液でエツチングを行う場合、表面モ
ホロジーが極端に悪化してしまう問題がある。加えて、
以上のような理由により半導体レーザ表面を平坦化する
ことは困難である。
そこで本発明は、これらの課題を解決するもので、その
目的とするところは、再現性、信頼性に優れかつ平坦性
のよいII−VI族化合物半導体埋め込み半導体レーザ
の製造方法を提供するところにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の半導体レーザの製造方法は、m−v族化合物半
導体の積層構造からなるリブ状の光導波路を有し、かつ
前記光導波路をII−VI族化合物半導体で埋め込んで
なる半導体レーザの製造方法において、前記光導波路を
形成する工程と、前記光導波路の側面及び上面をn −
VI族化合物半導体で埋め込む工程と、レジストを塗布
する工程と、前記レジストをベーキングする工程と、前
記光導波路上の前記n−vt族化合物半導体と前記レジ
ストを、反応性ガスのマイクロ波励起−ECRプラズマ
による反応性イオンビームエツチング法によりエツチン
グを行う工程を含むことを特徴とする。
[実 施 例] 本発明の第一の実施例としてダブルへテロ接合(DH)
上部に形成されたリブを、Zn5e薄膜層で埋め込み、
電流狭窄及び光閉じ込め用として用いたZn5e埋め込
みAlGaAs半導体レーザ素子の作製工程の一部を説
明する。第1図(a)〜(e)は、第一の実施例を説明
するもので、素子の製造工程途中の基板の断面概略図で
ある。
(100)面方位のn型GaAs基板板101上に0.
 5μm厚のn型GaAsバッファー層102.1.5
μm厚のn型A 1 e、sG a 11.5A Sク
ラッド層103.0.1μm厚のノンドープA1e、+
sG a e、65A s活性層104.1.5μm厚
のp型A 1 s、sG a []、5A Sクラッド
層105.0゜5μm厚のp型GaAsコンタクト層1
06を順次積層したDH構造を有する基板を準備する。
 (第1図(a)) 次にそのDH基板を、レジスト等
のエツチングマスク107を用いて、p型クラッド層の
途中まで基板のエツチングを行い、リブを形成する。 
(第1図(b)) 続いてこのリブを埋め込むためにZ
n5e108のエピタキシャル成長をおこなう。有機金
属気相成長法(MOCVD法)などによりエピタキシャ
ル成長を行うことができる。ここでZn5e108の膜
厚は、はぼリブの高さと等しくする。 (第1図(C)
)次にリブ上のZn5e108をエツチング除去するた
めに、レジスト層109を形成する。レジストを塗布す
ることでウェハ表面は、リブ領域で多少の盛り上がりが
あるが、はぼ平坦化される。
ここで、エツチングは、反応性イオンビームエツチング
法(RIBE)を用いて行う。以下、本発明に用いたエ
ツチング装置について説明する。第3図には、本実施例
に用いた反応性イオンビームエツチング装置の構成概略
断面図を示す。反応性の強いハロゲン元素を含むガスを
用いるため、装置は試料準備室301とエツチング室3
02とがゲートバルブ303により分離された構造とし
、エツチング室302は、常に高真空状態に保たれてい
る。304は電子・サイクロトロン共鳴(ECR)プラ
ズマ室であり、磁場発生用円筒ドーナッツ型コイル30
5で囲まれている。306はマイクロ波導波管であり、
マイクロ波で電離・発生した電子は、軸対称磁場により
サイクロトロン運動を行いながら、ガスと衝突を繰り返
す。この回転周期は、磁場強度が、例えば875ガウス
の時、マイクロ波の周波数、例えば2.45GHzと−
致し、電子系は共鳴的にマイクロ波のエネルギーを吸収
する。このため、低いガス圧でも放電が持続し、高いプ
ラズマ密度が得られ、反応性ガスが長寿命で使用できる
。さらに、中心部での高い電界分布により、電子・イオ
ンが中心部に集束するので、イオンによるプラズマ室側
壁のスパッタ効果が小さいため、高清浄なプラズマが得
られる。
ECRプラズマ室304で発生したイオンは、メソシュ
状の引出し電極部307で加速され、試料308に照射
される。
エツチング終了後残存するレジストを除去した後の断面
図を第1図(d)に示す。RIBE法によるエツチング
においては、エツチング速度は、Zn5eの方がレジス
トよりも速いので、レジストの膜厚を適当に選択するこ
とで第1図(d)に示すように半導体レーザ表面は、平
担化される。
第1図(e)は、RIBE終了後、P型電極110およ
びN型電極111を形成し、襞間して得られた半導体レ
ーザ素子の断面図である。
Zn5e層は高抵抗(>105Ω−cm)であるため、
P型電極110から注入された電流はリブに集中して流
れ、Zn5e層108は完全な電流狭窄層となっている
。加えてZnSeMは、いかなるAl混晶比XのA I
 、G a 1−、A sよりも低屈折率であるので、
光の閉じ込めに対しても有効に作用する。
さらに本発明の製造方法を実施することでセルファライ
ンに半導体レーザの製造が可能となる。
本発明の第二の実施例として、埋め込み(BH)型半導
体レーザ素子について説明する。
第2図(a)〜(d)は第二の実施例を説明するもので
、BH型半導体レーザ素子の製造工程途中の基板の断面
概略図である。製造工程の流れは、第1図の第一の実施
例で説明したものと同じである。DH構造を有する基板
を準備しく第2図(a))、そのDH基板を、フォトエ
ツチング法によりn型GaAs基板までエツチングマス
ク201を形成して基板のエツチングを行い、リブを形
成する。第2図(c)はZn5e202の埋め込みをM
OCVD法により行い、レジスト層203を塗布しベー
キングを実施した後の断面図である。
第2図(d)はRIBE法によりエツチングを行ない、
リブ上のZn5e202の除去した後の断面図である。
この後、残存したレジストを除去し、P型電極およびN
型電極を形成すれば、半導体レーザ素子が得られる。第
1図の半導体レーザ素子と同様に、素子特性は向上し、
特性のばらつきも大幅に減少した。
以上の実施例においては特定のn−VI族化合物半導体
を取り上げたが、本発明の適用はこの範囲にとどまらな
い。すなわち、本発明はZ n s  Cd sHgな
どの■族と、S、  Se、  Te、  Oなどの■
族との組合せによる薄膜にも適用できる。特にAI G
aAsクラッド層に格子整合したZnSxSe1−xは
、活性領域へのストレスの影響が、きわめて少なくなり
素子の高性能化、高信頼化に有効である。
加えて、本発明によるLDは、AI GaAs系以外の
レーザ材料例えばInGaAsP系、InGaP系の材
料に対しても同様に適用できる。またLDの構造として
は、実施例で示した3層導波路を基本にするものに限ら
ず、活性層の片側に隣接して光ガイド層を設けたLOC
構造や、活性層の両側にそれぞれ隣接して光ガイド層を
設けたSCH構造及びこれらの光ガイド層の屈折率及び
禁制帯幅が、膜厚方向に分布しているGRIN−3CH
構造などに対しても同様に適用することができる。更に
活性層が量子井戸構造をしているものに対しても有効で
ある。また実施例において各層の導電型をすべて反対に
した構造(pをnに、nをpに置き換えた構造)におい
ても同様の効果が得られる。
[発明の効果コ 本発明の半導体レーザの製造方法には、以下に述べるよ
うな格別な発明の効果を有し、n−VI族化合物半導体
の特性を十分少がした半導体レーザの作製が可能となる
(1)II−VI族化合物半導体の除去工程をn−VI
族化合物半導体とレジストのエツチング速度の差を利用
したRIBE法により行うことで、工程が簡素化し、歩
留りが高く、再現性のよい半導体レーザがセルファライ
ンに作製でき、かつ表面の平坦化が実現できる。
(2)ドライプロセスによりII−VI族化合物半導体
のエツチングを行うため、従来のウェットプロセスに比
べ、制御性、再現性が格段によい。
(3)特にII−VI族化合物半導体のウェットエツチ
ングで問題となる、エツチング液の素子内部へのしみ込
みによる素子の劣化、破壊が皆無となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(e)は、本発明の第一の実施例を説明
する半導体レーザの工程断面図。 第2図(a)〜(d)は、本発明の第二の実施例を説明
する半導体レーザの工程断面図。 第3図は本発明の実施例に用いたエツチング装置の構成
概略断面図。 第4図は、従来の方法により作製した半導体レーザの構
造断面図。 101−−− n型GaAs基板 102・・・n型GaAsバッファー層103−・・n
型A l 11.sG a lI、sA sクラッド層
104−= A 1 e、+sG a e、g5A s
活性層105・・・p型A 111.sG a s、s
A sクラッド層106・・・p型GaAsコンタクト
層107201・・・エツチングマスク 108.202.401−・・Z n S e109、
203・・・レジスト層 110・・・p型電極 111・・・n型電極 01 02 03 04 05 06 07 08 試料準備室 エツチング室 ゲートバルブ ECRプラズマ発生室 円筒ドーナツコイル マイクロ波導波管 引出し電極 試料 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. III−V族化合物半導体の積層構造からなるリブ状の光
    導波路を有し、かつ前記光導波路をII−VI族化合物半導
    体で埋め込んでなる半導体レーザの製造方法において、
    前記光導波路を形成する工程と、前記光導波路の側面及
    び上面をII−VI族化合物半導体で埋め込む工程と、レジ
    ストを塗布する工程と、前記レジストをベーキングする
    工程と、前記光導波路上の前記II−VI族化合物半導体と
    前記レジストを、反応性ガスのマイクロ波励起−ECR
    プラズマによる反応性イオンビームエッチング法により
    エッチングを行う工程とを含むことを特徴とする半導体
    レーザの製造方法。
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