JPH0378232B2 - - Google Patents

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JPH0378232B2
JPH0378232B2 JP13967286A JP13967286A JPH0378232B2 JP H0378232 B2 JPH0378232 B2 JP H0378232B2 JP 13967286 A JP13967286 A JP 13967286A JP 13967286 A JP13967286 A JP 13967286A JP H0378232 B2 JPH0378232 B2 JP H0378232B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grip device
claw
plate
wafer
rods
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13967286A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62295840A (ja
Inventor
Takeshi Yoshihara
Shigeji Fukui
Keiji Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
Priority to JP13967286A priority Critical patent/JPS62295840A/ja
Publication of JPS62295840A publication Critical patent/JPS62295840A/ja
Publication of JPH0378232B2 publication Critical patent/JPH0378232B2/ja
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  • Manipulator (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、テーブルに平面状に置かれた板状
体をその上面に接触することなくつかむためのグ
リツプ装置に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来テーブルに平面状に置かれた板状体をつか
むためには、電磁石や吸着盤を用いて板状体の上
面を磁着あるいは吸着すればよい。しかしながら
上面に特殊な表面処理を施した例えばウエハなど
にあつては、その上面に傷を付けてはならず、ほ
こりも付着させてはならない関係上、電磁石や吸
着盤を用いることはできない。そこで無接触で板
状体を吸着するためにエジエクターを応用した吹
出し用パツドを用いることも考えられるが、空気
吹き出しの際にほこりを飛散させることになり、
また板状体の把持力にも問題がある。
(発明の目的) この発明は前述事情に鑑みなされたものであつ
て、先端がくさび形の爪を用いて板状体の上面に
接触することなく板状体をつかむようにしたグリ
ツプ装置を提供せんとするものである。
(発明の総括的説明) グリツプ装置本体の円周上に略等間隔を有して
少なくとも3本のロツドを水平軸により吊下する
とともに、これらロツドは垂直中心軸に対して接
近遠隔回動可能とし、さらにこれら各ロツドの下
端部に先端くさび形の爪を前記水平軸と平行な軸
により支承するとともに、これら各爪の自重によ
る下方への回動をストツパにより拘束したもので
あつて、前記爪により板状体をすくい上げるよう
にしたグリツプ装置である。
(実施例) この実施例ではグリツプ装置を水平多関節クリ
ーンロボツトに装着したものとし、また板状体は
ウエハとして説明するが、この発明をこの実施の
形態に限定するものではない。
Rは、ベース1と、ベース1に対して上下動可
能の昇降体2と、昇降体2に対して垂直軸支した
第1水平腕3と、第1水平腕3の先端に垂直軸支
した第2水平腕4と、第2水平腕4の先端に取付
けたグリツプ装置Gとよりなるクリーンロボツト
である。
Sは、ウエハWを載せるテーブル5の回転装置
である。テーブル5の上面には大きさの異なるウ
エハを所定位置に載せ得るように円形の穴5aが
複数形成されている。これら穴5aの深さは、そ
の外周部がウエハWの厚さより若干小で、また中
央部ほど深い。しかも穴5aの直径は、ウエハW
の直径より若干大に設定されている。
以下グリツプ装置Gについて説明する。
11は、グリツプ装置本体であり、腕4先端下
部に固設される。
12は、本体11の円周上に略等間隔を有して
その上端が水平軸支12aされ、しかも垂直中心
軸に対して接近遠隔回動自在の実施例では3本の
ロツドである。
13は、全ロツド12を同時に前記接近遠隔回
動させるための装置である。Mはその電動機であ
り、本体11に下向きに取付けられている。本体
11の中央下部には上下方向のガイド棒13aが
固設され、その下端には支持板13bが固設され
ている。またガイド棒13aには上下移動体13
cが支承され、電動機Mの出力軸に連結されたボ
ールスクリユー13dを介して移動可能である。
また本体11と移動体13c,および支持板1
3bと移動体13cとの間には略同断面積の可撓
性ジヤバラ13eが設けられ、両ジヤバラ13e
の空間は、移動体13cの貫通孔13fにより連
通されている。しかもその空間は、本体11の貫
通孔11aにより図示しないがロボツトRの腕
4,3、昇降体2、ベース1に連通されている。
これによりボールスクリユー13dや、ガイド棒
13aと移動体13cとの間の摩擦により発生す
るほこりが外部に飛散しないようになされてい
る。
さらに移動体13cにはリンク13gが軸支1
3hされ、支持板13bにはリンク13iが軸支
13jされ、ロツド12中間部にはリンク13k
が軸支13されている。そしてリンク13g,
13i,13kの先端部は一個所で軸支13mさ
れている。
14は、各ロツド12の下端部に軸12aと平
行な軸14aにより支承した爪であり、先端くさ
び形に形成されている。各爪14先端近辺のウエ
ハすくい面にはウエハWの当部材14bが突設さ
れている。
15は、各ロツド12の下部に突設され、各爪
14の自重による下方への回動を拘束するストツ
パである。これらストツパ15により、爪14は
ロツド12に対して一定の角度以上傾かないよう
になされている。
16は、各爪14先端近辺や、軸13h,13
j,13mなどに向けて配管した吸引ホスであ
り、爪14とテーブル5との間の摩擦により発生
したほこりなどを図示しないポンプにより吸引す
るためのものである。
そしてテーブル5の穴5aに載せられたウエハ
Wをすくい上げる場合は、グリツプ装置Gを所望
のウエハW上方に位置決めし、ロツド12を遠隔
位置に回動させた後、下降させ、爪14がテーブ
ル5に当接して、爪14の水平面に対する傾斜角
が約30〜35度となるところで停止させる。この状
態が第5図イの状態であり、爪14の重力のみが
テーブル5に作用している。
そこで電動機Mにより移動体13cを上昇さ
せ、全ロツド12を同時に接近回動させると、爪
14先端がテーブル5上面を滑り、第5図ロのよ
うに穴5aとウエハWとのすき間にはいる。さら
には第5図ハ実線のように、さらにはまた第5図
ハ2点鎖線のように、爪14先端部がウエハW下
部に侵入し、ウエハWをすくい上げる。このとき
部材14bの作用によりウエハWのすり上がりが
途中で拘束されるので、ウエハWの片寄りがな
く、ウエハWは全爪14上に確実に載る。
そしてグリツプ装置Gを上昇させると、第5図
ニのように爪14はストツパ15により下方への
回動が拘束され、ウエハWは3本の爪14により
つかまれたことになる。
前述説明は実施例であり、例えば板状体がリン
グ状であつて、その内周側からすくい上げる場合
は、各爪14を実施例とは反対向きに軸支14a
し、各ロツド12を遠隔移動させるようにすれば
よい。また爪14は3本に限らず、板状体Wの形
状に応じてそれ以上であつてもよい。さらにロツ
ド12を回動させるための装置13は、実施例の
ようなリンク機構に限らず、カム機構などを用い
てもよい。
(発明の効果) この発明は前述したとおりであるから、爪14
を板状体Wの上面に接触させることなく板状体W
をすくい上げることができる。よつてこの発明は
上面に傷やほこりなどが付かないように注意をは
らう必要のあるウエハなどの搬送装置に実施して
有効である。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの発明の一実施例を示し、第1
図はグリツプ装置の平面図、第2図は第1図の
−断面矢視図、第3図はクリーンロボツトの全
体概略図、第4図はテーブルの平面図、第5図イ
〜ニは作用説明図である。 G……グリツプ装置、11……グリツプ装置本
体、12……ロツド、12a……水平軸、13…
…ロツド12を回動させる装置、14……爪、1
4a……軸、14b……当部材、15……ストツ
パ、W……板状体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 グリツプ装置本体と、このグリツプ装置本体
    の円周上に略等間隔を有してその上端が水平軸支
    され、しかも垂直中心軸に対して接近遠隔回動可
    能の少なくとも3本のロツドと、これら各ロツド
    下端部に前記水平軸と平行な軸により支承された
    先端くさび形の爪と、これら各爪の自重による下
    方への回動を拘束するストツパとを備えてなる、
    グリツプ装置。
JP13967286A 1986-06-16 1986-06-16 グリツプ装置 Granted JPS62295840A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13967286A JPS62295840A (ja) 1986-06-16 1986-06-16 グリツプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13967286A JPS62295840A (ja) 1986-06-16 1986-06-16 グリツプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62295840A JPS62295840A (ja) 1987-12-23
JPH0378232B2 true JPH0378232B2 (ja) 1991-12-13

Family

ID=15250732

Family Applications (1)

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JP13967286A Granted JPS62295840A (ja) 1986-06-16 1986-06-16 グリツプ装置

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Families Citing this family (11)

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JPS62295840A (ja) 1987-12-23

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